JP4756938B2 - 撮像装置の位置検出装置及び撮像装置の位置検出方法 - Google Patents

撮像装置の位置検出装置及び撮像装置の位置検出方法 Download PDF

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本発明は、自車両の周辺の画像を撮影するために自車両の周囲に取り付けられた複数の撮像装置の取り付け位置を検出する撮像装置の位置検出装置及び撮像装置の位置検出方法に関する。
従来、自車両に複数のカメラを設置し、複数のカメラにより自車両の周囲の画像を撮影して、撮影した画像を自車両内に設置したディスプレイ等の表示装置に表示する技術が提案されている。ドライバーは、自車両の表示装置に表示された画像を確認することで、自車両と障害物との距離を把握し、自車両と障害物との衝突や他車両への追突等の交通事故を防ぐように運転を行う。
また、自車両に複数のカメラを設置し、複数のカメラにより撮影された画像をもとに、自車両の上方の仮想視点から見た画像を生成し、この画像をディスプレイ等の表示装置に表示することで、自車両の周辺を監視する技術が提案されている。
ところで、自車両に複数のカメラを設置する場合に、それぞれのカメラが取り付けられている位置が特定されていなければ、トップビュー画像を生成することができない。そこで、従来は、図5(a)に示すように、複数のカメラ20a〜20dを取り付ける際に、複数のカメラ20a〜20dとこれらが撮影した画像を取得するための複数の画像入力部21a〜21dとを1対1に対応付けて設け、複数のカメラ20a〜20dと画像入力部21a〜21dとの間を各取り付け位置専用の映像ケーブルで接続していた。
しかしながら、このような方法では、各カメラ20a〜20dに対応する画像入力部21a〜21dを用意しなければならないという問題があった。また、画像入力部21a〜21dは、ECU(Electric Control Unit)により構成されるが、各カメラ20a〜20dと各画像入力部21a〜21dとが専用の映像ケーブルにより接続されているので、ケーブルが増えてしまうという問題があった。
これを解決するために、例えば図5(b)に示すように、複数のカメラ20a〜20dを取り付ける際に、複数のカメラ20a〜20dにより撮影した画像を取得するための画像入力部23を1つだけ備え、複数のカメラ20a〜20dと画像入力部23とをバス接続する技術が提案されている。
しかしながら、このような方法では、複数のカメラ20a〜20dがどこに取り付けられているかをECUが識別できるようにするために、カメラの取り付け時に位置情報を設定する作業が必要になる。なお、このような作業を無くすために、複数のカメラ20a〜20dにそれぞれ専用のID(Identification)を設定し、複数のカメラ20a〜20dにより撮像した画像をバス上に流す際に、このIDも一緒に流すという方法が考えられる。しかし、この方法では、それぞれのカメラ20a〜20dに専用のIDが付されているので、それぞれの位置専用のカメラとなってしまい、カメラの汎用性が無くなってしまうという問題があった。
ところで、自車両に複数のカメラを設置し、複数のカメラにより自車両の周囲の画像を撮影して、撮影した画像を自車両内に設置したディスプレイ等の表示装置に表示する場合に、表示装置に表示された画像を撮影しているカメラが自車両のどこに設置されているかを表示する技術が提案されている(例えば特許文献1など)。
特開2004−56683号公報
しかしながら、この特許文献1は、取り付け位置が決められた専用のカメラを用いて自車両の周囲の画像を撮影し、表示装置に表示された画像がどの位置のカメラにより撮影されたものであるかを単に示すに過ぎないものである。すなわち、上記特許文献1に記載された従来の技術は、それぞれのカメラがどこに取り付けられているかが予め分かっていることを前提とする技術で、カメラの取り付け位置を判定することはできない。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、取り付け位置が決められていない汎用性のあるカメラを車両に取り付けた場合でも、ユーザが位置情報の設定作業をすることなく、カメラの取り付け位置を判定することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、複数のカメラにより撮影された複数の画像を入力し、入力した各画像の特徴点を解析して各画像の重なり方を判定し、この判定結果に基づいて複数のカメラの取り付け位置を特定するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、複数のカメラにより撮影された複数の画像における他の画像との重なり方により、それらの画像がどのカメラにより撮影された画像であるかが判定されるので、取り付け位置が決められていない汎用性のあるカメラを車両に取り付けた場合でも、カメラの取り付け位置を判定することができる。