JP4746221B2 - 燃料タンクのシール構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料タンク本体に形成された開口部における燃料タンクのシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等に使用される燃料タンクには、ガソリン等の燃料を供給するためのポンプモジュールを燃料タンク本体内に収容するタイプのものがある。このタイプの燃料タンクには、ポンプモジュールを組み込むために、燃料タンク本体の上部に開口部が形成されている。また、燃料タンクには、鉄製ではなく、防錆や軽量化を目的としたプラスチック等の樹脂製のタイプのものがある。鉄製より肉厚で形成される樹脂製燃料タンクの場合、前記した開口部は、円筒部となっており、その円筒部の外周面に雄ねじが設けられている。また、ポンプモジュールの上端には、開口部の円筒部の上端に係合するためのフランジ部が設けられている。そして、ポンプモジュールを燃料タンク本体に組み付けるときには、ポンプモジュールを開口部に挿入し、ポンプモジュールのフランジ部を開口部の円筒部の上端に係合させる。さらに、雌ねじが刻まれたキャップを円筒部の雄ねじに締め付けて、ポンプモジュールを燃料タンク本体に固定している。
【0003】
この開口部におけるシール構造は、円筒部の内周面とポンプモジュールとの間に円筒形状のシールが配設されており、このシールによって燃料タンク本体からの燃料漏れを防止している。このシールは、一般的に燃料用として使用されるアクリロニトリル−ブタジエンゴムとポリ塩化ビニルとのブレンド材(以下、NBR/PVCと記載する)等から成形されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記したシールをNBR/PVCで成形しているので、そのNBR/PVCの特性により、燃料タンク本体内の蒸発燃料がシールに浸透し、浸透した蒸発燃料がシールを透過して大気中に放出されてしまう。そこで、燃料を透過しない特性を有するフッ素ゴム(以下、FKMと記載する)でシールを成形した場合、FKMは高単価であるため、非常に高コストとなる。また、FKMは成形性が悪いため、複雑な形状に成形することは難しい。
【0005】
そこで、本発明の課題は、低コストで燃料透過防止性を有する燃料タンクのシール構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決した本発明の請求項1に係る燃料タンクのシール構造は、燃料タンク本体に形成された開口部におけるシール構造であって、前記開口部に使用するシール円筒形状で、前記燃料タンク本体の円筒部とポンプモジュールとの間に挟まっており、前記シールの上端には、外側に突出したフランジ部が形成され、前記ポンプモジュールの上端にも外側に突出したフランジ部が形成され、前記シールのフランジ部が前記燃料タンク本体の円筒部に押え付けられて変形し、前記シールの中央部分及び下端は、前記燃料タンク本体の内周面と前記ポンプモジュールの外周面との間に挟まっており、前記シールの中央部分及び下端は、前記燃料タンク本体の内周面と前記ポンプモジュールの外周面に押し付けられる突起部及び脚部をそれぞれ有し、前記シールのうち、前記フランジ部を有する上端を燃料透過防止材料とし、前記突起部及び前記脚部をそれぞれ有する中央部分及び下端を一般燃料用材料として二色成形することを特徴とする。
【0007】
この燃料タンクのシール構造によれば、開口部に使用するシールにおいて燃料タンク本体からの燃料や蒸発燃料が通るシールの上端を燃料透過防止材料で成形し、シールのその他の中央部分及び下端を一般燃料用材料で一体に成形することによって、極力少ない使用量の燃料透過防止材料で燃料や蒸発燃料の透過を防止する。また、このシール構造では、複雑な形状からなるシールの中央部分の突起部形状及びシールの下端の脚部形状を成形性に優れる一般燃料用材料で成形することによって、成形性の悪い燃料透過防止材料による形状を、シールの上端に形成されたフランジ部からなる単純な形状とすることができる。
【0008】
本発明の請求項2に係る燃料タンクのシール構造は、前記請求項1に係る燃料タンクのシール構造において、前記一般燃料用材料は、アクリロニトリル−ブタジエンゴムとポリ塩化ビニルとのブレンド材(NBR/PVC)または水素添加アクリロニトリル−ブタジエンゴム(水素添加NBR)またはアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)であり、前記燃料透過防止材料は、フッ素ゴム(FKM)であることを特徴とする。
【0009】
この燃料タンクのシール構造によれば、低単価なNBR/PVCまたは水素添加NBRまたはNBRで燃料タンク本体との係合箇所等の使用量の多くなる箇所を成形することによって、高単価なFKMの使用量を極力少なくし、低コストで燃料透過防止性を実現できる。
【0010】
なお、一般燃料用材料は、一般的に使用されている燃料用材料であり、例えば、NBR/PVC、水素添加NBRあるいはNBRである。また、燃料透過防止材料は、燃料用材料の中でも燃料や蒸発燃料を通さない材料であり、例えば、FKMである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る燃料タンクのシール構造の実施の形態について説明する。
【0012】
本発明に係る燃料タンクのシール構造は、高単価の燃料透過防止材料の使用量を極力減らすために、燃料タンク本体からの燃料や蒸発燃料が通る箇所を燃料透過防止材料でおよびその他の箇所を一般燃料用材料で二色成形した一体成形物のシールによって燃料タンク本体の開口部をシールする。特に、この燃料タンクのシール構造では、最適な材料として、燃料透過防止材料としてFKMを使用し、一般燃料用材料としてNBR/PVCまたは水素添加NBRを使用する。
【0013】
本実施の形態では、本発明に係る燃料タンクのシール構造を、自動車におけるポンプ内蔵タイプの樹脂製の燃料タンクのシール構造に適用する。本実施の形態に係るシール構造は、燃料タンク本体の円筒形状の開口部とポンプモジュールとの間に配設するシールとして、フランジ部を含む上端側の箇所のみFKMでおよびその他の箇所をNBR/PVCで二色成形したシールを用いる。
【0014】
それでは、図1乃至図3を参照して、シール構造1の構成について説明する。図1は、燃料タンクのシール構造の正断面図である。図2は、図1のシールであり、(a)が平面図であり、(b)が正面図であり、(c)が(a)におけるA−A線断面図である。図3は、燃料タンクのシール構造の分解斜視図である。なお、図中のポンプモジュールは、概略的な外観形状を示しており、本発明に直接関係のない詳細な形状を示していない。
【0015】
まず、図1および図3を参照して、シール構造1を説明する上で必要となる燃料タンク2の構成について説明する。
燃料タンク2は、燃料(ガソリン)を貯蔵する燃料タンク本体3を備えており、この燃料タンク本体3の上部に円筒形状の開口部3aが開口されている。また、燃料タンク2は、燃料を汲み上げるポンプモジュール2aを備えており、燃料タンク本体3に内蔵されたポンプモジュール2aによって開口部3aが閉塞される。さらに、燃料タンク2は、FKMとNBR/PVCで二色成形されたシール5を備えており、シール5によって燃料漏れと燃料や蒸発燃料の透過を防止する。そして、燃料タンク2では、開口部3aとポンプモジュール2aとの間にシール5が配置され、開口部3aの外周面の雄ねじに雌ねじが刻まれたキャップ4が締め付けられて燃料タンク本体3にポンプモジュール2aが固定される。
【0016】
次に、図1および図3を参照して、燃料タンク本体3について説明する。
燃料タンク本体3は、肉厚のプラスチック製であり、自動車内の燃料タンク2の収納スペース(図示せず)に応じた適宜の形状で成形されている。燃料タンク本体3の上部には、ポンプモジュール2aを収納するための開口部3aが開口されている。開口部3aは、燃料タンク本体3の他の部分より肉厚の円筒形状で形成されており、円筒部30となっている。この円筒部30の上端には、シール5のフランジ部5aが係合され、さらにフランジ部5aにポンプモジュール2aのフランジ部2bが係合される。また、円筒部30の外周面には、キャップ4が螺合する雄ねじが設けられており、雄ねじ部30aとなっている。
【0017】
次に、図1および図3を参照して、キャップ4について説明する。
キャップ4は、円筒部30の雄ねじ部30aに螺合するキャップであり、シール5のフランジ部5aおよびポンプモジュール2aのフランジ部2bが係合した状態の円筒部30を締め付けるとともに、フランジ部5aとフランジ部2bを円筒部30の上端に押え付ける。キャップ4の上端側には、円筒部30に係合しているフランジ部5aおよびフランジ部2bを押え付けるために、その全周にわたって内側に突出した押付部4aが形成されている。また、キャップ4の内周面には、円筒部30の雄ねじ部30aに螺合する雌ねじが刻まれており、雌ねじ部4bとなっている。なお、押付部4aの下面からのキャップ4の幅寸法は、円筒部30の高さにフランジ部5aの厚さおよびフランジ部2bの厚さを加えた長さより多少短い長さとなっている。
【0018】
次に、図1乃至図3を参照して、シール5について説明する。
シール5は、FKMとNBR/PVCとから二色成形されたシールであり、燃料タンク本体3の円筒部30とポンプモジュール2aとの間に挟まって、燃料漏れおよび燃料や蒸発燃料の透過を防止する。シール5は、円筒形状であり、ポンプモジュール2aに外嵌する径を有している。
【0019】
シール5の上端は、全周にわたって外側に突出したフランジ部5aが形成されており、円筒部30の上端に係合する。フランジ部5aの上面および下面には、断面視して半円状の突部5b,5bが各々形成されており、組み付けられたときに突部5b,5bがキャップ4に押え付けられて変形し、その突部5b,5bの弾性力によってシールする。
【0020】
また、シール5の中央部分の外周面および内周面には、全周にわたって断面視して三角形状(頂点が斜め下方向)の突起部5c,5cが各々形成されており、組み付けられたときに突起部5c,5cがポンプモジュール2aと円筒部30に挟まれて押し付けられ、その突起部5c,5cの弾性力によってシールする。
【0021】
また、シール5の下端側は、全周にわたって二股に分かれて内周側と外周側に広がっている脚部5d,5dが形成されており、組み付けられたときに脚部5d,5dがポンプモジュール2aと円筒部30に挟まれてお互いに押し付けられ、その脚部5d,5dの弾性力によってシールする。
【0022】
なお、シール5では、燃料タンク本体3からの燃料や蒸発燃料の通る箇所としてフランジ部5aおよびフランジ部5aから少し下部までの上端側の全周にわたる部分がFKMで成形されて燃料透過防止材料成形部5eとなっており、その他の部分がNBR/PVCで成形されて一般燃料用材料成形部5fとなっている。したがって、シール5では、突起部5c,5cや脚部5d,5d等の複雑な形状であり、使用量が多くなる部分が一般燃料用材料成形部5fとなっている。
【0023】
NBR/PVCとFKMの2つの材料によってシール5を二色成形する方法の一例を挙げる。まず、シール5の一般燃料用材料成形部5fのみを成形するための下型と第1上型によってNBR/PVCで射出成形する。次に、シール5全体を成形するために下型とNBR/PVCの成形物をそのままに第2上型に交換し、その型空間の空いた空間によってFKMで射出成形する。このように、1つの下型と2つの上型によって2段階で射出成形することによって、NBR/PVCとFKMとからなるシール5を成形することができる。あるいは、1組の型の上下から同時に2種類の材料を射出させる方法もある。
【0024】
なお、NBR/PVCは、従来から自動車の燃料用材料として一般的に用いられている材料であり、自動車における様々な環境下で耐熱性、耐油性や耐久性等に優れている。また、NBR/PVCは、FKMより成形性に優れており、低単価である。一方、FKMは、燃料用材料として自動車における様々な環境下で耐熱性、耐油性や耐久性等に優れるとともに、燃料や蒸発燃料の透過を防止する特性でも優れている。ちなみに、シール5のうちFKMで成形される箇所は、FKMの成形性を考慮して出来るだけ単純な形状にかつFKMの単価を考慮して出来るだけ少ない使用量となるように、設計されている。
【0025】
次に、図1および図3を参照して、ポンプモジュール2aの外観形状について説明する。
ポンプモジュール2aは、少なくともシール5が外嵌される部分が円柱形状となっている。ポンプモジュール2aの上端は、全周にわたって外側に突出したフランジ部2bが形成されており、シール5のフランジ部5aに係合する。
【0026】
次に、図1乃至図3を参照して、ポンプモジュール2aおよびシール5の燃料タンク本体3への組み付け手順について説明する。
【0027】
まず、シール5を、開口部3aの円筒部30に嵌め込み、フランジ部5aを円筒部30の上端に係合させる。
【0028】
さらに、ポンプモジュール2aを、円筒部30に嵌め込まれたシール5に嵌め込み、フランジ部2bをシール5のフランジ部5aに係合させる。ポンプモジュール2aを嵌め込むと、シール5は、円筒部30の内周面とポンプモジュール2aの外周面との間に挟まれて、突起部5c,5cが押し付けられて変形し、さらに脚部5d,5dが互いに押し付けられている。
【0029】
そして、キャップ4を、押付部4aがポンプモジュール2aのフランジ部2bに当接するまで、円筒部30の雄ねじ部30aにねじこむ。このキャップ4による締め付けによって、ポンプモジュール2aは、シール5を介して、燃料タンク本体3に堅固に締結される。このとき、ポンプモジュール2aのフランジ部2bとシール5のフランジ部5aは、押付部4aによって円筒部30の上端に押え付けられている。さらに、シール5では、突部5b,5bが押し潰されて変形している。
【0030】
そのため、シール構造1では、シール5の各部の密着や突部5b,5b、突起部5c,5cおよび脚部5d,5dの弾性力等によって燃料タンク本体3からの燃料の排出路を塞いでいるので、燃料が外部に漏れ出さない。さらに、シール構造1では、シール5の燃料透過防止材料成形部5eの材料特性によって燃料や蒸発燃料が透過できないので、燃料や蒸発燃料が大気中に放出しない。
【0031】
このシール構造1によれば、燃料や蒸発燃料の透過を防止するためにシール5の上端側にのみFKMを使用したので、非常に少ない使用量のFKMでも燃料や蒸発燃料の透過を防止することができる。また、このシール構造1によれば、NBR/PVCとFKMとによってシール5を二色成形するので、突起部5c,5cや脚部5d,5d等の複雑な形状をNBR/PVCで成形でき、成形性の悪いFKMによる形状を単純な形状とすることができる。
【0032】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、前記の実施の形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
例えば、本実施の形態では本発明に係る燃料タンクのシール構造を自動車の燃料タンクのシール構造に適用したが、特殊車両等の他の燃料タンクのシール構造にも適用可能である。
また、本実施の形態では一般燃料用材料としてNBR/PVCを使用し、燃料透過防止材料としてFKMを使用したが、前記した一般燃料用材料としての特性や燃料透過防止材料としての特性を有する材料であれば、水素添加NBR、NBR等の他の材料を使用してもよい。
また、本実施の形態ではシールを前記したような形状としたが、燃料タンク本体の開口部周辺の形状等に応じて、適宜の形状としてよい。
また、本実施の形態では燃料透過防止材料による成形箇所をシールにおけるフランジ部側の全周にわたる箇所としたが、燃料タンク本体からの燃料や蒸発燃料が通る箇所に配置されていればよく、例えば、シールの中央部分の全周にわたる箇所に配置したり、シールの下端部側の全周にわたる箇所に配置したりしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る燃料タンクのシール構造は、一般燃料用材料と燃料透過防止材料の2つの材料で一体にシールを二色成形することによって、最低限必要な箇所にのみ燃料透過防止材料を使用すればよいので、極力少ない使用量の燃料透過防止材料で燃料や蒸発燃料の透過を防止でき、燃料透過防止材料による形状も単純化できる。また、このシール構造では、シールが一体で成形されているので、取り扱いや組み付けも容易である。
【0034】
本発明の請求項2に係る燃料タンクのシール構造は、低単価なNBR/PVCまたは水素添加NBRまたはNBRで燃料タンク本体との係合箇所等の使用量の多くなる箇所を成形することによって、高単価なFKMの使用量を極力少なくし、低コストで燃料透過防止性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る燃料タンクのシール構造の正断面図である。
【図2】図1のシールであり、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(a)におけるA−A線断面図である。
【図3】本実施の形態に係る燃料タンクのシール構造の分解斜視図である。
【符号の説明】
1・・・シール構造
2・・・燃料タンク
2a・・・ポンプモジュール
3・・・燃料タンク本体
3a・・・開口部
4・・・キャップ
5・・・シール

Claims (2)

  1. 燃料タンク本体に形成された開口部におけるシール構造であって、
    前記開口部に使用するシール円筒形状で、前記燃料タンク本体の円筒部とポンプモジュールとの間に挟まっており、
    前記シールの上端には、外側に突出したフランジ部が形成され、
    前記ポンプモジュールの上端にも外側に突出したフランジ部が形成され、
    前記シールのフランジ部が前記燃料タンク本体の円筒部に押え付けられて変形し、
    前記シールの中央部分及び下端は、前記燃料タンク本体の内周面と前記ポンプモジュールの外周面との間に挟まっており、
    前記シールの中央部分及び下端は、前記燃料タンク本体の内周面と前記ポンプモジュールの外周面に押し付けられる突起部及び脚部をそれぞれ有し、
    前記シールのうち、前記フランジ部を有する上端を燃料透過防止材料とし、前記突起部及び前記脚部をそれぞれ有する中央部分及び下端を一般燃料用材料として二色成形することを特徴とする燃料タンクのシール構造。
  2. 前記一般燃料用材料は、アクリロニトリル−ブタジエンゴムとポリ塩化ビニルとのブレンド材(NBR/PVC)または水素添加アクリロニトリル−ブタジエンゴム(水素添加NBR)またはアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)であり、
    前記燃料透過防止材料は、フッ素ゴム(FKM)である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料タンクのシール構造。
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