JP4750607B2 - システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム - Google Patents

システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信の状態に応じてチャネルの切り換えを行うシステム、情報処理装置、管理方法及びプログラムに関する。
従来より、無線LANの周波数資源の効率的な利用のために種々の技術が提案されている。特許文献1には、無線アクセスポイントが新たなチャネルに移行するメカニズム、より詳細には、“最小のRSSI”かつ/または“最小のCCA(Clear Channel Assessment)”を持つチャネルを選択することが開示されている。また、非特許文献1には、チャネルの品質測定と切り換え(スイッチ)をIEEE802.11の管理フレームでおこなう手順が示されている。さらに、特許文献2には、正規チャネル品質パラメータ(regCSIQ)によって最適なチャネルを選択し、複数のアクセスポイント間でチャネルを交換(スワップ)する技術が開示されている。
これらの従来技術によれば、一つの無線アクセスポイントに接続される通信端末の数が増え、競合が発生して通信品質が劣化した場合に、別のチャネルに切り替えて通信品質の向上を図ることが行われる。
特表2004−520766号公報 特開2003−32268号公報 IEEE 802.11h-2003
しかしながら、従来の無線通信システムにおいては、新たなチャネルへの切替が必要か否かの判断は、通信を行った結果のチャネル品質のみを基準にしている。即ち、実際に通信品質が悪くなってから通信チャネルが移行されることになる。そのため、例えば、ストリームデータのマルチキャスト通信を、リアルタイムでバッファリングすることなく受信して録画するような場合には、ストリームデータが欠落するといったような問題が生じることになる。つまり、このような取り返しのきかない通信であっても、従来の方式では、通信(録画)を始めた後、品質が悪くなってから品質を改善する処理が行われる。
このような状況で、近年、無線製品の普及に伴い、一つのシステムや居住空間などで複数の周波数チャネルを使用するようになってきている。そのようなシステムでは、使用する電波が互いに干渉がないようにチャネルを割り当てている。しかし、IEEE 11b/gやIEEE 11aにおいて割当可能なチャネル数は3〜8であり、その数より多くの利用者が密集する集合住宅のような環境では、多数の無線アクセスポイントが通信圏内に配置されることになり、チャネル干渉が発生する配置にならざるをえない。
そのため、従来は、干渉元の端末やアクセスポイントの送信電力を低減させ、アクセスポイントの通信圏を狭める方策がとられている。しかし、“干渉したら、お互いに送信電力を下げる”というこのアルゴリズムは、自身の送信電力を下げるものであり、このような送信電力の低下も無線通信に問題を引き起こす可能性がある。例えば、ある利用者Aの家のアクセスポイントと隣の家のアクセスポイントとの距離が、利用者Aのシステムにおけるアクセスポイントと端末の距離より短いときは、送信電力を下げたために通信ができなくなる可能性がある。しかしながら、一般にアクセスポイントは有線LANと配線接続されるためその設置場所は限られており、簡単に移動させることはできない。もちろん、隣の家のアクセスポイントを移動してもらうことも現実的ではない。結局、現在設置してある位置で、送信電力を下げることになり、端末との間で十分な電波環境を確立することができなくなってしまう。
一方、通信圏内に同じチャネルのアクセスポイントが存在する場合、送信電力を下げずに、チャネル内の、例えば54Mbpsの帯域を分配することにより通信を維持する方法がある。しかしながら、そのチャネルでアクセスポイントに接続された無線端末の利用帯域の合計が54Mbpsを超えると、通信品質の劣化が生じてしまう。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、通信劣化の発生を未然に防ぐことを可能にすることを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明の一態様によるシステムは以下の構成を備える。即ち、
複数のアクセスポイントと前記複数のアクセスポイントを管理する管理装置とを有するシステムであって、
前記管理装置が、
前記複数のアクセスポイントの各々が利用するチャネルと、各チャネルの残存帯域とを示す情報を保持する保持手段と、
維持されるべき帯域を示す帯域要求を、第1のアクセスポイントを介して端末から受信する受信手段と、
前記第1のアクセスポイントが使用している第1のチャネルにおける残存帯域と前記帯域要求において示される帯域とに基づいて、前記帯域要求が要求する帯域を前記第1のアクセスポイントが使用している前記第1のチャネルへ割当が可能か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が、前記第1のアクセスポイントによって使用されている前記第1のチャネルに前記帯域要求において要求された帯域を割り当て不可と判定した場合に、現在割り当てられている帯域を前記第1のアクセスポイントの前記第1のチャネルに割り当てることが可能であり、前記第1のアクセスポイントにより前記第1のチャネルに割り当てられている帯域と前記帯域要求により示される帯域との合計の帯域を割り当てることが可能な第2のチャネルを用いている第2のアクセスポイントを選択する選択手段と、
