JP4742324B2 - 動画像を記録する記録装置、記録方法及びプログラム - Google Patents

動画像を記録する記録装置、記録方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、動画データを記録する記録装置、記録方法及びプログラムに関し、例えば、再生速度の異なる二つの動画を二画面表示する動画データを生成して記録する記録装置、記録方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ等で、被写体を高速撮影して高フレームレートの動画データを生成するものが提供されている。かかるデジタルカメラで高フレームレートで生成された動画データは、通常のフレームレートで処理すると動きぼけの少ないスローモーション動画として再生される。例えば300〔fps:frame per second〕の高フレームレートで撮影した動画データを、通常のフレームレートである30〔fps〕で処理すると、1/10倍速のスローモーションの動画データとして再生される。
また、動画データを早送り再生する際に、早送り速度に対応する第1系列の時間軸と、第1系列より一定時間だけ先行する第2系列の時間軸とに分けて動画データを読み出し、これら2系列の動画データを、通常サイズの画面である親画面と、親画面の中に小画面として表示される子画面とに別々に再生する、いわゆるピクチャーインピクチャーという画像再生方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−324850号公報
上述のデジタルカメラで高速撮像された高フレームレートの動画データは、通常のフレームレートで再生すると、動きぼけは少ないが、スローモーションの動画像として再生されるため、全体の動きを把握する、あるいは、特定の場面から再生しようとすると、早送り再生が必要になり、頭出し等の操作も煩雑になる。このように、高フレームレートの動画データは、未だに利便性の点で課題がある。
本発明は上述の従来の課題を考慮してなされたものであり、高フレームレートの動画データの利便性を向上する動画データを記録する記録装置、記録方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため請求項1の発明に係わる記録装置にあっては、動画データを入力する動画入力部と、前記動画データをフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート動画データを生成する画像間引き部と、前記画像間引き部によって生成された前記低フレームレート動画データと、前記動画データとを二画面に合成した合成動画データを生成する動画合成部と、前記動画合成部によって合成された合成動画データを記録媒体に記録する記録部と、を備え、前記動画合成部は、前記動画データを複数の区間に分割し、当該複数の区間の各動画データと、対応する前記低フレームレート動画データとを各フレームごとに合成し、前記画像間引き部は、前記低フレームレート動画データの先頭フレームを、対応する前記複数の区間の先頭フレームと同一フレームとすることで、前記複数の区間の各動画データに同期する各低フレームレート動画データを生成することを特徴とする。
また、請求項の発明に係わる記録装置にあっては、前記動画合成部が分割した前記複数の区間の各々に含まれる前記動画データのフレーム数は同一であることを特徴とする。
また、請求項の発明に係わる記録装置にあっては、前記動画入力部は、撮像した動画像を変換して撮像信号を出力する固体撮像素子と、前記撮像信号を処理して前記動画データを出力する信号処理部と、を有し、前記記録装置は、ユーザからの指示を入力するための指示入力部と、前記指示入力部で入力されたユーザからの指示に応じて、前記動画データのフレームレート、前記低フレームレート動画データのフレームレート、及び前記複数の区間の各々に含まれる前記動画データのフレーム数の、少なくとも一つを設定する設定部と、を更に備えることを特徴とする。
また、請求項の発明に係わる記録装置にあっては、前記動画合成部は、前記動画データを親画面に表示し、前記低フレームレート動画データを子画面に表示するように生成することを特徴とする。
また、請求項の発明に係わる記録装置にあっては、前記動画合成部は、前記低フレームレート動画データの一部を切り出して、前記子画面に表示する前記合成動画データを生成することを特徴とする。
また、請求項の発明に係わる記録装置にあっては、前記画像間引き部は、前記動画データを前方向にフレーム間引きし、且つ、逆順に並べた前記低フレームレート動画データ生成することを特徴とする。
また、請求項の発明に係わる記録方法にあっては、動画テータを記録する記録装置の記録方法において、動画データを入力する動画像入力ステップと、前記動画データをフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート動画データを生成する画像間引きステップと、前記画像間引きステップによって生成された前記低フレームレート動画データと、前記動画データとを、二画面に合成した合成動画データを生成する動画合成ステップと、前記動画合成ステップによって合成された合成動画データを記録媒体に記録する記録ステップと、を含み、前記動画合成ステップは、前記動画データを複数の区間に分割し、当該複数の区間の各動画データと、対応する前記低フレームレート動画データとを各フレームごとに合成し、前記画像間引きステップは、前記低フレームレート動画データの先頭フレームを、対応する前記複数の区間の先頭フレームと同一フレームとすることで、前記複数の区間の各動画データに同期する各低フレームレート動画データを生成することを特徴とする。
また、請求項の発明に係わるプログラムにあっては、動画テータを記録する記録装置を制御するコンピュータに、動画データを入力する動画像入力機能と、前記動画データをフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート動画データを生成する画像間引き機能と、前記画像間引き機能によって生成された前記低フレームレート動画データと、前記動画データとを、二画面に合成した合成動画データを生成する動画合成機能と、前記動画合成機能によって合成された合成動画データを記録媒体に記録する記録機能と、を実現させるためのプログラムであって、前記動画合成機能は、前記動画データを複数の区間に分割し、当該複数の区間の各動画データと、対応する前記低フレームレート動画データとを各フレームごとに合成し、前記画像間引き機能は、前記低フレームレート動画データの先頭フレームを、対応する前記複数の区間の先頭フレームと同一フレームとすることで、前記複数の区間の各動画データに同期する各低フレームレート動画データを生成することを特徴とする。
本発明によれば、高フレームレートの動画像等に関する利便性を向上することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラのブロック図である。 図1のデジタルカメラの動作を説明するための図である。 図1のデジタルカメラの主要部の機能構成図である。 図1のデジタルカメラによって記録された合成動画データを再生した一例を示す図である。 図1のデジタルカメラのフレームバッファの構成を示す図である。 図1のデジタルカメラにおける「初期設定処理」を説明するフローチャートである。 図1のデジタルカメラにおける「録画処理」を説明するフローチャートである。 図7の「録画処理」で実行される「子画面合成処理」を説明するフローチャートである。 図1のデジタルカメラにおけるフレームバッファのアドレス制御を説明するフローチャートである。 図1のデジタルカメラにおけるフレームバッファの動作を説明する図である。 図10の続く、フレームバッファの動作を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係るデジタルカメラの主要部の機能構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係るデジタルカメラの主要部の機能構成図である。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態の構成
(1−1−1)全体構成
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラのブロック図である。このデジタルカメラ1は、撮像系2、メモリカード3、バス4、CPU(Central Processing Unit)5、フレームバッファ6、画像表示部7、メモリ8、キー入力部9等を有し、撮像系2で取得した動画データD1をメモリカード3に記録する。
撮像系2は、本実施の形態のデジタルカメラ1で動画入力部として機能し、レンズ駆動ブロック10、レンズ11、絞り12、固体撮像素子13、ドライバ14、タイミングジェネレータ(TG:Timing Generator)15、信号処理部16等を有する。
レンズ駆動ブロック10は、バス4を介したCPU5の制御により、レンズ11のフォーカス、倍率、絞り12を変化させる。レンズ11は、絞り12を介して固体撮像素子13の撮像面に入射光を集光し、被写体の光学像を固体撮像素子13の撮像面に形成する。
固体撮像素子13は、例えばCCD(Charge Coupled Device )、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)等の撮像素子でもよい。固体撮像素子13は、ドライバ14から出力される各種駆動信号に従って動作し、撮像面に形成された光学像の撮像を撮像信号として出力する。固体撮像素子13が撮像するフレームレート、電荷蓄積時間等はCPU5が制御する。撮像系2においてドライバ14は、タイミングジェネレータ15から出力される各種タイミング信号に従って固体撮像素子13の駆動信号を生成する。CPU5はバス4を介してタイミングジェネレータ15を制御する。従って、ドライバ14に出力するタイミング信号もCPU5によって制御される。
信号処理部16は、固体撮像素子13から出力される撮像信号を相関二重サンプリング処理(CDS:Correlated Double Sampling)した後、自動利得調整(AGC:Automatic Gain Control)、アナログデジタル変換処理(AD:Analog to Digital converter)し、撮像した動画像による動画データD1をバス4に出力する。
フレームバッファ6は、信号処理部16、すなわち撮像系2から出力される動画データD1を一時格納する作業用メモリである。撮像時、フレームバッファ6は、撮像系2からバス4を介して入力される動画データD1を一時格納する。CPU5は動画データD1をこのフレームバッファ6との間で入出力して処理した後、画像表示部7に出力して表示させる。またユーザから記録開始の指示を受けると、CPU5は、動画データD1に圧縮等の処理を行う。CPU5は再生時には、メモリカード3から動画データD3を読み出して伸張し、伸張したデータD3をフレームバッファ6に一次保持した後、画像表示部7に出力して表示させる。圧縮及び伸張処理には、種々の手法が適用可能であるが、本実施の形態では一例として、MPEG2に準拠するものとする。
画像表示部7は、液晶表示パネル等により構成される表示部であり、撮像時、CPU5の制御により、フレームバッファ6からバス4を介して動画データD1を取得して表示する。画像表示部7は、再生時にも同様に、CPU5の制御により、フレームバッファ6からバス4を介して動画データを取得して表示する。
CPU5は、本実施の形態のデジタルカメラ1の動作を制御するコントローラであり、メモリ8に格納したプログラムを実行して、キー入力部9で検出されるユーザの操作に応動して、本実施の形態のデジタルカメラ1の各部の動作を制御し、さらにフレームバッファ6に格納された動画データの処理等を行う。なお、本実施の形態では、このプログラムは、メモリ8に事前に格納されて提供されるものとして説明するが、本発明はこれに限定されない。例えば、このプログラムをメモリカード等の記録媒体に記録して提供するようにしてもよく、ネットワークを介したダウンロードにより提供するようにしてもよい。キー入力部9は、本実施の形態のデジタルカメラ1で、ユーザから各種の指示を受ける指示入力部として機能する。以後、ユーザからの指示は、特に記載がない限り、キー入力部9を介して入力されるものとする。
ユーザからメモリカード3に記録した動画像の再生の指示を受けると、CPU5は、メモリカード3から対応する動画データを順次取得し、この動画データを伸張してフレームバッファ6に格納する。さらに、CPU5は、動画データをこのフレームバッファ6から画像表示部7に順次転送して画像表示部7に表示させる。こうして、CPU5は、メモリカード3に記録した動画データを再生して画像表示部7で表示させる。
また、ユーザから撮影の指示を受けると、CPU5は、撮像系2を制御して取得した動画データD1を順次フレームバッファ6に格納する。また、CPU5は、この動画データD1に対して、ガンマ補正処理、デモザイク処理、ホワイトバランス処理等を実行してフレームバッファ6に格納し直し、この格納し直した動画データを画像表示部7に転送して表示させる。これによりCPU5は、撮像したモニタ画像を画像表示部7で表示する。
撮像した動画像をモニタに表示している状態で、ユーザから撮像した動画像の記録の指示を受けると、CPU5は、フレームバッファ6に格納した動画データD1を順次読み出して圧縮処理し、メモリカード3に記録する。これによりCPU5は、撮像した動画像をメモリカード3に記録する。
これら撮影時、ユーザからノーマルモードでの撮影の指示を受けている場合、CPU5は、タイミングジェネレータ15等を制御して通常のフレームモード、例えば、30〔fps〕のフレームレートで撮像した動画像を取得し、こうして撮像した動画データD1をフレームバッファ6に格納する。CPU5は、このフレームバッファ6に格納した動画データD1を構成する連続するフレームを順次再生して画像表示部7に表示させる。ユーザから動画像の記録の指示を受けると、この動画データD1を構成する連続するフレームを順次圧縮してメモリカード3に記録する。
これに対して、ユーザから高速モードでの撮影の指示を受けている場合、CPU5は、所定の高フレームレート、あるいは、ユーザが指示したフレームレートによる撮影を撮像系2に指示し、撮像系2は、所定の高フレームレート、あるいは、ユーザが指示したフレームレートで撮影を行う。本実施の形態では、高フレームレートを300〔fps〕とする。CPU5は、こうして撮像した高フレームレートの動画データD1をフレームバッファ6に格納する。CPU5は、フレームバッファ6を制御して動画データD1を読み出し、フレームバッファ6に格納した高フレームレートの動画データD1をフレーム間引きしてフレームレート30〔fps〕で順次画像表示部7で表示させるようにしてもよい。
また、高速モードで撮影している状態で、ユーザからの記録の指示を受けると、CPU5は、フレームバッファ6から動画データD1を連続するフレームとして順次読み出して圧縮し、メモリカード3に記録する。
(1−1−2)実速モードの動画データとの合成記録
CPU5は、この高速モードで撮影された動画データD1を記録する際、ユーザから実速モードの動画と合成して記録する指示を受けると、フレームバッファ6に一時格納した動画データD1をフレーム間引きして実速モードの動画データD2を生成する。また、この実速モードの動画データD2と高速モードの動画データD1とをピクチャーインピクチャー手法により高速モードの動画データD1を親画面用、実速モードの動画データD2を子画面用に画像合成してメモリカード3に記録する。すなわち、動画データD1とD2は合成された状態で同時にメモリカード3に記録される。これによりCPU5は、例えば、通常のフレームレートで再生した場合に、親画面には高速モードで撮影した動画データD1を用いてスローモーションの動画を表示し、子画面には実速モードの動画データD2を用いて動きの早い動画を表示することができる。
CPU5は、例えば、動画データD1を構成する複数のフレームを所定の処理単位、例えば、所定のフレーム数毎に複数の区間に分割し、分割した動画データの各々を、先頭から順に低フレームレートの動画データと合成する。ここで、CPU5は、複数の区間に分割した動画データD1の各々に先頭から順に合成する低フレームレート動画データの各々を、区間に分割された動画データの各々の先頭から順に所定の間隔ずつ遅延して、フレーム間引きして生成する。
すなわち図2に示すように、本実施の形態においてCPU5は、例えば、300〔fps〕で撮影した高フレームレートの動画データD1をフレームレート30〔fps〕にフレーム間引きした動画データD2を合成して合成動画データD3を生成する。動画データD1を分割する間隔は同一であることが好ましい。図2において動画データD1を分割する間隔は、動画データD1の30フレーム分となっている。この場合、CPU5は、合成動画データD3の先頭フレームF0を、フレーム番号0の動画データD1にフレーム番号0の動画データD1を合成して生成する。また、続くフレームF1では、フレーム番号1の動画データD1に、合成する低フレームレート、すなわち、実速モードの動画データD2を構成する動画フレームとしてフレーム番号10の動画データD1を合成し、さらに続くフレームF2では、フレーム番号2の動画データD1に、合成する実速モードの動画データD2を構成する動画フレームとしてフレーム番号20の動画データD1を合成して生成する。このように、本実施の形態で、フレーム番号3、4、5、6、7、8‥‥の動画データD1にはそれぞれ、合成する実速モードの動画データD2を構成する動画フレームとしてフレーム番号30、40、50、60、70、80‥‥の動画データD1を合成して合成動画データD3を生成していく。
この画像合成を繰り返して、フレーム番号29の動画データD1にフレーム番号290の動画データD1を合成すると、続くフレームF30では、合成する実速モードの動画データD2を構成する動画フレームとして、動画データD1の先頭から30フレーム分遅延させた、フレーム番号30の動画データD1をフレーム番号30の動画データD1に合成する。また、続くフレームF31では、フレーム番号31の動画データD1に、合成する実速モードの動画データD2を構成する動画フレームとしてフレーム番号40の動画データD1を合成する。フレーム番号59の動画データD1に、合成する実速モードの動画データD2を構成する動画フレームとしてフレーム番号320の動画データD1を合成する。続くフレームF60では、フレーム番号60の動画データD1に、実速モードの動画データD2の動画フレームとして、動画データD1の先頭から60フレーム分遅延させてフレーム番号60の動画データD1を合成する。このように、CPU5は、動画データを複数の区間F0〜F29、F30〜F59、F60〜F89、・・・に分割し、複数の区間に分割した動画データの各々を、先頭から順に実速モードの動画データD2と合成する。すなわち、CPU5は、複数の区間F0〜F29、F30〜F59、F60〜F89、・・・に分割された動画データの各々に先頭から順に合成する実速モードの動画データD2の各々を、動画データD1の先頭F0から順に所定の間隔、すなわち、30フレームずつ遅延して、フレーム間引きして生成している。
CPU5は、この一連の処理を繰り返して順次入力される動画データD1と実速モードの動画データD2とを画像合成してメモリカード3に記録する。このようにして合成されてメモリカード3に記録された合成動画像D3を再生した画像の一例を図4に示す。親画面には高フレームレートの動画データD1を再生した画像が、子画面には低フレームレートの動画データD2を再生した画像が表示される。なお、動画データD1と合成する動画データのフレームレートを実速としたが、本発明はこれに限定されず、動画データD1のフレームレートよりも低いフレームレートであれば、実装に応じて決定してもよい。動画データD1のフレームレート、間引きした動画像のフレームレート、動画データD1を分割する間隔、高フレームレートと合成する低フレームレートの動画データを遅延する間隔などのうち少なくとも一つは、ユーザの指示に応じて決定するようにしてもよい。
図3は、本実施の形態のデジタルカメラ1の主要部の機能構成図である。図3に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ1の主要部はフレームバッファ6と、フレームバッファ6のアドレス制御を行うための選択回路6aと、子画面合成部5A、エンコード部5B、ファイル化部5C、及びメモリカード3から構成されている。選択回路6a、子画面合成部5A、エンコード部5B、ファイル化部5Cの機能は、CPU5が実現する。
CPU5が合成動画データD3を生成する原理について、図3を参照して説明する。図3に示すように、CPU5は、フレームバッファ6のアドレス制御により、上述した、動画データD1を分割するフレーム数に対応する段数のFIFO(First In First Out)のリングバッファとしてフレームバッファ6を機能させる。
こうして、CPU5は、順次撮像系2から入力される動画データD1を所定のフレーム数だけ遅延させる。図3では、動画データD1を構成する連続するフレームをn、n+1、n+2、‥‥で表す。フレームバッファ6には、矢印Aに示す方向に順次動画データD1が入力され、動画データD1を構成するフレームも順次更新されていく。
図3に示すように、フレームバッファ6は選択回路6aを有する。CPU5はこの選択回路6aを制御してフレームバッファ6にアドレス制御を行い、このフレームバッファ6の所定段から動画データD1を選択的に取得し、低レートの動画データD2としてピクチャーインピクチャーの手法で親画面用の高速モードの動画データに割り当てる。具体的には、CPU5は、フレームバッファ6の所定の段を基準にして所定の段数、本実施の形態では、符号Bに示すように、所定のフレーム数毎に実速モードの動画用のタップ出力を設定し、このタップ出力を、例えば、t=10として順次選択して実速モードの動画データD2を生成する。CPU5は、このタップ出力の切り替えを動画データD1のフレーム毎に実行し、動画データD1からフレーム間引きした実速モードの動画データD2を生成する。
CPU5は選択回路6aを制御して、選択的なタップ出力を行い、1秒目では、フレーム番号0〜29までの動画データD1を出力するとともに、フレームを1/10に間引いた0〜290までの動画データD2を出力し、2秒目では、フレーム番号30〜59までの動画データD1を出力するとともに、フレームを1/10に間引いた30〜320までの動画データD2を出力する、という動作を順次繰り返す。動画データD1のフレーム番号が29から30に移行する動画データD1の分割した区間の切り替え時には、実速モードの動画データD2のフレームは動画データD1の先頭フレームであるフレーム番号0からフレーム番号30フレーム遅延し、動画データD1のフレーム番号が59から60フレームに移行する動画データD1の区間の切り替え時には、実速モードの動画データD2のフレームはさらにフレーム番号30からフレーム番号60に30フレーム遅延する、この動作を順次繰り返していく。
図5は、フレームバッファ6の構成を示す図である。後述する初期設定時に、CPU5はフレームバッファ6に、動画データD1を格納するデータエリアAR1を所定データ量だけ確保する。さらに、CPU5は、フレームバッファ6にこのデータエリアAR1の管理情報を記録する管理情報エリアAR2も確保する。フレームバッファ6のサイズは、少なくとも実速再生を繰り返す時間のフレーム分を一時的に格納できるサイズとする。本実施の形態では、動画データD1、D2のフレームレートS、Rをそれぞれ300〔fps〕及び30〔fps〕、一致周期C〔秒〕を1秒とするので、CPU5は、フレームバッファ6にデータエリアAR1を、親画面用のフレームと子画面用のフレームが最も乖離した場合を想定して少なくとも262フレーム(290−29+1フレーム)分を確保する。図5で、フレームデータは、動画データD1のフレームデータを表し、括弧内の数字はフレーム番号を示す。管理情報エリアAR2は、データエリアAR1のサイズ(バッファサイズ)X、データエリアAR1に格納された先頭フレームの位置を指し示すポインタの位置情報(バッファ先頭位置)Y、データエリアAR1に記録された動画データD1のフレーム数(バッファフレーム数)m、データエリアAR1に記録された動画データD1の先頭フレーム番号(バッファ先頭フレーム番号)n等が記録される。
CPU5は、この管理情報エリアAR2の記録を逐次更新しながらデータエリアAR1に順次循環的に動画データD1を格納する。また、管理情報エリアAR2の記録に基づいて、親画面用の動画データD1、子画面用の動画データD2を順次読み出して一連の処理を実行する。このようにしてフレームバッファ6はリングバッファとして機能する。
本実施の形態では、このFIFOの段数(処理単位である所定のフレーム数)は初期設定時に設定され、さらに、親画面出力用にはFIFOの最終段が設定される。この事前の設定で、子画面用のタップ出力段、子画面として切り出す領域等が設定される。以下、この設定処理について説明する。
<初期設定処理>
図6は、この初期設定の処理に係るCPU5の処理手順を示すフローチャートである。CPU5は、キー入力部9に設けられた所定の操作子が操作されるとこの処理手順を開始する(ステップS1)。まず、CPU5は、画像表示部7に所定のメニュー画面を表示する(ステップS2)。ユーザはこのメニュー画面から所定の操作によって撮影速度を選択する(ステップS3)。さらに、CPU5は、撮影の際にここで選択された撮影速度に従うフレームレートで撮像系2に撮像させる動画像を、子画面を有する動画データに合成して記録するか、又は子画面のない動画データとして記録するかを設定する(ステップS4)。
続いて、子画面合成の指示があったか否かを判定する(ステップS5)、子画面合成の指示がないと判定されるとステップS6に進む。一方で、子画面合成の指示があったと判定されるとステップS8に進み、CPU5は、子画面用に切り出す領域を設定する。なお、この領域の設定は、例えば、大きさの異なる複数の枠を画像表示部7に表示して、ユーザからの選択を受け付けることにより実行してもよい。
続いてCPU5は、子画面位置を設定する(ステップS9)。この子画面位置の設定は、例えば、画像表示部7に子画面を表示して、ユーザからの選択を受け付けることにより実行してもよい。子画面を表示する位置として、例えば、親画面の右上、左上、右下、左下など、ユーザが様々な選択をできるように示してもよい。続いて、子画面速度を設定する(ステップS10)。この子画面速度の設定も、画像表示部7に選択可能な複数の速度を表示して、ユーザからの選択を受け付けることにより実行してもよい。
続いてCPU5は、親画面用の動画データD1と子画面用の動画データD2とのフレーム番号を一致させる周期、具体的には図2で説明した子画面と親画面用のフレームのフレーム番号を一致させる周期を、例えば、1秒、2秒などと設定する。続いて、ステップS6に進み、ユーザの設定を設定情報として記録した後、この処理手順を終了する(ステップS7)。
<録画処理>
図7は、高速モードの動画D1と実速モードの動画D2とを合成して記録する録画に係るCPU5の処理手順を示すフローチャートである。まず、CPU5は、画像表示部7にライブビュー表示をする(ステップS21)。次に、撮影開始するか否かを判定する(ステップS22)。具体的には、CPU5は、ユーザからからの撮影開始の指示を受けたか否かを判定し、撮影開始の指示を受けたと判定すると、設定情報に基づいてフレームバッファ6を初期化する(ステップS23)。本実施の形態では、フレームバッファ6をリングバッファとして構成して上述したようにFIFOとして機能させるための領域の確保などを実行する。
続いて、撮影を行う。具体的には、CPU5は、動画データD2の生成に十分なフレーム数だけ動画データD1をフレームバッファ6に格納する(ステップS24)。続いて、バッファの更新を行う(ステップS25)。具体的には、CPU5は、新たに撮影した画像をバッファに格納しながら、バッファに格納された最も古いフレームを出力する。子画面合成処理を実行し(ステップS26)、動画データD3を生成する。
続いてCPU5は、生成した動画データD3を圧縮処理する(ステップS27)。ユーザから記録終了の指示を受けたか否か判断する(ステップS28)。記録終了の指示を受けていないと判定すると、制御はステップS25に戻る。
これに対してステップS28で記録終了の指示を受けたと判定すると、子画面合成処理を行う。具体的には、CPU5は、フレームバッファ6に格納済みの動画データD1を用いて、その時点で画像表示部7で表示しているフレームまで子画面合成処理を実行する。この場合に、フレームバッファ6に格納済みの動画データD1に子画面に割り当てる動画データD1が存在しない場合、それまでに子画面に割り当てた最後のフレームを繰り返し子画面に割り当てる。
続いてCPU5は、生成した動画データD3を圧縮する(ステップS30)し、ファイル化を実行し(ステップS31)、ファイル化された動画データD3はメモリカード3に記録され、録画処理を終了する(ステップS32)。
図8は、CPU5が実行する図7の子画面合成処理の詳細を説明するフローチャートである。CPU5は、この子画面合成処理を開始すると(ステップS41)、フレームバッファ6から親画面用の動画データD1を取得する(ステップS42)。続いて、親画面用のフレームと子画面用のフレームとが一致するか否か判断する(ステップS43)。
図2を参照して説明したように、先頭フレームの親画面と子画面には動画データD1の同一のフレームを割り当てるものとする。子画面と親画面用のフレームが一致するケースは、MOD{N/(R・C)}=0で表すことができる。ここで、Rは、撮影時に換算した動画データD2のフレームレート〔fps〕であり、Nは画像合成に供する親画面用のフレームのフレーム番号である。Cは、ステップS11で取得した周期〔秒〕であり、MODは、剰余演算子である。例えば、図2の場合、Rは30〔fps〕、Cは1〔秒〕であり、親画面用のフレームのフレーム番号Nが0、30、60などでMOD{N/(R・C)}=0となる。換言すると、MOD{N/(R・C)}=0の場合の子画面用のフレームのフレーム番号は親画面用のフレームのフレーム番号と一致する。一方、MOD{N/(R・C)}>0の場合、子画面用のフレームのフレーム番号は、N+MOD{N/(R・C)}*(S/R)*Kで表すことができる。ここで、Sは撮像した動画像のフレームレート〔fps〕であり、Kはステップ10で設定された子画面の速度である。例えば、図2の場合、Rは30〔fps〕、Cは1〔秒〕、Sは300〔fps〕、Kは1〔倍〕(実速度)であって、親画面用のフレームのフレーム番号Nが0、1、2のとき、子画面用のフレームのフレーム番号はそれぞれ0、10、20である。
ステップS43で親画面と子画面用のフレームが一致していないと判定されると、子画面用の動画データD2をフレームバッファ6から取得する(ステップS44)。具体的には、CPU5は、親画面と子画面用のフレームとが一致しない場合、すなわち、MOD{N/(R・C)}>0と判定された場合、N+MOD{N/(R・C)}*(S/R)*Kで表されるフレーム番号のフレームを動画データD1から取得する。これに対して、ステップS43で親画面と子画面用のフレームらが一致していると判定されると、CPU5はステップS42で取得した親画面用の動画データD1を子画面用の動画データに割り当てる(ステップS45)。
なお、図3を参照した説明で、符号n+(x−1)tにより示す親画面と同一のタップ出力は、選択回路6aによって選択的に出力されるものとして説明したが、実際のCPU5の処理において、このタップ出力は、親画面用の動画データを流用する。CPU5は、続いてステップS8で設定された領域を設定情報から特定して切り出し(ステップS46)、切り出したサイズの動画データD2を子画面用の動画データとして生成する(ステップS47)。こうして生成した子画面用の動画データを、親画面用の動画データの図6のステップS9で設定された位置に貼り付け(ステップS48)、これによりピクチャーインピクチャーの合成動画データD3を生成し、この処理手順を終了する(ステップS49)。また、子画面を貼り付ける際に、CPU5は、併せて動画データD2の解像度変換処理を実行する。
図9は、図7について上述したCPU5の処理手順のステップS24からステップS32の処理について、CPU5が実行するフレームバッファ6のアドレス制御に係る処理を詳細に説明するフローチャートである。図10と図11は、フレームバッファ6に格納される動画データのフレームを詳細に説明する図である。図9〜図11及び図3を参照して、CPU5が実行するフレームバッファ6の制御に係る処理について詳細に説明する。
CPU5は、この録画処理を開始すると(ステップS50)、管理情報エリアAR2のバッファフレーム数mを値0に初期化し(ステップS51)。続いて、CPU5は、それぞれ親画面及び子画面用のフレームのフレーム番号を初期化する(ステップS52)。CPU5は、動画データD1を1フレーム分フレームバッファ6に格納し、これに対応してバッファフレーム数mを1インクリメントして管理情報エリアAR2の記録を更新する(ステップS53)。続いてCPU5は、子画面用の動画データD2の生成に十分なフレーム数だけフレームバッファ6に動画データD1が格納されたか否か判定し(ステップS54)、十分なフレーム数だけ格納されていないと判定されると、ステップS53に戻る。動画データD2の生成に十分なフレーム数だけフレームバッファ6に動画データD1が格納されるまで、ステップS53とステップS54は繰り返される。こうして、フレームバッファ6に所定フレーム数の動画データD1が格納される。
動画データD1、D2のフレームレートS、R〔fps〕がそれぞれ300〔fps〕及び30〔fps〕であって、一致周期C〔秒〕が1秒、フレームバッファ6に262フレーム分の領域を確保した場合の例を図10に示す。図10において、「撮影フレーム」とは、撮影の開始が指示された時点からのフレームバッファ6に格納される動画データD1のフレームのフレーム番号である。「合成フレーム(子)」及び「合成フレーム(親)」は、子画面及び親画面に割り当てられるフレームのフレーム番号であり、「バッファ」は、フレームバッファ6に格納されている動画データD1のフレームのフレーム番号である。図10の例では、撮影開始から動画データD1のフレーム番号260のフレームを格納するまでの間、CPU5は、ステップS53とS54の処理を繰り返す。フレーム番号261の動画データD1を格納すると、ステップS54で、子画面用の動画データD2の生成に十分なフレーム数だけフレームバッファ6に動画データD1が格納されたと判定されてステップS55に進む。
ステップS55では、CPU5は、親フレーム番号及び子フレーム番号の動画データをフレームバッファ6から読み出して画像合成し、エンコード(圧縮)、ファイル化の処理を実行する。すなわち、動画D1とD2は合成された状態で同時にエンコードされてファイル化される。続いて、CPU5は、ユーザから記録終了の指示を受けたか否か判定し(ステップS56)、記録終了の指示を受けたと判定すると、この処理手順を終了する(ステップS57)。
これに対してステップS56で、記録終了の指示を受けていないと判定されると、CPU5は、親フレーム番号を1インクリメントし、子フレーム番号を間引くフレーム数に応じて更新する(ステップS58)。続いてCPU5は、親フレーム番号が、分割した区間を切り替える切替値に達したか否か判定し(ステップS59)、切替値に達したと判定した場合、CPU5は、子フレーム番号を、親フレーム番号にセットして(ステップS60)、ステップS61に移る。ステップS59で、切替値に達していないと判定した場合も、ステップS61に移る。
このステップS61において、CPU5は、動画データD1を1フレーム分フレームバッファ6に格納し、管理情報エリアAR2の記録を更新した後、ステップS55に戻る。
なお、この図9のフローチャートでは、ユーザからの記録の指示を受けて即座に画像合成等の一連の処理を終了するものとして記載しているが、実際には、図7のステップS29を参照して説明したように、ユーザから記録終了の指示を受けた後、フレームバッファ6に格納済みの動画データD1を用いて、その時点で画像表示部7で表示しているフレームが親画面となるまで子画面合成処理を実行する。図11は、この記録終了時のフレームバッファ6の動作を示す図である。図11では、例えばフレーム番号327、328、329の親画面に対して、フレームバッファ6に子画面に割り当てるべき画像データが存在していない。このため、直前の子画面用の画像データ(フレーム番号560)を繰り返し割り当てている。
(1−2)本実施の形態の動作
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ1(図1)は、レンズ11によって結像した光学像を固体撮像素子13により光電変換処理して、撮像した動画像である撮像信号を生成し、この撮像信号を信号処理部16により処理して動画データを生成する。CPU5は、この動画データをフレームバッファ6を介して入力して、圧縮等の処理を行ってメモリカード3に記録する。これに対してユーザから再生の指示を受けると、メモリカード3に記録された動画データを順次再生して伸張した後、画像表示部7に表示する。
これらの処理において、ユーザから高速モードでの撮影の指示を受けている場合には、所定の高フレームレート、又はユーザが指示したフレームレート、例えば、フレームレート300〔fps〕で、撮影を行い、高フレームレートの動画データを信号処理部16から出力する。CPU5は、この動画データを圧縮してメモリカード3に記録する。高速モードで撮影した動画データを再生する場合、ユーザから通常の再生速度であるフレームレート30〔fps〕による再生の指示を受けている場合には、例えば、フレームレート300〔fps〕の動画データをフレームレート30〔fps〕で再生して画像表示部7に表示する。この結果、このデジタルカメラ1では、通常の撮影速度(フレームレート30〔fps〕)で撮影した場合と比較して、格段的に動きぼけの少ないスローモーション画像をユーザに提供することができ、ユーザの利便性を向上することができる。
しかしながらこのような高速モードで撮影された動画データにあっては、通常のフレームレートで再生するとスローモーションの動画像として再生されることから、大まかな動きや全体の動きを把握し難いという課題がある。そのため例えば頭出しする場合には、結局、早送り再生に動作を切り替えることが必要になり、結局、処理が煩雑になる。
そこで本実施の形態のデジタルカメラ1は図2〜図4に示すように、高速モードで撮影する場合にユーザから、高速モードよりも低い速度、例えば、実速モードの動画との合成記録の指示を受けると、撮像した動画像である動画データD1をフレーム間引きし、動画データD1よりフレームレートの低い、例えば、実速モードの動画データD2を生成する。さらに、この実速モードの動画データD2を子画面に割り当てて元の動画データD1と画像合成し、得られた合成動画データD3を圧縮処理してメモリカード3に記録する。
これによりデジタルカメラ1では、高速モードで撮影された動画データを通常の再生速度で再生して、親画面には動きぼけの少ないスローモーション動画を表示しながらも、子画面には、例えば、通常の速度で撮影した動画を表示することができる。例えば、図2の例において、フレームレート30〔fps〕で再生する場合、親画面では1/10倍速のスローモーション動画を表示し、子画面にはフレームレート30〔fps〕で撮影した通常速度の動画を表示することができる。それによって、ユーザは、スローモーションの動画を表示している場合でも、子画面の表示から全体の動きを把握することができるので、ユーザの利便性を向上することができる。
しかしながら、単純にフレーム間引きして実速モードの動画データD2を作成し、元の動画データD1と画像合成する場合、フレーム間引きした分、画像合成に使用する子画面用のフレームのフレーム数は不足することがある。また、親画面と比較して子画面の速度が速いことから、除々に親画面と子画面との乖離が大きくなり、親画面と子画面との関係を把握し難くなる可能性がある。
そこで、本実施の形態のデジタルカメラ1では、動画データD1を複数の区間に分割し、複数の区間に分割した動画データD1の各々を、先頭から順に実速モードの動画データD2と合成する。複数の区間に分割された動画データD1の各々に先頭から順に合成する実速モードの動画データD2の各々は、複数の区間に分割された動画データD1の各々の先頭からフレーム間引きして生成する。
その結果、親画面に対して子画面用のフレームが一定フレーム以上、乖離しなくなるので、親画面と子画面との関係を把握しやすくなる。
さらに、本実施の形態のデジタルカメラ1では、ユーザの操作により、動画データD1のフレームレートの設定(図6、ステップS3)、及び低フレームモード、本実施の形態では実速モードの動画データD2の速度の設定(図6、ステップS10)を行うことができる。また、親画面用のフレームと子画面用のフレームが一致する周期を設定することができる(図6、ステップS11)。このため、高フレームモード、低フレームモードの動画データの再生速度、フレーム間引きの処理、動画データD1を分割する区間などを詳細に設定することができる。このように、ユーザの使い勝手に合わせて親画面と子画面の各種パラメータを設定できる。
また、本実施の形態のデジタルカメラ1では、フレームバッファ6をリングバッファにより構成して、子画面用の画像データを生成する処理、親画面用の画像データを生成する処理を実行している。これによりデジタルカメラ1では、フレームバッファ6のアドレス制御により、子画面用の画像データ及び親画面用の画像データを生成することができるので、構成を簡略化することができる。
(1−3)実施の形態の効果
以上、本実施の形態のデジタルカメラによれば、動画データをフレーム間引きして子画面用の動画データを生成し、この子画面用の動画データを元の動画データとピクチャーインピクチャーにより画像合成して記録するので、高フレームレートの動画データの利便性を向上することができる。
また、動画データD1を複数の区間に分割し、複数の区間に分割した動画データD1の各々を、先頭から順に実速モードの動画データD2と合成する。複数の区間に分割された動画データD1の各々に先頭から順に合成する実速モードの動画データD2の各々は、複数の区間に分割された動画データD1の各々の先頭からフレーム間引きして生成しているで、再生する動画データD1の区間が切り替わる都度、再生する実速モードの動画データD2も順次更新される。したがって、動画データD1に基づいて表示する親画面の内容と実速モードの動画データD2に基づいて表示する子画面の内容が乖離しないようにしているので、親画面と子画面との関係が把握しやすくなっている。
また、ユーザの操作に応じて、入力動画データのフレームレート、子画面用の動画データの速度、処理単位の大きさを設定可能に構成しているので、ユーザの操作性を向上している。
さらに、フレームバッファをリングバッファにより構成して、子画面用の画像データを生成する処理、親画面用の画像データを生成する処理を実行しているので、簡単な構成で実現できる。
(2)第2の実施の形態
図12は、本発明の第2の実施の形態に係るデジタルカメラの主要部の機能構成図である。本実施の形態のデジタルカメラ21は、ユーザの操作に応じてフレームバッファ6に動画データD1を格納した後、出力するまでの遅延時間を変更する。図12では、フレーム番号n+2tの出力段から親画面用の動画データを出力する。このデジタルカメラ21は、この出力段の設定が異なる点を除いて、第1の実施の形態のデジタルカメラ1と同一である。第1の実施の形態のデジタルカメラ1と同様の構成については同様の符号を付して省略を説明する。なお、この親画面用の動画データの出力段は、子画面用の動画データのタップ出力段の1つに設定してもよく、あるいは子画面用の動画データのタップ出力段の間に設定しても良い。この構成によって、本実施の形態のデジタルカメラ21は、任意のフレーム番号から親画面を再生することができる。
本実施の形態のデジタルカメラ21では、この出力段の変更により、子画面に対する親画面の表示を種々に変更することができるので、上述の実施の形態の特徴に加えて、利便性を一層向上することができる。
(3)第3の実施の形態
図13は、本発明の第3の実施の形態に係るデジタルカメラの主要部を説明する機能構成図である。本実施の形態のデジタルカメラ31は、ユーザの操作に応じてフレームバッファ6のアドレス制御を切り替え、矢印Cにより示すように、選択回路6aにおける接点の切り替え順序をフレーム番号が増大する方向と減少する方向との何れかに切り替えることもできる。この切り替えは、1つ又は複数の処理周期、例えば、子画面と親画面用のフレームのフレーム番号を一致させる周期毎に実行してもよく、順方向又は逆方向の何れか1方に設定して再生する方向を固定してもよい。このデジタルカメラ31は、このアドレス制御の構成が異なる点を除いて、第1の実施の形態のデジタルカメラ1、又は第2の実施の形態のデジタルカメラ21と同一である。同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。一定周期で接点の切り替え順序を切り替える場合には、併せてタップ出力段を切り替えるようにしても良い。
本実施の形態のデジタルカメラ31では、アドレス制御の切り替えにより子画面に割り当てるフレーム番号の順番を切り替えて、親画面に対する子画面の表示を種々に変更することができるので、上述の実施の形態の特徴に加えて、利便性を一層向上することができる。
(4)他の実施の形態
上述の実施の形態では、ユーザの操作により、入力動画データのフレームレート、子画面用の動画データの速度、処理単位の大きさ、親画像データの生成に係る遅延時間を設定する場合について述べたが、本発明はこれに限定されず、これらの全部又は何れかを固定値に設定しても良い。
上述の実施の形態では、子画面用の動画データを一部切り出して子画面に割り当てる場合について述べたが、本発明はこれに限定されず、子画面用の動画データの全てを子画面に割り当ててもよい。
さらに、例えば、子画面合成部5Aにおいて、動画データD1を子画面用に割り当て、動画データD2を親画面用に割り当てるようにして画像合成するようにしてもよい。また、動画データD1と合成する動画データのフレームレートを実速として説明したが、本発明はこれに限定されず、動画データD1と合成する動画データのフレームレートは、動画データD1のフレームレートよりも低いフレームレートであればよく、実装に応じて決定してもよい。
さらに、上述の実施の形態では、フレームバッファを用いて子画面用及び親画面用の動画データを生成する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、動画データをフレーム間引きする場合等、広く適用することができる。
上述の実施の形態では、高フレームレートの動画データから子画面用の動画データを生成して画像合成する場合について述べたが、本発明はこれに限定されず、例えば通常のフレームレートであるフレームレート30〔fps〕の動画データからスローモーションの動画データを子画面用に生成し、これらを合成して記録する場合にも広く適用することができる。
上述の実施の形態では、本発明をデジタルカメラに適用して、撮像系2から入力する動画データを処理する場合について述べたが、本発明はこれに限定されず、例えばネットワーク、各種記録媒体により提供される動画データをハードディスク等の記録媒体に記録する場合等にも広く適用することができる。また、CPUとメモリを含む、撮像装置が有するコンピュータを上述した各手段として機能させるプログラムによって動作させることができる。プログラムは、通信回線を介して配布することも可能であるし、CD−ROM等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものでは無く、その趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施の形態を種々に組み合わせ、さらには上述の実施の形態に種々に変形を加えた形態とすることができる。
1、21、31・・・デジタルカメラ、2・・・撮像系(動画入力部)、3・・・メモリカード(記録部)、5・・・CPU(画像間引き部、データ遅延部、動画合成部、記録部)、6・・・フレームバッファ(データ遅延部)、9・・・キー入力部(指示入力部)、13・・・固体撮像素子、16・・・信号処理部

Claims (8)

  1. 動画データを入力する動画入力部と、
    前記動画データをフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート動画データを生成する画像間引き部と、
    前記画像間引き部によって生成された前記低フレームレート動画データと、前記動画データとを二画面に合成した合成動画データを生成する動画合成部と、
    前記動画合成部によって合成された合成動画データを記録媒体に記録する記録部と、
    を備え
    前記動画合成部は、前記動画データを複数の区間に分割し、当該複数の区間の各動画データと、対応する前記低フレームレート動画データとを各フレームごとに合成し、
    前記画像間引き部は、前記低フレームレート動画データの先頭フレームを、対応する前記複数の区間の先頭フレームと同一フレームとすることで、前記複数の区間の各動画データに同期する各低フレームレート動画データを生成する
    記録装置。
  2. 前記動画合成部が分割した前記複数の区間の各々に含まれる前記動画データのフレーム数は同一である、請求項記載の記録装置。
  3. 前記動画入力部は、
    撮像した動画像を変換して撮像信号を出力する固体撮像素子と、
    前記撮像信号を処理して前記動画データを出力する信号処理部と、を有し、
    前記記録装置は、
    ユーザからの指示を入力するための指示入力部と、
    前記指示入力部で入力されたユーザからの指示に応じて、前記動画データのフレームレート、前記低フレームレート動画データのフレームレート、及び前記複数の区間の各々に含まれる前記動画データのフレーム数の、少なくとも一つを設定する設定部と、を更に備える、請求項記載の記録装置。
  4. 前記動画合成部は、前記動画データを親画面に表示し、前記低フレームレート動画データを子画面に表示するように生成する、請求項1記載の記録装置。
  5. 前記動画合成部は、前記低フレームレート動画データの一部を切り出して、前記子画面に表示する前記合成動画データを生成する、請求項記載の記録装置。
  6. 前記画像間引き部は、前記動画データを前方向にフレーム間引きし、且つ、逆順に並べた前記低フレームレート動画データ生成する、請求項記載の記録装置。
  7. 動画テータを記録する記録装置の記録方法において、
    動画データを入力する動画像入力ステップと、
    前記動画データをフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート動画データを生成する画像間引きステップと、
    前記画像間引きステップによって生成された前記低フレームレート動画データと、前記動画データとを、二画面に合成した合成動画データを生成する動画合成ステップと、
    前記動画合成ステップによって合成された合成動画データを記録媒体に記録する記録ステップと、を含み、
    前記動画合成ステップは、前記動画データを複数の区間に分割し、当該複数の区間の各動画データと、対応する前記低フレームレート動画データとを各フレームごとに合成し、
    前記画像間引きステップは、前記低フレームレート動画データの先頭フレームを、対応する前記複数の区間の先頭フレームと同一フレームとすることで、前記複数の区間の各動画データに同期する各低フレームレート動画データを生成する
    記録方法。
  8. 動画テータを記録する記録装置を制御するコンピュータに、
    動画データを入力する動画像入力機能と、
    前記動画データをフレーム間引きしてフレームレートを低下させた低フレームレート動画データを生成する画像間引き機能と、
    前記画像間引き機能によって生成された前記低フレームレート動画データと、前記動画データとを、二画面に合成した合成動画データを生成する動画合成機能と、
    前記動画合成機能によって合成された合成動画データを記録媒体に記録する記録機能と、を実現させるためのプログラムであって、
    前記動画合成機能は、前記動画データを複数の区間に分割し、当該複数の区間の各動画データと、対応する前記低フレームレート動画データとを各フレームごとに合成し、
    前記画像間引き機能は、前記低フレームレート動画データの先頭フレームを、対応する前記複数の区間の先頭フレームと同一フレームとすることで、前記複数の区間の各動画データに同期する各低フレームレート動画データを生成する
    プログラム。
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