JP4744452B2 - Fmofdm送信のためのピーク対平均電力比の減少方法及び送信機 - Google Patents

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Description

本発明は、無線周波数信号の信号処理に係り、さらに詳細には、直交周波数分割変調(OFDM)無線周波数信号におけるピーク対平均電力比(PAR)を減少させる信号処理に係る。
HDラジオ(登録商標)によるデジタル放送は既存のアナログ放送フォーマットより優れたデジタル品質の音声を提供するメディアである。AMとFMの両方のHDラジオ(登録商標)信号を、デジタル変調信号が現在放送中のAMまたはFM信号と共存するハイブリッドフォーマットかまたはアナログ信号が存在しない全デジタルフォーマットで送信することが可能である。インバンド・オンチャンネル(IBOC)HDラジオ(登録商標)方式は、各HDラジオ(登録商標)信号が既存の割当てAMまたはFMチャンネルの同一スペクトルマスク内で同時に送信されるため、新しいスペクトルの割当てを必要としない。IBOC HDラジオ(登録商標)は、放送事業者がデジタル品質の音声をそれらの現在の視聴者ベースに提供できるようにしながらスペクトル経済性を改善するものである。HDラジオ(登録商標)デジタル放送方式は、本願の一部として引用する米国特許第6,549,544号に記載されている。
1つの提案方式であるFM HDラジオ(登録商標)放送方式は、一組の直交周波数分割多重化(OFDM)サブキャリアによりデジタル信号を送信する。OFDM変調は、多数の個々の直交離隔サブキャリアにわたって情報記号のベクトルを並列変調する周知の変調技術である。OFDM信号は等間隔の種々の周波数で変調される多数のサブキャリアを含み、それらは互いに直交関係にある。OFDM変調は、種々のタイプのマルチパス及び線形歪みを経験するチャンネルを介して送信を行うための有効な手段であることが判明している。この方式によると、通常のチャンネル条件の下では種々のサブキャリアは互いに干渉しない。
従来の直列変調(OFDMでない)では、多数(例えば、100個)のQPSK記号(200ビット)が全時間インターバルTにわたり100個の複素QPSK記号の時系列に変調される。これとは対照的に、OFDMでは、これらの記号を1つのベクトルにグループ化し、QPSK記号を各々が単一QPSK記号を変調する100個のサブキャリアとして並列に送信する。この例の並列OFDMサブキャリアはそれぞれ、直列QPSK帯域幅のほぼ100分の1を占有し、ほぼ同じ時間Tにまたがる。直列及びOFDM送信の帯域幅及びスループットはほぼ同じである。時間及び帯域幅に小さな相違があるのは、大抵直列送信のためのチャンネルフィルタリング及びOFDMの場合のガード時間(存在すれば)の結果である。
フィルタリングのないQPSK変調では、信号の大きさは一定で位相だけが変調される。そのため、ピーク対平均電力比(PAR)は1であり、送信機の高電力増幅器(HPA)の電力効率が高い。より一般的なフィルタリング付きQPSK(即ち、平方根ナイキストフィルタリング)では、変調済み信号の小振幅の変調成分が発生するが、PARは小さく(典型的には1または2dB)、HPA効率は高いがフィルタリングのないQPSKほどではない。
OFDM変調を行うかかるシステム送信信号の大きさは時として非常に高いピークが存在することがある。従って、これらの送信機に使用される線形電力増幅器は、帯域外放射電力が適用されるマスクの限界値以下になるように大きな電力バックオフで動作させる必要がある。このため増幅器が高価で非効率なものとなる。多数のサブキャリアについては、OFDM信号の各複素次元(同相及び直角位相)はガウス分布に近づく。その結果、信号の大きさ(電力の平方根)確率密度関数(PDF)がレイリーの分布に近づく。
レイリーの分布は理論的には無限のピークを有するが、OFDMのピークは並列サブキャリアの数により制限される(例えば、100個では20dB)。より実際的には、典型的なピークを約12dBに制限することができるが、それはレイリーのPDFのありそうもないテール部(例えば、12dB PARより大きい)のクリッピングにあたり歪みがほとんど発生しないからである。HPAの出力効率はピーク歪みを最小限に抑えるために大きな出力バックオフが必要なため影響を受ける。このピーク歪みはサブキャリア変調波を歪ませる(ノイズを加える)だけでなく、相互変調歪みによる望ましくない帯域外放射が起こる。この漏洩は所期の占有スペクトルのすぐ外側で最も大きいため、HPA出力の後でフィルタにより抑制するのが特に困難である。従って、OFDM信号のピーク対平均電力比(PAR)を減少する必要がある。
いくつかの異なるタイプのPAR減少方式が提案されている。一部の方式ではサブキャリアのさらなる符号化または位相回転が必要である。しかしながら、これらのPAR減少方式では、行った操作を復調時に元に戻すための信頼性の高いサイド情報が必要であり、そのためそれほど魅力的とはいえない。別のタイプのPAR減少方式として、PARを減少させ、帯域外放射を抑制するために信号をクリッピングし予め歪ませる(即ち、限定する)ための反復的アルゴリズムに頼るものがあるが、これは付加的なサイド情報を必要としない。これらの方式は、2000年10月3日付け米国特許6,128,350号(発明者:A. Shastri & B. Kroefer;発明の名称:”Method and Apparatus for Reducing Peak to Average Power Ratio in Digital Broadcasting Systems”)及びB. Krongold & D. Jonesの論文”PAR Reduction In OFDM Via Active Constellation Extension”, IEEE Trans. Broadcasting, Vol. 49, No. 3, pp.258-268, Sept. 2003に記載されている。
本発明は、FM HDラジオ(登録商標)方式において使用されるようにOFDMを用いて電子信号のPARを減少する方法を提供する。
発明の概要
本発明は、OFDM信号のピーク対平均電力比を減少させる方法であって、一組のサブキャリアを一組のデータ記号ベクトルで変調して第1の変調済み信号を発生させ、第1の変調済み信号の大きさを制限して第1の制限された変調済み信号を発生させ、第1の制限された変調済み信号を復調して歪みのある入力記号ベクトルを復元し、歪みのある入力記号ベクトルを最小しきい値より大きいかそれに等しい値に限定して限定済みデータ記号ベクトルを発生させ、帯域外スペクトル成分を所定のマスク内に収まるように限定し、限定済みデータ記号ベクトルを再変調するステップより成るOFDM信号のピーク対平均電力比の減少方法を提供する。
本発明は、別の局面において、OFDM信号のピーク対平均電力比を減少する送信機を提供する。この送信機は、一組のサブキャリアを一組のデータ記号ベクトルで変調して第1の変調済み信号を発生させる変調器と、第1の変調済み信号の大きさを制限して第1の制限された変調済み信号を発生させる制限器と、第1の制限された変調済み信号を復調して歪みのある入力記号ベクトルを復元する復調器と、歪みのある入力記号ベクトルを最小しきい値より大きいかそれに等しい値に限定して限定済みデータ記号ベクトルを発生させ、帯域外スペクトル成分を所定のマスク内に収まるように限定するプロセッサと、限定済みデータ記号ベクトルを再変調する再変調器とより成る。
図面を参照して、図1はハイブリッドFM IBOC HDラジオ(登録商標)信号10の信号成分の周波数割当て及び相対的電力スペクトル密度を示す概略図である。このハイブリッドフォーマットは、電力スペクトル密度がチャンネルの中心周波数帯域部分16の三角形14により表される従来のFMステレオアナログ信号12を含む。典型的なアナログFM放送信号の電力スペクトル密度(PSD)は中心周波数からの勾配が約0.35dB(kHz)のほぼ三角形の形状である。アナログFM信号の両側の上側波帯18及び下側波帯20には複数の等間隔デジタル変調サブキャリアが位置し、アナログFM信号と同時に送信される。全てのキャリアは米国連邦通信委員会のチャンネルマスク22内に収まる電力レベルで送信される。図1の垂直軸は、より一般的な平均電力スペクトル密度でなくてピーク電力スペクトル密度を示す。
提案された1つのFMハイブリッドHDラジオ(登録商標)変調フォーマットでは、図1の上側波帯及び下側波帯に示すように、ホストFM中心周波数から離れる方向に約129kHz乃至約199kHzのスペクトルを占有する一群の等間隔直交周波数分割多重化(OFDM)サブキャリアがホストアナログFM信号の両側に配置されている。このハイブリッド方式では、各側波帯におけるOFDM変調サブキャリアの全デジタル信号電力は約−23dBc(ホストアナログFM電力に対して)に設定される。デジタル信号はアナログスペクトルの両側に位置するOFDMサブキャリア上で送信される。このデジタルOFDM信号は、ホストFMスペクトルの上方の191個のサブキャリアと、下方の191個のサブキャリアとを含む。各サブキャリアは344.53125Hzの記号レートでQPSK変調される。スペクトルのサイドローブを抑制するために、同相及び直角位相のパルスの形状は端縁部においてroot raised cosine状にテーパーしている(過剰時間=7/128)。このパルス形状により直交サブキャリア周波数の間隔は363.3728Hzとなる。
ハイブリッド信号のデジタル変調部分は、全デジタルIBOC DABフォーマットで送信される全デジタルDAB信号の部分集合である。図2は、提案された全デジタルFM DABフォーマット(番号24で示す)におけるOFDMデジタルサブキャリアのスペクトル配置及び相対的信号電力密度レベルを示す。図1のアナログFM信号は、中心周波数帯域28に位置する拡張全デジタル信号26と呼ぶ、オプションとしての別の群のOFDMサブキャリアにより置換されている。再言するが、等間隔のOFDMサブキャリアは上側波帯30と下側波帯32にある。図2の全デジタルフォーマットの側波帯は図1の側波帯よりも広い。さらに、全デジタルIBOC信号の側波帯の電力スペクトル密度レベルは、ハイブリッドIBOC側波帯で許容されるよりも約10dB高い値に設定される。これにより全デジタルIBOC信号に性能上の有意な利点が得られる。さらに、拡張全デジタル信号の電力スペクトル密度はハイブリッドIBOC側波帯の電力密度よりも約15dB低い。これにより、隣接するハイブリッドまたは全デジタルIBOC信号の干渉問題が最小限に抑えられるか解消されると共に他のデジタルサービスのための別の能力が提供される。
図2の全デジタルモードはハイブリッドモードの論理的延長であり、以前中央の±100kHz領域を占有していたアナログ信号が低レベルのデジタルサブキャリアにより置換されている。低レベルキャリアの両側には2つのデジタル側波帯があるが、これらの側波帯はハイブリッドモードとは帯域幅が約100kHzに増加し電力が約10dBだけ増加する点で異なる。提案された全デジタル方式は各側波帯の267個のキャリアと、中心の559個のキャリアとを含む。各デジタルサブキャリアはQPSK変調される。同相及び直角位相のパルスの形状はスペクトルのサイドロープを抑制するために端縁部においてroot raised cosine状にテーパーしている(過剰時間=7/128)。このパルス形状により直交サブキャリア周波数間隔が363.3728Hzとなる。送信される信号の電力スペクトル密度は全デジタルFM IBOCマスク内に十分に収まる必要がある。
図1及び2は、FM HDラジオ(登録商標)方式のハイブリッド及び全デジタル信号を帯域外の放射を規制するそれらの提案されたスペクトルマスクと共に示す。理想的な信号はこれらのマスク内に閉じ込められるが、高電力増幅器(HPA)の圧縮またはピーククリッピングのような非線形歪みが帯域外の放射を発生させるためHPAの効率的な動作のためにはそれを制御する必要がある。
図3は、OFDM変調器とHPAとの間に挿入されるPAR減少アルゴリズムを含む送信機システムの単純化された機能ブロック図である。この送信機40はOFDM記号データベクトルを発生する記号発生器42を有し、これらのベクトルは作用中の各サブキャリア上で送信される情報を含む一群の直角位相シフトキーイング(QPSK)データ記号より成る。これらの記号は変調器44へ送られるが、そこで各OFDM記号データベクトルが変調されて、デジタル時間領域信号サンプル(規準化済み)が発生する。この変調はデータ記号を逆高速フーリエ変換(IFFP)に通してOFDM変調を実現することを含む。変調済み信号には、巡回プレフィックスがroot raised cosine窓関数と共に適用される(過剰時間=7/128)。このIFFTと窓関数適用動作の組み合わせを、以下においてOFDM変調器と呼ぶ。OFDM変調器の変調済み出力はPAR減少アルゴリズム46へ入力として送られる。このブロックの出力48は、高出力増幅器50により増幅されると、PARが減少した形でアンテナ52により送信される信号を形成する。
図4は、PAR減少アルゴリズムの主要ステップを示すトップレベルのフローチャートである。このフローチャートはブロック60でスタートするが、OFDM記号データの入力動作から各OFDM記号について変調済みでPARが減少した時間領域信号サンプルを出力する動作までを示す。記号データベクトル入力ブロック62は、入力がOFDM記号につき作用中の各QPSKサブキャリアのビット対より成るデータベクトルであることを示す。これはOFDM変調の前の各FFTがビン(サブキャリア)の周波数領域の表示とみることができるが、FFTは複素時間領域信号ブロックをサンプルレート帯域幅にわたり均等に離隔する複素周波数成分ビンに変換する。作用中の各ビンはそのビン(サブキャリア)上のQPSK変調の複素二進数で表される。信号レベルを意図的に減少させた作用中のビンは他の二進セットのレベルにスケーリングすることが可能である。作用中でないビンは0に設定される。
等化補償ブロック64はオプションとしての等化補償ステップを示す。線形歪み(フィルタリング)が送信機の出力回路網(HPA出力)において有意な要因であれば、等化補償によりHPAへの入力を予め訂正することが可能である。等化補償は各サブキャリアの複素出力利得の逆数(線形歪み)を含むベクトル(入力ベクトルと同じサイズ)を用いる。各ビンに関連する複素利得は複素数であり、これは事実上、元の複素周波数サンプル(ビン)を逓倍した(歪ませた)ものである。入力ベクトルの各要素は等化ベクトルの対応する各要素を乗算して等化済み入力記号データベクトルを与える。
OFDM記号変調ブロック66は、入力記号データベクトルが各OFDM記号について時間領域信号に変換されることを示す。この変換は逆複素高速フーリエ変換(IFFT)のより実行されるが、その後、記号の端部をルートナイキスト(root-Nyquist)パルス状でテーパーする前に出力ベクトルの端部に所定のガード時間を有する循環プレフィックスが付加される。このガード時間、巡回プレフィックスの延長及び窓関数の適用は、マルチパス干渉が存在する際の信号性能を改善するだけでなく、サブキャリアの周波数サイドローブを抑制して帯域外放射を減少させる。
PAR減少アルゴリズムの反復ブロック68は変調済みOFDM記号のPARの減少に使用されるアルゴリズムを表す。これらのアルゴリズムの詳細については後で説明するが、図5のフローチャートに示されている。
OFDM記号出力ブロック70はPARが減少されたOFDM信号の時間領域サンプルを出力する。その後、このプロセスはそれに続くOFDM記号について継続される。
図5は、図4のPAR減少アルゴリズムの反復ブロック68をさらに詳細に示すフローチャートである。このフローチャートの入力72は変調済みOFDM記号の時系列であるが、出力74はこれらの記号のPARが減少されたバージョンである。この反復アルゴリズムは、周波数領域(記号ベクトル)の歪み及び帯域外放射を受け入れ可能なレベルに限定しながら記号のPARを減少するように継続する。何回か反復した後、アルゴリズムは受け入れ可能なPARの妥協レベルに収束し、それと共に歪が受け入れ可能なレベルに限定される。
ブロック76はオプションとしてのAM/PM補償を表す。この機能を用いてHPAにより導入されるAM/PM歪みを部分的に補償することができる。AM/PMは、一般的に、HPAの信号が飽和状態に近づく時の時間領域信号ピークのわずかな遅れにより特徴付けられる。この効果をPAR減少反復プロセス内でモデル化することにより、AM/PMの劣化を減少することができる。
信号大きさクリッピングブロック78は、複素時間領域OFDM記号サンプルの大きさを所定の値(例えば、rmsレベルの1.5倍または3.52dB PAR)にクリッピング(制限)する機能を表す。ピーク対平均電力の減少はピークの大きさをクリッピングまたは制限することにより達成される。各サンプルの位相は保持される。このクリッピングプロセスにより歪み及び帯域外放射が導入されるが、これらは反復内の周波数領域処理において後で補正される。
OFDM信号復調ブロック80は上述したOFDM記号変調プロセスの逆である復調プロセスを示す。復調ステップは重み付けと、記号時間の端部(前の変調ステップにおいて巡回プレフィックスが付加された所)の折り畳みと、FFTを計算して入力記号データベ
クトルの幾分か歪んだバージョンを与えるその後のステップを含む。
等化(等化・補償が作用中であれば)除去ブロック82は、図4のオプションとして周波数領域等化補償が実行されている場合に、この等化をこの反復されるアルゴリズムの次のステップの一部のために一時的に除去する必要があることを示す。等化除去に用いるベクトルは元の等化ベクトルと同様であるが、全ての要素は元の等化ベクトルの逆である。
QPSKコンスタレーション限定・マスク適用ブロック84は前の信号クリッピングプロセスにより導入される有意な歪みの除去を示す。クリッピングにより生じる相互変調歪みが記号ベクトルの全ての周波数ビン内にノイズ(歪み)を導入する。この機能は歪み成分を受け入れ可能なレベルに限定するものである。この歪みは完全になくすることはできないが、それはピークが時間領域信号に復元されるという望ましくない効果が生じるからである。その代わりに、歪みは、QPSK復調性能の劣化を最小限に抑え且つ帯域外放射を予め規定された帯域外放射マスクベクトルに基づく受け入れ可能なレベルに抑制するように調整される。このプロセスについては後でさらに詳説する。このプロセスにより時間領域信号のピークが再び部分的に増加する。PARアルゴリズムを多数回反復すると、相互変調積を受け入れ可能なレベルに限定しながらピークを最小限に抑えるように収束する傾向がある。
等化復活(等化・圧縮が作用中であれば)ブロック86は、前のステップにおいてオプションとしての周波数領域等化補償が実行された場合に、このステップの前の中間ステップに除去されているため等化を復活する必要があることを示す。
OFDM記号変調ブロック88は入力記号データベクトルの各OFDM記号についての時間領域信号への変換を示す。このステップは図4の同じブロックにおいて説明されている。
最後の反復?ボックス90は、PARが減少されたこのOFDM記号について反復アルゴリズムが最後の反復(例えば、所定数が4)で終了することを示す。
変調及び復調ステップは下記のアルゴリズムの説明により示される。
OFDM記号の変調
OFDM_symbol_vector=次のOFDM記号ベクトル(例えば、2048個の複素要素)を入力;
sig=IFFT(OFDM_symbol_vector)
sigext=sig+append cyclic extension; sigのスタートから112個のサンプルを付加(長さ2160)
;これはOFDM記号の時間領域信号であり、wはroot raised cosine窓関数
OFDM記号の復調
sigout=次のOFDM記号ベクトル(例えば、2160個の複素要素)を入力;
; これはOFDM記号の時間領域信号であり、wはroot raised cosine窓関数
sig=sigのスタートへこれらのサンプルを付加することにより(長さ2048)sigの端部から巡回プレフィックス延長部を畳み込む;
OFDM_symbol_vector=FFT(sig).
クリッピングプロセスは複素OFDM記号サンプルの大きさに作用する。便宜的に、入力複素OFDM時間領域信号の公称RMS値が1にスケーリングされる。クリッピングの大きさレベルの実効値は実験的に約1.5(3.5dB PAR)に決定された。単位はRMSの大きさ1に前に規準化された複素時間領域サンプルの大きさ(電圧)である。大きさが1.5より小さいサンプルは影響を受けない。しかしながら、大きさが1.5を超えるサンプルは入力サンプルの位相は保持しながら1.5に設定される。クリッピングレベルを超えるサンプルの検出は、平方根の計算を最小限に抑えるために大きさを自乗したサンプルを用いて行うことができる。以下のアルゴリズムを一例として用いることが可能である。
Sn=Re{sn}+j・Im{sn} ;次の複素信号サンプルを入力
magsqn= Re{sn}2+Im{sn}2 ;大きさの自乗を計算
magsqn>2.25であれば、sn= sn/√magsqn ;mag>1.5(等価)であればクリップする。
クリッピングのためにソフトとハードな両方の制限関数を用いることができるが、図6のグラフに示すハードな制限関数はこの例では簡単で有効であることが判明している。HPAに印加されるPARが減少した最終的な時間領域信号がこれらの減少したピークにおいて依然としてある圧縮を経験すると予想される場合、このクリッピングプロセスにソフ
クリッピングまたはHPAの圧縮モデル化を含める必要がある。HPA圧縮を含めることにより、PARの反復を行うとこの歪みの影響が減少する。
ソフトクリッピングはハードクリッピングと比べて緩やかな制限関数である。一部のHPAは、信号が制限値まで線形であるハードな制限関数に対して高い値に接近するに従って徐々にピークを圧縮する傾向がある。HPAの圧縮を正確にモデリングすることが可能であれば、このタイプのクリッピングの方が場合によってはより有効であろう。
図7のグラフは、PAR減少アルゴリズムの8回目の反復後のクリッピングプロセスの結果を示す。PAR(大きさではない)を示す信号エネルギーは、PAR減少アルゴリズムの後のPARが約4dBであることを示す。OFDM記号は(2048からの巡回プレフィックス延長の後)2160個のサンプルより成る。3つのプロットは、未処理のOFDM信号100、PARが減少した信号102及び平均信号電力104を含む。平均信号電力は1に等しい。
信号クリッピングプロセスにより導入される有意な歪みは、QPSKコンスタレーションを限定しマスクを適用することにより除去される。クリッピングにより生じる相互変調歪みにより、記号ベクトルの全ての周波数ビンにノイズ(歪み)が導入される。この機能は歪み成分を受け入れ可能なレベルに限定する。この歪みを完全になくすことはできないが、これはピークを時間領域信号に復元するという望ましくない効果を有するからである。その代わり、歪みは、QPSK復調性能の劣化を最小限に抑え且つ帯域外放射を予め規定される帯域外放射マスクベクトルに基づく受け入れ可能なレベルに抑制するように修正される。このプロセスにより時間領域信号のピークが再び部分的に増加する。反復を多数回行うと、相互変調積を受け入れ可能なレベルに限定しながらピークを最小限に抑える収束に向かう傾向がある。
作用中のサブキャリアのQPSKコンスタレーションはBER(ビットエラーレート)性能の劣化を最小限に抑えるように限定される。ノイズ及び歪みが存在しない場合、理想的なQPSKコンスタレーションは各記号が運ぶ2ビットに応じて(+1,+1)、(+1,−1)、(−1,−1)及び(−1,−1)のところに複素コンスタレーションポイント(便宜上規準化されている)を有する。QPSKはまた、各BPSK成分が1ビットを運ぶ一対の直交BPSK信号とみることが可能である。PAR減少アルゴリズム、特にクリッピングによりコンスタレーションポイントにノイズが付加される。付加されるノイズが1つのビットの極性を変化させる時、例えば、+1.0が−0.1に毀損されている時(ノイズ成分はこの場合−1.1である)ビットエラーが生じる。チャンネルは受信信号にさらにノイズを付加し、BER性能は送信信号のマージンの関数である。換言すると、理想の送信信号成分+1.0がPARアルゴリズムにより毀損されて+0.5を出力する場合、システムはその特定のビットについて6dBのマージンを失う。しかしながら、PAR減少プロセスの他のビットは歪み成分の一部が+1.0の値を増加させるため実際には改善可能である(例えば+1.2または3.5dBの改善)。前方誤り訂正(FEC)により受信機の出力BERが改善する場合でも、性能はマージンを減少させる符号ビットにより劣化する。従って、PAR減少アルゴリズムは、マージンのロスを1.0に関して受け入れ可能なレベル(0.85)に限定する。そのため、前のクリッピングプロセスによりビット成分が所定のしきい値より小さい値(例えば、+0.85または負の極性では−0.85)に歪む時は、そのベクトルはそのしきい値(+0.85または負の極性では−0.85)に適宜限定される。大きさが0.85以上のビットは不変である。この限定は、任意特定のビットにつき最悪の場合のマージンのロスを最小限に抑えると共に時間領域信号のピークの増加を控えめする効果がある。図8はQPSKコンスタレーションポイントの限定プロセスを示すが、この図ではこの例のしきい値は0.85に設定され、数百個のQPSK記号のポイントが重畳している。一部のビットは実際に信号マージンの増加を経験するが、BER性能の全体的なロスは最小である。
適当なしきい値はBERマージンのロスとピークの再増加との間の妥協である。例えば、しきい値が0.95に設定されるとすると、BERマージンのロスは小さくなるがピークの再増加は大きい。クリッピング及び限定プロセスを逐次的に反復すると、PARが連続的に増加すると共に、ある最小のPAR値に収束するにつれてコンスタレーションの限定が満足される。QPSK限定アルゴリズムの一例は下記の通りである。
(Re{QPSKn)<thres.Re{dn} AND (Re{dn}>0であれば、x=thres.Re{dn}にする、
(Im{QPSKn)>thres.Im{dn} AND (Im{dn}<0であれば、x=thres.Im{dn}にする,
そうでなければQPSKnを変化させないておく。
上述のアルゴリズムにおいて、dnは入力OFDM記号データベクトルの適当な複素要素であり、dnは対応するQPSK記号の複素(恐らくスケーリングを施した)二進データである。複素QPSKn値はクリッピング及び限定反復操作後のその要素のPARが減少されたバージョンである。dnのスケーリングにより作用中のサブキャリアは後で説明する全デジタルのオプションに使用される種々の値をとることができる。
一部の放送システムは、コヒーレント信号トラッキングを支援し後続のFEC軟復号のためのチャンネル状態情報(CSI)を予測するために基準サブキャリアを用いる。これらのサブキャリアはPAR減少アルゴリズムからの歪みがないのが望ましい。これらのサブキャリアにとって、限定により、これらのQPSKコンスタレーションを元のOFDM記号データベクトル値に正確に訂正することができる。基準サブキャリアの数はデータを有するサブキャリアに比べて小さいのが普通であるため、変調済み信号における時間領域のピークの再増加は最小である。
作用中でないサブキャリアはまた、帯域外放射を受け入れ可能な所定のマスクレベル内に抑制するために限定される。帯域外放射マスクはOFDM記号ベクトルと同じサイズのベクトルであり、作用中でないサブキャリアにはそれぞれのサブキャリアに関連する規定されたマスクの最大の大きさがある。各OFDM記号ベクトルの作用中でないサブキャリアはマスクの大きさ(または計算効率のために二乗した大きさ)を超えないように限定される。各サブキャリア(FFTビン)はその値がマスクより小さい時は影響を受けない。ビンがこのマスクを超えると、その大きさはマスクレベルに限定されるがビンの位相は保持される。以下のアルゴリズムはこのマスクの限定を行う。
magsqn=Re{Xn}2+Im{Xn}2;ここでXn=OFDM記号ベクトルの作用中でないビンの値。
magsqn<maskn 2であれば、Xn=Xn・maskn/√maqsqn
そうでなければXn を変化させないておく。
図9はPAR減少アルゴリズムの後の変調済み信号のスペクトルをグラフ表示したものである。HDラジオ(登録商標)システムは上述の米国特許第6,549,544号において述べたように種々のモードで放送を行うことができる。図9の信号は、中心FM周波数の両側の約129kHz乃至199kHzの周波数範囲内の作用中のサブキャリアを用いるFMハイブリッドモード(MP1)を表す。各側波帯には191個のサブキャリアがあり(合計で382個)、19番目毎のサブキャリアが基準サブキャリアである。FMアナログ信号のスペクトルは、信号スペクトルのデジタル部分110のみを示すこのグラフでは省略されている。作用中のサブキャリアの外側のノイズはマスク112の下方に限定されることに注意されたい。
上述のアルゴリズムを用いるPAR性能は図10及び11に示す結果でシミュレーションされた。図10は、限定値の範囲(限界が0.825と0.9の間)にわたるHDラジオ(登録商標)FMハイブリッドモードMP1のためのPAR減少アルゴリズムにつきシミュレーションにより得られた平均PARの結果を示すグラフである。図11は、限定値の範囲(限界が0.825と0.9の間)にわたるHDラジオ(登録商標)FMハイブリッドモードMP1のためのPAR減少アルゴリズムにつきシミュレーションにより得られた平均PARの結果を示すグラフである。
これらのシミュレーションは64個のOFDM記号にまたがるが、その結果得られるPAR値は2つのグラフにおける64個のOFDM記号にわたる平均値またはピーク値として示されている。PARの減少は8回の反復にわたって収束する傾向にあるため改善を示す。QPSK限定(制限)のための良好な値は約0.85であるように思える。この場合、得られた平均PARはアルゴリズムの4回の反復内で5dB未満である。これはほぼ10dBの初期PARに匹敵する。4dB未満の平均PARは、この例では6dBより大きい平均PARの減少をもたらす多数回の反復により得ることが可能である。
比較のための、図12、13及び14は、各側波帯で267個のサブキャリア(合計で534個)が作用するHDラジオ(登録商標)FMハイブリッドモード(MP3)のPAR性能を示す。ここで示す結果はMP1モードと同様であるが、PARの減少はサブキャリアの数の増加に比例してより多くの限定が加わるためわずかに小さい。図12においてデジタル部分を114、マスクを116で示す。
全デジタルモードにおけるQPSKコンスタレーションの限定について以下に述べる。HDラジオ(登録商標)全デジタルFMモード(MP4)は、全体で±200kHzの帯域幅をFMアナログ信号のない作用中のサブキャリアで充填する。±100kHz内の新しい二次サブキャリアは±100kHzを超える一次サブキャリアより公称で20dB低い減少レベルで送信される。これはOFDMデータベクトルの二次サブキャリア(ビン)のスケーリングが二進データで使用されるところである。上述した同じPAR減少アルゴリズムを適用可能であるが、大部分は外側の二次サブキャリアにおける相対的な歪みが増加する。相対的な歪みのこの増加はレベルが20dB高い近傍の一次サブキャリアの相互変調積に起因する。この増加した相対的な歪みをさらに減少させるためにこれらの二次サブキャリアにさらに限定が加えられる。
二次サブキャリアを入力OFDM記号データベクトルに限定することによりこれらのサブキャリアの歪みを阻止することが可能であるが、これは過度に制限的であり時間領域信号のピークが再び増加する。しかしながら、上述した限定により、例えしきい値(例えば、0.85)におけるマージンの限定が加えられても歪みの値は比較的大きなものとなる。この歪みにより、歪み成分が公称1.0値よりも大きいためサブキャリアの電力が有意に増加する。この問題に対する1つの解決法は一次サブキャリアについて上述したようにコンスタレーションをまず限定することである。そして、二次サブキャリアに別の限定を加えるが、限定済みの新しいコンスタレーション値は新しく限定した出力と入力OFDM記号データベクトルの平均である。この平均化により大きな歪み値が減少するため、その結果得られる歪みが一次サブキャリアと同じ(比例する)ものとなる。重み付け平均をさらに用いて歪みの減少度を調整することが可能である。シミュレーションによるとこれは有効であることが判明している。シミュレーション結果を図15、16及び17に示す。図15において、デジタル変調済み信号を118、またマスクを120で示す。二次サブキャリアSのQPSKコンスタレーションを限定するアルゴリズムは下記の通りである。
(Re{QPSKn)<thres.Re{dn} AND (Re{dn}>0であれば、x=thres.Re{dn}にする、
(Im{QPSKn)>thres.Im{dn} AND (Im{dn}<0であれば、x=thres.Im{dn}にする,
そうでなければQPSKnを変化させないておく。
QPSKn=(1-weight)・QPSKn+weight・dn;重みが通常0.5の場合(シミュレーションで0.45)二次サブキャリアにさらなる限定を施す。
全デジタルモードのPAR減少性能は、二次サブキャリアにさらに限定を加えるためハイブリッドモード以下である。しかしながら、4回の反復後における6dB未満の平均PARは元の信号に比べて依然として4dBを超える改善である。
オプションとしての等化補償をHPA出力のフィルタリングに用いることが可能である。送信機出力における線形歪みは、HPAの狭い帯域幅及びアンテナの結合によるまたは帯域外放射を減少する出力回路網のためのさらなるフィルタリングにより発生することがある。これらの効果を補償するためにHPAの前に線形等化器を配置することができる。しかしながら、PAR減少アルゴリズムを用いる送信システムでは、この補償により信号ピークが再び増加する。このピーク再増加は、信号の位相及び振幅がPARアルゴリズムにおいてわずかに修正されて事実上ピークにおいて相殺されていることにより起こる。PARアルゴリズムの外側で適用される等化により位相と振幅の関係が変化するが、ピークは同じように相殺されない。上述したPARアルゴリズムの前にこの等化を行うのは、PARアルゴリズムが等化を解除するため有効でない。しかしながら、PARアルゴリズムを等化を含めるように改変するのは有効な場合がある。
等化補償は、各サブキャリア(作用中または非作用中)の複素出力利得(線形歪み)値の逆数を含むベクトル(OFDM記号入力ベクトルと同じサイズ)を使用する。入力ベクトルの各要素は、等化済み入力OFDM記号データベクトルを得るために等化ベクトルの各対応要素により乗算される。上述のアルゴリズムにおけるOFDM変調及び復調ステップは不変であるが、その結果得られるOFDM記号時間領域サンプルは等化により幾分相違する。PAR減少アルゴリズム内の等化は、OFDM記号ベクトルに加えられるQPSKの限定が等化を解除しないように、幾つかのステップにおいて解除する。等化補償及びその解除アルゴリズムの例を以下に示す。
等化補償
OFDM_symbol_vector=次のOFDM記号ベクトル(例えば、2048個の複素要素)を入力、
等化補償の解除
EQ_OFDM_symbol_vector=次のOFDM記号ベクトル(例えば、2048個の複素要素)を入力、
その結果、アルゴリズムは等化なしのPARアルゴリズムと同じ態様で反復毎にピークを減少させる。しかしながら、等化はPAR減少プロセスを介して保持される。シミュレーションの結果は、位相の等化を伴うPARの減少性能が等化のない性能と統計的に同じであること確認するものである。これは、歪み及びピークは同じ態様で反復的に訂正され収束するため予想される。しかしながら、厳しい振幅の等化を伴うPARの減少は、これが後続のフィルタリング効果の大きさに依存して等化済み出力における有効電力を変化させる可能性があるため多少の影響をうけるかもしれない。例えば、有意な数のサブキャリアがHPA出力において20dB減衰される場合、これらのサブキャリアを補償するために等化はそれに比例してより多くの電力を必要とする。種々の等化レベルを有する全てのサブキャリアにわたる相互変調歪みの相互作用は、PARの減少にある影響を与える可能性がある。さらに、線形歪みが大きいと、OFDMのキャリア間の干渉と共にこのアルゴリズムでは補償されない記号間の干渉が発生する可能性がある。しかしながら、フィルタリングをきつくしたHPA出力信号の等化は注意深く行う必要がある。
用途によっては、所望の等化は所定の決まったベクトルでないかもしれない。フィルタリング及びアンテナ/HPA出力回路網のインピーダンスマッチングは温度、雪、経年変化のような要因により変化する可能性がある。フィードバック信号を用いてフィルタリング特性を更新し、これによりPAR減少アルゴリズムに使用される等化ベクトルを適応的に更新することが可能である。フィードバック信号は、マルチパス歪みによる影響を受けない励磁機近くの場所に配置される受信機(アンテナ)から取り出すことにより、受信機がフィルタリング及び送信信号の線形歪みの影響を測定できるようにすることが可能である。この線形歪みの測定値はPARアルゴリズムに使用される等化ベクトルに変換可能である。
AM/PM補償機能を用いてHPAにより導入されるAM/PM変換を部分的に補償することが可能である.AM/PMは、一般的に、HPAの信号が飽和状態に近づく時の時間領域信号のピークのわずかな遅延により特徴付けられる。PAR減少反復プロセス内のこの効果をモデル化することにより、AM/PMの劣化を減少することができる。AM/PMの補償は上述した線形歪みの補償(等化)よりもわずかに複雑である。これは、AM/PM変換の影響がOFDM記号時間領域サンプルの瞬時的大きさに依存するからである。しかしながら、AM/PMをPAR減少アルゴリズムに導入して、その結果得られるコンスタレーションを通常の態様で限定する反復プロセスにおいて補償することが可能である。AM/PM変換はそのアルゴリズムのOFDM変調ステップの直後に導入される。しかしながら、この場合、ピークが反復毎に減少するため対処しなければならない収束の問題がある。ピークはAM/PM変換による影響を最も受けるためこれらの影響は反復毎に変化する。アルゴリズムには考慮しなければならない2つの局面があるが、その第1はAM/PM変換が時間領域サンプルに影響を与えることによるAM/PM変換のモデル化と、第2は反復毎にピークが変化する状況での補償の収束の改善方法である。
特定のHPAについてのAM/PM変換は補償の利益を確実にするため正確に特徴付ける必要がある。この特性は瞬時的大きさの関数としての時間遅延の単位に変換する必要がある。図18はこの特性の一例を示す。便宜的に、AM/PM変換時間の単位は大きさの関数としての遅延のサンプルについて特性化することが可能であり、補償すべき最大遅延は1個の信号サンプル(HDラジオ(登録商標)FMシステムでは2160個のサンプル/OFDM記号)に制限される。AM/PM変換の影響によりそれぞれの複素OFDM記号時間領域サンプルが次のサンプル「にじむ」が、このにじみはサンプルの大きさの関数である。図18はAM/PM変換の一例を示すが、AM/PM変換をその信号に対して行うためのアルゴリズムの一例は下記の通りである。
収束基準のないAM/PM変換アルゴリズム
ampm=ampmconv(|sn|);このサンプルのにじみ値を測定する。
sn=(1-ampmn)・sn + ampmn-1・sn-1;サンプルをampmの関数としてにじませる。
このアルゴリズムは、係数が各サンプルについてのAM/PM変換の動的関数である非線形FIRフィルタとして働く。しかしながら、所望の効果を得るために必要な場合はより複雑で正確なモデルを作成することが可能である。この簡単なアルゴリズムにかかわる主要な問題は、アルゴリズムが反復される毎にピークが変化することと、このことの受け入れ可能なPAR減少への収束に与える影響である。収束を改善するために、最大の効果が適用される最終的な反復まで反復毎にAM/PM変換の効果が徐々に増加するようにアルゴリズムを改変する。これは、現在の反復数による実際の変換値に最終的な反復数による値を乗算することにより得ることができる。シミュレーション結果によると、これが収束を有意に改善して低いPARが得られることを示している。改変したAM/PM変換アルゴリズムの一例を以下に示すが、そこでは図18の三乗した大きさに比例するAM/PM変換の例が使用される。
ampmn=iteration/final_iter・| sn|3・0.037; このサンプルのにじみ値を測定する。
sn=(1-ampmn)・sn + ampmn-1・sn-1;サンプルをampmの関数としてにじませる。
場合によっては、所望のAM/PM変換補償は所定の固定関数でないかもしれない。フィードバック信号を用いてAM/PM関数またはその関数におけるパラメータを更新することが可能である。シミュレーション結果はこの例ではかなり良好な性能を示したが、特定のHPAによって良好な結果を得るために実際の特性をさらに改善する必要があるかもしれない。AM/PM変換が良好な性能を得るに十分な安定性を持たないかまたは正確に特性化されない場合があるかもしれない。従って、任意特定のHPAのタイプについてテストを行う必要がある。
本発明は、OFDM(直交周波数分割多重化)記号により変調される無線周波数信号におけるピーク対平均電力比(PAR)を減少する方法を提供する。この方法は、一組のサブキャリアを一組の記号ベクトルにより変調(OFDM変調)して変調済み信号を発生させ、第1の変調済み信号の大きさを制限して第1の制限された変調済み信号を発生させ、第1の制限された変調済み信号を復調して歪みのある入力記号(コンスタレーションポイント)を復元し、新しい入力データ記号ベクトルを制限の負の効果が最小限に抑えられるように限定して限定済みデータ記号ベクトルを発生させ、帯域外の漏洩を抑制し、限定済みOFDM記号データベクトルを再変調するステップを含む反復プロセスより成る。このプロセスはPAR比をさらに減少すべく上述したアルゴリズムを引き続き反復することにより達成される。種々の方法が提案されているが、この方法は望ましくない帯域外の放射を制御しながらPARを減少させる優れた性能を与える。この方法はまた、HPA出力回路網により生ずる線形フィルタ歪みの影響を補償するためのPAR減少アルゴリズム内での等化ステップと共にPAR減少信号のピークより低い非線形信号の圧縮及びAM/PM変換の部分的な補償ステップを含む。
本発明は、FM HDラジオ(登録商標)システムに使用されるようなOFDMを用いる電子信号のPARの減少に利用可能である。本発明はまた、HPA出力回路網(フィルタ)により生じる線形歪みを補償するためにPAR減少アルゴリズム内で信号を等化する手段を提供する。AM/PM変換のような非線形歪みのためのさらなる補償技術についても説明した。アイビキュイティ・デジタル・コーポレイションのHDラジオ(登録商標)システムのPAR減少性能の最適化をその技術の一例及び用途として述べた。
これらのアルゴリズムはシミュレーションした結果良好な性能を示した。改善した特徴部分には、帯域外スペクトルマスクの提供、HPA出力回路網等化のためのオプションとしての種々のサブキャリアレベルを有する全デジタルシステムにおける二次サブキャリアの性能の改善及びAM/PM変換補償が含まれる。
本発明はスペクトルマスクの使用により帯域外スペクトル放射を制御する。一実施例において、アルゴリズムのパラメータの改善によりより良い性能が得られる。基準サブキャリアのコンスタレーションはピークの再増加を無視できるレベルで復元可能である。線形歪みの等化はHPA出力回路網により導入することができる。収束規準を用いて低レベルの二次サブキャリアの歪みを減少することができる。AM/PM歪みの影響を抑制することが可能である。これら全ての改良はピークの再増加をもたらす今までのPARアルゴリズムの後でなくてPARを訂正する反復内で実行可能である。
本発明を幾つかの実施例に関連して説明したが、当業者には図示説明した実施例に対する種々の変形が頭書の特許請求の範囲に示す本発明の範囲から逸脱することなく可能であることが明らかであろう
HDラジオ(登録商標)FMハイブリッドモードの理想的な信号及びスペクトルマスクを示す概略図である。 HDラジオ(登録商標)FM全デジタルモードの理想的な信号及びスペクトルマスクを示す概略図である。 PAR減少アルゴリズムを含む送信機システムの単純化した機能ブロック図である。 PAR減少アルゴリズムのトップレベルフローチャートである。 PAR減少アルゴリズムの反復ブロックのフローチャートである。 大きさをクリッピングする非線形機能を示すグラフである。 PAR減少アルゴリズムを8回反復した後の1つのOFDM記号にわたる信号サンプルエネルギー(大きさの自乗)に対するクリッピングプロセスの結果を示すグラフである。 PAR減少アルゴリズム後のQPSKコンスタレーションの限定された歪みを示すグラフである。 PAR減少後の信号スペクトルをHDラジオ(登録商標)FMハイブリッドモードMP1の帯域外放射につき適用されるスペクトルマスクと共に示す図である。 HDラジオ(登録商標)FMハイブリッドモードMP1のための限定された値の範囲(0.825と0.9の間の限界値)にわたるPAR減少アルゴリズムの平均PARのシミュレーション結果を示すグラフである。 HDラジオ(登録商標)FMハイブリッドモードMP1のための限定された値の範囲(0.825と0.9の間の限界値)にわたるPAR減少アルゴリズムのピークPARのシミュレーション結果を示すグラフである。 PAR減少後の信号スペクトルをHDラジオ(登録商標)FMハイブリッドMP3の帯域外放射に適用されるスペクトルマスクと共に示す図である。 HDラジオ(登録商標)FMハイブリッドモードMP3のための限定された値の範囲(0.825と0.9の間の限界値)にわたるPAR減少アルゴリズムの平均PARのシミュレーション結果を示すグラフである。 HDラジオ(登録商標)FMハイブリッドモードMP3のための限定された値の範囲(0.825と0.9の間の限界値)にわたるPAR減少アルゴリズムのピークPARのシミュレーション結果を示すグラフである。 PAR減少後の信号スペクトルをHDラジオ(登録商標)FM全デジタルMP4の帯域外放射に適用されるスペクトルマスクと共に示す図である。 HDラジオ(登録商標)FMハイブリッドモードMP4のための限定された値の範囲(0.825と0.9の間の限界値)にわたるPAR減少アルゴリズムの平均PARのシミュレーション結果を示すグラフである。 HDラジオ(登録商標)FMハイブリッドモードMP4のための限定された値の範囲(0.825と0.9の間の限界値)にわたるPAR減少アルゴリズムのピークPARのシミュレーション結果を示すグラフである。 AM/PM変換特性の一例を示す。

Claims (20)

  1. OFDM信号のピーク対平均電力比を減少させる方法であって、
    一組のサブキャリアを一組のデータ記号ベクトルで変調して第1の変調済み信号を発生させ、
    第1の変調済み信号の大きさを制限して第1の制限された変調済み信号を発生させ、
    第1の制限された変調済み信号を復調して歪みのある入力記号ベクトルを復元し、
    歪みのある入力記号ベクトルを最小しきい値より大きいかそれに等しい値に限定して限定済みデータ記号ベクトルを発生させ、
    帯域外スペクトル成分を、大きさを抑制し位相を保持することにより、データ記号ベクトルと同一サイズのベクトルである所定のマスク内に収まるように限定し、
    限定済みデータ記号ベクトルを再変調するステップより成り、
    作用中でないサブキャリアはそれぞれにつき規定されたマスクの最大の大きさと関連があることを特徴とするOFDM信号のピーク対平均電力比の減少方法。
  2. OFDM信号のピーク対平均電力比をさらに減少するために請求項1のステップを反復する請求項1の方法。
  3. 歪みのある入力記号ベクトルを限定するステップは、
    前記最小しきい値をそのしきい値よりも小さい値を有する歪みのある入力記号ベクトルビットに割り当てるステップより成る請求項1の方法。
  4. 帯域外スペクトル成分を限定するステップは、
    マスクを非作用中のサブキャリアに適用するステップをさらに含む請求項1の方法。
  5. 変調ステップの前に一組のデータ記号ベクトルを等化し、
    復調ステップの後で一組のデータ記号ベクトルの等化を解除し、
    再変調ステップの前に一組のデータ記号ベクトルの等化を復活させるステップをさらに含む請求項1の方法。
  6. 等化ステップは各サブキャリアにつき複素出力利得の逆数を含むベクトルを使用する請求項5の方法。
  7. 等化ベクトルを適応的に更新するステップをさらに含む請求項6の方法。
  8. 第1の変調済み信号を振幅と位相の変調歪みについて補償するステップをさらに含む請求項1の方法。
  9. 一組のサブキャリアを一組のデータ記号ベクトルで変調するステップは、
    データ記号ベクトルに逆高速フーリエ変換を施し、
    変調済み信号に巡回プレフィックス、ガードバンド及びroot raised cosine窓関数を適用するステップより成る請求項1の方法。
  10. 復調ステップは、
    巡回プレフィックスに重み付けしそして折り畳み、
    データ記号ベクトルの高速フーリエ変換を計算するステップより成る請求項9の方法。
  11. 制限ステップはソフトクリッピングまたは圧縮モデリングより成る請求項1の方法。
  12. 歪みのある入力記号ベクトルを限定するステップは、
    記号シンボルの実数及び虚数成分に最小値を設定するステップより成る請求項1の方法。
  13. 一組のサブキャリアはデータサブキャリア及び基準サブキャリアを含み、歪みのある入力記号ベクトルの限定ステップは、
    データサブキャリアで運ばれる記号ベクトルの実数及び虚数成分に最小値を設定し、
    基準サブキャリアのコンスタレーション元の記号データベクトルに訂正するステップより成る請求項1の方法。
  14. 限定済みデータ記号ベクトル及び歪みのある入力記号ベクトルを平均化するステップをさらに含む請求項1の方法。
  15. 平均は平均の重み付け平均である請求項14の方法。
  16. OFDM信号は基準サブキャリアを含み、さらに、基準サブキャリアのコンスタレーションを復元するステップを含む請求項1の方法。
  17. OFDM信号のピーク対平均電力比を減少させる送信機であって、
    一組のサブキャリアを一組のデータ記号ベクトルで変調して第1の変調済み信号を発生させる変調器と、
    第1の変調済み信号の大きさを制限して第1の制限された変調済み信号を発生させる制限器と、
    第1の制限された変調済み信号を復調して歪みのある入力記号ベクトルを復元する復調器と、
    歪みのある入力記号ベクトルを最小しきい値より大きいかそれに等しい値に限定して限定済みデータ記号ベクトルを発生させ、帯域外スペクトル成分を、大きさを抑制し位相を保持することにより、データ記号ベクトルと同一サイズのベクトルである所定のマスク内に収まるように限定し、作用中でないサブキャリアはそれぞれにつき規定されたマスクの最大の大きさと関連があるプロセッサと、
    限定済みデータ記号ベクトルを再変調する再変調器とより成る送信機。
  18. 変調ステップの前に一組のデータ記号ベクトルを等化する等化器をさらに備えた請求項
    17の送信機。
  19. 第1の変調済み信号を振幅と位相の変調歪みについて補償する補償器をさらに備えた請求項17の送信機。
  20. OFDM信号のピーク対平均電力比を減少させる送信機であって、
    一組のサブキャリアを一組のデータ記号ベクトルで変調して第1の変調済み信号を発生させる手段と、
    第1の変調済み信号の大きさを制限して第1の制限された変調済み信号を発生させる手段と、
    第1の制限された変調済み信号を復調して歪みのある入力記号ベクトルを復元させる手段と、
    歪みのある入力記号ベクトルを最小しきい値より大きいかそれに等しい値に限定して限定済みデータ記号ベクトルを発生させ、帯域外スペクトル成分を、大きさを抑制し位相を保持することにより、データ記号ベクトルと同一サイズのベクトルである所定のマスク内に収まるように限定し、作用中でないサブキャリアはそれぞれにつき規定されたマスクの最大の大きさと関連がある発生及び限定手段と、
    限定済みデータ記号ベクトルを再変調する手段とより成る送信機。
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