JP4751056B2 - 固体高分子型燃料電池システムの防爆構造 - Google Patents

固体高分子型燃料電池システムの防爆構造 Download PDF

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本発明は、固体高分子型燃料電池システム(以下燃料電池システムと記載)に係り、さらに詳しくは、燃料電池セルの防爆構造に関する。
燃料電池システムであって、燃料電池セルのアノード極へ水素リッチガスを導入して膜電極接合体(以下MEAと記載)で発電する燃料電池システムにおいて、高温下での引火・爆発を防止する構造として、従来は、セルの密閉性を向上して水素ガスと酸素ガスの混入を防止していた(例えば特許文献1参照。)。
また、水素ガス濃度を検出して、予め設定した閾値以上となった場合に水素ガス供給を停止して爆発を防止していた(例えば特許文献2参照。)。
特開2004−178934号公報 特開2004−191164号公報
ところが従来の技術は、いずれも水素リッチガスの過剰な発生を防止することで燃料電池システムの引火・爆発を防ぐ内容であり、例えば前記燃料電池システムの火中への投入といった急激に環境温度が上昇する事態を想定した安全対策ではない。よって、特に水素発生物質と水素発生促進物質の混合により前記水素リッチガスを発生して発電する燃料電池システムにおいては、システムに対して急激な熱衝撃を加えると、それぞれを格納する容器が破損あるいは溶解することで水素発生物質と水素発生促進物質が無制御状態で混合され、一時に多量の水素が発生して引火・爆発する可能性があった。
そこで本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、
ガス拡散層及び集電体層を有する一対の電極に挟持された膜電極集合体を有する固体高分子型燃料電池発電セルと、水素発生物質を収納し水素を発生させ、一対の電極のうち一方に供給する第1の容器と、水素発生促進物質を収納し、第1の容器と融点が異なる第2の容器と、一端を第1の容器に他端を第2の容器に接続し、一端に第1の容器よりも融点が低いノズルを有し、第2の容器から第1の容器に水素発生促進物質を供給する接続管と、を有する。
また、プロトン導電性を有する樹脂からなる電解質、その電解質の両面に配置される触媒層からなる膜電極接合体と、それぞれガス拡散層、集電体層からなるアノード極及びカソード極とから構成される発電部と、上記発電部と接続され、発電部に導入する水素リッチガスを発生する水素発生部とを備えた固体高分子型燃料電池システムであり、上述した水素発生部が水素発生物質を格納する第1の容器と水素発生促進物質を格納する第2の容器とから構成され、その水素発生物質と水素発生促進物質を混合することで水素リッチガスを発生することを特徴とする固体高分子型燃料電池システムにおいて、第1の容器の融点と第2の容器の融点が異なる材質であることを特徴とする。この場合、上述した第1の容器の融点よりも、第2の容器の融点の方が低い構造としても良い。
また上述した第1の容器と第2の容器が同じ材質で成型され、いずれか一方の容器にその容器の材質よりも低融点材質で成型された栓を備えた構造としても良い。この場合、上述した栓は第2の容器に備えられても良い。ガス拡散層及び集電体層を有する一対の電極に挟持された膜電極集合体を有する固体高分子形燃料電池発電セルと、水素発生物質を収納し水素を発生させ、前記一対の電極のうち一方に供給する第1の容器と、水素発生促進物質を収納する第2の容器と、一端を第1の容器に他端を第2の容器に接続し、第2の容器から第1の容器に水素発生促進物質を供給する接続管と、第1の容器もしくは第2の容器に設けられた第1の容器及び第2の容器よりも融点が低い栓とを有する。
さらに上述した第1の容器と第2の容器は同じ材質で成型され、かついずれか一方の容器の内壁厚が、他方の内壁厚よりも厚くした構造であることを特徴としても良い。ガス拡散層及び集電体層を有する一対の電極に挟持された膜電極集合体を有する固体高分子形燃料電池発電セルと、水素発生物質を収納し水素を発生させ、一対の電極のうち一方に供給する第1の容器と、水素発生促進物質を収納し、容器を形成する壁の厚みが第1の容器を形成する壁の厚みと異なる第2の容器と、一端を第1の容器に他端を第2の容器に接続し、第2の容器から第1の容器に水素発生促進物質を供給する接続管と、を有する。この場合、第1の容器の内壁厚が第2の容器の内壁厚よりも厚い構造であっても良い。
また、上述した第2の容器の内部に、第2の容器よりも低融点の材質で形成され、かつ中和剤が格納された第3の容器を備えた構造としても良い。ガス拡散層及び集電体層を有する一対の電極に挟持された膜電極集合体を有する固体高分子形燃料電池発電セルと、水素発生物質を収納し水素を発生させ、一対の電極のうち一方に供給する第1の容器と、水素発生促進物質を収納する第2の容器と、第2の容器内に設けられ、中和剤を収納した第3の容器と、一端を第1の容器に他端を第2の容器に接続し、第2の容器から第1の容器に水素発生促進物質を供給する接続管と、を有する。さらに上述の第3の容器は、複数の小型カプセル形状であり、上述した第2の容器の内部で水素発生促進物質と混在する形態であっても良い。
さらに第3の容器が第2の容器と同じ材質で形成され、第3の容器にこの容器の材質よりも低融点材料で形成された栓を備える構成であっても良い。
また上記構成において、第1の容器と前記第2の容器を接続する接続管が燃料電池システムに熱衝撃が印加されたときに、閉じられる弁構造を備える。
本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの防爆構造によれば、上記構成とすることで、燃料電池システムを火中に入れるなど、急激な熱衝撃を加えたときに、水素発生物質が格納された第1の容器よりも水素発生促進物質が格納された第2の容器が先に破損あるいは溶解し、水素発生促進物質が蒸発もしくは燃焼することで、上記水素発生物質と無制御で混合されて水素が多量に発生することを防止する。
あるいは、熱衝撃により第2の容器が破損、溶解する前に、第2の容器に内包され、第2の容器よりも低融点の材質である第3の容器が溶解して中和剤が水素発生促進物質と混合されることで水素発生促進物質の触媒作用を減退させ、無制御な水素の多量発生を防止する。
以上の作用から、上述した燃料電池システムに急激な熱衝撃を加えたときに、水素に引火して爆発する危険性を回避することができる。
以下、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図面において同一の引用符号で表した構成要素は、各図面共通で同一の構成要素を示すものとする。
図1は、本発明に係る固体高分子型燃料電池の構成図を示したものであり、本発明の基本形例である。図1において固体高分子型燃料電池システム101は、発電部102と水素発生部103から構成される。
発電部102は、カソード極104、MEA105、アノード極106から構成され、カソード極104はカソードエンドプレート107と図示しないガス拡散層、集電体層を備え、MEA105は図示しない電解質の両面に触媒層がそれぞれ配置される構成である。またアノード極106はアノードエンドプレート108とアノード室109と図示しないガス拡散層から構成される。アノード極106には図示しない集電体層が含まれていても良い。アノード極106に集電体層を含まない構成とする場合は、アノードエンドプレート107に導線を接続して集電する構成としても良い。アノード室109には、水素発生部103から水素リッチガスを供給する供給口111と、発電時にアノード室109の内部に滞留する水を外部へ排出する排出口110が設けられている。
水素発生部103は、水素発生物質112が格納される第1の容器113と水素発生促進物質114が格納される第2の容器115と第1の容器113と第2の容器115を接続する接続管117と、接続管117の第1の容器側先端に設置されたノズル116から構成される。水素発生物質112としては、好ましくは水素化ホウ素ナトリウムであり、水素発生促進物質114としては、好ましくはリンゴ酸水溶液であり、以下で水素化ホウ素ナトリウムとリンゴ酸水溶液を用いる例を記載するが、水素発生物質は加水分解型の金属水素化物であれば全て適用可能で、水素発生促進物質は有機酸および無機酸など、水素発生触媒であれば全て適用可能である。また、水素発生部に用いられる反応としては、金属と塩基性あるいは酸性水溶液の組み合わせであっても良い。さらに水素発生部においては、アルコール、エーテル、ケトン類を水蒸気改質して水素を得るメタノール改質型や、ガソリン、灯油、天然ガスといった炭化水素を水蒸気改質して水素を得る炭化水素改質型など、加水により水素を発生する構成であれば全て適用可能である。
第1の容器113の材質は、チタン、アルミナ、セラミクス、ガラス、タングステン、モリブデン、タンタル、ニオブなど第2の容器115の材質よりも高融点であれば全て適用可能であり、また第2の容器115の材質は、亜鉛、鉛、錫、ビスマスや、アクリルといった低軟化樹脂など第1の容器113の材質よりも低融点であれば全て適用可能である。好ましくは、第1の容器113の材質は融点が高く、耐食性に優れるステンレスで構成され、第2の容器115の材質は低軟化樹脂であるアクリルで構成される。
さらに接続管117は、燃料電池システムを火中に入れるなど、急激な熱衝撃が加えられると、閉じられる弁構造を備えており、熱が加えられたときに、第2の容器115に格納されている水素発生促進物質114が、第1の容器113に格納されている水素発生物質112へ送られて水素の爆発的な発生を防止する。上記弁構造としては、接続管117が閉じられる構造であれば全て適用可能であるが、例えば接続管117の先端に備えられたノズル116が低融点材料であり、熱が加わると溶解して接続管117を閉塞する構造であってよい。