前記第1のアクセスポイントによって使用されている前記第1のチャネルと、前記選択手段により選択された前記第2のアクセスポイントにより使用されている前記第2のチャネルとを交換し、前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントによって使用されていた前記第2のチャネルを使用し、前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントにより使用されていた前記第1のチャネルを使用するようにする交換手段と、を備える。
本発明によれば、通信劣化の発生を未然に防ぐことが可能になる。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は、本実施形態による通信システムの構成例を示す図である。本実施形態の通信システムは、システム管理端末200、アクセスポイント300a〜300c、HDD/DVDレコーダやビデオカメラなどの無線端末400a〜400cを有する。なお、本明細書では、アクセスポイントをAP、アクセスポイント機能を持たない無線端末をSTAと略記することがある。
図1において、システム管理端末200は本通信システムの全体を管理する。有線LAN103は、IEEE 802.3uなどに準拠するローカルエリアネットワークである。アクセスポイント300a,b,cは無線LAN用のアクセスポイントである。尚、アクセスポイント300bはディスプレイ部と一体になっている。無線端末400a,b,cは無線LAN機能を備えている。特に、無線端末400cはHDD/DVDレコーダであり、チューナ500からのデータ(ストリームデータ)をアクセスポイント300bを介して受信(録画)する。無線端末400bは無線LAN機能を備えたデジタルビデオカメラである。アクセスポイント300xはシステム管理端末200の管理外にある無線LANアクセスポイントである。チューナ500はアナログ放送やデジタル放送を受信するためのチューナである。チューナ500は、アンテナ(図示せず)からの信号を同軸ケーブルから受けて、放送内容を有線LAN上にTCP/IPなどのパケットで送出する。
101及び102は、本通信システムが動作する集合住宅などの空間の仕切り(壁等)を示すものである。仕切り101,102により可視光は遮断され、可聴音も大幅に減衰される。
図2は、本実施形態のシステム管理端末200の構成を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)201は、システム管理端末200の全体を制御する。ROM(Read OnlyMemory)202は変更を必要としないプログラムやパラメータを格納するための半導体メモリである。RAM(Random Access Memory)203は、外部装置等から供給されるプログラムやデータを一時記憶するためのメモリである。記憶装置204は、システム管理端末200で実行されるべきアプリケーションプログラム等を格納する。
記憶装置204は、例えば、システム管理端末200に固定して設置されたハードディスクやメモリカードにより構成される。或は、記憶装置204は、システム管理端末200から着脱可能なフレキシブルディスク(FD)やCompact Disk(CD)等の光ディスク、磁気カード、光カード、ICカード、メモリカードなどを含んでもよい。表示装置205は、例えば液晶ディスプレイで構成され、システム管理端末200の保持するデータや供給されたデータ等を表示する。206は操作入力装置であり、ポインティングデバイスやキーボード等によって構成され、利用者の操作に応じたデータ(信号)を装置に入力する。207はIEEE802.3に準拠したネットワークコントローラである。システムバス208は上述した201〜207の各ユニットを通信可能に接続する。
図3は、本実施形態のアクセスポイント300a,b,cの構成を示すブロック図である。以下、アクセスポイントを総称する場合は、アクセスポイント300ということにする。アクセスポイント300は、CPU301、ROM302、RAM303、記憶装置304、表示装置305、IEEE 802.3 コントローラ307を有する。これらは、図2により上述したCPU201、ROM202、RAM203、記憶装置204、表示装置205、IEEE802.3 コントローラ207と同様である。ボタン306は、アクセスポイント300において無線パラメータを設定したり、無線端末と同期を取ったりするために利用者によって用いられる。IEEE802.11 コントローラ308は、IEEE 802.11に準拠した無線LAN通信を行う。IEEE 802.11 コントローラ308は、IEEE802.11a/b/gやIEEE802.11nドラフトなどの物理層やMAC(MediumAccess Control)層の送受信機能を備え、受信信号強度RSSI(Received Signal Strength Indicator)などを測定する。
次に、無線端末400a,b,cの構成を説明するが、ここでは、代表例として、無線端末400cについて説明する。図4は、無線端末400c(HDD/DVDレコーダ)の構成例を示すブロック図である。無線端末400cは、アクセスポイント300と同様に、CPU401、ROM402、RAM403、IEEE 802.11 コントローラ407を備える。ハードディスクドライブ(HDD)404及びDVDドライブ408はCPU401が実行するアプリケーションソフトを格納する。また、HDD404、DVD408には、チューナ500から送信される放送内容を記録(録画)できる。表示装置405は、装置の可動状況等をユーザに知らせる。ボタン406は、当該無線端末400cの各種操作(例えば、利用者が無線パラメータを設定する際の操作等)に用いられる。
図5は本実施形態によるチューナ500の構成例を示すブロック図である。チューナ500は、CPU501、ROM502、RAM503、記憶装置504、表示装置505、IEEE 802.3 コントローラ508を有する。これらは、図2により上述したCPU201、ROM202、RAM203、記憶装置204、表示装置205、IEEE802.3 コントローラ207と同様の機能を有する。操作ボタン506は、ユーザによる選局操作等を可能にする。チューナ部507は、放送やデータ通信などを受信する。
以上のような構成を備えた本実施形態の通信システムによる動作を図9A〜C及び図10A,Bのフローチャートに基づいて説明する。
まず、本システムの利用者は、システム管理端末200を設置する(ステップ901)。続いて、アクセスポイント(本例ではアクセスポイント300a、300b、300c)を設置する(ステップ902)。設置された各アクセスポイントは、それぞれのチャネルとESSID(ネットワーク識別子)にて運用を開始し(ステップ903)、システム管理端末に自身の状態を通知する(ステップ904)。システム管理端末200は、各アクセスポイントから通知された各アクセスポイントの状態を図6に示すようなアクセスポイント管理テーブル600に保持する。尚、アクセス管理テーブルは記憶装置204(又はRAM203)に保持されるものとする。尚、図6に示されるアクセスポイントテーブル600中のAP-a、AP-b、AP-cはそれぞれアクセスポイント300a,300b,300cを示すものとする。
アクセスポイント管理テーブル600に保持される情報は、
・各アクセスポイントが使用するチャネルを示す「使用周波数チャネル」、
・各アクセスポイントの「ESSID」、
・各アクセスポイントにおいて、無線端末に割り当てられ、使用中となっている帯域を示す「使用帯域」、
・各アクセスポイントにおいて利用可能な帯域(アクセスポイントが利用可能な全帯域から使用中の帯域を差し引いた残りの帯域)を示す「残存帯域」、
・各アクセスポイントにアソシエートしている端末の識別子、
等である。
尚、IEEE802.11eのアクセスポイントは、ビーコン(Beacon)やプローブ応答(ProbeResponse)に、アソシエートしている端末数/無線チャネルの利用効率/無線媒体の残存量(残存帯域)の情報を設定して、端末に通知する仕組みを規定している。そのため、アクセスポイントはこれらの値を保持して更新している。
これらの情報のやり取りは、IEEEなどの規格や業界標準、または、独自の手順による。業界標準としては、例えば、UPnP QoS アーキテクチャにおける、QoS ManagerとPolicy Holder間の手順が挙げられる。UPnP QoS アーキテクチャを採用した場合は、アクセスポイント300がQoSManagerに、システム管理端末200がPolicy Holderに相当する。但し、本実施形態では、上述したような情報(少なくとも使用チャネルと使用帯域、残存帯域)がシステム管理端末200に伝わればよい。
次に、本システムで使用する無線端末をシステム管理端末200の端末管理テーブル700(図7)に登録する(ステップ906)。この登録は、利用者がマニュアルで行ってもよいし、UPnP(Universal Plug and Play)によって自動的になされてもよいし、これらの組み合わせでもよい。登録内容は、端末を識別するインデックス、MACアドレス、ポリシーレベルである。端末を識別するインデックスにおいて、STA-a、STA-b、STA-cはそれぞれ無線端末400a〜400cを示している。ポリシーレベルは、“端末が無線帯域を要求したときに、端末が使用している周波数帯には余裕がないが、他の周波数には余裕があるときのシステムとしての振る舞い”を示す。本実施形態のシステム管理端末200は、後述するように、複数種類の手順によるアクセスポイント間のチャネルの交換が可能である。本実施形態では、ポリシーレベルに従って、これら複数の手順のうちのいずれを用いるかを決定する。即ち、本実施形態のポリシーレベルとは、各無線端末毎に、チャネル切り換えが必要になった場合にどの手順を用いて実行するかを示す情報である。
図8は、本実施形態によるポリシーレベルの例を示す図である。本実施形態では、レベルを「最優先」、「優先」、「通常」、「帯域獲得資格なし」の4段階とする。そして、要求帯域が提供可能帯域よりも大きい場合であって、他のチャネルで要求帯域までを提供可能な場合における各レベルのチャネル交換手順を以下のように設定する。即ち、
・「最優先」レベルの端末に対しては、他の端末への通信の影響の有無に関わらず、チャネルの切り換えを即座に行う。
・「優先」レベルの端末に対しては、他端末にチャネルの切り換えを通知し、例えば、互いのビーコンタイミングが一致するときにチャネルを切り換えるようにして、通信に影響が出ないようにチャネルの切り換えを実行する。
・「通常」レベルの端末に対しては、他の端末の許可後にチャネル切り換えるという手順を実行する。
・「帯域獲得資格なし」レベルの端末に対しては、チャネル切り換えや交換をおこなうことはせず、帯域が不足している旨を通知する。
尚、本例におけるポリシーレベルの設定形態では、例えば無線端末400c(STA-c)は、HDD/DVDレコーダという機器種別によってポリシーレベルが「最優先」に設定されている。即ち、ポリシーレベルは端末の機器種別毎に固定されている。しかしながら、このような設定形態に限られるものではなく、例えば、予約録画とマニュアルによる再生を区別して、予約録画の時間帯だけをポリシーレベルを最優先にするように動的に変化するようにしてもよい。この場合、無線端末400cからの「再生/録画」の動作状態の通知に応じて、システム管理端末200は当該無線端末400cについてポリシーレベルを切り換えることになる。例えば、編集作業などをファイル転送によって、しかも起動や停止を人手でおこなう場合は、“HDD/DVDレコーダが有無を言わさず大容量の帯域を使う”という状況にはない。よって、ポリシーレベルは低くてもよい。その後、予約録画の間近になるとポリシーレベル値を「最優先」に格上げ(変更)する。これは、機械的に通信が行われるので、人手による調整ができないという意味でポリシーレベルを最優先にすることである。
