JP4744091B2 - 光学活性ニトロ化合物およびシアノ化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
光学活性ニトロ化合物の合成方法として様々な方法が開発されてきており、不斉金属触媒を用いる不斉マイケル反応には、ロジウム錯体を触媒とする反応が報告されている(非特許文献1)。また、不斉銅錯体を触媒とする反応も報告されている(非特許文献2および3)。さらに、不斉マグネシウム錯体を触媒とする反応が報告されている(特許文献1、特許文献2および非特許文献4)。
このように、これらの光学活性ニトロ化合物を合成する方法は、不安定な反応剤を用いたり、用いる触媒量が多かったり、さらには高温、低温反応条件や長時間の反応が必要であるなど、必ずしも実用性が高いとは言えないものであった。
したがって、医薬品等の製造に興味深い光学活性ニトロ化合物またはシアノ化合物の合理的な合成方法のさらなる開発がなお強く求められる。
一般式(A)
更に、本発明は、前記化合物(B)のYが酸素原子で、およびZが単結合である、またはYが単結合で、およびZが酸素原子である、前記光学活性化合物の製造方法に関する。
また、本発明は、不斉金属錯体が、一般式(E)
ところで、有機化学の分野では一般に、マイケルアクセプターの電子吸引基が異なれば分子全体の電子状態が全く別のものとなってしまうため、同一の不斉触媒であっても、マイケルアクセプターの電子吸引基の種類によって、その触媒の作用は全く区々となる。例えば、ニトロアルケンは、強力な電子吸引性のニトロ基を有しているため、塩基存在下で容易にアニオン重合することが知られている。したがって、キラルなジアミンを配位子とするルテニウム触媒は、塩基性触媒であることから、該触媒がニトロアルケンとマロン酸ジエステルとの不斉マイケル反応に適用できるか否かは明らかでなかった。
以上の一般的な知見にも拘わらず、本発明は、特定の光学活性含窒素化合物と周期表第VIII族金属錯体とを作用させることにより得られる不斉触媒を、ニトロアルケンまたはシアノアルケンと1,3−ジカルボニル化合物とのマイケル反応に用いることにより、種々の医薬化合物等の合成に極めて有用な光学活性ニトロ化合物およびシアノ化合物を、室温、短時間、少ない触媒量、容易な操作で効率良く、しかも高立体選択的に製造することを可能ならしめたものであって、このことは当該技術分野に大きく貢献するものである。
芳香族単環または芳香族多環式炭化水素基として具体的には、フェニル、2-メチルフェニル、2-エチルフェニル、2-イソプロピルフェニル、2-tert-ブチルフェニル、2-メトキシフェニル、2-クロロフェニル、2-ビニルフェニル、3-メチルフェニル、3-エチルフェニル、3-イソプロピルフェニル、3-メトキシフェニル、3-クロロフェニル、3-ビニルフェニル、4-メチルフェニル、4-エチルフェニル、4-イソプロピルフェニル、4-tert-ブチルフェニル、4-ビニルフェニル、クメニル、メシチル、キシリル、1-ナフチル、2-ナフチル、アントリル、フェナントリル、インデニル基等が挙げられる。
これらの芳香族炭化水素基、芳香族複素環基、脂肪族炭化水素基または脂環式炭化水素基に結合する置換基として具体的にはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子、トリフルオロメチル基等のハロゲン原子含有炭化水素基、ヒドロキシル、アルコキシ、アシル、アルコキシカルボニル、カルボキシル基等の酸素原子含有置換基、アミノ、アルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド基等の窒素原子含有置換基、トリメチルシリル、ヒドロシリル基等のケイ素含有置換基、メルカプト、アルキルチオ基等の硫黄原子含有置換基、ホスホリル、トリフェニルホスフィニル基等のリン原子含有置換基等が例示される。遷移金属元素を含有する置換基として具体的にはフェロセニル基等の鉄含有置換基が例示される。また、R1とR2、R1とR3またはR2とR3は互いに結合して環を形成してもよい。
一般式(A)で表される化合物の具体例としては化合物群−1に示した化合物が例示され、特に適用性が高いものとしては、トランス-β-ニトロスチレン(化合物群1−1)、4-クロロ-β-ニトロスチレン(化合物群1−4)、4-メチル-β-ニトロスチレン(化合物群1−2)、シンナモニトリル(化合物群1−26)である。なお、一般式(A)で表される化合物は、化合物群−1の化合物に限定されるものではない。
ハロゲン原子は、フッ素、塩素、臭素原子などをいい、アルコキシ基は炭素数が1〜10のアルコキシ基、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基などが挙げられる。
一般式(B)で表される化合物の具体例としては図−2に示した化合物が例示され、特に適用性が高いものとしては、マロン酸ジメチル(化合物群−2−1)、マロン酸ジエチル(化合物群−2−2)、およびアセト酢酸メチル(化合物群−2−10)である。なお、一般式(B)で表される化合物は、化合物群−2の化合物に限定されるものではなく、一般式(B)の−Y−(R5)mおよび−Z−(R6)nを異なる組み合わせにすることにより、新たに結合が生成する炭素を不斉炭素とすることができる(たとえば、化合物群−2の8〜23)。
一般式(D)においてR7、R8はアルキル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、tert−ペンチル、ヘキシル基等の炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐鎖アルキル基が例示され、アリール基、例えばフェニル、ナフチル、4−メチルフェニル、3,5−ジメチルフェニル、4−メトキシフェニル基等;芳香族複素環基、例えばフリル、ピリジル基等を示す。或いはR7とR8が一緒になってテトラエチレン基(シクロヘキサン環をなす)などとなってもよい。これらの基は更に置換されていてもよく、置換基としてはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル基等の低級アルキル基、メトキシ、エトキシ基等の低級アルコキシ基、塩素原子、臭素原子、フッ素原子等のハロゲン原子から選ばれる1個もしくは2個以上の基である。R7、R8としては、フェニル基、置換基を有するフェニル基等が好ましい。
これら不斉配位子と組み合わせて用いられる周期表第VIII属金属化合物の金属種としては、ルテニウム、ロジウム、イリジウム、コバルト、鉄、ニッケル、パラジウム、白金、オスミウムが例示され、中でもルテニウムが好ましい。具体的な化合物としては、RuCl3-3H2O、[RuCl2(p-cymene)]2、[RuCl2(benzene)]2、[RuCl2(mesitylene)]2、[RuCl2(1,2,4,5-tetramethylbenzene)]2 、[RuCl2(pentamethylbenzene)]2 [RuCl2(hexamethylbenzene)]2、RuCl2(PPh3)3、[RuCl2(cod)]2、[RuCl2(CO)3]2、[Rh(cod)Cl]2、[RhCl2(pentamethylcyclopentadienyl)]2、[IR(cod)Cl]2、CoCl2、NiCl2、NiBr2、NiCl2(PPh3)2、NiBr2(PPh3)2、PdCl2、Pd(PPh3)4、PdCl2(CH3CN)2、PdCl2(PhCN)2、PtCl2(cod)、Pt(PPh3)4、RuH2(PPh3)4、RuH2(dppe)2、RuH4(PPh3)3、Ru(cod)(cot)、およびRu(cod)(benzene)などが例示され、好ましくは[RuCl2(p-cymene)]2、[RuCl2(mesitylene)]2、[RuCl2(1,2,4,5-tetramethylbenzene)]2、[RuCl2(pentamethylbenzene)]2、[RuCl2(hexamethylbenzene)]2、RuH2(PPh3)4、RuH2(dppe)2、RuH4(PPh3)3、Ru(cod)(cod)、およびRu(cod)(benzene)である。なお、上記化合物のPhはフェニル基を表し、codはシクロオクタジエン、cotはシクロオクタテトラエンを表す。
原料に対する周期表第VIII属金属化合物の量は、通常、原料に対する周期表第VIII属金属化合物のモル比(S/C)で10〜100,000を用い、好ましくは50〜500である。
触媒として使用される周期表第VIII族金属化合物に光学活性含窒素化合物が配位した不斉金属錯体は、周期表第VIII族金属化合物および光学活性含窒素化合物を反応して得られるが、この際に塩基を用いてもよく、用いる塩基としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、リチウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムイソプロポキシドなどのアルカリ金属アルコキシド、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリイソプロピルアミンなどの有機アミン類が例示される。
また、触媒として使用される周期表第VIII族金属化合物に光学活性含窒素化合物が配位した錯体としては、一般式(E)で表されるアミド錯体、および一般式(F)で表されるヒドリド錯体があげられる。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム14.8 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、トランス−β−ニトロスチレン 149 mg(1.0 mmol)、マロン酸ジメチル114 μl(1.0 mmol)、トルエン 1 mlを20mlシュレンクに入れ、30℃にて24時間攪拌した。この溶液の1H NMR定量を行なったところ、目的物の収率は94 %であった。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=80/20、SiO2)によって精製し、HPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AD、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により光学純度を測定した結果、87 %eeであった。
トランス−β−ニトロスチレン 149 mg(1.0 mmol)に対して、S/C=50で触媒を以下のように変えた以外は、実施例1と同様の条件で反応を行った。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム14.8 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、トランス−β−ニトロスチレン 149 mg(1.0 mmol)、マロン酸ジメチル114 μl(1.0 mmol)、トルエン 1 mlを20mlシュレンクに入れ、0 ℃にて60時間攪拌した。この溶液の1HNMR定量を行なったところ、目的物の収率は99 %であった。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=80/20、SiO2)によって精製し、HPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AD、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により光学純度を測定した結果、91 %eeであった。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N−(ペンタメチルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム13.7 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、トランス−β−ニトロスチレン 149 mg(1.0 mmol)、マロン酸ジメチル114 μl(1.0 mmol)、トルエン 1 mlを20mlシュレンクに入れ、−20 ℃にて48時間攪拌した。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=80/20、SiO2)によって精製したところ、目的物の収率は93%であった。目的物の光学純度をHPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AD、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により測定した結果、94%eeであった。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N−(ペンタメチルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム13.7 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、トランス−β−ニトロスチレン 149 mg(1.0 mmol)、マロン酸ジエチル152 μl(1.0 mmol)、トルエン 1 mlを20mlシュレンクに入れ、−20 ℃にて48時間攪拌した。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=80/20、SiO2)によって精製したところ、目的物の収率は89%であった。目的物の光学純度をHPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AD、ヘキサン:2−プロパノール=95:5、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により測定した結果、93%eeであった。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N−(4−tert−ブチルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム12.9 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、4−クロロ−β−ニトロスチレン 184 mg(1.0 mmol)、マロン酸ジメチル114 μl(1.0 mmol)、トルエン 1 mlを20mlシュレンクに入れ、30℃にて24時間攪拌した。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=80/20、SiO2)によって精製し、目的物を単離収率42 %で得た。HPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AD、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により目的物の光学純度を測定した結果、79 %eeであった。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N−(4−tert−ブチルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム12.9 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、4−メチル−β−ニトロスチレン 184 mg(1.0 mmol)、マロン酸ジメチル114 μl(1.0 mmol)、トルエン 1 mlを20mlシュレンクに入れ、30℃にて24時間攪拌した。この溶液の1H NMR定量を行なったところ、目的物の収率は51 %であった。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=80/20、SiO2)によって精製し、HPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AD、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により光学純度を測定した結果、82 %eeであった。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N−トリフルオロメタンスルホニル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム6.1 mg(0.01 mmol、S/C = 50)、シンナモニトリル 65 μl(0.5 mmol)、マロン酸ジメチル57 μl(0.5 mmol)、トルエン 0.5 mlを20mlシュレンクに入れ、30℃にて48時間攪拌した。この溶液の1H NMR定量を行なったところ、目的物の収率は45 %であった。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=90/10、SiO2)によって精製し、HPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AS、ヘキサン:2−プロパノール=85:15、流速1.0 ml/min、210 nmで検出)により光学純度を測定した結果、60 %eeであった。
シンナモニトリル 65 μl(0.5 mmol)に対して、S/C=50で触媒を、[(S,S)−N−メタンスルホニル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム、[(S,S)−N−(p−トルエンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム、および[(S,S)−N−メタンスルホニル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](p−シメン)ルテニウムに変えた以外は、実施例13と同様の条件で反応を行った。その結果4−シアノ−2−メトキシカルボニル−3−フェニルブタン酸メチルを製造することができた。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N−メタンスルホニル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム5.5 mg(0.01 mmol、S/C = 50)、シンナモニトリル 65 μl(0.5 mmol)、マロン酸ジエチル76 μl(0.5 mmol)、トルエン 0.5 mlを20mlシュレンクに入れ、30℃にて48時間攪拌した。この溶液の1H NMR定量を行なったところ、目的物の収率は46 %であった。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=90/10、SiO2)によって精製し、HPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AS、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により光学純度を測定した結果、56 %eeであった。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N―(ペンタメチルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム13.7 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、4−メチル−β−ニトロスチレン 1.0 mmol、マロン酸ジメチル114 μl(1.0 mmol)、トルエン 1 mlを20mlシュレンクに入れ、-20℃にて48時間攪拌した。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=80/20、SiO2)によって精製したところ、目的物を単離収率71%で得た。HPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AD、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により目的物の光学純度を測定した結果、92%eeであった。
4−メチル−β−ニトロスチレンを4−フルオロ−β−ニトロスチレンに、反応温度を30℃に、反応時間を24時間にした以外は、実施例18と同様の条件で反応を行った。その結果、単離収率60%、光学純度86%eeで目的物が得られた。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N―(ペンタメチルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム13.7 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、5-[(1E)-2-ニトロエテニル]-1,3-ベンゾジオキソール 193 mg(1.0 mmol)、マロン酸ジメチル137 μl(1.2 mmol)、トルエン 4 mlを20mlシュレンクに入れ、0 ℃にて48時間攪拌した。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=90/10、SiO2)によって精製したところ、単離収率99%で目的物を得た。目的物の光学純度をHPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AS-H、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速1.0 ml/min、210 nmで検出)により測定した結果、95%eeであった。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N―(ペンタメチルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム13.7 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、1,3-ジメトキシ-2-[(1E)-2-ニトロエテニル]-ベンゼン 209 mg(1.0 mmol)、マロン酸ジメチル137 μl(1.2 mmol)、トルエン 2 mlを20mlシュレンクに入れ、0 ℃にて72時間攪拌した。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=90/10、SiO2)によって精製したところ、単離収率81%で目的物を得た。目的物の光学純度をHPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AD、ヘキサン:2−プロパノール=95:5、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により測定した結果、90%eeであった。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N―(ペンタメチルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム13.7 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、2-[(1E)-2-ニトロエテニル]-チオフェン 155 mg(1.0 mmol)、マロン酸ジメチル137 μl(1.2 mmol)、トルエン 1 mlを20mlシュレンクに入れ、−20 ℃にて48時間攪拌した。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=90/10、SiO2)によって精製したところ、単離収率91%で目的物を得た。目的物の光学純度をHPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AD、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により測定した結果、97%eeであった。
2-[(1E)-2-ニトロエテニル]-チオフェンを2-[(1E)-2-ニトロエテニル]-フラン に替えた以外は実施例22と同様の条件で反応を行った。その結果、単離収率91%、光学純度98%eeで目的物を得た。なお、光学純度は、HPLC(ダイセル社製CHIRALCEL OD-H、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により測定した。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N―(ペンタメチルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム13.7 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、4−クロロ−β−ニトロスチレン 1.0 mmol、マロン酸ジメチル114 μl(1.0 mmol)、トルエン 1 mlを20mlシュレンクに入れ、-20℃にて48時間攪拌した。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=80/20、SiO2)によって精製したところ、目的物を単離収率24%で得た。HPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AD、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により目的物の光学純度を測定した結果、95 %eeであった。
4−クロロ−β−ニトロスチレンを4−フルオロ−β−ニトロスチレンに、替えた以外は、実施例24と同様の条件で反応を行った。その結果、単離収率83%、光学純度93 %eeで目的物が得られた。
4−クロロ−β−ニトロスチレンを3-シクロペンチルオキシ-4-メトキシ-β-ニトロスチレンに、トルエン 1 mlを2 mlに替えた以外は、実施例24と同様の条件で反応を行った。その結果、単離収率95%で目的物が得られ、その光学純度をHPLC(ダイセル社製CHIRALCEL OJ-H、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速1.0ml/min、210 nmで検出)により測定した結果、95 %eeであった。
アルゴン雰囲気下、[(S、S)−N―(ペンタメチルベンゼンスルホニル)−1,2−ジフェニルエチレンジアミン](ヘキサメチルベンゼン)ルテニウム13.7 mg(0.02 mmol、S/C = 50)、トランス−β−ニトロスチレン149 mg(1.0 mmol)、ジメチルメチルマロネート160 μl(1.2 mmol)、トルエン 1 mlを20mlシュレンクに入れ、-20 ℃にて48時間攪拌した。反応溶液をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/アセトン=90/10、SiO2)によって精製したところ、単離収率94%で目的物を得た。目的物の光学純度をHPLC(ダイセル社製 CHIRALPAK AD、ヘキサン:2−プロパノール=95:5、流速0.5 ml/min、210 nmで検出)により測定した結果、97%eeであった。
ジメチルメチルマロネートをアセト酢酸メチルに替えた以外は、実施例27と同様の条件で反応を行った。その結果、単離収率95%で目的物が得られた。生成物を塩酸水溶液で加熱して脱炭酸反応を行い、光学純度をHPLC(ダイセル社製 CHIRALCEL OJ-H、ヘキサン:2−プロパノール=95:5、流速1.0 ml/min、210 nmで検出)により測定した結果、光学純度58%eeで目的物が得られた。
ジメチルメチルマロネートをイソブチリル酢酸メチルに替えた以外は、実施例27と同様の条件で反応を行った。その結果、単離収率 97 %で目的物が得られた。生成物を塩酸水溶液で加熱攪拌し、脱炭酸反応を行い、その生成物の光学純度をHPLC(ダイセル社製CHIRALCEL OJ-H、ヘキサン:2−プロパノール=95:5、流速1.0ml/min、210 nmで検出)により測定した結果、94 %eeであった。
ジメチルメチルマロネートをメチルプロピオニルアセテートに替えた以外は、実施例27と同様の条件で反応を行った。その結果、単離収率 97 %で目的物が得られた。生成物を塩酸水溶液で加熱攪拌し、脱炭酸反応を行い、その生成物の光学純度をHPLC(ダイセル社製CHIRALCEL OJ-H、ヘキサン:2−プロパノール=90:10、流速1.0ml/min、210 nmで検出)により測定した結果、89 %eeであった。
ジメチルメチルマロネートをエチルベンゾイルアセテートに替えた以外は、実施例28と同様の条件で反応を行った。その結果、単離収率 96 %で目的物が得られ、その光学純度をHPLC(ダイセル社製CHIRALPAK AD、ヘキサン:エタノール=95:5、流速1.0ml/min、210 nmで検出)により測定した結果、93 %eeであった。
ジメチルメチルマロネートをアセチルアセトンに替えた以外は、実施例27と同様の条件で反応を行った。その結果、単離収率90%で目的物が得られた。
以上、全ての実施例を表−2にまとめた。
Claims (4)
- 一般式(A)
一般式(B)
一般式
または、
一般式(F)
を反応させることを特徴とする
一般式(C)
- Xがシアノ基である、請求項1記載の製造方法。
- YおよびZがともに酸素原子である、請求項1または2に記載の光学活性化合物の製造方法。
- Yが酸素原子で、およびZが単結合である、またはYが単結合で、およびZが酸素原子である、請求項1または2に記載の光学活性化合物の製造方法。
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