JP4747943B2 - 印刷制御装置および方法 - Google Patents
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Description
1台目の印刷装置の転写開始位置から当該印刷装置の出口まで 5m
出口から反転装置を経由して2台目の印刷装置の転写開始位置まで 15m
2台目の印刷装置の転写開始位置から当該印刷装置の出口まで 5m
出口から反転装置を経由して後処理装置のスタッカまで 18m
とすると、リカバリが必要な搬送路の長さは、5+15+5+18=43mとなる。
ここで、原稿サイズ;A4、出力形式;2UP、画像濃度(18インチ×12インチ/6000dpi)とすると、1ページに印刷されるデータ量は約10MB/ページとなる。そして、前記搬送路の長さに対応する前記用紙の枚数は、43m÷(12×25.4mm)=142枚となる。
しかも、リングバッファのような電気的な記憶媒体を、ハードディスク等の機械的な記憶媒体に代え、この機械的な記憶媒体にリカバリデータを記憶する場合、記憶媒体自体のコストは安価に抑えることができるものの、記憶媒体の応答速度が印刷装置の印刷速度よりも遅くなってしまい、この記憶媒体の応答速度がボトルネックとなって印刷装置の印刷速度が遅くなってしまい、高速印刷ができなくなる。
上記構成において、前記印刷装置は、当該印刷制御装置から出力されるイメージデータを受けて、このイメージデータに対応した画像をシートに転写する転写部と、前記シートに転写された画像を定着させて印刷を完了したシートを排出する排出部とを備え、前記リカバリ用イメージデータのデータ量は、前記印刷装置における前記転写部から前記排出部からシートが排出されて前記シートへの印刷が完了する保証位置までのシート搬送路の距離に対応したページ数のデータ量であることが好ましい。
上記構成において、前記印刷装置は、当該印刷制御装置から出力されるイメージデータを受けて、このイメージデータに対応した画像をシートに転写する転写部と、前記シートに転写された画像を定着させて印刷を完了したシートを排出する排出部とを備え、前記リカバリ用イメージデータのデータ量は、前記印刷装置における前記転写部から前記排出部からシートが排出されて前記シートへの印刷が完了する保証位置までのシート搬送路の距離に対応したデータ量であることが好ましい。
上記構成において、リカバリ用イメージデータの容量Md、前記第1記録手段の記憶容量Maおよび第2記憶手段の記憶容量Mbの関係は、Md<Ma+Mbであることが好ましい。
前記印刷装置が印刷を行う動作に同期して前記第1の記憶手段からイメージデータを読み出して前記印刷装置へ出力するイメージデータ出力段階と、前記第1の記憶手段から読み出したイメージデータを第2の記憶手段に転送するイメージデータ転送段階と、前記印刷装置においてリカバリ事象が発生した場合には、前記第2の記憶手段に記憶されている前記リカバリ用イメージデータを読み出して前記第1の記憶手段へと転送し、前記第1の記憶手段によって記憶された前記リカバリ用イメージデータを前記第1の記憶手段から読み出して前記印刷装置に出力するリカバリ段階と、を備えたことを特徴としている。
<1−1.印刷システムの構成>
ここで、図1は重連構成の印刷システムを模式的に図示した図である。
この印刷システムは、例えば印刷速度と印刷物の生産効率の高い印刷工場等に設置されるシステムである。印刷システムでは、2列の片面印刷ライン100a,100bを構成している。
印刷ライン100a,100bは、前処理機101a,101b、印刷装置110a,110b、反転バッファ102a,102b、中間バッファ103a,103b、後処理機104a,104bを備えている。以後、特に区別する必要のない場合には、添え字のa,bは省略して説明する。
前処理機101には、連続シートを巻き取ったローラ(図示せず)が格納され、印刷制御装置10からの印刷指令を受けて連続シートを送り出す動作を行う。反転バッファ102は、連続シートの表裏を反転させる機構を備えており、印刷装置110aから排出された連続シートの表裏を反転させて印刷装置110bに搬送する。中間バッファ103は、連続シートを後処理機104に搬送するための送り出し機構を備え、連続シートに対して所定の張力を発生させて、紙の弛みや皺の発生を防止している。後処理機104は、オートカッターと、このオートカッターによってカットされたシートを捕獲するスタッカ(何れも図示せず)とを備える。本実施形態では、このスタッカにシートが搬送された段階で印刷が完了したものと見なすため、このスタッカの位置が印刷の保証位置となる。
