JP2004232772A - 継手用パッキン、継手及びこの継手用パッキンを用いた継手の接合方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】継手用パッキンを、環状の板パッキン部分の外周にOリング部分が連設され、しかも、このOリング部分の外周面に横V字形状の環状の溝を設けてOリング部分を上下に開くフィン構造にて形成した。また、継手の端面をこの継手用パッキンの形状に合わせた形状にし、抱き込み型のレバークランプを用いて継手を接合する。
【選択図】 図7
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、分割可能な組み付け構造を有する密閉容器や流体輸送用吸引式空気輸送装置のホッパーなどを組み付けるときの継手どうしの接合に用いられる継手用パッキンと継手及びこの継手用パッキンを用いた継手の接合方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉末冶金工業、セラミック、窯業、フェライト工業、資源産業、プラスチック工業、触媒工業、色材工業、肥料工業、農薬工業、資源産業、洗剤工業、医薬品工業、化粧品、食品工業、飼料工業、バイオ関連産業及び廃棄物処理産業等、種々の分野で取り扱われている粉体、液体、粒体、気体などは、湿気、塵埃その他の外気の影響を避けるため、外気から遮断した状態で密閉容器内に収容することがよくある。
【0003】
特に、粉体は、その取り扱い次第では、飛散による作業環境汚染や、これを原因とする種々の労働災害を招くことがある。しかも、粉体は、供給、包装などの自動化、定量化が困難であるうえ、嵩張って、包装コストや輸送コストが高くなり、取り扱い難い問題をもつ。この他にも、粉体が複数成分からなる場合、この各成分の密度差、形状、大きさなどによって、取り扱い中に偏析が起き易く、その取り扱いには相当の注意が必要となる。
【0004】
このため、粉体を工場内で輸送する装置に、輸送をする粉体を貯留元から搬送パイプを介して供給先に気流輸送するにあたり、装置本体の供給ホッパー内に吸引による負圧を形成して、供給ホッパーを通じて粉体を輸送し、ホッパー内に溜まった粉体を搬送容器などに排出する流体輸送用吸引式空気輸送装置がある。
【0005】
例えば、この装置の供給ホッパーを利用して、使用する粉体、液体、粒体、気体などを貯蔵や処理を行なった後には、内部に残っている粉体、液体、粒体、気体などをクリーニングする必要があり、このクリーニングを可能かつ容易にするために、供給ホッパーはケーシングやホッパー本体部などの複数の缶体に分割可能に組み付けられている。また、蓋も組み付けられている。この他にも、供給ホッパーと基台とが取り外し可能に組み付けられている。
【0006】
これら各部の組み付けは継手どうしの接合により行なわれており、従来技術による継手の接合構造には、対向させたフランジ型の継手をOリング又はパッキンを挟んでボルト締めするボルト締め方式、対向させたフランジ型の継手をパッキンを挟んで抱き込み型のレバー付クランプで締め付けるクランプ方式、2つの缶体の端部を径の異なるフェルールにて形成し、大小のフェルールをフェルールリングとOリング又はパッキンを挟んで抱き込み型のクランプで締め付けて行なうフェルール方式などがある。
【0007】
ボルト締め方式の公知例では、例えば、特開平11−115973号公報に記載の「粘液体圧送容器」があり、同公報明細書の段落「0008」には「耐圧容器4の上部にはシートパッキン6を挟んで蓋7がボルト8によって取り付けられ・・・・」と記載されており、流体輸送用吸引式空気輸送装置の供給ホッパーの組み付けだけに限らず、古くからの慣用技術である。
【0008】
クランプ方式の公知例では、例えば、
実公昭55−23975号公報に記載の「埋蔵用容器」があり、同公報明細書の請求項1には「円形容器と該円形蓋との接触部分に環状のシートパッキンを介在させたものにおいて、該シートパッキンを挟んだ容器のツバ部と蓋の周面部の双方の厚みを先端に向って薄くした傾斜面に作成し、前記シートパッキンを介在させた容器のツバ部と蓋の周面部の各先端を・・・・ステンレススチール製の円弧状帯金を設け、・・・・該帯金とレバーの組み合わせにより帯金の両端を互いに引き締めて・・・・容器のツバ部と前記蓋の周面部とに対する挟圧力に変換する」と記載されており、ツバ部が肉厚のある形状になっている。
【0009】
