JP4756709B2 - 研磨装置 - Google Patents

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本発明は、ガラスや合成樹脂などからなる基板の表面にカラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板のカラーフィルタ表面を研磨する際に好適に用いられる研磨装置に関する。
液晶表示装置に用いられるカラーフィルタ基板は、カラーフィルタの表面を平坦化するため、あるいはカラーフィルタ形成時に使用したフォトレジスト等の残渣や凝集物を除去するために、研磨する必要がある。カラーフィルタ基板の研磨装置としては、オスカー方式の研磨装置が一般的に知られている(特許文献1参照)。
また、カラーフィルタ基板の基板サイズの大型化に伴って、カラーフィルタ基板を水平状態で一方向に搬送しながらカラーフィルタの研磨を行ういわゆる連続式の研磨装置が開発されている(特許文献2〜4参照)。
図8は、連続式研磨装置51の概略的構成を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)の切断面線Xb−Xbから見た断面図であり、(c)は(a)の切断面線Xc−Xcから見た断面図である。研磨装置51は、研磨テーブル52と、搬送ベルト53と、研磨ヘッド54とを備えて構成されている。搬送ベルト53は、上面にカラーフィルタ基板55を載置した状態で、研磨テーブル52上を通過するように矢印R11で示される長さ方向に搬送される。これによって、カラーフィルタ基板55は、研磨テーブル52上を搬送される。
研磨テーブル52の上方には、研磨ヘッド54が配置されている。研磨ヘッド54は、ヘッド部61の上面に回転軸62が取り付けられて構成されている。回転軸62は、その軸線L11がヘッド部61の中心(重心)L12からずれた位置に取り付けられているので、ヘッド部61は偏心回転する。尚、回転軸62を偏心軸62とも称する。ヘッド部61は、本体63の下面に緩衝部材64を介して取付板65が取り付けられ、さらに取付板65の下面に研磨部材66が取り付けられて構成されている。本体63の上面には、偏心軸62が取り付けられている。このように緩衝部材64を介在したことによって、研磨部材66は、偏心軸62に対して傾斜自在になる。
研磨装置51では、研磨ヘッド54が偏心回転することによって、略円形の研磨領域が設定されることになる。即ち、研磨領域内の対象物が研磨部材66によって研磨されることになる。
また、研磨ヘッド54は、偏心軸62の軸線L11方向に移動可能に構成されており、カラーフィルタ基板55から離間した待機位置と、研磨部材66がカラーフィルタ基板55に加圧接触可能となる研磨位置との間を移動する。
研磨液が供給されたカラーフィルタ基板55が搬送ベルト53によって搬送されてくると、カラーフィルタ基板55の搬送方向下流側縁部55aが通過するタイミングに合わせて、ヘッド部61の偏心回転を開始させると共に、研磨ヘッド54を待機位置から研磨位置に移動させて研磨を開始する。カラーフィルタ基板55の表面は、研磨テーブル52上を一定の速度で通過しながら、偏心回転するヘッド部61が加圧接触することによって研磨される。研磨は、カラーフィルタ基板55の搬送方向下流側縁部55aから上流側縁部55bに向かって行われる。そして、カラーフィルタ基板55の搬送方向上流側縁部55bが通過するタイミングに合わせて、研磨ヘッド54を研磨位置から待機位置に移動させると共に、ヘッド部61の偏心回転を停止させて研磨を終了する。以降、カラーフィルタ基板55が搬送されてくるたびに上記の研磨動作を繰り返す。
また、ヘッド部61(研磨部材66)を偏心回転させると共に、カラーフィルタ基板55の搬送方向R11に直交する方向(幅方向)に研磨ヘッド54を揺動させながら研磨を行う場合もある。
特開2006−150522号公報 特開平6−246623号公報 特許第2890772号公報 特開2005−288649号公報
上述した従来の研磨装置51では、カラーフィルタ基板55の研磨は、研磨ヘッド54(研磨部材66)を加圧接触させて行われるので、研磨ヘッド54によるカラーフィルタ基板55に作用する圧力(研磨圧力)は、カラーフィルタ基板55全体にわたって均一であることが望ましい。しかし、従来の研磨装置51では、研磨ヘッド54の研磨部材66を偏心回転させているときに遠心力が作用するので、研磨圧力に偏りが生じてしまう。以下、研磨圧力の偏りを偏荷重と称する。また、研磨部材66を偏心回転させると共に、研磨ヘッド54を揺動させる場合は、遠心力に加えて、揺動方向に加振力が作用するので、偏荷重の度合いがより大きくなる場合がある。そこで、偏荷重に起因する研磨特性の劣化や、研磨部材66の平行度のばらつきに起因する研磨特性の劣化を解消するために、例えば緩衝部材64を介在させることによって、研磨部材66を回転軸62に対して傾斜自在な(フレキシブルな)構成としている。
