JP4739329B2 - 自走車両の駆動装置 - Google Patents

自走車両の駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4739329B2
JP4739329B2 JP2007512040A JP2007512040A JP4739329B2 JP 4739329 B2 JP4739329 B2 JP 4739329B2 JP 2007512040 A JP2007512040 A JP 2007512040A JP 2007512040 A JP2007512040 A JP 2007512040A JP 4739329 B2 JP4739329 B2 JP 4739329B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic motor
stroke volume
motor
pressure
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007512040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007536483A5 (ja
JP2007536483A (ja
Inventor
ユルゲン、レグナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZF Friedrichshafen AG
Original Assignee
ZF Friedrichshafen AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ZF Friedrichshafen AG filed Critical ZF Friedrichshafen AG
Publication of JP2007536483A publication Critical patent/JP2007536483A/ja
Publication of JP2007536483A5 publication Critical patent/JP2007536483A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4739329B2 publication Critical patent/JP4739329B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/42Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
    • F16H61/421Motor capacity control by electro-hydraulic control means, e.g. using solenoid valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/44Control of exclusively fluid gearing hydrostatic with more than one pump or motor in operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/44Control of exclusively fluid gearing hydrostatic with more than one pump or motor in operation
    • F16H61/452Selectively controlling multiple pumps or motors, e.g. switching between series or parallel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H47/00Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing
    • F16H47/02Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing the fluid gearing being of the volumetric type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

本発明は、特許請求の範囲の請求項1の上位概念部分に詳細に規定された類の自走車両の駆動装置に関する。
そのような駆動装置は、自走車両、特には例えばホイールローダのような作業機械、の駆動のために利用されている。ホイールローダは、より低い速度において、高い牽引力を必要とし、また、好適には40km/hの終速度を必要とする。第1の走行レンジ、すなわち作業レンジ、においては、切換は障害である。なぜなら、この切換は時間を消費して、作業時間を長くするからである。
DE3907633C2は、無段階に調整可能な静液圧式の走行駆動装置を開示している。そこでは、第1液圧モータが第1ギヤ部を介して出力軸を駆動し、第2液圧モータが第2ギヤ部を介して同様に当該出力軸を駆動する。第1走行レンジにおいて、両方のギヤ部が前記出力軸に結合され、両方の液圧モータのトルクが当該出力軸に作用する。液圧モータの行程容積の変化によって、出力回転数は、ポンプの行程容積の変化に対して追加的に、変更され得る。これは、しかし、液圧モータの一方の最大回転数まで可能なだけである。この背景から、2つのモータの減速ギヤ部の間に、一つの機械的な分離装置が存在する。これは、液圧モータの最大回転数の到達時に、当該液圧モータを出力軸から分離し、これにより、もう一方の液圧モータが、その最大回転数まで、更に加速され得る。分離装置が開放され得る前に、モータは、行程容積について、ほぼゼロに調整されなければならない。このモータの結合乃至解除は、しかし、切換衝撃(ジョルト)につながる。
本発明の課題は、第1走行レンジにおいては2つの液圧モータのトルクが出力軸に作用して、更なる別の走行レンジにおいては一方の液圧モータのみのトルクが出力軸に作用して、切換衝撃が最小であって変速機が容易に構成されるような、自走車両の駆動装置を創造することにある。
この課題は、主たる請求項に記載された特徴をも有する冒頭に述べた形式の自走車両の駆動装置によって解決される。
本発明に基づいて、第1液圧モータは第1減速ギヤ部を介して出力軸と結合され、更なる液圧モータは更なる減速ギヤ部を介して同様に出力軸と恒久的に結合されている。ギヤ部のギヤ比は同一であり得るが、好適には当該ギヤ比は異なっている。
更なる実施の形態では、第1液圧モータに結合された第1減速ギヤ部は、平歯車変速機から構成されている。この場合、液圧モータの出力軸は、第1平歯車を駆動し、当該第1平歯車は、第2平歯車と作用結合しており、当該第2平歯車は、出力軸と回転しないように結合されている。2つの液圧モータは、2つの減速ギヤ部を駆動する。減速ギヤ部も同様に、第1平歯車から構成され、当該第1平歯車は更なる平歯車と作用結合しており、当該更なる平歯車が回転しないように出力軸と結合されている。第1液圧モータが第1平歯車を駆動し、第2液圧モータが同様に平歯車を駆動し、両方の平歯車が共通の平歯車と作用結合していて、当該共通の平歯車が出力軸と回転しないように結合されている、ということも可能である。少なくとも一つの液圧モータが、その行程容積に関して調整可能に構成されている。好ましくは、両方の液圧モータが、その行程容積に関して調整可能である。高いトルクで発進するために、両方の液圧モータの圧力媒体供給部が、ポンプの圧力媒体出力部に結合されており、液圧モータは行程容積を有しており、その大きさはゼロである。ポンプの供給量が高められると、モータが駆動されて、当該モータはそれらの減速ギヤ部を介して出力軸を駆動する。出力軸は、走行ホイールに結合されていて、従って、走行ホイールが同様に駆動される。ポンプの最大供給量が達成されると、少なくとも一方の液圧モータがその行程容積に関して調整されて、出力軸の回転数が更に高まる。これらのモータ及び減速ギヤ部は、好適には、当該モータがその最小の行程容積に到達した際、その最大の許容回転数は圧力媒体供給部に高圧が作用(適用)される際に到達する、というように設計される。当該液圧モータは、今、その行程容積に関して、ゼロに調整される。そして、圧力媒体供給部は、ポンプの圧力媒体出力部の高圧から、分離される。当該液圧モータの圧力媒体供給部及び圧力媒体帰還部は、液圧ポンプの吸引側の圧力に、あるいは、閉回路の場合には供給ポンプの圧力に、あるいは、冷却器からギヤ(タンク)までの帰還圧力に、あるいは、ギヤの潤滑圧力に、結合されている。冷却器からの帰還圧力がモータと結合されることにより、モータの取付位置及びシーリングが、一層少ない負担となる。なぜなら、この圧力は、供給圧力より低いからである。もう一方のモータの行程容積の低減により、出力軸は、その回転数において、更に高められ、これにより第1液圧モータの回転数も、その最大許容回転数を超えて高められる。第1液圧モータは、しかし、その最大許容回転数を超えて駆動され得る。なぜなら、それは、行程容積調整装置がその行程容積をゼロに調整していることによって、ほとんどゼロの(kein)行程容積を有していて、高圧がもはや圧力媒体供給部に適用されないからである。好適には、液圧モータは、ラジアルピストンモータとして構成される。これにより、行程容積のゼロへの調整によって、ピストンとシリンダとの間の相対移動が全く生じなくなり、当該モータは僅かな摩擦のみ有する。クランクシャフト付きのラジアルピストンモータが利用される際、例えばWO99/17021に示されているように、行程調整器はクランクシャフトの内部に配置される。この国際公開パンフレットは本件明細書に完全に取り入れられる。これにより、液圧モータの行程容積ゼロへの調整の際、クランクシャフトは同軸に回転して、ピストンは全く往復運動を実施しない。WO99/17021に示された機械的な行程容積調整は、調整ピストンが液圧によって調整されることによって、液圧式にも実施可能である。好適には、この調整ピストンは高圧と接続され、これによって、当該調整が当該高圧によって行われる。一方、液圧モータをアキシャルピストンモータとして構成すること、あるいは、第1液圧モータをラジアルピストンモータとして構成して第2液圧モータをアキシャルピストンモータとして構成すること、も可能である。出力軸の最大回転数の際において、第1モータは、高圧から分離されるが、出力軸とは機械的に結合されていて、その行程容積はゼロである。第2モータは、その最小の行程容積に調整されて、出力軸を駆動する。液圧モータ及び減速装置は、第1液圧モータの最大許容回転数が到達される時に作業機械の作業レンジが到達される、というように設計される。走行レンジは、もっぱら第2液圧モータによって行われる。
ポンプの供給方向の変更の際、圧力媒体帰還部に高圧が作用して圧力媒体供給部に低圧が作用するので、液圧モータの圧力媒体供給部と圧力媒体帰還部とが反転する、ということは当業者にとって自明である。液圧モータの遮断の際には、常に高圧を案内する配管に、低圧、冷却器からタンク(ギヤ)への帰還圧力、あるいは、潤滑圧力が作用して、高圧からは分離される。
更なる実施の形態では、行程容積の調整装置は、弁を介して、遮断弁に接続されている。これにより、圧力媒体供給部の高圧からの分離の際、自動的に、モータの行程容積の調整装置が高圧から分離されて、低圧に当接される。これにより、分離された状態において、液圧モータの調整装置が行程容積増大の方向に調整されることが排除される。
モータが出力軸上に配置されていないことによって、行程容積を調整するための圧力媒体供給部をクランクシャフトの片側でクランクシャフトに配置し、高圧に接続することができる。従って、シール装置は小さな直径上に配置され得て、これにより、より高い圧力でより大きな回転数も可能である。
第1液圧モータ及び第2液圧モータが恒久的に機械的に出力軸と作用結合しており、出力軸の最大回転数の際に一方の液圧モータが行程容積ゼロに調整されて、その圧力媒体供給部とその圧力媒体帰還部とが低圧に接続されることによって、当該駆動システムは、機械的な分離装置を全く必要としないで、全く切換衝撃を生じることがない。分離された状態においてもモータに圧力媒体が供給されることによって、シリンダは満たされたままであり、同様に、作動時に何らの切換衝撃も生じない。
他の特徴は、以下の図を参照した説明から理解できる。
図1は、本発明の一実施の形態に基づく変速機および液圧回路の概略図である。
図2は、出力回転数すなわち速度と行程容積との関係を示す線図である。
図3は、出力回転数すなわち走行速度と回転数との関係を示す線図である。
図1:
静液圧式のポンプ1は、その行程容積を変更可能であって、好適には電子的な回転数依存調整器を有するのであるが、共通の高圧配管2に圧力媒体を供給して、共通の低圧配管3から吸引する。供給ポンプ4は、圧力媒体貯留部6からフィルタ5を介して吸引する。圧力媒体貯留部6は、好適には、ギヤハウジングである。そして、供給ポンプ4は、一方で共通の低圧配管3に、他方で共通の高圧配管2に、供給圧力配管7を介して、オイルを供給する。共通の高圧配管2は、第1遮断弁8を介して第1液圧モータ9に接続され、また、第2液圧モータ10に接続されている。共通の低圧配管3も、当該遮断弁8を介して第1液圧モータ9に接続され、また、第2液圧モータ10に接続されている。第1液圧モータ9は、その行程容積を調整可能であり、第1減速ギヤ部12の第1歯車11を駆動する。また、第2液圧モータ10は、第2減速ギヤ部14の第1歯車13を駆動する。第1歯車11は、第2歯車15を駆動し、第1歯車13は、第2歯車16を駆動する。ここで、第2歯車15と第2歯車16とは、出力軸17に相対回転しないように結合されている。出力軸17は、走行ホイールと結合されている。前記弁8は、2つの切換位置を有しており、一方の切換位置では共通の高圧配管2が圧力媒体供給部18と接続され、圧力媒体帰還部19が共通の低圧配管3に接続される。2番目の切換位置では、共通の高圧配管2が圧力媒体供給部18から分離され、同様に、共通の低圧配管3が圧力媒体帰還部19から分離される。圧力媒体供給部18及び圧力媒体帰還部19は、供給圧力配管7に接続されている。配管20をパージ弁21の出力部に接続することも可能である。この場合、圧力媒体供給部18及び圧力媒体帰還部19は、同様に、供給ポンプ4の圧力に当接される(当該圧力が適用される)。もっとも、モータは、当該切換位置において、熱いオイルを受容し、それはパージ弁21を離れる。配管20が配管7に接続されていることによって、当該切換位置において、モータは、供給ポンプ4の冷たいオイルを受容する。更に、配管20を冷却器56からタンク6への帰還配管57に接続することも可能である。これにより、圧力媒体供給部18及び圧力媒体帰還部19には、大変に低い圧力が作用される。弁22は、配管24を、配管25または配管26に接続することによって、行程容積−調整装置23に常に高圧を提供する。弁22は、弁8と第1液圧モータ9との間に配置されている。これにより、弁8の第1切換位置への切換中において、自動的に、行程容積−調整装置23に高圧が作用され、弁8の第2切換位置への切換の際において、自動的に、行程容積−調整装置23に低圧が作用される。これにより、弁8の第2切換位置において第1液圧モータ9がその行程容積を調整され得ない、ということが保証される。弁27は、弁22のように、行程容積−調整装置28に高圧を提供する。弁29及び30は、比例弁として構成され、電子的な制御装置に接続されており、弁29及び30に接続された調整装置28及び23は、これによって制御され得る。これによって、液圧モータ9及び10の行程容積が調整され得る。弁31は、同様に、電子的な制御装置に接続されていて、第1液圧モータ9を液圧式に高圧から解除すべく、弁8を操作する。
当該駆動装置で発進するためには、弁8はその第1切換位置にある。これにより、共通の高圧配管2は圧力媒体供給部18に接続される。また、ポンプ1の行程容積が増大され、これにより、第1液圧モータ9でも第2液圧モータ10でもトルクが増大される。そして、出力軸17が、第1ギヤ部12及び第2ギヤ部14を介して駆動される。ポンプ1の行程容積の更なる増大によって、出力軸17はその回転数が加速する。これにより、車両速度が増大する。続いて、少なくとも一つのモータ、すなわち、第1モータあるいは第2モータあるいは両方のモータ、の行程容積が低減され、これにより、出力軸17の回転数が更に増大する。第1モータ9の最大許容回転数に到達する際、第1モータ9は、行程容積ゼロに調整され、弁31が電子的制御装置によって作用されて、弁8はその第2切換位置に切り換えられ、圧力媒体供給部18が共通の高圧配管2から分離される。同時に、調整装置23も、弁22を介して高圧から分離される。第1液圧モータ9が当該回転数において行程容積ゼロを有して第1液圧モータ9には高圧から何らの力も作用しないので、第1液圧モータ9はその最大許容回転数を超えて更に加速することができる。これは、第2液圧モータ10も同様にその行程容積を最小行程容積に到達するまで低減される、ということによって生じる。ポンプ1の最大供給量と第2モータ10の最小行程容積と弁によって遮断された第1液圧モータ9とにより、出力軸17の最大回転数が到達される。クランクシャフト付き及びクランクシャフト内の液圧式調整器付きのラジアルピストンモータが利用される際、クランクシャフトは最大回転数の際に同軸に回転し、ピストンはシリンダ内に何らの行程も実行しない。液圧モータに高圧が作用しないために、液圧モータの軸受力(支持力)も大きく低減する。従って、液圧モータを出力軸17から機械的に遮断(解除)することは、必要でない。弁31及び8は、動力解除(stromlosem)状態において第1液圧モータ9が共通の高圧配管2から解除される、というように切り換えられる。第1減速ギヤ部12のギヤ比と第2減速ギヤ部14のギヤ比は、ホイールローダの作業レンジの終点で第1液圧モータ9がその最大許容回転数に到達して弁8によって遮断される、というように設計される。
図2:
横軸32に、車両速度、すなわち、図1の出力軸17の回転数が示され、縦軸33に、図1のポンプ1、第1モータ9及び第2モータ10の行程容積が示されている。原点34において、車両は停止している。第1モータ9は、その最大の行程容積の状態にあり、それは線35で示されている。第2モータ10も同様に、その最大の行程容積の状態にあり、それは線36で示されている。ポンプ1の行程容積の増大によって、車両すなわち出力軸17は加速し、それは線37で示されている。点38において、ポンプ1はその最大の行程容積を有している。それは、更なる考慮(Betrachtung)の際に変更されない。このことが、線39から理解される。点40から、第1モータの行程容積が低減され、それは線41で示されている。これによって、車両は更に加速する。点42から、第2モータ10の行程容積も同様に低減され、それは線43で示されている。これにより、車両は更に加速する。点44において、第1モータ9の行程容積はゼロに調整され、当該モータは図1の弁8によって高圧から分離される。好適には、点44における回転数が第1液圧モータ9の最大許容回転数に対応する。点45から、第2モータ10が単独でその行程容積を低減される。これにより、車両速度は更に増大する。これは、線46から理解される。点47において、車両の最大の速度が達成され、第2モータ10はその最小の取込容積(Schluckvolume)の状態にある。第1モータ9の回転数は、点47において、その最大許容回転数の上方にある。この最大許容回転数とは、液圧モータの高圧作用の際に規定されたものであり、液圧モータはその液圧式の遮断と液圧モータのゼロ取込容積(Schluckvolume)への調整とによってその最大許容回転数を超えて加速され得る。
図3:
図2のように、横軸48に、車両速度、すなわち、出力軸17の回転数が示されている。縦軸49に、ポンプ1、第1モータ9及び第2モータ10の回転数が示されている。ポンプ1は、最大回転数で駆動される。これは、線50から理解され得る。第1液圧モータ9は、図2に示したように、取込容積(Schluckvolume)の変更によって、その回転数が高められる。それは線51で示されている。第2モータ10は、図2に示したように、その行程容積の変更によって、その回転数が高められる。これにより、車両の走行速度が高められる。それは線52で示されている。線51及び52の異なる勾配は、第1ギヤ部12及び第2ギヤ部14の異なるギヤ比の結果である。点53において、第1モータ9は、その最大回転数に到達し、それは図2の点44に対応する。点53の上方では、行程容積ゼロで高圧を遮断された液圧モータ9が駆動される。第1液圧モータ9と第2液圧モータ10との回転数は、出力軸17の最大出力回転数まで更に増大し、点54及び55が、最大出力速度の際の回転数を示している。
本発明の一実施の形態に基づく変速機および液圧回路の概略図。 走行速度と行程容積との関係を示す線図。 走行速度と液圧モータの回転数との関係を示す線図。

Claims (8)

  1. 2台の液圧モータ(9、10)を備え、
    少なくとも一つのモータは、その行程容積を調整可能に構成されており、
    両方の液圧モータは、出力軸(17)と恒久的に作用結合しており、
    両方の液圧モータ(9、10)は、共通高圧配管(2)に接続されている
    自走車両の駆動装置であって、
    少なくとも一つの液圧モータ(9)は、その行程容積を略ゼロの行程容積に調整可能に構成されており、
    当該液圧モータ(9)は、共通高圧配管(2)から解除(遮断)可能であり、
    当該液圧モータ(9)は、ラジアルピストンモータ(Radialkolbenmotor)として形成されており、
    行程容積ゼロに調整される際、当該液圧モータ(9)のピストンとシリンダとの間に相対移動は全く生じないで、行程容積は液圧式に調整可能であり、
    第1液圧モータ(9)の弁(8)が、共通高圧配管(2)から分離され、
    第1液圧モータ(9)の圧力媒体供給部(18)及び圧力媒体帰還部(19)が、配管(20)に接続され、
    当該配管(20)に、供給ポンプ(4)の供給圧力が作用する
    ことを特徴とする自走車両の駆動装置。
  2. 第1液圧モータ(9)は、第1減速ギヤ部(12)を介して、出力軸(17)を駆動し、
    第2液圧モータ(10)は、第2減速ギヤ部(14)を介して、出力軸(17)を駆動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の自走車両の駆動装置。
  3. 第1液圧モータ(9)は、その許容最大回転数の上方では、行程容積ゼロを有して、共通高圧配管(2)から分離される
    ことを特徴とする請求項1に記載の自走車両の駆動装置。
  4. 第1ギヤ部(12)のギヤ比は、第2ギヤ部(14)のギヤ比よりも大きい
    ことを特徴とする請求項2に記載の自走車両の駆動装置。
  5. 2台の液圧モータ(9、10)を備え、
    少なくとも一つのモータは、その行程容積を調整可能に構成されており、
    両方の液圧モータは、出力軸(17)と恒久的に作用結合しており、
    両方の液圧モータ(9、10)は、共通高圧配管(2)に接続されている
    自走車両の駆動装置であって、
    少なくとも一つの液圧モータ(9)は、その行程容積を略ゼロの行程容積に調整可能に構成されており、
    当該液圧モータ(9)は、共通高圧配管(2)から解除(遮断)可能であり、
    当該液圧モータ(9)は、ラジアルピストンモータ(Radialkolbenmotor)として形成されており、
    行程容積ゼロに調整される際、当該液圧モータ(9)のピストンとシリンダとの間に相対移動は全く生じないで、行程容積は液圧式に調整可能であり、
    第1液圧モータ(9)の弁(8)が、共通高圧配管(2)から分離され、
    第1液圧モータ(9)の圧力媒体供給部(18)及び圧力媒体帰還部(19)が、配管(20)に接続され、
    当該配管(20)に、冷却器(56)の後方の配管(57)の潤滑圧力が作用する
    ことを特徴とする自走車両の駆動装置。
  6. 第1減速ギヤ部(12)は、平歯車装置である、
    第2減速ギヤ部(14)は、平歯車装置である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の自走車両の駆動装置。
  7. 出力軸(17)の最大出力回転数の際、
    第1液圧モータ(9)は、共通高圧配管(2)から分離され、その行程容積ゼロに調整され、
    第2液圧モータ(10)は、その最小行程容積に調整される
    ことを特徴とする請求項1に記載の自走車両の駆動装置。
  8. 当該駆動装置は、作業機械、特にはホイールローダ、に利用される
    ことを特徴とする請求項1に記載の自走車両の駆動装置。