図9Aの参照による無線端末400c(HDD/DVDレコーダ)の操作手順の説明に戻る。ステップ907では利用者が無線端末400cにおいて録画予約をおこなう。その後、時間が経過して、端末400cは、予約時間が近づいたことを検知する(ステップ908)。尚、計時装置はCPU401に含まれているものとする。無線端末400cは、予約時間の接近を検知すると、アクセスポイント300bとの間に無線通信を確立する。まず、無線端末400cは、アクセスポイント300bに認証要求をおこなう(ステップ909)。アクセスポイントの選択は、利用者が手動で行ってもよいし、自動的に行われるようにしておいてもよい。この認証要求に応じてアクセスポイント300bが肯定応答を返すと(ステップ910)、端末400bはアクセスポイント300bにアソシエート要求(ステップ911)を行う。このアソシエート要求に応じて、アクセスポイント300bは、無線端末400cをアソシエートし、アソシエート応答(ステップ912)を無線端末400cに返す。
IEEE 802.11eにおいては、端末が必要とする帯域をアクセスポイントに対して要求できるようになっている。つまり、アクセスポイントは、通信が始まる前に必要な帯域を把握できる。本実施形態では、この帯域要求の仕組みを利用して、チャネルの制御を行う。
端末400cは、録画予約情報から必要な帯域を導出し、IEEE802.11e準拠の帯域要求(確保すべき平均レート値の要求)を行う(ステップ913)。本例では、無線端末400cは、平均レート20Mbpsの帯域を要求するものとする。アクセスポイント300bは、IEEE802.11e手順を終端し、システム管理端末200にUPnPの帯域要求として送信する。本実施形態では、無線端末400cとアクセスポイント300bの間はIEEE802.11eの手順でやりとりを行い、アクセスポイント300bとシステム管理端末200の間はUPnPの手順でやりとりをおこなう。つまり、IEEE 802.11e手順により要求された帯域をUPnPの手順を用いてシステム管理端末200に要求する。その際、UPnP手順での要求には、実際に要求している端末400cのMACアドレスを付記して転送する(ステップ914)。システム管理端末200は、この帯域要求について、受け入れの可否、チャネル切り換えの実行可否、実行手順(ポリシーレベルに応じた手順)を判断する(ステップ915)。そして、チャネル切り換えをするアクセスポイントの各々に、ステップ915の決定に従ってチャネル切り換え指示を送る(ステップ16)。
図11に、IEEE802.11eで規定される、端末からアクセスポイントへ送出する帯域要求フレームの形式(ADDTS要求のフォーマット)を示す。上述のステップ913では、無線端末400cからアクセスポイント300bに対して、このフォーマットの要求が発行される。要求する帯域の特性は「TSPEC」に記述される。図12は、要求する帯域の特性を示す「TSPEC」の詳細なデータ構成を示す図である。要求する帯域は、「TSPEC」中の「MeanData Rate」(図12)に記述される。本例の場合、この中のMean Data Rate(bit/secで4バイトの数)を20Mbpsに設定することになる。
ステップ915によって帯域要求の受け入れの可否、チャネル切り換えの手順が決定されると、その結果がアクセスポイントに通知され、帯域要求に対する応答が無線端末400cに通知される。
以下、上記ステップ915及び916における処理(帯域要求の受け入れの可否、チャネル切り換えの手順の決定、アクセスポイントの制御)について、図10A、図10Bのフローチャートを参照して詳細に説明する。
システム管理端末200は、ステップS1001で、アクセスポイント300において現行のチャネルで要求された帯域を割り当て可能であるかを、アクセスポイント管理テーブル600(図6)を参照して判断する。可能であればステップS1002において、当該帯域要求を受け入れる。この結果、無線端末400cは要求した帯域でアクセスポイント300を介した無線通信が可能となる。
本例では、図6に示したアクセスポイント管理テーブル600より、現在のアクセスポイント300b(AP-b)の状態では、割当可能な帯域は18Mbpsである。従って、上記ステップS1001において、割り当て不可と判定される。本例では、図1に示されるように、アクセスポイント300bのチャネル6は、アクセスポイント300xのチャネル6と干渉しているため、有効な帯域が18Mppsとなっている。
ステップS1001で割当が不可と判定された場合、処理はステップS1003aへ進み、システム管理端末200は、帯域要求を満たす他のチャネルが存在するかどうかを判断する。本例では、20Mbpsの帯域を割り当てることのできるチャネルがあるかを確認する。もし、帯域要求に応じた帯域を割り当て可能なチャネルが存在しなければ、20Mbpsの帯域を確保すること自体が不可能である。従って、ステップS1011へ進み、「帯域要求を拒絶」するよう決定し、その旨を通知するような応答を端末400cに返す。
本例のアクセスポイント管理テーブル600によれば、チャネル1およびチャネル11の帯域には余裕があるので、処理はステップS1003aからステップS1003bへ進み、交換するチャネルを決定する。そしてステップS1004へ進む。尚、図6の管理テーブル600に示されるように使用帯域が存在しない場合は、これを考慮しないで済む。しかしながら、例えば図13のアクセスポイント管理テーブル600のように使用帯域が存在する場合は、これを考慮する必要がある。
例えば、図13の状態で、AP-bに20Mbpsの帯域要求が発生すると、まず、残存帯域が11Mbs<20Mbpsなので、交換可能なチャネルを探す。この場合、使用帯域と要求された帯域との合計(25Mbps+20Mbps=45Mbps)を割り当てることが可能なチャネルを探すことになる。図13の場合、チャネル1もチャネル11も利用可能な帯域は54Mbpsであるので、いずれのチャネルにも45Mbpsの帯域を割り当てることは可能である。しかしながら、チャネル11では使用帯域54Mbpsとなっており、チャネル6とチャネル11を交換した場合には、チャネル6を割り当てられたアクセスポイントAP-cにおいて54Mbpsの帯域を割当切れなくなる可能性がある。一方、チャネル1は使用帯域が8Mbpsであり、チャネル6とチャネル1を交換しても、使用帯域に問題は生じない。従って、上記の場合では、チャネル1、即ちアクセスポイントAP-aが、ステップS1003bにおいてチャネル交換の対象に選択されることになる。
ステップS1004では、帯域要求を送出した端末のポリシーレベルを端末管理テーブル700(図7)によって確認し、ポリシーレベルの値に従って処理を分岐する。
帯域要求を発行した無線端末400c(STA-c)のポリシーレベルは「最優先」となっている。従って、処理はステップS1004からステップS1005へ進む。ステップS1005では、「即座にチャネル切り換えを行う」に決定し、対象となるアクセスポイントにチャネル切り換えの指示を送る。例えば、アクセスポイント300bのチャネルを「1」に変更するように決定された場合は、アクセスポイント300bに対してチャネル1への即座の切り換えを指示し、アクセスポイントの300aに対してチャネル6への即座の切り換えを指示する。この指示を受けたアクセスポイントは、次のビーコン信号から切り換え後のチャネルを用いた通信を開始する。尚、交換可能なチャネルが複数あるときの選択方法に関しては、特に規則を定めていない。
図16は本実施形態のアクセスポイントによるチャネル切り換え処理を説明するフローチャートである。アクセスポイントは、システム管理端末200からチャネル切り換え指示を受信し、それが「即座の切り換え」の指示であった場合(ステップS1005にて送信された指示の場合)、処理をステップS1601→S1602→S1609と進める。ステップS1609では、次のビーコン信号から、チャネル切り換え指示に含まれている切り換え先のチャネル番号への切り換えが実行される。図16の他の処理は、ポリシーレベルが「優先」「通常」の場合の処理を示しており、詳細は後述する。
また、システム管理端末200は、アクセスポイント管理テーブル600(図6)や端末管理テーブル700(図7)を端末アソシエートや帯域割り当てのタイミングで随時更新している(ステップ905)。
また、ステップ1004において、ポリシーレベルが「待機獲得資格なし」であった場合は、ステップS1010へ進み、割り当て可能な帯域値(上記例では18Mbps)を、帯域要求の応答(ADDTS RESPONSE)として返すように制御する。
次に、ステップS1004において、ポリシーレベルが「優先」であった場合を説明する。この場合、処理はステップS1006へ進む。ステップS1006では、変更前のチャネルと変更後のチャネルで他の端末が動作しているかどうかを判断する。両チャネルにおいて動作している端末が存在しなければ、処理はステップS1005へ進み、即座にチャネル切り換えを実行する。一方、動作中の端末が存在した場合は、ステップS1007へ進み、他の端末へのチャネル変更による影響が少なくなるように、各アクセスポイントのビーコンタイミングに合わせてチャネルを変更する。
以上の動作について、図13、図14を参照して詳細に説明する。
まず、各無線端末の帯域使用状況が図13のアクセスポイント管理テーブル600に示されるようになっているとする。アクセスポイント300a(AP-a)はチャネル1を使用していて、無線端末400a(STA-a)に8Mbpsの帯域を割り当てている。アクセスポイント300b(AP-b)は、チャネル6を使用していて、無線端末400c(STA-c)により25Mbpsの帯域が割り当て済みとなっている。更に、アクセスポイント300c(AP-c)はチャネル11を使用していて、図示しない端末群(STA-d、STA-e)に54Mbpsを割り当てている。尚、図13の管理テーブル600の例では、アクセスポイント400bがチャネル6で動作し、割り当て可能な帯域が36Mbpsとなっている。
この状態で、端末400bが20Mbpsの帯域を要求したとする。上述したように、ステップS1003bにおいて、チャネル6(アクセスポイント300b)とチャネル1(アクセスポイント300a)がチャネル交換の対象に決定される。端末管理テーブル700(図7)によれば、無線端末400b(STA-b)のポリシーレベルは「優先」に設定されているので、処理はステップS1004からステップS1006へ進むことになる。ステップS1006では、切り換え対象となるチャネル(1と6)において他の無線端末(STA-aとSTA-c)が動作しているので、処理はステップS1007へ進む。
図14はステップS1007で実行されるチャネル切り換え制御(ポリシーレベルが「優先」の場合の手順)を説明する図である。図14では、横軸に時間をとり、縦軸に各機器(無線端末、アクセスポイント)を並べて示している。
端末400bが帯域要求を発行する(ステップ913)と、アクセスポイント300bはこの帯域要求をシステム管理端末200に送信する(ステップ914)。上述のステップS1007において、システム管理端末200は、アクセスポイント300aと300bに対してチャネル切り換え指示を送出する。このチャネル切り換え指示には、「チャネルの同期切り換え」であること、切り換え時刻(チャネル切り換えタイミング)、及び切り換え先のチャネルが含まれる。
この切り換え指示を受け取ったそれぞれのアクセスポイントでは、図16のフローチャートに示されるように、ステップS1601,S1602,S1603,S1604と処理を進める。ステップS1604において、次に発信されるビーコン信号に、「次のビーコン送出時刻(チャネル切り換えタイミング)」、「チャネル切り換え指示」および「移行先のチャネル番号」の情報を含ませる(図14のステップ1301)。尚、「次のビーコン送出時刻」は、システム管理端末200から送信されたチャネル切り換え指示に含まれている「切り換え時刻」が設定される。そして、チャネル切り換えタイミングになると、ステップS1605からステップS1606へ進み、切り換え後のチャネルでビーコン信号を送信する(ステップ1302)。
ステップ1301で発信されたビーコンは、次のビーコンからチャネルを移行することを示している。よって、「次のビーコン送出時刻」で指定された時刻において各無線端末は移行後のチャネルでビーコンを受け、新しいチャネルで運用を継続することができる(ステップ1302)。
以上のように、2つのアクセスポイントのビーコンタイミングを一致させてチャネルを切り換えることにより、ビーコンに同期した通信をおこなっている端末の動作に与える影響を小さくし、円滑な通信を実現することができるという効果が得られる。
次に、ポリシーレベルが「通常」の場合を説明する。
ステップS1004において、帯域要求をした無線端末のポリシーレベルが「通常」であった場合は、ステップS1008へ進み、変更前のチャネルと変更後のチャネルで他の端末が動作しているかどうかを判断する。両チャネルにおいて動作している端末が存在しなければ、処理はステップS1005へ進み、即座にチャネル切り換えを実行する。一方、動作中の端末が存在した場合は、ステップS1009へ進み、他端末の許可によりチャネル切り換えを実行するように制御する。
例えば、アクセスポイント管理テーブル600の内容が図15のようであったとする。即ち、アクセスポイント300a(AP-a)はチャネル1を使用していて、不図示の無線端末により既に32Mbpsの帯域が割り当て済みとなっている。従ってチャネル1には、あと4Mbpsの帯域が残っている。アクセスポイント300b(AP-b)は、チャネル6を使用していて、無線端末400b(STA-b)、400c(STA-c)により計36Mbpsの帯域が割り当て済みとなっている。更に、アクセスポイント300c(STA-c)はチャネル11を使用していて、不図示の端末群に54Mbpsを割り当て済みとなっている。
この状態で、端末400aが8Mbpsの帯域を要求したとする。図7の端末管理テーブル700に示すように、端末400aのポリシーレベルは「通常」となっているので、処理はステップS1004からステップS1008へ進む。そして、切り換え対象のチャネル(この例ではチャネル1,6)において動作中の無線端末が存在しているので、ステップS1009へ処理が進む。ステップS1009では、例えば、動作中の無線端末400b、400cの表示器にチャネル切り換えの要求があることを表示して、利用者が許可を意味する操作をおこなった後、チャネル切り換えをおこなうように制御する。
即ち、ステップS1009においてシステム管理端末200から送信されたチャネル切り換え指示は、チャネルの通常の切り換えを指示するものであり、アクセスポイントの処理は、ステップS1601、S1602、S1603を経て、ステップS1607へ進む。ステップS1607では、動作中の無線端末の表示器にチャネル切り換えの要求があることを表示させる。利用者が許可を意味する操作をおこなうと、ステップS1608からステップS1609へ進み、次にビーコン信号から切り換え後のチャネルを用いた通信が開始される。尚、複数の端末が動作している場合は、全ての端末から許可が得られた場合にチャネル切り換えが実行される。
図9Cは、以上のようにして帯域を取得した後の無線端末400cの動作を示している。予約時刻になるとチューナ500から放送内容のストリームが送出される(ステップ919)。アクセスポイント300bは有線LAN103を介してこのストリームを受信し(IEEE 802.3 コントローラ307)、無線信号として無線端末400cへ出力する(IEEE 802.11 コントローラ308)(ステップ920)。無線端末400cは、無線で出力されたストリームを受信して、これを表示、録画する(ステップ921)。
予約時間を完了すると、受信終了処理を行う(ステップ922)。即ち、受信終了をアクセスポイント300bを介してチューナ500へ通知する(ステップ923,924)。その後、無線端末400cが帯域削除通知をアクセスポイント300bを介してシステム管理端末200に対して送信すると、アクセスポイント管理テーブルを更新する(ステップ925〜927)。即ち、アクセスポイント管理テーブルの使用帯域の値を無線端末400cに割り当てていた使用帯域を差し引いた値に更新する。また、残存帯域を無線端末400cに割り当てていた使用帯域の値を加算した値に更新する。
従来では、実際の利用状態になるまで帯域をどの程度消費するかがわからないため、静的に構築したままで運用を継続することができないため、実際の通信が始まってから品質を測定し、チャネルを移行していた。このため、新たな通信もいったん開始してからチャネル移行することになり、新たな通信もチャネル移行の影響を受けてしまう。これに対し、上記実施形態では、新たな通信の開始に先立って帯域の消費をチェックし、適切にチャネル切り換えを行うので、新たな通信がチャネル移行の影響を受ける可能性が低減される。
即ち、上記実施形態によれば、新たな帯域を要求した無線端末は、通信の始めから十分な帯域で通信をおこなうことができ、通信の品質(Quality Of Service)が向上する。また、周波数チャネルを移行したり交換したりするための無線伝送路状態の測定を常におこなうのではなく、帯域要求時にだけ行い、所望の帯域割り当てを実現するので、システム管理端末200の負荷軽減になる。
尚、上記実施形態のステップS1006、S1008では、他の端末が動作しているかのみを考慮した制御としたがこれに限られるものではない。例えば、動作している無線端末のポリシーレベルを考慮して制御をおこなうようにしてもよい。この場合、以下のような制御が可能である。
・自分よりポリシーレベルの高い無線端末が通信中の場合は、自身のポリシーレベルを「帯域獲得資格なし」とする。尚、ポリシーレベルの高い順としては、例えば、「最優先」→「優先」→「通常」→「帯域獲得資格なし」の順とする。
・自分と同じポリシーレベルの端末が通信中の場合は、自身のポリシーレベルを「帯域獲得資格なし」とする。このような制御によれば、早いもの勝ちとなる。
<他の実施形態>
尚、本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによって前述した実施形態の機能が達成される場合を含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応したプログラムである。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては以下が挙げられる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることが挙げられる。この場合、ダウンロードされるプログラムは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布するという形態をとることもできる。この場合、所定の条件をクリアしたユーザに、インターネットを介してホームページから暗号を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用して暗号化されたプログラムを実行し、プログラムをコンピュータにインストールさせるようにもできる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれて前述の実施形態の機能の一部或いは全てが実現されてもよい。この場合、機能拡張ボードや機能拡張ユニットにプログラムが書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行なう。
第1実施形態による通信システムの構成例を示す図である。 システム管理端末の構成例を示すブロック図である。 アクセスポイントの構成例を示すブロック図である。 無線端末の構成例を示すブロック図である。 チューナの項制定を示すブロック図である。 アクセスポイント管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 端末管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 実施形態のポリシーレベルを説明する図である。 実施形態による無線端末の接続処理(帯域獲得処理)を説明する図である。 実施形態による無線端末の接続処理(帯域獲得処理)を説明する図である。 実施形態による無線端末の接続処理(帯域獲得処理)を説明する図である。 実施形態によるシステム管理端末の帯域要求に対する処理を説明するフローチャートである。 実施形態によるシステム管理端末の帯域要求に対する処理を説明するフローチャートである。 ADDTS要求のフォーマットを示す図である。 TSPECの詳細を示す図である。 アクセスポイント管理テーブルの別の例を示す図である。 ビーコンに同期した周波数切り換え手順を示す図である。 アクセスポイント管理テーブルの別の例を示す図である。 アクセスポイントによるチャネル切り換え処理を説明するフローチャートである。

Claims (9)

  1. 複数のアクセスポイントと前記複数のアクセスポイントを管理する管理装置とを有するシステムであって、
    前記管理装置が、
    前記複数のアクセスポイントの各々が利用するチャネルと、各チャネルの残存帯域とを示す情報を保持する保持手段と、
    維持されるべき帯域を示す帯域要求を、第1のアクセスポイントを介して端末から受信する受信手段と、
    前記第1のアクセスポイントが使用している第1のチャネルにおける残存帯域と前記帯域要求において示される帯域とに基づいて、前記帯域要求が要求する帯域を前記第1のアクセスポイントが使用している前記第1のチャネルへ割当が可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記第1のアクセスポイントによって使用されている前記第1のチャネルに前記帯域要求において要求された帯域を割り当て不可と判定した場合に、現在割り当てられている帯域を前記第1のアクセスポイントの前記第1のチャネルに割り当てることが可能であり、前記第1のアクセスポイントにより前記第1のチャネルに割り当てられている帯域と前記帯域要求により示される帯域との合計の帯域を割り当てることが可能な第2のチャネルを用いている第2のアクセスポイントを選択する選択手段と、
    前記第1のアクセスポイントによって使用されている前記第1のチャネルと、前記選択手段により選択された前記第2のアクセスポイントにより使用されている前記第2のチャネルとを交換し、前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントによって使用されていた前記第2のチャネルを使用し、前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントにより使用されていた前記第1のチャネルを使用するようにする交換手段と、を備えることを特徴とするシステム。
  2. 前記交換手段が実行可能な複数種類の手順のうちの使用すべき手順を示す手順特定情報を端末毎に登録する登録手段を更に備え、
    前記交換手段は、前記帯域要求を発信した端末に対応する手順特定情報によって特定された手順に従って、前記チャネルの交換を実行することを特徴とする請求項に記載のシステム。
  3. 前記複数種類の手順の一つにおいて、前記交換手段は、前記判定手段で割り当て不可と判定された場合に、前記アクセスポイントと前記他のアクセスポイントに、使用チャネルを直ちに切り換えさせることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  4. 前記複数種類の手順の一つにおいて、前記交換手段は、前記判定手段で割り当て不可と判定された場合に、前記アクセスポイントと前記他のアクセスポイントとのチャネルの切り換えタイミング合うようにチャネルの切り換え処理を実行することを特徴とする請求項に記載のシステム。
  5. 前記複数種類の手順の一つにおいて、前記交換手段は、前記判定手段で割り当て不可と判定された場合に、前記アクセスポイントを介して通信中の端末のユーザによる操作に応じて、前記チャネルの交換を実行することを特徴とする請求項に記載のシステム。
  6. 複数のアクセスポイントを管理するための情報処理装置であって、
    前記複数のアクセスポイントの各々が利用するチャネルと、各チャネルの残存帯域を管理する管理手段と、
    維持されるべき帯域を示す帯域要求を、第1のアクセスポイントを介して端末から受信する受信手段と、
    前記第1のアクセスポイントが使用している第1のチャネルにおける残存帯域と前記帯域要求において示される帯域とに基づいて、前記帯域要求が要求する帯域を前記第1のアクセスポイントが使用している前記第1のチャネルへ割当が可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記第1のアクセスポイントによって使用されている前記第1のチャネルに前記帯域要求において要求された帯域を割り当て不可と判定した場合に、現在割り当てられている帯域を前記第1のアクセスポイントの前記第1のチャネルに割り当てることが可能であり、前記第1のアクセスポイントにより前記第1のチャネルに割り当てられている帯域と前記帯域要求により示される帯域との合計の帯域を割り当てることが可能な第2のチャネルを用いている第2のアクセスポイントを選択する選択手段と、
    前記第1のアクセスポイントによって使用されている前記第1のチャネルと、前記選択手段により選択された前記第2のアクセスポイントにより使用されている前記第2のチャネルとを交換し、前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントによって使用されていた前記第2のチャネルを使用し、前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントにより使用されていた前記第1のチャネルを使用するようにする交換手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 情報処理装置が複数のアクセスポイントを管理する管理方法であって、
    管理手段が、前記複数のアクセスポイントの各々が利用するチャネルと、各チャネルの残存帯域とを管理する管理工程と、
    受信手段が、維持されるべき帯域を示す帯域要求を、第1のアクセスポイントを介して端末から受信する受信工程と、
    判定手段が、前記第1のアクセスポイントが使用している第1のチャネルにおける残存帯域と前記帯域要求において示される帯域とに基づいて、前記帯域要求が要求する帯域を前記第1のアクセスポイントが使用している前記第1のチャネルへ割当が可能か否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程で、前記第1のアクセスポイントによって使用されている前記第1のチャネルに前記帯域要求において要求された帯域を割り当て不可と判定した場合に、選択手段が、現在割り当てられている帯域を前記第1のアクセスポイントの前記第1のチャネルに割り当てることが可能であり、前記第1のアクセスポイントにより前記第1のチャネルに割り当てられている帯域と前記帯域要求により示される帯域との合計の帯域を割り当てることが可能な第2のチャネルを用いている第2のアクセスポイントを選択する選択工程と、
    前記第1のアクセスポイントによって使用されている前記第1のチャネルと、前記選択工程で選択された前記第2のアクセスポイントにより使用されている前記第2のチャネルとを交換し、前記第1のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントによって使用されていた前記第2のチャネルを使用し、前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイントにより使用されていた前記第1のチャネルを使用するようにする交換工程と、を備えることを特徴とする管理方法。
  8. 前記交換工程は、前記帯域要求を発信した端末に応じた手順により、前記チャネルの交換を実行することを特徴とする請求項に記載の管理方法。
  9. コンピュータに、請求項7に記載された管理方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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