さらに、従来の研磨装置51では、偏心回転するヘッド部61の一部がカラーフィルタ基板55の外側に突出してしまう場合がある。このようにヘッド部61の一部がカラーフィルタ基板55の外側に突出したときは、カラーフィルタ基板55の縁部付近がそれ以外の場所に比べてより多く研磨されてしまうという現象が生じている。この現象は、カラーフィルタ基板55と搬送ベルト53との間の段差や、研磨部材66が傾斜自在な構成であることなどが原因で、研磨部材66の突出部分が搬送ベルト53側に撓み、カラーフィルタ基板55の縁部付近への研磨圧力がそれ以外の場所に比べて大きくなることによって生じると考えられる。
このような縁部付近がより多く研磨される現象は、図9(a),(b)に示すように、研磨動作中にカラーフィルタ基板55の幅方向(搬送方向R11に直交する方向)にヘッド部61が突出するときだけでなく、図9(c)に示すように、研磨ヘッド54を下降させて研磨を開始した直後、即ちカラーフィルタ基板55の搬送方向下流側縁部55a付近を研磨しているときや、図9(d)に示すように、研磨ヘッド54を上昇させる前、即ちカラーフィルタ基板55の搬送方向上流側縁部55b付近を研磨しているときにも生じている。さらに、研磨ヘッド54を下降させるタイミングが早すぎると、カラーフィルタ基板55が割れてしまう場合がある。
このように縁部付近がより多く研磨されると、カラーフィルタ基板55の研磨が不均一になるという問題が生じる。また、縁部付近への研磨圧力が大きくなると、研磨部材66の特定の場所がその周囲よりも磨耗してしまうので、研磨部材66の寿命が短くなり、研磨部材66の交換頻度が多くなるという問題も生じる。
上記の現象が生じるのを少しでも減少させるために、研磨ヘッド54を研磨位置に下降させるタイミングを遅らせると共に、研磨ヘッド54を研磨位置から上昇させるタイミングを早めるという対策が考えられる。これは、図10(a)に示すように、カラーフィルタ基板55の搬送方向下流側縁部55aが研磨部材66による研磨領域に進入してから研磨ヘッド54を研磨位置に下降させると共に、カラーフィルタ基板55の搬送方向上流側縁部55bが研磨領域を通過する前に研磨ヘッド54を上昇させるというものである。これによって、搬送方向下流側縁部55a及び上流側縁部55bを研磨する際の現象発生を防止することが可能となる。しかし、この対策では、図10(b)に示すように、カラーフィルタ基板55の搬送方向下流側縁部55a付近及び上流側縁部55b付近の研磨時間が、他の場所よりも短くなってしまうので、やはりカラーフィルタ基板55の研磨が不均一になってしまう。また、研磨ヘッド54がカラーフィルタ基板55に接触した状態から研磨ヘッド54の上昇を開始させる場合、研磨液の表面張力によってカラーフィルタ基板55が研磨ヘッド54に張付いて割れてしまうことがある。
そこで、本発明の解決すべき課題は、カラーフィルタ基板を均一に研磨できると共に、研磨部材の交換頻度を少なくすることができる研磨装置を提供することである。
請求項1の発明は、研磨テーブルと、前記研磨テーブルに対向して設けられると共に、偏心軸に対して傾斜自在に取り付けられた研磨部材を有する研磨ヘッドと、一方面に載置されたカラーフィルタ基板を前記研磨テーブルに沿って搬送する搬送ベルトとを備え、前記カラーフィルタ基板を前記研磨テーブルに沿って搬送させると共に、前記研磨部材を前記偏心軸回りに偏心回転させた状態で研磨ヘッドを待機位置から研磨位置に移動させて前記カラーフィルタ基板の表面に前記研磨部材を加圧接触させて研磨を行う研磨装置において、前記研磨テーブルには、研磨時に前記研磨部材が接触する接触面を有する第1の受け部材が、前記搬送ベルトを挟んで対向する位置にそれぞれ設けられ、前記搬送ベルトには、第2の受け部材が、カラーフィルタ基板の載置位置の搬送方向上流側及び下流側にそれぞれ設けられ、前記第1及び第2受け部材のそれぞれの接触面は、当該接触面と載置されるカラーフィルタ基板の表面とが同一平面に含まれるように形成されていることを特徴とする研磨装置である。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の研磨装置において、研磨時に、前記研磨ヘッドを前記カラーフィルタ基板の移動方向に直交する方向に揺動させることを特徴としている。
また、請求項3の発明は、請求項1に記載の研磨装置において、前記第2受け部材は、幅方向長さが前記搬送ベルトの幅方向長さと同じであり、搬送方向長さが前記研磨部材の偏心回転によって形成される研磨領域の搬送方向長さ以上であるように形成されていることを特徴としている。
また、請求項4の発明は、請求項1に記載の研磨装置において、前記第1の受け部材は、前記搬送ベルトと同じ構成材料からなり、かつ前記搬送ベルトと同じ厚みの第1層と、前記第2受け部材と同じ構成材料からなり、かつ前記カラーフィルタ基板と同じ厚みの第2層とを積層して形成されていることを特徴としている。
また、請求項5の発明は、請求項1に記載の研磨装置において、前記搬送ベルトは、ローラに巻き回されており、当該ローラを回転させることによって長さ方向に移動する構造であり、前記第2の受け部材は、同じ形状の複数の基本ユニットを前記搬送ベルトの長さ方向に配列して構成されていることを特徴としている。
また、請求項6の発明は、請求項1に記載の研磨装置において、前記第1及び第2の受け部材の接触面は、金属材料で形成されると共に、鏡面加工が施されていることを特徴としている。
また、請求項7の発明は、請求項1に記載の研磨装置において、前記第1及び第2受け部材の角部は、曲面状に加工されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、研磨ヘッドの研磨部材をカラーフィルタ基板の表面に加圧接触させて研磨を行うとき、研磨部材の一部がカラーフィルタ基板の外側に突出する場合があるが、カラーフィルタ基板の周囲には受け部材が設けられており、外側に突出した研磨部材の一部は受け部材の接触面に加圧接触する。接触面は、当該接触面とカラーフィルタ基板の表面とが同一平面に含まれるように形成されているので、研磨部材の突出部分はカラーフィルタ基板の表面に対して平行な姿勢で維持され、カラーフィルタ基板の縁部付近の研磨圧力が増大するのを防止できる。これによって、従来技術のようにカラーフィルタ基板の縁部付近がより多く研磨されることが防止されるので、カラーフィルタ基板全体を均一に研磨することが可能となる。また、従来技術のように研磨部材の特定の場所だけがその周囲よりも磨耗するのが防止されて全体が均等に磨耗していくので、研磨部材の寿命が長くなり、研磨部材の交換頻度が少なくなる。
請求項2に記載の発明によれば、研磨ヘッドを揺動させる場合、研磨部材の外側への突出量が、偏心回転だけの場合に比べて大きくなるが、この場合でも突出部分は受け部材に接触しているので、カラーフィルタ基板の縁部付近の研磨圧力が増大するのを防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、カラーフィルタ基板が研磨領域に進入する前に研磨ヘッドを研磨位置に移動させた場合、研磨部材は第1受け部材とカラーフィルタ基板の搬送方向下流側に配置されている第2受け部材とに接触することになる。このとき、第2受け部材の搬送方向長さは研磨領域の搬送方向長さ以上であるので、研磨部材全体が第2受け部材に接触することになり、第2受け部材の縁部付近の研磨圧力が増大するのを防止できる。また、カラーフィルタ基板が研磨領域に進入する前に研磨ヘッドを研磨位置に移動させて研磨を開始させることができるようになるので、カラーフィルタ基板の下流側縁部の研磨時間を他の場所の研磨時間と同じにすることができる。さらに、第2受け部材からカラーフィルタ基板への研磨部材の乗り移りがスムーズに行われるので、カラーフィルタ基板が割れるのを防止することが可能となる。
さらに、カラーフィルタ基板が研磨領域を通過した後に研磨ヘッドを待機位置に移動させた場合、移動前の研磨ヘッドは第1受け部材とカラーフィルタ基板の搬送方向上流側に配置されている第2受け部材とに接触することになる。このとき、第2受け部材の搬送方向長さは研磨領域の搬送方向長さ以上であるので、研磨部材全体が第2受け部材に接触することになり、第2受け部材の縁部付近の研磨圧力が増大するのを防止できる。また、カラーフィルタ基板が研磨領域を通過してから研磨ヘッドを待機位置に移動させることができるようになるので、カラーフィルタ基板の上流側縁部の研磨時間を他の場所の研磨時間と同じにすることができると共に、カラーフィルタ基板が研磨ヘッドに張付いて割れてしまうのを防止することができる。
このようにカラーフィルタ基板の下流側縁部及び上流側縁部の研磨時間を他の場所の研磨時間と同じにすることができるので、カラーフィルタ基板全体を均一に研磨することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、研磨テーブル上で研磨ヘッドが第1及び第2受け部材に加圧接触するとき、研磨ヘッドと研磨テーブルとの間の部材の積層構造が同じになるので、研磨ヘッドの加圧接触による状態変化が同じになる。例えば、研磨ヘッドが第2受け部材に加圧接触したとき、搬送ベルトが圧縮されて第2受け部材の接触面が研磨テーブル側に移動することになるが、第1受け部材は第1層が同様に圧縮されて接触面が研磨テーブル側に移動することになる。したがって、研磨部材が第1及び第2受け部材に同時に加圧接触した場合でも、段差が生じることはなく、偏荷重の増大を防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、搬送ベルトがローラに沿って曲面状になって再び平面状に戻ったとき、第2の受け部材は変形することなく、元の形状に戻る。仮に第2受け部材を一体物として構成した場合、搬送ベルトが曲面状になったときに第2受け部材が曲がってしまい、搬送ベルトが再び平面状に戻っても第2受け部材は元の形状に戻らないことが考えられる。しかし、本発明のように複数の基本ユニットで第2受け部材を構成しておけば、搬送ベルトが曲面状になったときでも、各基本ユニットが取り付けられた部分は略平面となるので、基本ユニットが変形することはなく、搬送ベルトが再び平面状に戻ったときは、第2受け部材は元の形状に戻ることができる。これによって、搬送ベルトの駆動機構を特殊な構造にする必要がなく、容易に実施することができる。
請求項6に記載の発明によれば、接触面に鏡面加工が施されているので、研磨部材の磨耗や損傷を防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、受け部材の角部は曲面上に加工されているので、研磨部材の磨耗や損傷を防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態である連続式研磨装置1の概略的構成を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)の切断面線b−bから見た断面図であり、(c)は(a)の切断面線c−cから見た断面図である。
研磨装置1は、研磨テーブル2と、搬送ベルト3と、研磨ヘッド4とを備えて構成されている。搬送ベルト3は、上面にカラーフィルタ基板5を載置した状態で、研磨テーブル2上を通過するように矢印R1で示す長さ方向(以下、搬送方向ともいう)に移動する。これによって、カラーフィルタ基板5は、研磨テーブル2上を通過するように搬送される。
研磨テーブル2は、搬送ベルト3上に載置されたカラーフィルタ基板5の研磨時にカラーフィルタ基板5を支持するものであり、大きさは特に限定されない。本実施形態では、搬送ベルト3の幅と同じ幅で形成されるとともに、長さ(搬送方向長さ)は研磨が行われている間カラーフィルタ基板5が研磨テーブル2上に載っていることができるような長さで形成されているものとする。
搬送ベルト3は、図2に示すように、一対のローラ20a,20bに巻き回されており、例えばローラ20aを図2において時計回りに回転駆動させることによって、搬送方向R1に移動する。搬送ベルト3の構成材料としては、ウレタンが用いられている。カラーフィルタ基板5の搬送速度は、一定速度であり、例えば3000〜4000mm/minの速度が用いられる。尚、カラーフィルタ基板5は、図示しない搬入機構によって搬送ベルト3上に搬入されて載置され、研磨後、図示しない搬出機構によって搬送ベルト3上から搬出される。
研磨テーブル2の上方には、研磨ヘッド4が配置されている。研磨ヘッド4は、ヘッド部41の上面に回転軸42が取り付けられて構成されている。回転軸42は、その軸線L1がヘッド部41の中心(重心)L2からずれた位置に取り付けられている。したがって、ヘッド部41は偏心回転することになる。尚、回転軸42を偏心軸42とも称する。
ヘッド部41は、本体43の下面に緩衝部材44を介して取付板45が取り付けられ、取付板45の下面に研磨部材46が取り付けられて構成される。偏心軸42は、本体43の上面に取り付けられる。このように緩衝部材44が介在されていることによって、研磨部材46は、偏心軸42の軸線L1に対して傾斜自在になる。尚、研磨部材46としては、例えばポリウレタン製の研磨布が用いられる。
研磨装置1では、研磨ヘッド4が偏心回転することによって、図1(a)において二点鎖線で示される略円形の研磨領域Aが設定されることになる。即ち、研磨領域A内の対象物が研磨部材46によって研磨されることになる。
また、研磨ヘッド4は、偏心軸42の軸線L1方向に移動可能に構成されており、カラーフィルタ基板5から離間した待機位置と、研磨部材46がカラーフィルタ基板5に加圧接触可能となる研磨位置との間を移動する。
研磨テーブル2には、研磨ヘッド4の配置位置付近に、幅方向に延びて形成された突出部2a,2bが形成されており、この突出部2a,2bにそれぞれ第1の受け部材6a,6bが形成されている。つまり、第1受け部材6a,6bは、搬送ベルト3を挟んで対向する位置にそれぞれ設けられることになる。第1受け部材6aは、搬送ベルト3と同じ構成材料からなり、かつ搬送ベルト3と同じ厚みの第1層7aと、後述する第2受け部材9a,9bの本体10aと同じ構成材料からなり、かつ本体10aと同じ厚みの第2層8aとからなり、第1層7aの上に第2層8aを積層して構成されている。尚、第1層7aの内側の側部(搬送ベルト3側の側部)は、第2層8aで覆われている。第1受け部材6bも、第1受け部材6aと同様に、第1層7bと第2層8bとを積層して構成されている。第1受け部材6a,6bの上面、即ち第2層8a,8bの上面が、研磨ヘッド4による研磨動作時に研磨部材46が接触する接触面となる。
また、搬送ベルト3には、カラーフィルタ基板5の載置位置の搬送方向下流側及び上流側にそれぞれ第2の受け部材9a,9bが設けられている。第2受け部材9a,9bの上面が、研磨ヘッド4による研磨動作時に研磨部材46が接触する接触面となる。第2受け部材9a,9bは、同じ形状の複数の基本ユニット10を搬送ベルト2の長さ方向R1に配列して構成されている。基本ユニット10は、細長い平板状の本体10aと、本体10aの幅方向両端部に沿ってそれぞれ形成された2つの取付部10bとで構成されている。取付部10bは、本体10aの一方表面に対して垂直方向に突出するように形成されており、搬送ベルト3に埋め込まれている。
本体10aの長手方向の長さW1は、搬送ベルト3の幅方向の長さWと同じ値に設定される。また、本体10aの幅方向の長さW2は、搬送ベルト3がローラ20a,20bに巻き付いて曲面状になったときに変形しないような長さに設定される。例えば、ローラ20a,20bの半径が300mmであるときは、本体10aの幅方向長さW2は、10〜20mmに設定される。また、第2受け部材9a,9bの搬送方向長さW3は、研磨部材46の研磨領域Aの搬送方向長さA1以上の値に設定される。
第2受け部材9a,9b及び第1受け部材6a,6bの第2層8a,8bは、金属で形成されており、好ましくは腐蝕し難い金属、例えばステンレスである。また、第1受け部材6a,6bの第1層7a,7bは、搬送ベルト3と同じ材料、本実施形態ではウレタンで形成されている。
第1及び第2受け部材6a,6b,9a,9bのそれぞれの接触面は、当該接触面と搬送ベルト3上に載置されるカラーフィルタ基板5の表面とが同一平面に含まれるように形成されている。即ち、研磨テーブル2の表面から受け部材6a,6b,9a,9bの接触面までの距離は、研磨テーブル2の表面からカラーフィルタ基板5の表面までの距離と等しい。これによって、研磨動作時に研磨部材46は、カラーフィルタ基板5の表面と受け部材6a,6b,9a,9bの接触面とに同時に接触することになる。尚、例えばカラーフィルタ基板5を構成するガラス基板が0.7mmであるとき、カラーフィルタの厚みは2μm程度になる。一方、金属板の精密加工精度は0.01mm程度である。したがって、カラーフィルタ基板5の表面とは、カラーフィルタの表面ではなく、カラーフィルタが形成された基板の表面を意味する。
また、受け部材6a,6b,9a,9bの接触面は、上述したように金属で形成されており、さらに接触面には、鏡面加工が施されている。また、受け部材6a,6b,9a,9bの角部は、曲面状に加工されている。
さらに、カラーフィルタ基板5と受け部材6a,6b,9a,9bとの隙間は、5〜10mm程度に設定されている。これは、カラーフィルタ基板5から受け部材6a,6b,9a,9bへ研磨ヘッド4(研磨部材46)が乗り移るときや、受け部材6a,6b,9a,9bからカラーフィルタ基板5へ研磨部材46が乗り移るときに、スムーズに乗り移りが行われるようにするためである。
図3及び図4は、研磨動作を説明するための模式図である。図3(a)に示すように、図示しない研磨液供給装置から研磨液が供給されたカラーフィルタ基板5が搬送方向R1に搬送されてくると、カラーフィルタ基板5が研磨テーブル2上に到達するタイミングに合わせて、ヘッド部41の偏心回転を開始させると共に(図3(b)参照)、矢印R2で示すように研磨ヘッド4の待機位置から研磨位置への移動を開始する(図3(c)参照)。研磨ヘッド4が研磨位置に移動した後、研磨が行われる。即ち、カラーフィルタ基板5は、研磨テーブル2上を一定の速度で通過しながら、偏心回転しているヘッド部41の研磨部材46が加圧接触することによって、カラーフィルタが研磨される。尚、カラーフィルタ基板5の研磨では、研磨液としてアルミナ(粒径0.2〜1μm程度)が含まれた研磨液を使用し、研磨圧力は100〜150gf/cm程度である。
研磨は、カラーフィルタ基板5の搬送方向下流側縁部から上流側縁部に向かって行われる(図4(d)参照)。そして、カラーフィルタ基板5の搬送方向上流側縁部が研磨テーブル2上を通過するタイミングに合わせて、矢印R3で示すように研磨ヘッド4を研磨位置から待機位置に移動させ(図4(e)参照)、その後、ヘッド部41の偏心回転を停止して研磨動作を終了する(図4(f)参照)。以降、カラーフィルタ基板5が搬送されてくるたびに上記の動作を繰り返す。
上述した研磨動作時において、偏心回転するヘッド部41の一部がカラーフィルタ基板5の外側に突出したとき、図5(a),(b)に示すように、研磨部材46は第1受け部材6a,6bの接触面に加圧接触するので、研磨部材46はカラーフィルタ基板5の表面に対して平行な姿勢で保持される。
また、搬送ベルト3に第2受け部材9a,9bを配置したことによって、研磨ヘッド4を待機位置から研磨位置に移動させるタイミングを早くすると共に、研磨ヘッド4を研磨位置から待機位置に戻すタイミングを遅くすることが可能となる。即ち、図6(a)に示すように、カラーフィルタ基板5の搬送方向下流側縁部5aが研磨部材46による研磨領域Aに進入する前に研磨ヘッド4を研磨位置に下降させると共に、カラーフィルタ基板5の搬送方向上流側縁部5bが研磨領域Aを通過した後に研磨ヘッド4を上昇させることが可能となる。これによって、図6(b)に示すように、カラーフィルタ基板5の搬送方向下流側縁部5a付近及び上流側縁部5b付近の研磨時間が、他の場所と同じになるので、カラーフィルタ基板5全体を均一に研磨することできるようになる。
以上のように本実施形態によれば、研磨部材46の一部がカラーフィルタ基板5の外側に突出したとき、外側に突出した研磨部材46の一部は受け部材6a,6b,9a,9bの接触面に接触するので、研磨部材46の突出部分はカラーフィルタ基板5の表面に対して平行な姿勢で維持される。これによって、従来技術のようにカラーフィルタ基板5の縁部付近の研磨圧力が増大するのを防止できる。これによって、カラーフィルタ基板5の縁部付近がより多く研磨されることが防止されるので、カラーフィルタ基板5全体を均一に研磨することが可能となる。また、従来技術のように研磨部材46の特定の場所だけがその周囲よりも磨耗するのが防止されて全体が均等に磨耗していくので、研磨部材46の寿命が長くなり、研磨部材46の交換頻度が少なくなる。
また、搬送方向下流側の第2受け部材9aの搬送方向長さW3は研磨領域Aの搬送方向長さA1以上であるので、カラーフィルタ基板5が研磨領域Aに進入する前に研磨ヘッド4を研磨位置に移動させた場合、研磨ヘッド4の研磨部材46全体が第2受け部材9aに接触することになり、第2受け部材9aの縁部付近の研磨圧力が増大するのを防止できる。また、カラーフィルタ基板5が研磨領域Aに進入する前に研磨ヘッド4を研磨位置に移動させて研磨を開始させることができるようになるので、カラーフィルタ基板5の下流側縁部5aの研磨時間を他の場所の研磨時間と同じにすることができる。さらに、第2受け部材9aからカラーフィルタ基板5への研磨部材46の乗り移りがスムーズに行われるので、カラーフィルタ基板5が割れるのを防止することが可能となる。
同様に、搬送方向上流側の第2受け部材9bの搬送方向長さW3も研磨領域Aの搬送方向長さA1以上であるので、カラーフィルタ基板5が研磨領域Aを通過した後に研磨ヘッド4を待機位置に移動させた場合、移動前の研磨ヘッド4の研磨部材46全体が第2受け部材9bに接触することになり、第2受け部材9bの縁部付近の研磨圧力が増大するのを防止できる。また、カラーフィルタ基板5が研磨領域Aを通過した後に研磨ヘッド4を待機位置に移動させることができるようになるので、カラーフィルタ基板5の上流側縁部5bの研磨時間を他の場所の研磨時間と同じにすることができると共に、カラーフィルタ基板5が研磨ヘッド4に張付いて割れてしまうのを防止することができる。
このように、カラーフィルタ基板5の下流側縁部5a及び上流側縁部5bの研磨時間を他の場所の研磨時間と同じにすることができるので、カラーフィルタ基板5を均一に研磨することが可能となる。
また、研磨テーブル2上で研磨ヘッド4が第1及び第2受け部材6a,6b,9a,9bに加圧接触するとき、研磨ヘッド4と研磨テーブル2との間の部材の積層構造が同じになるので、研磨ヘッド4の加圧接触による状態変化が同じになる。例えば、研磨ヘッド4が第2受け部材9a,9bに加圧接触したとき、搬送ベルト3が圧縮されて第2受け部材9a,9bの接触面が研磨テーブル2側に移動することになるが、第1受け部材6a,6bは第1層7a,7bが同様に圧縮されて接触面が研磨テーブル2側に移動することになる。したがって、研磨部材46が第1及び第2受け部材6a,6b,9a,9bに同時に加圧接触した場合でも、段差が生じることはなく、偏荷重が作用して研磨部材46が傾斜することを防止することができる。
また、搬送ベルト3がローラ20a,20bに沿って曲面状になって再び平面状に戻ったとき、第2の受け部材9a,9bは変形することなく、元の形状に戻る。仮に第2受け部材を一体物として構成した場合、搬送ベルト3が曲面状になったときに第2受け部材が曲がってしまい、搬送ベルト3が再び平面状に戻っても第2受け部材は元の形状に戻らないことが考えられる。しかし、本実施形態のように複数の基本ユニット10で第2受け部材9a,9bを構成しておけば、搬送ベルト3が曲面状になったときでも、各基本ユニット10が取り付けられた部分は略平面となるので、基本ユニット10が変形することはなく、搬送ベルト3が再び平面状に戻ったときは、第2受け部材9a,9bは元の形状に戻ることができる。これによって、搬送ベルト3の駆動機構を特殊な構造にする必要がなく、容易に実施することができる。
また、第1及び第2の受け部材6a,6b,9a,9bの接触面は、金属材料で形成されると共に、鏡面加工が施されているので、研磨部材46の磨耗や損傷を防止できる。さらに、第1及び第2受け部材6a,6b,9a,9bの角部は、曲面状に加工されているので、これによっても研磨部材46の磨耗や損傷を防止できる。
尚、受け部材6,6b,9a,9bの接触面は金属であるので、研磨ヘッド4によって研磨されてもほとんど摩耗することはないが、全く摩耗しないわけではないので、長期間(6〜12ヶ月程度)使用したときは、交換する必要がある。
上記実施形態では、ヘッド部41(研磨部材46)を偏心回転させて研磨を行うようにしたけれども、研磨部材46を偏心回転させると共に、研磨ヘッド4(研磨部材46)を搬送方向R1に直交する方向に揺動させながら研磨を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、本体43の下面に緩衝部材44を介して取付板45及び研磨部材46を取り付けるようにしたけれども、図7に示すように、取付板45と研磨部材46との間にも緩衝部材47を介在させるようにしてもよい。さらに、偏心軸42と本体43とを自在継手を用いて接続するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、カラーフィルタ基板5を下側に配置し、研磨ヘッド4を上側に配置したけれども、カラーフィルタ基板5の研磨すべき表面と研磨ヘッド4の研磨部材46とが対向する位置関係であれば、どのように配置してもよい。例えば、研磨テーブル2や搬送ベルト3を上側に配置すると共に、研磨ヘッド4を下側に配置してもよい。
また、上記実施形態では、搬送ベルト3を用いてカラーフィルタ基板5を搬送しながら研磨ヘッド4で研磨を行うようにしたけれども、研磨ヘッド4を移動させながらカラーフィルタ基板5を研磨するようにしてもよい。
また、カラーフィルタ基板5を研磨テーブル2上に載置して、研磨テーブル2を移動させるようにしてもよい。この構成の場合は、研磨テーブル2がカラーフィルタ基板5を保持する保持具として機能し、第1及び第2受け部材6a,6b,9a,9bは、研磨テーブル2上に配置される。また、研磨テーブル2自体を移動させる場合は、搬送ベルト3のように曲面状になることがないので、第2受け部材9a,9bは、一体物として形成してもよい。
また、上記実施形態では、研磨ヘッド4をカラーフィルタ基板5に対して近接・離反するように移動させるようにしたけれども、カラーフィルタ基板5を研磨ヘッド4に対して近接・離反するように移動させるようにしてもよい。
本発明の一実施形態である連続式研磨装置の概略的構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の切断面線b−bから見た断面図、(c)は(a)の切断面線c−cから見た断面図。 搬送ベルトの駆動構造を示す概略図。 (a)〜(c)は研磨動作を説明するための模式図。 (d)〜(f)は研磨動作を説明するための模式図。 (a)及び(b)は研磨時の研磨ヘッドの状態を示す断面図。 (a)は研磨時の研磨ヘッドの状態を示す模式図、(b)はカラーフィルタ基板上の位置と研磨時間との関係を示すグラフ。 研磨ヘッドの他の構成例を示す断面図。 従来技術を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の切断面線Xb−Xbから見た断面図、(c)は(a)の切断面線Xc−Xcから見た断面図。 (a)〜(d)は従来技術における研磨ヘッドの状態を示す断面図。 (a)は従来技術における研磨ヘッドの状態を示す模式図、(b)はカラーフィルタ基板上の位置と研磨時間との関係を示すグラフ。
符号の説明
1 研磨装置
2 研磨テーブル
3 搬送ベルト
4 研磨ヘッド
5 カラーフィルタ基板
6a,6b 第1受け部材
7a,7b 第1層
8a,8b 第2層
9a,9b 第2受け部材
10 基本ユニット
10a 本体
10b 取付部
41 ヘッド部
42 回転軸(偏心軸)
43 本体
44,47 緩衝部材
45 取付板
46 研磨部材

Claims (7)

  1. 研磨テーブルと、
    前記研磨テーブルに対向して設けられると共に、偏心軸に対して傾斜自在に取り付けられた研磨部材を有する研磨ヘッドと、
    一方面に載置されたカラーフィルタ基板を前記研磨テーブルに沿って搬送移動させる搬送ベルトとを備え、
    前記カラーフィルタ基板を前記研磨テーブルに沿って搬送移動させると共に、前記研磨部材を前記偏心軸回りに偏心回転させた状態で研磨ヘッドを待機位置から研磨位置に移動させて前記カラーフィルタ基板の表面に前記研磨部材を加圧接触させて研磨を行う研磨装置において、
    前記研磨テーブルには、研磨時に前記研磨部材が接触する接触面を有する第1の受け部材が、前記搬送ベルトを挟んで対向する位置にそれぞれ設けられ、
    前記搬送ベルトには、第2の受け部材が、カラーフィルタ基板の載置位置の搬送方向上流側及び下流側にそれぞれ設けられ、
    前記第1及び第2受け部材のそれぞれの接触面は、当該接触面と載置されるカラーフィルタ基板の表面とが同一平面に含まれるように形成されていることを特徴とする研磨装置。
  2. 請求項1に記載の研磨装置において、
    研磨時に、前記研磨ヘッドを前記カラーフィルタ基板の移動方向に直交する方向に揺動させることを特徴とする研磨装置。
  3. 請求項1に記載の研磨装置において、
    前記第2受け部材は、幅方向長さが前記搬送ベルトの幅方向長さと同じであり、搬送方向長さが前記研磨部材の偏心回転によって形成される研磨領域の搬送方向長さ以上であるように形成されていることを特徴とする研磨装置。
  4. 請求項1に記載の研磨装置において、
    前記第1の受け部材は、前記搬送ベルトと同じ構成材料からなり、かつ前記搬送ベルトと同じ厚みの第1層と、前記第2受け部材と同じ構成材料からなり、かつ前記カラーフィルタ基板と同じ厚みの第2層とを積層して形成されていることを特徴とする研磨装置。
  5. 請求項1に記載の研磨装置において、
    前記搬送ベルトは、ローラに巻き回されており、当該ローラを回転させることによって長さ方向に移動する構造であり、
    前記第2の受け部材は、同じ形状の複数の基本ユニットを前記搬送ベルトの長さ方向に配列して構成されていることを特徴とする研磨装置。
  6. 請求項1に記載の研磨装置において、
    前記第1及び第2の受け部材の接触面は、金属材料で形成されると共に、鏡面加工が施されていることを特徴とする研磨装置。
  7. 請求項6に記載の研磨装置において、
    前記第1及び第2受け部材の角部は、曲面状に加工されていることを特徴とする研磨装置。
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