JP4742567B2 - 光走査装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光走査装置、及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられ、光ビームを走査して感光体ドラム上に潜像を形成する光走査装置が知られている。
さて、光走査装置のシャーシにポリンゴンモータの取付穴を複数設け、4面ポリンゴンモータ、6面ポリゴンモータ、8面ポリンゴンモータなどの複数種類のポリンゴンモータを一つのシャーシに取付可能とすることでシャーシを共有化し、工数及び価格を低減した光走査装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
しかし、異なる面数のポリンゴンモータに変更可能であっても、画像形成装置のプロセススピードが大幅に異なる等の仕様の違いには対応できなかった。よって、このような場合、仕様の異なる複数の光走査装置を製造し用意する必要があった。
また、単一のポリゴンミラーで複数の光ビームを対向走査する光走査装置において、複数の反射鏡、スキュー調整手段、検知手段をサブフレームに搭載し、本体フレームから脱着可能とすることで粗調微調を可能とし、調整時間を短くしたものがある。(例えば、特許文献2参照)。
しかし、単一のポリゴンミラーで光ビームを対向走査する構成であるので、ポリゴンミラーの面間距離を変えることはできない。よって、仕様が異なる場合は、やはり異なる仕様の異なる複数の光走査装置を製造し用意する必要があった。また、サブフレームと本体フレームとが異なる挙動をすると各光ビームがバラバラに変動するため、カラーレジズレ(色ズレ)が発生する可能性があった。
特開平10−104540号公報 特開2000−180773号公報
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、異なる仕様の光走査装置を低コストで容易に製造することを目的とする。
請求項1に記載の光走査装置は、一つ又は複数の光源から照射された複数の光ビームを、一つの回転多面鏡の一面で、複数の被走査体上に走査して結像させる光走査装置において、少なくとも、前記光源と、前記回転多面鏡と、該光源と該回転多面鏡との間の光路に配設された結像光学系と、で構成する第一光学系と、前記回転多面鏡で反射し走査した前記複数の光ビームを複数の被走査面上に結像させる第二光学系と、前記第二光学系からの前記複数の光ビームを前記各被走査面に振り分けて導く第三光学系と、前記第一光学系と前記第二光学系とを保持する第一光学箱と、前記第三光学系を保持すると共に、前記各被走査面に振り分けられた一つ又は複数の前記光ビームを出射する出射窓を複数有する第二光学箱と、を備え、前記第二光学箱は、アンダーフィールド系の前記第一光学系が保持されたアンダーフィールド系の前記第一光学箱と、オーバーフィールド系の前記第一光学系が保持されたオーバーフィールド系の前記第一光学箱と、のいずれとも結合可能に構成され、前記アンダーフィールド系の第一光学系は、前記回転多面鏡に入射する前記光ビームの走査方向の幅が前記一面よりも幅狭とされ、前記オーバーフィールド系の第一光学系は、前記アンダーフィールド系よりも前記回転多面鏡が高速回転すると共に、前記回転多面鏡に入射する前記光ビームの走査方向の幅が前記一面よりも幅広とされ、前記アンダーフィールド系の第一光学箱と、前記オーバーフィールド系の第一光学箱と、のいずれか一方を選択し、前記第二光学箱と結合されていることを特徴としている。
請求項5に記載の光走査装置は、第一光学系と第二光学系とを保持する第一光学箱と、第三光学系を保持する第二光学箱と、を結合し構成している。そして、アンダーフィールド系の第一光学系を保持するアンダーフィールド系の第一光学箱と、オーバーフィールド系の第一光学系を保持するオーバーフィールド系の第一光学箱と、のいずれか一方を選択し、第二光学箱に結合されている。
したがって、共通の第二光学箱で、保持されている第一光学系が異なる光走査装置、つまり仕様の異なる光走査装置を低コストで容易に製造できる。
また、第一光学系と第二光学系とは第一光学箱に保持され、光ビームを各被走査面に振り分けて導く第三光学系は第二光学箱に保持されている。よって、第一光学箱と第二光学箱との挙動が何らかの原因で異なっても、第三光学系に入射する各光ビームは揃って移動する。したがって、第三光学系で各被走査体に振り分けて導くことに対する影響が少ない。
請求項2に記載の光走査装置は、請求項1に記載の構成において、前記第一光学箱、及び前記第二光学箱は、開放面と前記開放面に対向する底面とを備え、前記第一光学箱の開放面と前記第二光学箱の底面とを、又は、前記第一光学箱の底面と前記第二光学箱の開放面とを、結合することを特徴としている。
請求項2に記載の光走査装置は、第一光学箱の開放面と第二光学箱の底面とを、又は、第一光学箱の底面と第二光学箱の開放面とを、結合している。よって、第一光学箱と第二光学箱とのいずれか一方は、結合によって開放面が底面で蓋をされる構成となり、強度が向上する。
請求項3に記載の光走査装置は、請求項1に記載の構成において、前記第一光学箱、及び前記第二光学箱は、開放面と前記開放面に対向する底面とを備え、前記第一光学箱と前記第二光学箱の開放面同士を結合することを特徴としている。
請求項3に記載の光走査装置は、第一光学箱と第二光学箱の開放面同士を結合している。よって、第一光学箱と第二光学箱との底面が光学箱の蓋となる構成となるので、光学箱に別途蓋が必要ない。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光走査装置を備え、前記被走査体は、前記光ビームによって潜像が形成される感光体であることを特徴としている。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光走査装置を備えているので、例えば、画像形成装置のバリエーションとして、感光体の配置は同一で、感光体に形成する潜像の解像度や速度などの仕様変更がある場合、仕様変更に対応した光走査装置を低コストで容易に製造できる。
以上説明したように本発明によれば、異なる仕様の光走査装置を低コストで容易に製造できるという効果がある。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る光走査装置100を備える画像形成装置1を示す概略構成図である。なお、画像形成装置1は、電子写真方式によって記録用紙Pにフルカラー画像を形成する、所謂タンデム型のフルカラープリンタである。
画像形成装置1は、イエロー(Y)用、マゼンタ(M)用、シアン(C)用、及び ブラック(K)用の4つの感光体ドラム40Y、40M、40C、40Kが、一列に並んでいる。感光体ドラム40Y、40Mには第1の中間転写体51が接触し、感光体ドラム40C、40Kには中間転写体52が接触している。そして、これら二つの第1の中間転写体51、52には第2の中間転写体53が接触している。
第2の中間転写体53と対向する位置に転写ロール60が設けられている。そして、転写ロール60と第2の中間転写体53との間に記録用紙Pをニップして搬送し、第2の中間転写体53上のトナー画像を記録用紙Pに転写させる。
記録用紙Pの搬送路下流に定着装置70が設けられ、記録用紙Pを加熱・加圧して前記トナー画像を記録用紙P上に定着させる。
さて、画像形成が開始されると、各感光体ドラム40Y〜40Kの表面が一様に帯電され、光走査装置100から出力画像に対応した光ビーム10Y〜10Kが、帯電後の感光体ドラム40Y〜40Kの表面に照射され、感光体ドラム40Y〜40K上に各色分解画像に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像に対して、現像装置30Y〜30Kが選択的に各色、すなわちY〜Kのトナーを付与し、感光体ドラム40Y〜40K上にY〜K色のトナー画像が形成される。
その後、マゼンタ用の感光体ドラム40Mから、第1の中間転写体51へとマゼンタのトナー画像が一次転写される。また、イエロー用の感光体ドラム40Yから、第1の中間転写体51へとイエローのトナー画像が一次転写され、第1の中間転写体51上で前記マゼンタのトナー画像に重ね合わされる。一方、同様にブラック用の感光体ドラム40Kから、第1の中間転写体52へとブラックのトナー画像が一次転写される。また、シアン用の感光体ドラム40Cから、第1の中間転写体52へとシアンのトナー画像が一次転写され、第1の中間転写体52上で前記ブラックのトナー画像に重ね合わされる。
第1の中間転写体51へ一次転写されたマゼンタとイエローのトナー画像は、第2の中間転写体53へ二次転写される。一方、第1の中間転写体52へ一次転写されたブラックとシアンのトナー画像も、第2の中間転写体53へ二次転写され、ここで先に二次転写されているマゼンタ 、イエローのトナー画像と、シアンおよびブラックのトナー画像とが重ね合わされ、カラー(3色)とブラックのフルカラートナー画像が第2の中間転写体53上に形成される。
二次転写されたフルカラートナー画像は、第2の中間転写体53と転写ロール60との間のニップ部分に達する。そのタイミングに同期して、レジストロール対55から記録シートとしての記録用紙Pが当該ニップ部分に搬送され、記録用紙P上にフルカラートナー画像が三次転写(最終転写)される。
この記録用紙Pは、その後、定着装置70に送られ、加熱ロール71と加圧ロール72とのニップ部分を通過する。その際、加熱ロール71と加圧ロール72とから与えられる熱と圧力との作用により、フルカラートナー画像が記録用紙Pに定着する。定着後、記録用紙Pは排出され、記録用紙Pへのフルカラー画像形成が終了する。
つぎに、本発明の第一の実施形態に係る光走査装置100について説明する。
図3(B)に示すように、光走査装置100は、光学箱105を備えている。光学箱105は、境界部108を境に第一ケース部104と第二ケース部106とに別れている。
光走査装置100は、まず、第一ケース部104に保持されている各種光学部品によって、各感光体ドラム40Y〜40Kに照射する4本の光ビーム10Y〜10Kを各感光体ドラム40Y〜40Kの軸方向に走査偏向させる。そして、境界部108の中央部分にあけられた窓108Aから近接した4本の光ビーム10Y〜10Kとして第二ケース部106に出射する。境界部108の窓108Aから近接した4本の光ビーム10Y〜10Kは、第二ケース部106に保持された各種光学部品によって、4本の光ビーム10Y〜10Kを感光体ドラム40Y〜40Kへと振り分け導いている。
つぎに、第二ケース部106の各種光学部品について説明する。
窓108Aから出射し、近接した4本の光ビーム10Y〜10Kは、光分離多面鏡110によって各感光体ドラム40Y〜40Kの配列位置に応じた方向に分離される。光分離多面鏡110で分離された4本の光ビーム10Y〜10Kは、反射ミラー112Y〜112Kによって反射する。反射ミラー112Y〜112Kで反射した光ビーム10Y〜10Kは最終ミラー114Y〜114Kによって、それぞれ対応する各感光体ドラム40Y〜40Kに導かれる。
つぎに、第一ケース部104に保持されている各種光学部品と各種光学部品の取り付けについて説明する。
図2、図3(A)、図4(A)は、光走査装置100の第一ケース部104を平面視した図である。ただし、図2は、第一Fθレンズ120,第二Fθレンズ122,折返ミラー124以外の各種光学部品が保持されていない状態を図示している。なお、以下、各図面を用いて説明する場合の「上下左右」は、各図における「上下左右」であって、画像形成装置1に搭載された状態での「上下左右」とは一致しない場合がある。
図2に示すように、第一ケース部104の左上方には、各色に対応した光ビーム10Y〜10Kを出射する光源である各シングルレーザビームアレイ152Y〜152K(図3(A)参照)が取り付けられる第一レーザビームアレイ取付部252が形成されている。第一レーザビームアレイ取付部252の右横には、反射ミラー154(図3(A)参照)が取り付けられる第一反射ミラー取付部254が形成されている。左下方には反射ミラー156(図3(A)参照)が取り付けられる第一反射ミラー取付部256が形成されている。第一反射ミラー取付部256の上方には、レンズ158(図3(A)参照)が取り付けられる第一レンズ取付部258が形成され、更に上方には反射ミラー160(図3(A)参照)が取り付けられる第一レンズ取付部260が形成されている。
一方、第一ケース部104の右下方には、各色に対応した4本の光ビーム10Y〜10Kを出射するマルチレーザビームアレイ352(図4(A)参照)が取り付けられる第二レーザビームアレイ取付部452が形成されている。第二レーザビームアレイ取付部452の上方には、レンズ354(図4(A)参照)が取り付けられる第二レンズ取付部454が形成され、更に上方には、反射ミラー356(図4(A)参照)が取り付けられる第二反射ミラー取付部456が形成されている。右側方には反射ミラー358(図4(A)参照)が取り付けられる第二反射ミラー取付部458が形成されている。第二反射ミラー取付部458の左斜め下方には、レンズ360,362,364(図4(A)参照)が取り付けられる第二レンズ取付部460,462,464が形成されている。
第一ケース部104の中央部下方には、異なる種類、本実施形態ではアンダーフィールド用回転多面鏡552(図3(A)参照)が取り付けられる取付穴652と、オーバーフィールド用回転多面鏡554(図4(A)参照)が取り付けられる取付穴654が形成された回転多面鏡取付部650が設られている。換言すると、回転多面鏡取付部650には、オーバーフィールド用回転多面鏡554とアンダーフィールド用回転多面鏡552とのいずれか一方を選択して取り付けることできる。
回転多面鏡取付部650の上方には、第一Fθレンズ120,第二Fθレンズ122,折返ミラー124が配設されている。
なお、以下では、第一Fθレンズ120,第二Fθレンズ122,折返ミラー124を総称して第二光学系102と言うことがある。また、シングルレーザビームアレイ152Y〜152K、アンダーフィールド用回転多面鏡552、反射ミラー154,156,160、レンズ158を総称して「アンダーフィールド光学系の第一光学系230」(図3参照)、マルチレーザビームアレイ352,オーバーフィールド用回転多面鏡554、反射ミラー356,358、レンズ354,360,362,364を総称して「オーバーフィールド光学系の第一光学系240」(図4参照)と言うことがある。更に、光分離多面鏡110,反射ミラー112Y〜112K,最終ミラー114Y〜114Kを総称して第三光学系103と言うことがある。
そして、第一ケース部104には、オーバーフィールド光学系の第一光学系230とアンダーフィールド光学系の第一光学系240のいずれか一方を選択して取り付けることができる。
なお、アンダーフィールド光学系とは、図6に示すように、アンダーフィールド用回転多面鏡552の反射面502の幅D1より幅狭のビーム幅D2の光ビーム10Y〜10Kを入射させて、反射面502により入射した光ビーム10Y〜10Kをすべて出射(反射)する光学系である。また、オーバーフィールド光学系とは、図7に示すように、オーバーフィールド用回転多面鏡554の反射面504の幅d1より幅広のビーム幅d2の光ビーム10Y〜10Kを入射させて、反射面504により入射した光ビーム10Y〜10Kの一部を出射(反射)する光学系である。
なお、オーバーフィールド光学系は、アンダーフィールド光学系よりも回転多面鏡の径を小さくできるため、面数を増加しても回転多面鏡の大径化を避けることができ、軽量化及び慣性モーメントの小化により高速回転化対応が可能となる。つまり、画像形成装置1のプロセス速度が早い場合には、オーバーフィールド光学系の方が対応しやすく適している。
つぎに、第一ケース部104へのアンダーフィールド光学系の第一光学系230の取り付けについて説明する。
図3(A)に示すように、第一レーザビームアレイ取付部252に各色に対応した各シングルレーザビームアレイ152Y〜152Kを、第一反射ミラー取付部254,256,260に反射ミラー154,156,160を、第一レンズ取付部258にレンズ158を、それぞれ取り付ける。また、回転多面鏡取付部650の取付穴652にアンダーフィールド用回転多面鏡552を取り付ける。
なお、第二レーザビームアレイ取付部452、第二反射ミラー取付部458,456、第二レンズ取付部454,460,462,464には、何も取り付けない。
このようにして、第一ケース部104にアンダーフィールド光学系の第一光学系230が取り付けられる。つまり、アンダーフィールド光学系の光走査装置100Aとなる。
このアンダーフィールド光学系の光走査装置100Aは、各シングルレーザビームアレイ152Y〜152Kから出射した各色光ビーム10Y〜10Kは、反射ミラー154,156で反射した後レンズ158を透光し、反射ミラー160で反射してアンダーフィールド用回転多面鏡552に入射する。なお、前述したように、アンダーフィールド用回転多面鏡552の反射面502の幅D1より幅狭のビーム幅D2の光ビーム10Y〜10Kが入射する。(図6参照)。そして、アンダーフィールド用回転多面鏡552の反射面502により光ビーム10Y〜10Kの全てを第二光学系へと反射し走査する。
つぎに、第一ケース部104へのオーバーフィールド光学系の第一光学系240の取り付けについて説明する。
図4(A)に示すように、第二レーザビームアレイ取付部452にマルチレーザビームアレイ352を、レンズ取付部454,460,462,464にレンズ354,360,362,364を、第二反射ミラー取付部456,458に反射ミラー356,358を、それぞれ取り付ける。また、回転多面鏡取付部650の取付穴654にオーバーフィールド用回転多面鏡554を取り付ける。
なお、第一レーザビームアレイ取付部252、第一反射ミラー取付部254,256,260、第一レンズ取付部258には、何も取り付けない。
このようにして、第一ケース部104にオーバーフィールド光学系の第一光学系240が取り付けられる。つまり、オーバーフィールド光学系の光走査装置100Bとなる。
このオーバーフィールド光学系の光走査装置100Bは、マルチレーザビームアレイ352から出射した光ビーム10Y〜10Kは、レンズ354を透光した後、反射ミラー456,458で反射し、レンズ360,362,364を透光してオーバーフィールド用回転多面鏡554に入射する。なお、前述したように、オーバーフィールド用回転多面鏡554の反射面504の幅d1より幅広のビーム幅d2の光ビーム10Y〜10Kが入射する。(図7参照)。そして、オーバーフィールド用回転多面鏡554の反射面504により光ビーム10Y〜10Kの一部を第二光学系へと反射し走査する。
さて、前述したように、アンダーフィールド光学系の第一光学系230を取り付けた場合と、オーバーフィールド光学系の第一光学系240とを取り付けた場合とでは、アンダーフィールド用回転多面鏡552の反射面502及びオーバーフィールド用回転多面鏡554の反射面504に入射する光ビーム10Y〜10Kのビーム幅D2,d2が異なる構成となっている(図6,図7参照)。つまり、アンダーフィールド光学系の第一光学系230及びオーバーフィールド光学系の第一光学系240のいずれかを選択し、取り付けが可能となっている。
なお、図5に示すように、シングルレーザビームアレイ152Y〜154Kからアンダーフィールド用回転多面鏡552の反射面502までの光路長L1=A+B+C+Dと、マルチレーザビームアレイ352からオーバーフィールド用回転多面鏡554の反射面504までの光路長L2=a+b+cとが異なる構成となっている(本実施形態では、L1>L2)。更に、複数の光ビーム10Y〜10Kを、一つのアンダーフィールド用回転多面鏡552及びオーバーフィールド用回転多面鏡554の、いずれも一面の反射面502,504で反射している。
したがって、アンダーフィールド光学系の第一光学系230(図3参照)とオーバーフィールド光学系の第一光学系240(図4参照)とのいずれを選択して取り付けても、第一ケース部104の第一Fθレンズ120,第二Fθレンズ122,折返ミラー124を共通にできる。また、4本の光ビーム10Y〜10Kを各感光体ドラム40Y〜40Kへと振り分けて導いている各種光学部品を保持している第二ケース部106も共通にできると共に、同じ位置の各感光体ドラム40Y〜40Kに光ビーム10Y〜10Kが結像する。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
いままで説明したように、第一ケース部104には、オーバーフィールド光学系の第一光学系230、及びアンダーフィールド光学系の第一光学系240のいずれか一方を選択して取り付けることができる。よって、プロセススピードの仕様変更に対して幅広く対応できる。また、光路長L1と光路長L2とが異なり、また、図5を観ると判るように、反射面502,504までの光路も異なる。よって、感光体ドラム40Y〜40K上に結像するビーム径等の仕様変更にも対応できる。つまり、容易に低コストで異なる仕様の光走査装置100A,100Bとすることができる。
したがって、例えば、画像形成装置1のバリエーションとして、感光体ドラム40Y〜40Kの配置が同じで、プロセススピードや解像度などが大幅に異なる仕様を設けても、異なる仕様に対応した光走査装置100A,100Bを低コストで容易に製造し対応できる。
つぎに、本発明の第二の実施形態に係る光走査装置200について説明する。なお、第一の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
第二の実施形態の光走査装置200は、図10に示すように、開放面204B,205Bと開放面204B,205Bに対向する底面204C,205Cとを備える箱状の第一光学箱204,205(図8と図9を参照)のいずれか一方と、開放面206Bと開放面206Bに対向する底面206Cとを備える箱状の第二光学箱206とを、開放面204Bと開放面206Bとが同一方向で重ねて結合し構成している。換言すると、第二光学箱206の開放面206Bを第一光学箱204,205の底面204C,205Cで蓋をするように重ねて結合し構成している。
第一光学箱204と第一光学箱205との内部には、第二光学系を構成する第一Fθレンズ120,第二Fθレンズ122,折返ミラー124は同じ配置位置に同じ部品が保持されている。(図8と図9とを参照)。
その他の第一光学系を構成する各種光学部品は、保持している各種光学部品の種類(仕様)と配置位置とが異なっている。(図8と図9とを参照)。
具体的には、図8に示すように、第一光学箱204は、アンダーフィールド光学系の第一光学系302(各色に対応した各シングルレーザビームアレイ282Y〜282K、反射ミラー284,286,290、レンズ288、アンダーフィールド用回転多面鏡292)が搭載されている。また、図9に示すように、第一光学箱205は、オーバーフィールド光学系の第一光学系304(マルチレーザビームアレイ272、レンズ274,281,283,285、反射ミラー276,278、オーバーフィールド用回転多面鏡287)が搭載されている。
したがって、第二光学系とアンダーフィールド光学系の第一光学系302とが搭載された第一光学箱204と第二光学箱206とを結合すると、アンダーフィールド光学系の光走査装置200Aとなり(図8参照)、第二光学系とオーバーフィールド光学系の第一光学系304とが搭載された第一光学箱205と第二光学箱206とを結合すると、オーバーフィールド光学系の光走査装置200Bとなる(図9参照)。なお、アンダーフィールド光学系の光走査装置200Aと、オーバーフィールド光学系の光走査装置200Bとは、第一の実施形態と同様に光源(シングルレーザビームアレイ282Y〜282Kとマルチレーザビームアレイ272)や光路長も異なるので、感光体ドラム40Y〜40K上に結像されるビーム径等の仕様も異なる。
光走査装置200A,200Bは、第一光学箱204,205に保持されている各種光学部品によって、各感光体ドラム40Y〜40Kに照射する4本の光ビーム10Y〜10Kを各感光体ドラム40Y〜40Kの軸方向に走査偏向させて、第一光学箱204,205の底面204C,205Cの中央部部にあけられた窓204A,205Aから近接した4本の光ビーム10Y〜10Kとして第二光学箱206に出射する。
近接した4本の光ビーム10Y〜10Kは、第一実施形態と同様、光分離多面鏡110によって各感光体ドラム40Y〜40Kの配列位置に応じた方向に分離される。光分離多面鏡110で分離された4本の光ビーム10Y〜10Kは、反射ミラー112Y〜112Kによって反射する。反射ミラー112Y〜112Kで反射した光ビーム10Y〜10Kは最終ミラー114Y〜114Kによって反射して第二光学箱206の底面206Cにあけられた窓206Y〜206Kから出射し、それぞれ対応する各感光体ドラム40Y〜40Kに導かれる。
なお、第二の実施形態の変形例として、図11に示すように第一光学箱208の開口206Bと第二光学箱206の開口208Bとを結合する構成であっても良い。なお、この場合、第一光学箱208の内部の配置は、各種光学部品の配置は同様であるが、折返ミラー124(図8,図9参照)での反射方向が逆となる。
また、図示は省略するが、第一光学箱と第二光学箱とを逆に重ね合わせる構成であっても良い。(例えば、図6では上下逆となる構成)。
つぎに、第二の施形態の作用について説明する。
アンダーフィールド光学系の第一光学系302が搭載された第一光学箱204と、オーバーフィールド光学系の第一光学系304が搭載された第一光学箱205と、のいずれか一方を選択して第二光学箱206とを結合することで、アンダーフィールド光学系の光走査装置200Aとオーバーフィールド光学系の光走査装置200Bとなる。
よって、第一の実施形態と同様に、異なる仕様の光走査装置200A,200Bを低コストで容易に製造することができる。
したがって、例えば、画像形成装置1(図1参照)のバリエーションとして、感光体ドラム40Y〜40Kの配置位置が同じで、プロセススピードや解像度などが異なる仕様を設けても、異なる仕様の光走査装置200A,200Bを低コストで容易に製造し対応できる。
また、第一光学系と第二光学系が保持された第一光学箱204,205,208と、第三光学系が保持された第二光学箱206とに分割されている。つまり、4本の光ビーム10Y〜10Kを各感光体ドラム40Y〜40Kへと振り分けて導く前で分割されている。よって、第一光学箱204,205,208と第二光学箱206との挙動が異なっても、4本の光ビーム10Y〜10Kが揃って第二光学箱206の光分離多面鏡110への入射位置が移動する。このため、各感光体ドラム40Y〜40Kへの分離・振り分けに対しては影響が少ない。また、各感光体ドラム40Y〜40Kの照射位置もバラバラでなく揃って一緒に移動するので、各光ビーム10Y〜10Kのバラバラに移動した場合に発生する色ズレ(カラーレジずれ)に影響が少ない。例えば、図1で各光ビーム10Y〜10Kが揃って上下しても色ズレ(カラーレジずれ)に対しての影響は無いが、光ビーム10Yだけが上下すると色ズレ(カラーレジずれ)が発生する。
更に、このように複数の光ビーム10Y〜10Kを出射する構成の光学装置は、光学箱の内部に各種光学部品が複雑に多数搭載されるので、光学箱の内部にリブ等の補強部材を設けることが困難である。よって、図15に示すように、一つの光学箱990では強度が弱くなるが、図10(B)に示すように、第一光学箱204,205と第二光学箱206とを結合すると、第二光学箱206の開放面206Bが、第一光学箱204,205の底面204C,205Cで蓋をされ、また、一つの箱の高さがH1,H2と低くなるので、強度が向上する。また、変形例の場合(図11参照)は、蓋を別途設ける必要がない。
つぎに第二の実施形態の第一光学箱204,205,208と第二光学箱206との具体的な実施例を説明する。なお、下記で示す、第一から第三の実施例では、第一光学箱204,205の底面204C,205Cの中央部部にあけられた窓204A,205A、及び第二光学箱206の底面206Cにあけられた窓206Y〜206Kの説明と図示とを省略している。また、各図の(A)は変形例(図11参考)の第一光学箱のみを示し、第二光学箱は省略している。
[第一実施例]
図12(B)に示すように、第二光学箱1100は、全体が六面体形状の箱形状をしている。また、一面が開放した開放面1114となり、この開放面1114と対向した面が底面1116である。開放面1114の両端部には、外側に張り出したツバ部1112が一対形成されている。ツバ部1112の両端部分には、ビス孔1118が形成され、中央部分には位置決めピン1120が突接している。
第一光学箱1150は、全体が六面体形状の箱形状をしている。また、一面が開放した開放面1154となり、この開放面1154と対向した面が底面1156である。底面1156の両端部には、外側に張り出したツバ部1152が一対形成されている。ツバ部1152には、ビス孔1118に対応した位置に孔1158が形成され、位置決めピン1120に対応した位置決孔1160が形成されている。
そして、第一光学箱1150の底面1156で、第二光学箱1100の開放面1114に蓋をするように、第二光学箱1100のツバ部1112と第一光学箱1150のツバ部1152を合わせ、位置決めピン1120と位置決孔1160とで位置決し、ビス800で固定する。
また、第二の実施形態の変形例(図11参考)の場合は、図12(A)に示すように、第一光学箱1151は、開放面1115と対向した面が上面1157で、開放面1115の両端部に外側に張り出したツバ部1153が一対形成されている。ツバ部1153には、ビス孔1118に対応した位置に孔1159が形成され、位置決めピン1120に対応した位置決め孔1161が形成されている。
そして、第一光学箱1151の開放面1155と第二光学箱1100の開放面1114とが合わさるように、第一光学箱1151のツバ部1153と第二光学箱1100のツバ部1112とを合わせ、位置決めピン1120と位置決め孔1161とで位置決し、ビス800で固定する。
[第二実施例]
図13(B)に示すように、第二光学箱1200は、全体が六面体形状の箱形状をしている。また、一面が開放した開放面1222となり、この開放面1222と対向した面が底面1224ある。また、第二光学箱1200の内部の四隅には、四角柱状の支柱部1226が形成されている。各支柱部1226の上面には、ビス孔1228が形成されている。また、支柱部1226の二つの上面には、更に位置決めピン1230が突接している。
第一光学箱1250は箱形状をしている。底面1254は四角形状であるが、底面1254に対向する開放面1252の四隅は、第二光学箱1200の支柱部1226に対応した凹みが形成されている。つまり、側壁面1256は、第二光学箱1200の支柱部1126に対応した部分を避けて形成されている。そして、底面1254の四隅に形成される第二光学箱1200の支柱部1226に対応した各四角部1258には、ビス孔1228に対応した孔1260が形成され、四角部1258の二つには、更に位置決めピン1230に対応した位置決め孔1262が形成されている。
そして、第一光学箱1250の底面1254で、第二光学箱1200の開放面1222に蓋をするように、第二光学箱1200の支柱部1226の上面と第一光学箱1250の四角部1258を合わせ、位置決めピン1230と位置決め孔1262とで位置決し、ビス800で固定する。
また、第二の実施形態の変形例(図11参考)の場合は、図13(A)に示すように、第一光学箱1251の開放面1253の四隅に、第二光学箱1200の支柱部1226に対応した四角部1259が形成されている。つまり、各四角部1259と開放面1253とが組み合わさると四角形となる。また、各四角部1259には、ビス孔1228に対応した孔1261が形成され、更に四角部1259の二つには、位置決めピン1230に対応した位置決め孔1263が形成されている。
側壁面1257は四角部1259を避けて形成され、その上に上面1255が形成されている。
そして、第一光学箱1251の開放面1253と第二光学箱1200の開放面1222とが合わさるように、第二光学箱1200の支柱部1226の上面と第一光学箱1251の四角部1259とを合わせ、位置決めピン1230と位置決め孔1262とで位置決し、ビス800で固定する。
[第三実施例]
図14(B)に示すように、第二光学箱1300は、全体が六面体形状の箱形状をしている。また、一面が開放した開放面1302となり、この開放面1302と対向した面が底面1304である。また、第二光学箱1300は外壁1310の内側に内壁1312が形成されている。外壁1310と内壁1312との間は複数の隔壁1314で仕切られている。また、外壁1310と内壁1312との間の開放面1302側には、四角面1320が各辺ごとに形成されている。各四角面1320には、ビス孔1322が形成されている。更に、四角面1320の二つには、位置決めピン1324が突接している。
第一光学箱1350は、第二光学箱1300とは、四角面1358が底面側1354側に形成され、四角面1358にビス孔1322に対応した孔1352と、位置決めピン1324に対応した位置決め孔1353と、が形成されている以外は、同じである。
そして、第一光学箱1350の底面1354で、第二光学箱1300の開放面1302に蓋をするように、第一光学箱1350の四角面1358と第二光学箱1300の四角面1320とを合わせ、位置決めピン1324と位置決め孔1353とで位置決し、ビス800で固定する。
また、第二の実施形態の変形例(図11参考)の場合は、図14(A)に示すように、第一光学箱1360は、第二光学箱1300を上下を逆さにし、四角面1358にビス孔1322に対応した孔1362と、位置決めピン1324に対応した位置決め孔1364と、が形成されている構成である。
そして、第一光学箱1360の開放面1366と第二光学箱1300の開放面1302とが合わさるように、第一光学箱1360の四角面1370と第二光学箱1300の四角面1320とを合わせ、位置決めピン1324と位置決め孔1364とで位置決し、ビス800で固定する。
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、入射幅(D1とD2)、光源(シングルレーザービームとマルチレーザービーム)、光路長(L1とL2)、光路(図5、図8と図9参照)が異なっていたが、これに限定されない。いずれか一つ以上が異なっていれば良い。あるいは、その他が異なっていても良い。また、2種類に限らず、3種類以上の仕様の違いを選択できる構成であっても良い。
画像形成装置の構成を模式的に示す図である。 本発明の第一の実施形態に係る光走査装置の第一ケース部を、第一光学系が取り付けられていない状態で平面視した図である。 本発明の第一の実施形態に係る光走査装置の第一ケース部にアンダーフィールド光学系の第一光学系を取り付けた状態を示し、(A)は第一ケース部を平面視した図であり、(B)は断面図である。 本発明の第一の実施形態に係る光走査装置の第一ケース部にオーバーフィールド光学系の第一光学系を取り付けた状態を示し、(A)は第一ケース部を平面視した図であり、(B)は断面図である。 本発明の第一の実施形態に係る光走査装置の第一ケース部に、アンダーフィールド光学系の第一光学系を取り付けた場合とオーバーフィールド光学系の第一光学系を取り付けた場合とで、光路と光路長とが異なることを説明する説明図である。 本発明の第一の実施形態に係る光走査装置の第一ケース部にアンダーフィールド光学系の第一光学系を取り付けた場合に、アンダーフィールド用回転多面鏡の反射面に入射する光ビームのビーム幅を説明する説明図である。 本発明の第一の実施形態に係る光走査装置の第一ケース部にオーバーフィールド光学系の第一光学系を取り付けた場合に、オーバーフィールド用回転多面鏡の反射面に入射する光ビームのビーム幅を説明する説明図である。 本発明の第二の実施形態に係る光走査装置であって、第二光学箱とアンダーフィールド光学系の第一光学系を取り付けた第一光学箱とを結合した状態を示し、(A)は第一光学箱を平面視した図であり、(B)は断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る光走査装置であって、第二光学箱とオーバーフィールド光学系の第一光学系を取り付けた第一光学箱とを結合した状態を示し、(A)は第一光学箱を平面視した図であり、(B)は断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る光走査装置であって、(A)は、第一光学箱と第二光学箱とを結合する前の状態を模式的に示し、(B)第一光学箱と第二光学箱とを結合した状態を模式的に示す図である。 本発明の第二の実施形態の変形例に係る光走査装置であって、(A)は、第一光学箱と第二光学箱とを結合する前の状態を模式的に示し、(B)第一光学箱と第二光学箱とを結合した状態を模式的に示す図である。 本発明の第二の実施形態に係る光走査装置の第一光学箱と第二光学箱との第一実施例であって、(A)は、変形例の場合の第一光学箱を示し、(B)は第一光学箱と第二光学箱とを示す図である。 本発明の第二の実施形態に係る光走査装置の第一光学箱と第二光学箱との第二実施例であって、(A)は、変形例の場合の第一光学箱を示し、(B)は第一光学箱と第二光学箱とを示す図である。 本発明の第二の実施形態に係る光走査装置の第一光学箱と第二光学箱との第三実施例であって、(A)は、変形例の場合の第一光学箱を示し、(B)は第一光学箱と第二光学箱とを示す図である。 従来の光走査装置の光学箱を示す図である。
符号の説明
10Y 光ビーム
10M 光ビーム
10C 光ビーム
10K 光ビーム
40Y 感光体ドラム(被走査体)
40M 感光体ドラム(被走査体)
40C 感光体ドラム(被走査体)
40K 感光体ドラム(被走査体)
100 光走査装置
102 第二光学系
103 第三光学系
105 光学箱
152Y シングルレーザビームアレイ(光源)
152M シングルレーザビームアレイ(光源)
152C シングルレーザビームアレイ(光源)
152K シングルレーザビームアレイ(光源)
204 第一光学箱
204B 開放面
204C 底面
205 第一光学箱
205B 開放面
205C 底面
206 第二光学箱
206C 底面
206B 開放面
230 第一光学系
240 第一光学系
252 第一レーザビームアレイ取付部(取付部)
254 第一反射ミラー取付部(取付部)
256 第一反射ミラー取付部(取付部)
260 第一反射ミラー取付部(取付部)
302 第一光学系
304 第一光学系
352 マルチレーザビームアレイ(光源)
452 第二レーザビームアレイ取付部(取付部)
454 第二レンズ取付部(取付部)
456 第二反射ミラー取付部(取付部)
458 第二反射ミラー取付部(取付部)
460 第二レンズ取付部(取付部)
462 第二レンズ取付部(取付部)
464 第二レンズ取付部(取付部)
552 アンダーフィールド用回転多面鏡(回転多面鏡)
554 オーバーフィールド用回転多面鏡(回転多面鏡)
650 回転多面鏡取付部(取付部)

Claims (4)

  1. 一つ又は複数の光源から照射された複数の光ビームを、一つの回転多面鏡の一面で、複数の被走査体上に走査して結像させる光走査装置において、
    少なくとも、前記光源と、前記回転多面鏡と、該光源と該回転多面鏡との間の光路に配設された結像光学系と、で構成する第一光学系と、
    前記回転多面鏡で反射し走査した前記複数の光ビームを複数の被走査面上に結像させる第二光学系と、
    前記第二光学系からの前記複数の光ビームを前記各被走査面に振り分けて導く第三光学系と、
    前記第一光学系と前記第二光学系とを保持する第一光学箱と、
    前記第三光学系を保持すると共に、前記各被走査面に振り分けられた一つ又は複数の前記光ビームを出射する出射窓を複数有する第二光学箱と、
    を備え、
    前記第二光学箱は、アンダーフィールド系の前記第一光学系が保持されたアンダーフィールド系の前記第一光学箱と、オーバーフィールド系の前記第一光学系が保持されたオーバーフィールド系の前記第一光学箱と、のいずれとも結合可能に構成され、
    前記アンダーフィールド系の第一光学系は、前記回転多面鏡に入射する前記光ビームの走査方向の幅が前記一面よりも幅狭とされ、
    前記オーバーフィールド系の第一光学系は、前記アンダーフィールド系よりも前記回転多面鏡が高速回転すると共に、前記回転多面鏡に入射する前記光ビームの走査方向の幅が前記一面よりも幅広とされ、
    前記アンダーフィールド系の第一光学箱と、前記オーバーフィールド系の第一光学箱と、のいずれか一方を選択し、前記第二光学箱と結合されていることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第一光学箱、及び前記第二光学箱は、開放面と前記開放面に対向する底面とを備え、
    前記第一光学箱の開放面と前記第二光学箱の底面とを、又は、前記第一光学箱の底面と前記第二光学箱の開放面とを、結合することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記第一光学箱、及び前記第二光学箱は、開放面と前記開放面に対向する底面とを備え、
    前記第一光学箱と前記第二光学箱の開放面同士を結合することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光走査装置を備え、
    前記被走査体は、前記光ビームによって潜像が形成される感光体であることを特徴とする画像形成装置。
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