また、印刷装置110は、印刷制御装置10からのイメージデータを受けて、連続シートに画像を転写する転写ローラ111を備えている。この印刷装置110は、連続シートの搬送速度、転写ローラ111における転写速度、さらに図示しない定着部の定着速度等によって印刷速度Vpが設定される。
一方、連続シートに片面印刷を行う場合、連続シートは、一点鎖線B1,B2に示すように、前処理機101→印刷装置110→反転バッファ102→中間バッファ103→後処理機104に搬送される。なお、2列の片面印刷が不必要な場合には、前処理機101b,中間バッファ103b,後処理機104bは省略される。
次に、印刷制御装置10の構成を図2の機能ブロック図を参照しつつ説明する。
印刷制御装置10は、CPU、RAM、ROM(何れも図示せず)によって構成されている。ROMに記憶されたプログラムによって後述する図4に示す処理等を行う。
印刷制御装置10は、外部から送信された印刷データを記憶する印刷データ記憶部11を備え、この印刷データ記憶部11に記憶された印刷データ(例えば、ページ記述言語(PDL))がイメージデータ展開部12でRIP(Raster Image Processing)処理されることによりページ毎のイメージデータに展開される。展開されたイメージデータは、リングバッファ13に記憶される。
ここで、リングバッファ13は、電気的なデータの書込・読取を行っているため、比較的速い応答速度を有する。一方、HDD14は、機械的なデータの書込・読取を行っているため、リングバッファ13に対して遅い応答速度Vmを有する。なお、応答速度Vmと印刷速度Vpとの関係は、Vm<Vpとなる。
次に、図3を参照しつつ、リングバッファ13の書込・読取動作について説明する。
本実施形態では、原稿サイズ;A4、出力形式;2UP、画像濃度(18インチ×12インチ/600dpi)とし、1ページに印刷されるデータ量を約10MB/ページとする。
リングバッファ13は、本実施形態では、70ページ分のイメージデータが記憶できるように、700MBの容量を有する。
リングバッファ13には、丁度1ページ分のデータが格納される領域1〜70が画成される(図3中左側の連番)。書込位置W0で領域70に書き込まれたデータは順次書き込まれるデータで押し上げられる。一方、読取位置R0にあるデータは、印刷装置110に出力されることにより、リングバッファ13からは消去される。本実施形態では、領域70が書込位置W0となってデータの書き込みを行い、領域1が読取位置R0となってデータの読み取りを行って出力する。なお、書込位置W0・読取位置R0と領域との対応は、適宜変更可能としてもよい。
以下の説明においては、便宜上、1ページに対応したイメージデータをイメージデータ1として記載する。
HDD14についても、同様の動作を行うようになっており、リングバッファ13およびHDD14は、所謂FIFO(First-in First-out)として構成される。
容量および個数は、データ管理部15によって予め設定されるもので、既知の印刷装置の印刷速度Vp、HDD14の応答速度Vm、さらにリカバリが必要な搬送路の長さに対応したデータ量によって設定される。
リカバリが必要な搬送路の長さ(転写ローラ111aから後処理機104aまでの搬送路の長さ)を43m、1ページに印刷されるデータ量を約10MB/ページとする。この搬送路の長さに対応するページの枚数は、43m÷(12×25.4mm)=142枚となる。そこで、リカバリに必要なイメージデータの枚数を便宜上、140枚とする。
さらに、HDD14A,14Bにおいても、前述したリングバッファ13と同様に、領域70が書込位置WA,WBとなってデータの書き込みを行い、領域1が読取位置RA,RBとなってデータの読み取りを行うようになっている。
次に、印刷制御装置10におけるデータ管理部15の動作について説明する。
通常の印刷処理時には、リングバッファ13に記憶されたイメージデータのうち、読取位置R0にあるイメージデータを読み取って印刷装置110に対して出力する。例えば、1枚目のイメージデータを表側を印刷する印刷装置110aに出力し、2枚目のイメージデータを裏側を印刷する印刷装置110bに出力するといった具合である。
一方、データ管理部15は、リングバッファ13に記憶されたイメージデータをリカバリデータとしてHDD14A,14Bに記憶し、印刷時にエラーが発生した場合にはリカバリ印刷を行うためのリカバリデータの管理を行う。
まず、データ管理部15は、イメージデータ展開部12で展開されたイメージデータをリングバッファ13の書込位置W0に順次書き込む(ステップS1)。具体的には、図3に示すように、書込位置W0に1ページに対応したイメージデータ(イメージデータ1)を領域70に書き込み、次に、イメージデータ2を領域70に書き込むことにより、領域69にイメージデータ1、領域70にイメージデータ2が書き込まれる。このように、書込位置W0にイメージデータを順次書き込むことにより、既に書き込まれたイメージデータが繰り上がってリングバッファ13の領域1〜70にイメージデータが書き込まれる。
なお、印刷装置110への出力を待つイメージデータとリカバリデータとを区別するために、リカバリデータには斜線を付している。
図6(a)は、スタッカに1〜10ページが到達した場合のリングバッファ13とHDD14A,14Bに書き込まれたデータの状態を示している。イメージデータ1・3〜9(奇数)はHDD14Aから削除され、イメージデータ2・4〜10(奇数)はHDD14Bから削除される。これにより、HDD14Aの領域1〜70にはイメージデータ11・13〜149(奇数)がリカバリデータとして書き込まれ、HDD14Bの領域1〜70にはイメージデータ12・14〜150(偶数)がリカバリデータとして書き込まれ、リングバッファ13の領域1〜70にはイメージデータ151〜220が印刷装置110への出力待ちとして書き込まれる。
作業者からのカバリ印刷開始の指示が、図示しない操作部を介して入力されると(ステップS6;YES)、ステップS1以降の動作を実行する。
即ち、データ管理部15は、図7(a)に示すように、リングバッファ13の読取位置R0にあったリカバリデータ11を印刷装置110に出力する。これにより、印刷装置110では、リカバリデータ11に対応した画像の転写が転写ローラ111で行われる。一方、HDD14Aでは領域70にリカバリデータ11が書き込まれる。さらに、HDD14Aの読取位置RAにあったリカバリデータ81をリングバッファ13の書込位置W0から領域70に書き込む。
これにより、印刷装置110では、印刷制御装置10から出力されたイメージデータ11・12を受けて連続シートに前記イメージデータ11,12に応じた画像を転写ローラ111から転写する。
即ち、図7(b)の状態は、リカバリ印刷中のデータの書き込み状態であり、リングバッファ13の領域1〜70にはリカバリデータ81〜150が書き込まれ、HDD14Aの領域1〜35にはイメージデータ151・153〜219(奇数)が、領域36〜70にはリカバリデータ11・13〜79(奇数)が書き込まれ、HDD14Bの領域1〜35にはイメージデータ152・154〜220(偶数)が、領域36〜70にはリカバリデータ12・14〜80(偶数)が書き込まれる状態となる。
そして、リカバリ印刷が終了した段階では、図7(c)に示すように、エラー発生前のデータの書き込み状態、つまり図6(a)の状態となる。
リカバリ印刷が終了した後は、イメージデータ展開部12で展開されたイメージデータをリングバッファ13の書込位置W0に順次書き込む処理に戻る。
上述した如く、本実施形態における印刷制御装置10では、連続シートを用いた印刷装置110のように、リカバリ印刷のためのイメージデータのデータ量が1GBを超えるような場合には、応答速度の速いコスト高のリングバッファ13にリカバリデータを書き込むことなく、低廉安価なHDD14にリカバリデータを書き込む。この結果、リングバッファ13の容量を小さくすることで、コスト低減を図ることができる。
次に、本発明による第2実施形態を説明する。
前記第1実施形態では、リングバッファ13の書込位置W0を領域70とし、読取位置R0を領域1とし、印刷装置110への出力とHDD14への書き込みとを同期させるようにした。これに対し、第2実施形態の特徴は、イメージデータをリングバッファ13から印刷装置110への出力するタイミングと、イメージデータをリングバッファ13からHDD14への出力するタイミングとを異ならせて、データの書き込み非同期とした点にある。
なお、本実施形態では、前述した第1実施形態と構成が同一であるのでその説明は省略し、相違点のみ説明する。
この実施形態のリングバッファ13´は1〜80の領域が画成され、HDD14A´,14B´は1〜50の領域が画成される。
リングバッファ13´では、書込位置W0が領域80にあって領域80にイメージデータを書き込み、印刷装置110へ出力するための読取位置R01は領域40にあり、HDD14´へ出力するための読取位置R02は領域1にある。このため、リングバッファ13´の領域41〜80が印刷装置110に出力されるのを待つイメージデータの書込領域となり、領域1〜40がリカバリデータの書込領域となる。
また、HDD14A´,14B´では、書込位置WA,WBが領域50にあって領域50にリカバリデータを書き込み、リングバッファ13´へ出力するための読取位置RA,RBは領域1にある。
図8(a)は、通常印刷時のリングバッファ13´、HDD14´へのデータの書き込み状態を示している。
即ち、リングバッファ13´の領域41〜80には印刷装置110に出力されるのを待つイメージデータ151〜190が書き込まれ、領域1〜40にはリカバリデータ111〜150が書き込まれる。さらに、HDD14A´の領域1〜50にはリカバリデータ11・13〜109(奇数)が書き込まれ、HDD14B´の領域1〜50にはリカバリデータ12・14〜110(偶数)が書き込まれる。
この場合、印刷装置110にはイメージデータ150までが出力されることになり、搬送路にはイメージデータ10〜150に対応した画像が形成された連続シートが存在することになる。
この状態で、エラーが発生した場合には、リカバリ印刷のためのデータの移動がリングバッファ13´、HDD14´で行われる。
このような動作を繰り返すことにより、リングバッファ13´の領域1〜40にはリカバリデータ11〜50が書き込まれ、HDD14A´の領域1〜50にはリカバリデータ51・53〜149(奇数)が書き込まれ、HDD14B´の領域1〜50にはリカバリデータ52・54〜150(偶数)が書き込まれる(図8(c)、参照)。
これにより、領域1にあるリカバリデータ11を読取位置R01から印刷装置110に出力し、印刷装置110の転写ローラ111でリカバリデータ11に対応した画像を連続シートに転写する。そして、リングバッファ13´では、読取位置R01で読み取られたリカバリデータ11をHDD14Aの書込位置WAに書き込み、読取位置RAにあるリカバリデータ51をリングバッファ13の書込位置W0に書き込む。
次に、領域1にあるリカバリデータ12を読取位置R01から印刷装置110に出力し、印刷装置110の転写ローラ111でリカバリデータ12に対応した画像を連続シートに転写する。そして、リングバッファ13´では、読取位置R01で読み取られたリカバリデータ12をHDD14Bの書込位置WBに書き込み、読取位置RBにあるリカバリデータ52をリングバッファ13の書込位置W0に書き込む(図9(a)、参照)。
これにより、リングバッファ13´の領域1にあるリカバリデータ111が印刷装置110に出力されると共に、書込位置W0から領域80に書き込まれ、次に、リングバッファ13´の領域1にあるリカバリデータ112が印刷装置110に出力されると共に、書込位置W0から領域80に書き込まれ、先のリカバリデータ111は領域79に書き込まれる。
この動作を順次繰り替えることにより、リングバッファ13´リングバッファ13´の領域41〜80には印刷装置110に出力されるのを待つイメージデータ151〜190が書き込まれ、領域1〜40にはリカバリデータ111〜150が書き込まれることになる。この段階で、データ管理部15は、印刷装置110への出力を行うための読取位置R01を領域41に移動させ(図9(c)、参照)、リカバリ印刷が発生する前の状態(図8(a)、参照)に戻す。
上述した如く、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、低廉安価なHDD14´にリカバリデータを書き込むことにより、リングバッファ13´の容量を小さくすることで、コスト低減を図ることができる。さらに、リカバリ印刷時には、HDD14´からリングバッファ13´にリカバリデータを移し、このリングバッファ13´からリカバリデータを印刷装置110に出力することにより、印刷速度が記憶媒体からのデータを読み取る際の応答速度によって遅くなるのを防止して、印刷装置110の持つ高速の印刷速度を確保することができる、等種々の効果を奏する。
以上、本発明による実施形態について説明したが、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、種々の態様が可能である。
n−1<Vp/Vm≦n (n;整数)
Claims (7)
- 印刷装置によって印刷される内容を表す印刷データを、ページ単位で生成されるイメージデータに展開する展開手段と、
前記展開手段によって得られたイメージデータを、複数のページ分、少なくとも読み出されるまでは一時的に記憶する第1の記憶手段であって、記憶しているデータが第1の読み出し速度で読み出される第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段から転送されてくるイメージデータをリカバリ用イメージデータとして記憶する第2の記憶手段であって、記憶しているデータが前記第1の読み出し速度よりも遅い第2の読み出し速度で読み出される第2の記憶手段と、
前記印刷装置が印刷を行う動作に同期して前記第1の記憶手段からイメージデータを読み出して前記印刷装置へ出力すると共に、前記第1の記憶手段から読み出したイメージデータを第2の記憶手段に転送しつつ、前記印刷装置において印刷動作が行われている際にリカバリ事象が発生した場合には、前記第2の記憶手段に記憶されている前記リカバリ用イメージデータを読み出して前記第1の記憶手段へと転送し、前記第1の記憶手段によって記憶された前記リカバリ用イメージデータを前記第1の記憶手段から読み出して前記印刷装置に出力する一方、前記第1記憶手段に記憶された前記印刷装置に出力されるのを待つイメージデータを前記第2記憶手段に転送して記憶させる制御手段と、を備えた
ことを特徴とする印刷制御装置。 - 請求項1記載の印刷制御装置において、
前記印刷装置の画像形成速度Vp、前記第2記憶手段の読み出し速度Vm、nを整数とし、
n−1<Vp/Vm≦nの関係に有る場合、
前記第2記憶手段はn個の記憶手段を備える
ことを特徴とする印刷制御装置。 - 請求項1記載の印刷制御装置において、
前記印刷装置は、当該印刷制御装置から出力されるイメージデータを受けて、このイメージデータに対応した画像をシートに転写する転写部と、前記シートに転写された画像を定着させて印刷を完了したシートを排出する排出部とを備え、
前記リカバリ用イメージデータのデータ量は、前記印刷装置における前記転写部から前記排出部からシートが排出されて前記シートへの印刷が完了する保証位置までのシート搬送路の距離に対応したページ数のデータ量である
ことを特徴とする印刷制御装置。 - 請求項3記載の印刷制御装置において、
前記制御手段は、前記印刷装置によって画像が形成されたシートが前記保証位置に達した場合、このシート上に形成された画像に対応したイメージデータを、前記第2記憶手段から削除し、前記転写部にて転写されるイメージデータをリカバリ用イメージデータとして前記第1記憶手段或いは第2記憶手段に記憶させる
ことを特徴とする印刷制御装置。 - 請求項1記載の印刷制御装置において、
前記印刷装置は、連続シートに印刷を行う印刷装置である
ことを特徴とする印刷制御装置。 - 請求項1記載の印刷制御装置において、
リカバリ用イメージデータの容量Md、前記第1記録手段の記憶容量Maおよび第2記憶手段の記憶容量Mbの関係は、Md<Ma+Mbである
ことを特徴とする印刷制御装置。 - 印刷装置によって印刷される内容を表す印刷データを、ページ単位で生成されるイメージデータに展開する展開手段と、前記展開手段によって得られたイメージデータを、複数のページ分、少なくとも読み出されるまでは一時的に記憶する第1の記憶手段であって、記憶しているデータが第1の読み出し速度で読み出される第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段から転送されてくるイメージデータをリカバリ用イメージデータとして記憶する第2の記憶手段であって、記憶しているデータが前記第1の読み出し速度よりも遅い第2の読み出し速度で読み出される第2の記憶手段と、を備えた印刷制御装置の制御方法であって、
前記印刷装置が印刷を行う動作に同期して前記第1の記憶手段からイメージデータを読み出して前記印刷装置へ出力するイメージデータ出力段階と、
前記第1の記憶手段から読み出したイメージデータを第2の記憶手段に転送するイメージデータ転送段階と、
前記印刷装置において印刷動作が行われている際にリカバリ事象が発生した場合には、前記第2の記憶手段に記憶されている前記リカバリ用イメージデータを読み出して前記第1の記憶手段へと転送し、前記第1の記憶手段によって記憶された前記リカバリ用イメージデータを前記第1の記憶手段から読み出して前記印刷装置に出力する一方、前記第1記憶手段に記憶された前記印刷装置に出力されるのを待つイメージデータを前記第2記憶手段に転送して記憶させるリカバリ段階と、を備えた
ことを特徴とする印刷制御装置の制御方法。
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