JP4738613B2 - オンラインチケット - Google Patents

オンラインチケット Download PDF

Info

Publication number
JP4738613B2
JP4738613B2 JP2001070704A JP2001070704A JP4738613B2 JP 4738613 B2 JP4738613 B2 JP 4738613B2 JP 2001070704 A JP2001070704 A JP 2001070704A JP 2001070704 A JP2001070704 A JP 2001070704A JP 4738613 B2 JP4738613 B2 JP 4738613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
code
online
encryption
online ticket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001070704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002271321A (ja
Inventor
伸介 大野
洋幸 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SII Data Service Corp
Original Assignee
SII Data Service Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SII Data Service Corp filed Critical SII Data Service Corp
Priority to JP2001070704A priority Critical patent/JP4738613B2/ja
Publication of JP2002271321A publication Critical patent/JP2002271321A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4738613B2 publication Critical patent/JP4738613B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用時にオンラインで使用可否を認定するオンラインチケット及びオンラインチケット認証システムに関し、特に、タクシーチケットやワンタイムクレジットカードに使用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のタクシーチケットのシステムは、例えば、タクシーチケット発行会社から会社等が購入し、使用したタクシーチケットについてタクシー会社が集計してタクシーチケット発行会社へ報告し、タクシーチケット会社は使用した会社とタクシー会社との間に入って費用の精算を行うというようなものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のタクシーチケットでは、使用したタクシーチケットの集計は全て手作業であり、費用精算等に非常に煩雑な作業が必要となるという問題があり、また、タクシーチケット自体が印刷物であるため、比較的偽造し易く且つ偽造は発覚し難いという問題もある。
【0004】
一方、例えば、特開平6−282556号公報には、ワンタイム・クレジットカード決済システムが開示されている。これは磁気ストライプを有するカードを用いて、一回だけクレジットカードと同じように買い物等に使用できるようにしたものである。この公報には、カードの個人特定、使用条件、使用可能上限金額情報、利用可否を読みとって正当性をチェックする旨の記載があり、一回だけ使用できるようにする使用可否情報をカードに表示する方法として使用時にカードにパンチ穴を開ける旨の記載がある。
【0005】
しかしながら、かかるシステムでは、カードが偽造された場合への対応が不十分である。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑み、偽造による不正使用を高度に防止できるオンラインチケット及びオンラインチケット認証システムを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明の第1の態様は、所定のカード認証端末を介してオンラインでデータ処理センターに認証を受けることにより代金の支払いに使用できるオンラインチケットにおいて、偽造防止の暗号コードとして、当該オンラインチケットの発行元のみが把握して前記データ処理センターには通知しない第1の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成される第1の暗号コードと、前記データ処理センターに通知する第2の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成される第2の暗号コードと、これら第1及び第2の暗号コードを生成する際に用いた管理コードとを具備することを特徴とするオンラインチケットにある。
【0008】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記データ処理センターは、前記第2の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成した第2の暗号コードにより偽造チェックを行うことを特徴とするオンラインチケットにある。
【0009】
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、当該オンラインチケットは一回限り使用できるものであり、前記データ処理センターは、前記第2の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成した第2の暗号コードを、一回限りの使用が可能かどうかを示す利用可否情報データベースと照合することにより認証することを特徴とするオンラインチケットにある。