図2に、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の第1の変形例を示す。図2において、図1に示した構成要素と、構成、機能、動作が同一の構成要素に関しては、同一の引用符号を示し、重複を避けるため詳細な説明は割愛する。
図2において、第2の容器202は第1の容器113と同様に高融点材料であり、実施の形態1で第1の容器113の材質として列挙した材料であれば全て適用可能であるが、好ましくは融点が高く耐食性に優れるステンレスで構成される。第2の容器202は、第1の容器113、第2の容器202よりも低融点である栓201を備える。栓201の材質は、実施の形態1に示した第2の容器115の材質として列挙した低融点材料であれば全て適用可能であるが、好ましくは錫亜鉛で構成される。栓201の形状は、図7の栓701に示すようにくさび形状であってもよいし、図8の栓801に示すようにネジ形状であっても良い。
図3に、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の第2の変形例を示す。図3において、図1、図2に示した構成要素と、構成、機能、動作が同一の構成要素に関しては、同一の引用符号を示し、重複を避けるため詳細な説明は割愛する。
図3において第1の容器301は、実施の形態1において第2の容器115の材質として示した低融点材料であり、第2の容器115よりも内壁厚が厚いことを特徴とする。第1の容器301の内壁厚は、熱衝撃を加えたときに第2の容器115が溶解し、その内部に格納される水素発生促進物質114が燃焼あるいは蒸発するまでの時間、水素発生物質112に熱が伝わらない厚さであれば良いが、好ましくは第2の容器115の内壁厚に対して、2倍以上の厚さであれば良い。
図4に、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の第3の変形例を示す。図4において、図1乃至3に示した構成要素と、構成、機能、動作が同一の構成要素に関しては、同一の引用符号を示し、重複を避けるため詳細な説明は割愛する。
図4において、第2の容器202は中和剤402を格納した第3の容器401を内包した構成である。第3の容器401は、第1の容器113、第2の容器202よりも低融点の材質であり、実施の形態1に示した第2の容器115の材質として列挙した材料であれば全て適用可能であるが、好ましくは低軟化樹脂であるアクリルで構成され、熱衝撃が加えられたとき、中和剤402が水素発生促進物質114と混合され、酸化能を減退させる。
図5に、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の第4の変形例を示す。図5において、図1乃至4に示した構成要素と、構成、機能、動作が同一の構成要素に関しては、同一の引用符号を示し、重複を避けるため詳細な説明は割愛する。
図5において、第3の容器501a、502a、503aはカプセル形状で、内部にそれぞれ中和剤501b、502b、503bを内包した構成である。第3の容器501a、502a、503aの材質は、低融点の材質であり、実施の形態1に示した第2の容器115の材質として列挙した材料であれば全て適用可能であるが、好ましくは低軟化樹脂であるアクリルで構成され、熱衝撃が加えられたとき、中和剤501b、502b、503bが水素発生促進物質114と混合され、酸化能を減退させる。
図6に、本発明に係る固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の第5の変形例を示す。図6において、図1乃至5に示した構成要素と、構成、機能、動作が同一の構成要素に関しては、同一の引用符号を示し、重複を避けるため詳細な説明は割愛する。
図6において、第3の容器601は、第1の容器113、第2の容器202と同様に高融点材料であり、実施の形態1で第1の容器113の材質として列挙した材料であれば全て適用可能であるが、好ましくは融点が高く耐食性に優れるステンレスで構成される。第3の容器601は、第1の容器113、第2の容器202、第3の容器601よりも低融点である栓602を備える。栓602の材質は、実施の形態1に示した第2の容器115の材質として列挙した低融点材料であれば全て適用可能であるが、好ましくは錫亜鉛で構成される。栓602の形状は、図7の栓701に示すようにくさび形状であってもよいし、図8の栓801に示すようにネジ形状であっても良い。
