JP4753673B2 - 裏面照射型撮像素子 - Google Patents

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本発明は、裏面照射型撮像素子に関する。特に、本発明は、顕微鏡や電子顕微鏡での高速撮影のような科学及び技術の分野での計測用途の超高速度で超高感度の撮影に適した裏面照射型撮像素子に関する。
チップの電極等が配置された面(表面)とは反対側の面(裏面)から可視光等の入射線を入射させる、裏面照射型撮像素子が知られている(特許文献1参照)。この裏面照射型撮像素子では、各画素の変換部(例えば入射線が可視光線である場合には光電変換部)がチップの裏面側に設けられ、A/D変換器や信号蓄積部のような信号電荷に何らかの処理を行う部分(電荷処理部)がチップの表面側に設けられる。
裏面照射型撮像素子は100%に近い開口率を得ることができるので、非常に高い感度を実現することができる。従って、天文学、電子顕微鏡の分野等の高感度が必要となる用途では、裏面照射型撮像素子が使用されることが多い。また、画像1枚あたりの露光時間が短くなる高速度撮影にも、高感度を有する裏面照射型撮像素子が適している。
本発明者らは、画素内又はその近傍に直線状の信号蓄積部を備える画素周辺記録型撮像素子(In-situ Storage Image Sensor:ISIS)を開発した(例えば、特許文献2、非特許文献1、及び非特許文献2参照)。また、本発明者らは、この画素周辺記録型撮像素子の原理を適用した裏面照射型撮像素子を開発した(特許文献3参照)。
図30及び図31は、画素周辺記録型の裏面照射型撮像素子を示す。裏面照射型撮像素子201の入射面(裏面)202には、複数の画素203が2次元に配列されている。図30では、単純化のために、12個(4行×3列)の画素203のみを図示しているが、画素203の行数及び列数はそれぞれ2以上であればよい。また、図30では、単純化のために、後述する光電変換層205及び電荷収集層206は図示していない。
図31に示すように、チップ204の入射面202側にはp型の光電変換層205が設けられている。また、光電変換層205の表面208側に隣接してn型の電荷収集層206が設けられている。さらに、個々の画素203毎に表面208側にn型のインプット領域209が設けられている。画素203毎に、電荷収集層206からインプット領域209に延びるn型の電荷集積部207が設けられている。
個々のインプット領域209には図30において斜め下方向に延びる信号記録用CCD211が接続されている。各インプット領域209の列毎に1本ずつ図において垂直方向(列方向)に延びるCCD(垂直読み出し用CCD212)が設けられている。さらに、各垂直読み出し用CCD212に隣接してドレーン線227が設けられている。さらにまた、図において水平方向(行方向)に延びるCCD(水平読み出し用CCD125)が設けられている。
信号記録用CCD211と垂直読み出し用CCD212はチップ204の表面側に設けたp型の電荷阻止領域213に埋め込まれている。この電荷阻止領域213のp型不純物の濃度分布は一定である。また、図31において符号Tで示すように、チップ204の表面208側から測った電荷阻止領域213の厚みは一定である。隣接する2個の信号記録用CCD211間及び信号記録用CCD211と垂直読み出し用CCD212の間には、p型のチャネルストップ214が設けられている。215は信号記録用CCD211を駆動するための電極、216はインプット領域209から信号記録用CCD211に信号電荷を送るための電極である。
矢印Aで示す入射面202への光の入射によって光電変換層205で発生した電子(信号電荷)は、点線Bで示すように電荷収集層206へ移動する。また、電子は電荷収集層206中を図31において水平方向に移動して電荷集積部207に到達し、インプット領域209から信号記録用CCD211に送られる。
図32を併せて参照すると、p型の電荷阻止領域213内にn型の信号記録用CCD211及び垂直読み出し用CCD21とp型のチャネルストップ214とが交互に埋め込まれていることで、n型の電荷収集層206の電位分布が影響を受ける。詳細には、図32において矢印Cで示すように電位の低い閉領域が生じる。そのため、電位が最も高い部分を水平方向(電子の移動方向)に結んだ点線D上では、図33に示すように、電位分布に凹凸が生じる。電子はこの電位分布の凹凸を超えて電荷収集層206中を移動する必要がある。従って、この電位分布の凹凸により、電子が電荷収集層206中を移動する移動速度を低下する。例えば、電位分布の凹凸の差Eが0.3V以上となると、常温下であっても短時間間隔で見ると一部の電子が捕捉されて残像が生じるので、時間分解能が低下する。低温下のように各電子の拡散移動の速度が低い場合にはさらに低電圧でも電位分布の凹凸に電子が捕捉される。図33において符号217は電位分布の凹凸で捕捉された電子を概念的に示す。電位分布の凹凸に電子が捕捉されることで、電子の移動速度が非常に小さくなるので、フレーム間の時間間隔を狭めると残像を生じ、時間分解能が低下する。同様に、電子顕微鏡での使用のように光電子数が少ない高感度での撮影においても、電位分布の凹凸に電子が捕捉されることで、電子の移動速度が非常に小さくなるので、フレーム間の時間間隔を狭めると残像を生じ、時間分解能が低下する。
このように電荷収集層206中の電位分布の凹凸の存在により、電荷収集層中の電子の移動速度が低下し、時間分解能、すなわち撮影速度の低下を招く。従って、電荷収集層206中の電位分布の凹凸は超高速度で超高感度の撮影を達成する上で重要な問題である。
特開平9−331052号公報 特開2001−345441号公報 特開2004−235621号公報 江藤剛治他、「103枚連続撮影のための100万枚/秒のCCD撮像素子(A CCE Image Sensor of 1M frames/s for Continuous Image Capturing of 103 Frames)」、技術論文要約(Digest of Technical Papers)、2002年 IEEE固体回路国際会議(2002 IEEE International Solid-State Circuits Conference)、2002年、第45巻、p.46−47 江藤剛治、外4名、「斜行直線CCD型画素周辺記録領域を持つ100万枚/秒の撮像素子」、映像情報メディア学会誌、社団法人映像情報メディア学会、2002年、第56巻、第3号、p.483−486
本発明は、信号蓄積部としてCCDを備える裏面照射型撮像素子において、電荷収集層中の信号電荷の移動速度を向上し、時間分解能、すなわち撮影速度を向上することを課題とする。
本明細書において、「入射線」という語は、撮像素子に対して入射する検出対象となるエネルギ又は粒子の流れをいい、紫外線、可視光線、及び赤外線等の光を含む電磁波、電子、イオン、及び正孔のような荷電粒子の流れ、並びにX線に加えα線、γ線、β線、及び中性子線を含む放射線を包含する。
本発明の第1の態様は、入射線が入射する裏面側に設けられ、前記入射線を信号電荷に変換する第1導電型の変換層と、2次元配列を構成する複数の画素のそれぞれについて前記裏面と反対側の表面側に設けられた第2導電型の複数のインプット領域と、前記複数のインプット領域のそれぞれについて前記表面側に設けられ、互いに平行に延び、かつ対応する前記インプット領域からの信号電荷を転送する第2導電型の複数のCCD型電荷転送路と、前記変換層の前記表面側に隣接して設けられ、前記変換層で発生した電荷を前記インプット領域に向けて移動させる第2導電型の電荷収集層と、前記電荷収集層から個々の前記インプット領域まで延びる第2導電型の複数の電荷集積部と、前記表面側に設けられ、前記CCD型電荷転送路が埋め込まれ、かつ前記CCD型電荷転送路に沿って延びる第1の部分の不純物濃度が、互いに隣接する前記CCD型電荷転送路間の隙間に沿って延びる第2の部分の不純物濃度よりも高い第1導電型の複数の電荷阻止領域とを備えることを特徴とする、裏面照射型撮像素子を提供する。第1導電型がp型である場合、第2導電型がn型である。逆に、第1導電型がn型で、第2導電型がp型であってもよい。
電荷阻止領域の第1及び第2の部分の不純物濃度を前述のように設定することで、電荷収集層における電位分布の凹凸が解消ないしは低減される。その結果、変換層で発生した信号電荷が電荷収集層中を移動する速度が向上するので、時間分解能、すなわち撮影速度が向上する。
前記互いに隣接する前記CCD型電荷転送路間に、前記電荷阻止領域よりも不純物濃度が高い第1導電型のチャネルストップをさらに設けてもよい。
前記電荷阻止領域に対応する部分における前記光電変換層の不純物濃度は、前記インプット領域に対応する部分における前記光電変換層の不純物濃度よりも高いことが好ましい。
