JP4746551B2 - ハイライターマーカーに使用されるインク組成物及び関連方法 - Google Patents

ハイライターマーカーに使用されるインク組成物及び関連方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4746551B2
JP4746551B2 JP2006538182A JP2006538182A JP4746551B2 JP 4746551 B2 JP4746551 B2 JP 4746551B2 JP 2006538182 A JP2006538182 A JP 2006538182A JP 2006538182 A JP2006538182 A JP 2006538182A JP 4746551 B2 JP4746551 B2 JP 4746551B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
highlighter
acid
ink
colorant
inkjet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006538182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007510042A (ja
Inventor
シュミド,クリスチャン
ストフェル,ジョン,エル
スペリー,ビル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hewlett Packard Development Co LP
Original Assignee
Hewlett Packard Development Co LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=34550105&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP4746551(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Hewlett Packard Development Co LP filed Critical Hewlett Packard Development Co LP
Publication of JP2007510042A publication Critical patent/JP2007510042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4746551B2 publication Critical patent/JP4746551B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/50Sympathetic, colour changing or similar inks
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents

Description

本発明は、概して、ハイライターインク組成物に関する。より詳細には、本発明は、ハイライト処理時のインクジェットインクの文書や画像のスミアを軽減するための、ハイライターマーカーに使用される諸成分に関する。
ハイライターは、教育及び専門分野の両方において、文書及び/又は画像のような印刷媒体にマークを付す主要な方法となっている。様々な印刷媒体は、通常、レーザ印刷、オフセット印刷、インクジェット印刷等のような技術を用いて印刷される。インクジェット印刷は、文書及び/又は画像を印刷するための万能且つ安価な手段を提供する。しかしながら、インクジェット印刷された画像は、望ましくないスミア(擦り汚れ)及び耐水性不良の影響を受けることがある。インクジェットインクに関連してよく起こる1つの問題は、画像にマーク付けするためにハイライターを使用する際のスミアの問題である。詳細には、ハイライターインク中の溶媒によって、インクジェット組成物の着色剤の一部が移動する場合がある。これにより、ハイライト処理された領域の画像には、ある程度のぼけ及び/又は望ましくない色縞が生じる。また、インクジェットインクの一部がハイライターに転移して、マーカー先端を損なう場合がある。
インクジェット産業界では、多数の技術を利用してこれらの影響を軽減する試みを行ってきた。1つの一般的方法は、スミア耐性があり且つ改善された耐水性を呈するインクジェットインクを開発することである。これらの多数の試みは、ある程度の成功を見たが、そのような方法は、多くの場合、インクジェットインクの製造に余分のコストと処理ステップを付加することになる。印刷画像のスミアを軽減するためのその他のアプローチは、スミアを最小限にする物理的構造を有するハイライターマーカーを設計する試みであった。例えば、ハイライターの先端形状及び/又は材料を改良してスミアを軽減することができる。しかしながら、そのような方法は、多くの場合、製造用治具の変更を要し、これは必ずしも望ましいとは限らないであろう。これらの及びその他の理由により、インクジェット文書及び画像をハイライト処理する際のスミアを軽減するための改善された方法が、依然として必要とされている。
ハイライト処理時のスミアを軽減する改善された性能を提供することは有益であろうと考えられる。本発明の一態様では、ハイライターインク組成物は、約2〜約6のpKaを有する酸性緩衝剤、ハイライター着色剤、及び液体ビヒクルを含むことができる。本発明のハイライターインク組成物は、基材上の画像に適用することができる。詳細な一態様においては、インクジェットインクをインクジェット印刷することにより画像を基材上に形成することができる。印刷画像に本発明のハイライターインク組成物を適用することによって、画像のスミアの程度が軽減される。本発明のさらに別の態様では、ハイライターインク組成物は酸性緩衝剤を含むことができ、そのため、酸性緩衝剤はインクジェット着色剤の移動性を低減するよう構成される。このようにして、インクジェット印刷されたインクのスミアを低減させるために、ハイライターインク組成物を特別に調製することができる。
本発明のその他の特徴並びに利点は、例示目的で本発明の特徴を記載する以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
次に、例示的な実施形態について言及するが、ここでは、同じ物を記述するのに特定の用語を用いる。しかしながら、それによって本発明の範囲が限定されるものではないことを理解されたい。関連分野における当業者及び本開示を所有する者に思い浮かぶであろう、ここに記載の本発明の変更及びさらなる改良、並びにここに記載の本発明の原理の追加的用途は、本発明の範囲内にあると考えられるべきである。さらに、本願発明の特定の実施形態を開示、記述するにあたり、本発明が、ここに開示する、ある程度変更し得る特定のプロセス並びに材料に限定されないことを理解されたい。また、本願発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその等価物によってのみ限定される故、ここに用いられる用語は、特定の実施形態を専ら記述するだけの目的で用いられるものであって限定することを意図したものではないことも理解されたい。
本発明を記述し且つ範囲請求するにあたり、以下の用語を用いることとする。
単数形「a」、「an」、及び「the」は、その内容が別途明確に指示されない限り、複数形の意味を包含する。従って、「ハイライター着色剤」は、1つ又は複数の当該材料の意を包含する。
ここで用いるとき、「酸性緩衝剤」とは、pHを所望の酸性範囲に維持するべく作用する、組成物中の化学的化合物又は化合物群を指す。典型的に、上述の酸性緩衝剤は、弱酸及び対応する共役弱塩基を含み得る。酸又は塩基が付加されると、適切に選択された酸性緩衝剤は、ハイライト処理された画像のpHを多少変化させるだけである。
ここで用いるとき、「蛍光着色剤」とは、蛍光色を有する着色剤を指す。蛍光色は、可視放射の形態で冷光を呈するものである。蛍光着色剤には、そのような可視色を組成物にもたらす染料、顔料等を含むことができる。
ここで用いるとき、「pKa」は、酸の解離に関するものであり、酸強度を定量化するのに用いることができる。詳細には、pKaは、酸の半分が解離し且つ酸の半分が解離しないpH値である。強酸は、一般に、約3未満のpKaを有し、弱酸は、一般に、約3より大きいpKaを有する。
ここで用いるとき、「印刷スミア」とは、基材上に印刷された着色剤の移動を意味し、それは、印刷された画像のエッジ尖鋭度及びシャープさを低下させる。本発明の文脈では、印刷スミアは、多くの場合、前もって印刷された画像のハイライト処理と関連がある。典型的に、印刷スミアは、感知されるスミアの度合いに基づいて、画像の許容見掛けの視覚尺度0%〜100%を用いて評価することができる。
ここで用いるとき、「移動性」は、ハイライト処理に供される、基材上に印刷された着色剤の移動の程度を指す。別途明記しない限り、移動性は、画像の乾燥及び印刷後であって、ハイライターインク組成物適用時の移動を指す。
ここで用いるとき、「画像」は、可視又は不可視インク組成物を用いて基材上に配置されたマーク、サイン、記号、図面、表示、及び/又は外貌を指す。画像の例としては、文字、語、数、英数記号、句読点、文書、ライン、アンダーライン、ハイライト等を挙げることができる。
ここで用いるとき、用語「マーカー」又は「ハイライター」は、印刷画像に重ねて適用するのに用い得る任意の接触器具又は装置を包含し、単一種のマーキング装置を単に包含するものではない。特定の実施形態を記述する際に、ハイライターの使用に言及するとき、前述の装置が、用い得る唯一のタイプの重ね打ち装置であると判断されるべきではない。
ここで用いるとき、「液体ビヒクル」は、酸性緩衝剤、ハイライター着色剤、及び/又はその他の組成物を基材へと輸送するのに使用できる液体組成物を包含するものと定義される。液体ビヒクルは当分野で周知であり、本発明の実施形態に従って広範な液体ビヒクルを使用することができる。当該液体ビヒクルは、限定はしないが、界面活性剤、溶媒、共溶媒、緩衝剤、殺生物剤、粘度修正剤、安定化剤、錯化剤、及び水をはじめとする、様々な各種薬剤の混合物を含むことができる。使用し得る様々な薬剤を記述したが、当該液体ビヒクルは、幾つかの実施形態では、単に、水のような単一の液体成分ともし得る。さらに、別途指定のない限り、全ての濃度及び組成物の値は、重量パーセントで提示する。
ここで用いるとき、「有効量」は、所望の効果を達成するのに十分である物質又は薬剤の少なくとも最小量を指す。例えば、「液体ビヒクル」の有効量は、効率的な適用、即ちインクジェットに必要な諸特性を維持しつつ、インク組成物を作り出すのに要する少なくとも最小の量である。
さらに、数値又は範囲についていう用語「約」は、測定時に起こり得る実験誤差から生ずる値を包含する意がある。
濃度、量、及びその他の数値データは、ここでは、範囲形式で提示する場合がある。そのような範囲形式は、単に、便利であり且つ簡潔であるために用いるものであって、範囲の限界として明記した数値を含むだけでなく、各数値及び副範囲があたかも明記されているかのようにその範囲内に包含される個別の数値又は副範囲を全て包含するものと柔軟に解釈すべきことを理解されたい。例えば、約1wt%〜約20wt%という濃度範囲は、1wt%〜約20wt%という明記された濃度限界を含むだけでなく、2wt%、3wt%、4wt%のような個別濃度、及び10wt%〜15wt%、2wt%〜10wt%、等のような副範囲も含むものと解釈すべきである。
本発明によれば、ハイライターインク組成物は、約2〜約6のpKaを有する酸性緩衝剤、ハイライター着色剤、及び液体ビヒクルから構成することができる。本発明のハイライターインク組成物は、さらに、具体的インクジェットインクのマーキングに関連する使用に向くように構成することができる。従って、本発明は、本発明のハイライター組成物を用いることによって、印刷画像のマーキング時のスミア耐性を改善する。
酸性緩衝剤
本発明のハイライターインク組成物は、約2〜約6のpKaを有する酸性緩衝剤を含むことができる。詳細な一態様では、当該酸性緩衝剤は、約4〜約6のpKaを有することができる。適切な酸性緩衝剤としては、限定はしないが、コハク酸、クエン酸、グルタル酸、酢酸、ベータアラニン、アスパラギン酸、アスコルビン酸、及びそれらの混合物を挙げることができる。本発明の一実施形態では、当該酸性緩衝剤はコハク酸とし得る。
当該酸性緩衝剤は、所望のスミア低下レベルを達成するのに機能的であるように、ハイライターインク組成物の任意の量を構成することができる。しかしながら、一般的指針として、当該酸性緩衝剤は、ハイライターインク組成物の約0.5wt%〜約10wt%を構成することができる。詳細な一態様では、当該酸性緩衝剤は、ハイライターインク組成物の約3wt%〜約8wt%を構成することができる。別の詳細な態様では、当該酸性緩衝剤は、ハイライターインク組成物の約2wt%〜約3wt%を構成することができる。
ハイライター着色剤
本発明によれば、ハイライターインク組成物は、ハイライター着色剤を含むことができる。ハイライター着色剤は、明るく且つ容易に識別可能な色をインクに付与することができる。適切なハイライター着色剤は何れも本発明の組成物に使用することができ且つ蛍光又は非蛍光の何れであれ、ほとんど任意の色を用い得る。例えば、典型的なハイライターの色はイエローであるが、その他の色、例えば、オレンジ、ブルー、レッド、グリーン、ピンク、紫、及びこれらの色の組合せを用いることもできる。幾つかの適切なハイライター着色剤の非限定的な例としては、Basic Yellow 40、Acid Yellow 23、Acid Red 52、Acid Blue 9、及びこれらの混合物がある。また、ハイライターインク着色剤の幾つかは酸性染料であるが、本発明に従って酸性緩衝剤を付加することで、ハイライト処理時の画像のスミアをさらに低減させることができる。
一態様では、ハイライター着色剤は蛍光着色剤とし得、それは顔料又は染料である。適切な蛍光顔料は、水溶液又は有機液体ビヒクルのいずれかに分散させることができる。本発明の他の一態様では、蛍光着色剤は、酸官能基化顔料とし得る。適切な蛍光顔料は、典型的に、紫外線吸収剤などの他の任意成分と共に蛍光染料がその中に溶解されている、透明な合成樹脂マトリックスの粉末として入手できる。溶液タイプの蛍光顔料が市販されており、(日本蛍光化学株式会社から入手できる)MPI−501,502,503,504,505,506,507,508,501C,503C,504C,505C,506C,507C及び508CのようなMPI顔料シリーズ;(Sinloich Co.,Ltd.から入手可能な)FM−11,12,13,14,15,16,17,18,25,27,103,104,105,106,107及び108のようなFM−10及びFM−100シリーズ;(Sterling Industrial Colours Ltd.から入手可能な)41031 Yellow、41035 Rose、41037 Magenta、41022 Brightener及び41022N BrightenerのようなFlare 410シリーズがある。その他の市販の蛍光着色剤としては、(Ukseung Chemical Co., Ltd.から入手可能な)PANAX蛍光顔料と(Cardinal Color Inc.から入手可能な)水溶性顔料のAQシリーズがある。
さらに、蛍光着色剤は、有機樹脂内に分散又は溶解し得る蛍光染料とし得る。加えて、蛍光着色剤は、単独で又は混合物として用いて広範な色を生成したり、又はpH等のようなハイライターインク組成物の諸性質を達成することができる。
ハイライター着色剤は、基材に適用される際に組成物に可視色を十分与えることのできる任意の量にて、本発明のハイライターインク組成物中に含有させることができる。強い可視色を十分与えることのできるハイライター着色剤の量は、具体的着色剤によって大きく異なる。典型的に、ハイライター着色剤は、ハイライターインク組成物の約0.5wt%〜約20wt%を構成することができる。本発明の詳細な一態様では、ハイライター着色剤は、ハイライターインク組成物の約1wt%〜約10wt%を構成することができる。
他の組成物の検討
本発明のハイライターインク組成物は、ハイライト処理時の印刷画像のスミアを低減するように構成することができる。当該組成物の各成分は、望まれる程度のスミア低減を達成することについての有効性に潜在的に影響し得る。
スミア低減の程度に影響し得る本発明の1成分は、液体ビヒクルである。上述のように、液体ビヒクルは、ハイライター着色剤と酸性緩衝剤を基材に運ぶことができるほとんど任意の液体を含むことができる。典型的に、液体ビヒクルは、基材上に着色剤を残して、短時間のうちに蒸発又は乾燥することができる。幾つかの実施形態では、液体ビヒクルは、約数秒以内に蒸発又は乾燥することが望まれる。しかしながら、液体ビヒクルはまた、商業上実用的なハイライターインク組成物の保管寿命を維持することもできるように注意深く選択することができる。加えて、長い時間にわたって基材上に液体ビヒクルが留まると、印刷された着色剤の望ましくない移動を許すことがあり且つ幾つかの基材について過度の歪みを引き起こすことがある。液体ビヒクルに用い得る適切な溶媒の非限定的な例としては、水、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセロール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、2−ピロリジノン,及びそれらの組合せを挙げることができる。
本発明の他の態様では、酸性緩衝剤は、印刷画像と接触する際、そのpHが約3〜約6の範囲内に維持されるように構成することができる。本発明の一実施形態では、特定の好ましいpH範囲は、画像を印刷するのに用いたインクに関連し得る。詳細には、限定はしないが、オフセット、インクジェット、レーザ、グラビア、ローラコーティング、スクリーン印刷又は当業者に周知のその他の適用方法のような既知の印刷技術のどれかを利用して画像を形成することができる。さらに、当該画像は、多数の既知のインクを用いて手書きされた画像であってもよい。上述の印刷技術を利用して画像を作り出すための様々なインクが知られている。インクジェットインクを用いて印刷された画像は、特に、興味深いものである。インクジェットインクの耐水性を改善しようとする耐えざる努力にもかかわらず、前述の組成物は、スミアに関しては、それぞれが典型的に高分子バインダーを含んでいるレーザトナーインク、オフセットインク等よりも著しく影響を受けやすい。インクジェットカートリッジにて保管する際に安定であり且つ印刷時に十分な耐水特性を示すインクジェット可能な組成物を調製することに、多大な努力が費やされている。そのようなインクジェットインクの調合は、多くの場合、信頼性及び印刷前の長期保管に加えて、印刷後の性能の入念な釣り合いである。
インクジェット技術は、一般に、連続インク付着又はドロップオンデマンドインク付着システムを用いた、印刷表面上へのインクジェットインクの付着を伴う。ドロップオンデマンド印刷システムに関しては、インクジェットインクは、典型的に、水とグリコールのような溶媒とを主成分とする。本質的に、これらのシステムでは、インク滴は、熱又は圧力波によってノズルから押出され、その結果、射出されたインク滴の全てが印刷画像形成に使用されることになる。
一般に、インクジェットインクは、染料系又は顔料系インクのいずれかである。両方とも、典型的に、染料及び/又は顔料を含有するインクビヒクルとして調製される。染料ベースのインクジェットインクでは、一般に、特定の色を媒体上に付着させるのに、通常、水をベースとする液体着色剤が用いられる。逆に、顔料系インクでは、典型的に、色を実現するのに、固体着色剤、即ち、分散した着色剤が用いられる。
インクジェットインク組成物は、典型的に、水、共溶媒、界面活性剤、緩衝剤、殺生物剤、金属イオン封鎖剤、粘度修正剤、湿潤剤、バインダー、及び/又はその他の既知の添加物を含み得る水性調合物として調製される。用い得るインクジェット顔料のタイプは特に限定されず、無機顔料又は有機顔料を使用することができる。一般的な無機顔料には、例えば、酸化チタン、コバルトブルー(CoO−Al)、クロムイエロー(PbCrO)、及び酸化鉄が含まれる。幾つかの一般的な有機顔料としは、例えば、アゾ顔料、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料及びキノフタロン顔料)、染料キレート類(例えば、塩基性染料タイプのキレート及び酸性染料タイプのキレート)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料等が挙げられる。上に挙げた顔料は、単独で又は2つ以上を組合せて用いることができる。
用い得るカラーインクジェット染料には、限定はしないが、アニオン性水溶性染料及びそれらのイオン、並びにその他の任意の既知の染料が含まれる。任意の有効量の染料を当該システムに用い得るが、当該染料はアニオン染料とし得る。適切なアニオン染料の例には、多数の水溶性の酸性及び直接染料が含まれる。アニオン染料の具体例としては、Avecia Ltd.から入手可能なPro−Jetシリーズ染料、Aminyl Brilliant Red F−B(Sumitomo Chemical Co.)、Hoechstから入手可能な「塩フリー」染料のDuasyn系列、並びにそれらの混合物が挙げられる。さらに他の例としては、Tricon Acid Red 52、Tricon Direct Red 227、及びTricon Acid Yellow 17(Tricon Colors Incorporated)、Bernacid Red 2BMN、Pontamine Brilliant Bond Blue A、BASF X−34、Pontamine、Food Black 2、Catodirect Turquoise FBL Supra Conc.(Direct Blue 199、Carolina Color and Chemical)、Special Fast Turquoise 8GL Liquid(Direct Blue 86、Mobay Chemical)、Intrabond Liquid Turquoise GLL(Direct Blue 86、Crompton and Knowles)、Cibracron Brilliant Red 38−A(Reactive Red 4、Aldrich Chemical)、Drimarene Brilliant Red X−2B(Reactive Red 56、Pylam,Inc.)、Levafix Brilliant Red E−4B(Mobay Chemical)、Levafix Brilliant Red E−6BA(Mobay Chemical)、Pylam Certified D&C Red #28(Acid Red 92、Pylam)、Direct Brill Pink B Ground Crude(Crompton & Knowles)、Cartasol Yellow GTF Presscake(Sandoz,Inc.)、Tartrazine Extra Conc.(FD&C Yellow #5、Acid Yellow 23、Sandoz,Inc.)、Catodirect Yellow RL(Direct Yellow 86、Carolina Color and Chemical)、Cartasol Yellow GTF Liquid Special 110(Sandoz,Inc.)、D&C Yellow #10(Yellow 3、Tricon)、Yellow Shade 16948(Tricon)、Basacid Black X34(BASF)、Carta Black 2GT(Sandoz,Inc.)、Neozapon Red 492(BASF)、Orasol Red G(Ciba−Geigy)、Direct Brilliant Pink B(Crompton−Knolls)、Aizen Spilon Red C−BH(Hodagaya Chemical Company)、Kayanol Red 3BL(Nippon Kayaku Company)、Levanol Brilliant Red 3BW(Mobay Chemical Company)、Levaderm Lemon Yellow(Mobay Chemical Company)、Aizen Spilon Yellow C−GNH(Hodagaya Chemical Company)、Spirit Fast Yellow 3G、Sirius Supra Yellow GD 167、Cartasol Brilliant Yellow 4GF(Sandoz)、Pergasol Yellow CGP(Ciba−Geigy)、Orasol Black RL(CibaーGeigy)、Orasol Black RLP(CibaーGeigy)、Savinyl Black RLS(Sandoz)、Dermacarbon 2GT(Sandoz)、Pyrazol Black BG(ICI Americas)、Morfast Black Conc A(Morton−Thiokol)、Diazol Black RN Quad(ICI Americas)、Orasol Blue GN(Ciba−Geigy)、Savinyl Blue GLS(Sandoz,Inc.)、Luxol Blue MBSN(Morton−Thiokol)、Sevron Blue 5GMF(ICI Americas)、及びBasacid Blue 750(BASF);Bayerから入手可能なLevafix染料;ICI Americasから入手可能なProcion染料;全てCiba−Geigyから入手可能な、Cibacron Red F−B、Cibacron Black BG、Lanasol Black B、Lanasol Red 5B、Lanasol Red B、及びLanasol Yellow 46;BASFから入手可能なBaslien染料;Sumitomo Chemical Companyから入手可能なSumifix染料;Crompton and Knowles,Dyes and Chemicals Divisionから入手可能なIntracron染料;並びにそれらの混合物等がある。
カラー顔料及び染料の上記リストが与えられているが、それらは、何れの点においても本発明を限定しようとするものではなく、その他の既知の顔料及び/又は染料もまた、本発明のハイライターインク組成物と共に使用されるインクジェットインクに使用し得ることは理解されよう。当分野で周知のように、典型的なカラーインクジェット着色剤は、インクジェットインクの約0.1wt%〜約25wt%を構成することができ、多くの場合、2wt%〜10wt%にて存在する。
種々の緩衝剤もまた、多くの場合、インクジェットインク組成物に用いられる。インクジェットインクに用いられる具体的インクジェット着色剤に応じて、約4〜約9の値を維持するようにそのpHを緩衝することができる。緩衝剤は、有機緩衝剤又は無機緩衝剤の何れともし得る。典型的な緩衝剤には、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのような、アルカリ金属とアミンの水酸化物;クエン酸;トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、及びジメチルエタノールアミンのようなアミン類;リン酸ナトリウムのようなアルカリリン酸塩;4−モルホリノエタンスルホン酸及び4−モルホリンプロパンスルホン酸のようなモルホリノスルホン酸;並びにインクジェットインクの噴射特性に干渉しない他の塩基性又は酸性成分のようなpH調節溶液が含まれる。用いる場合、緩衝剤は、典型的に、インクジェットインク組成物の約10wt%未満を構成する。
上述のように、インクジェットインクは、着色剤が水及びアルコールのような通常の溶媒に溶解若しくは分散されるように選択され且つ特別に設計されている、溶媒をベースとするインクである。それ故、同じような溶媒を含むハイライターインクの適用に関しては、それがその表面に適用されると、インクジェット着色剤は、ハイライターインク組成物中に溶解もしくは分散する場合がある。溶媒中での諸成分の拡散及びハイライターマーカーの物理運動によって、インクジェット着色剤は、それらが最初に印刷された位置から移動し得る。結果として、印刷された画像は、多くの場合、エッジ尖鋭度を欠き且つ色縞が生じ得る。
さらに、多くのインクジェット顔料は、カルボン酸官能基により分散する。そのような官能基化インクジェット顔料は、(Cabot Corporationから入手できる、CABOJET 300の場合のように)酸含有成分を顔料に共有結合させることによるか又は酸含有ポリマーを顔料上に非共有的に結合させることによるかのいずれかで形成し得る。これらの官能基は、酸性条件下(pH<7)で、その官能基がプロトン化され、それらの電荷を失い、そして、それ故、顔料を凝固させるか又は沈殿させることができるという利点をもっている。この利点によって、顔料を紙の表面上で沈殿させ、光学濃度、エッジ尖鋭度、及びにじみ耐性の改善が実現される。本発明の実施形態によるハイライターインクを利用することで、インクジェット着色剤が溶解するのを防ぐか又はそうでなければそれらが最初に印刷された位置から移動するのを防ぐように、酸性緩衝剤を特別に調製することができる。特に、本発明は、上述のような官能基化顔料と共に用いられる場合に有用であろう。
以下の実施例は、本発明の例示的な実施形態を説明するものである。しかし、以下は、本発明の原理の応用の単なる例示又は説明にすぎないことを理解されたい。当業者は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、多数の修正及び代替組成物、方法、及びシステムを案出することができる。添付の特許請求の範囲は、そのような修正及び変更形態を網羅するものとする。従って、これまで特定のものに関して本発明を説明してきたが、以下の実施例は、本発明の実用的な実施形態であると現在考えられるものに関してさらに詳述するものである。
16wt%のグリセロール、2wt%のBasic Yellow 40、及び残余の水を含んで成る溶液を形成することにより、ハイライターインク組成物を調製した。そのハイライターインク組成物を、空のAVERY EVERBOLDハイライターマーカーに入れた。幾つかの市販の用紙、即ち、Hewlett−Packard Bright White、Hammermill Color Copy、Hewlett−Packard Multipurpose、(International Paper Co.から入手可能な)GREAT WHITE ink−jet、及び(Stora Ensoから入手可能な)Multicopy Originalの上に画像を印刷した。画像は、HP5550インクジェットプリンタから、ブラックインクジェットインクを用いて印刷し、約1.40の光学濃度を有する一組の2mm幅のバーを形成した。次いで、その画像を、下方に約300グラムの力を加える機構を利用して、ハイライターインク組成物を用いてハイライト処理した。
5つの基材にわたって平均化した印刷サンプルのパーセントに基づく目視尺度を用いてスミアを評価したが、ハイライターマーカーを1回及び2回パスさせた後に、最小のスミアを超えているように見えた。その結果は、1パス及び2パスの両方について0%許容を示した。
16wt%のグリセロール、2wt%のBasic Yellow 40、3wt%のコハク酸、及び残余の水を含んで成る溶液を形成することによってハイライターインクを形成した以外は、実施例1と同じ手順を踏襲した。その結果、ハイライターマーカーの1パスについては60%許容、2パスについては0%許容を示した。
16wt%のグリセロール、2wt%のBasic Yellow 40、6wt%のコハク酸、及び残余の水を含んで成る溶液を形成することによってハイライターインクを形成した以外は、実施例1と同じ手順を踏襲した。その結果、ハイライターマーカーの1パスについては60%許容、2パスについては0%許容を示した。
16wt%のグリセロール、2wt%のBasic Yellow 40、3wt%のクエン酸、及び残余の水を含んで成る溶液を形成することによってハイライターインクを形成した以外は、実施例1と同じ手順を踏襲した。その結果、ハイライターマーカーの1パスについては40%許容、2パスについては0%許容を示した。
16wt%のジプロピレングリコール、2wt%のAcid Yellow 23染料、及び残余の水を含んで成る溶液を形成することによってハイライターインクを形成した以外は、実施例1と同じ手順を踏襲した。さらに、生成されたインクジェット画像は、(典型的に、比較的多量のインクに起因してより目立ったスミアに帰着する実施例1〜4の2mm厚印刷バーではなく)10ポイントタイプのそれに等しい厚みを有する狭線を含むものであった。その結果、1パスについては100%許容、2パスについては25%許容を示した。
16wt%のジプロピレングリコール、2wt%のAcid Yellow 23染料、3wt%のコハク酸、及び残余の水を含んで成る溶液を形成することによってハイライターインクを形成した以外は、実施例5と同じ手順を踏襲した。その結果、1パスについては100%許容、2パスについても100%許容を示した。
以上言及した構成は、本発明の原理に沿う用途を説明するものであることを理解されたい。例示的な実施形態に関して本発明をこれまで説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、本発明に対し多数の修正及び代替構成を案出することができる。特許請求の範囲に記載の本発明の原理及び概念から逸脱することなく、多数の修正をなし得ることは、当業者に明らかであろう。

Claims (5)

  1. ハイライト処理時の印刷スミアを低減させる方法であって:
    a)インクジェットインクをインクジェット印刷して基材上に画像を形成するステップ;
    b)ハイライター組成物を前記画像に適用するステップ、
    を包含し、前記ハイライター組成物が、2〜6のpKaを有する酸性緩衝剤、ハイライター着色剤、及び液体ビヒクルを含有する、方法。
  2. 前記酸性緩衝剤が、コハク酸、クエン酸、グルタル酸、酢酸、ベータアラニン、アスパラギン酸、アスコルビン酸、及びそれらの混合物から成る群から選択される、請求項に記載の方法。
  3. スミア耐性ハイライターシステムであって:
    a)基材上に印刷されており、インクジェット着色剤を含むインクジェットインク;及び
    )2〜6のpKaを有する酸性緩衝剤、ハイライター着色剤、及び液体ビヒクルを含んで成るハイライター組成物、
    を含み、
    前記酸性緩衝剤が、前記インクジェット着色剤の移動度を下げるよう構成されている、システム。
  4. 前記酸性緩衝剤が、コハク酸、クエン酸、グルタル酸、酢酸、ベータアラニン、アスパラギン酸、アスコルビン酸、及びそれらの混合物から成る群から選択される、請求項に記載のシステム。
  5. 前記酸性緩衝剤が、前記組成物の0.5wt%〜10wt%を構成する、請求項に記載のシステム。
JP2006538182A 2003-10-29 2004-10-25 ハイライターマーカーに使用されるインク組成物及び関連方法 Expired - Fee Related JP4746551B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/696,344 US8007096B2 (en) 2003-10-29 2003-10-29 Ink compositions for use in highlighter markers and associated methods
US10/696,344 2003-10-29
PCT/US2004/035531 WO2005042654A2 (en) 2003-10-29 2004-10-25 Ink compositions for use in highlighter markers and associated methods

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007510042A JP2007510042A (ja) 2007-04-19
JP4746551B2 true JP4746551B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=34550105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006538182A Expired - Fee Related JP4746551B2 (ja) 2003-10-29 2004-10-25 ハイライターマーカーに使用されるインク組成物及び関連方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8007096B2 (ja)
EP (1) EP1987107B1 (ja)
JP (1) JP4746551B2 (ja)
WO (1) WO2005042654A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5022593B2 (ja) * 2005-12-05 2012-09-12 パイロットインキ株式会社 筆記具
JP5230705B2 (ja) * 2010-09-10 2013-07-10 株式会社沖データ 画像処理装置
US8562729B2 (en) * 2010-09-21 2013-10-22 Sanford, L.P. Highlighting ink formulation comprising an anti-smear agent
WO2014041564A1 (en) * 2012-09-12 2014-03-20 Council Of Scientific & Industrial Research Covert security markers composition and authentication method

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6361065A (ja) * 1986-08-30 1988-03-17 Pentel Kk マ−キングインキ組成物
JPH08108682A (ja) * 1994-10-13 1996-04-30 Toppan Printing Co Ltd マーキングペン
JP2000327540A (ja) * 1999-05-19 2000-11-28 Kao Corp キューティクルリフトアップ抑制剤
JP2002508220A (ja) * 1997-12-12 2002-03-19 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 均衡のとれたpHプロフィールを有する構造
JP2002519224A (ja) * 1998-07-01 2002-07-02 ビニー アンド スミス インコーポレイティド マーキングシステム

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6487676A (en) 1987-09-29 1989-03-31 Pentel Kk Marking ink composition
US5279652A (en) * 1988-03-24 1994-01-18 Rainer Kaufmann Use of solids as antiblocking additives for marker liquids
EP0600940B1 (en) * 1991-07-24 1999-02-24 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Low profile perfusion-type dilatation catheter
US5462592A (en) * 1992-06-09 1995-10-31 Ricoh Company, Ltd. Aqueous ink composition
US6017661A (en) * 1994-11-09 2000-01-25 Kimberly-Clark Corporation Temporary marking using photoerasable colorants
JP2000506190A (ja) 1996-02-22 2000-05-23 ザ、ジレット、カンパニー インク消去システム
US5723179A (en) * 1997-01-13 1998-03-03 Xerox Corporation Method and composition for obtaining waterfast images from ink jet inks
GB9706580D0 (en) * 1997-04-01 1997-05-21 Zeneca Ltd Ink additives
ZA9810779B (en) 1997-12-12 1999-09-21 Kimberly Clark Co Structure having balanced pH profile.
US6639120B1 (en) * 1997-12-12 2003-10-28 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Structure having balanced pH profile
GB9806789D0 (en) * 1998-03-31 1998-05-27 Zeneca Ltd Composition
US6221139B1 (en) * 1999-04-30 2001-04-24 Hewlett-Packard Company Waterfast dyes
AU2284701A (en) * 1999-12-20 2001-07-03 Cabot Corporation Inkjet ink and other ink compositions containing cyclic amides
US6458193B1 (en) * 2000-05-16 2002-10-01 Milliken & Company Washable coloring compositions
US6428148B1 (en) * 2000-07-31 2002-08-06 Hewlett-Packard Company Permanent images produced by use of highly selective electrostatic transfer of dry clear toner to areas contacted by ink
FR2818655B1 (fr) 2000-12-22 2004-05-14 Conte Composition liquide coloree pour surligneur
US20020156153A1 (en) * 2001-01-16 2002-10-24 Tsang Joseph W. Polymeric additives to improve print quality and permanence attributes in ink-jet inks
US6536893B2 (en) * 2001-01-16 2003-03-25 Hewlett-Packard Company Waterfast and smearfast inks using ink jet delivered dye sublimation dyes
DE50210235D1 (de) * 2001-01-30 2007-07-12 Schwan Stabilo Schwanhaeusser Markierungsflüssigkeit
US6572690B2 (en) 2001-03-05 2003-06-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Use of mixtures of organic acids to adjust properties of ink-jet inks
US6652085B2 (en) * 2001-10-30 2003-11-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Enhancement of waterfastness using a polyamine/anionic dye mixture with an acidic fixer
US6946023B2 (en) * 2002-06-06 2005-09-20 Avery Dennison Corporation Smear-resistant ink compositions
DE10313438A1 (de) * 2003-03-26 2004-11-04 Uhde Gmbh Verfahren zur selektiven Entfernung von Schwefelwasserstoff und CO2 aus Rohgas

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6361065A (ja) * 1986-08-30 1988-03-17 Pentel Kk マ−キングインキ組成物
JPH08108682A (ja) * 1994-10-13 1996-04-30 Toppan Printing Co Ltd マーキングペン
JP2002508220A (ja) * 1997-12-12 2002-03-19 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 均衡のとれたpHプロフィールを有する構造
JP2002519224A (ja) * 1998-07-01 2002-07-02 ビニー アンド スミス インコーポレイティド マーキングシステム
JP2000327540A (ja) * 1999-05-19 2000-11-28 Kao Corp キューティクルリフトアップ抑制剤

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007510042A (ja) 2007-04-19
EP1987107A2 (en) 2008-11-05
WO2005042654A2 (en) 2005-05-12
US8007096B2 (en) 2011-08-30
US20050093949A1 (en) 2005-05-05
WO2005042654A3 (en) 2005-07-07
EP1987107B1 (en) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4937130B2 (ja) インクジェット組成物
EP1586454B1 (en) Ink-jet printing methods and systems providing improved image durability
JP4843805B2 (ja) インクジェットインクとそれを用いる印刷方法
US6641652B2 (en) Ink composition for inkjet recording and inkjet recording process
JP2005271590A (ja) オフセット媒体上におけるインクジェット画像形成
US20070219290A1 (en) Inkjet ink system
JP4662590B2 (ja) 水性顔料インク組成物および該インク組成物を使用したインクジェット記録方法
US7476270B2 (en) Ink-jet ink formulations containing magnesium sulfate
JP3847699B2 (ja) 酸性定着剤と共にポリアミン/アニオン染料の混合物を利用して耐水性を向上するインクジェット記録システム、記録方法及び形成画像
US20060028521A1 (en) Ink composition and ink-jet printing method using the same for improving ink-jet print quality
JP4746551B2 (ja) ハイライターマーカーに使用されるインク組成物及び関連方法
US7666255B2 (en) Ink-jet inks having surfactants below the critical micelle concentration and associated methods
JP6545531B2 (ja) 磁気印刷方法
US20190283479A1 (en) Ink and processing liquid set, image forming method, and image forming device
JP2006045351A (ja) 水性インク組成物
JP2016175298A (ja) インクジェット記録方法及びインクセット
JPH11228893A (ja) 水系インクジェット記録用インク組成物及びインクジェット記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100602

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110513

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4746551

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees