JP4749226B2 - ワイパ構造 - Google Patents
ワイパ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4749226B2 JP4749226B2 JP2006130503A JP2006130503A JP4749226B2 JP 4749226 B2 JP4749226 B2 JP 4749226B2 JP 2006130503 A JP2006130503 A JP 2006130503A JP 2006130503 A JP2006130503 A JP 2006130503A JP 4749226 B2 JP4749226 B2 JP 4749226B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper arm
- locking pin
- wiper
- groove
- arm head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000003795 desorption Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Images
Description
特許文献1に記載のワイパ構造は、ピボット軸と、ピボット軸を軸支する円筒軸受部を備えるピボットホルダーとを備える。そして、ピボット軸には周方向に亘って溝が形成されるとともに、溝にはリングが嵌合されている。特許文献1に記載のワイパ構造では、円筒軸受部の上端開口縁に当接している係止板がワッシャを介してリングを係止することで、ピボット軸を係止している。そして、特許文献1に記載のワイパ構造では、外部からワイパアームの基端部に衝撃荷重が加えられると、リングがワッシャを介して係止板の内周側を押圧する。この際に特許文献1に記載のワイパ構造では、係止板の内周部は円筒軸受部の上端開口に位置しているため、係止板の内周側が押圧されて係止板はせん断破壊を起こし、ピボット軸が車体パネルの内方に脱落する。特許文献1に記載のワイパ構造では、外部からワイパアームの基端部に対して衝撃荷重が加えられた時には、ピボット軸が車体パネルの内方に脱落するため、ワイパアームの基端部に対して加えられる外部からの衝撃を吸収することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ワイパアームヘッド及びワイパアームの少なくともいずれか一方に前記荷重が作用した場合に、前記ワイパアームヘッド及びワイパアームの少なくともいずれか一方に前記荷重が作用した場合に、前記溝が変形して 該溝に挟入された前記第1係止ピン又は前記第2係止ピンが移動できる状態となることを要旨とする。
図1に示すワイパ1は、車両に搭載されており、図示しないピボット軸に軸支されるワイパアームヘッド10を備える。ワイパアームヘッド10は、図2(a)におけるA―A線断面視においてチャネル状に形成されるとともに、鋳物部品である。ワイパアームヘッド10の両側部間には第1係止ピン11が設けられるとともに、第1係止ピン11はワイパアームヘッド10の先端部12に位置している。第1係止ピン11は、その両端がかしめられてワイパアームヘッド10の両側部に固定されている。第1係止ピン11は、図示しないウィンドパネルとほぼ平行となるように設けられている。そして、第1係止ピン11よりさらに先端側には、ワイパアーム20の基端部21が回動可能に連結されている。
ワイパ1は車両に搭載されており、揺動軸としての図示しないピボット軸が図示しない駆動源によって揺動されると、ワイパ1が備えるワイパアームヘッド10は、ピボット軸の揺動に連動してピボット軸を中心に回動する。ワイパアームヘッド10が回動すると、ワイパアーム20及びワイパブレード40は、ワイパアームヘッド10の回動に伴って回動する。ワイパブレード40は、図示しない車両のウィンドパネル外面に摺接し、ウィンドパネル外面の払拭作業を行う。この時、付勢手段としてのスプリング部材30は、ワイパアームヘッド10とワイパアーム20とを接近させるように付勢して、ワイパブレード40をウィンドパネルへ接圧する。
(1)ワイパアーム20は、その両側にある側部22にそれぞれ脱着部としての溝24を設けている。そして、荷重F1がスプリング部材30の上方に位置するワイパアーム20の上壁部23に加えられた場合には、スプリング31の他端部36がワイパアーム20から外れる。スプリング部材30が外れると、ワイパアーム20は、上壁部23に荷重F1が加えられた時より変形するようになり、衝撃を吸収することができる。また、ワイパアーム20に溝24を設けているため、荷重F1が加えられた時には、溝24の開口は好適に広がりスプリング31の他端部36をワイパアーム20から外すことができる。
次に、第2の実施形態を図4にしたがって説明する。この実施形態では溝24を設けていない点及び第2係止ピン25の形状が前記第1の実施形態と異なっている。その他の構成は前記第1の実施形態と同じであり、第1の実施形態と同様の構成部分は同一符号を付して説明を省略又は簡略する。
(4)脱着部としての縮径部が第2係止ピン50に設けられている。そして、第2係止ピン50は、ワイパアーム20の側部22間に配置されているため、脱着部としての縮径部は外部に露出することはない。したがって、ワイパアーム20やワイパアームヘッド10に脱着部としての縮径部を設ける場合に比べて外観を良好にすることができる。
○ 第1実施形態において、第2係止ピン25を挟持する脱着部としての溝24の構成を変更してもよい。脱着部としての溝24は、ワイパアーム20に対して所定の荷重F1が加えられた時にスプリング部材30を取り外すように機能すればよいため、溝24において第2係止ピン25を取着する構成でなくてもよい。例えば、図5に示すように、溝24を設けているワイパアーム20の厚みを溝24を設けていない部位に比べて小さくすることで、ワイパアーム20の剛性を低下させ、ワイパアーム20が容易に変形できるように構成する。そして、ワイパアーム20に対して上方から荷重が加えられた時には、ワイパアーム20に設けた溝24から変形させて第2係止ピン25を下方に降下させ、第1係止ピン11から第2係止ピン25までの距離が短くなるように構成するとよい。このようにすれば、荷重F1が加えられた時には、スプリング31の他端部36と第2係止ピン25とは係合しなくなり、スプリング部材30をワイパアーム20から外すことができる。
○ 第2の実施形態において、縮径部の形状については特に限定されない。縮径部の形状は、ワイパアーム20の側部22が互いに離間する方向に変形した時に、縮径部にせん断応力が集中するような形状であればよい。したがって、例えば、第2係止ピン25の一部を切り欠くことで縮径部を形成してもよい。
以下の技術的思想は前記実施形態から把握できる。
Claims (2)
- 揺動軸に軸支されるワイパアームヘッドと、ウィンドパネルを払拭するワイパブレードと、前記ワイパアームヘッドと前記ワイパブレードとを連結するワイパアームと、前記ワイパアームヘッドと前記ワイパアームとの間に取着され、前記ワイパアームヘッドと前記ワイパアームとを接近させるように付勢して前記ワイパブレードを前記ウィンドパネルへ接圧する付勢手段とを備えたワイパ構造であって、
前記付勢手段は、前記ワイパアームヘッドに設けられた第1係止ピンと、前記ワイパアームに設けられた第2係止ピンとに係止されており、
衝突による荷重が前記ワイパアームヘッド及び前記ワイパアームの少なくともいずれか一方に加えられた場合に前記第1係止ピン又は前記第2係止ピンを脱着させる脱着部を前記ワイパアームヘッド及び前記ワイパアームの少なくともいずれか一方に設け、
前記脱着部は、前記ワイパブレードを前記ウィンドパネルへ接圧している状態においてウィンドパネル側に開口する溝であり、
前記溝の幅よりも外径が大きく形成された前記第1係止ピン又は前記第2係止ピンが前記溝に挟入されているワイパ構造。 - 前記ワイパアームヘッド及びワイパアームの少なくともいずれか一方に前記荷重が作用した場合に、前記溝が変形して 該溝に挟入された前記第1係止ピン又は前記第2係止ピンが移動できる状態となる請求項1に記載のワイパ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006130503A JP4749226B2 (ja) | 2006-05-09 | 2006-05-09 | ワイパ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006130503A JP4749226B2 (ja) | 2006-05-09 | 2006-05-09 | ワイパ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007302057A JP2007302057A (ja) | 2007-11-22 |
JP4749226B2 true JP4749226B2 (ja) | 2011-08-17 |
Family
ID=38836378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006130503A Expired - Fee Related JP4749226B2 (ja) | 2006-05-09 | 2006-05-09 | ワイパ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4749226B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109655252B (zh) * | 2019-02-18 | 2024-01-26 | 上汽大众汽车有限公司 | 拆装雨刮弹簧的凸轮连杆机构 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10051570A1 (de) * | 2000-10-18 | 2002-04-25 | Bosch Gmbh Robert | Wischvorrichtung und Verfahren zum Justieren der Auflagekraft eines Wischerarms |
FR2840270B1 (fr) * | 2002-05-28 | 2004-12-10 | Valeo Systemes Dessuyage | Agencement de securite permettant une separation du bras d'essuyage d'avec l'arbre d'entrainement en cas d'impact |
DE102004008331A1 (de) * | 2004-02-20 | 2005-09-08 | Robert Bosch Gmbh | Wischerarm für eine Scheibenwischvorrichtung |
-
2006
- 2006-05-09 JP JP2006130503A patent/JP4749226B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007302057A (ja) | 2007-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011106265A (ja) | 安全ドア取手 | |
JPS607260Y2 (ja) | 自動車用ハンドルの安全装置 | |
JP5279509B2 (ja) | ペダル装置 | |
JP6229687B2 (ja) | 取付クリップとそれを用いた被取付物取付構造 | |
JP2008041654A (ja) | 車両用スイッチ | |
JP6583243B2 (ja) | ベルトモール取付構造 | |
JP6281514B2 (ja) | 取付クリップとそれを用いた被取付物取付構造 | |
JP2004067006A (ja) | フードロックストライカ構造 | |
JP3901355B2 (ja) | 車両用ワイパ装置 | |
JP4749226B2 (ja) | ワイパ構造 | |
JP2005527428A (ja) | 衝突の際にワイパアームを駆動シャフトから分離させることができる安全装置 | |
WO2008007695A1 (fr) | Commutateur pour véhicule | |
JP2008143416A (ja) | ドアトリム用アームレスト構造 | |
US20060070200A1 (en) | Wiper device attached using plate-shaped lever or lever having a bent portion | |
JP6172962B2 (ja) | ワイパ装置 | |
JP4496941B2 (ja) | 車両用ブレーキペダル装置 | |
JP4199696B2 (ja) | ワイパ装置 | |
JP4425222B2 (ja) | ワイパピボットおよびワイパ装置 | |
JP4950925B2 (ja) | ワイパ装置 | |
JP2007022359A (ja) | ワイパーアーム用ストッパ部材及びワイパーアーム | |
JP3764054B2 (ja) | ワイパ装置 | |
JP3232278B2 (ja) | ワイパピボット | |
JP5131033B2 (ja) | ワイパー装置 | |
JP2007038923A (ja) | 自動車のドア構造 | |
JP2005047319A (ja) | ステアリング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100928 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100930 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101129 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110510 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110517 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |