JP4756483B2 - 自動チリ調整ストライク - Google Patents

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Description

本発明は、扉と扉枠の間の隙間(チリ)を自動的に調整するストライクに関するものである。
蝶番で開閉する扉に用いられる扉錠は、扉2のフロント面4からラッチボルト又はデッドボルト等の錠杆6を突出させ、扉枠3の受部材9に係合させて施錠する。仮施錠用のラッチボルトはレバーハンドル7によって出没させ、本施錠用のデットボルトはシリンダー5又はサムターンを手動で回転させることによって出没させる。
最近では、デッドボルトとラッチボルトを兼ねた一つの錠杆6を電気的に操作する電気錠も広く普及している。電気錠の錠杆6は完全に閉扉している状態でなければ突出しないようにする必要がある。開扉状態で錠杆6が突出していると、閉扉することができないからである。そのため、電気錠には、閉扉信号を認識する信号認識手段が施されているのが一般的である。
特開平08−093286
しかし、いくら完全に閉扉していても、チリが大きすぎる場合には信号認識手段が閉扉信号を認識することができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ある程度のチリが生じていても、信号認識手段が閉扉信号を認識することができるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、扉2の扉枠3に取り付けられる受部材9において、扉2を閉める際に扉2のフロント面4に当たると、トロヨケ12の内部に案内されながら後退動するトリガー8と、斜め状に刳り貫かれた複数の長穴19を有するスライド板18と、トリガー8の出没運動をスライド板18の往復運動に変換するダルマ15、17と、スライド板19の長穴20に係合する複数の突起21を有する可動ボックス14と、可動ボックス14等を収納するトロヨケ12を設けることにより、トリガー8が後退動すると受部材9の開口部11から可動ボックス14が扉2のフロント面4に向かってせり出してくるようにしたことを特徴とする自動チリ調整ストライク1を発明した。
扉2と扉枠3の間に隙間(チリ)が生じていても、トリガー8が押されることによって可動ボックス14が突出し、そのチリが埋まり、あるいはチリが極力小さくなる。その結果、可動ボックス14に埋設されたマグネット13が電気錠側に限りなく接近し、電気錠の閉扉信号認識手段が閉扉信号を確実に認識できるようになる。
図2に示すように、本発明に係る自動チリ調整ストライク1は、一般住宅やオフィスの玄関扉のように蝶番等で開閉する扉2の扉枠3に取り付けられる。
本発明に係る自動チリ調整ストライク1は、手動で施解錠操作を行う一般扉錠との組み合わせにおいて用いることもできるが、電気的に施解錠を行う電気錠との組み合わせにおいて用いるのがベストである。閉扉したときに扉2と扉枠3の間に生じる隙間(チリ)を埋め、あるいは極力小さくし、電気錠が閉扉信号を認識できるようにすることを最大の目的としているからである。
図1に示すように、本発明に係る自動チリ調整ストライク1を構成する受部材9には、トリガー8が貫通する穴10と、可動ボックス14が貫通するために大きく開口した開口部11が存在する。
図3から図6に示すように、受部材9の後方には、箱型のトロヨケ12が、扉枠3に埋設されるように取り付けられるが、この中には、トリガー8、ダルマA15、ダルマB17、可動ボックス14、スライド板19その他の部品が収納される。
図3及び図4に示すように、扉2が完全に閉まり、扉2のフロント面4によってトリガー8が押されると、トリガー8と係合しているダルマAの突片16が下方に押されるため、ダルマA15が反時計回りに回転し、これと一体的にダルマB17が反時計回りに回転する。
ダルマA15、ダルマB17が反時計回りに回転すると、ダルマBの突片18がスライド板19の切欠b部23に当たり、これがダルマBの突片18に押されてスライド板19が右にスライドする。
トリガー8は、図示しないバネによって突出する方向に付勢されていることから、開扉されて扉2のフロント面4がトリガー8から離れると、トリガー8はフロント面の穴10から突出し、これに伴い、ダルマA15、ダルマB17が時計回りに回転する。
ダルマA15、ダルマB17が時計回りに回転すると、ダルマBの突片18がスライド板19の切欠a部22に当たり、これがダルマBの突片18に押されてスライド板19が左にスライドする。
図3から図6に示すように、スライド板19には、二つの長穴20が斜め状にくり貫かれており、この2つの長穴20には、図5及び図6に示すように、可動ボックス14の2つの突起21が係合している。
スライド板19が右にスライドすると、長穴20と突起21の係合関係により、可動ボックス14が受部材9の開口部11から突出し、逆に、スライド板19が左にスライドすると、可動ボックス14が引っ込む。
可動ボックス14が扉1のフロント面4に接触したときの摩擦を最小限にするために、図1に示すように、可動ボックス14の囲み壁の一部をなだらかな凸状にして、高さ約3mm程度の凸部24を設けた。その結果、可動ボックス14が扉2のフロント面4に密着することを防止できる。
自動チリ調整ストライク1において、トリガー8が押され、可動ボックス14が突出して扉2のフロント面4に接触すると、チリは0(ゼロ)になる。その時点で扉2も完全に閉扉していることが望ましい。
仮に、その時点で扉が完全に閉扉していない場合には、当然ながら完全に閉扉させなければならないが、トリガー8を押すと、尚更、可動ボックス14が受部材の開口部11からせり出してくるので、それ以上閉扉することができないということになってしまう。そのため、かかる状況下でも、完全に閉扉できるようにすることが望ましい。
そこで、図9に示すように、二つのダルマ15、17の間にコイルバネ25を仕掛けることによって、当該コイルバネ25の付勢力に抗しつつ、トリガー8と可動ボッス14を押し込むことができるようにした。
本発明に係る自動チリ調整ストライクの斜視図 自動チリ調整ストライクが扉枠に取り付けられた様子 開扉状態におけるトロヨケの中身の様子 閉扉状態におけるトロヨケの中身の様子 開扉状態における可動ボックスの状態 閉扉状態における可動ボックスの状態 図5の状態を正面から見た様子 図6の状態を正面から見た様子 ダルマA、Bとコイルバネの関係
符号の説明
1…自動チリ調整ストライク
2…扉
3…扉枠
4…フロント面
5…シリンダー
6…錠杆
7…レバーハンドル
8…トリガー
9…受部材
10…トリガーが出没する穴
11…可動ボックスが出没する開口部
12…トロヨケ
13…マグネット
14…可動ボックス
15…ダルマA
16…ダルマAの突片
17…ダルマB
18…ダルマBの突片
19…スライド板
20…長穴
21…突起
22…切欠a部
23…切欠b部
24…凸部
25…コイルバネ

Claims (3)

  1. 扉枠に取り付けられる受部材と、扉を閉める際に扉のフロント面に当たると、トロヨケ内部に案内されながら後退動するトリガーと、斜め状に刳り貫かれた複数の長穴を有するスライド板と、トリガーの出没運動をスライド板の往復運動に変換するダルマと、スライド板の長穴に係合する複数の突起を有し、トリガーが後退動すると受部材の開口部から扉のフロント面に向かってせり出してくる可動ボックスと、トリガー、スライド板、ダルマ、及び可動ボックスを収納するトロヨケからなる自動チリ調整ストライク
  2. 請求項1に記載された自動チリ調整ストライクにおいて、可動ボックスが扉のフロント面に接触したときの摩擦を最小限にするために、可動ボックスの囲み壁の一部をなだらかな凸状にして凸部を設け、摩擦面を極力少なくしたことを特徴とする自動チリ調整ストライク
  3. 請求項1又は請求項2に記載された自動チリ調整ストライクにおいて、トリガーが押され、可動ボックスが突出して扉のフロント面に接触し、それ以上突出できない状況下であっても、二つのダルマの間にコイルバネを仕掛けることによって、当該コイルバネの付勢力に抗しつつ、トリガーと可動ボッスを押し込むことができるようにしたことを特徴とする自動チリ調整ストライク
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