JP2005341232A - サーバ装置、クライアント装置および通信制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば無線LAN等を介して接続されるクライアント装置同士が直接的にデータを送受信する際に無線帯域を効率的に利用することを可能としたサーバ装置を提供する。
【解決手段】アクセスポイント1は、ステーション2同士が直接的にデータを送受信するために使用する無線通信用のチャネルを決定し、このチャネルへの切り換え指示を各ステーション2通知する。その後、アクセスポイント1は、各ステーション2から当該直接データ送受信の終了が通知されてくるのを待機する。一方、各ステーション2は、この切り換え指示を受信すると、その指示されたチャネルに切り換えて直接データ送受信を実行し、終了したら、切り換え前のチャネルに戻して当該直接データ送受信の終了をアクセスポイント1に通知する。そして、この通知の送受信を契機に、アクセスポイント1およびステーション2は、相互間の無線通信を再開する。
【選択図】 図1
【解決手段】アクセスポイント1は、ステーション2同士が直接的にデータを送受信するために使用する無線通信用のチャネルを決定し、このチャネルへの切り換え指示を各ステーション2通知する。その後、アクセスポイント1は、各ステーション2から当該直接データ送受信の終了が通知されてくるのを待機する。一方、各ステーション2は、この切り換え指示を受信すると、その指示されたチャネルに切り換えて直接データ送受信を実行し、終了したら、切り換え前のチャネルに戻して当該直接データ送受信の終了をアクセスポイント1に通知する。そして、この通知の送受信を契機に、アクセスポイント1およびステーション2は、相互間の無線通信を再開する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、例えば無線LAN等を介してサーバ装置と接続されるクライアント装置同士が直接的にデータを送受信するための通信制御技術に関する。
近年、例えばテレビジョン装置やレコーダ装置などの家庭電化製品をケーブルレスで接続可能なホームサーバが普及し始めている。このホームサーバは、いわゆるアクセスポイントとして動作するので、クライアント装置であるテレビジョン装置とレコーダ装置との間のデータ送受信は、基本的には、ホームサーバ経由で行われる。
また、最近では、クライアント装置同士がサーバ装置を経由せずに直接的にデータを送受信するための方法が種々提案されている(例えば特許文献1等参照)。この特許文献1に記載の無線パケット転送方法では、直接転送方法によるパケット転送が成功する可能性が高い無線端末に対してのみ、直接転送方法によるパケット転送を行い、それ以外の無線端末に対しては、無線基地局経由の中継転送方法によるパケット転送を行うといった効率的なデータ送受信を可能としている。
特開平11−252114号公報
ところで、この特許文献1に記載の無線パケット転送方法では、各無線端末が、任意の無線端末宛ての送信パケットの自端末における受信状況等に基づき、該パケットの送信元である無線端末への自端末からの直接転送方法によるパケット転送が成功する可能性を判定する機能を備えている。そして、成功する可能性が高いと判定した無線端末をテーブルに登録しておくことにより、直接転送方法によるパケット転送が成功する可能性が高い無線端末に対してのみ、直接転送方法によるパケット転送を行うといった効率的なデータ送受信を可能としている。
しかしながら、ホームサーバシステムは、家庭内での設置が前提とされる通信システムであるので、低コスト化の要請が強く、無線通信の範囲も限定的であるため、前述したような大掛かりな機能を各クライアント装置に搭載するのは費用対効果の面からも現実的ではない。また、限定的な範囲で複数の通信機器が無線通信を行うホームサーバシステムにおいては、無線帯域の効率利用の方がより重要度の高い問題である。
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、例えば無線LAN等を介してサーバ装置と接続されるクライアント装置同士が直接的にデータを送受信する際に無線帯域を効率的に利用することを可能としたサーバ装置、クライアント装置および通信制御方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、この発明は、複数のクライアント装置との間で無線通信を実行するサーバ装置において、前記複数のクライアント装置の中の第1および第2のクライアント装置が直接的にデータを送受信するために使用する無線通信用のチャネルを決定する決定手段と、前記決定手段により決定されたチャネルへの切り換え指示を前記第1および第2のクライアント装置に通知する通知手段と、前記通知手段によりチャネルの切り換え指示が通知された後、前記第1および第2のクライアント装置からの前記直接的なデータ送受信の終了の通知を待機し、この通知が受信された場合に、前記第1および第2のクライアント装置との間の無線通信を再開する通信制御手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明は、サーバ装置との間で無線通信を実行するクライアント装置であって、前記サーバ装置との間で無線通信を実行する他のクライアント装置との間で直接的にデータを送受信する機能を有するクライアント装置において、前記他のクライアント装置との間で直接的にデータを送受信するために使用するチャネルへの切り換え指示を前記サーバ装置から受信する受信手段と、前記受信手段によりチャネルの切り換え指示が受信された場合、そのチャネルに切り換えて前記他のクライアント装置との間の前記直接的なデータ送受信を実行し、このデータ送受信が終了した場合に、切り換え前のチャネルに戻すべく再切り換えを行って前記直接的なデータ送受信の終了を前記サーバ装置に通知し、前記サーバ装置との間の無線通信を再開する通信制御手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明は、複数のクライアント装置がサーバ装置との間で無線通信を実行する通信システムにおける通信制御方法であって、前記サーバ装置は、前記複数のクライアント装置の中の2つのクライアント装置が直接的にデータを送受信するために使用する無線通信用のチャネルを決定し、このチャネルへの切り換え指示を前記2つのクライアント装置に通知して、前記2つのクライアント装置からの前記直接的なデータ送受信の終了の通知を待機し、前記複数のクライアント装置それぞれは、他のクライアント装置との間で前記直接的なデータ送受信を実行するために使用するチャネルへの切り換え指示を前記サーバ装置から受信し、そのチャネルに切り換えて前記他のクライアント装置との間の前記直接的なデータ送受信を実行し、その終了時に、切り換え前のチャネルに戻すべく再切り換えを行って前記直接的なデータ送受信の終了を前記サーバ装置に通知し、前記サーバ装置および前記複数のクライアント装置それぞれは、前記直接的なデータ送受信の終了の通知が授受された場合に、相互間の無線通信を再開することを特徴とする。
この発明によれば、例えば無線LAN等を介してサーバ装置と接続されるクライアント装置同士が直接的にデータを送受信する際に無線帯域を効率的に利用することを可能としたサーバ装置、クライアント装置および通信制御方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態を説明する。図1は、本実施形態に係る通信システムのネットワーク構成を示す図である。
この通信システムは、サーバ装置であるアクセスポイント1とクライアント装置であるステーション2とがIEEE802.11規格に準拠した無線通信を行うことで無線LANを構築するものであり、ここでは、アクセスポイント1として家庭内サーバ、ステーション2としてテレビジョン装置やレコーダ装置が設置されるものと想定する。また、ステーション2としては、このテレビジョン装置およびレコーダ装置のほか、図示されない種々の電子機器が存在するものとする。
IEEE802.11規格の1つであるIEEE802.11eでは、音声や動画像の送受信が考慮されており、ステーション2同士が直接的にデータを送受信するための規則がDLP(Direct Link Protocol)として策定中である。つまり、このDLPを用いれば、テレビジョン装置とレコーダ装置とは、家庭内サーバを経由せずにデータを送受信することができる。そして、ここでは、アクセスポイント1および各ステーション2がこのIEEE802.11e規格に準拠した無線通信を行うものと想定する。
ところで、アクセスポイント1と無線通信を行うステーション2同士が直接的にデータ送受信を行う場合、一般的には、アクセスポイント1が他のステーション2との間で無線通信を行うためのチャネルを時分割で共用することになる。この場合、無線帯域を効率的に利用しているとは言い難く、例えばリアルタイム性を要求されるデータ処理に関わるデータ送受信に悪影響を与えるおそれもある。そこで、以下では、ステーション2同士が直接的にデータ送受信を行う際、無線帯域の効率利用を図るために、本通信システムのアクセスポイント1および各ステーション2がどのような動作制御を行っているのかについて説明する。
図2は、サーバ装置であるアクセスポイント1の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、アクセスポイント1は、制御部11、入力部12、データ記憶部13および無線部14を有している。
制御部11は、このアクセスポイント1全体の制御を司っており、各種制御のために様々なプログラムを備えている。その1つに、ステーション2同士が直接的にデータを送受信する際の制御を実行する通信制御プログラム11aが存在する。入力部12は、ユーザの指示操作を受け付けるインタフェース機構であり、その受け付けた指示内容を制御部11に伝達する。データ記憶部13は、例えばHDD(Hard Disk Drive)などの記憶媒体であり、通信制御プログラム11aが使用する通信管理データ13aを含む種々のデータを記憶する。そして、無線部14は、ステーション2との無線通信を実行制御する。
図3は、このデータ記憶部13に記憶される通信管理データ13aの一例を示す図であり、制御部11の通信制御プログラム11aは、この通信管理データ13aを使って、接続中のステーション2と、(ステーション2同士の)直接データ送受信を実行中のステーション2と、各ステーション2の使用チャネルとを管理する。図3の例では、接続中のステーション2として、識別IDが“STA1”〜“STA4”の少なくとも4つのステーション2がアクセスポイント1と接続された状態にあり、そのうち、識別IDが“STA1”と“STA2”のステーション2が直接データ送受信を実行中であり、チャネル3とチャネル1とが使用中であることが分かる。なお、この通信管理データ13aで示される使用中チャネルのうち、直接データ送受信を実行していないステーション2が使用するチャネルは、このアクセスポイント1が各ステーション2との無線通信で使用するチャネルである(ここでは、チャネル1)。
一方、図4は、クライアント装置であるステーション2の概略構成を示すブロック図である。図4に示すように、ステーション2は、制御部21、入力部22、データ記憶部23、出力部24および無線部25を有している。このうち、制御部21、入力部22、データ記憶部23および無線部25は、アクセスポイント1における制御部11、入力部12、データ記憶部13および無線部14とほぼ同様の働きをもつものであり、制御部21の通信制御プログラム21aは、アクセスポイント1側の通信制御プログラム11aからの指示に基づき、他のステーション2との直接的なデータ送受信を制御する。また、出力部24は、例えば制御部21によるデータ処理結果等をユーザに提示するためのインタフェース機構である。
前述したように、この通信システムは、アクセスポイント1やステーション2がIEEE802.11e規格に準拠した無線通信を行う。つまり、例えばレコーダ装置(STA2)からテレビジョン装置(STA1)に録画データを送信する場合など、図5に示すように、あるステーション2から他のステーション2にデータを送信する場合、アクセスポイント1を経由させる一般的なルート(X1+X2)のほか、前述のDLPを用いることにより、アクセスポイント1を経由しないルート(Y1)も選択可能である。そして、この後者のルートを選択する場合には、アクセスポイント1と当事者である各ステーション2とが図6に示す手順による直接データ送受信開始手続きを実行する。
まず、テレビジョン装置(STA1)から家庭内サーバ(AP)に対して、レコーダ装置(STA2)との直接データ送受信の要求が通知される(図6の(1))。すると、家庭内サーバからレコーダ装置に対して、テレビジョン装置との直接データ送受信の指示が通知され(図6の(2))、この指示に対して、レコーダ装置から家庭内サーバに直接データ送受信許可ステータスが返却される(図6の(3))。そして、このレコーダ装置からの直接データ送受信許可ステータスは、家庭内サーバからテレビジョン装置へと転送される(図6の(4))。以上で直接データ送受信開始手続きは終了し、ステーション2間での直接データ送受信が実行可能となる。なお、ここでは、テレビジョン装置から家庭内サーバに対してレコーダ装置との直接データ送受信が要求される例を示したが、家庭内サーバからテレビジョン装置およびレコーダ装置に対して当事者間で直接データ送受信を行う旨を要求することも可能である。
この直接データ送受信開始手続きが終了すると、ステーション2間での直接データ送受信が実行可能となるが、本通信システムでは、無線帯域の効率利用を図るため、アクセスポイント1およびステーション2の各々が、さらに後述するような制御を実行する。
図7は、アクセスポイント1の直接データ送受信に関する制御手順の流れを示すフローチャートである。なお、この図7に示した制御手順は、通信制御プログラム11aの記述により定義されて制御部11によって具現化されるものである。
制御部11は、前述の直接データ送受信開始手続き(ステップA1)の終了後、直接データ送受信を実行する各ステーション2が当該直接データ送受信で使用するチャネルを決定する(ステップA2)。このチャネルを決定するために、制御部11は、通信管理データ13aを参照し、使用中のチャネル以外、つまり未使用のチャンネルを見つけ出し、その中のいずれかのチャネルを選択する。これにより、直接データ送受信が最初に行われる際には、アクセスポイント1が各ステーション2との無線通信に使用するチャネル以外のいずれかのチャネルが選択され、この直接データ送受信中にさらに別の直接データ送受信が行われることになった場合には、この2つのチャネル以外のいずれかのチャネルが選択される。以降、同様の手順で新たな直接データ送受信用のチャネルが順次に選択されることになる。そして、この選択時、制御部11は、互いの干渉を避けるため、使用中のチャネルからその周波数が離れたチャネルを優先的に採用する。
チャネルを決定すると、制御部11は、このチャネルへの変更を、直接データ送受信を実行する各ステーション2に通知する(ステップA3)、そして、このチャネルが使用中になった旨を通信管理データ13aに記録して管理する(ステップA4)。この通知が行われると、ステーション2側でチャネルを変更し、アクセスポイント1の配下から外れて直接データ送受信へと移行することになるが、制御部11は、これらのステーション2から直接データ送受信の終了の通知を待機する(ステップA5)。そして、この通知が受信されると(ステップA6のYES)、通信管理データ13aの更新を含む直接データ送受信終了手続きを実行し(ステップA7)、これらの各ステーション2との間の無線通信を再開する。
一方、図8は、ステーション2の直接データ送受信に関する制御手順の流れを示すフローチャートである。この図8に示した制御手順も、通信制御プログラム21aの記述により定義されて制御部21によって具現化されるものである。
制御部21は、前述の直接データ送受信開始手続き(ステップB1)の終了後、アクセスポイント1からチャネル変更指示が通知されてくるのを待機する(ステップB2)。そして、この指示が通知されると(ステップB3のYES)、制御部21は、変更前のチャネルを例えばデータ記憶部23に保持した後(ステップB4)、指示されたチャネルへの変更を実行する(ステップB5)。
チャネルを変更すると、制御部11は、他のステーション2との間の直接データ送受信を開始する(ステップB6)。その後、この直接データ送受信が終了した時に、制御部11は、保持したチャネルに戻すべく再度変更し(ステップB7)、直接データ送受信の終了をアクセスポイント1に通知する(ステップB8)。そして、制御部11は、ステーション内の状態をアクセスポイント1との無線通信状態に戻すための直接データ送受信終了手続きを実行し(ステップB9)、アクセスポイント1との間の無線通信を再開する。
以上のように、直接データ送受信に関する制御をアクセスポイント1と各ステーション2とが協調して行うことにより、例えば図9乃至図11に示すような通信制御が実現されることになる。
いま、図9に示すように、アクセスポイント1に5つのステーション2が接続されていたとする。そして、この5つのステーション2の中の2つのステーション2が、図10に示すように、直接データ送受信に移行する場合、これらは、アクセスポイント1−ステーション2間のチャネルとは異なるチャネルが使用されることになる。さらに、この直接データ送受信の実行中、残りの3つのステーション2の中の2つのステーション2が、図11に示すように、さらに直接データ送受信に移行する場合、これらは、アクセスポイント1−ステーション2間のチャネルおよび実行中の直接データ送受信で使用されるチャネルとは異なるチャネルが使用されることになる。これにより、無線帯域の効率利用が図られることになる。
なお、前述の実施形態では、アクセスポイント1の制御部11は、直接データ送受信を行う各ステーション2にチャネル変更指示を通知する際、通信管理データ13aを参照して未使用のチャネルを見つけ出し、その中からその周波数が使用中のチャネルから最も離れたチャネルを選択する例を説明したが、これに代えて、各チャネルの使用状況を例えば一定間隔毎に周期的に監視して、未使用中のチャネルの中からその使用頻度が最も低いチャネルを選択するようにしてもよい。
また、各チャネルの使用状況を、各ステーション2に例えば一定間隔毎に周期的に監視させ、アクセスポイント1がこれらの使用状況を示す情報を収集するようにすれば、図12に示すように、アクセスポイント1が単独で監視する場合と比較して、より広範囲で各チャネルの使用状況を把握することができ、より適切なチャネル選択が可能となる。
つまり、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…アクセスポイント(サーバ装置)、2…ステーション(クライアント装置)、11,21…制御部、11a,21a…通信制御プログラム、12,22…入力部、13,23…データ記憶部、13a…通信管理データ、14,25…無線部、24…出力部。
Claims (10)
- 複数のクライアント装置との間で無線通信を実行するサーバ装置において、
前記複数のクライアント装置の中の第1および第2のクライアント装置が直接的にデータを送受信するために使用する無線通信用のチャネルを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定されたチャネルへの切り換え指示を前記第1および第2のクライアント装置に通知する通知手段と、
前記通知手段によりチャネルの切り換え指示が通知された後、前記第1および第2のクライアント装置からの前記直接的なデータ送受信の終了の通知を待機し、この通知が受信された場合に、前記第1および第2のクライアント装置との間の無線通信を再開する通信制御手段と
を具備することを特徴とするサーバ装置。 - 前記決定手段は、前記複数のクライアント装置との間で無線通信を実行するために使用中のチャネル以外のいずれかのチャネルを前記第1および第2のクライアント装置が直接的にデータを送受信するために使用するチャネルに決定することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
- 前記決定手段は、前記使用中のチャネル以外で使用可能なチャネルのうち、その周波数が前記使用中のチャネルから最も離れたチャネルを前記直接的なデータ送受信用のチャネルに決定することを特徴とする請求項2記載のサーバ装置。
- 前記決定手段は、前記複数のクライアント装置それぞれから各チャネルの使用状況を示す情報を収集する手段を含み、前記使用中のチャネルから最も離れた周波数のチャネルが複数存在する場合、その中から前記収集した情報より得られる使用頻度が最も低いチャネルを前記直接的なデータ送受信用のチャネルに決定することを特徴とする請求項3記載のサーバ装置。
- 前記決定手段は、前記複数のクライアント装置それぞれから各チャネルの使用状況を示す情報を収集する手段を含み、前記使用中のチャネル以外で使用可能なチャネルのうち、前記収集した情報より得られる使用頻度が最も低いチャネルを前記直接的なデータ送受信用のチャネルに決定することを特徴とする請求項2記載のサーバ装置。
- 前記決定手段は、最も低い使用頻度のチャネルが複数存在する場合、その中からその周波数が前記使用中のチャネルから最も離れたチャネルを前記直接的なデータ送受信用のチャネルに決定することを特徴とする請求項5記載のサーバ装置。
- 前記決定手段は、前記第1および第2のクライアント装置が前記直接的なデータ送受信の実行中、さらに前記複数のクライアント装置の中の第3および第4のクライアント装置が直接的にデータを送受信する場合に、記複数のクライアント装置との間で無線通信を実行するために使用中のチャネル並びに前記第1および第2のクライアント装置が前記直接的なデータ送受信を実行するために使用中のチャネル以外のいずれかのチャネルを前記第3および第4のクライアント装置が直接的にデータを送受信するために使用するチャネルに決定することを特徴とする請求項2記載のサーバ装置。
- サーバ装置との間で無線通信を実行するクライアント装置であって、前記サーバ装置との間で無線通信を実行する他のクライアント装置との間で直接的にデータを送受信する機能を有するクライアント装置において、
前記他のクライアント装置との間で直接的にデータを送受信するために使用するチャネルへの切り換え指示を前記サーバ装置から受信する受信手段と、
前記受信手段によりチャネルの切り換え指示が受信された場合、そのチャネルに切り換えて前記他のクライアント装置との間の前記直接的なデータ送受信を実行し、このデータ送受信が終了した場合に、切り換え前のチャネルに戻すべく再切り換えを行って前記直接的なデータ送受信の終了を前記サーバ装置に通知し、前記サーバ装置との間の無線通信を再開する通信制御手段と
を具備することを特徴とするクライアント装置。 - 各チャネルの使用状況を監視する監視手段と、
前記監視手段により得た各チャネルの使用状況を示す情報を前記サーバ装置に送信する送信手段と
をさらに具備することを特徴とする請求項8記載のクライアント装置。 - 複数のクライアント装置がサーバ装置との間で無線通信を実行する通信システムにおける通信制御方法であって、
前記サーバ装置は、前記複数のクライアント装置の中の2つのクライアント装置が直接的にデータを送受信するために使用する無線通信用のチャネルを決定し、このチャネルへの切り換え指示を前記2つのクライアント装置に通知して、前記2つのクライアント装置からの前記直接的なデータ送受信の終了の通知を待機し、
前記複数のクライアント装置それぞれは、他のクライアント装置との間で前記直接的なデータ送受信を実行するために使用するチャネルへの切り換え指示を前記サーバ装置から受信し、そのチャネルに切り換えて前記他のクライアント装置との間の前記直接的なデータ送受信を実行し、その終了時に、切り換え前のチャネルに戻すべく再切り換えを行って前記直接的なデータ送受信の終了を前記サーバ装置に通知し、
前記サーバ装置および前記複数のクライアント装置それぞれは、前記直接的なデータ送受信の終了の通知が授受された場合に、相互間の無線通信を再開する
ことを特徴とする通信制御方法。
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