JP4738855B2 - 冷凍・冷蔵ショーケース及びその集中管理装置 - Google Patents
冷凍・冷蔵ショーケース及びその集中管理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4738855B2 JP4738855B2 JP2005081418A JP2005081418A JP4738855B2 JP 4738855 B2 JP4738855 B2 JP 4738855B2 JP 2005081418 A JP2005081418 A JP 2005081418A JP 2005081418 A JP2005081418 A JP 2005081418A JP 4738855 B2 JP4738855 B2 JP 4738855B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- showcase
- interior lighting
- interior
- control mode
- refrigerated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
- Y02B20/40—Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
特許文献1及び2には、ともに、ショーケースに設けられた照明の照度を調整することで照明用の電力消費を削減することが記載されている。
特許文献3、4及び5には、人の存在を検知する検知手段を設け、客の存在/不存在に応じてショーケースの照明手段の点灯/消灯などを制御することが提案されている。
特許文献6には、所定の時間間隔当りの通行人を計数し、その計数値が所定値以下となったときに、ショーケースの照明装置の調光を行うことが提案されている。
上述のように人の存在/不存在に応じてショーケースの照明を制御することは数多く提案されているが、お客に不自然な感覚を与えることなく、よりきめ細かな制御によって消費電力を低減することが求められている。
また、前記記憶手段には、複数の日数分の前記所定時間ごとの計数結果、又は、複数の日数分の前記所定時間ごとの計数結果の平均値が記憶されるようになされており、前記庫内照明制御手段は、前記所定時間ごとの計数結果の複数の日数分の平均値に基づいて前記庫内照明の制御を行うようになされているものである。
さらにまた、前記庫内照明の点灯時における庫内温度設定値を、前記庫内照明の消灯時における庫内温度設定値よりも所定温度高い温度に設定する手段を有するものである。
さらにまた、前記庫内照明の消灯時においても、最上段の庫内照明灯は消灯しないようになされているものである。
さらにまた、前記記憶手段には、複数の日数分の前記所定時間ごとの前記計数結果、又は、複数の日数分の前記所定時間ごとの計数結果の複数の日数分の平均値が記憶されるようになされており、前記制御モード決定手段は、複数の日数分の前記計数結果の平均値を用いて前記庫内照明の制御モードを決定するようになされているものである。
さらにまた、前記記憶手段には、日の種類別に1又は複数日数分の前記所定時間ごとの前記計数結果が記憶されるようになされており、前記制御モード決定手段は、当日と同じ種類の日の前記計数結果を用いて前記庫内照明の制御モードを決定するようになされているものである。
また、複数の日数分の各時刻ごとの前記利用状況の平均値を用いることで利用状況の変化に対応した省エネ制御を行うことができる。
さらに、前記利用状況を平日、休前日、休日等、日の種別ごとに管理することで利用状況をさらに詳細に把握できるため、営業活動に支障をきたさない状況での省エネによる経費節減をすることができる。
さらにまた、冷凍・冷蔵ショーケースに通信機能を備えることで集中管理装置との機能分散が可能となり、冷凍・冷蔵ショーケースの処理機能をシンプルなものとすることで安価なシステムとすることができる。
さらにまた、庫内照明の消灯時は冷凍負荷容量が小さくなった分設定温度を高く設定できるため、より省エネ効果を高めることができる。
さらにまた、営業時間帯のあるものでは営業時間前に冷凍・冷蔵ショーケースに商品を納めることとなるが、冷凍・冷蔵ショーケースに人感センサを設けたことで作業時は自動的に庫内照明が点灯されるため作業性が改善されるという効果がある。
この図において、1は冷凍・冷蔵ショーケース、2はこの冷凍・冷蔵ショーケースの制御を行う電子コントローラ、3は、操作部と表示部を有し、庫内温度を表示部に表示するとともに、操作部の操作に応じて各種設定値などを表示したり設定する操作表示部、4は、赤外線や超音波等を利用したセンサが用いられ、検知エリア内に人を検知したときに作動して接点がオン状態となる人感センサ、5は冷凍・冷蔵ショーケース1の庫内温度を計測する庫内温度センサである。また、6(H)、6(M−H)、6(M−L)及び6(L)は冷凍・冷蔵ショーケース1の庫内に取り付けられた蛍光灯(庫内照明)、7は給液電磁弁7aより冷媒が供給され、庫内を冷却する冷却器、8は冷却器7の霜を取るためのデフロスト用ヒータ、9は冷気を庫内に循環させるためのファンである。
この図において、6aは前記蛍光灯(庫内照明)6の制御リレー、6bは蛍光灯6の電子安定器である。また、10は複数の電子コントローラ2を管理する集中管理装置である。
電子コントローラ2において、21は各種入出力処理、通信処理及び各種演算処理などを実行する制御部(MPU:マイクロプロセッサーユニット)、22−1は制御リレー6aをオン−オフすることで蛍光灯6の電子安定器6bへのAC電源の供給を制御する蛍光灯駆動回路、22−2は給液電磁弁7aをオン−オフ制御する給液電磁弁駆動回路、22−3はデフロスト用ヒータ8を駆動するヒータ駆動回路、23は庫内温度センサ5からのアナログ値をデジタル値に変換するA/D変換回路である。
また、24は0時から24時までの時刻を計数する時計回路、24aは該時計回路24用のバックアップ電源である。この時計回路24の時刻の補正は操作表示部3から又は通信部を通して上位システムから行うことができる。なお、この時計回路24とバックアップ電源24aは、後述する他の実施の形態においては、必ずしも設ける必要がない。
25は、集中管理装置10等の上位システムが接続された場合に、該上位システムとの間で各種計測値や設定値を送受信する通信部である。この通信部25を介して、前記庫内温度センサ5の計測値や後述する人感センサ4により人が検知された時間のデータ(履歴データ)などが、例えば毎正時ごと又は1日に1回上位システムに送付され、また、上位システムからの各種設定値などが受信される。
26aは、人感センサ4により人が検知された時間を所定時間ごとに履歴データとして保存する保存部であり、記憶内容が電子コントローラ2の電源が停電しても失われることがないように、例えばEEPROMなどにより構成されている。保存部26aが人感センサ4により人が検知された時間である履歴データを保存するタイミング及びその時間間隔は任意に決定することができるが、ここでは、24時間の毎正時ごとに保存するものとする。なお、保存部26aには、初期データとして、毎正時ごとの仮のデータ(例えば、30分)が記憶されている。また、この保存部26aに、前記履歴データの他に各種設定値を保存するようにしてもよい。
26bは、ROM、RAM等で構成され、各種制御プログラムや各種データを記憶する記憶部、27及び28は操作表示部3のインターフェース回路であり、27は操作表示部3へ表示データを出力する表示出力回路、28は操作表示部3における操作信号を入力する操作入力回路、29は前記人感センサ4のオン状態を検出処理する人感センサ入力回路である。
そして、前記時計回路24の出力を用いて、所定時間ごと(この実施の形態においては、24時間の毎正時ごと)に、前記人感センサ4により人が検知された時間の計数値(人感検知タイムカウント値)を履歴データとして前記保存部26aに保存するとともに、該保存部26aから新時刻(これからの一時間)に対応する履歴データを読み出し、その時間帯に人が検知されていた時間が所定時間(例えば、20分間)よりも少ない場合は、人感センサにより人が検知されたときのみ庫内照明6を点灯する制御モード(省エネルギーモード。以下、「省エネモード」という。)で庫内照明の制御を行う。
さらに、庫内照明の消灯時にはショーケース内の発熱体をなくすることができるため、庫内設定温度を所定温度高い温度に変更して、エネルギー消費をより少なくしている。
図3は、この第1の実施の形態において前記電子コントローラ2により実行される処理のフローチャートである。前記電子コントローラ2は、図3における「入口」から「出口」までの処理を所定時間間隔で(例えば、1秒ごとに)繰り返し実行する。
この処理においては、まず、前記時計回路24を参照し、現在時刻が00分となったか否かを判定する(ステップA1)。その結果、現在時刻が00分以外の時刻であるときには、ステップA11に進み、前記人感センサ入力回路29の出力から前記人感センサ4が人を検知してオン状態となっているか否かを判定する。その結果、人が検知されているときには、人感検知センサ4により人が検知されている時間の計数値(人感検知タイムカウント値)にこの図3の処理の実行周期に対応する時間を加算し(ステップA12)、ステップA15の庫内照明オン処理に進む。
一方、人が検知されていないときには、現在の庫内照明の制御モードが省エネモードであるか否かを判定し(ステップA13)、省エネモードのときはステップA14の庫内照明オフ処理に進み、省エネモードでないとき(通常モードのとき)はステップA15の庫内照明オン処理に進む。
すなわち、人感センサにより人が検知されたときは人感検知タイムカウントを行うとともに、庫内照明オン処理を行う。一方、人感センサにより人が検知されない場合、省エネモードのときは庫内照明オフ処理を行い、通常モードのときは庫内照明オン処理を行う。
庫内照明オフ処理においては、まず、庫内照明がオフとされているか否かを判定し(ステップE1)、庫内照明がオフとされていれば、そのまま、この庫内照明オフ処理を終了する。
一方、庫内照明がオンとされているときは、ステップE2に進み、遅延タイマーの動作が開始されているか否かを判定する。ここで、遅延タイマーがカウントを開始されているときは遅延タイマーをカウントアップし(ステップE4)、カウントを開始されていないときはそのカウントを開始させる(ステップE3)。
そして、遅延タイマーの計数値が所定値(例えば、1分)以上となったか否かを判定し(ステップE5)、所定値に達していないときは、そのまま、今回の庫内照明オフ処理を終了する。一方、遅延タイマーの計数値が所定値以上となったときは、前記蛍光灯駆動回路22−1を制御して庫内照明を消灯させる(ステップE6)とともに、庫内設定温度を庫内照明がオンのときの設定値(第1の設定値)よりも所定温度(例えば、2°C)高い第2の設定値に変更し(ステップE7)、遅延タイマーをリセットして(ステップE8)、庫内照明オフ処理を終了する。
このように、庫内照明をオフとするときには、遅延タイマーを用いて人感センサにより人が検知されなくなってから所定時間経過した後に実際に蛍光灯を消灯するようにしているため、お客が人感センサの検知エリア外に移動したときに即時に庫内照明が消灯されることがなく、お客に不自然さや違和感を与えることがない。
また、庫内照明をオフとしたときに庫内設定温度を所定温度高く設定しているため、より省エネルギーを図ることができる。
庫内照明オン処理では、まず、庫内照明がオンとされているか否かを判定し(ステップD1)、オンとされている場合にはそのまま庫内照明オン処理を終了する。一方、庫内照明がオンとされていないときは、前記蛍光灯駆動回路22−1を制御して庫内照明をオンとし(ステップD2)、さらに、庫内設定温度を庫内照明がオフのときの設定値(第2の設定値)よりも所定温度(例えば、2°C)低い第1の設定値に変更して、この庫内照明オン処理を終了する。
そして、人感検知タイムカウント値をリセットして(ステップA4)、新たなカウントに備える。
次に、前記保存部26aに記憶されている、新時刻(これからの一時間、例えば、11時〜12時)の履歴データ(対応する時間帯の人感検知タイムカウント値)を保存部26aから読み出す(ステップA5)。そして、該読み出された履歴データが所定の値(例えば、20分)以上であるか否かを判定する(ステップA6)。その結果、過去の同時間帯において人が検知されていた時間が所定の時間以上であるときには、前記ステップA11に進み、人感センサ4により人が検知されているか否かを判定する。以下の処理は、前述の通りである。
一方、前記保存部26aから読み出した新時刻の履歴データが前記所定時間より少ないときには、ステップA7に進み、庫内照明の制御モードを省エネモードに設定する。そして、ステップA8で人感センサ4により人が検知されているか否かを判定し、人が検知されているときは、前述したステップA11に進む。一方、人が検知されていないときは、庫内照明をオフとした(ステップA9)後、庫内設定温度を庫内照明がオンのときの設定値(第1の設定値)よりも所定温度高い第2の設定値にセットして、前記ステップA11に進む。
さらに、前回のデータとの平均値を保存するようにしてもよい。例えば、5日分の平均値を保存する場合には、(前5日の平均値)×0.8+今回値×0.2を保存すればよい。このときは、多くの記憶領域を必要とすることなく、移動平均値を保存することができる。
なお、庫内照明はすべて消灯するのではなく、多段式のショーケースであれば、最上段のみは連続点灯するような間引き点灯をする方式を用いてもよい。このようにすることで遠方からみたときのショーケースの消灯による連続点灯との違和感を解消することができる。
また、人感センサをショーケースの近辺にも設置し、ショーケースに人が近づくことでショーケースの庫内照明を点灯する形態をとってもよい。この場合、ショーケースに向かう通路等のショーケースの近辺に設けられた人感センサとショーケースの人感センサがともに人を検知しない状態が遅延時間継続することでショーケースの庫内照明を消灯するようにするような形態をとってもよい。このようにすることで、庫内照明を制御していることによる顧客の違和感をなくすことも可能となる。
なお、省エネモードに設定するか否かを決定する前記所定の時間(上述の例では、20分)は、前記操作部の操作により任意に設定することができる。
図6は、本発明のこの実施の形態のシステム構成を示す図である。
この図に示すように、集中管理装置10に通信路18を介して複数の前記電子コントローラ2−1〜2−nが接続されており、該複数の電子コントローラ2−1〜2−n、すなわち複数の冷凍・冷蔵ショーケース1−1〜1−nを集中管理装置10で管理するようになされている。
なお、各冷凍・冷蔵ショーケース1−1〜1−n及び電子コントローラ2−1〜2−nは、前記図1及び図2に示したものと同様の構成を有しており、人感センサ4により人が検知された時間を計数することができるようになされている。なお、各電子コントローラにおける時計回路24及びそのバックアップ電源24aは必ずしも設ける必要はない。
この図において、11は、各種入出力処理、通信処理及び各種演算処理などを実行する制御部(MPU:マイクロプロセッサーユニット)、12は複数の電子コントローラ2−1〜2−nと各種データの送受信を行う通信部、13は、通信部12を通して接続される複数の電子コントローラ2−1〜2−nの各種設定値及び各電子コントローラ2−1〜2−nから送られてきた測定データや前述した履歴データ(人感検知タイムカウント値)などを格納し、集中管理装置10の電源が長期無電圧(停電)となっても保存可能な保存部、14と15は各種履歴データや計測データの読出し又は各種設定値の設定などにかかる操作と表示を行うための操作部と表示部、16はROM、RAM等で構成され各種制御プログラムや各種データを記憶する記憶部、17はカレンダー機能を備えたタイマー(カレンダータイマー)、17aは停電時であっても前記カレンダータイマー17を動作可能とするためのバックアップ電源である。
そして、前記カレンダータイマー17の出力に基づき、所定の時間ごと(この実施の形態では、24時間の毎正時ごと)に前記通信部12を通して各電子コントローラ2−1〜2−nから人感検知タイムカウント値を収集し、当日が「休日」、「休前日」又は「平日」のいずれであるかを識別して保存部13の該当する記憶領域に履歴データとして保存する。
例えば、移動平均法をとる場合には、前記保存部13に「休日」、「休前日」及び「平日」の日の種類ごとに、それぞれ数日分(例えば、5日分)の毎正時ごとの人感検知タイムカウント値を記憶する領域を準備し、対応する種類の履歴データのうち最も古いデータの上に上書き保存する。あるいは、前回のデータとの平均値を保存するようにしてもよい。前回平均値(前5日の平均値)×0.8+今回値×0.2を今回の平均値として保存する。この場合には、1つのデータですみ、記憶容量が少なくてすむ。
この図に示す例では、前記保存部13の履歴データ記録領域に、各電子コントローラ2−1〜2−n(すなわち、冷凍・冷蔵ショーケース1−1〜1−n)ごとに、日の種類別に5日分の時間帯別の履歴データが記録できるようになされている。
なお、日の種別は、上述のように、休日、休前日、平日のように分類するだけではなく、セール開催日など他の日の種別を任意に定義して前記年間カレンダーに設定することもできる。あるいは、曜日をそのまま種別として使用しても良い。
図9は、本発明のこの実施の形態における前記集中管理装置10の処理フローを示す図である。集中管理装置10は、図9における入口〜出口までの処理を繰り返し実行する。
処理が開始されると、まず、前記保存部13に履歴データが全て設定されているか否かを判定する(ステップB1)。その結果、設定されているときはそのままステップB3に進み、未設定であるときは、前記保存部13における履歴データ記録領域の平日、休前日、休日の各種別ごとに、毎正時ごとの全履歴データに仮のデータとして所定の時間(例えば、30分)を設定した後(ステップB2)、ステップB3に進む。
ステップB3では、時刻替りであるか否か、すなわち、現在時刻が00分となったか否かを判定する。その結果、時刻替りでないときは、今回の処理を終了する。
一方、現在時刻が00分となったとき(正時であるとき)には、ステップB4に進み、前記通信路18を介して接続されている全ショーケース1−1〜1−nに対してデータ収集コマンドを送信し、各電子コントローラ2−1〜2−nにおいて計数されている人感検知タイムカウント値(履歴データ)を収集する。そして、当日がどの種類の日であるかに応じて、各電子コントローラ2−1〜2−nから送られてきた履歴データを前記保存部13内の所定の領域に記憶する(ステップB5)。
そして、現在の時刻が00時となった日付替りであるか否かを判定する(ステップB6)。その結果、日付替りであるときには、前述した年間カレンダーを参照して、当日が、平日、休前日、休日のどの種類に属するかを判定し、モード(平日、休前日、休日)を設定する(ステップB7)。このモードにより、前記ステップB5において履歴データが記憶される領域が決定されることとなる。
そして、ステップB8に進み、接続されている全てのショーケース1−1〜1−nについて、前記保存部13に記憶されている新時刻(これからの一時間)に対応する履歴データを読み出し、その平均値と前述した所定の値(例えば、20分)とを比較して、各ショーケースについてその庫内照明の制御モード(省エネモード又は通常モード)を決定し、各ショーケース1−1〜1−nにその結果を送信する。
各電子コントローラ2−1〜2−nでは、前記集中管理装置10からの前記データ収集コマンドを受信すると(ステップC1)、人感センサ4により人が検知されている時間を計数した人感検知タイムカウント値を前記通信部25を介して前記集中管理装置10に送信し(ステップC2)、該人感検知タイムカウント値をリセットして(ステップC3)、次の時間間隔における計数に備える。
そして、前記集中管理装置10から庫内照明の制御モードを受信すると(ステップC4)、該受信した制御モード(省エネモード又は通常モード)を庫内照明の制御モードとして設定する(ステップC5)。
次に、前記人感センサ4が人を検知してオン状態となっているか否かを判定する(ステップC6)。その結果、オン状態となっているときは、前記人感検知タイムカウント値をカウントアップし(ステップC7)、庫内照明オン処理を実行する(ステップC10)。この庫内照明オン処理の内容は、前記図5に示したものと同一であり、庫内照明がオフであるときは庫内照明をオンとし、庫内設定温度を所定温度低い第1の設定値に設定する処理である。
一方、人が検知されておらず、人感センサ4がオン状態となっていないときは、ステップC8に進み、庫内照明の制御モードが省エネモードに設定されているか否かを判定する(ステップC8)、その結果、通常モードのときは前記ステップC10の庫内照明オン処理を実行し、省エネモードのときはステップC9の庫内照明オフ処理を実行する。この庫内照明オフ処理の内容は、前記図4に示したものと同一であり、庫内照明がオンのときに、遅延タイマーに設定した時間経過後に庫内照明をオフして、庫内設定温度を所定温度高い第2の設定値に設定する処理である。
これにより、各ショーケース1−1〜1−nにおいて履歴データを管理することがないので、各ショーケース1−1〜1−nの電子コントローラ2−1〜2−nの構成を簡易なものとすることができる。
また、上記処理形態を備えたことで、より正確な顧客動向をショーケースごとに管理することができることから顧客動向に合わせたショーケースの省エネ管理ができる。
また、上述した第1の実施の形態においては前記保存部26aに一日分の各一時間ごとの履歴データを保存するようにしていたが、電子コントローラ2内にカレンダータイマー回路を備え、上述した第2の実施の形態における集中管理装置10と同様に、日の種別に応じた履歴データを電子コントローラ2における保存部26aに保存し、日の種別に応じた制御を行うようにしてもよい。
さらに、上述した各実施の形態においては、毎正時を単位として、人感検知タイムカウントを行っていたが、これに限られることはなく、任意の時間間隔で人感検知タイムカウントを行うようににしてもよい。さらに、一日中同じ時間間隔とする必要はなく、異なる時間間隔で人感検知タイムカウントを行い、庫内照明の制御モードを設定するようにしてもよい。
さらにまた、上記においては、省エネモードとするためのしきい値を20分とし、遅延タイマーの遅延時間を1分として説明したが、これに限られることはなく、任意の値に設定することができる。
Claims (8)
- 庫内照明を備えた冷凍・冷蔵ショーケースであって、
人の存在を検知したときにオン状態となる人感センサと、
前記人感センサがオン状態である時間を所定時間ごとに計数する計数手段と、
前記所定時間ごとの計数結果を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている現在時刻に対応する時間の前記計数結果が所定の値よりも少ないときには前記人感センサがオン状態のときにのみ前記庫内照明を点灯する省エネルギーモードで前記庫内照明を制御し、前記所定の値以上であるときには前記庫内照明を連続点灯する通常モードで前記庫内照明を制御する庫内照明制御手段と
を有することを特徴とする冷凍・冷蔵ショーケース。 - 前記記憶手段には、複数の日数分の前記所定時間ごとの計数結果、又は、複数の日数分の前記所定時間ごとの計数結果の平均値が記憶されるようになされており、
前記庫内照明制御手段は、前記所定時間ごとの計数結果の複数の日数分の平均値に基づいて前記庫内照明の制御を行うようになされていること
を特徴とする請求項1記載の冷凍・冷蔵ショーケース。 - 庫内照明を備えた冷凍・冷蔵ショーケースであって、
人の存在を検知したときにオン状態となる人感センサと、
前記人感センサがオン状態である時間を計数する計数手段と、
集中管理装置と通信するための通信部と、
前記集中管理装置からの指示に基づいて、前記計数手段による計数結果を前記集中管理装置に送信する手段と、
前記集中管理装置から送信される前記庫内照明の制御モードを記憶する制御モード記憶手段と、
前記制御モード記憶手段に記憶された制御モードに従って前記庫内照明を制御する庫内照明制御手段であって、前記庫内照明の制御モードが省エネルギーモードのときには前記人感センサがオン状態であるときにのみ前記庫内照明を点灯し、前記庫内照明の制御モードが通常モードのときには前記庫内照明を連続点灯する庫内照明制御手段と
を有することを特徴とする冷凍・冷蔵ショーケース。 - 前記庫内照明の点灯時における庫内温度設定値を、前記庫内照明の消灯時における庫内温度設定値よりも所定温度高い温度に設定する手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷凍・冷蔵ショーケース。
- 前記庫内照明の消灯時においても、最上段の庫内照明灯は消灯しないようになされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷凍・冷蔵ショーケース。
- 前記請求項3記載の冷凍・冷蔵ショーケースと接続される集中管理装置であって、
カレンダー機能を備えたタイマー装置と、
前記冷凍・冷蔵ショーケースと通信するための通信部を備え、
所定時間ごとに、前記通信部に接続されている冷凍・冷蔵ショーケースから、それらに内蔵されている前記計数手段による計数結果を受信する手段と、
該受信した計数結果を各冷凍・冷蔵ショーケースごと前記所定時間ごとに記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている現在時刻に対応する時間の計数結果が所定の値よりも少ないときには当該冷凍・冷蔵ショーケースの庫内照明の制御モードを省エネルギーモードとし、前記所定の値以上であるときには通常モードとする制御モード決定手段と、
前記制御モード決定手段により決定された庫内照明の制御モードを当該冷凍・冷蔵ショーケースに送信する手段と
を有することを特徴とする冷凍・冷蔵ショーケースの集中管理装置。 - 前記記憶手段には、複数の日数分の前記所定時間ごとの前記計数結果、又は、複数の日数分の前記所定時間ごとの計数結果の複数の日数分の平均値が記憶されるようになされており、
前記制御モード決定手段は、複数の日数分の前記計数結果の平均値を用いて前記庫内照明の制御モードを決定するようになされていることを特徴とする請求項6記載の冷凍・冷蔵ショーケースの集中管理装置。 - 前記記憶手段には、日の種類別に1又は複数日数分の前記所定時間ごとの前記計数結果が記憶されるようになされており、
前記制御モード決定手段は、当日と同じ種類の日の前記計数結果を用いて前記庫内照明の制御モードを決定するようになされていることを特徴とする請求項6記載の冷凍・冷蔵ショーケースの集中管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005081418A JP4738855B2 (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 冷凍・冷蔵ショーケース及びその集中管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005081418A JP4738855B2 (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 冷凍・冷蔵ショーケース及びその集中管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006262954A JP2006262954A (ja) | 2006-10-05 |
JP4738855B2 true JP4738855B2 (ja) | 2011-08-03 |
Family
ID=37199526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005081418A Expired - Fee Related JP4738855B2 (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 冷凍・冷蔵ショーケース及びその集中管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4738855B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101555674B1 (ko) * | 2013-12-26 | 2015-09-24 | 롯데알미늄 주식회사 | 쇼케이스의 절전 제어장치 및 그 방법 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7822503B2 (en) * | 2006-09-27 | 2010-10-26 | The Coca-Cola Company | Systems, methods, and apparatuses for energy management in vending machines, appliances, and other store or dispense equipment |
JP5340582B2 (ja) * | 2007-11-22 | 2013-11-13 | 三洋電機株式会社 | ショーケース |
JP2009240032A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Panasonic Electric Works Co Ltd | デマンド制御システム |
CN114413563B (zh) * | 2022-01-17 | 2023-10-31 | 广东哈士奇制冷科技股份有限公司 | 一种制冷设备控制方法、系统、电子设备及可读存储介质 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06325874A (ja) * | 1993-05-12 | 1994-11-25 | Fuji Electric Co Ltd | オープンショーケースの照明制御システム |
JPH10162965A (ja) * | 1996-11-26 | 1998-06-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明装置 |
JPH11238579A (ja) * | 1998-02-24 | 1999-08-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明装置 |
JPH11260570A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-24 | Mitsubishi Electric Corp | ショーケースシステム |
JP2001085170A (ja) * | 1999-09-14 | 2001-03-30 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明装置 |
-
2005
- 2005-03-22 JP JP2005081418A patent/JP4738855B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101555674B1 (ko) * | 2013-12-26 | 2015-09-24 | 롯데알미늄 주식회사 | 쇼케이스의 절전 제어장치 및 그 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006262954A (ja) | 2006-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1540438B1 (en) | System and method for temperature control in refrigeration systems and heating systems | |
JP6123909B2 (ja) | 冷蔵庫、冷蔵庫管理システムおよび冷蔵庫制御方法 | |
JP2009240032A (ja) | デマンド制御システム | |
JP4346584B2 (ja) | デマンド制御装置およびプログラム | |
EP1729223A2 (en) | Demand control apparatus, electric power consumption prediction method, and program therefor | |
JP4738855B2 (ja) | 冷凍・冷蔵ショーケース及びその集中管理装置 | |
JP2007060848A (ja) | 電力量制御装置および電力量制御方法ならびにプログラム | |
JP5607595B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
WO2020184408A1 (ja) | 店舗空調システム | |
US20050177282A1 (en) | Energy saving vending machine and control | |
JP3048839B2 (ja) | ショーケースなどの運転制御装置 | |
JP2004257666A (ja) | 冷却システムの制御装置 | |
US11293683B2 (en) | Defogging control system and method | |
JP4398773B2 (ja) | 店舗管理システムにおける店舗サーバ装置 | |
TWI388786B (zh) | 集中管理系統 | |
JP6365722B2 (ja) | 冷蔵庫、冷蔵庫管理システムおよび冷蔵庫制御方法 | |
JP5914815B2 (ja) | 制御システム | |
US9857112B2 (en) | Method for controlling a refrigerator, a control unit and a refrigerator | |
JP4201729B2 (ja) | 冷却システムの制御装置 | |
JP2003161493A (ja) | 空気調和システム制御方法およびその装置 | |
JPH11304342A (ja) | ショーケース | |
JP2000088423A (ja) | 低温ショーケースの制御装置 | |
US20240027089A1 (en) | Apparatus and method for predicting amount of temperature change of target zone | |
JPH0599554A (ja) | 冷蔵庫の除霜制御装置 | |
JP2010014379A (ja) | 冷蔵庫 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100218 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110426 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110427 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |