JP2010114757A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1フレームレートと第2フレームレートで取得した画像とのつながりを適切に再生する。
【解決手段】撮像装置は、被写体像を所定のフレームレートで撮像する撮像手段2と、第1フレームレートで画像取得を開始し、操作部材12からの操作信号に応じて第1フレームレートより高い第2フレームレートで画像を所定時間取得し、再び第1フレームレートで画像を取得してから画像取得を終了するように、撮像手段2を制御するフレームレート制御手段11と、第1フレームレートとの境界においてフレーム間隔を段階的に変化させるように、第2フレームレートで取得された複数フレームの画像列から所定フレームの画像を抽出する抽出手段11と、抽出された画像列を時間軸上で第1フレームレートに並べ直す整列手段11と、第2フレームレートで取得された画像列を整列後の画像列と置換して記録用画像を生成する記録画像生成手段11とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関する。
通常の動画撮影時のフレームレートより高いフレームレートで撮像することにより、スロー再生用の動画像を得るスローモーションモードを備えるカメラが知られている(特許文献1参照)。
特開2005−136754号公報
従来技術では、通常モードでの撮像中にスローモーションモードへ切替えた場合(あるいは反対に切替えた場合)、再生時にモード切替えした部分のつながりが不連続になり、再生像の観察者に違和感を与えるという問題があった。
本発明による撮像装置は、被写体像を所定のフレームレートで撮像して複数フレームの画像を取得する撮像手段と、第1フレームレートで画像取得を開始し、該第1フレームレートでの画像取得中に操作部材からの操作信号に応じて該第1フレームレートより高い第2フレームレートで画像を所定時間取得し、再び第1フレームレートで画像を取得してから画像取得を終了するように、撮像手段を制御するフレームレート制御手段と、第1フレームレートとの境界においてフレーム間隔を段階的に変化させるように、第2フレームレートで取得された複数フレームの画像列から所定フレームの画像を抽出する抽出手段と、抽出されたフレーム画像からなる画像列を時間軸上で第1フレームレートに並べ直す整列手段と、撮像手段で取得された複数フレームの画像のうち、第2フレームレートで取得された画像列を整列手段による整列後の画像列と置換して記録用画像を生成する記録画像生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明による撮像装置では、第1フレームレートで取得した画像と第2フレームレートで取得した画像との再生時のつながりを適切にする記録用画像を生成できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による電子カメラの概略構成図である。図1において、電子カメラは、対物レンズ1と、撮像素子2と、画像処理回路3と、タイミングジェネレータ(TG)4と、スピーカ駆動回路5と、スピーカ6と、表示装置7と、音声処理回路8と、マイク9と、バッファメモリ10と、カメラ制御回路11と、操作部材12と、外部メモリインターフェース(I/F)13とを含み、外部メモリ50が着脱可能に構成されている。
カメラ制御回路11、バッファメモリ10、音声処理回路8、外部メモリインターフェース13、画像処理回路3、スピーカ駆動回路5および表示装置7は、それぞれがバス15を介して接続されている。
対物レンズ1は、被写体像を撮像素子2の撮像面上に結像させる。撮像素子2は、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサなどによって構成される。撮像素子2は、被写体像を光電変換してアナログ画像信号を生成する。タイミングジェネレータ4は、撮像素子2および画像処理回路3で必要なタイミング信号を生成する。撮像素子2および画像処理回路3へ供給するタイミング信号の周期等を変化させることにより、後述する録画時のフレームレートを制御する。
アナログ画像信号は画像処理回路3へ入力される。画像処理回路3は、ゲイン調整などのアナログ処理を施し、アナログ処理後の画像信号をA/D変換してデジタル画像データにする。画像処理回路3はさらに、デジタル画像データに対して所定の画像処理を施す。画像処理前後の画像データは、バッファメモリ10に一時的に記録される。
カメラ制御回路11は、内蔵する不揮発性メモリ(不図示)に記憶するプログラムを実行することにより、電子カメラが行う動作を制御する。カメラ制御回路11は、各ブロックから出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各ブロックへ出力する。
撮影モード時のカメラ制御回路11は、動画撮影(録画)に必要な制御信号をカメラ各部に送る。外部メモリ50は、電子カメラに対して着脱自在に構成される。カメラ制御回路11は、外部メモリインターフェース13を介して外部メモリ50に対するデータの記録、および外部メモリ50に記録されているデータの読み出しを行う。音声処理回路8は、カメラ制御回路11からの指示によってマイク9で集音された音声信号を増幅し、増幅後の信号をA/D変換してデジタル音声データに変換する。音声データは、バッファメモリ10に記録されている画像データに関連づけて外部メモリ50に記録される。
再生モード時のカメラ制御回路11は、外部メモリ50に記録されている画像ファイルを読み出し、画像処理回路3によって適切なサイズに解像度変換させてバッファメモリ10へ一時記録させる。カメラ制御回路11はバッファメモリ10から画像データを読み出し、該画像データに基づいて表示用のデータを生成する。電子カメラの背面に配設されている表示装置7は、表示用データによる再生画像を表示する。
再生モードのカメラ制御回路11はさらに、上記画像ファイルに関連づけられている音声データを読み出してスピーカ駆動回路5に信号を増幅させ、上記再生画像の表示と同期させてスピーカ6から音響再生させる。
操作部材12は、後述する録画スイッチやスローモーションモードスイッチを含み、各スイッチ操作に対応する操作信号をカメラ制御回路11へ送出する。
本実施形態は、動画撮影(録画)中における通常モードからスローモーションモードへの切替え、スローモーションモードから通常モードへの切替えに特徴を有するので、これらを中心に以下の説明を行う。ここで、通常モードとは、たとえば30フレーム/毎秒(30fps)のフレームレートでの録画をいい、スローモーションモードとは、たとえば120フレーム/毎秒(120fps)での録画をいうものとする。
<撮影モード>
図2は、撮影モード時のカメラ制御回路11が実行する処理の流れを例示するフローチャートである。カメラ制御回路11は、撮影モード時に図2による処理を繰り返し実行する。図2のステップS101において、カメラ制御回路11は、録画開始が指示されたか否かを判定する。カメラ制御回路11は、操作部材12を構成する録画スイッチ(不図示)からオン操作信号が入力された場合にステップS101を肯定判定してステップS102へ進む。カメラ制御回路11は、録画スイッチからオン操作信号が入力されない場合には、ステップS101を否定判定して図2による処理を終了する。
ステップS102において、カメラ制御回路11は、撮像素子2による通常モード(30fps)による撮像と、得られた画像データをバッファメモリ10に逐次蓄積する処理とを開始させてステップS103へ進む。なお、音声処理回路8による音声データ化、およびこの音声データをバッファメモリ10に蓄積する処理も併せて開始させる。
ステップS103において、カメラ制御回路11は、スローモーション指示がなされたか否かを判定する。カメラ制御回路11は、操作部材12を構成するスローモーションモードスイッチ(不図示)からオン操作信号が入力された場合にステップS103を肯定判定してステップS104へ進む。カメラ制御回路11は、スローモーションモードスイッチからオン操作信号が入力されない場合には、ステップS103を否定判定してステップS111へ進む。
ステップS104において、カメラ制御回路11はタイミングジェネレータ4へ指示を送り、フレームレートを120フレーム/毎秒(120fps)へアップさせてステップS105へ進む。ステップS105において、カメラ制御回路11は、スローモーション解除指示がなされたか否かを判定する。カメラ制御回路11は、上記スローモーションモードスイッチからオフ操作信号が入力された場合にステップS105を肯定判定してステップS106へ進む。カメラ制御回路11は、スローモーションモードスイッチからオン操作信号が継続されている場合には、ステップS105を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS106において、カメラ制御回路11はタイミングジェネレータ4へ指示を送り、フレームレートを30フレーム/毎秒(30fps)へダウンさせてステップS107へ進む。
ステップS107において、カメラ制御回路11は、録画停止が指示されたか否かを判定する。カメラ制御回路11は、操作部材12を構成する録画スイッチ(不図示)からオフ操作信号が入力された場合にステップS107を肯定判定してステップS108へ進む。カメラ制御回路11は、録画スイッチからオン操作信号が継続されている場合には、ステップS107を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS108において、カメラ制御回路11は、撮像素子2による撮像とバッファメモリ10への蓄積処理とを停止させてステップS109へ進む。なお、音声処理回路8による音声データ化、および音声データをバッファメモリ10に蓄積する処理も停止させる。
ステップS109において、カメラ制御回路11は、バッファメモリ10に蓄積されている画像データ、およびバッファメモリ10に蓄積されている音声データに対する加工処理を行ってステップS110へ進む。加工処理の詳細については後述する。
ステップS110において、カメラ制御回路11は、画像データ、音声データをそれぞれ所定フォーマットでファイル化するとともに外部メモリインターフェース13へ指示を送り、画像ファイルおよび音声ファイルを外部メモリ50に記録させて図2による処理を終了する。
上述したステップS103を否定判定したカメラ制御回路11は、通常モードでの録画を継続する。ステップS111において、カメラ制御回路11は、録画停止が指示されたか否かを判定する。カメラ制御回路11は、操作部材12を構成する録画スイッチ(不図示)からオフ操作信号が入力された場合にステップS111を肯定判定してステップS112へ進む。カメラ制御回路11は、録画スイッチからオン操作信号が継続されている場合には、ステップS111を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS112において、カメラ制御回路11は、撮像素子2による撮像とバッファメモリ10への蓄積処理とを停止させてステップS110へ進む。なお、音声処理回路8による音声データ化、およびこの音声データをバッファメモリ10に蓄積する処理も停止させる。
<加工>
加工処理の詳細について以下に説明する。図3は、録画中にフレームレートの変更を行った場合にバッファメモリ10に蓄積された複数フレームの画像データ(以後画像データ列と呼ぶ)の取得タイミングと、音響レベル(音声信号の振幅範囲)とを説明する図である。図3において、録画開始後の時刻t1および時刻t2において、(1/30)秒間隔で撮像された画像データが撮像素子12から読出される。
時刻t2から時刻t3までは、(1/120)秒間隔で撮像された画像データ列が撮像素子12から読み出される。そして、時刻t3および時刻t4において、(1/30)秒間隔で画像データが撮像素子12から読出される。
音声信号は、録画時のフレームレートにかかわらず、一定のサンプリングレートで取得する。なお、図3において音響レベルを一定の振幅で図示しているのは、フェードインやフェードアウトのような音量調節をすることなく、録画開始時から録画終了時まで入力音声を同じゲインで扱うことを意味する。
カメラ制御回路11は、スローモーションモードで撮影した時間(時刻t2−時刻t3)から、最もスローモーションで再生させるべき時刻tmを定める。具体的には、時刻t2と時刻t3の中間点tcより後ろ側(たとえば、時刻t2および時刻t3の中間時刻tcと時刻t3との中間点)を時刻tmとする。
カメラ制御回路11は、時刻t2から時刻tmに向けて徐々にフレーム間隔が密になるように(換言すれば、再生時のモーション速度を徐々に遅くするように)、必要な画像データをバッファメモリ10に蓄積された画像データ列の中から抽出する。一方、カメラ制御回路11は、時刻tmから時刻t3に向けて徐々にフレーム間隔が粗になるように(換言すれば、再生時のモーション速度を徐々に速くするように)、必要な画像データをバッファメモリ10に蓄積された画像データ列の中から抽出する。
図4は、抽出する画像データと音響レベルとを説明する図である。抽出した画像データ列は、図3と対比しやすくするために、撮像素子2からの読出しタイミングで表している。図4において、通常モードで録画された時刻t1およびt2に対応する画像データは、そのまま抽出される。そして、スローモーションモードで録画された時刻t2から時刻t5までの画像データ列は、時刻tmに向かって徐々に間隔を狭くするように間引きの間隔を変えながら抽出される。
また、スローモーションモードで録画された時刻tmから時刻3までの画像データ列は、時刻t3に向かって徐々に間隔を広くするように間引きの間隔を変えながら抽出される。そして、通常モードで録画された時刻t3およびt4に対応する画像データは、そのまま抽出される。図4によれば、スローモーションモードで撮影された画像データ列のうち、時刻t2および時刻t3の近傍でそれぞれ間引き率を高くして画像データが抽出される。一方、時刻tmに近づくほど間引き率を低くして画像データが抽出され、時刻tm近傍では間引きすることなく隣接する画像データが抽出される。
カメラ制御回路11は、抽出した画像データ列を用いてファイル化を行う。本実施の形態では、たとえば、モーションピクチャー形式でファイル化を行う。具体的には、図4のように抽出した画像データ列の並びを、再生時のフレームレート(たとえば、30フレーム/毎秒)に対応させて(1/30)秒間隔で並べ直す(フレームレート変換する)。カメラ制御回路11は、このように再生時のフレームレートで並べ直した画像データ列を記録用画像データとする。
図5は、時間軸上で並べ直した後の画像データ列と音響レベルとを説明する図であり、図4において時刻tmに対応する部分を拡大して表したものである。図4の時刻tmに対応する画像データは、図5において時刻tm’付近に位置する。
図5によれば、図4において狭かった画像データ列の間隔が図5で等間隔になるように引き延ばされている。このように並べ直すことにより、図5の時刻tm’付近ではフレーム間隔が(1/120)秒から(1/30)秒へ最大4倍に引き延ばされることから、並べ直した画像データ列を30フレーム/毎秒で再生する場合に要する再生時間は、元の録画時間に比べて長くなる。そこで、再生時間と録音時間(=録画時間)との差を埋めるために、図5においては時刻tm’付近を無音部とする。
無音部を作るためにカメラ制御回路11は、図4における時刻tmに対応する音声データをSaとSbとに切り離し(音声信号の振幅はSa=Sb)、図4の時刻tmより前に対応する音声データを図5において時刻tmまでに再生し、図4の時刻tmより後に対応する音声データを図5において時刻txから再生するものとする。
カメラ制御回路11はさらに、再生時に音響レベルを徐々に下げて時刻tmで無音部が開始されるように、時刻tmの所定時間前から音声データに対してフェードアウト処理を施す。そして、再生時に時刻txで無音部を終了して音響レベルを徐々に上げて所定時間で元の音響レベルに戻すように、時刻txから所定時間の間に音声データに対してフェードイン処理を施す。カメラ制御回路11は、このようにフェードアウト処理、フェードイン処理を施した音声データを記録用音声データとする。
図6は、以上説明した実施形態により取得(撮像)される画像データ列と、抽出される画像データ列と、再生時に用いる画像例を説明する図である。図6において、主要被写体である輪が左から右へ等速移動する。抽出される画像データは、それぞれ時刻t1、t2、tb、…、tc、…tm、…、t3、t4において取得された画像である。図6では、このうちフレームF1、フレームFb、フレームFc、フレームFm、およびフレームF3の再生画像を例示する。
再生モードにおいて、抽出した画像データ列による再生画像を30フレーム/毎秒で表示することにより、時刻tmに対応するフレームFmおよびこの近傍のフレーム画像が最もスロー再生表示される。そして、時刻tmに対応するフレームFmの前後は、それぞれ時刻t2に対応するフレームF2(不図示)、および時刻t3に対応するフレームF3との間で不連続性を緩和するように徐々にスロー再生の程度が変化する。通常モードで取得された画像データ列による再生画像は、そのまま30フレーム/毎秒で表示する。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラは、被写体像を所定のフレームレートで撮像して複数フレームの画像を取得する撮像素子2を備え、30fpsのフレームレートで画像取得を開始し、該30fpsでの画像取得中にスローモーションスイッチからの操作信号に応じて該30fpsより高い120fpsで画像を所定時間取得し、再び30fpsで画像を取得してから画像取得を終了するように撮像素子2を制御し、30fpsで取得した画像列と120fpsで取得した画像列との境界においてフレーム間隔を段階的に変化させるように、120fpsで取得された複数フレームの画像列から所定フレームの画像を抽出し、抽出されたフレーム画像からなる画像列を時間軸上で30fpsに並べ直し、撮像素子2で取得された複数フレームの画像のうち、120fpsで取得された画像列を整列後の画像列と置換して記録用画像を生成する。これにより、図5に示すように、最もスローモーションで再生させるべき時刻tmで取得された(読み出された)画像データに向かって再生時に徐々に低速にし、当該画像データ以降は再生時に徐々に高速にするので、30fpsによる取得画像と120fpsによる取得画像との切替の境界で、再生画像の観察者に違和感を与えることが防止される。
(2)カメラ制御回路11は、120fpsで画像を取得した期間の始点(時刻t2)および終点(時刻t3)でフレーム間隔を最大にし、120fpsで画像を取得した期間の中間点tcより後ろ側tmでフレーム間隔を最小にするように、画像列から画像を抽出するようにした。最もスローモーションで再生させるべき時刻tmを中間点tcより後ろ側とすることにより、観察者に対して最もスピードを感じさせるようにスローモーション再生できる。
(3)図5においては時刻tm’付近を無音部として、前後の音声データを通常速度で音響再生するようにしたので、音の再生速度が変わることに起因して再生音が低く間延びすることがないから、観察者に違和感を与えることがない。
(4)無音部の前後でフェードアウト処理、フェードイン処理を施したので、突然再生音が途切れたり、突然再生が始まったりすることによる違和感を軽減できる。
(変形例1)
複数フレームの画像データに基づいて1フレーム分の再生画像を表示させるようにしてもよい。図7は、変形例1により取得(撮像)される画像データ列と、抽出される画像データ列と、再生時に用いる画像例を説明する図である。図7において、主要被写体である輪が左から右へ等速移動する。抽出される画像データは、上述した実施形態と同様に、それぞれ時刻t1、t2、tb、…、tc、…tm、…、t3、t4において取得された画像である。図7では、このうちフレームF1、フレームFb、フレームFc、フレームFm、およびフレームF3の再生画像を例示する。
上記実施形態と相違する点は、抽出していない画像データを抽出した画像データに重ね合わせ合成して再生画像を生成することである。たとえば、フレームFbの再生画像は、時刻tbにおいて取得された画像に対し、時刻t2から時刻tbまでの間に取得された画像がそれぞれ合成される。つまり、前に抽出された画像データより後から取得された画像データ列が、次に抽出された画像データに合成される。このとき、取得時刻が新しい画像ほど合成後の画像濃度を高くするように濃度調節をする。
再生モードにおいて、合成画像データによる再生画像を30フレーム/毎秒で表示することにより、時刻tmに対応するフレームFmおよびこの近傍のフレーム画像が最もスロー再生表示され、輪のブレは最小となる。そして、時刻tbに対応するフレームFb、および時刻t3に対応するフレームF3では、輪のブレが最大となる。通常モードで取得された画像データ列による再生画像F1、F2(不図示)、およびF4(不図示)は、合成対象にならないために輪のブレは生じない。
変形例1によれば、抽出されなかった画像データ列にそれぞれ記録された主要被写体(輪)の移動軌跡が、上記重ね合わせ合成することによって残像として抽出画像とともに観察されるようになるから、観察者に物体の移動速度を感じさせることができる。また、上記濃度調節を施したことにより、取得時刻が新しい画像ほど高い画像濃度で表示され、物体の移動方向をわかりやすく表示できる。
さらにまた、最もスロー再生表示される時刻tmに対応するフレームFmでは物体のブレが最小になるので、残像なく鮮明に物体を観察できる。
(変形例2)
複数フレームの画像データに基づいて1フレーム分の再生画像を表示させる際に、画像データを重ね合わせ合成する区間を変形例1の場合と異ならせるようにしてもよい。
図8は、変形例2により取得(撮像)される画像データ列と、抽出される画像データ列と、再生時に用いる画像例を説明する図である。変形例1と同様に、主要被写体である輪が左から右へ等速移動する。抽出される画像データは、それぞれ時刻t1、t2、tb、…、tc、…tm、…、t3、t4において取得された画像である。図8では、このうちフレームF1、フレームFb、フレームFc、フレームFm、およびフレームF3の再生画像を例示する。
変形例1と相違する点は、画像データの取得タイミングが時刻tmから離れるほど合成する画像データを少なくし、画像データの取得タイミングが時刻tmに近いほど合成する画像データを多くすることである。つまり、抽出する画像データ間に存在する非抽出の画像データ数に反比例させて、合成する画像データ数を決定する。
たとえば、フレームFbの再生画像は、時刻tbにおいて取得された画像に対し、時刻tbの前に取得された1つの画像が合成される。これに対してフレームFmの再生画像は、時刻tmにおいて取得された画像に対し、時刻tmの前に取得された複数(たとえば4つ)の画像が合成される。取得時刻が新しい画像ほど合成後の画像濃度を高くするように濃度調節をする点は、変形例1の場合と同様である。
再生モードにおいて、合成画像データによる再生画像を30フレーム/毎秒で表示することにより、時刻tmに対応するフレームFmおよびこの近傍のフレーム画像が最もスロー再生表示され、輪のブレが最大となる。そして、時刻tbに対応するフレームFb、および時刻t3に対応するフレームF3では、輪のブレが最小となる。通常モードで取得された画像データ列による再生画像F1、F2(不図示)、およびF4(不図示)は、合成対象にならないために輪のブレは生じない。
変形例2によれば、抽出されなかった画像データ列にそれぞれ記録された主要被写体(輪)の移動軌跡が、上記重ね合わせ合成することによって残像として抽出画像とともに観察されるようになるから、観察者に物体の移動速度を感じさせることができる。また、上記濃度調節を施したことにより、取得時刻が新しい画像ほど高い画像濃度で表示され、物体の移動方向をわかりやすく表示できる。
さらにまた、最もスロー再生表示される時刻tmに対応するフレームFmでは物体のブレが最大になるので、物体の移動速度がより強調された当該物体を観察できる。
(変形例3)
上記実施形態では、再生時の最高フレームレートを120フレーム/毎秒(120fps)で固定にしたが、この代わりに、スローモーションモードで撮影した時間の長さに応じて、再生時のフレームレートを変化させてもよい。
図9は、スローモーションスイッチのオン操作時間とフレームレートとの関係を説明する図である。図9の上段は、抽出した画像データ列の取得タイミングを示す図である。1番目は、スローモーションスイッチのオン操作時間(すなわち、スローモーションモードで撮影した時間)が長い場合であり、2番目は、スローモーションスイッチのオン操作時間(すなわち、スローモーションモードで撮影した時間)が短い場合である。
図9の下段は、スローモーションスイッチのオン操作時間(すなわち、スローモーションモードで撮影した時間)と、フレームレートとの関係を示す曲線である。曲線91はオン操作時間が長い場合に対応し、曲線92はオン操作時間が短い場合に対応する。
上述した加工処理(ステップS109)において、カメラ制御回路11は、オン操作時間が所定時間より長い場合に、最もスローモーションで再生させるべき時刻tmにおけるフレームレートを最高値(たとえば、120fps)に決定する。そして、時刻tmに向けて徐々にフレーム間隔が密になるように、必要な画像データをバッファメモリ10に蓄積された画像データ列の中から抽出する。一方、カメラ制御回路11は、時刻tmから徐々にフレーム間隔が粗になるように、必要な画像データをバッファメモリ10に蓄積された画像データ列の中から抽出する。
一方、カメラ制御回路11は、オン操作時間が上記所定時間以下の場合は、最もスローモーションで再生させるべき時刻tmにおけるフレームレートの最高値を、オン操作時間の長さに応じて30fps〜120fpsの範囲内で決定する。そして、時刻tmに向けて徐々にフレーム間隔が密になるように、必要な画像データをバッファメモリ10に蓄積された画像データ列の中から抽出する。一方、カメラ制御回路11は、時刻tmから徐々にフレーム間隔が粗になるように、必要な画像データをバッファメモリ10に蓄積された画像データ列の中から抽出する。
以上のように制御することにより、曲線91および曲線92のように、フレームレートの最高値を異ならせることができる。スローモーションモードで撮影した時間が短い場合に最高速(120fps)のフレームレートを用いると、短い再生時間内に速度差が大きいスローモーション再生が行われることになる。このような場合は再生画像の動きがぎくしゃくして観察しづらくなり、観察者に違和感を与えるおそれが生じる。そこで、変形例3のようにオン操作時間の長さに応じてフレームレートの上限を制限するように制御することで、観察しやすいスローモーション再生のフレームレートを自動的に決定できる。
(変形例4)
スローモーション再生用に加工した画像ファイルのデータから、加工前の元のデータを復元できるように、スローモーション部分の開始点、終点に対応するフレームの画像にそれぞれマーカーを合成するようにしてもよい。このマーカーは、映画フィルム編集用のカットマークと同様のものである。
<音声復元>
図10は、フェードアウト処理およびフェードイン処理を施したスローモーション再生用の音声信号(図5下段の音響レベル波形に対応)から、加工前のノーマル音声信号(図4下段の音響レベルに対応)への復元を説明する図である。カメラ制御回路11は、スローモーション再生用の画像列(図5下段の再生フレームレートに対応)のうち、開始点マーカーが記録されているフレームから終点マーカーが記録されているフレームまでのスローモーション再生時間と、スローモーション再生用の音声信号の無音部時間との差をとることにより、スローモーションモードによる録画の実時間を算出する。
ノーマル音声信号への復元は、無音部を作る処理とは逆に、音声データSaとSbとをつなげ、フェードアウト処理、フェードイン処理のために絞った音量を元のレベルに戻すことによって行う。
<画像復元>
図11は、スローモーション再生用に加工したスローモーション再生用のスロー動画データ列(図5上段の再生フレームレートに対応)から、加工前のスロー動画データ列(図4上段の抽出画像に対応)への復元と、この復元後のスロー動画データ列から、ノーマル動画データ列(通常モードによる再生(たとえば30fps)に必要な画像データ列)の抽出を説明する図である。
カメラ制御回路11は、スローモーション再生用の画像データ列への加工処理とは逆に、スローモーション部分の開始点から最もスローモーションで再生する時刻tmにおけるフレームまでのフレーム間隔が徐々に密となり、時刻tmにおけるフレームからスローモーション部分の終点までのフレーム間隔が徐々に粗となるように、スロー動画データ列(図11上段)を時間軸上で並べ直すことにより、加工前のスロー動画データ列(図11中段)を復元する。
カメラ制御回路11はさらに、スロー動画データ列(図11中段)から、所定時間間隔(たとえば1/30秒)に対応する画像データ列を抽出する(図11下段)。
変形例4によれば、再生モードにおいて、抽出した画像データ列による再生画像を30フレーム/毎秒で表示することにより、通常モードで録画した期間とスローモーションモードで録画した期間を含む全体を通常モードで再生表示できる。なお、上述した復元処理を行うと復元処理の過程で劣化を伴う場合があるので、スローモーション再生用の音声信号やスローモーション再生用のスロー動画データ列のオリジナルに対して復元処理を行うのではなく、コピーした音声信号やデータ列を対象に上記復元処理を行うとよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
本発明の一実施の形態による電子カメラの概略構成図である。 撮影モード時のカメラ制御回路が実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 画像データ列の取得タイミングと音響レベルとを説明する図である。 抽出する画像データと音響レベルとを説明する図である。 並べ直した後の画像データ列と音響レベルとを説明する図である。 取得される画像データ列と、抽出される画像データ列と、再生時に用いる画像例を説明する図である。 変形例1により取得される画像データ列と、抽出される画像データ列と、再生時に用いる画像例を説明する図である。 変形例2により取得される画像データ列と、抽出される画像データ列と、再生時に用いる画像例を説明する図である。 スローモーションスイッチのオン操作時間とフレームレートとの関係を説明する図である。 加工前のノーマル音声信号への復元を説明する図である。 加工前のスロー動画データ列への復元と、ノーマル動画データ列の抽出を説明する図である。
符号の説明
2…撮像素子
3…画像処理回路
5…スピーカ駆動回路
7…表示装置
8…音声処理回路
9…マイク
10…バッファメモリ
11…カメラ制御回路
12…操作部材

Claims (8)

  1. 被写体像を所定のフレームレートで撮像して複数フレームの画像を取得する撮像手段と、
    第1フレームレートで画像取得を開始し、該第1フレームレートでの画像取得中に操作部材からの操作信号に応じて該第1フレームレートより高い第2フレームレートで画像を所定時間取得し、再び前記第1フレームレートで画像を取得してから画像取得を終了するように、前記撮像手段を制御するフレームレート制御手段と、
    前記第1フレームレートとの境界においてフレーム間隔を段階的に変化させるように、前記第2フレームレートで取得された複数フレームの画像列から所定フレームの画像を抽出する抽出手段と、
    前記抽出されたフレーム画像からなる画像列を時間軸上で前記第1フレームレートに並べ直す整列手段と、
    前記撮像手段で取得された複数フレームの画像のうち、前記第2フレームレートで取得された画像列を前記整列手段による整列後の画像列と置換して記録用画像を生成する記録画像生成手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記抽出手段は、前記第2フレームレートで画像を取得した期間の始点および終点でフレーム間隔を最大にし、前記第2フレームレートで画像を取得した期間の中間点より後ろ側でフレーム間隔を最小にするように、前記画像列から画像を抽出することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置において、
    前記抽出手段はさらに、前記抽出したフレーム画像に対し、前記抽出前の画像列における前フレームの画像を合成することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項3に記載の撮像装置において、
    前記抽出手段はさらに、前記抽出後のフレーム画像からなる画像列のフレーム間隔が小さいほど前記合成する画像のフレーム数を多くすることを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項3に記載の撮像装置において、
    前記抽出手段はさらに、前記抽出後のフレーム画像からなる画像列のフレーム間隔が小さいほど前記合成する画像のフレーム数を少なくすることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項2に記載の撮像装置において、
    前記抽出手段は、前記第2フレームレートで画像を取得した期間の長さに比例して前記フレーム間隔の最大値を決定することを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記抽出手段はさらに、前記第2フレームレートで画像を取得した期間の始点および終点に対応するフレーム画像にそれぞれ始点情報および終点情報を付加することを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記撮像手段による画像取得中に音声情報を取得する音声取得手段と、
    前記取得された音声情報に基づいて記録用音声情報を生成する記録用音声情報生成手段とをさらに備え、
    前記記録用音声情報生成手段は、前記記録用画像のうち前記整列後の画像列に対応する記録用音声情報にフェードインおよびフェードアウト処理を施すことを特徴とする撮像装置。
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