従って、カメラを取り付ける際に、取り付け位置に応じた専用のカメラを選択したり位置情報の設定作業をしたりする必要がなくなり、カメラの取り付け作業が容易になる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による位置検出装置1を含む画像表示装置の構成例を示すブロック図である。図1において、2は撮像装置であり、自車両の周辺を撮影するための第1のカメラ2a、第2のカメラ2b、第3のカメラ2c、第4のカメラ2dにより構成されている。ここで、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dには位置IDなどが設定されておらず、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dを自車両のどの位置に取り付けることも可能である。また、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dは、自車両から見て前方、左側方、右側方、後方をそれぞれ撮影する。
図2に示すように、自車両13の前方に配置されるフロントカメラ12a(第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dの何れか1つ)は、自車両13の前方の撮影範囲14aを撮影する。また、自車両13の左側方に配置される左サイドカメラ12b(残り3つのカメラの中の何れか1つ)は、自車両13の左側方の撮影範囲14bを撮影する。また、自車両13の右側方に配置される右サイドカメラ12c(残り2つのカメラの中の何れか1つ)は、自車両13の右側方の撮影範囲14cを撮影する。また、自車両13の後方に配置されるリアカメラ12d(残り1つのカメラ)は、自車両13の後方の撮影範囲14dを撮影する。
ここで、左サイドカメラ12b及び右サイドカメラ12cは、フロントカメラ12a及びリアカメラ12dよりも自車両13の高い位置(例えば、左サイドカメラ12b及び右サイドカメラ12cは1メートルの高さ、フロントカメラ12a及びリアカメラ12dは0.6メートルの高さ)に取り付けられているので、撮影範囲14b,14cが撮影範囲14a,14dより広くなっている。また、左サイドカメラ12b及び右サイドカメラ12cは、自車両13の前方寄りに取り付けられている。そのため、フロントカメラ12aの撮影範囲14aと左サイドカメラ12bの撮影範囲14bとは重複する領域15aが存在する。また、フロントカメラ12aの撮影範囲14aと右サイドカメラ12cの撮影範囲14cとは重複する領域15bが存在する。また、左サイドカメラ12bの撮影範囲14b及び右サイドカメラ12cの撮影範囲14cとリアカメラ12dの撮影範囲14dとは重複する領域が存在しない。
3は画像入力部であり、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dがバス接続されており、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにより撮影された画像をバスを介して入力する。
4は画像判定部であり、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにて撮影された画像を画像入力部3より入力する。また、画像判定部4は、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにより撮影された画像間の特徴点を解析する。具体的には、画像判定部4は、各画像の撮影範囲のうち両側における所定範囲内の領域において特徴点を解析し、各画像間で類似度が一定値以上の特徴点が存在するか否か、存在するとしたらそれが各画像のどの位置にあるものかを判定する。ここで、特徴点とは、画像の明暗や色調が他の部分と異なる部分であり、その形状などを比較することで類似度を判断することができる。そして、類似度が一定値以上の特徴点同士を「一致」と判断する。
そして、画像判定部4は、各画像における特徴点の解析結果に基づいて、各画像の重なり方を判定する。すなわち、図2のように、フロントカメラ12aの撮影範囲14aの画像と左サイドカメラ12bの撮影範囲14bの画像とは領域15aで重なり、フロントカメラ12aの撮影範囲14aの画像と右サイドカメラ12cの撮影範囲14cの画像とは領域15bで重なり、左サイドカメラ12bの撮影範囲14bの画像と右サイドカメラ12cの撮影範囲14cの画像とリアカメラ12dの撮影範囲14dの画像との間に重なりは存在しない。画像判定部4は、一致する特徴点がどこにあるかを見ることで、どの画像とどの画像との間に重なりがあるか、又は重なりがないかを判別することができる。
5は位置検出部であり、各画像がフロントカメラ12a〜リアカメラ12dの中のどのカメラにより撮影された画像であるかを画像判定部4の判定結果に基づき特定する。具体的には、位置検出部5は、左右の領域に他の画像間で一致する特徴点を持つという判定結果の画像が存在するか否かを調べる。そのような画像が存在する場合には、位置検出部5は、その画像がフロントカメラ12aにより撮影された画像であると判断する。また、位置検出部5は、右側の領域にのみ他の画像間で一致する特徴点を持つという判定結果の画像を左サイドカメラ12bにより撮影された画像であると判断する。また、位置検出部5は、左側の領域にのみ他の画像間で一致する特徴点を持つという判定結果の画像を右サイドカメラ12cにより撮影された画像であると判断する。また、位置検出部5は、他の画像間で一致する特徴点を持たないという判定結果の画像をリアカメラ12dにより撮影された画像であると判断する。
例えば、図3に示すように、画像判定部4は、第1の画像Aの左側の領域の特徴点16aが第2の画像Bの右側の領域の特徴点16cと一致し、第1の画像Aの右側の領域の特徴点16bが第3の画像Cの左側の領域の特徴点16dと一致すると判断する。これにより、画像判定部4は、第1の画像Aが、左右の領域において他の画像(第2の画像B及び第3の画像C)との重なりを持つと判定する。位置検出部5は、画像判定部4による判定結果に応じて、第1の画像Aがフロントカメラ12aにより撮影された画像であると判断する。
また、画像判定部4は、第2の画像Bの左側の領域には他の画像間で一致する特徴点がなく、右側の領域の特徴点16cが第1の画像Aの特徴点16aと一致すると判断する。これにより、画像判定部4は、第2の画像Bが、右側の領域においてのみ他の画像(第1の画像A)と重なりを持つと判定する。位置検出部5は、画像判定部4による判定結果に応じて、第2の画像Bが左サイドカメラ12bにより撮影された画像であると判断する。
また、画像判定部4は、第3の画像Cの右側の領域には他の画像間で一致する特徴点がなく、左側の領域の特徴点16dが第1の画像Aの特徴点16bと一致すると判断する。これにより、画像判定部4は、第3の画像Cが、左側の領域においてのみ他の画像(第1の画像A)と重なりを持つと判定する。位置検出部5は、画像判定部4による判定結果に応じて、第3の画像Cが右サイドカメラ12cにより撮影された画像であると判断する。
また、画像判定部4は、第4の画像Dの右側の領域にも左側の領域にも他の画像間で一致する特徴点がないと判断する。これにより、画像判定部4は、第4の画像Dが、他の画像(第1の画像A〜第3の画像C)と重なりを持たないと判定する。位置検出部5は、画像判定部4による判定結果に応じて、第4の画像Dがリアカメラ12dにより撮影された画像であると判断する。なお、本実施形態では、特徴点16a及び特徴点16cと特徴点16b及び特徴点16dとは異なる形状であるがこれに限定されない。例えば、全ての特徴点が同じ形状であっても良い。
なお、図2のように、各画像の向きは90度ずつずれている。そのため、図3のように、領域15aに存在する第1の画像Aの特徴点16aと第2の画像Bの特徴点16cとは向きが90度ずれている。また、領域15bに存在する第1の画像Aの特徴点16bと第3の画像Cの特徴点16dとは同様に向きが90度ずれている。そこで、ある画像(例えば第1の画像A)について特徴点の解析をする際に、その他の画像(第2の画像B〜第4の画像D)を左に90度回転させた状態でパターンマッチングをすることにより、特徴点16aと特徴点16cとの類似度をより正確に判定することができる。また、その他の画像(第2の画像B〜第4の画像D)を右に90度回転させた状態でパターンマッチングすることにより、特徴点16bと特徴点16dとの類似度をより正確に判定することができる。
また、位置検出部5は、第1の画像A〜第4の画像Dがフロントカメラ12a〜リアカメラ12dのどのカメラにより撮影された画像であるかを示す位置情報を第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dを識別する情報と共に位置記憶部6に記憶する。このように、位置記憶部6は、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dがフロントカメラ12a〜リアカメラ12dの何れのカメラであるかを示す位置情報を記憶する。そのため、撮像装置2の位置検出が行われた後には、画像判定部4に入力した各カメラ2a〜2dの画像は、当該各カメラ2a〜2dの識別情報と共に位置記憶部6に記憶された位置情報により、どの画像がどの位置のカメラに対応するものかを特定した状態で後述する画像生成部7に出力される。
画像生成部7は、画像処理部8、マッピングテーブル9、画像記憶部10により構成されている。画像処理部8では、マッピングテーブル9に記憶されている変換情報に従って、自車両13の周辺を上方から見たときの背景画像をそれぞれ生成する。この状態では、自車両13を上方から見た画像は形成されない。
マッピングテーブル9は、位置記憶部6に記憶された位置情報により位置が特定された各カメラの画像の画素データと自車両13の周辺を上方の仮想視点から見た背景画像の画素データとの対応関係を記載したテーブルであり、撮影された画像のある画素が背景画像のどの画素に対応するかを示す変換情報を記載している。画像記憶部10は、自車両13を上方から見た画像を示す自車両画像データを記憶しており、その自車両画像データが必要に応じて画像処理部8により読み出される。
画像処理部8は、位置記憶部6から読み出された位置情報に従って背景画像を生成する。例えば、フロントカメラ12aにより撮影された画像を自車両13の前方に配置し、左サイドカメラ12bにより撮影された画像を自車両13の左側方に配置し、右サイドカメラ12cにより撮影された画像を自車両13の右側方に配置し、リアカメラ12dにより撮影された画像を自車両13の後方に配置するような背景画像を生成する。また、画像処理部8は、自車両13を上方から見た画像を示す自車両画像データを画像記憶部10から読み出し、背景画像の所定の位置(例えば背景画像における自車両13が存在する位置)に合成して画像を生成する。また、11は表示装置であり、画像処理部8により生成された画像を表示する。
次に、本実施形態による撮像装置の位置検出装置1の動作及び撮像装置の位置検出方法について説明する。図4は、本実施形態による撮像装置の位置検出装置1の動作及び撮像装置の位置検出方法を示すフローチャートである。図4において、自車両13に取り付けられた第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dは、自車両13の周辺を撮影し、撮影した画像を画像入力部3に出力している。
画像判定部4では、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにて撮影された画像を画像入力部3より取得する。そして、画像判定部4は、画像入力部3より取得した各画像の特徴点を解析し、各画像における特徴点の解析結果に基づいて、各画像の重なり方を調べる(ステップS1)。画像判定部4では、ある画像(例えば、第1のカメラ2aにより撮影された画像)を抽出し、その画像が左右の領域において他の画像との重なりを持つか否かを判定する(ステップS2)。左右の領域において他の画像との重なりを持つと画像判定部4にて判断した場合には(ステップS2にてYES)、位置検出部5は、その画像がフロントカメラ12aにより撮影された画像である、すなわち、第1のカメラ2aはフロントカメラ12aであると判断する(ステップS3)。そして、ステップS9にジャンプする。
一方、左右の領域において他の画像との重なりを持たないと画像判定部4にて判断した場合には(ステップS2にてNO)、画像判定部4は、その画像が右の領域のみにおいて他の画像との重なりを持つか否かを調べる(ステップS4)。右の領域のみにおいて他の画像との重なりを持つと画像判定部4にて判断した場合には(ステップS4にてYES)、位置検出部5は、その画像が左サイドカメラ12bにより撮影された画像である、すなわち、第1のカメラ2aは左サイドカメラ12bであると判断する(ステップS5)。そして、ステップS9にジャンプする。
一方、右の領域のみにおいて他の画像との重なりを持たないと画像判定部4にて判断した場合には(ステップS4にてNO)、画像判定部4は、その画像が左の領域のみにおいて他の画像との重なりを持つか否かを調べる(ステップS6)。左の領域のみにおいて他の画像との重なりを持つと画像判定部4にて判断した場合には(ステップS6にてYES)、位置検出部5は、その画像が右サイドカメラ12cにより撮影された画像である、すなわち、第1のカメラ2aは右サイドカメラ12cであると判断する(ステップS7)。そして、ステップS9にジャンプする。
一方、左の領域のみにおいて他の画像との重なりを持たないと画像判定部4にて判断した場合には(ステップS6にてNO)、画像判定部4は、その画像がリアカメラ12dにより撮影された画像である、すなわち、第1のカメラ2aはリアカメラ12dであると判断する(ステップS8)。
ステップS9では、位置検出部5は、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dがフロントカメラ12a〜リアカメラ12dのどのカメラであるかを示す位置情報を第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dを識別する情報と共に位置記憶部6に記憶する(ステップS9)。そして、位置検出部5は、全てのカメラ(第1のカメラ2a〜第4のカメラ2d)について取り付け位置が決まったか否かを調べる(ステップS10)。全てのカメラについて位置が決まったと位置検出部5にて判断した場合には(ステップS10にてYES)、処理を終了する。
一方、全てのカメラについて位置が決まっていないと位置検出部5にて判断した場合には(ステップS10にてNO)、次の画像(例えば第2のカメラ2bにより撮影された画像)を選択する(ステップS11)。そして、ステップS2の処理に戻る。なお、本実施形態では、フロントカメラ12aにより撮影された画像を最初に特定しているが、これに限定されない。例えば、左サイドカメラ12bや右サイドカメラ12c、リアカメラ12dにより撮影された画像を最初に特定し、その後、他の画像を特定するようにしても良い。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにより撮影された画像を取得し、その画像の特徴点を画像判定部4により解析して各画像の重なり方を判定している。また、位置検出部5は、画像の重なり方に関する画像判定部4の判定結果に基づいて、どの画像がどのカメラによって撮影されたものであるかを特定するようにしている。これにより、第1のカメラ2aにより撮影された画像が左右の領域において他の画像との重なりを持つことから、第1のカメラ2aはフロントカメラ12aであると判定することができる。また、第2のカメラ2bにより撮影された画像が右の領域のみにおいて他の画像との重なりを持つことから、第2のカメラ2bは左サイドカメラ12bであると判定することができる。また、第3のカメラ2cにより撮影された画像が左の領域のみにおいて他の画像との重なりを持つことから、第3のカメラ2cは右サイドカメラ12cであると判定することができる。また、第4のカメラ2dにより撮影された画像と他の画像との重なりがないことから、第4のカメラ2dはリアカメラ12dであると判定することができる。以上より、取り付け位置が決められていない汎用性のあるカメラ2a〜2dを自車両13に取り付けた場合でも、取り付け位置を自動的に判定することができる。従って、カメラ2a〜2dを取り付ける際に、取り付け位置に応じたカメラを選択したり位置情報の設定作業をしたりする必要がなくなり、カメラ2a〜2dの取り付け作業が容易になる。
なお、本実施形態では、フロントカメラ12aの撮影範囲14aと左サイドカメラ12bの撮影範囲14bとが重複する領域15aを持ち、フロントカメラ12aの撮影範囲14aと右サイドカメラ12cの撮影範囲14cとが重複する領域15bを持つようにしているが、これに限定されない。例えば、左サイドカメラ12b及び右サイドカメラ12cが自車両13の後方寄りに設置されており、リアカメラ12dの撮影範囲14dと左サイドカメラ12bの撮影範囲とが重複する領域を持ち、リアカメラ12dの撮影範囲14dと右サイドカメラ12cの撮影範囲とが重複する領域を持つようにしても良い。このような場合には、位置検出部5は、他の画像と一致する特徴点を左右の領域に持つ画像をリアカメラ12dにより撮影された画像であると判断する。また、位置検出部5は、左の領域のみにおいて他の画像との重なりを持つ画像を左サイドカメラ12bにより撮影された画像であると判断する。また、位置検出部5は、右の領域のみにおいて他の画像との重なりを持つ画像を右サイドカメラ12cにより撮影された画像であると判断する。また、位置検出部5は、他の画像との重なりがない画像をフロントカメラ12aにより撮影された画像であると判断する。
また、本実施形態では、自車両13の周辺を4台のカメラにより撮影しているが、これに限定されない。例えば、自車両13の前方及び側方を撮影する3台のカメラを使用するようにしても良い。また、リアカメラ12dの撮影範囲と左サイドカメラ12bの撮影範囲とが重複する領域を持ち、リアカメラ12dの撮影範囲と右サイドカメラ12cの撮影範囲とが重複する領域を持つようにした場合には、自車両13の後方及び側方を撮影する3台のカメラを使用するようにしても良い。
また本実施形態では、位置情報を持たない第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dは、画像入力部3にバス接続されているが、これに限定されない。例えば、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dが位置情報を持たない4つの画像入力部にそれぞれ1対1に接続されていても良い。
その他、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、自車両の周囲に取り付けられた複数の撮像装置により撮影した自車両の周辺の画像を表示する画像表示装置に有用である。
本実施形態による撮像装置の位置検出装置を含む画像表示装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態の位置検出装置による各カメラの配置の例及び各カメラの撮影範囲の例を示す図である。 本実施形態の位置検出装置による各カメラにより撮影された画像の例を示す図である。 本実施形態による撮像装置の位置検出装置の動作及位置検出方法を示すフローチャートである。 従来のカメラの接続例を示すブロック図である。
符号の説明
1 位置検出装置
2 撮像装置
2a 第1のカメラ
2b 第2のカメラ
2c 第3のカメラ
2d 第4のカメラ
3 画像入力部
4 画像判定部
5 位置検出部
6 位置記憶部
7 画像生成部
12a フロントカメラ
12b 左サイドカメラ
12c 右サイドカメラ
12d リアカメラ
13 自車両

Claims (3)

  1. 自車両の周辺の画像を撮影するために第1の方向を撮影して第1の画像を取得する第1の撮像装置、前記第1の方向の左側の第2の方向を撮影して前記第1の画像と一部が重複する第2の画像を取得する第2の撮像装置、及び前記第1の方向の右側の第3の方向を撮影して前記第1の画像と一部が重複する第3の画像を取得する第3の撮像装置の取り付け位置を検出する撮像装置の位置検出装置であって、
    前記第1の撮像装置乃至前記第3の撮像装置により撮影された前記第1の画像乃至前記第3の画像を入力し、入力した画像の特徴点を解析して各画像の重なり方を判定する画像判定部と、
    前記第1の画像が左側および右側の領域において前記第2の画像および前記第3の画像との重なりを持つと前記画像判定部により判定された場合、前記第1の画像が前記第1の撮像装置により撮影された画像であると判断し、前記第2の画像が右側の領域においてのみ前記第1の画像との重なりを持つと前記画像判定部により判定された場合、前記第2の画像が前記第2の撮像装置により撮影された画像であると判断し、前記第3の画像が左側の領域においてのみ前記第1の画像との重なりを持つと前記画像判定部により判定された場合、前記第3の画像が前記第3の撮像装置により撮影された画像であると判断する位置検出部と、
    を備えた撮像装置の位置検出装置。
  2. 前記第1の撮像装置乃至前記第3の撮像装置に加え、前記第1の方向の反対側の第4の方向を撮影して前記第1の画像乃至前記第3の画像と重複しない第4の画像を取得する第4の撮像装置の取り付け位置を検出する撮像装置の位置検出装置であって、
    前記画像判定部は、前記第1の撮像装置乃至前記第4の撮像装置により撮影された前記第1の画像乃至前記第4の画像を入力して、入力した画像の特徴点を解析して各画像の重なり方を判定し、
    前記位置検出部は、前記第4の画像が左側および右側の領域において前記第1の画像乃至前記第3の画像との重なりを持たないと前記画像判定部により判定された場合、前記第4の画像が前記第4の撮像装置により撮影された画像であると判断することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置の位置検出装置。
  3. 自車両の周辺の画像を撮影するために第1の方向を撮影して第1の画像を取得する第1の撮像装置と、前記第1の方向の左側の第2の方向を撮影して前記第1の画像と一部が重複する第2の画像を取得する第2の撮像装置と、前記第1の方向の右側の第3の方向を撮影して前記第1の画像と一部が重複する第3の画像を取得する第3の撮像装置との取り付け位置を検出する撮像装置の位置検出方法であって、
    前記第1の撮像装置乃至前記第3の撮影装置により撮影された前記第1の画像乃至前記第3の画像を画像判定部に入力する第1のステップと、
    前記第1のステップにて入力した画像の特徴点を解析して各画像の重なり方を前記画像判定部にて判定する第2のステップと、
    前記第1の画像が左側および右側の領域において前記第2の画像および前記第3の画像との重なりを持つと前記第2のステップにて判定された場合、前記第1の画像が前記第1の撮像装置により撮影された画像であると判断し、前記第2の画像が右側の領域においてのみ前記第1の画像との重なりを持つと前記第2のステップにて判定された場合、前記第2の画像が前記第2の撮像装置により撮影された画像であると判断し、前記第3の画像が左側の領域においてのみ前記第1の画像との重なりを持つと前記第2のステップにて判定された場合、前記第3の画像が前記第3の撮像装置により撮影された画像であると判断する第3のステップと、
    有する撮像装置の位置検出方法。
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