JP4753965B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤面に障害釘、入賞装置等の盤面部品を配設した遊技部を囲うようにしてガイドレールが敷設される弾球遊技機に関するものである。
従来、弾球遊技機の一種であるパチンコ遊技機にあっては、その遊技盤面に障害釘、入賞装置等の盤面部品を配設した遊技部が形成され、該遊技部の周囲を囲うようにして内側のガイドレールと外側のガイドレールとがそれぞれ略円弧状にしかも渦巻き状に敷設されている。一般に、この種パチンコ遊技機の製造過程では、遊技盤面の所定位置に多くの障害釘を打設すると共に遊技盤面にレール釘を打ち込むことにより内側・外側のガイドレールを敷設し、このように障害釘と内側・外側のガイドレールを設けた状態で遊技盤を多段に積み上げ保管するようにしている。ただ、遊技盤面に装着する入賞装置等の所謂役物がない状態では、前記遊技盤を多段に積み上げて保管する場合、遊技盤が傾き易く不安定になってバランスを崩し荷崩れを起こす危険性が有る。そこで、前記内側・外側のガイドレールはその上段の遊技盤を上下左右均等に下から支えそのバランスを安定に保つ働きを有している。
ところで、近時、パチンコ遊技機にあっては、遊技盤面の中央に図柄を変動表示する表示部を備えた変動表示装置を配設し、変動する図柄が停止したときの組合せが特定の組合せ(例えば、777)に揃うと、遊技者に有利な特別遊技状態、すなわち「大当り」になり、一度に多くの入賞球が得られるようにしたパチンコ遊技機が長く人気を博している。この種のパチンコ遊技機では、遊技の面白さを増すために表示部が大型化し、これに伴い変動表示装置も大型化している。しかも、その変動表示装置は遊技盤面を前側から見て右側へ張り出ており、このため、その部位を控えて内側のガイドレールが敷設される。すなわち、本来の内側のガイドレールの始端の位置を変動表示装置の下方に勢い下げざるを得なくなってきている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−263129号公報(第6頁段落0027と段落0028、図3)
しかしながら、前記内側のガイドレールの始端の位置を下げた場合、内側のガイドレールの長手方向に沿った長さが短くなり、障害釘と内側・外側のガイドレールのみを設けた状態で遊技盤を多段に積み上げ保管する場合、前記内側のガイドレールが短くなった分上段の遊技盤を下から支持する部位が減り、ともすると、遊技盤が不安定になって傾き易くバランスを崩して荷崩れを起こす危険性を生ずるという課題が有る。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、変動表示装置の大きさの関係上、内側のガイドレールの長手方向の長さが短くなっても、遊技盤を多段に積み上げ保管する場合、バランスが崩れ難く荷崩れを起こす危険性を減ずるようにした弾球遊技機を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明に係る弾球遊技機は、遊技盤面に障害釘、入賞装置等の盤面部品を配設した遊技部を囲うようにしてガイドレールが敷設され、前記遊技盤面を前から見てその一側に位置する前記ガイドレールが所定の範囲に亘り分断される分断部が前記遊技盤面に形成されている弾球遊技機であって、前記ガイドレールに、そのレール幅と略同じ幅を有しかつ前記分断部に接する端部から前記遊技盤面に対して直交する状態で該遊技盤面に沿って自在に進退動する補助部材を装着したことを特徴とする。
例えば、前記ガイドレールは略渦巻き状に敷設される外側のガイドレールと内側のガイドレールとからなり、前記分断部は前記遊技盤面を前から見てその一側上部に位置する前記外側のガイドレールの端部と該遊技盤面を前から見てその一側下部に位置する前記内側のガイドレールの端部との間に形成され、前記内側のガイドレールに前記補助部材が装着されている構成が採られる。
または、前記ガイドレールは略渦巻き状に敷設される外側のガイドレールと内側のガイドレールとからなり、前記分断部は前記遊技盤面を前から見てその一側上部に位置する前記外側のガイドレールの端部と該遊技盤面を前から見てその一側下部に位置する前記内側のガイドレールの端部との間に形成され、前記外側のガイドレールに前記補助部材が装着されている構成が採られる。
前記いずれの場合も、補助部材は前記ガイドレールの端部からその長手方向に沿って自在に進退動する補助レールであることが好ましい。
本発明は、遊技盤面を前から見てその一側に位置するガイドレールが所定の範囲に亘り分断される分断部が遊技盤面に形成されている弾球遊技機であって、該ガイドレールに、そのレール幅と略同じ幅を有しかつ前記分断部に接する端部から遊技盤面に対して直交する状態で該遊技盤面に沿って自在に進退動する補助部材を装着した構成からなる。よって、変動表示装置の大きさの関係上、内側のガイドレールの長手方向の長さが短くなっても、遊技盤を多段に積み上げ保管する場合、その端部から補助部材を進出させ、その分で上段の遊技盤を支持できるようにしたので、上段に位置する遊技盤を下からほぼ均等に支持することができ、バランスが崩れ難く荷崩れを起こす危険性を減少させられるという有益な効果を奏する。また、この場合、内側のガイドレールまたは外側のガイドレールの分断部に接する端部から補助部材を進退動させることができ、いずれも同等の効果を有する。
また、遊技盤面の中央の変動表示装置と共にその下方に位置して遊技盤面の一側に装飾部材が装着される場合、それら装飾部材の大きさがパチンコ遊技機の機種により異なっても、内側のガイドレールの端部から補助部材を進出または後退させて調整し、その端部から装飾部材までの間に補助部材を張設してその隙間を塞ぐことができる。よって、機種により装飾部材の大きさが異なっても、一つの内側のガイドレールによってそれらにすべて対応できるという効果も有る。
また、補助部材をガイドレールと略同じレール幅を有する補助レールにすれば、ガイドレールと遜色なく使用でき、遊技球が当接しても頑丈であって良好に使用できるという効果が有る。
以下、本発明に係る弾球遊技機の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、本発明は、例えばパチンコ遊技機、雀球機、アレパチ機などの弾球遊技機に適用できるが、この内、パチンコ遊技機に適用される場合について説明する。図1は本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図、図2は同遊技盤の拡大正面図である。図中、1は外枠であり、その前面の遊技盤取付枠(図示せず。)に遊技盤2が配置されると共に、該遊技盤取付枠の前側に遊技盤2の前面を覆うようにして前面枠3が開閉自在に軸着される。該前面枠3には中央に前記遊技盤2の遊技部2aが臨む窓開口4が開設され、該窓開口4に合成樹脂製またはガラス製の透明板を前後に配置した透明板ユニット5が装着される。そして、窓開口4を介して前側から前記遊技部2aが視認できるようになっている。
前記前面枠3は合成樹脂により成形され、その前面であって窓開口4の下方に、前方へ張り出させるようにして打球発射部(図示せず。)に供給される遊技球を貯留する球受皿6が一体に設けられる。該球受皿6の一側上面には操作部6aが設けられ、該操作部6aに遊技者が遊技進行中の適時に、その遊技に参加できるように作動させる押ボタン7や選択キー8が設けられる。また、前面枠3の下部一側には、打球発射部から発射される打球の打球力を調整するための打球力調整ハンドル9が装着されている。
次に、遊技盤2について説明する。遊技盤2は薄いベニヤ板を複数枚積層して成形され、前面にはその機種に相応しい模様や図形を印刷した合成樹脂製の化粧フィルムが貼着される。該遊技盤2の前面には、ステンレス製の内側のガイドレール10と同じくステンレス製の外側のガイドレール11とが遊技盤2面に対して直交する状態で略円弧状にかつ略渦巻き状に敷設され、これら内側・外側のガイドレール10,11に囲まれるようにして遊技部2aが形成される。この遊技部2aには、後記する所謂盤面部品が装着される。
前記内側のガイドレール10は遊技盤2面の一側下部(例えば、遊技盤2面を前側から見て右側の下部)を端部としての始端10aとし、該遊技盤2面の他側上部(例えば、遊技盤2面を前側から見て左側の上部)を端部としての終端10bとするように略円弧状に設けられている。また、外側のガイドレール11は、遊技盤2面の他側下部(例えば、遊技盤2面を前側から見て左側の下部)を端部としての始端11aとし、遊技盤2面の一側上部(例えば、遊技盤2面を前側から見て右側の上部)を端部としての終端11bとするように略円弧状に設けられている。そして、遊技盤2面の他側すなわち左側であって内側のガイドレール10と外側のガイドレール11との間に、打球発射部(図示せず。)から打ち出された遊技球を遊技部2aに導く球誘導通路12が形成される。内側のガイドレール10の終端10bに、打球発射部から球誘導通路12を介して遊技部2aに打ち込まれた遊技球であって、逆戻りして球誘導通路12に入って逆走する遊技球を防ぐための戻り球防止装置13が装着されている。
遊技盤2面における遊技部2aには、所定位置に盤面部品としての無数の障害釘14が植設され、その中央部に同じく盤面部品として大型の変動表示装置15が配置され、その下方に同じく始動入賞口16、更に、その下方に同じく大型の入賞装置17が配置される。変動表示装置15は図柄を変動表示する電子ディスプレイとしての表示部18が備えられ、該表示部18の周囲を囲う装飾部19の一側19a(図2では右側)が外側へ片寄って突出している。そして、該装飾部19の下方の外側に、該装飾部19とは別個に形成される装飾部材20が連なるようにして装着される。前記大型の変動表示装置15や始動入賞口16等の盤面部品は、あらかじめ遊技盤2に所定の大きさの取付孔(図示せず。)を開設し、該取付孔に装着されることになる。
このように、変動表示装置15や装飾部材20が外側へ片寄って設けられていることから、それらが障害物となり、その右側には内側のガイドレール10が敷設されていない。すなわち、内側のガイドレール10の始端10aは、装飾部材20の下方に位置する。遊技盤2面の所定の位置に複数の一般入賞口21が配設され、中央下部には内側のガイドレール10に接するようにして遊技部2aに打ち込まれても入賞球とならなかった遊技球をアウト球として排出するためのアウト球排出口22が設けられている。
そこで、球誘導通路12を介して遊技部2aに打ち込まれた遊技球が始動入賞口16に入賞すると、前記変動表示装置15に内装される表示部18の図柄が変動表示する。そして、その変動表示した図柄が停止して特定の図柄、例えば「777」、に揃って遊技者に有利な特別遊技状態、所謂「大当り」状態になると、入賞装置17の開閉扉17aが前側へ開いて遊技球を受け入れる。そして、一定の条件の下で一度に多くの入賞球を発生させることができるようになっている。
本発明にあっては、内側のガイドレール10の始端10aがアウト球排出口22を超えて少し右側へ延びた位置に設定されている。この位置は、パチンコ遊技機Pの機種により装飾部材20の大きさが異なるため、それら大きさの異なる装飾部材20すべての取付に支障のない位置に設定されている。すなわち、外側のガイドレール11の終端11bと内側のガイドレール10の始端10aとの間は分断されることになり、その分断部B1により内側のガイドレール10の始端10aと装飾部材20との間には、余裕のある隙間S1が形成されるようになっている。
そして、図3、図4に示すように内側のガイドレール10の外側面には、始端10a側に寄せて保持部としての摺動溝23が設けられる。この摺動溝23は後記する補助部材としての補助レール26を挿入して保持するためのものであり、内側のガイドレール10の長手方向に沿った両側縁を下方で内側へコ状に屈曲させて形成される。また、該摺動溝23の長手方向に沿った両端は開口23a,23bされ、摺動溝23の長手方向に沿った中央には始端10a側を一部残して長溝24が設けられる。よって、摺動溝23と長溝24とは連通することになる。内側のガイドレール10の始端10aには、摺動溝23から突出するガイド片25が一体に設けられている。
前記摺動溝23に挿通される補助レール26は、ステンレス製であって内側のガイドレール10と略同じレール幅を有すると共に同じ極率半径で湾曲しており、該摺動溝23内に比較的きつく嵌まり込む。手で操作することは可能であるが、補助レール26のみでは摺動溝23内で容易に摺動し得ないようになっている。これは、補助レール26が内側のガイドレール10と同じレールとしての機能を果たすためである。摺動溝23内に収められる補助レール26が内側のガイドレール10の始端10aから引き出された状態では、該補助レール26は遊技盤2面に対して直交する。
前記補助レール26の基端部に下方へ屈曲して指先で摘める操作摘み27が設けられる。この操作摘み27の幅は、前記長溝24内を移動できる幅に設定される。また、補助レール26の長さは、摺動溝23内に挿通した状態で、その先端が各種装飾部材20に達するような長さに設定される。ただし、内側のガイドレール10の途中にはアウト球排出口22が配置され、その部位にレールを横断するような屈曲段部が設けられる関係上、その縁から始端10aまでの寸法範囲で補助レール26の長さが設定される。
補助レール26は、その先端を内側のガイドレール10の始端10aとは反対側の開口23aから摺動溝23内に挿通して保持される。そして、図2に示すように遊技盤2面に内側のガイドレール10や外側のガイドレール11を敷設し、更に、変動表示装置15や始動入賞口16、装飾部材20を装着する。この状態では、図5(イ)に示すように、内側のガイドレール10の右側の始端10aと装飾部材20との間に、遊技部2に打ち込まれた遊技球が落下して遊技部2aの外側へ零れ出るような隙間S1ができる。このため、指先で操作摘み27を摘んで補助レール26を図5(イ)矢視方向へ摺動させ、その先端を装飾部材20の側面に近接させて位置させる。この補助レール26はその位置にしっかりと保持され、落下する遊技球が衝突しても緩んで必要もなく摺動することがない。これにより、前記隙間S1が塞がれることになる。
一方、図5(ロ)に示すように、装飾部材20aが図5(イ)に示される装飾部材20よりも小さく、内側のガイドレール10の始端10aとその装飾部材20aとの間の隙間S2が図5(イ)よりも広くなった場合は、その分補助レール26を装飾部材20a側へ更に進出すようにする。これにより、前記と同じように補助レール26により隙間S2を塞ぐことができる。逆に、図5(イ)よりも装飾部材20aが大きく隙間S2が狭くなったときは、その分補助レール26を後退させれば良い。
このように、パチンコ遊技機Pの機種により遊技盤2面の一側に装着される装飾部材20,20aの大きさが異なっても、内側のガイドレール10の始端10aから補助レール26を進出または後退させて調整し、その始端10aから装飾部材20,20aまでの間に補助レール26を張設してその隙間S1,S2を塞ぐことができる。よって、機種により装飾部材20,20aの大きさが異なっても、一つの内側のガイドレール10によってそれらにすべて対応できることになる。前記摺動溝23における長溝24の一方端(内側のガイドレール10の始端10aとは反対側)が開放しているので、その側から補助レール26を取り外すことができ、これにより補助レール26の交換が可能になるばかりか、不要なときは補助レール26を取り外しておくこともできる。
そこで、本発明に係るパチンコ遊技機Pにあっては、通常、その製造過程で、図6に示すように遊技盤2面の所定位置に多くの障害釘14を打設すると共にレール釘28を遊技盤2面に打ち込むことにより内側・外側のガイドレール10,11を敷設する。そして、図7に示すように障害釘14と内側・外側のガイドレール10,11を設けた状態で、遊技盤2を多段に積み上げ保管するようにしている。この際、内側のガイドレール10の始端10aから補助レール26を最大限引き出しておく。
遊技盤2面に装着される入賞装置17等の所謂役物がない状態では、遊技盤2を多段に積み上げて保管する場合、変動表示装置15の一側、すなわち右側に相当する部位に内側のガイドレール10も外側のガイドレール11もない分断部B1が形成されることから、その部位で上段の遊技盤2を支持することができないため、上段に位置する遊技盤2を下からほぼ均等に支持することが難しく、バランスが崩れて荷崩れを起こす危険性が多い。しかし、このような場合、内側のガイドレール10の分断部B1と接する始端10aから補助レール26を進出させ一杯に引き出しておけば、その補助レール26によってその分で上段の遊技盤2を下から支えることができるようになって安定性が増し、荷崩れを起こす危険性が減少される。
以上の説明では、内側のガイドレール10に補助レール26を装着にしたが、図8に示すように外側のガイドレール11に補助レール261を装着するようにしても良い。この場合、内側のガイドレール10の始端10aの位置は、変動入賞装置15または装飾部材20,20aの位置によってあらかじめ設定しておく。そして、前記内側のガイドレール10と同様に、外側のガイドレール11の外側面であってその終端11b側に寄せて保持部としての摺動溝231が設けられる。この摺動溝231も、外側のガイドレール11の長手方向に沿った両側縁を上方で外側へコ状に屈曲させて形成される。また、該摺動溝231の長手方向に沿った両端は開口231a,231bされ、摺動溝231の長手方向に沿った中央には終端11b側を一部残して長溝241が設けられる。よって、摺動溝231と長溝241とは連通することになる。外側のガイドレール11の終端11bには、摺動溝231から突出するガイド片251が一体に設けられる。
前記摺動溝231に挿通される補助レール261は、ステンレス製であって外側のガイドレール11と略同じレール幅を有すると共に同じ極率半径で湾曲しており、該摺動溝231内に比較的きつく嵌まり込む。手で操作することは可能であるが、補助レール261のみでは摺動溝231内で容易に摺動し得ないようになっている。前記補助レール261の基端部に上方へ屈曲して指先で摘める操作摘み271が設けられる。この操作摘み271の幅は、前記長溝241内を移動できる幅に設定される。また、補助レール261の長さは、内側のガイドレール10の始端10aと外側のガイドレール11の終端11bとの間に形成される分断部B2の一部を塞ぎ、しかも、前記遊技盤2を多段に積み重ねたときに、上段に位置する遊技盤2を下からほぼ均等に支持することができる範囲で設定される。
そして、摺動溝231内に収められる補助レール261が外側のガイドレール11の終端11bから引き出された状態では、該補助レール261は遊技盤2面に対して直交する。このように、外側のガイドレール11の終端11bから補助レール261を進出させ一杯に引き出しておけば、その補助レール261によってその分で上段の遊技盤2を下から支えることができるようになって安定性が増し、荷崩れを起こす危険性が減少される。