本発明の固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の構成を示す基本形例である。 本発明の固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の第1の変形例である。 本発明の固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の第2の変形例である。 本発明の固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の第3の変形例である。 本発明の固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の第4の変形例である。 本発明の固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の第5の変形例である。 本発明の固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の構成部材である栓201、601の形状を示す図である。 本発明の固体高分子型燃料電池システムの防爆構造の構成部材である栓201、601の形状の変形例を示す図である。
符号の説明
101 固体高分子型燃料電池システム
102 発電部
103 水素発生部
104 カソード極
105 MEA
106 アノード極
107 カソードエンドプレート
108 アノードエンドプレート
109 アノード室
111 供給口
112 水素発生物質
113 第1の容器
114 水素発生促進物質
115 第2の容器
116 ノズル
117 接続管

Claims (10)

  1. ガス拡散層及び集電体層を有する一対の電極に挟持された膜電極集合体を有する固体高分子型燃料電池発電セルと、
    水素発生物質を収納し水素を発生させ、前記一対の電極のうち一方に供給する第1の容器と、
    水素発生促進物質を収納し、前記第1の容器と融点が異なる第2の容器と、
    一端を前記第1の容器に他端を前記第2の容器に接続し、前記一端に前記第1の容器よりも融点が低いノズルを有し、前記第2の容器から前記第1の容器に前記水素発生促進物質を供給する接続管と、
    を有する燃料電池システム。
  2. 前記第2の容器の融点が前記第1の容器の融点よりも低い請求項1に記載の固体高分子型燃料電池システム。
  3. ガス拡散層及び集電体層を有する一対の電極に挟持された膜電極集合体を有する固体高分子形燃料電池発電セルと、
    水素発生物質を収納し水素を発生させ、前記一対の電極のうち一方に供給する第1の容器と、
    水素発生促進物質を収納する第2の容器と、
    一端を前記第1の容器に他端を前記第2の容器に接続し、前記第2の容器から前記第1の容器に前記水素発生促進物質を供給する接続管と、
    前記第1の容器もしくは前記第2の容器に設けられた前記第1の容器及び前記第2の容器よりも融点が低い栓と、
    を有する燃料電池システム。
  4. 前記栓が前記第2の容器に備えられている請求項3に記載の固体高分子型燃料電池システム。
  5. ガス拡散層及び集電体層を有する一対の電極に挟持された膜電極集合体を有する固体高分子形燃料電池発電セルと、
    水素発生物質を収納し水素を発生させ、前記一対の電極のうち一方に供給する第1の容器と、
    水素発生促進物質を収納し、容器を形成する壁の厚みが前記第1の容器を形成する壁の厚みと異なる第2の容器と、
    一端を前記第1の容器に他端を前記第2の容器に接続し、前記第2の容器から前記第1の容器に前記水素発生促進物質を供給する接続管と、
    を有する燃料電池システム。
  6. 前記第1の容器の壁の厚みが前記第2の容器の壁の厚みより厚い請求項5に記載の固体高分子型燃料電池システム。
  7. ガス拡散層及び集電体層を有する一対の電極に挟持された膜電極集合体を有する固体高分子形燃料電池発電セルと、
    水素発生物質を収納し水素を発生させ、前記一対の電極のうち一方に供給する第1の容器と、
    水素発生促進物質を収納する第2の容器と、
    前記第2の容器内に設けられ、前記第2の容器よりも低融点の材質で形成され、中和剤を収納した第3の容器と、
    一端を前記第1の容器に他端を前記第2の容器に接続し、前記第2の容器から前記第1の容器に前記水素発生促進物質を供給する接続管と、
    を有する燃料電池システム。
  8. 前記第3の容器が複数の小型カプセル形状であり、前記第2の容器の内部で前記水素発生促進物質と混在する請求項に記載の固体高分子型燃料電池システム。
  9. 前記第3の容器は前記第2の容器と同じ材質で形成され、前記第3の容器に該容器よりも低融点の材質で形成された栓を備えた請求項7に記載の固体高分子型燃料電池システムの防爆構造。
  10. 前記第1の容器と前記第2の容器を接続する接続管が前記固体高分子型燃料電池システムに熱衝撃が印加されたときに、閉じられる弁構造を備えた請求項1乃至のいずれか一項に記載の固体高分子型燃料電池システム。
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