JP4740728B2 - マイクロホン装置、マイクロホン組立て用トレイ、反転用プレート、およびマイクロホン装置の製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施の形態に係るマイクロホンの構成を示す断面図である。この図において、本実施の形態のマイクロホンは、2個のコイルバネ6と、2個のコイルバネ6を支持する第1のホルダ(ホルダ)7と、第1のホルダ7を内装するとともにマイクロホンユニット1を抱持する第2のホルダ8とを備えて構成される。コイルバネ6は、密着長が低くなるようにその先端(図1の上側)に行くに従って径が小さくなるテーパ状に形成されている。また、コイルバネ6の基部には座付き部61が形成されている。
本実施の形態に係るマイクロホンの製造においては、図3に示すコイルバネ整列トレイ10と、図5に示す反転プレート20と、図8に示す治具30とが用いられる。まずこれらについて説明する。
図3は、本実施の形態に係るマイクロホンの製造に用いるコイルバネ整列トレイ10の平面図及びその一部分の拡大図並びに該拡大部分のA−A線断面図である。図3において、コイルバネ整列トレイ10は、第1のホルダ7の2つのコイルバネ挿入孔72に2個のコイルバネ6を挿入するものである。
図5は、本実施の形態に係るマイクロホンの製造に用いる反転プレート20の斜視図及びその一部分の拡大図並びに該拡大部分のB−B線断面図である。この図において、反転プレート20は方形状に形成されており、その一方の面には図示のようにホルダ収容部201が複数個に形成されている。
次に、本発明の実施の形態2について図面を参照して説明する。
図15に示すように、拡大溝部83は、第1ホルダ87の凸部88が収まる程度の幅であり、凸部88と拡大溝部83の位置が重なる場合は、第一ホルダ87とコイルバネ整列トレイ80とは互いに嵌合する。一方、凸部88と拡大溝部83の位置が重ならない場合、すなわち、外周溝部84と凸部88とが重なる場合は、第一ホルダ87とコイルバネ整列トレイ80とは互いに嵌合せず、第1ホルダを嵌め込むことができない。
6 コイルバネ
7 第1のホルダ
8 第2のホルダ
10 コイルバネ整列トレイ
20 反転プレート
30 マイクロホン挿入治具
40 抑えプレート
61 座付き部
71 外周縁部
72 コイルバネ挿入孔
73 位置決め孔
74 コイルバネ係止部
101 コイルバネ整列部
102 コイルバネ挿入穴
103 突部
104 外周溝部
105 位置合わせ穴
201 ホルダ収容部
202 環状突起部
203 孔
204 位置出し溝部
205 位置決めピン
206 バネ部
Claims (18)
- 音信号を電気信号に変換して出力するマイクロホンユニットと、
前記マイクロホンユニットの電極を外部と接続する導電性の弾性体と、
硬質材料から成り、前記弾性体を保持する弾性体挿入孔と、前記マイクロホンユニットが嵌めこまれるとともに、マイクロホン組立て用トレイ上に複数設けられた溝部に嵌めこまれる形状である外周縁部と、前記外周縁部が嵌め込まれる位置を決定する位置決め部と、を備える第1のホルダと、
前記外周縁部に前記マイクロホンユニットが差し込まれた状態の前記第1ホルダを収容する第2ホルダと、を備えるマイクロホン装置を、
前記第1ホルダが嵌め込まれる第1ホルダ挿嵌部を複数有し、前記第1ホルダ挿嵌部が、前記第1ホルダの外周縁部と対応する溝部と、前記弾性体を収容する凹部と、前記第1のホルダの前記位置決め部と嵌合する突部又は拡大溝部と、を備えるマイクロホン組立て用トレイと、
反転した前記第1ホルダを保持する第1ホルダ収容部を複数有し、前記第1ホルダ収容部が、前記第1ホルダの前記弾性体挿入孔から前記弾性体が突き出す部分を逃がす孔又は凹部を備えている反転プレートと、を用いて組み立てるマイクロホン装置の製造方法において、
前記トレイの凹部に前記弾性体を収容する弾性体収容工程と、
前記トレイの前記突部又は前記拡大溝部と前記第1のホルダの前記位置決め部とを嵌合させて位置決めを行う位置決め工程と、
前記トレイの溝部に前記第1ホルダの外周縁部を嵌め込む第1ホルダ嵌め込み工程と、
前記トレイの第1ホルダ挿嵌部と前記反転プレートの第1ホルダ収容部とが対応して重なるように、前記トレイと前記反転プレートとを重ねて上下反転する上下反転工程と、
を有するマイクロホン装置の製造方法。 - 前記上下反転工程において、前記トレイと前記プレートとが反転の際にたわまないように押え込みプレートによって押さえつけながら反転させ、反転後に振動を加えてから前記反転プレートを外す請求項1に記載のマイククロホン装置の製造方法。
- 前記上下反転工程の後、前記反転プレートの第1ホルダ収容部に保持された前記1ホルダに前記マイクロホンユニットを差し込むマイクロホンユニット差込工程を有する請求項1又は2に記載のマイクロホン装置の製造方法。
- 前記反転プレートは、前記マイクロホンユニットを装着するための治具を固定する溝部を有しており、
前記マイクロホンユニット差込工程において、前記治具を用いて前記マイクロホンユニットの差し込みを行う請求項3に記載のマイクロホン装置の製造方法。 - 前記位置決め工程において、前記トレイの前記突部を、前記第1のホルダの底板部に設けられる位置決め孔又は凹部に嵌め込むことで、位置決めを行う請求項1に記載のマイクロホン装置の製造方法。
- 前記位置決め工程において、前記トレイの前記溝部の一部を拡大した前記溝拡大部に、前記第1のホルダの外周部に設けられる位置決め凸部を嵌め込むことで、位置決めを行う請求項1に記載のマイクロホン装置の製造方法。
- 音信号を電気信号に変換して出力するマイクロホンユニットと、
前記マイクロホンユニットの電極を外部と接続する導電性の弾性体と、
硬質材料から成り、前記弾性体を保持する弾性体挿入孔と、前記マイクロホンユニットが嵌めこまれる外周縁部と、前記外周縁部が嵌め込まれる位置を決定する位置決め部と、を有する第1ホルダと、
前記外周縁部に前記マイクロホンユニットが差し込まれた状態の前記第1ホルダを収容する第2ホルダと、を備え、
前記外周縁部は、前記弾性体を収容する凹部を有するマイクロホン組立て用トレイ上に複数設けられた溝部に嵌めこまれる形状であり、
前記位置決め部は、前記マイクロホン組み立て用トレイに設けられる突部又は拡大溝部と嵌合するマイクロホン装置。 - 前記位置決め部が、前記第1ホルダの底板部に設けられる位置決め孔又は凹部であり、前記マイクロホン組み立て用トレイの前記突部と嵌合する請求項7に記載のマイクロホン装置。
- 前記位置決め孔又は凹部は、テーパ形状である請求項8に記載のマイクロホン装置。
- 前記位置決め部は、前記第1ホルダの外周部に設けられる位置決め凸部であり、前記マイクロホン組み立て用トレイの前記溝部の一部を拡大した前記溝拡大部と嵌合する請求項7に記載のマイクロホン装置。
- 請求項7ないし10のいずれか1項に記載のマイクロホン装置を組み立てる際に用いるマイクロホン組立て用トレイであって、
前記第1ホルダが嵌め込まれる第1ホルダ挿嵌部を複数有し、
前記第1ホルダ挿嵌部は、前記第1ホルダの外周縁部と対応する溝部と、前記弾性体を収容する凹部と、前記第1ホルダの前記外周縁部が嵌め込まれる位置を決定する位置決め部と嵌合する突部又は拡大溝部と、を備えるマイクロホン組立て用トレイ。 - 前記突部は、前記第1ホルダの底板部に設けられる位置決め孔又は凹部と嵌合する請求項11に記載のマイクロホン組立て用トレイ。
- 前記拡大溝部は、前記溝部の一部を拡大したものであり、前記第1ホルダの外周部に設けられる位置決め凸部と嵌合する請求項11に記載のマイクロホン組立て用トレイ。
- 前記トレイの外周部に、前記トレイを反転させるのに用いる反転用プレートの外周部に設けられた凸部と対応する孔又は凹部を備える請求項11ないし13のいずれか1項に記載のマイクロホン組立て用トレイ。
- 請求項11ないし14のいずれか1項に記載のマイクロホン組立て用トレイを反転させるのに用いる反転用プレートであって、
反転した前記第1ホルダを保持する第1ホルダ収容部を複数有し、
前記第1ホルダ収容部は、前記第1ホルダの前記弾性体挿入孔から前記弾性体が突き出す部分を逃がす孔又は凹部を有する反転用プレート。 - 前記マイクロホンユニットを装着するための治具を固定する溝部を備える請求項15に記載の反転用プレート。
- 前記反転用プレートの外周部にバネ部を備える請求項15又は16に記載の反転用プレート。
- 前記マイクロホン組立て用トレイの外周部に設けられた孔又は凹部と対応する凸部を備える請求項15ないし17のいずれか1項に記載の反転用プレート。
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