JP2007512040A 2004-05-10 2005-05-06 自走車両の駆動装置 Expired - Fee Related JP4739329B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102004023629A DE102004023629A1 (de) 2004-05-10 2004-05-10 Antrieb für ein Mobilfahrzeug
DE102004023629.1 2004-05-10
PCT/EP2005/004936 WO2005111476A1 (de) 2004-05-10 2005-05-06 Antrieb für ein mobilfahrzeug

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007536483A JP2007536483A (ja) 2007-12-13
JP2007536483A5 JP2007536483A5 (ja) 2008-05-08
JP4739329B2 true JP4739329B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=34967755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007512040A Expired - Fee Related JP4739329B2 (ja) 2004-05-10 2005-05-06 自走車両の駆動装置

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP1745229B1 (ja)
JP (1) JP4739329B2 (ja)
CN (1) CN100472106C (ja)
AT (1) ATE392574T1 (ja)
DE (2) DE102004023629A1 (ja)
ES (1) ES2304258T3 (ja)
WO (1) WO2005111476A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1894765B1 (en) * 2006-08-30 2011-07-20 Kobelco Cranes Co., Ltd. Hydraulic traveling drive system
CA2875010C (en) * 2012-09-04 2019-04-09 Matthew J. Kaldor Utility vehicle two speed drive motor control
DE102012020984A1 (de) * 2012-10-25 2014-04-30 Liebherr-Hydraulikbagger Gmbh Vorrichtung zur Fahrgeschwindigkeitssteuerung/-regelung eines Arbeitsfahrzeugs und Verfahren hierzu
DE102015223250A1 (de) * 2015-11-25 2017-06-01 Zf Friedrichshafen Ag Leistungsverzweigungsgetriebe

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02240442A (ja) * 1989-03-09 1990-09-25 O & K Orenstein & Koppel Ag 無段階調整可能な流体静力学的運転装置及びその運転方法
JP2000185662A (ja) * 1998-12-24 2000-07-04 Kubota Corp 作業車の走行用駆動装置
JP2001193819A (ja) * 1999-12-01 2001-07-17 Guenter W Klemm 液圧式回転駆動装置
JP2001336602A (ja) * 2000-05-31 2001-12-07 Komatsu Ltd 複数モータの油圧駆動システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1321351A (fr) * 1962-05-08 1963-03-15 Cambi Idraulici Badalini Spa Changement de vitesse hydraulique à variation continue du rapport de transmission, destiné aux véhicules comportant deux gammes de vitesses d'importance différente
DE3871561D1 (de) * 1987-03-09 1992-07-09 Hydromatik Gmbh Antriebseinrichtung, bestehend aus einem antriebsmotor wechselnder drehzahl, einem verstellbaren hydrostatischen getriebe und einer schaltbaren einrichtung.
DE3925703A1 (de) * 1989-08-03 1991-02-14 Krupp Industrietech Hydrostatischer antrieb
DE4307616C2 (de) * 1993-03-08 1996-06-27 Mannesmann Ag Hydrostatisch-mechanisches Getriebe
JP3786390B2 (ja) * 1998-02-20 2006-06-14 株式会社小松製作所 複数の油圧モータの駆動装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02240442A (ja) * 1989-03-09 1990-09-25 O & K Orenstein & Koppel Ag 無段階調整可能な流体静力学的運転装置及びその運転方法
JP2000185662A (ja) * 1998-12-24 2000-07-04 Kubota Corp 作業車の走行用駆動装置
JP2001193819A (ja) * 1999-12-01 2001-07-17 Guenter W Klemm 液圧式回転駆動装置
JP2001336602A (ja) * 2000-05-31 2001-12-07 Komatsu Ltd 複数モータの油圧駆動システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1745229A1 (de) 2007-01-24
ES2304258T3 (es) 2008-10-01
WO2005111476A1 (de) 2005-11-24
ATE392574T1 (de) 2008-05-15
DE502005003749D1 (de) 2008-05-29
CN100472106C (zh) 2009-03-25
EP1745229B1 (de) 2008-04-16
CN1954162A (zh) 2007-04-25
JP2007536483A (ja) 2007-12-13
DE102004023629A1 (de) 2005-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1236918B1 (de) Kupplungssystem mit einer unter Vermittlung einer Hydraulik-Pumpenanordnung betätigbaren Kupplungseinrichtung
US9874270B2 (en) Hydrostatic torque converter and torque amplifier
KR20070057875A (ko) 유압 변속기
JP4813467B2 (ja) 自走車両の駆動装置
JP2009036373A (ja) 油圧式車両クラッチ機構及び方法
JP4739329B2 (ja) 自走車両の駆動装置
JP4782108B2 (ja) 自走車両の液圧式駆動装置
KR101210754B1 (ko) 유압 펌프의 사판 각도 제어 장치
JP2017101727A (ja) マイクロトラクションドライブユニット、油圧式無段変速装置及び油圧装置
JP4668264B2 (ja) 自走車両の駆動装置
US7243755B2 (en) Drive mechanism for a mobile vehicle
US4995470A (en) Control apparatus for hydraulic continuously variable speed transmission
US7299891B2 (en) Hydraulic drive mechanism for mobile vehicles
US7201702B2 (en) Drive mechanism for a mobile vehicle
CN110594409B (zh) 柔性换挡液压系统及其控制方法与工程机械
US20120297758A1 (en) Large Displacement Variator
US20240301949A1 (en) Method for Controlling a Hydrostatic Drive
KR101203806B1 (ko) 이동식 차량용 구동기
JP2001173025A (ja) 作業車両
KR101167333B1 (ko) 이동식 차량용 구동기
CN205951716U (zh) 新型青贮机液压行走系统
SU1724823A1 (ru) Привод передних ведущих колес автогрейдера
JPS63140169A (ja) 油圧駆動回路
JPH0826939B2 (ja) 油圧駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080321

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees