JP4754334B2 - 時計用年間カレンダー機構 - Google Patents

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Description

本発明は、時計の年間カレンダー機構に関する。
時計用の年間カレンダー機構は、24時間に1回転する日付駆動歯車セットと、各月の終わりに、前記年歯車を日リングの第2ステージに結合する中間歯車とを有し、前記日付駆動歯車セットは、第1フィンガーに適合し、前記第1フィンガーは、1日に1回1ステップ、日リングの第1ステージを駆動し、前記日リングは、31枚の内歯を具備し、前記日付駆動歯車セットは、第2フィンガーに適合し、前記第2フィンガーは、1ステップ31日未満の小の月の終わりに、プレートの5個の突起の内の1つの突起を駆動し、前記プレートは、日リングに同軸に配列された年歯車に固定される。
上記の定義に含まれる要素は、特許文献1、2で公知である。24時間に1回転する日付駆動歯車セットは、前記の特許文献に見いだすことができる。両文献において、駆動歯車セットは、1日に1ステップ、日付表示リングを駆動する第1フィンガーと、年歯車に取り付けられたプレートに適合した5個の突起の内の1個の突起を31日未満の小の月の終わりに駆動する第2フィンガーと適合している。中間歯車は、各月の終わりに日付表示リングに年歯車を接続するが、これらの特許文献に見いだすことができる。
ヨーロッパ特許第A−1−251412号明細書 スイス特許第B−684815号明細書
より具体的には、特許文献1は、日付表示を具備し、2個のステージを具備するリングと、前記リングに同軸に配列された年歯車とを開示する。駆動歯車セットの第1フィンガーは、リングの第1ステージの31枚の内歯と噛み合う。第2フィンガーは、小月の終わりに、プレートのパス上に配置される。このプレートは17枚の歯を含む年間リングがそこに固定される5個の突起を具備する。この年間リングは、17枚の歯(内7枚の歯は他の歯より薄い)を有する中間歯車とかみ合う。このリングの第2ステージは、2枚の内歯を具備し、その内の1つは他よりも薄い。この組立体は、大の月の末日に年間リングが1ステップ前進し、小の月の末日に前記歯車が2ステップ前進する。従って、月のインジケータは17個の等間隔セクターを有する。大の月の名前(January、March、May、July、August、October、December)は1回現れ、小の月の名前(February、April、June、September、November)は2回現れる。この月表示は時計の文字盤に切られた開口を介してみることができる。
上記した機構は、ハイブリッド(混成)の月表示の欠点を有する。大の月は開口を介して1回表れ、小の月は2回表れる。さらにまた、この機構は比較的複雑な中間歯車を使用することが必要であり、中間歯車は、17枚の歯の内10枚は厚く7枚は薄い。これにより中間歯の複雑な機械加工が必要となる。この機構は、リングの第2ステージにおいて、異なるレベルに配置された2個の突起の存在を必要とし、これによりステージの製造が複雑となる。最後に、この機構が組み立てられる際に、中間歯車は、非常に正確に角度位置に配置して、日付表示とそれに対応する月表示の適正な同期を確保する必要がある。
特許文献2は、日付表示が指針で行われる年間カレンダーを特に開示している。ここに開示された実施例においては、年歯車は、時計の中心ではなく、上部方向にずれて配置されている。その結果、複雑な機構となり、月の名前は中心がずれた円板上に表れる。この円板は、31枚の歯(内30枚は台形である)を含む中間歯車とかみ合う。
上記の特許文献の欠点を解決するために、さらに段落0002に記載した一般的要件を満足するために、本発明の時計用年間カレンダー機構の年歯車は、1年の月数の倍の数(24枚)の歯を有し、前記中間歯車は、年歯車に噛み合う第1歯車と、前記第1歯車に同軸に配置固定された第2歯車とを有し、前記第2歯車は、各月の終わりに、日リングの第2ステージの内側に配列された突起と噛み合う。
本発明の第1実施例による年間カレンダー機構を図1−8を参照して以下説明する。
本発明の年間カレンダー機構は、従来と同様、24時間で1回転する日付駆動歯車セット1を有する。この日付駆動歯車セット1は、時計ムーブメントにより駆動される力学的連鎖配列から駆動力を引き出す。その第1リンクを歯車15で示す。日付駆動歯車セット1が第1フィンガー2に当たり、この第1フィンガー2が、1ステップ真夜中に1日1回、日リング4の第1ステージ3を駆動する。この日リング4は、31個の内歯を有し、その内の3個を内歯10、11、12で示す。日付駆動歯車セット1は、また、第2フィンガー5に当たり、第2フィンガー5が、1ステップ小の月の終了時に、プレート6を、5個の突起20−24の内の1つを介して駆動する(図3)。プレート6は、年歯車7に取り付けられ、この組み立て体6、7が、日リング4と同軸に配列される。図は、年間カレンダー機構が中間歯車8を有する。この中間歯車8が、各月の終了時に、年歯車7を日リング4の第2ステージ9に接続する。
本発明の年間カレンダー機構が従来のそれとは異なる点は、次の2つの独自の配列にある。その第1は、年歯車7が1年の月数の2倍の歯30を有する点である。言い換えると、年歯車7は24枚の歯30を有する。第2(最後)に、中間歯車8を有する点であり、この中間歯車8は、年歯車7と噛み合う第1歯車40を有する。年歯車7の歯30は、第1歯車40の歯41と噛み合う。中間歯車8は第2歯車50を有する。この第2歯車50は、第1歯車40に固定され、同軸に配列される。第2歯車50は、各月の終わりに、日リング4の第2ステージ9の内側に配列された突起60と噛み合う。図は、突起60が歯51により駆動され、この歯51は第2歯車50に含まれる。
中間歯車8を形成する第1歯車40と第2歯車50は、その円周に均等に分布した歯41、歯51をそれぞれ具備し、これは従来の機械加工で形成でき、特許文献1の中間歯の機械加工方法とは異なる。同じことが日リング4の第2ステージ9の内側に配列された突起60についても言える。2つの異なるレベルに配列された2個の突起ではなく、1個の突起のみがあり、これが前述の日付機構に必要である。
図1−8は、日表示ディスク25を具備する日リング4を示し、この日表示ディスク25の上に31個の数列26が記載されている。これらの数字は、時計の文字盤28に切られた開口27を介して見ることができる。
同図によれば、年歯車7は月表示リング16を具備し、この月表示リング16の上に1年の12月分の月名が記載される。これらの月名は、文字盤28に切られた開口18を介して1月に2回表れる。月表示リング16は、それ故に、24個の等しいセクター(三角部)を含む。
次に年間カレンダーの動作を、図1−6を参照して、ある月から次の月に移行する状態を示す。先ず31日未満の月(小の月)を説明し、次に31日を含む月(大の月)を説明する。
図1−3は、ある小の月から次の月への移行を示す。4月30日から5月1日への移行を例として説明する。
図1は、4月30日23時30分の時間の輪列状態を示す。日付駆動歯車セット1の第1フィンガー2が、日リング4の第1ステージ3の内歯10と接触する。日表示リング25により、数列26の数字30が開口27を介して見える。この表示月日は、(4月)30日である。月表示ディスク16により、最初の4月の月名(AVR)17が、開口18を介して表れる。日リング4の第2ステージ9に配置された突起60が、中間歯車8に含まれる第2歯車50の歯52に近づく。月表示ディスク16には、同じ月名が2回連続して記載されている。例えば、図1の最小番号17のAVRと図2の参照番号31のAVRである。
図2は、5月1日00時30分の時間の輪列状態を示す。日付駆動歯車セット1の第1フィンガー2により駆動されると、日リング4とその内歯10は、1ステップ前進する。日表示リング25は、開口27を介して数字31を瞬間的に示す。同時に、日リング4に結合された突起60は、1ステップ第2歯車50を時計方向に、歯52を介して前進させる。中間歯車8を形成する第2歯車50に結合された第1歯車40が、次に年歯車7を反時計方向に回転させ、プレート6とそれに接続されている突起20も反時計方向に回転させる。この時点で、日付駆動歯車セット1の回転に従って、第2フィンガー5がプレート6の突起20に接触するようになる。この動作の間、年歯車7は24分の1だけ回転する。これは、それに接続された月表示ディスク16を有するからである。かくして、2回目の4月の月名(AVR)31が、非常に短い間であるが、開口18を介して表れる(図2)。
図3は、5(MAI)月1日02時00分の時間の輪列状態を示す。日付駆動歯車セット1は、さらに回転すると、第2フィンガー5を介して、プレート6と突起20を反時計方向に回転駆動する。かくして年歯車7は、プレート6に取り付けられているが、駆動され、そして次に中間歯車8を今度は時計方向に駆動する。そしてその歯53により日表示リング25を突起60を介して、1ステップ前進させる。日表示リング25は、開口27内に日付数字1を示す。回転することにより、年歯車7は、月表示ディスク16を駆動し、これが次に最初の5月(MAI)32を表示する。
図3から分かるように、5個の突起(歯)20、21、22、23、24は、それぞれ、31日未満の小の月(すなわち4月、6月、9月、11月、2月)に対応している。各突起は、上記の月の終わりに、日付駆動歯車セット1の第2フィンガー5の通路上に配列される。そうするために、突起20−24は、間隔が60°、90°、60°、90°、60°の位置でプレート6の周囲に配置される。2月の月末では、手動の修正が必要である。最後に、日付駆動歯車セット1は、半瞬時移行型(semi-instantaneous passage type)の場合は、ジャンパー・スプリング(jumper spring)(図示せず)を、日付リングの内歯上に配列しなければならない。
図4−6は、31日を有する大の月から次の小の月への移行を示す。5月30日から6月1日への移行を例に説明する。
図4は、5月30日の23時30分の時間の輪列状態を示す。日付駆動歯車セット1のフィンガー2が、日リング4の内歯10に接触する。日表示リング25により、数列26の内の1つの数字がが開口27を介して表れるようになる。この数字は30(5月)である。月表示ディスク16により、最初の5月の月名(MAI)17が開口18を介して見える。日リング4の突起60が、中間歯車8を形成する第2歯車50の歯52に近づく。プレート6の突起20の角度位置を観測すると、年歯車は、5月31日の02時00分の位置に依然としてある(図3を参照)。
図5は、5月31日の23時30分の時間の輪列状態を示す。日付駆動歯車セット1の第1フィンガー2により駆動されると、日リング4と内歯10は、1ステップ前進する。日表示リング25は、数字31を開口27を介して示し、5月31日の23時30分の時点で、日付駆動歯車セット1の第1フィンガー2は、日リング4の内歯11に接触する。5月30日から31日に移行する間、日付リングに接続された突起60は、1ステップ前進して第2歯車50を歯52を介して、時計方向に駆動する。中間歯車8を構成する第2歯車50に結合された第1歯車40が、次に年歯車7を反時計方向に回転駆動し、それに接続されたプレート6と突起20も同一方向に駆動する。この操作の間、年歯車7は24分の1回回転する。これはそれに接続された月表示ディスク16を有するからである。2回目の5月の月の名前(MAI)32が、瞬間的に開口18を介して表れる。
図6は、6月1日00時30分の時間の輪列状態を示す。回転を続けることにより、日付駆動歯車セット1は、第1フィンガー2を介して、日リング4を1ステップ駆動する。日表示リング25の6(JUN)月1日の数字1が開口27を介して見える。同時に、日付リングの突起60が、時計方向に歯52を介して、第2歯車50を駆動する。第2歯車50と共に中間歯車8を形成する第1歯車40は、年歯車7を1ステップ反時計方向に駆動する。月表示ディスク16は、年歯車7に接続され、それ故に1ステップ前進し、表示33(すなわち6月JUN)を開口18に表れるようにする。プレート6は、また、1ステップ前進して、突起21と共に、この突起21が6月の月末(6月は30日しかない)に、その機能を実行する。
次に本発明の第2実施例の年間カレンダー機構を図9−16を参照して説明する。この機構は、これまでに記載し使用した全ての要素を実行して、本発明の第1実施例の日付機構を行う。2つの要素が追加され、月の名前が開口内に1度のみ表れる。
図9−16が示すように、中間歯車8は、第3歯車70を有し、この第3歯車70は第2歯車50に固定されている。この第2歯車50は、第1歯車40と共に中間歯車8を形成する。さらに、星形歯車80が年歯車7の上に搭載され、その上を自由に回転する。星形歯車80は、枝81を有し、この枝81は、第3歯車70の歯71と噛み合う。星形歯車80が含む枝81の数と、第3歯車70が含む歯71の数は、第3歯車70が2ステップ前進したときに、星形歯車80が1ステップ前進するよう構成されている。
前述した結果、星形歯車80は月表示ディスク90を具備し、この月表示ディスク90の上に1年の12ヶ月の名前91が記載される。これらの名前は、時計の文字盤28に切られた開口100を介して各月の名前を見ることができる。月表示ディスク90は、かくして12個の等間隔のセクターを有する。
本発明の第2実施例による年間カレンダー機構のある月から別の月に移行する動作を説明する。第1実施例に記載した詳細は繰り返さず、図9−16を参照して新たな構成要素についてのみ述べる。
図9−11は、31日未満の小の月のある月から次の月への移行を示す。例えば、4月30日から5月1日への移行を例に説明する。
図9は、4月30日23時30分の時間の輪列状態を示す。月表示ディスク90に記載されたAVR(4月)である91は、開口100を介して見ることができる。日付駆動歯車セット1の第1フィンガー2は、日付リングと、それと共に突起60とを回転させ、この突起60が、時計方向に中間歯車8を駆動する。中間歯車8の第3歯車70も、時計方向に回転する。第3歯車70の歯71、72、73、は、小さな丸で図中にマークして、それらを第3歯車70の下にある第2歯車の歯51から区別している。カレンダーは、30日を表示している。
図10は、5月1日00時30分の時間の輪列状態を示す。回転することにより、日付リングは、極めて短い間、31日を表示する。その突起60が中間歯車8を回転させる。図9の状態から図10の状態に移行する祭は、第3歯車70の歯72は、星形歯車80の歯82を駆動せず、星形歯車80に結合されている月表示ディスク90はAVR(4月)を表示したままである。
図11は、5月1日02時00分の時間の輪列状態を示す。プレート6により駆動される中間歯車8は、このプレート6は日付駆動歯車セット1の第2フィンガー5により駆動されるが、日付歯車を突起60を介して1ステップ前進させる。5月1日がカレンダーには表示される。第3歯車70は、回転すると、歯72を介して、星形歯車80を歯82を介して1ステップ前進させる。星形歯車80に接続された月表示ディスク90は、1ステップ前進し、5月であるMAI92が開口100を介して表れる。
図12−14は、31日を有するある月から次の月への移行を示す。例えば、5月30日から6月1日への移行を例に説明する。
図12は、5月30日23時30分の時間の輪列状態を示す。月表示ディスク90に記載された5月であるMAI92は、開口100を介して見える。日付駆動歯車セット1の第1フィンガー2は、日付リングを内歯10を介して回転するよう準備している。日付リングは、回転すると、突起60を介してプレート6を時計方向に、そしてそれに接続されている第3歯車70を駆動する。このカレンダーは30日を示す。
図13は、5月31日23時30分の時間の輪列状態を示す。日付リングは、1ステップ前進し、カレンダーは31日を表示する。日付リングの突起60は、中間歯車8を回転させる。図12に示した位置から図13に示した位置に移行する際、第3歯車70の歯72は、星形歯車80の歯82を駆動せず、星形歯車80に取り付けられた月表示ディスク90は、5月を表示したままである。
図14は、6月1日の00時30分の時間の輪列状態を示す。回転が継続されると、日付駆動歯車セット1は、第1フィンガー2を介して日付リングを1ステップ駆動する。日表示リング25の6月1日の数字1は、開口27を介して表れる。かくして突起60は、1ステップ前進して、中間歯車8を時計方向に駆動する。回転すると、第3歯車70は、歯72を介して星形歯車80を歯82を介して1ステップ前進させる。星形歯車80に取り付けられた月表示ディスク90は、1ステップ前進し、6月の月であるJUI93が開口100を介して見える。
上記した本発明の第2実施例は、月の名前がより読みやすくなっている。実際、月表示ディスク90は、12個のセクターを含む。すなわち、1月当たり1個のセクターで、これにより月の名前は大幅に拡大され、読みやすくなっている。図9−14は、類似の大きさの日付と月のコーディネートされた図面を示す。この大きさは、月ディスク(図1−6)が24個のセクターを有し、その中のケースに月の名前が日付を表示する数字に対し小さく表示されている場合には達成することができないものである。
本発明の年間カレンダー機構は、製造が容易である。その理由は、この本発明の機構は従来の規則正しく切られた歯車のみを有し、歯は歯車の周囲に等間隔で分布している。かくして本発明の年間カレンダー機構は、基本的な目盛りを大幅に変更することなく、日付のみを含む単純な日付機構を容易に置き換わることができる。これは、イーティーエー エスエー マニュファクチュア ホルロゲア スイス(ETA SA Manufacture Holrogere Suisse)(本出願人)により市販されている商品番号2892A2の場合に良く当てはまる。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。
本発明の第1実施例で、4月30日23時30分に表れる年間カレンダー機構の平面図。 5月1日00時30分に表れる図1と同様の機構を表す図。 5月1日02時30分に表れる図1と同様の機構を表す図。 本発明の第1実施例で、5月30日23時30分に表れる年間カレンダー機構の平面図。 5月31日23時30分に表れる図4と同様の機構を表す図。 6月1日00時30分に表れる図4と同様の機構を表す図。 図2の線VII−VIIに沿った断面図。 図1の線VIII−VIIIに沿った断面図。 本発明の第2実施例で、4月30日23時30分に表れる年間カレンダー機構の平面図。 5月1日00時30分に表れる図9と同様の機構を表す図。 5月1日02時30分に表れる図9と同様の機構を表す図。 本発明の第2実施例で、5月30日23時30分に表れる年間カレンダー機構の平面図。 5月31日23時30分に表れる図12と同様の機構を表す図。 6月1日00時30分に表れる図12と同様の機構を表す図。 図10の線XV−XVに沿った断面図。 図9の線XVI−XVIに沿った断面図。
符号の説明
1 日付駆動歯車セット
2 第1フィンガー
3 第1ステージ
4 日付リング
5 第2フィンガー
6 プレート
7 年歯車
8 中間歯車
9 第2ステージ
10,11,12 内歯
15 歯車
16 月表示ディスク
18 開口
20、21,22,23,24 突起
25 日表示リング
26 数字
27 開口
28 文字盤
30 歯
32
33 表示
40 第1歯車
41 歯
50 第2歯車
51 突起
52 歯
53 歯
60 突起
70 第3歯車
71、72,73 歯
80 星形歯車
81 枝
82 歯
90 月表示ディスク
92 5月
100 開口

Claims (5)

  1. 時計用の年間カレンダー機構において、
    (A) 24時間に1回転する日付駆動歯車セット(1)と、
    前記日付駆動歯車セット(1)は、第1フィンガー(2)に当たり、
    前記第1フィンガーは、1日に1回1ステップ、日付リング(4)の第1ステージ(3)を駆動し、
    前記日付リングは、31枚の内歯(10,11,12)を具備し、
    前記日付駆動歯車セット(1)は、第2フィンガー(5)に当たり、
    前記第2フィンガーは、1ステップ31日未満の小の月の終わりに、プレート(6)の5個の突起(20−24)の内の1つの突起(20)を駆動し、
    前記プレート(6)は、日付リング(4)に同軸に配列された年歯車(7)に固定され、
    (B) 各月の終わりに、前記年歯車(7)を日付リングの第2ステージ(9)に結合する中間歯車(8)と
    を有し、
    前記年歯車(7)は、1年の月数の倍の数(24枚)の歯(30)を有し、
    前記中間歯車(8)は、年歯車(7)に噛み合う第1歯車(40)と、前記第1歯車(40)に同軸に配置固定された第2歯車(50)とを有し、
    前記第2歯車(50)は、各月の終わりに、日付リング(4)の第2ステージ(9)の内側に配列された突起(60)と噛み合う
    ことを特徴とする時計用年間カレンダー。
  2. 前記日付リング(4)は、日表示リング(25)を具備し、
    前記日表示リング(25)の上に数字31までの数列(26)が記載され、それが時計の文字盤(28)に切られた開口(27)を介して表れる
    ことを特徴とする請求項1記載の時計用年間カレンダー。
  3. 前記年歯車(7)は、月表示ディスク(16)を具備し、
    前記月表示ディスク(16)の上に1年の12ヶ月分の月名(17)が記載され、
    前記月名は、時計の文字盤(28)に切られた開口(18)を介して、各月に2回表れ、
    前記月表示ディスク(16)は、24個の等間隔のセクターを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の時計用年間カレンダー。
  4. 前記中間歯車(8)は、第2歯車(50)に固定された第3歯車(70)を有し、
    星形歯車(80)が、自由に回転可能に第3歯車(70)に搭載され、
    前記星形歯車(80)の枝(81)は、第3歯車(70)の歯(71)と噛み合い、
    星形歯車(80)と第3歯車(70)がそれぞれ有する前記枝(81)の数と歯(71)の数は、第3歯車(70)が2ステップ前進すると、星形歯車(80)が1ステップ前進するよう配列される
    ことを特徴とする請求項1記載の時計用年間カレンダー。
  5. 星形歯車(80)が、自由に回転可能に第3歯車(70)に搭載され、
    前記星形歯車(80)は、月表示ディスク(90)を具備し、
    前記月表示ディスク(90)の上に1年の12ヶ月の月名(91)が記載され、
    前記月名は、各月に一度、時計の文字盤(28)に切られた開口(100)を介して表れ、
    前記月表示ディスク(90)は12個の等間隔のセクターを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の時計用年間カレンダー。
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