フェルール方式の公知例としては、特開2001−116148号公報に記載の「圧力容器の開閉部分の接合構造」があり、同公報明細書の請求項1には「オスフェルールと、メスフェルールと、フェルールリングとからなる圧力容器の開閉部分の接合構造において、オスフェルールに、メスフェルール先端の大径部内側にはまり込む円柱面と、メスフェルール先端部または対応する段部に当接する段部とを設け、前記円柱面にはパッキンを装着するための溝部を設けた」と記載されており、フェルールと呼ばれる嵌め合い部を組み付ける構造になっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した各方式のうち、ボルト締め方式は、複数のボルトを締結しなければならないという点で手間が掛かるため、組み付け・分解・洗浄が容易ではない。特に、各ボルトを対角線方向毎に締め付けてボルト孔の位置合わせや締め付け強度の調整を図らないと、接合部分の位置がずれたり、ボルトの締め付けに強弱が生じて、接合部分に隙間が生じたり、パッキンのねじれ、しわ、たるみ、や破損が生じたりする。しかも、多くの場合、径の大きな缶体では缶体ごとにバラツキがあるため、継手の接合とその調整に、更なる手間と熟練を要する。
【0011】
特に、上述したボルト締め方式による接合で減圧容器、特に前述した流体輸送用吸引式空気輸送装置の容器である供給ホッパーの組み付けを行なうと、容器内の負圧が高まったときに、従来型の平坦な形だけの板パッキンではリークが発生して内部に外気が入りプロセスが汚染されることがある。そして、減圧が更に高まると、負圧によってパッキンが内部に引き込まれることがある。このため、ボルトの締め付けトルクを高くすることになるが、ボルトを強く締め過ぎると、パッキン内面に溝ができて内容物が滞留したり、パッキンを破損させたり、ボルトが破断するなど、新たな問題が発生し、また、容器の分解がし難くなる。特に、ボルトの締め付けトルクの程度は、経験で学ぶため熟練を要する。
【0012】
これに対し、上述したクランプ方式で減圧容器、特に流体輸送用吸引式空気輸送装置の供給ホッパーの組み付けを行なう場合に、抱き込み型のレバー付クランプを相当強く締め付けて継手どうしを圧着させなければ板パッキンが内部に引き込まれるが、この締め付けを強くしようとすると、クランプを締め付けるレバー操作が重くなり過ぎて締め付け操作がし難くなり、組み付け、分解、洗浄が容易ではなくなる。
【0013】
また、上述したフェルール方式やボルト締め方式は、接合部分の構造が複雑で重量が重くなっており、組み付け・分解・洗浄が容易ではなく、一人で組み付けて接合作業するのは不可能であり、容器内にボルトやパッキンなどの部品を落としたり、パッキンを汚すことがあり、衛生的ではない。サニタリーフェルールを採用する場合も缶体やクランプが非常に重く、日常のクリーニングは大変である。
【0014】
この他にも、上述した各方式で接合部分の気密性を高めるために構造の複雑なパッキンを使用することがあるが、このようなパッキンは高価である。
【0015】
本発明は、これらの問題を解消すべく創出されたものであり、構造が簡単でありながら、板パッキン部分とその外周に連設されてなるOリング部分から構成されるパッキン構造により、接合部分に高い気密性をもつ封緘効果をもたらし、食品や薬品などに対する安全性も高く、製造コストも比較的安価にできる継手用パッキン、特に、負圧によりOリング部分が開く自封作用をもつ継手用パッキンを提供することを目的とする。
【0016】
また本発明は、円形缶体を組み付けた構造をもつ分割型の密閉容器やホッパーなどの組み付けの際に、上記目的をもつ継手用パッキンと、抱き込み型のレバー付クランプを用いて、このパッキンの形状に合わせた端面形状をもつ鍔状の継手どうしの接合を行なうことにより、双方の継手の接合部分に上述したパッキンの圧縮による高い気密性を確保し、特に、流体輸送用吸引式空気輸送装置高濃度輸送装置のホッパーのように内部の負圧が高い容器を組み付けても、この負圧によりパッキンが容器内に引き込まれることは無く、継手の接合も容易かつ短時間で行なえ、作業負担を小さくできる継手及び継手の接合方法を提供することも目的の1つとして挙げる。
【0017】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を達成するために提案される本発明の継手用パッキンは、環状の板パッキン部分の外周に、Oリング部分が連設されてなることを特徴としている。
【0018】
本発明の継手用パッキンの素材としては、接合部分に高い気密性をもつ封緘効果をもたらすものであれば特に限定されるものではなく、具体的に例えば、合成ゴム、天然ゴム又は合成樹脂等のいずれかよりなる軟質材料で形成することが一般的であり、又、比較的単純な形状であることから、単一材料による一体成形も可能であり、安価にて製造できる利点をもつ。
【0019】
なお、本発明の継手用パッキンは、必ずしも限定されるものではないが、主に、缶体や分割構造を有する容器やホッパー等のケーシングの組み付けなどに使用され、その組み付けには、抱き込み型のレバー付クランプを使用する。
【0020】
ところで、機械技術の分野でパッキンという用語は、「機械の相互運動部分において、工作機械や熱膨張の関係から、やむを得ず生じるスキマから気・液の漏れや、異物の進入を防ぐために使用されるもの」が該当し、「静止部分のスキマに詰められ、水密・気密を保つ役目をもつもの」はガスケットと呼ばれている(改訂版 新機械工学便覧、理工学社発行、第2編12−15)。
【0021】
この点から見れば、本発明の継手用パッキンは、ガスケットが正確な呼び名であるかも知れないが、上記の各従来技術の欄で挙げた公知文献公報には、パッキンという名称が使用されており、また、一般にもパッキンと称されることが多いことから、本発明ではパッキンという名称を使用した。しかしながら、パッキンをガスケットに呼び変えてもよい。
【0022】
本発明の継手用パッキン(以下、本発明のパッキンと略称する。)は、環状の板パッキン部分と、この板パッキン部分の外周に連設されたOリング部分とによって構成されており、その材料としては特に限定されるものではないが、一般的には、合成ゴム、天然ゴム又は合成樹脂のいずれかよりなる軟質材料を素材とする。この継手用パッキンは、その使用に応じて、缶体の内径と同一内径のものを用いて、缶体内部に粉体等が溜まりにくいようにする。この点、本発明のパッキンは、内径側が平らな板パッキン部分であるため、内径の成形は簡単にできる。
【0023】
本発明のパッキンが適用される継手は、いずれも、缶体やその蓋などの端面に環状のフランジ部分が形成され、更に、このフランジ部分の外周に断面形状が略半円形状の凹部をもつシールリップ部分が形成されており、抱き込み型のレバー付クランプを用いて外周から締め付けることができる構造のものが該当する。つまり、互いに本発明のパッキンの片面に合わせ端面形状をもつ。この継手は厚肉構造のフランジやフェルールと違って、缶体の開口縁を外側に折曲させてできた比較的薄肉構造のもので足り、軽量化による取り扱い易さを考慮すれば、むしろこのような薄肉構造のものが好ましい。しかも、継手には半円形状の溝が環状に形成されているので、強固である。
【0024】
例えば、円筒形の缶体の継手を上下方向に接合する場合には、先ず、端面が上方に向いている継手の上に本発明のパッキンを、Oリング部分が継手の溝に嵌まるように置く。このようにすると、板パッキン部分は継手の平坦なフランジ部分に重なる。なお、本発明のパッキンは缶体の内径に等しい内径をもつものを使用して缶体の内壁に凹凸ができないようにし、粉体などの内容物が滞留しないようにすることが好ましい。
【0025】
そして、この上からもう一方の継手を、端面を下に向けて下方の継手の端面に重ね合わせる。なお、この重ね合わせるときにパッキンに横から押す力が加わっても、Oリング部分が溝に嵌まっているので、パッキンの位置ずれ、脱落は生じ難い。そして、本発明のパッキンを挟んだ2つの継手の外周を抱き込み型のレバー付クランプで締め付ける。このようにて、双方の継手に重なり合う方向へ押し付ける。
【0026】
このようにすると、従来の接合構造と違い、板パッキン部分とその外周のOリング部分による2連構造の精密な接合部となり、接合部の軽量化が図られ、気密性の高い接合が実現できる。
【0027】
ここで用いられる抱き込み型クランプは、平面視C形状を有する本体部の両端間に締付レバーが接合され、本体部の内側に向けた部分が開放した断面形状が略コ字形状になっており、しかも、このコ字形状の上下面が開口側に向かうに従って広がった斜面形状を有するステンレス製の締結具(レバーバンドとも呼ばれる。)が、軽量で、操作し易いので最適とされるが、同様の作用を有する他のクランプを用いてもよい。
【0028】
この抱き込み型のレバー付クランプを継手の外周に沿わせてレバーで締め付けると、クランプの径が絞られて、斜面になった上下の板面部分で双方の継手に接合する方向の強い力を与え、この状態を維持させる。
【0029】
このようにして、本発明のパッキンを用いて2つの継手を接合すると、接合部分は、板パッキン部分とその外側のOリング部分の2つの面でシールされるため、優れた封緘作用が働く。しかも、このように外側部分がOリング部分になっていると、缶体内に高い負圧が生じて板パッキン部分に強い引き付け力が加わっても、Oリング部分があるために、パッキンが容器内に引き込まれない。
【0030】
ところで、本発明のパッキンは封緘作用を高めるために、上述した軟質材料で形成するのが一般的であるが、その中でも、シリコーンゴム、又は四フッ化エチレン樹脂が最適である。
【0031】
シリコーンゴムは、高度の耐熱性と耐寒性をもち、しかも、反撥弾性、耐圧縮永久ひずみ性、耐候性、耐オゾン性、耐老化性、耐水性などに優れており、酸及びアルカリにも耐性をもつ。なお、このシリコーンゴムには、フッ化炭素とシリコーンを複合化したフロロシリコーンゴム、熱加硫型シリコーンゴムも該当する。フロロシリコーンゴムは耐油性、耐溶剤性にも優れ、熱加硫型シリコーンゴムは耐薬品性、電気特性にも優れた材料である。四フッ化エチレン樹脂(PTFE)は、蒸気滅菌に耐えるため、医薬品、化粧品、食品などの粉末を充填する容器や流体輸送用吸引式空気輸送装置の容器のパッキンとして用いるのに適しており、しかも柔軟質、なじみ性、耐熱性、耐薬品性にも優れる。
【0032】
なお、この他にも、例えば四フッ化エチレン樹脂のもつ優れた耐薬品性と、従来のフッ素ゴムを上回る耐熱性を兼ね備えた高機能なエラストマーとして知られるデュポン・ダウ・エラストマー社製のカルレッツ(商品名)や、炭素、フッ素、酸素原子のみからなる化学構造を有する高機能フッ素ゴムであり、あらゆる薬品、溶剤に対して最高の耐性を示すダイキン工業株式会社製のダイエル・パーフロ(商品名)等で本発明のパッキンを製造してもよい。また、従来のフッ素ゴムでは耐えられないような耐熱、耐液体、耐アルカリ性と低温柔軟質をもつデュポン社製のフッ素ゴムであるバイトン・ETPエクストリーム(商品名)等で本発明のパッキンを製造してもよいのであり、即ち、本発明におけるこれら素材の選択は、パッキンの使用条件や求められる性能に応じて適宜決定すれば良いのである。
【0033】
ところで、上述した本発明のパッキンにおいては、継手の接合時にOリング部分に過度の負荷がかかるため、この負荷を分散させるためにOリング部分の断面形状は略円又は略楕円形状とすることが一般的であるが、本発明においては、更にパッキンのOリング部分における外周に、上下方向からの圧縮により弾性変形可能なフィン部を設けることが好ましい。このようにすると、単純な構造ながら、缶体内に大きい負圧があるときには、この負圧によってOリング部分に開く力が作用し、継手の溝の内面に強く密着して、更に高い封緘作用が働くのである。
【0034】
この場合、本発明のパッキンのOリング部分がもつ上記作用を十分に発揮させるためには、前記フィン部の形状や大きさが重要であり、好適なフィン部の形成方法としては、必ずしも限定されるものではないが、例えば、Oリング部分における外周にコ字形の深い溝、横U形状の深い溝などを設け、上下に開いた断面形状からなるフィン部を形成する方法等を挙げることができる。
【0035】
しかしながら、本発明においては、Oリング部分における外周に横V字形状の溝を設け、上下に開いた断面形状からなるフィン部を形成することが最も好ましい。このような横V字形の溝によりフィン部を形成すると、継手によってOリング部分に上下から挟み込む圧力が加わったときに、この溝が完全に閉じて、Oリング部分の断面形状が略円形若しくは楕円形になる。しかも、このように横V字形状の溝が閉じると、Oリング部分自身には上下方向に広がる弾撥力が働き、継手に対して気密性を高める。なお、この横V字形状の開口角は、必ずしも限定されるものではないが、一般的には30±15°程度の開口角とすることが好ましい。
【0036】
ところで、例えば、容器内にフィルタを取り付ける場合に、継手の接合部分にパッキンとともに、フィルタの外周縁部分を挟んでフィルタを取り付けることがあるが、接合部分にフィルタの外周縁部分を噛ませると、接合部分の気密性の低下を招く。
【0037】
このような場合に対応させるため、本発明の継手用パッキンにおける板パッキン部分の片面又は両面には、輪状を有する凸条を1ないし複数本形成することが好ましい。
【0038】
このように板パッキン部分の面に凸条を設けると、フィルタの外周縁部分の面に馴染むように変形する。このため、フィルタの外周縁部分を挟んだ接合部分にも高い気密性がもたらされる。勿論、この構造のパッキンは、フィルタ取付用に限定しておらず、上述したパッキンと同じように使用してもよい。
【0039】
なお、当該凸条の形状については、特に限定されるものではないが、接合部分の気密性を確保するためには、少なくとも、同じ高さで切れ目のない構造にする必要がある。
【0040】
そして本発明においては、この凸条の断面形状として三角形状のものが特に好ましく、このように断面形状が三角形になっていると、先端部分が接合部分に馴染み易く変形するだけでなく、基部の形状安定性が良く、必要以上に変形しない。このため、接合部分の気密性の向上に有効に機能する。このように凸条を設けると、万が一、接合部分の板パッキン部分に僅かな隙間ができたり、接合部分に粉体などが挟まっても、この凸条があるためにリークの発生を防ぐ。なお、この輪状の凸条が複数本形成されていると、更にその作用は確実なものになるが、板パッキン部分本来の機能を低下させることにもつながるので、一般的には2本程度とするのが好ましい。
【0041】
ところで、本発明では、上述した各構造をもつ継手用パッキンを用いる継手についても権利化をはかるべく、請求項6には、フランジ部分の外周に断面形状が略半円形状の凹部からなる環状の溝を接合面方向にもつシールリップ部分が形成された継手を記載した。
【0042】
又、本発明では、上述した各構造をもつ継手用パッキンを用いる継手の接合方法についても権利化をはかるべく、請求項7には、フランジ部分の外周に断面形状が略半円形状の凹部からなる環状の溝を接合面方向にもつシールリップ部分が形成された継手どうしの接合を、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の継手用パッキンの板パッキン部分を継手のフランジ部分の間に挟み、Oリング部分を継手の溝内に嵌め込んで継手どうしを重ねあわせて、双方の継手の外周部分を抱き込み型のレバー付クランプで締め付けて、双方の継手を互いに重なる方向に強く押し付けた状態を維持させることにより行なう方法を記載した。
【0043】
そして、本発明の継手用パッキン、継手及びこの継手用パッキンを用いた継手の接合方法は、例えば、粉体を貯留元から搬送パイプを介して供給先に気流輸送するにあたり、装置本体の供給ホッパー内に吸引による負圧を形成して、供給ホッパーを通じて粉体を輸送する装置の供給ホッパーの組み付け部分にもつ流体輸送用吸引式空気輸送装置のホッパー等に好適に適用されるのである。
【0044】
【発明の実施の形態】
次に本発明の具体的な実施の形態を添付の図面に沿って詳述するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は流体輸送用吸引式空気輸送装置の全体を示した正面図、図2は同装置の装置本体を分解して示した斜視図であり、該装置本体の組み付けには本発明による継手の接合方法が採られている。
【0045】
図1に示す流体輸送用吸引式空気輸送装置1は、粉体を貯留元から搬送パイプを介して供給先に気流輸送するにあたり、装置本体2の供給ホッパー3内に吸引による負圧を形成して、供給ホッパー3を通じて粉体を輸送する装置であり、供給ホッパー3と吸引ユニット4とは吸引管5で接合されている。
【0046】
供給ホッパー3は、上方から下方に向けて、ケーシング6とホッパー本体部9とが組み付けられたステンレス製の円筒形状を有するホッパー型の容器10の上部開口にステンレス製の蓋13が組み付けられたもので構成されており、蓋13には排出管11とエアーヘッダー12が上方に突出して設けられている。そして、ケーシング6の側壁には吸引口14が設けられている。なお、図1に示す供給ホッパー3は、上部ケーシング7と下部ケーシング8とが上下2段に組み付けられたケーシング6をもつ大型のものを示している。
【0047】
供給ホッパー3は、筒状の基台15内に上方から突入する状態で組み付けられており、該基台15の横にはホッパー本体部9の開閉弁16を開閉制御する電磁弁ユニット17が取り付けられている。
【0048】
そして、供給ホッパー3内上部に、有底の筒状篭からなる1次フィルタ18と、2次フィルタ19を重ねて構成したフィルタユニット20が備えられている。
【0049】
吸引ユニット4は、吸引ポンプ42と、該吸引ポンプ42に接合した吸引管43とが、基台41上に支持された装置で、吸引ポンプ42の排気口にはマフラー44が接合され、吸引管43には吸引力を調整するバルブ45と安全弁46とが設けられている。
【0050】
流体輸送用吸引式空気輸送装置1の動作を説明すると、粉体を供給ホッパー3内に吸引するときには開閉弁16は閉じており、粉体は供給ホッパー3内に堆積し、エアーのみがフィルタユニット20の目を通過して吸引ポンプ42に向かう。そして、図示しないロードセルにより測定した粉体重量が設定値になった時点でバルブ45を開放し、その後、開閉弁16が開き、ホッパー本体9下部の排出口22から粉体を下方の搬送器50内に排出する。なお、ロードセルを用いない場合は、タイマーにて所要時間運転し、上記のようにサイクル運転を行う。
【0051】
上記構成において、ケーシング6と蓋13との組み付け、上部ケーシング7と下部ケーシング8との組み付け、ケーシング6とホッパー本体9との組み付け、容器10と基台15との組み付けには、本発明による継手の接合方法が採られており、この接合には、継手用パッキン22,22・・と抱き込み型のレバー付クランプ(以下、クランプと略称する。)23,23・・とが用いられ、いずれの組み付けも同じ方法で行なわれる。
【0052】
続いて本発明の継手の接合方法が適用される継手について説明する。
図2に示すように、蓋13の外周縁と、上部ケーシング6開口両端縁と、ホッパー本体部9の上部の開口部と外周壁には、円形の鍔状の継手13a,6a,6b,9a,9bが形成されており、各継手13a,6a,6b,9a,9bはいずれも接続する対向面が同じ形状になっている。なお、以下、符号の記載が煩雑になるのを防ぐため、組み付ける上部側の継手の符号を26、下部側の継手の符号を27と記載した。
【0053】
次に継手の詳細な構造を上部ケーシング7と下部ケーシング8を例に挙げて説明する。図3の(a)図は上部ケーシング7と下部ケーシング8を組み付ける前の状態を示した正面断面図であり、(b)図はその一部を拡大して示した図である。
【0054】
図3に示すように、上部ケーシング7と下部ケーシング8に形成されている継手26、27は、環状のフランジ部分26a,27aの外周に沿って、断面形状が略半円形状の環状溝26b,27bを端面方向に有するシールリップ部分26c,27cが一体形成された構造を有する。図2に示す他の継手も同様の構造を有する。
【0055】
そして、双方の継手26、27の接合には、図4の各図に示す継手用パッキン22と、図5の各図に示す抱き込み型のクランプ23が用いられている。
【0056】
図4の(a)図は継手用パッキン22を示した平面図、同(b)図は同じく断面、同(c)図は継手用パッキン22の一部を拡大して示した断面図であり、図5の(a)図は抱き込み型のレバー付きクランプ23を示した平面図、同(b)図は同じく正面図、同(c)図は同じくその一部を拡大して示した断面図である。
【0057】
図4の各図に示す本発明の継手用パッキン22は、弾性をもつ軟質材料であるシリコーンゴムを素材とする環状の板パッキン部分22aの外周にOリング部分22bが一体形成され、かつOリング部分22bの外周に横V字形状の溝22cが形成されたもので構成されている。ここにいう外周は最大径となる部分をいい、該溝22cはこの外周からOリング部分22bの中に深く切れ込んだ環状を有し、溝22cの切込角度は、本実施形態では最も好ましい角度として30°のものにしてある。このため、Oリング部分22bは上下に開いたフィン形状になっている。
【0058】
本発明の継手用パッキン22の板パッキン部分22aは、継手26,27の環状のフランジ部分26a,27aの端面に合わせた大きさを有しており、Oリング部分22bの上部分及び下部分は、継手26,27の略半円形状の環状溝26b,27b内に大部分が嵌まり、板パッキン部分22aの板厚の略半分程度に相当する部分が環状溝26b,27bから出る程度の形状並びに大きさを有する。
【0059】
図5の各図に示す抱き込み型のレバー付きクランプ23は、平面視C形状を有する本体部23aの両端間に締付レバー23bが接続されており、本体部23aはC形状の内側に向けた部分が開放した断面形状が略コ字形状を有し、このコ字形状を形成している上下の板面23c,23dが開口側に向かうに従って広がった斜面形状を有し、前述したクランプ継手26、27を外周側から締め付けることができる大きさを有するステンレス製のもので構成されている。
【0060】
