JPH07280102A - シールリング及びシール構造 - Google Patents

シールリング及びシール構造

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JPH07280102A
JPH07280102A JP6065211A JP6521194A JPH07280102A JP H07280102 A JPH07280102 A JP H07280102A JP 6065211 A JP6065211 A JP 6065211A JP 6521194 A JP6521194 A JP 6521194A JP H07280102 A JPH07280102 A JP H07280102A
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JP
Japan
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liquid
coating layer
rubber
flange portion
seal ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP6065211A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamiyoshi Ohashi
民佳 大橋
Shusuke Hayashi
秀典 林
Yoshihiro Sawada
祐弘 澤田
Tsukasa Hokari
宰 保苅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】材料コスト及び製造コストを低減でき、安価に
燃料蒸気の透過を防止できる構造とする。 【構成】リング状の基材ゴム10と、基材ゴム10の液
体と接する側に被覆され液体に対して耐性を有するゴム
から形成された第1被覆層11と、基材ゴム10の大気
と接する側に被覆されオゾンに対して耐性を有する第2
被覆層12と、からなる複層構造をもつことを特徴とす
る。基材ゴム10が所定の圧縮量を確保して第1被覆層
11及び第2被覆層12をシール表面に押圧する。そし
て第1被覆層11が液体又は液体蒸気の透過を阻止し、
第2被覆層12が耐オゾン性を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールリング及びそのシ
ールリングを用いたシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃料系配管の継手部や部品の取
付部には、燃料の漏れを防止するために従来よりゴム製
のシールパッキンやOリングが用いられている。ところ
で近年、大気汚染の防止が強く要望され、燃料系配管か
らの燃料蒸気の透過を一層防止することが望まれてい
る。そこで近年では、例えば実開昭64−41431号
公報、実開平2−143215号公報などに示されるよ
うに、燃料蒸気に対して耐性を有するフッ素ゴム製のシ
ールパッキンやOリングが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがフッ素ゴム
は、それ自体高価である。またフッ素ゴムからリング状
のパッキンやOリングを製造する場合には、その特性上
プレス成形により製造されているが、1回の成形で形成
される個数も少なく生産性が低いため、製造コストも高
い。
【0004】したがってフッ素ゴムから製造されたシー
ルパッキンやOリングは、従来の一般のゴム製のものに
比べて極めて高価となっていた。本発明はこのような事
情に鑑みてなされたものであり、材料コスト及び製造コ
ストを低減でき、安価に燃料蒸気の透過を防止できる構
造とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のシールリングは、液体が貯留された貯留部と大気と
の間に配置されてシールするシールリングであって、リ
ング状の基材ゴムと、基材ゴムの液体又は液体蒸気と接
する側に被覆され液体又は液体蒸気に対して耐性を有す
るゴムから形成された第1被覆層と、からなる複層構造
をもつことを特徴とする。
【0006】基材ゴムとしては、耐圧縮性をもてば特に
制限されず種々のゴムを用いることができる。自動車燃
料配管などに用いる場合は、ニトリルゴム、アクリルゴ
ムなどの耐油性のゴムを用いることが望ましい。第1被
覆層は、貯留された液体又はその液体蒸気に対して耐性
を有するゴムから形成されている。例えば液体が自動車
燃料である場合には、第1被覆層はフッ素ゴム、FAC
M(フッ化ビニリデンとアクリルのIPNコンポジット
ポリマー)などから形成されるのが望ましい。
【0007】この第1被覆層の厚さは、フッ素ゴムやF
ACMの場合には0.5〜1.0mmの範囲とするのが
望ましい。0.5mmより薄いと液体や液体蒸気に対す
る第1被覆層のシール性が低下し、1.0mmより厚く
しても効果が飽和しコストが高くなるためである。な
お、基材ゴムは一般に大気と接触するので、オゾンに対
する耐性を有するゴムから形成するのが望ましい。その
ようなゴムとしてはアクリルゴム、ハイパロン、ヒドリ
ンゴム、クロロプレンゴムなどがあるが、耐オゾン性、
耐熱性、耐油性のバランスを考慮するとアクリルゴムを
用いるのが好ましい。
【0008】さらにオゾンに対する耐性を向上させる本
発明のシールリングは、液体が貯留された貯留部と大気
との間に配置されてシールするシールリングであって、
リング状の基材ゴムと、基材ゴムの液体又は液体蒸気と
接する側に被覆され液体又は液体蒸気に対して耐性を有
するゴムから形成された第1被覆層と、基材ゴムの大気
と接する側に被覆されオゾンに対して耐性を有する第2
被覆層と、からなる複層構造をもつことを特徴とする。
【0009】第2被覆層はオゾンに対して耐性を有する
ゴムから形成され、例えばハイパロン、クロロプレンゴ
ム、ヒドリンゴムなどを用いることができる。この第2
被覆層の厚さは、ハイパロン、クロロプレンゴム、ヒド
リンゴムの場合0.5〜1.5mmとするのが望まし
い。0.5mmより薄いと第2被覆層の耐オゾン性が低
くなり、1.5mmより厚くしても効果が飽和しコスト
が高くなるためである。なおこの構成の場合、基材ゴム
はより低コストのニトリルゴムが望ましい。
【0010】本発明のシールリングを製造するには、例
えば2色押出成形又は3色押出成形により基材ゴムと第
1被覆層又は第2被覆層からなる筒状のホース体を一体
的に形成し、それを輪切りにすることにより、極めて容
易に生産性高く製造することができる。上記のようにホ
ースを輪切りにした形状のシールリングでは、断面が四
角形状でありその外周表面に基材ゴム、第1被覆層又は
第2被覆層の一つが、内周表面に基材ゴム、第1被覆層
又は第2被覆層の一つが表出した複層構造である。した
がって基材ゴムがシールリングの表裏両面に表出してい
るため、安価であるが液体蒸気やオゾンなどに耐性のな
い基材ゴムの場合は、液体又は液体蒸気や大気が接触し
ないようにシールする必要がある。
【0011】このような必要性を満たす本発明のシール
構造は、鍔状の第1フランジ部と鍔状の第2フランジ部
とをもつ一対の配管と、第1フランジ部と第2フランジ
部の間に挟持されリング状の基材ゴムと基材ゴムの液体
又は液体蒸気と接する側に被覆され液体又は液体蒸気に
対して耐性を有するゴムから形成された第1被覆層とか
らなる断面四角形状のシールリングと、からなるシール
構造であって、第1フランジ部及び第2フランジ部は互
いに対向してシールリングを保持するリング状の第1溝
部と第2溝部をもち、第1溝部及び第2溝部の内周表面
で第1被覆層と当接する表面にはそれぞれテーパ表面を
もちそれぞれのテーパ表面が第1被覆層を押圧して圧縮
することでシールしていることを特徴とする。
【0012】また第1被覆層と第2被覆層をもつシール
リングを用いた本発明のシール構造は、鍔状の第1フラ
ンジ部と鍔状の第2フランジ部とをもつ一対の配管と、
第1フランジ部と第2フランジ部の間に挟持されリング
状の基材ゴムと基材ゴムの液体又は液体蒸気と接する側
に被覆され液体又は液体蒸気に対して耐性を有するゴム
から形成された第1被覆層と基材ゴムの大気と接する側
に被覆されオゾンに対して耐性を有する第2被覆層とか
らなる断面四角形状のシールリングと、からなるシール
構造であって、第1フランジ部及び第2フランジ部は互
いに対向してシールリングを保持するリング状の第1溝
部と第2溝部をもち、第1溝部及び第2溝部の内周表面
にはそれぞれ互いに対向する一対のテーパ表面をもちそ
れぞれのテーパ表面が第1被覆層及び第2被覆層を押圧
して圧縮することでシールしていることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明のシールリングでは、基材ゴムが所定の
圧縮量を確保して第1被覆層をシール表面に押圧する。
そして第1被覆層が液体又は液体蒸気の透過を阻止す
る。また基材ゴムのオゾンに対する耐性が良好であった
り第2被覆層をもつ場合は、基材ゴム又は第2被覆層に
より耐オゾン性が発揮される。
【0014】そして本発明のシール構造では、テーパ表
面が第1被覆層及び/又は第2被覆層を押圧しているの
で、第1溝部及び/又は第2溝部の加工精度やシールリ
ングの形状精度にばらつきが生じても、第1被覆層及び
/又は第2被覆層を確実にシール部位に当接させること
ができ、高いシール性が得られる。
【0015】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。本実
施例は自動車の燃料配管の継手部に用いるシールリング
及びシール構造に関する。 (実施例1)図1に本発明の一実施例のシールリングの
斜視図を、図2にその断面図を示す。このシールリング
1は、ニトリルゴムからなりリング状で断面四角形状の
基材ゴム10と、基材ゴム10の内周表面にフッ素ゴム
から形成された厚さ0.7mmの第1被覆層11と、基
材ゴム10の外周表面にハイパロンから形成された厚さ
0.7mmの第2被覆層12と、から構成されている。
【0016】このシールリング1は、図3に示すよう
に、ニトリルゴムを中心にして内皮にフッ素ゴム層をも
ち外皮にハイパロン層をもつ3層構造のホース体100
を押出成形により一体的に形成し、加硫後所定厚さに輪
切りにすることにより極めて容易に製造することができ
る。したがって本実施例のシールリングは、従来のフッ
素ゴムのみからなるパッキンやOリングと比べて、材料
コスト及び製造コスト共に安価となり、大幅にコストを
低減することができる。
【0017】このシールリング1は、例えばシールリン
グ1の形状に対応する断面四角形状のリング状の凹部に
組付けることができる。しかしながら、相手部材の加工
精度やシールリング1の形状精度がばらつくと、シール
リング1と凹部の内周表面との間に空隙が発生し、基材
ゴム10に燃料蒸気や大気が接触する可能性がある。そ
こで本実施例では、図4のような構成とした。
【0018】図4では一対の配管2,3の端面から鍔状
に突出する第1フランジ部20及び第2フランジ部30
の間にシールリング1を挟持している。第1フランジ部
20及び第2フランジ部30は、図5に拡大して示すよ
うに、互いに対向するリング状の第1溝部21と第2溝
部31をもっている。第1溝部21の内周面には、互い
に対向し第1フランジ部20に対して45度又は135
度傾斜する二つのテーパ表面22,23が形成されてい
る。また第2溝部31の内周面には、互いに対向し第2
フランジ部30に対して45度又は135度傾斜する二
つのテーパ表面32,33が形成されている。
【0019】そして第1フランジ部20と第2フランジ
部30は互いに合わせられ、第1溝部21と第2溝部3
1にシールリング1が介在して、一対の配管2,3が組
付けられる。このときシールリング1は、内周の第1被
覆層11がテーパ表面23,33に当接し、外側の第2
被覆層12がテーパ表面22,32に当接する。そして
第1フランジ部20と第2フランジ部30が当接して図
示しないボルトなどで締結されると、第1被覆層11及
び第2被覆層12はテーパ表面23,33及びテーパ表
面22,32で押圧されて圧縮され、図5のように断面
円弧状に弾性変形する。
【0020】したがって、第1フランジ部20及び第2
フランジ部30における合わせ面には、第1被覆層11
と第2被覆層12が確実に圧接されているので、配管
2,3内の燃料の蒸気は第1被覆層11で確実にシール
され、大気中のオゾンは第2被覆層12で確実にシール
される。そして第1被覆層11及び第2被覆層12が弾
性変形しているので、合わせ部の形状やシールリング1
の形状にばらつきが生じてもそのばらつきを吸収するこ
とができ、安定したシール性が得られる。 (実施例2)本実施例のシールリングは、図6に示すよ
うにアクリルゴムからなりリング状で断面四角形状の基
材ゴム13と、基材ゴム13の内周表面にフッ素ゴムか
ら形成された厚さ0.7mmの第1被覆層14との2層
構造をなしている。
【0021】このシールリング1’は、実施例1と同様
に、アクリルゴムの内皮にフッ素ゴム層をもつ2層構造
のホース体を押出成形により一体的に形成し、加硫後所
定厚さに輪切りにすることにより極めて容易に製造する
ことができる。したがって本実施例のシールリングは、
従来のフッ素ゴムのみからなるパッキンやOリングと比
べて、材料コスト及び製造コスト共に安価となり、大幅
にコストを低減することができる。
【0022】このシールリング1’は、例えば図7のよ
うに組付けることができる。図7では一対の配管4,5
の端面から鍔状に突出する第1フランジ部40及び第2
フランジ部50の間にシールリング1’を挟持してい
る。第1フランジ部40及び第2フランジ部50は、互
いに対向するリング状の第1溝部41と第2溝部51を
もっている。第1溝部41の内周側表面には、第1フラ
ンジ部40に対して45度傾斜するテーパ表面42が形
成されている。また第2溝部51の内周側表面には、第
2フランジ部50に対して45度傾斜するテーパ表面5
2が形成されている。
【0023】そして第1フランジ部40と第2フランジ
部50は互いに合わせられ、第1溝部41と第2溝部5
1にシールリング1が介在して、一対の配管4,5が組
付けられる。このときシールリング1は、内周の第1被
覆層14がテーパ表面42,52に当接する。そして第
1フランジ部40と第2フランジ部50が当接して図示
しないボルトなどで締結されると、第1被覆層14はテ
ーパ表面42,52で押圧されて圧縮され、図7のよう
に断面円弧状に弾性変形する。
【0024】したがって、第1フランジ部40及び第2
フランジ部50における合わせ面内周側には、第1被覆
層14が確実に圧接されているので、配管4,5内の燃
料の蒸気は第1被覆層14で確実にシールされる。また
基材ゴム13は耐オゾン性に優れているので、第1フラ
ンジ部40及び第2フランジ部50の合わせ面の外側に
はテーパ表面は不要であり、大気が侵入して基材ゴム1
3に接触しても、基材ゴム13の劣化は生じず安定した
シール性が得られる。
【0025】さらに第1被覆層14が弾性変形している
ので、合わせ部の形状やシールリング1’の形状にばら
つきが生じてもそのばらつきを吸収することができ、安
定したシール性が得られる。
【0026】
【発明の効果】すなわち本発明のシールリングは、2層
構造又は3層構造のホース体を一体的に押出成形で形成
し、それを輪切りにすることで製造することができる。
したがってきわめて生産性が高い。そして高価なフッ素
ゴムなどの液体又は液体蒸気に耐性を有するゴムから形
成された第1被覆層は薄膜で充分な性能を有し、また高
価なハイパロンなどの耐オゾン性ゴムから形成された第
2被覆層も薄膜で充分な性能を有する。
【0027】したがって本発明のシールリングによれ
ば、従来のフッ素ゴムのみから形成されたシールリング
などに比べて、同じ性能をもちながら材料コスト及び製
造コストを格段に低減することができる。そして本発明
のシール構造によれば、加工精度や製造誤差によりシー
ル部分又はシールリングの形状にばらつきが生じても、
確実にシール部分に第1被覆層や第2被覆層を当接させ
ることができ、基材ゴムに液体又は液体蒸気や大気が接
触するのが防止される。したがって安定したシール性が
確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシールリングの斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例のシールリングの断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例のシールリングの製造方法の
説明図である。
【図4】本発明の一実施例のシール構造の断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例のシール構造の要部拡大断面
図である。
【図6】本発明の第二の実施例のシールリングの断面図
である。
【図7】本発明の第二の実施例のシール構造の要部拡大
断面図である。
【符号の説明】
1,1’:シールリング 10,13:基材ゴム 1
1,14:第1被覆層 12:第2被覆層 20,40:第1フランジ部 3
0,50:第2フランジ部 21,41:第1溝部 31,51:第2溝部 22,23,32,33,42,52:テーパ表面
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 23/16 (72)発明者 林 秀典 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 澤田 祐弘 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 保苅 宰 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体が貯留された貯留部と大気との間に
    配置されてシールするシールリングであって、リング状
    の基材ゴムと、該基材ゴムの該液体又は該液体蒸気と接
    する側に被覆され該液体又は該液体蒸気に対して耐性を
    有するゴムから形成された第1被覆層と、からなる複層
    構造をもつことを特徴とするシールリング。
  2. 【請求項2】 基材ゴムはオゾンに対して耐性を有して
    いる請求項1記載のシールリング。
  3. 【請求項3】 液体が貯留された貯留部と大気との間に
    配置されてシールするシールリングであって、リング状
    の基材ゴムと、該基材ゴムの該液体又は該液体蒸気と接
    する側に被覆され該液体又は該液体蒸気に対して耐性を
    有するゴムから形成された第1被覆層と、該基材ゴムの
    大気と接する側に被覆されオゾンに対して耐性を有する
    第2被覆層と、からなる複層構造をもつことを特徴とす
    るシールリング。
  4. 【請求項4】 鍔状の第1フランジ部と鍔状の第2フラ
    ンジ部とをもつ一対の配管と、該第1フランジ部と該第
    2フランジ部の間に挟持されリング状の基材ゴムと該基
    材ゴムの液体又は該液体蒸気と接する側に被覆され該液
    体又は該液体蒸気に対して耐性を有するゴムから形成さ
    れた第1被覆層とからなる断面四角形状のシールリング
    と、からなるシール構造であって、 該第1フランジ部及び該第2フランジ部は互いに対向し
    て該シールリングを保持するリング状の第1溝部と第2
    溝部をもち、該第1溝部及び該第2溝部の内周表面で該
    第1被覆層と当接する表面にはそれぞれテーパ表面をも
    ちそれぞれの該テーパ表面が該第1被覆層を押圧して圧
    縮することでシールしていることを特徴とするシール構
    造。
  5. 【請求項5】 鍔状の第1フランジ部と鍔状の第2フラ
    ンジ部とをもつ一対の配管と、該第1フランジ部と該第
    2フランジ部の間に挟持されリング状の基材ゴムと該基
    材ゴムの液体又は該液体蒸気と接する側に被覆され該液
    体又は該液体蒸気に対して耐性を有するゴムから形成さ
    れた第1被覆層と該基材ゴムの大気と接する側に被覆さ
    れオゾンに対して耐性を有する第2被覆層とからなる断
    面四角形状のシールリングと、からなるシール構造であ
    って、 該第1フランジ部及び該第2フランジ部は互いに対向し
    て該シールリングを保持するリング状の第1溝部と第2
    溝部をもち、該第1溝部及び該第2溝部の内周表面には
    それぞれ互いに対向する一対のテーパ表面をもちそれぞ
    れの該テーパ表面が該第1被覆層及び該第2被覆層を押
    圧して圧縮することでシールしていることを特徴とする
    シール構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003040318A (ja) * 2001-08-06 2003-02-13 Honda Motor Co Ltd 燃料タンクのシール構造
JP2004232772A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Toyo Hightech Kk 継手用パッキン、継手及びこの継手用パッキンを用いた継手の接合方法
JP2016056873A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 イーグル工業株式会社 シール装置及びその装置に用いるパッキン

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