この補助レール261は、専ら障害釘14と共に内側・外側のガイドレール10,11を設けた状態で遊技盤2を多段に積み上げ保管する場合に使用される。そして、その先端を外側のガイドレール11の終端11bとは反対側の開口231aから摺動溝231内に挿通して保持される。遊技盤2を多段に積み重ね保管している間は、外側のガイドレール11の終端11bから補助レール26を一杯に引き出しておく。しかしながら、その後に入賞装置17等の他の盤面部品を遊技盤2面に装着する時点では、補助レール261を外側のガイドレール11の終端11bから内側へ収納しておく。なぜならば、その後は使用されないからである。なお、必要であれば、内側のガイドレール10と外側のガイドレール11のいずれにも補助レール26,261を装着して、それぞれ内側のガイドレール10の始端10aと外側のガイドレール11の終端11bから進退動させるようにしても良い。
本発明にあっては、補助部材として補助レール26,261を示したが、これに限定されるものではない。内側のガイドレール10のレール幅と略同じ幅を有しかつ遊技盤2面に対して直交する状態で内側のガイドレール10の始端10aまたは外側のガイドレール11の終端11bから遊技盤2面に沿って自在に進退動するものであれば、例えば帯状であってしかも網状または格子状のものでも良い。
また、摺動溝23を内側のガイドレール10の外側面または外側のガイドレール11の外側面に角筒状に成形したが、これに限定するものではなく、例えば、内側・外側のガイドレール23,231の外側面の両側縁に沿って補助レール26,261の両側縁を支持するコ字型のフック部を列設するようにしても良い。また、補助レール26,261はステンレス製のもので説明したが、この材質に限定されるものではなく、例えば合成樹脂製であっても良いことは勿論である。
本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図。 同遊技盤の拡大正面図。 (イ)は内側のガイドレールの始端の拡大斜視図、(ロ)は図3(イ)のX−X線拡大断面図。 裏側から見た内側のガイドレールの始端側の分解斜視図。 (イ)補助レールの作用を示す遊技盤面の一部の拡大正面図、(ロ)は同遊技盤面の一部の拡大正面図。 内側・外側のガイドレールを敷設する状態を示す遊技盤の斜視図。 内側・外側のガイドレールを敷設した状態を示す遊技盤の斜視図。 同外側のガイドレールに補助レールを取着した遊技盤の斜視図。
符号の説明
2 遊技盤
2a 遊技部
10 ガイドレール(内側のガイドレール)
10a 端部(始端)
10b 端部(終端)
11 ガイドレール(外側のガイドレール)
14 障害釘
17 入賞装置
26 補助部材(補助レール)
261 補助部材(補助レール)
B1 分断部
B2 分断部
P 弾球遊技機(パチンコ遊技機)

Claims (4)

  1. 遊技盤面に障害釘、入賞装置等の盤面部品を配設した遊技部を囲うようにしてガイドレールが敷設され、前記遊技盤面を前から見てその一側に位置する前記ガイドレールが所定の範囲に亘り分断される分断部が前記遊技盤面に形成されている弾球遊技機であって、
    前記ガイドレールに、そのレール幅と略同じ幅を有しかつ前記分断部に接する端部から前記遊技盤面に対して直交する状態で該遊技盤面に沿って自在に進退動する補助部材を装着したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記ガイドレールは略渦巻き状に敷設される外側のガイドレールと内側のガイドレールとからなり、前記分断部は前記遊技盤面を前から見てその一側上部に位置する前記外側のガイドレールの端部と該遊技盤面を前から見てその一側下部に位置する前記内側のガイドレールの端部との間に形成され、前記内側のガイドレールに前記補助部材が装着されている請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記ガイドレールは略渦巻き状に敷設される外側のガイドレールと内側のガイドレールとからなり、前記分断部は前記遊技盤面を前から見てその一側上部に位置する前記外側のガイドレールの端部と該遊技盤面を前から見てその一側下部に位置する前記内側のガイドレールの端部との間に形成され、前記外側のガイドレールに前記補助部材が装着されている請求項1記載の弾球遊技機。
  4. 前記補助部材は補助レールであって、前記ガイドレールの端部からその長手方向に沿って自在に進退動するようにした請求項1乃至3内のいずれか一つに記載の弾球遊技機。
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