次に、本発明の継手の接合方法について説明する。
図6の(a)図は上部ケーシング7と下部ケーシング8とをクランプ締めによって組み付ける前の状態を示した正面断面図、同(b)図は同じくその過程を拡大して示した図、図7は上部ケーシング7と下部ケーシング8とをクランプ締めによって組み付けた状態を示した正面断面図、同(b)図はA部を拡大して示した図である。
【0061】
図6の各図に示すように、上部ケーシング7と下部ケーシング8とを組み付けるときには、先ず、本発明の継手用パッキン22におけるOリング部分22bを継手27の溝27bに嵌め入れる。このようにすると、板パッキン部分22aは継手27の平坦なフランジ部分27aに重なり、継手用パッキン22の正確な位置合わせができる。
【0062】
続いて、その上から上部ケーシング7の継手26を、Oリング部分22bが溝26bに嵌まるように重ね合わせる。このようにすると、継手26,27のフランジ部分26a,27aで板パッキン部分22aを挟み、溝26b,27bでOリング部分22b,22bを挟んだ状態になって、継手26,27どうしが若干間隔のある状態になる。
【0063】
続いて、図7の各図に示すように、重ね合わせた継手26,27の外周側から抱き込み型のレバー付きクランプ23を嵌め込んで、このレバーを操作して、該クランプ23を絞る矢印ア方向に締め付けて固定する。このようにすると、双方の継手26,27のシールリップ部分26c,27cが前記クランプ23の斜面状の板面23c,23dによって更に近接する方向に強く押し付けられて、継手用パッキン22には強い圧縮力が加わり、この状態を維持させることによって接合作業は終了し、継手26,27の接合部分に気密性の高い封緘作用をもたらす。特に、内側の板パッキン部分22aと外側のOリング部分22bによる2連構造になっていることが高い気密性をもたらしている。
しかも、ケーシングの内側の負圧によって継手用パッキン22に強い引き込み力が加わるような場合には、Oリング部分22b、22bにはこの負圧によって継手26,27の溝26c,27cに強く密着する方向に広がる自封作用が働くので、内側の板面部分22aはケーシング内に引き込まれない。
【0064】
図8の(a)図は他の板パッキン部分に凸条をもつ継手用パッキン29を示した平面図、同(b)図は同じく断面図、同(c)図は同じくその一部を拡大して示した断面図である。
【0065】
この継手用パッキン29は、図4の各図に示すパッキンの片面に輪状を有する断面形状が三角形状の凸条29a,29bが2本形成された構造になっており、このように各凸条29a,29bが近接して2本並んでいると、継手の接合部分に粉体などの異物が挟まって、板パッキン部分に僅かな隙間ができても、この凸条29a,29bで二重に受け止めることができる。このため、接合部分にリークが発生することは殆どない。
【0066】
特に、この継手用パッキン29は、図2に示す、供給ホッパー3内に、フィルタ受け座30を介してフィルタユニット20を吊り下げた状態で固定するとき、フィルタ受け座30を挟んで、蓋13の外周縁13aと継手6aとを接合させるときのパッキンとして用いるのに好適である。その使用では、輪状の凸条29a,29b上にフィルタユニット20の外周部分を位置させて、蓋13の外周縁13aと継手6aで挟んだ接続構造にする。
【0067】
【発明の効果】
以上に説明した本発明による継手用パッキンは、環状の板パッキン部分の外周にOリング部分が連設されてなる構成を有し、これより、この形状に合わせた端面をもつ継手に挟んで圧着すると、板パッキン部分とOリング部分による凹凸のある2連構造による高い封緘効果を得ることができる。特に、Oリング部分の外周に横V字形状の溝を環状に設けて、Oリング部分の上部分と下部分とが開いたフィン形状にしたものにあっては、Oリング部分が負圧によって開く自封構造になっているため、真空操作に対してリークが極めて発生し難い接合構造にすることができたのである。しかも、このパッキンの内径側の構造が成形し易い環状の板パッキン部分になっているため、缶体の内径に合わせた内径をもつ形状に容易にでき、この結果、内壁にパッキンによる凹凸が無く、粉体などが滞留し難い容器やホッパーにすることができるようになり、特に、流体輸送用吸引式空気輸送装置のホッパーを組み付けるときの接合構造には最適である。
【0068】
本発明の継手の接合方法によれば、継手用パッキンと、この継手用パッキンの形状に沿った端面をもつ継手と、抱き込み型のレバー付きクランプとを利用した結果、簡単な構造の接合構造でありながら、高機能な封緘効果が得られるようになった。しかも、パッキンの溝の加工が簡素化できる構造になっているので、安価にて製造できる。また、缶体などの加工上のバラツキに伴う締め付け部品の調整機能が不要で、組み付け時の位置合わせなどの調整をしなくても、パッキンの凹凸に合わせて継手を突き合せて、クランプ締めするだけで正確な接合ができるようになった。しかも、その接合が簡単で、軽量で丈夫であるため、使用するパッキンやクランプも軽量で一人で使用でき、作業時間や労力を低減化させることができるようになったのである。
【0069】
このように、本発明は真空減圧下での薬剤の輸送、粉体輸送、液体輸送などの精密な輸送が必要な場合に、外気混入等を極力少なくできるとともに、内部への脱落、装着時のミス、均等なシール性の確保等、産業上有益な種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は流体輸送用吸引式空気輸送装置の全体を示した正面図である。
【図2】図2は同装置の装置本体を分解して示した斜視図である。
【図3】図3の(a)図は上部ケーシングと下部ケーシングを組み付ける前の状態を示した正面断面図である。
図3の(b)図はその一部を拡大して示した図である。
【図4】図4の(a)図は継手用パッキン22を示した平面図である。
図4の(b)図は同じく正面図である。
図4の(c)図は継手用パッキンの一部を拡大して示した断面図である。
【図5】図5の(a)図はクランプを示した平面図である。
図5の(b)図は同じく正面図である。
図5の(c)図は同じくその一部を拡大して示した断面図である。
【図6】図6の(a)図は上部ケーシングと下部ケーシングとをクランプ締めによって組み付ける前の状態を示した正面断面図である。
図6の(b)図は同じくその過程を拡大して示した図である。
【図7】図7は上部ケーシングと下部ケーシングとをクランプ締めによって組み付けた状態を示した正面断面図である。
図7の(b)図はA部を拡大して示した図である。
【図8】図8の(a)図は他の板パッキン部分に凸条をもつ継手用パッキンを示した平面図である。
図8の(b)図は同じく正面図である。
図8の(c)図は同じくその一部を拡大して示した断面図である。
【符号の説明】
1 流体輸送用吸引式空気輸送装置
2 装置本体
3 供給ホッパー
4 吸引ユニット
6 ケーシング
7 上部ケーシング
8 下部ケーシング
9 ホッパー本体
10 容器
11 排出管
13 蓋
15 基台
18 1次フィルタ
19 2次フィルタ
20 フィルタユニット
22 継手用パッキン
22a 板パッキン部分
22b Oリング部分
22c 溝
23 抱き込み型のレバー付きクランプ
26 継手
26a フランジ部分
26b 溝
26c シールリップ部分
27 継手
27a フランジ部分
27b 溝
27c シールリップ
Claims (7)
- 環状の板パッキン部分の外周に、Oリング部分が連設されてなることを特徴とする継手用パッキン。
- Oリング部分における外周には、上下方向からの圧縮により弾性変形可能なフィン部が設けられてなる請求項1に記載の継手用パッキン。
- フィン部が、Oリング部分における外周に設けられた横V字形状の溝によって形成されている請求項2に記載の継手用パッキン。
- 板パッキン部分の片面又は両面には、輪状を有する凸条が1ないし複数本形成されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の継手用パッキン。
- 凸条の断面が三角形状である請求項4に記載の継手用パッキン。
- フランジ部分の外周に、断面形状が略半円形状の凹部からなる環状の溝を接合面方向にもつシールリップ部分が形成されたことを特徴とする継手。
- 請求項6に記載の継手どうしの接合を、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の継手用パッキンの板パッキン部分を継手のフランジ部分の間に挟み、Oリング部分を継手の溝内に嵌め込んで継手どうしを重ねあわせて、双方の継手の外周部分を抱き込み型のレバー付クランプで締め付けて、双方の継手を互いに重なる方向に強く押し付けた状態を維持させることにより行なうことを特徴とする継手の接合方法。
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