JP4742292B2 - 半導体素子分離装置および半導体素子分離方法 - Google Patents

半導体素子分離装置および半導体素子分離方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハにアレイ状に形成された半導体素子群(例えば、半導体レーザダイオード等の素子群)を個々の半導体素子に分離する半導体素子分離装置および半導体素子分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体レーザダイオード(以下、LDと略す)などのように、端面を機能部として有する半導体素子は、端面を作成するために劈開によってウエハを一度バー状(短冊状)にし、さらに、バー状のアレイ素子を個別の素子に分離する。
半導体ウエハにアレイ状に形成された半導体素子群(例えば、半導体レーザダイオードの素子群)を個別の半導体素子へ分割(分離とも称す)する方法として、例えば、特開昭60−47491号公報あるいは特開昭60−47492号公報には、「まず、バー状のLDアレイ素子を粘着テープに固定し、次に、個々の半導体素子に分割する部分にスクライブ針を走査するポイントスクライバと呼ばれる装置を用いてスクライブ溝を形成し、最後にスクライブ溝と平行な方向に長軸方向を有するローラー状の治具をLDアレイ素子の裏面上で転動させるなどして、スクライブ溝部に一括して曲げモーメントを与えて個々の半導体素子に分割する方法」が提案されている。
【0003】
しかしながら、このようなスクライブ溝部に一括して曲げモーメントを与えて分割する方法では、異常な割れ欠けが発生しやすく、外観歩留まりと特性歩留まりの両方で歩留まりを低下させていた。
そこで、個別のスクライブ溝に対して曲げモーメントを与え、個別素子に分離する方法が考案された。
以下、個々のスクライブ溝に対して曲げモーメント与えて、個別の素子へ分割する従来の方法について説明する。
図9は、従来の半導体素子分離装置(ブレイク装置とも称す)の全体構成図を示す正面図であり、図10は、その側面図である。
【0004】
図9および図10において、10は分離される対象物である半導体素子群(例えば、分離前の複数のLD素子がアレイ状に形成されたLDアレイ素子)、21は半導体素子群10を個別の半導体素子(例えば、LD素子)に分離するための分離刃、1は分離刃21の位置に合わせて半導体素子群(LDアレイ素子)10を所望の位置に位置決めするためにXY方向への並進および回転移動が可能な位置決めステージ(XYθステージとも称す)、200は半導体素子群(LDアレイ素子)10を個別の素子に分離するために分離刃21を半導体素子群(LDアレイ素子)10に対して昇降駆動する分離刃昇降駆動制御機構(ブレイクヘッドとも称す)、300は半導体素子群10の位置・傾きおよび分離すべき素子間境界を認識するための画像認識装置(例えば、カメラ)である。
【0005】
また、図11は、分離刃昇降駆動制御機構(ブレイクヘッド)200の詳細な構成を示す図である。
図において、21は分離刃、22は昇降駆動装置、221はガイド、222はモータ、223はカム、224はカムフォロアである。
図11に示すように、分離刃21は昇降自在にガイド221によって支持されており、モータ222、カム223、カムフォロア224等によって構成された昇降駆動装置22は分離刃21の昇降を制御する。
図12は、アレイ状に形成された半導体素子群(例えば、LDアレイ素子)10が分離刃21により個々の半導体素子(例えば、LD素子)に分離されるときの状態を模式的に示した図である。
【0006】
図において、10は分離されるべき半導体素子群、21は分離刃、14は分離された個々の半導体素子、103はスクライブ溝、101はスクライブ溝103が形成された半導体素子群10の第1の面、102は半導体素子群10の第1の面101と対向する第2の面、110は可撓性のあるシート(例えば、粘着テープ)、120は半導体素子群10を載置するための位置決めステージ1の基板である。
【0007】
短冊状に劈開され、2つの平行な側面を有する細長い半導体素子群10は、前工程において予めスクライブ溝103を形成した第1の面101を下面として粘着テープ(即ち、可撓性のあるシート110)上に貼り付けてある。
スクライブ溝103を形成した第1の面101と対向する第2の面(即ち、分離刃21側の面)102には、素子と素子との境界が判別できるように、例えば、電極パターンなどが形成されている。
【0008】
半導体素子群10の第2の面102の上部側の所定の位置に配設された画像認識手段(例えば、カメラ)300によって、スクライブ溝103が形成された第1の面101と対向する第2の面102を観察しながら、位置決めステージ1を用いて、基板120に平行な面内でXY方向およびθ方向に半導体素子群10を移動させ、第2の面102上でスクライブ溝103に対応する位置に形成された素子と素子との境界線(例えば、電極パターン)が分離刃21の下方に位置するように位置決めする。
なお、ここで、θ方向に半導体素子群10を移動させるといことは、角度θだけ半導体素子群10を回転移動させることを意味する。
【0009】
次に、昇降駆動装置22のモータ222を回転させて、あらかじめ定められた所定量分離刃21を降下させ、スクライブ溝103が形成された第1の面101と対向する第2の面102に分離刃21を押し付ける。
分離刃21を半導体素子群10の第2の面102に押し込むことによって、半導体素子群10は可撓性のあるシート110に沈みこむ。
【0010】
半導体素子群10は、分離刃21を押し当てている位置がもっとも大きく沈み込むため、分離刃21が押し当てられた位置に対応するスクライブ溝103を頂点とした曲面を描いて、スクライブ溝103を形成した第1の面101にスクライブ溝103を押し広げる引っ張り応力が発生する。
分離刃21の押し込み量をさらに増やして行くと、この引っ張り応力も増加し、一定の応力に達したときスクライブ溝103を起点とする亀裂が進展し、亀裂がスクライブ溝を形成した第1の面101から、これに対向する面である第2の面102に到るとき、半導体素子群10は個々の半導体素子14に分離される。
【0011】
モータ222は、分離刃21が所定量半導体素子群10に切り込んだ後は、上方に退避して、再びカメラ300はスクライブ溝103が形成された第1の面101と対向する第2の面102を観察し、位置決めステージ(XYθステージ)1は次に分離すべき位置へ半導体素子群10を移動させる。
これらの動作を繰り返すことによって、半導体素子群(例えば、LDアレイ素子)10は、個別のLD素子(例えば、LD素子)14へと分離されていく。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の半導体素子分離装置(ブレイク装置)では、個々のスクライブ溝に引っ張り応力を与えることによって、素子を個々に分離することは可能であった。
しかしながら、半導体素子群(例えば、LDアレイ素子)10は不透明であるため、第2の面102側に設置されたカメラ300によって第1の面101に形成されているスクライブ溝103の位置を直接観察することはできず、半導体素子群10の第2の面102上においてスクライブ溝103にほぼ対応する位置に形成された素子と素子との境界線(例えば、電極パターン)に分離刃21を押し当てることになる。
従って、第2の面102側に形成されたスクライブ溝103と対向する位置に正確に分離刃21を押し当てることは困難であった。
【0013】
このため、スクライブ溝103からずれた位置に引っ張り応力最大点が生じる可能性があり、そこに何らかのパターン不連続点もしくは欠陥等があった場合、ここに応力が集中し、所望の位置(即ち、スクライブ溝が形成されている位置)で分離されず、ずれた位置で分離されるという問題点があった。
さらに、分離刃21の昇降は、位置(即ち、分離刃の昇降移動量)で管理されていたため、シート110や半導体素子群10の厚みのバラツキによって分離刃21の切り込み量が異なり、そのためスクライブ溝103に加わる引っ張り応力が変動する。
その結果、分離刃21の切り込み不足による未分離や切り込み過ぎが発生し、分離された半導体素子の端面欠けが発生するという問題点もあった。
【0014】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、分離すべき半導体素子群(例えば、LDアレイ素子)のスクライブ溝の位置を直接認識して、分離刃の設定位置に対してスクライブ溝が一致するように半導体素子群の位置決めを行うことにより、正確にスクライブ溝の位置で素子を分離できる半導体素子分離装置を提供することを目的とする。
また、さらに、分離刃のLDアレイ素子への接触および分離を検知することによって、分離刃の切り込み不足や切り込み過ぎを防止でき、さらに安定して平滑な分離面を得ることのできる半導体素子分離装置および半導体素子分離方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る半導体素子分離装置は、半導体ウエハに複数の半導体素子がアレイ状に形成されるとともに、予めスクライブ溝が形成された第1の面に可撓性のある透明なシートが貼り付けられた半導体素子群を載置する透明な基板と、透明な基板と平行な面内において透明な基板に載置された半導体素子群を所望の位置および角度に自在に位置決め可能な位置決めステージと、半導体素子群の第1の面と対向する第2の面に対して押し付けられる分離刃を有し、該分離刃を第2の面に対して昇降駆動させる分離刃昇降駆動制御機構と、分離刃昇降駆動制御機構の分離刃の位置を認識して記憶するとともに、可撓性のある透明なシートおよび透明な基板を介して、第1の面のスクライブ溝が形成された領域を観察することのできる第1の画像認識装置とを備えたものである。
【0016】
また、この発明に係る半導体素子分離装置の分離刃昇降駆動制御機構は、分離刃が第2の面から受ける反力を検知する荷重センサを備え、荷重センサの検知出力に応じて分離刃の移動量を制御するものである。
【0017】
また、この発明に係る半導体素子分離装置は、半導体ウエハに複数の半導体素子がアレイ状に形成されるとともに、予めスクライブ溝が形成された第1の面に可撓性のある透明なシートが貼り付けられた半導体素子群を載置する透明な基板と、透明な基板と平行な面内において透明な基板に載置された半導体素子群を所望の位置および角度に自在に位置決め可能な位置決めステージと、半導体素子群の第1の面と対向する第2の面に対して押し付けられる分離刃を有し、該分離刃を第2の面に対して昇降駆動させる分離刃昇降駆動制御機構と、可撓性のある透明なシートおよび透明な基板を介して第1の面のスクライブ溝が形成された領域を観察することができるとともに、画像上に特定位置が表示される第1の画像認識装置とを備え、分離刃昇降駆動制御機構は、第1の画像認識装置の上記特定位置に分離刃を位置決めすることができる分離刃位置調整手段をさらに有したものである。
【0018】
また、この発明に係る半導体素子分離装置は、第1の面のスクライブ溝が形成された領域に対応する第2の面の領域および分離刃を観察することのできる第2の画像認識装置をさらに備えたものである。
【0019】
また、この発明に係る半導体素子分離方法は、半導体ウエハに複数の半導体素子がアレイ状に形成されるとともに、半導体素子間にスクライブ溝が第1の面に予め形成された半導体素子群を個々の半導体素子に分離する半導体素子分離方法であって、スクライブ溝が形成された第1の面と対向する第2の面に対して、スクライブ溝に対応する位置で分離刃を押し込む第1の行程と、第2の面からの分離刃への反力の変化に基づいて素子が分離されたことを検知し、分離刃を待避させる第2の行程とを有したものである。
【0020】
また、この発明に係る半導体素子分離方法の第2の行程は、第2の面からの分離刃への反力の変化に基づいて素子が分離されたことを検知した後に、分離刃をさらに所定量挿入してから待避させるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、従来と同一符号は、従来のものと同一あるいは相当のものを表す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による半導体素子分離装置(ブレイク装置)の全体構成図を示す正面図、図2はその側面図である。
図1および図2において、10は分離されるべき半導体素子群(例えば、LDアレイ素子)、21は半導体素子群10を個別半導体素子(例えば、LD素子)に分離するための分離刃である。
【0022】
また、1は分離刃21の位置に合わせて分離すべき半導体素子群10を位置決めするためのXY方向への並進および回転可能な位置決めステージ(XYθステージとも称す)、2は半導体素子群10を個別の素子に分離するために分離刃21を半導体素子群10に対して昇降駆動する分離刃昇降駆動制御機構(ブレイクヘッドとも称す)である。
また、4は半導体素子群10に対して分離刃昇降駆動制御機構2とは反対側(図1あるいは図2では、半導体素子群10の下部側)に配置された、例えば、カメラなどの画像認識装置(第1の画像認識装置)である。
【0023】
また、図3は、本実施の形態による分離刃昇降駆動制御機構(ブレイクヘッド)2の詳細な構成を示す図である。
図において、21は分離刃、22は昇降駆動装置であり、昇降駆動装置22は、モータ222、カム223、カムフォロア224などで構成されている。
また、23は分離ユニットであり、分離刃21、ガイド235、荷重検知センサ236などで構成されている。
図3に示すように、分離ユニット23は、昇降自在にガイド221によって支持されており、分離刃昇降駆動機構22よって昇降制御される。
また、分離刃21は、もう一つのガイド235によって昇降自在に支持されており、荷重検知センサ236を介して分離ユニット23に懸架されている。
【0024】
また、図4は、本実施の形態による半導体素子分離装置によって、アレイ状に形成された半導体素子群(例えば、LDアレイ素子)10が分離刃21により個々の半導体素子(例えば、LD素子)に分離されるときの状態を模式的に示した図である。
図において、10は分離前の半導体素子群、21は分離刃、14は分離された個々の半導体素子、103はスクライブ溝、101は半導体素子群10のスクライブ溝103が形成された第1の面、102は半導体素子群10のスクライブ溝103が形成された第1の面101と対向する第2の面、105は素子が分離されたときに発生する亀裂である。
【0025】
また、11は半導体素子群10のスクライブ溝103が形成された第1の面101に貼り付けられた可撓性のある透明なシート(例えば、透明な粘着テープ)、12は可撓性のある透明なシート11が貼り付けられた半導体素子群10を載置するための透明なガラス基板である。
2つの平行な側面を有する細長い半導体素子群10は、前工程において予めスクライブ溝103を形成した第1の面101を下面として、透明な粘着テープ(即ち、可撓性のある透明なシート11)上に貼り付けてある。
【0026】
スクライブ溝103を形成した第1の面101と対向する第2の面102には、従来のように素子と素子との境界が判別できるようなパターンは必要ない。
本実施の形態においては、スクライブ溝103を形成した第1の面101に可撓性のある透明なシート11が貼り付けられた半導体素子群10を透明なガラス基板12に載置する前に、画像認識装置4に分離刃21の稜線(即ち、分離刃21の刃先の位置と傾き)を認識させて、あらかじめその位置を記憶させておく。
【0027】
次に、可撓性のある透明なシート11が貼り付けられた半導体素子群10を透明な基板なガラス基板12上に載置する。
そして、下部側(即ち、スクライブ溝103が形成された第1の面101の下方側)に配置された画像認識装置(例えば、カメラ)4によって、下方側から透明なガラス基板12および透明なシート11を通してスクライブ溝103を直接観察しながら、位置決めステージ(XYθステージ)1によって半導体素子群(LDアレイ素子)10を移動させ、スクライブ溝103が画像認識装置4によってあらかじめ記憶されている分離刃21の刃先の稜線の位置と一致するように半導体素子群10のスクライブ溝103を正確に位置決めする。
これにより、分離刃21の位置(即ち、分離の刃先の稜線)に対して半導体素子群10のスクライブ溝103が正確に位置決めされる。
【0028】
次に、モータ222を回転させて、荷重検知センサ236の出力を監視しながら分離刃昇降駆動制御機構(ブレイクヘッド)2を降下してゆくと、図4(a)に示すように、分離刃21が半導体素子群10の第2の面に接触する。
図5は、時間経過に対する分離刃21の分離刃位置(降下量)、荷重検知センサ236が検出する出力(荷重)を示したものであり、このとき、図5の時間A点の状態が対応する。
さらに分離刃21を降下すると、荷重検知センサ236は、その負荷が半導体素子群10の第2面102からの反力分除荷されるため、荷重検知出力が変化し、これが一定の量に達した点を接触位置と認識する。(図5の時間B点)
【0029】
さらに分離刃21を半導体素子群10の第2の面102に押し込むことによって、半導体素子群10は可撓性のある透明なシート11に沈みこむ。
半導体素子群10は分離刃21を押し当てている位置が最も大きく沈み込むため、スクライブ溝103を頂点とした曲面を描き、スクライブ溝103を形成した第1の面101にスクライブ溝103を押し広げる引っ張り応力が発生する。
【0030】
分離刃21の押し込み量を増やしてゆくと、この引っ張り応力も増加し、一定の応力に達したとき当該スクライブ溝103を起点とする亀裂105が進展し、図4(b)に示すように、亀裂105がスクライブ溝から対向面に到るときに、半導体素子は分離される。図4において、14は分離された個々の半導体素子を示している。
半導体素子が分離された際、半導体素子群10からの反力は一瞬解除されて小さくなるが、これは荷重検知センサ236によって検知される。
即ち、図5の時間C点に示すように、荷重検知センサ236によって検出される半導体素子群10からの反力が一瞬所定量(図5の分離点判定量)小さくなる時点を検出して、これを素子が分離された時点(素子分離点)と判定する。
【0031】
分離点(素子が分離された時点)を検出してから、分離刃21はさらに所定量(図5の押し込み量)半導体素子群10に切り込んだ後(図5の時間D点)に、図4(c)に示すように、上方に退避する。
なお、分離点(素子が分離された時点)を検出してから、分離刃21をさらに所定量切り込ませることにより、より確実に半導体素子群を個々の半導体素子に分離できる。
例えば、半導体素子群10の第2の面102に配線パターンや電極パターン等が形成されていると、単に素子分離の瞬間を検知した時点(即ち、図5の時間C点)では、配線パターンあるいは電極パターヤまで確実に切断されていない可能性があるが、分離点を検出(即ち、図5の時間C点に示すように半導体素子群からの反力が一瞬緩和されて小さくなる変化を検出)してから分離刃21をさらに所定量切り込ませることにより、確実に半導体素子群を個々の半導体素子に分離できる。
【0032】
分離刃21が退避し終わると(図5の時間E点)、再び下部側のカメラ4は次のスクライブ溝103を観察し、位置決めステージ(XYθステージ)1が移動し、分離すべき位置へ半導体素子群10を位置決めする。
これらの動作を繰り返すことにより半導体素子群(例えば、LDアレイ素子)10は個別の半導体素子(例えば、個没のLD素子)14へと分離されていく。
なお、上述した実施の形態では、半導体素子群のスクライブ溝103を形成した第1の面101を下面とし、上方から分離刃21を降下させる形態を説明したが、これに限るものではなく、天地を反転させた構成や、あるいは半導体素子群を傾斜させて配置する構成であっても良いことは言うまでもない。
【0033】
図6は、スクライブ溝に曲げモーメントを与える方法の他の例を説明するための図である。
上述した実施の形態1による半導体素子分離装置では、スクライブ溝103への引っ張り応力を発生させる手段として、スクライブ溝103が形成されている第1の面101に張り付けられた透明なシート11を用い、この透明なシート11の可撓性によって半導体素子群10の曲げを実現したが、例えば、図6に示すように透明なコの字型支持ブロック13を用い、コの字型支持ブロック13の凹部がスクライブ溝103を挟むようにして受け、分離刃21とコの字型支持ブロック13の3点でスクライブ溝103に曲げモーメントを与える方法であっても同様の効果が得られる。
【0034】
なお、この方法によれば、半導体素子群10のスクライブ溝に集中してより大きな曲げモーメントを与えることができるので、より小さな押圧力で分離することができ、所望しない位置での分離を防止し、分離される半導体素子へのダメージを最小に抑制することができる。
また、この場合、荷重検知手段は、分離刃21の側、コの字ブロック13側、あるいはその双方にあっても良い。
【0035】
ところで、コの字型支持ブロック13を用いる場合でも、分離すべき半導体素子群10を載置する前に、下部側に配置された画像認識装置(例えば、カメラ)4に分離刃21の稜線(即ち、分離刃21の刃先の位置と傾き)をあらかじめ記憶させてある。
そして、画像認識装置4によって、下方側から透明なコの字型支持ブロック13を通してスクライブ溝103を直接観察しながら、位置決めステージ(XYθステージ)1によって半導体素子群10を移動させ、スクライブ溝103がカメラ4によってあらかじめ記憶されている分離刃21の刃先の稜線と一致するように半導体素子群10のスクライブ溝103を正確に位置決めする。
これにより、分離刃21の刃先の稜線に対して半導体素子群10のスクライブ溝103が正確に位置決めされる。
【0036】
実施の形態2.
前述の実施の形態1による半導体素子分離装置では、スクライブ溝103を形成した第1の面101に可撓性のある透明なシート11が貼り付けられた半導体素子群10を透明なガラス基板12に載置する前に、下部側(即ち、スクライブ溝103が形成された第1の面101の下方側)に配置された画像認識装置(例えば、カメラ等)4に分離刃21の発先は刃先の稜線の位置をあらかじめ認識して記憶させておき、次に、可撓性のある透明なシート11が貼り付けられた半導体素子群10を透明な基板なガラス基板12上に載置する。
【0037】
そして、画像認識装置4によって下方側から透明なガラス基板12および透明なシート11を通してスクライブ溝103を直接観察しながら、位置決めステージ1によって半導体素子群(LDアレイ素子)10を移動させ、スクライブ溝103が、画像認識装置4によってあらかじめ記憶されている分離刃21の刃先の稜線位置と一致するように、半導体素子群10のスクライブ溝103を正確に位置決めする。
その後、分離刃昇降駆動制御機構2によって分離刃21を半導体素子群10の第2の面102に押し込み、個々の半導体素子に分離する。
【0038】
一方、本実施の形態による半導体素子分離装置で用いられる画像認識装置4は、分離刃21の稜線の位置をあらかじめ認識して記憶する必要はなく、単に、その画像(画面)上に分離刃21とスクライブ溝103を位置合わせするための特定位置が、例えば、所定長さの直線等によって表示されているだけである。
また、分離刃昇降駆動制御機構2は、分離刃21を半導体素子群10の第2の面102に対して昇降駆動させる手段だけでなく、さらに、半導体素子群10が載置される透明なガラス基板12と平行な平面内で分離刃21の稜線の位置を自在に位置決めできる分離刃位置調整手段(図示せず)を有している。
即ち、本実施の形態による分離刃昇降駆動制御機構2は、分離刃21の昇降駆動だけではなく、画像認識装置4の画像上に表示された特定位置に対して分離刃21の稜線を一致させることができるように構成されている。
【0039】
そして、本実施の形態では、まず、この分離刃昇降駆動制御機構2の分離刃位置調整手段によって画像認識装置4の特定位置に分離刃21の刃先の稜線を一致させ、次に、半導体素子群10を透明なガラス基板12に載置し、画像認識装置の画像をのぞきながら、位置決めステージ1によって半導体素子群10の分離すべきスクライブ溝103の位置を画像上に表示された特定位置に一致させる。
このように、画像認識装置に表示された特定位置を介して分離刃21の稜線と分離すべきスクライブ溝103との位置を正確に一致させた状態で、分離刃昇降駆動制御機構2の分離刃昇降駆動手段によって分離刃21を半導体素子群10の第2の面102に押し込み、個々の半導体素子に分離する。
【0040】
以上説明したように、本実施の形態によれば、画像認識装置は、実施の形態1のように、あらかじめ分離刃の稜線位置を記憶する必要はなく、まず、画像認識装置の画像上の特定位置に分離刃の稜線を一致させ、次に、この特定位置にスクライブ溝を一致させることによって、分離刃の稜線とスクライブ溝との正確な位置合わせが可能である。
即ち、画像の記憶を必要としない簡単な構成で安価な画像認識装置を用いて、分離刃の稜線とスクライブ溝とを正確に位置合わせすることができる。
【0041】
実施の形態3.
図7は、実施の形態3による半導体素子分離装置(ブレイク装置)の全体構成図を示す正面図、図8はその側面図である。
実施の形態1による半導体素子分離装置では、スクライブ溝103を認識するために下部側に第1の画像認識装置4を配置していたが、本実施の形態では、図7および8に示すように、スクライブ溝を認識するための下部側の第1の画像認識装置4の他に、さらに、上部側(即ち、分離刃21の上方側)にも第2の画像認識装置(例えば、カメラ)3を配設したことを特徴とする。
【0042】
このことにより、本実施の形態では、上部側に配設された第2の画像認識装置3よっても、シート11やガラス基板12を介することなく、より正確、かつ、高速に半導体素子群(例えば、LDアレイ素子)10を認識できるため、平滑な分離端面を得るのに必要な高精度な半導体素子群の位置決めを短時間に行える。
【0043】
【発明の効果】
この発明による半導体素子分離装置は、半導体ウエハに複数の半導体素子がアレイ状に形成されるとともに、予めスクライブ溝が形成された第1の面に可撓性のある透明なシートが貼り付けられた半導体素子群を載置する透明な基板と、透明な基板と平行な面内において透明な基板に載置された半導体素子群を所望の位置および角度に自在に位置決め可能な位置決めステージと、半導体素子群の第1の面と対向する第2の面に対して押し付けられる分離刃を有し、該分離刃を第2の面に対して昇降駆動させる分離刃昇降駆動制御機構と、分離刃昇降駆動制御機構の分離刃の位置を認識して記憶するとともに、可撓性のある透明なシートおよび透明な基板を介して、第1の面のスクライブ溝が形成された領域を観察することのできる第1の画像認識装置とを備えたので、分離刃の刃先の稜線に対して半導体素子群のクライブ溝を正確に位置決めすることが可能となる。
その結果、スクライブ溝に集中して曲げモーメントを与えることができ、かつ、より小さな押圧力で素子を分離することができることになるので、素子分離時の異常な割れ欠けの発生を防止でき、非常に平滑な分離端面が得られるとい効果がある。
【0044】
また、この発明による半導体素子分離装置の分離刃昇降駆動制御機構は、分離刃が第2の面から受ける反力を検知する荷重センサを備え、荷重センサの検知出力に応じて分離刃の移動量を制御するので、分離刃の切り込み不足や切り込み過ぎを防止することが可能となり、さらに安定して、平滑な分離面を得ることができるという効果がある。
【0045】
また、この発明による半導体素子分離装置は、半導体ウエハに複数の半導体素子がアレイ状に形成されるとともに、予めスクライブ溝が形成された第1の面に可撓性のある透明なシートが貼り付けられた半導体素子群を載置する透明な基板と、透明な基板と平行な面内において透明な基板に載置された半導体素子群を所望の位置および角度に自在に位置決め可能な位置決めステージと、半導体素子群の第1の面と対向する第2の面に対して押し付けられる分離刃を有し、該分離刃を第2の面に対して昇降駆動させる分離刃昇降駆動制御機構と、可撓性のある透明なシートおよび透明な基板を介して第1の面のスクライブ溝が形成された領域を観察することができるとともに、画像上に特定位置が表示される第1の画像認識装置とを備え、分離刃昇降駆動制御機構は、第1の画像認識装置の上記特定位置に分離刃を位置決めできる分離刃位置調整手段をさらに有するので、簡単な構成で安価な画像認識装置を用いて、分離刃の稜線とスクライブ溝とを正確に位置合わせすることができるという効果がある。
【0046】
また、この発明による半導体素子分離装置は、第1の面のスクライブ溝が形成された領域に対応する第2の面の領域および分離刃を観察することのできる第2の画像認識装置をさらに備えたので、より高精度、かつ、高速に半導体素子群の位置決めを行えるという効果がある。
【0047】
また、この発明による導体素子分離方法は、半導体ウエハに複数の半導体素子がアレイ状に形成されるとともに、半導体素子間にスクライブ溝が第1の面に予め形成された半導体素子群を個々の半導体素子に分離する半導体素子分離方法であって、スクライブ溝が形成された第1の面と対向する第2の面に対して、スクライブ溝に対応する位置で分離刃を押し込む第1の行程と、第2の面からの分離刃への反力の変化に基づいて素子が分離されたことを検知し、分離刃を待避させる第2の行程とを有しているので、分離刃の切り込み不足や切り込み過ぎを防止することが可能となり、さらに安定して平滑な分離面を得ることができるという効果がある。
【0048】
また、この発明による半導体素子分離方法の第2の行程は、第2の面からの分離刃への反力の変化に基づいて素子が分離されたことを検知した後に、分離刃をさらに所定量挿入してから待避させるので、分離刃の切り込み不足や切り込み過ぎを防止し、安定して平滑な分離面を得ることができるとともに、より確実に素子分離を行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による半導体素子分離装置の構成を示す正面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 実施の形態1による半導体素子分離装置の要部(分離刃昇降駆動制御機構)の構成を示す概略図である。
【図4】 実施の形態1による半導体分離装置において、アレイ状に形成された素子が個々の素子に分離されるときの状態を模式的に示した図である。
【図5】 実施の形態1による半導体分離装置において、分離刃の位置および荷重検知センサの出力を時間経過に沿って示した図である。
【図6】 スクライブ溝に曲げモーメントを与える他の例を説明するための図である。
【図7】 実施の形態3による半導体素子分離装置の構成を示す正面図である。
【図8】 図7の側面図である。
【図9】 従来の半導体素子分離装置の構成を示す正面図である。
【図10】 図9の側面図である。
【図11】 従来の半導体素子分離装置の要部(分離刃昇降駆動制御機構)の構成を示す図である。
【図12】 従来の半導体素子分離装置において、アレイ状に形成された素子が個々の素子に分離されるときの状態を模式的に示した図である。
【符号の説明】
1 位置決めステージ 2 分離刃昇降駆動制御機構
3 第2の画像認識装置 4 第1の画像認識装置
10 半導体素子群 11 透明なシート
12 透明なガラス基板 13 コの字型支持プロック
14 分離された半導体素子 21 分離刃
22 昇降駆動装置 23 分離ユニット
101 第1の面 102 第2の面
103 スクライブ溝 105 亀裂
221 ガイド 222 モータ
223 カム 224 カムフォロア
235 ガイド 236 荷重検知センサ

Claims (7)

  1. 半導体ウエハに複数の半導体素子がアレイ状に形成されるとともに、予めスクライブ溝が形成された第1の面に可撓性のある透明なシートが直接貼り付けられた半導体素子群を載置する透明な基板と、
    上記透明な基板と平行な面内において上記透明な基板に前記透明なシートで貼り付けられる半導体素子群を所望の位置および角度に自在に位置決め可能な位置決めステージと、半導体素子群の上記第1の面と対向する第2の面に対して押し付けられる分離刃を有し、該分離刃を上記第2の面に対して昇降駆動させる分離刃昇降駆動制御機構と、上記分離刃昇降駆動制御機構の分離刃の位置を認識して記憶するとともに、上記可撓性のある透明なシートおよび上記透明な基板を介して上記第1の面のスクライブ溝が形成された領域を観察することができる第1の画像認識装置とを備えたことを特徴とする半導体素子分離装置。
  2. 分離刃昇降駆動制御機構は、分離刃が第2の面から受ける反力を検知する荷重センサを備え、上記荷重センサの検知出力の変化に応じて上記分離刃の移動量を制御することを特徴とする請求項1に記載の半導体素子分離装置。
  3. 半導体ウエハに複数の半導体素子がアレイ状に形成されるとともに、予めスクライブ溝が形成された第1の面に可撓性のある透明なシートが直接貼り付けられた半導体素子群を載置する透明な基板と、
    上記透明な基板と平行な面内において上記透明な基板に前記透明なシートで貼り付けられる半導体素子群を所望の位置および角度に自在に位置決め可能な位置決めステージと、半導体素子群の上記第1の面と対向する第2の面に対して押し付けられる分離刃を有し、該分離刃を上記第2の面に対して昇降駆動させる分離刃昇降駆動制御機構と、上記可撓性のある透明なシートおよび上記透明な基板を介して上記第1の面のスクライブ溝が形成された領域を観察することができるとともに、画像上に特定位置が表示される第1の画像認識装置とを備え、上記分離刃昇降駆動制御機構は、第1の画像認識装置の上記特定位置に上記分離刃を位置決めすることができる分離刃位置調整手段をさらに有していることを特徴とする半導体素子分離装置。
  4. 第1の面のスクライブ溝が形成された領域に対応する第2の面の領域および分離刃を観察することができる第2の画像認識装置をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体素子分離装置。
  5. 半導体ウエハに複数の半導体素子がアレイ状に形成されるとともに、半導体素子間にスクライブ溝が第1の面に予め形成された半導体素子群を個々の半導体素子に分離する半導体素子分離方法であって、スクライブ溝が形成された上記第1の面と対向する第2の面に対してスクライブ溝に対応する位置で分離刃を押し込む第1の工程と、上記第2の面からの分離刃への反力を荷重検知センサによって検知し、上記荷重検知センサによって検出される半導体素子群からの反力が一瞬所定量小さくなる時点を検出して、これを素子が分離された時点と判定した後に、分離刃をさらに所定量挿入してから、上記分離刃を待避させる第2の工程とを有したこと特徴とする半導体素子分離方法。
  6. 半導体ウエハに複数の半導体素子がアレイ状に形成されるとともに、予めスクライブ溝が形成された半導体素子群を載置する透明な基板と、
    上記透明な基板と平行な面内において上記透明な基板に半導体素子群を所望の位置および角度に自在に位置決め可能な位置決めステージと、
    基板に載置された半導体素子群に対して押し付けられる分離刃を有し、該分離刃を上記第2の面に対して昇降駆動させる分離刃昇降駆動制御機構と、
    上記分離刃昇降駆動制御機構の分離刃の位置を認識して記憶するとともに、上記可撓性のある透明なシートおよび上記透明な基板を介して上記第1の面のスクライブ溝が形成された領域を観察することができる画像認識装置とを備えていて、
    分離刃昇降駆動制御機構は、分離刃が半導体素子群から受ける反力を検知する荷重センサを備え、上記荷重センサの検知出力の変化に応じて上記分離刃の移動量を制御し、荷重検知センサによって検出される半導体素子群からの反力が一瞬所定量小さくなる時点を検出して、これを素子が分離された時点と判定した後に、分離刃をさらに所定量挿入してから待避させることを特徴とする半導体素子分離装置。
  7. 透明基板に、コの字型支持ブロックを用いることを特徴とする請求項6に記載の半導体素子分離装置。
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