光電変換層の不純物濃度を前述のように設定することで、電荷収集層中にインプット領域に向かう電位勾配が形成される。これによっても電荷収集層における信号電荷の移動速度が向上する。代案としては、前記インプット領域に対応する部分の表面に第2の導電型の不純物をさらに注入してもよい。
前記第2導電型の電荷収集層内の領域の前記電荷阻止領域に対応する部分に第1導電型の不純物ドープ層をさらに設けてもよい。
不純物ドープ層を設けることによっても、電荷収集層中にインプット領域に向かう電位勾配が形成され、電荷収集層における信号電荷の移動速度が向上する。
電位勾配をインプット領域に向けるには、前記不純物ドープ層は前記入射線の入射方向から見ると、前記画素の列方向に配置され、かつ個々が前記インプット領域に向けて前記画素の列方向の幅が狭くなる複数の部分からなることが好ましい。
代案としては、前記不純物ドープ層は前記入射線の入射方向から見ると前記画素の列方向に延びる帯状である。
本発明の裏面照射型撮像素子では、変換層で発生した信号電荷が電荷収集層中を移動する速度を向上し、それによって時間分解能、すなわち撮影速度を向上することができる。
次に添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る画素周辺記録型の裏面照射型撮像素子1を備える透過型電子顕微鏡2を示す。この透過型電子顕微鏡2は、電子銃3から試料5に電子流4(入射線)を照射し、透過した電子流4を裏面照射型撮像素子1の受光面の上に配置した蛍光面7に結像させる。蛍光面7から出射された光が裏面照射型撮像素子1に入射する。6A〜6Cは磁界レンズである。電子銃3、試料5、裏面照射型撮像素子1、及び磁界レンズ6A〜6Cが配置されている透過型電子顕微鏡2の内部は真空ポンプ8により所要の真空度に維持されている。裏面照射型撮像素子1の出力は、画像信号としてコントローラ9に出力される。コントローラ9はメモリ、画像処理回路等を含む種々の要素を備え、コントローラ9から表示装置10に撮影した画像が出力される。
図2から図6をさらに参照すると、裏面照射型撮像素子1の入射面(裏面)11には、複数の画素13が2次元に配列されている。図2では、単純化のために、12個(4行×3列)の画素13のみを図示しているが、画素13の行数及び列数はそれぞれ2以上であればよい。また、図2及び図3では、後述する光電変換層15及び電荷収集層16は図示していない。
図4から図6に示すように、チップ14の入射面11側にはp型の光電変換層15が設けられている。また、光電変換層15の表面12側に隣接してn型の電荷収集層16が設けられている。さらに、個々の画素13毎に表面12側にn型のインプット領域17が設けられている。さらにまた、画素13毎に、電荷収集層16からインプット領域17に延びるn型の電荷集積部18が設けられている。
個々のインプット領域17には図2において斜め下方向に延びる信号記録用CCD21が接続されている。各インプット領域17の列毎に1本ずつ図において垂直方向(列方向)に延びるCCD(垂直読み出し用CCD)22が設けられている。さらに、各垂直読み出し用CCD22に隣接してドレーン線23が設けられている。さらにまた、図において水平方向(行方向)に延びるCCD(水平読み出し用CCD24)24が設けられている。
各信号記録用CCD21は、一端が図示しないインプットゲートを介して対応するインプット領域17に接続され、他端が垂直読み出し用CCD22に接続されている。同一の列を構成するインプット領域17に一端が接続されている信号記録用CCD21の他端は、その列に対応する垂直読み出し用CCD22に合流している。換言すると、同一の列を構成するインプット領域17に接続されたすべての信号記録用CCD21が同一の垂直読み出し用CCD22に合流している。垂直読み出し用CCD22が備える信号記録要素ないしはエレメント25のうち、信号記録用CCD21が合流するエレメント25aの一つ上流側のエレメント25bは、ドレーンゲート26を介してドレーン線23に接続されている。各垂直読み出し用CCD22の図において下端は、水平読み出し用CCD24に接続されている。
撮影中の裏面照射型撮像素子1は、連続上書きを実行する。図3を参照すると、矢印Y1で示すように、撮影中はインプット領域17から信号記録用CCD21のエレメント25に信号電荷が順次転送される。ある瞬間に“1”から“N”までの番号を付した各エレメント25に信号電荷が蓄積されているとすると、各エレメント25に付した番号が小さい程古い画像に対応する信号電荷であることを示し、この番号が大きい程新しい画像に対応する信号電荷であることを示す。図3で示す状態の次の瞬間には、番号“1”を付したエレメント25からドレーンゲート26を介してドレーン線23に信号電荷が排出され、番号“N”を付したエレメント25にインプット領域17から最新のN+1番目の画像に対応する信号電荷が入力される。また、2番目からN番目までの画像に対応する信号電荷は1個ずつ下流側のエレメント25に送られる。従って、2番目からN+1番目までの画像に対応する信号電荷が信号記録用CCD21に記録される。撮影中は、この連続上書きを反復する。
撮影対象とする現象の生起が確認されると連続上書きが停止される。記憶された信号電荷の読み出し操作は概ね以下の通りである。
(1)信号記録用CCD21での電荷転送を停止し、矢印Y1で示すように垂直読み出し用CCD22上でのみ電荷転送を行い、信号電荷を水平読み出し用CCD24に送る。この操作により垂直読み出し用CCD22は空になる。
(2)信号記録用CCD21から垂直読み出し用CCD22に電荷転送を行い、垂直読み出し用CCD22を信号電荷で満杯にする。
信号記録用CCD21と垂直読み出し用CCD22はチップ14の表面側に設けたp型の電荷阻止領域19に埋め込まれている。また、隣接する2個の信号記録用CCD21間及び信号記録用CCD21と垂直読み出し用CCD22の間には、p型のチャネルストップ20が設けられている。27は信号記録用CCD21を駆動するための電極、28はインプット領域18から信号記録用CCD21に信号電荷を送るための電極である。
電荷阻止領域19のp型不純物の濃度は部分的に異なる。具体的には、図9(B)において散点の濃度で表現しているように、電荷阻止領域19の信号記録用CCD21及び垂直読み出し用CCD22に沿って延びる部分19aのp型不純物の濃度は、互いに隣接する信号記録用CCD21間や信号記録用CCD21と垂直読み出し用CCDの間の隙間に沿って延びる部分(チャネルストップ20に沿って延びる部分)19bのp型不純物の濃度よりも濃い。
また、電荷阻止領域19の信号記録用CCD21や垂直読み出し用CCD22に沿って延びる部分19a(p型不純物の濃度が濃い部分)の厚みT1は、互いに隣接する信号記録用CCD21間や信号記録用CCD21と垂直読み出し用CCDの間に隙間に沿って延びる部分19b(p型不純物の濃度が薄い部分)の厚みT2よりも大きい。そのため図4に明瞭に表されているように、画素13の行方向の断面で見ると、電荷阻止領域19と電荷収集層16の境界は正弦波状ないしは波状を呈する。
入射面11から入射した光Aは、光電変換層15に到達して電子と正孔の対を発生させる。このうち電子は負の電荷を有しているので、図4において点線Bで示すように、n型の電荷収集層16に移動し、さらに電荷収集層16中を水平方向に移動してn型の電荷集積部18に集まり、さらにn型のインプット領域25に集積する。正孔はp型の光電変換層15を通ってチップ14外に連続的に排出される。インプット領域17に集積した電子、すなわち信号電荷は、前述のように信号記録用CCD21に送られる。
電荷阻止領域19の信号記録用及び垂直読み出し用CCD21,22の対応する部分19aとチャネルストップ20に対応する部分19bにおけるp型不純物の濃度を前述のように設定したことにより、図7に示すように、n型の電荷収集層16中の電荷分布がほぼ均一となる。詳細には、図7に示す電荷収集層16の中心線Dに沿った電位分布が、図8に示すようにほぼ平坦となる。換言すれば、電荷阻止領域19のp型不純物の濃度を前述のように設定したことにより、電荷分布の凹凸(図32及び図33参照)が解消ないしは低減される。従って、電子が電荷収集層16中を移動する際の移動速度が高くなる。本実施形態では、透過型電子顕微鏡での使用であるので、通常の撮影と比較して光電子数が少ないが、電子の移動速度が向上することで、フレーム間の時間間隔を狭めた際の残像の発生を防止ないしは抑制できる。また、低温下のように各電子の拡散移動の速度が低い場合でも、電子の捕捉(図33の符号217参照)は生じない。
次に、本実施形態の裏面照射型撮像素子1の製造方法を説明する。図9(A)を参照すると、電荷阻止層19の信号記録用CCD21、垂直読み出し用CCD22、及びドレーン線23に対応する部分(n型の領域に対応する部分)には、斜線を伏して示すようにp型の層の上にさらにp型不純物をドーピングして拡散させる。その結果、図9(B)において散点の密度で表現しているように、電荷阻止層19の信号記録用CCD21、垂直読み出し用CCD22、及びドレーン線23に対応する部分19aのp型不純物の濃度が、チャネルストップ20に対応する部分(p型の領域に対応する部分)19bよりもp型不純物の濃度が濃くなる。
図10を参照すると、まず図10(A)に示すシリコン製の基板30を準備し、図10(B)に示すように、この基板30上にp型とn型のエピタキシャル層31,32を形成する。p型のエピタキシャル層31は光電変換層15に対応し、n型のエピタキシャル層32は電荷収集層16に対応する。また、後に詳述するようにn型のエピタキシャル層32にインプット領域17、電荷集積部18、電荷阻止領域19、信号記録用CCD21、垂直読み出し用CCD22等を形成する。また、電極27,28を形成する。次に、図10(C)に示すように、n型のエピタキシャル層32をガラス基板33に貼り付ける。このガラス基板33には外部回路との接続用の電極等が予め形成されている。最後に、図10(D)に示すようにシリコン製の基板30を研削してp型のエピタキシャル層31を露出させる。
図11から図16を参照して、エピタキシャル層31,32を形成後の工程についてさらに詳細に説明する。また、図17(A)から図18(B)は不純物濃度の分布を概念的に示す線図である。これらの線図において、縦軸は厚み方向の位置(図4の表面12を原点とする。)を示し、横軸は不純物濃度を示す。理解を容易にするために、図11から図16の上下方向の向きは、図4から図6と合わせている。
まず、図11及び図17(A)に示すようにエピタキシャル層31,32が形成されている。次に、イオンドーピングによりp型の不純物をn型のエピタキシャル層32に注入し、図12及び図17(B)に示すようにp型の領域35を形成する(1度目のp型不純物の注入)。この際にエピタキシャル層32の厚み方向全体についてp型の領域35が形成されなかった部分が電荷集積部18となり、この部分にはn型の不純物が注入されてインプット領域17となる。
次に、図13及び図9(A)に示すように、p型の領域35に選択的にp型の不純物を注入する(2度目のp型不純物の注入)。詳細には、図13において符号37で概略的に示すマスクを使用して、後の工程で形成される信号記録用CCD21、垂直読み出し用CCD、及びドレーン線23と対応する領域(部分19aとなる領域)にp型の不純物を導入し、後の工程で形成されるチャネルストップ20と対応する領域(部分19bとなる領域)にはp型の不純物を導入しない。p型の不純物が拡散することにより、部分19aのp型不純物の濃度が部分19bのp型不純物の濃度よりも濃い電荷素子領域19が形成される。電荷収集層16と電荷阻止領域19の境界は正弦波状ないしは波状となる。図17(C),(D)には、表面12側から測った電荷阻止領域19の厚みが部分19a(信号記録用CDD21、垂直読み出し用CCD22、及びドレーン線23に対応する。)と部分19b(チャネルストップ20に対応する。)とでは異なること(部分19a,部分19bのp型不純物の濃度が異なること。)が明瞭に表れている。
次に、図15に示すように、n型の不純物をイオンドーピングにより電荷阻止領域19の部分19aに注入し、信号記録用CCD21、垂直読み出し用CCD22、及びドレーン線23を形成する。さらに、図16に示すように、電荷阻止領域19の部分19aにp型の不純物を導入してチャネルストップ20を形成する。図18(A),(B)には、電荷阻止領域19の信号記録用CCD21に対応する部分19aとチャネルストップ20に対応する部分19bとでは、不純物濃度の分布と電荷阻止領域19の厚みが異なること(部分19a,部分19bのp型不純物の濃度が異なること。)が明瞭に表れている。
以上、1個の素子に着目して本実施形態の裏面照射型撮像素子1の製造方法を説明した。量産化のためには、1枚のシリコン製基板30上に複数個の裏面照射型撮像素子1を形成し、その後シリコン製基板30及びその上に形成された半導体層を個々の素子にダイシングする必要がある。図19(A)は、切断後の1個の裏面照射型撮像素子1を示す。この図19Aを参照すれば明らかなように、切断面302において入射面(裏面)11から順にp型の光電変換層15、n型の電荷収集層16、及びp型の電荷阻止領域19が並んでいる。この切断面302におけるp−n−pの導電型配列は、裏面照射型撮像素子1内における電子や正孔の好ましくない挙動の原因となる。
そこで、図19(B)に示すように、ダイシング後に、切断面302の電荷収集層16(n型)の部分にp型不純物をドーピングして拡散させ、この部分の導電型をp型とすることが好ましい。このようにすれば、切断面302の導電型は入射面(裏面)11から表面12に到るまですべてp型となるので、前述した電子や正孔の好ましくない挙動を防止ないしは抑制できる。なお、n型のエピタキシャル層32(図11から図16参照)の切断面302に対応する部分に予めp型の導電型を有する領域を設けておいてもよい。
図12を参照して説明したように、シリコン製基板30上に、p型とn型のエピタキシャル層31,32を形成し、さらにイオンドーピングによりp型の不純物をn型のエピタキシャル層32に注入してp型の領域35を形成している。しかし、エピタキシャル層31とエピタキシャル層32との間での不純物の拡散により、これらのエピタキシャル層31,32間の境界が不明確になる。詳細には、この境界付近のエピタキシャル層31(本来はp型)は、エピタキシャル層32からのn型不純物の侵入により電位がマイナス側になる傾向がある。同様に、エピタキシャル層32と領域35との間での不純物の拡散により、両者の境界が不明確になる。詳細には、この境界付近のエピタキシャル層32(本来はn型)は、領域35からのp型不純物の侵入により電位がプラス側になる傾向がある。また、エピタキシャル層31と比較してエピタキシャル層32と領域35は非常に薄い。例えば、エピタキシャル層31の厚みT1が50μm程度である場合、エピタキシャル32の厚みT2と領域35の厚みT3はそれぞれ5μm程度に過ぎない。この厚みの相違のために不純物の拡散の影響がより顕著になる。前述のようにp型のエピタキシャル層31、n−型のエピタキシャル層32、及びp型の領域35は、それぞれ光電変換層15、電荷収集層16、及び電荷阻止領域19となるので、これらの間の境界が不明確となると、裏面照射型撮像素子1の内部での電子や正孔の好ましくない挙動の原因となる。
そこで、図20において線302で模式的に示すようにエピタキシャル層31,32の不純物濃度に厚み方向に分布を持たせることが好ましい。具体的には、エピタキシャル層31ではシリコン基板30側(裏面11側)から表面12側に向けて、p型不純物の濃度を徐々に高くする。また、エピタキシャル層32においても、領域35側(裏面11側)から表面12側に向けてn型不純物の濃度を徐々に高くする。不純物濃度分布をこのように設定することにより、前述の不純物の拡散の影響が相殺され、図20において線302で示すように、エピタキシャル層31,32間の境界及びエピタキシャル層32と領域35の境界が明確となる。
(第2実施形態)
図21は本発明の第2実施形態に係る裏面照射型撮像素子1を示す。p型の光電変換層15の電荷阻止領域19に対応する部分には、入射面11の近傍にp型領域151が設けられている。このp型領域151を設けることで、電荷収集層16中にインプット領域17に向かう電位勾配が形成される。これによっても電荷収集層16における電荷の移動速度が向上する。
p型領域151を形成するには、エピタキシャル層31,32(図11参照)を基板30(図10参照)に形成した後、エピタキシャル層31に対して入射面11側から電荷阻止領域19に対応する領域(後の工程で電荷阻止領域19が形成される領域)にp型の不純物をイオンドーピングにより注入する。第2実施形態のその他の構成及び作用は、第1実施形態と同様である。
図22は第2実施形態の変形例を示す。エピタキシャル層31,32(図11参照)を基板30(図10参照)に形成した後、エピタキシャル層32に対して表面12側から電荷集積部18及びインプット領域17に対応する領域(後の工程で電荷集積部18とインプット領域17が形成される領域)にn型の不純物をイオンドーピングにより注入し、熱拡散等により拡散させる。その結果、散点の密度で表現しているように、電荷収集層16の電荷阻止領域19に対応する部分のn型不純物の濃度よりも、電荷収集層16のインプット領域17に対応する部分のn型不純物の濃度が濃くなる。図22において、点線Fはエピタキシャル層32へのn型の不純物の注入を行わなかった場合の光電変換層15(エピタキシャル層31)と電荷収集層16(エピタキシャル層32)の境界を示す。
(第3実施形態)
図23から図25は、本発明の第3実施形態に係る裏面照射型撮像素子1を示す。電荷阻止領域19に対応する部分には、チップ14の表面12側からp型の不純物ドープ層40を設けている。図23に示すように、この不純物ドープ層40は、光Aの入射方向から見ると、画素13の列方向に配置された複数の部分40aからなる。個々の部分40aはインプット領域17に向けて画素の列方向の幅が漸次狭くなっており、凸レンズ状の形状を呈する。この不純物ドープ層40を設けることによっても、電荷収集層16中にインプット領域17に向かう電位勾配が形成され、電荷収集層16における電子の移動速度が向上する。また、不純物ドープ層40の個々の部分の入射方向から見た形状を前述の凸レンズ状としたことにより、個々の画素13の光電変換層15で発生した電荷は、対応するインプット領域17に向かってスムーズに移動する(図23の点線の矢印G参照)。
図26に示すように、p型の不純物ドープ層40の個々の部分40aは菱形状であってもよい。図23及び図26の部分40aの輪郭は細かい折れ線で構成されていてもよい。また、図27及び図28に示すように、不純物ドープ層40の個々の部分40aは光Aの入射方向から見ると画素13の列方向に延びる帯状であってもよい。さらに、不純物ドープ層40に代えて、チップ14の表面側の不純物ドープ層40と対応する以外の部分にn型の不純物ドープ層を形成しても同様の効果が得られる。
本発明は、前記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、入射線は、光線以外の電磁波、電子線以外のイオン正孔のような荷電粒子の流れ、並びにX線に加えα線、γ線、β線、及び中性子線を含む放射線であってもよい。入射線が放射線の場合には、撮像素子の入射面側にシンチレータを配置し、放射線の強度に応じてシンチレータが発生する光線を撮像素子に入射させればよい。
信号電荷は正孔でもよい。この場合、光電変換層、電荷収集層、インプット領、電荷集積部、電荷阻止領域、及びCCDの導電型は前述の実施形態の場合とは逆になる。
裏面照射型撮像素子1は、図29に示すような高速ビデオカメラ100にも使用することができる。高速ビデオカメラ100は、入射面11に可視光線を結像させるレンズ104、裏面照射型撮像素子101から出力されたアナログの画像信号を増幅するアンプ105、増幅された画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器106、及びデジタルの画像信号を記憶するメインメモリ107を備える。画像処理装置108はメインメモリ107から読み出した画像信号を処理して表示装置109に表示する。コントローラ110は、撮像素子101、アンプ105、及びA/D変換器106を含むビデオカメラ全体の動作を制御する。
本発明の第1実施形態に係る裏面照射型撮像素子を備える透過型電子顕微鏡を示す概略図。 本発明の第1実施形態に係る裏面照射型撮像素子を入射方向(裏面側)から見た概略図。 図2の部分拡大図。 図2のIV−IV線での断面図。 図2のV−V線での断面図。 図2のVI−VI線での断面図。 図4の部分Hでの電位分布を示す図。 図7の線Cに沿った電位分布を示す線図。 (A)は電荷阻止領域への2度目のp型不純物の注入を示す部分的断面図、(B)2度目に注入されたp型不純物が拡散した後の状態を示す部分断面図。 (A)から(D)は第1実施形態の裏面照射型撮像素子の製造方法を説明するための概略図。 第1実施形態の裏面照射型撮像素子の製造方法を説明するための部分断面図。 第1実施形態の裏面照射型撮像素子の製造方法を説明するための部分断面図。 第1実施形態の裏面照射型撮像素子の製造方法を説明するための部分断面図。 第1実施形態の裏面照射型撮像素子の製造方法を説明するための部分断面図。 第1実施形態の裏面照射型撮像素子の製造方法を説明するための部分断面図。 完成時の第1実施形態の裏面照射型撮像素子を示す部分断面図。 (A)は図11における厚み方向の不純物濃度分布を示す線図、(B)は図12における厚み方向の不純物濃度分布を示す線図、(C)は図14の線XVII−XVIIに沿った不純物濃度分布を示す線図、(D)は図14の線XVII’−XVII’に沿った不純物濃度分布を示す線図。 (A)は図16の線XVIII−XVIIIに沿った不純物濃度分布を示す線図、(B)は図16の線XVIII’−XIVII’に沿った不純物濃度分布を示す線図。 (A)は素子の切断面に処理を施さない場合の裏面照射型撮像素子の部分断面図、(B)は素子の切断面にp型不純物をドープした場合の裏面照射型撮像素子の部分断面図。 裏面照射型撮像素子の厚み方向の電位分布を模式的に示す部分断面図。 第2実施形態の裏面照射型撮像素子を示す断面図。 第2実施形態の変形例に係る裏面照射型撮像素子を示す断面図。 第3実施形態の裏面照射型撮像素子を示す入射方向から見た概略図。 図23の線XXIV−XXIVでの断面図。 図23の線XXV−XXVでの断面図。 第3実施形態の変形例に係る裏面照射型撮像素子を示す入射方向から見た概略図。 第3実施形態の他の変形例に係る裏面照射型撮像素子を示す入射方向から見た概略図。 図27の線XXVIII−XXVIIIでの断面図。 本発明の裏面照射型素子を備える高速撮影装置の一例を示す概略図。 従来の裏面照射型撮像素子の一例を示す入射方向から見た概略図。 図30の線XXXI−XXXIでの断面図。 図31の部分Eでの電位分布を示す図。 図32の線Cに沿った電位分布を示す図。
符号の説明
1 裏面照射型撮像素子
2 透過型電子顕微鏡
3 電子銃
4 電子流
5 試料
6A〜6C 磁界レンズ
8 真空ポンプ
9 コントローラ
10 表示装置
11 入射面
12 表面
13 画素
14 チップ
15 光電変換層
16 電荷収集層
17 インプット領域
18 電荷集積部
19 電荷阻止領域
19a,19b 部分
20 チャネルストップ
21 信号記録用CCD
22 垂直読み出し用CCD
23 ドレーン線
24 水平読み出し用CCD
25 エレメント
26 ドレーンゲート
27,28 電極
30 基板
31,32 エピタキシャル層
33 ガラス基板
40 不純物ドープ層
40a 部分

Claims (7)

  1. 入射線が入射する裏面側に設けられ、前記入射線を信号電荷に変換する第1導電型の変換層と、
    2次元配列を構成する複数の画素のそれぞれについて前記裏面と反対側の表面側に設けられた第2導電型の複数のインプット領域と、
    前記複数のインプット領域のそれぞれについて前記表面側に設けられ、互いに平行に延び、かつ対応する前記インプット領域からの信号電荷を転送する第2導電型の複数のCCD型電荷転送路と、
    前記変換層の前記表面側に隣接して設けられ、前記変換層で発生した電荷を前記インプット領域に向けて移動させる第2導電型の電荷収集層と、
    前記電荷収集層から個々の前記インプット領域まで延びる第2導電型の複数の電荷集積部と、
    前記表面側に設けられ、前記CCD型電荷転送路が埋め込まれ、かつ前記CCD型電荷転送路に沿って延びる第1の部分の不純物濃度が、互いに隣接する前記CCD型電荷転送路間の隙間に沿って延びる第2の部分の不純物濃度よりも高い第1導電型の複数の電荷阻止領域と
    を備えることを特徴とする、裏面照射型撮像素子。
  2. 前記互いに隣接する前記CCD型電荷転送路間に、前記電荷阻止領域よりも不純物濃度が高い第1導電型のチャネルストップをさらに設けたことを特徴とする、請求項1に記載の裏面照射型撮像素子。
  3. 前記電荷阻止領域に対応する部分における前記光電変換層の不純物濃度は、前記インプット領域に対応する部分における前記光電変換層の不純物濃度よりも高いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の裏面照射型撮像素子。
  4. 前記インプット領域に対応する部分の表面に第2の導電型の不純物をさらに注入したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の裏面照射型撮像素子。
  5. 前記第2導電型の電荷収集層内の領域の前記電荷阻止領域に対応する部分に第1導電型の不純物ドープ層をさらに設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の裏面照射型撮像素子。
  6. 前記不純物ドープ層は前記入射線の入射方向から見ると、前記画素の列方向に配置され、かつ個々が前記インプット領域に向けて前記画素の列方向の幅が狭くなる複数の部分からなることを特徴とする請求項5に記載の裏面照射型撮像素子。
  7. 前記不純物ドープ層は前記入射線の入射方向から見ると前記画素の列方向に延びる帯状であることを特徴とする請求項5に記載の裏面照射型撮像素子。
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