【0010】
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、当該オンラインチケットは磁気ストライプを具備し、当該磁気ストライプに、前記第1及び第2の暗号コードと前記管理コードとが記録されていることを特徴とするオンラインチケットにある。
【0011】
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、当該オンラインチケットがタクシーチケットであることを特徴とするオンラインチケットにある。
【0012】
本発明の第6の態様は、所定のカード認証端末を介してオンラインでデータ処理センターに認証を受けることによりオンラインチケットを使用して代金の支払いを許容するオンラインチケット認証方法において、前記オンラインチケットに、当該オンラインチケットの発行元のみが把握して前記データ処理センターには通知しない第1の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成される第1の暗号コードと、前記データ処理センターに通知する第2の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成される第2の暗号コードと、これら第1及び第2の暗号コードを生成する際に使用した管理コードとを付与し、前記データ処理センターでは、前記第2の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成した第2の暗号コードにより偽造チェックを行い、前記発行元は前記第1の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成した第1の暗号コードにより偽造チェックを行うようにしたことを特徴とするオンラインチケット認証方法にある。
【0013】
本発明の第7の態様は、第6の態様において、前記オンラインチケットは一回限り使用できるものであり、前記データ処理センターは、前記第2の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成した第2の暗号コードを、一回限りの使用が可能かどうかを示す利用可否情報データベースと照合することにより認証することを特徴とするオンラインチケット認証方法にある。
【0014】
本発明の第8の態様は、第6又は7の態様において、前記オンラインチケットは磁気ストライプを具備し、当該磁気ストライプには、前記第1及び第2の暗号コードと前記管理コードが記録されていることを特徴とするオンラインチケット認証方法にある。
【0015】
本発明の第9の態様は、第6〜8の何れかの態様において、前記オンラインチケットがタクシーチケットであることを特徴とするオンラインチケット認証方法にある。
【0016】
本発明の第10の態様は、所定のカード認証端末を介してオンラインでデータ処理センターに認証を受けることによりオンラインチケットを使用して代金の支払いを許可するオンラインチケット認証システムにおいて、前記オンラインチケットに、当該オンラインチケットの発行元のみが把握して前記データ処理センターには通知しない第1の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成される第1の暗号コードと、前記データ処理センターに通知する第2の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成される第2の暗号コードと、これら第1及び第2の暗号コードを生成する際に使用した管理コードとを付与し、前記カード認証端末は、前記オンラインチケットから前記第1及び第2の暗号コードと前記管理コードを読みとると共に前記データ処理センターへ送信する機能を具備し、前記データ処理センターは、受信した管理コード及び前記第2の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成した第2の暗号コードと受信した第2の暗号コードを比較して偽造をチェックする偽造チェック手段を具備し、前記発売元は、使用済みのデータと共に受理した管理コード及び前記第1の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成した第1の暗号コードを受理した第1の暗号コードと比較することにより偽造をチェックする偽造チェック手段を具備することを特徴とするオンラインチケット認証システムにある。
【0017】
本発明の第11の態様は、第10の態様において、前記オンラインチケットは一回限り使用できるものであり、前記データ処理センターは、前記第2の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成した第2の暗号コードを、一回限りの使用が可能かどうかを示す利用可否情報データベースと照合することにより認証する認証手段を具備することを特徴とするオンラインチケット認証システムにある。
【0018】
本発明の第12の態様は、第10又は11の態様において、前記オンラインチケットは磁気ストライプを具備し、当該磁気ストライプに、前記第1及び第2の暗号コードと前記管理コードとが記録されており、前記カード認証端末は、前記磁気ストライプを読みとることができるカードリーダを具備することを特徴とするオンラインチケット認証システムにある。
【0019】
本発明の第13の態様は、第10〜12の何れかの態様において、前記オンラインチケットがタクシーチケットであることを特徴とするオンラインチケット認証システムにある。
【0020】
かかる本発明によれば、偽造による不正使用を高度に防止できるオンラインチケット及びオンラインチケット認証システムを提供することができ、特に、タクシーチケットやワンタイムクレジットカードに用いて好適である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を一実施形態に基づいて説明する。
【0022】
図1には一実施形態に係るオンラインチケットを、図2にはこのオンラインチケットを用いたオンラインチケット認証システムの全体構成を示す。
【0023】
図1に示すように、オンラインチケット1は、当該オンラインチケット1を特定するための管理コード2として、オンラインチケット1を購入して最終的に費用を支払うチケット使用者を特定する会員番号、及び発行したチケットに連番で付与されるシリアル番号を具備し、また、使用の可否及び偽造チェックを行うための暗号コード3として、暗号コードA及び暗号コードBを具備する。
【0024】
ここで、暗号コードAは、第1の秘密キー4である秘密キーAと、管理コード2である会員番号及びシリアル番号とを用い、所定の暗号化処理、例えば、暗号学のハッシュとして知られているMD5計算を用いて生成されるもので、暗号コードA及び管理コード2からは秘密キーAを復元することはできない。
【0025】
また、暗号コードBは、第1の秘密キー4とは別の第2の秘密キーBと、管理コード2である会員番号及びシリアル番号とを用いて所定の暗号化処理により同様に生成したものである。
【0026】
このような暗号コードA及び暗号コードBの使用方法は後述する。なお、暗号コードBを生成する暗号化処理に暗号コードAを含めてもよく、これにより、暗号化の強度を増すことができる。
【0027】
このようなオンラインチケット1は、例えば、図3に示すように、紙や樹脂フィルム性のカード本体1aに磁気ストライプ1bを設けたものであり、管理コード2及び暗号コード3は、磁気ストライプに記録されていると同時に、必要に応じて、管理コード2及び暗号コード3の少なくとも一部が印刷等によりカードに表示されたものである。このようにオンラインチケットカード1は、使用時にオンラインで管理コード2及び暗号コード3を送信する必要があるから、電子情報として記録できる形態のものが好ましいが、バーコード等で表示されてて使用時にバーコードリーダ等で読みとれるようにしたものでもよく、また、印刷等により表示されているだけで、使用時に管理コード2及び暗号コード3を入力するものでもよい。
【0028】
また、オンラインチケット1の用途は特に限定されないが、タクシーチケットやワンタイムクレジットカードなど、一度のみの使用が許可されたものであるのが好適であり、以下、本実施形態では、タクシーチケットを例として説明する。
【0029】
オンラインチケット1は、例えば、クレジットカード会社などのオンラインチケット発行元11が、一般の企業などのオンラインチケット購入元12の注文により発行される。
【0030】
発行されたオンラインチケット1は、購入元12から、購入元12の社員やお客であるオンラインチケット利用者13へ配布される。オンラインチケット1はオンラインチケット認証端末14を介して使用され、使用されたオンラインチケット1はオンライン認証端末14の管理会社又は組合等の組織である管理者15により収集される。また、オンラインチケット認証端末14は、有線又は無線を介してデータ処理センター16に接続され、使用前に認証を得る。本実施例では、タクシーチケットであるオンラインチケット1は、オンラインチケット認証端末14を搭載したタクシーで使用され、オンライン認証端末14は無線でデータ処理センター16に接続される。
【0031】
ここで、オンラインチケット1に付与される管理コード2としての会員番号は、会社やその中の部署、あるいは他の組織について発行元11が特定するもので、例えば、16桁のASCII表示文字コード(数字及びアルファベット等)からなる。また、シリアル番号は、例えば、会員番号ごとに付与される通し番号であり、例えば、8桁のASCII数字コード又は表示文字コードである。
【0032】
暗号コードAを生成するために使用される秘密キーAは、発行元11のみで使用されて外部には公開しないもので、詳細は後述するが、発行元11が、偽造されたチケットが使用されなかったかどうかを検査するために使用する。秘密キーAの長さは、例えば、20バイト程度である。安全性を高めるために、会員番号毎、又はシリアル番号の所定の範囲毎に秘密キーAを変更してもよい。
【0033】
暗号コードBを生成するために使用される秘密キーBは、発行元11がデータ処理センター16だけに公開するもので、詳細は後述するが、データ処理センター16が、正規に使用可能なチケットであるかどうかを認証するために使用する。秘密キーBの長さは、例えば、20バイト程度であり、安全性を高めるために、会員番号毎、又はシリアル番号の所定の範囲毎に秘密キーAを変更してもよい。
【0034】
暗号コードA及び暗号コードBを生成するための暗号化処理は、一般的に知られている、DESなどの暗号アルゴリズムや、MD5、SHAなどの暗号学のハッシュなどの暗号化アルゴリズムを用いたもので、暗号コードA及び暗号コードBは、このような暗号化アルゴリズムを用いて秘密キーA又は秘密キーBと管理コード2を用いて生成した乱数列に所定の手順を加えることにより生成するものであり、管理コード2から復元することは暗号学的に不可能とされるものである。なお、暗号コードBを生成するための暗号化手順は、発行元11からデータ処理センター16へ公開される。
【0035】
本実施形態では、暗号コードAは、秘密キーA、会員番号及びシリアル番号にMD計算を施して得られる20バイトの乱数から所定の手順で54ビットを取り出し、6ビットずつに区切ってそれぞれに「0X30」を加えることにより生成される9バイトのASCII文字列とした。
【0036】
また、暗号コードBは、秘密キーB、会員番号、シリアル番号及び暗号コードAにMD計算を施して得られる20バイトの乱数から所定の手順で48ビットを取り出し、6ビットずつに区切ってそれぞれに「0X30」を加えることにより生成される8バイトのASCII文字列とした。
【0037】
オンラインチケット認証端末14は、図4に示すように、オンラインチケット1から会員番号及びシリアル番号からなる管理コード2と、暗号コードA及び暗号コードBからなる暗号コード3を読み出すカードリーダなどの読み出し手段41と、読み出したデータをデータ処理センター16へ送信すると共にデータ処理センター16からの使用の可否を受信する送受信手段42とを具備する。
【0038】
データ処理センター16は、オンラインチケット認証端末14との送受信を行う送受信手段43と、オンラインチケット1が偽造等による不正使用でないかどうかの偽造チェック21を行う偽造チェック手段44と、オンラインチケット1が使用可能なものか否かの認証22を行う認証手段45とを具備する。
【0039】
偽造チェック手段44は、発行元11から第2の秘密キー5である秘密キーBと、秘密キーBを用いて暗号コードBを生成する暗号化処理手順とを受理しており、秘密キーBと会員番号及びシリアル番号からなる管理コード2と用いて所定の暗号化処理を行い、生成した暗号コードBと、受信したデータに含まれる暗号コードBとを比較し、一致しない場合には偽造チケットと見なして、使用不可とする。また、偽造チェック手段44は、過去に不正使用されて使用禁止となったチケットの情報を蓄積したデータベースを具備し、このデータベースと照合して不正使用を未然に防止する機能を有していてもよい。
【0040】
一方、認証手段45は、例えば、管理コード2及び暗号コードBを含む認証データベース46と、オンライン受信した管理コード2及び暗号コードBを用いて認証を行い、同一のチケット又は複製したチケットを使用しての複数回の利用を拒否する。
【0041】
認証データベース46は、一例としては、発行元11から発行したチケットについての管理コード2及び暗号コードBの情報を予め受理して、これをデータベース化したものであり、この場合、認証手段45は、認証を求められたチケットがデータベースに存在した場合に使用許可の認証を与え、使用許可を与えたチケットについては認証済みとする。
【0042】
また、認証データベース46の他の例としては、発行元11から予めデータを受理せず、認証手段45が過去に認証を与えたチケットの情報をデータベース化していくものであり、この場合には、認証手段45は、認証データベース46に存在しない場合に使用可の認証を与える。
【0043】
何れの場合においても、同一のチケット又は複製したチケットを使用しての複数回の利用を拒否することができる。
【0044】
このような偽造チェック手段44及び認証手段45の処理手順の一例を図5に示す。図5に示すように、送受信手段43から会員番号、シリアル番号及び暗号コードBを取得すると(ステップS1)、会員番号、シリアル番号及び秘密キーBを用いて所定の暗号化処理を行って暗号コードBを生成し(ステップS2)、ステップS3でこの暗号コードBと送受信手段43から取得した暗号コードBとを比較する。両者が一致した場合(ステップS3、YES)には、ステップS4でチケット情報と認証データベース46とを照合してチケットが利用可か否かを判断し、チケットが利用可の場合(ステップS4、YES)には、チケット利用を認証する(ステップS5)。ステップS3で暗号処理の結果が暗号コードBと一致しなかった場合(ステップS3、NO)及びステップS4でチケットが利用不可だった場合(ステップS4、NO)には、チケット利用を否認する(ステップS6)。
【0045】
以上説明したオンラインチケット1を用いたオンライン認証システムの全体の処理の手順を図2を参照しながら説明する。
【0046】
まず、オンラインチケット発行元11が上述した手順で製造したオンラインチケット1を購入元12へ納品する。購入元12は、オンラインチケット1を利用者13へ渡し、利用者13は、タクシーに乗車した際に使用する。このときオンラインチケット認証端末14からデータ処理センター16へ管理コード2及び暗号コード3などと共に利用代金等の情報が送信され、データ処理センター16は、認証22及び偽造チェック21を行って利用の可否を送信する。
【0047】
利用可の場合にはタクシー代金の支払いがオンラインチケット1によりなされ、利用代金は、オンラインチケット1に記録又は印刷され、管理者15により保管される。
【0048】
管理者15とデータ処理センター16との間では、例えば、月締めでデータ照合23を行い、利用料金の支払い24を、データ処理センター16から管理者15へ行う。また、データ処理センター16は、管理者15への支払い24に応じた額の請求25をオンラインチケット発売元11へ行い、この際、チケット利用データ26を発売元11へ送付し、発行元11は、利用代金の支払い27を行う。また、発売元11は、この支払い27に応じて、購入元12との間で精算28を行う。
【0049】
ここで、チケット利用データ26には、チケットの管理コード2、利用代金等と共に、暗号コードA及び暗号コードBが含まれる。
【0050】
購入元12、利用者13及び管理者15等によるチケット偽造などは、暗号コードBを用いたデータ処理センター16での偽造チェック及び認証により防止できるが、発売元11では、一部のデータを抜き出して暗号コードA又は暗号コードBによるチェックを行うことができる。
【0051】
発売元11では、データ処理センター16での不正利用も考慮してチェックを行う必要がある。
【0052】
暗号コードBのみのチェックでは、不正利用がデータ処理センター16でのチェック漏れか、データ処理センター16での不正利用かは把握できないが、これにさらに暗号コードAのチェックを加えると、データ処理センター16以外の不正利用か、データ処理センター16での不正利用かを推定できる。
【0053】
すなわち、暗号コードBによるチェックでは不正利用ではないが、暗号コードAによるチェックでは不正利用の場合には、この場合の不正使用はデータ処理センター16の関係者によるものであうと推定できる。
【0054】
なお、発売元11での暗号コードAによるチェックは、チケット利用データ26から、少なくとも一部を抜き出し、他には公開していない秘密キーAと管理コード2から暗号化処理により暗号コードAを生成し、チケット利用データ26に含まれる暗号コードAと一致するかどうかを確認することにより行う。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、偽造による不正使用を高度に防止できるオンラインチケット及びオンラインチケット認証システムを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るオンラインチケットの概略を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るオンラインチケット認証システムの概略を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るオンラインチケットの概略構造を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るオンライン認証システムの一部を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るオンラインチケットの認証の手順を示す図である。
【符号の説明】
1 オンラインチケット
2 管理コード
3 暗号コード
4 第1の秘密キー
5 第2の秘密キー
11 オンラインチケット発行元
12 オンラインチケット購入元
13 オンラインチケット利用者
14 オンラインチケット認証端末
15 管理者
16 データ処理センター

Claims (4)

  1. 所定のカード認証端末を介してオンラインでデータ処理センターに認証を受けることにより、代金の支払いに一回限り使用できるオンラインチケットにおいて、
    偽造防止の暗号コードとして、当該オンラインチケットの発行元のみが把握して前記データ処理センターには通知しない第1の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成される第1の暗号コードと、
    前記データ処理センターに通知する第2の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成される第2の暗号コードと、
    これら第1及び第2の暗号コードを生成する際に用いた管理コードと
    を具備し、
    前記第2の暗号コードは、前記データ処理センターが、前記カード認証端末から前記オンラインチケットを取得した後に、予め通知されて保持している前記第2の秘密キーを用いて前記オンラインチケットの偽造をチェックするために使用するコードであるとともに前記データ処理センターが、一回限りの使用が可能かどうかを示す利用可否情報データベースと照合することにより、当該オンラインチケットが一回限り使用できるかどうかを認証するために使用するコードであり、
    前記第1の暗号コードは、前記オンラインチケットの発行元が、前記データ処理センターから前記第1の暗号コードと前記第2の暗号コードと前記管理コードと利用代金とを具備するチケット利用データを取得した後に、前記オンラインチケットの発行元のみが把握している前記第1の秘密キーを用いて前記チケット利用データの偽造をチェックするために使用するコードである
    ことを特徴とする記載のオンラインチケット。
  2. 前記第2の暗号コードは、前記オンラインチケットの偽造をチェックするために、前記データ処理センターによって、前記オンラインチケットが具備する管理コードを使用し前記第2の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成されたコードと比較されるコードであり、
    前記第1の暗号コードは、前記チケット利用データの偽造をチェックするために、前記オンラインチケットの発行元によって、前記チケット利用データが具備する前記管理コードを使用し前記第1の秘密キーを用いて所定の暗号化処理により生成されたコードと比較されるコードである
    ことを特徴とする請求項1に記載のオンラインチケット。
  3. 前記オンラインチケットは磁気ストライプを具備し、当該磁気ストライプに、前記第1及び第2の暗号コードと前記管理コードとが記録されている
    ことを特徴とする請求項1または2の何れかに記載のオンラインチケット。
  4. 前記オンラインチケットがタクシーチケットである
    ことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のオンラインチケット。
JP2001070704A 2001-03-13 2001-03-13 オンラインチケット Expired - Lifetime JP4738613B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001070704A JP4738613B2 (ja) 2001-03-13 2001-03-13 オンラインチケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001070704A JP4738613B2 (ja) 2001-03-13 2001-03-13 オンラインチケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002271321A JP2002271321A (ja) 2002-09-20
JP4738613B2 true JP4738613B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=18928523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001070704A Expired - Lifetime JP4738613B2 (ja) 2001-03-13 2001-03-13 オンラインチケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4738613B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102207466B1 (ko) * 2019-08-16 2021-01-25 한양대학교 에리카산학협력단 암표 방지를 위한 모바일 티켓 생성 방법 및 모바일 티켓 검증 시스템

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63280370A (ja) * 1987-05-13 1988-11-17 Hitachi Ltd 電子収入印紙方式
JPH0660099A (ja) * 1992-08-06 1994-03-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 発券装置
JPH06282556A (ja) * 1993-03-30 1994-10-07 Hisashi Iwata ワンタイム・クレジットカード決済システム
JPH08335170A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プログラム使用料課金システム
JPH1063884A (ja) * 1996-08-14 1998-03-06 Nippon Shinpan Kk 電子チケットシステムおよび該システムを用いた電子チケットの利用方法
JPH10123950A (ja) * 1996-10-21 1998-05-15 Fuji Xerox Co Ltd データ検証方法、被検証データ生成装置およびデータ検証装置
JPH10326333A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Nisetsuto Kk プリペイドカードおよびその偽造識別装置
JP2001005881A (ja) * 1999-04-22 2001-01-12 Dainippon Printing Co Ltd 顧客ポイント付与システム
WO2001077920A1 (fr) * 2000-04-06 2001-10-18 Sony Corporation Procede de division de zone de stockage pour dispositif portable
JP2002508550A (ja) * 1998-03-25 2002-03-19 オービス・パテンツ・リミテッド クレジットカードシステム及び方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109210A (ja) * 2000-09-27 2002-04-12 Glory Ltd 金券処理方法及びそのシステム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63280370A (ja) * 1987-05-13 1988-11-17 Hitachi Ltd 電子収入印紙方式
JPH0660099A (ja) * 1992-08-06 1994-03-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 発券装置
JPH06282556A (ja) * 1993-03-30 1994-10-07 Hisashi Iwata ワンタイム・クレジットカード決済システム
JPH08335170A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プログラム使用料課金システム
JPH1063884A (ja) * 1996-08-14 1998-03-06 Nippon Shinpan Kk 電子チケットシステムおよび該システムを用いた電子チケットの利用方法
JPH10123950A (ja) * 1996-10-21 1998-05-15 Fuji Xerox Co Ltd データ検証方法、被検証データ生成装置およびデータ検証装置
JPH10326333A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Nisetsuto Kk プリペイドカードおよびその偽造識別装置
JP2002508550A (ja) * 1998-03-25 2002-03-19 オービス・パテンツ・リミテッド クレジットカードシステム及び方法
JP2001005881A (ja) * 1999-04-22 2001-01-12 Dainippon Printing Co Ltd 顧客ポイント付与システム
WO2001077920A1 (fr) * 2000-04-06 2001-10-18 Sony Corporation Procede de division de zone de stockage pour dispositif portable

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002271321A (ja) 2002-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7500606B2 (en) Method of settling signatureless payment of bank card sales slip in mobile terminal, and system therefor
US7024563B2 (en) Apparatus, system and method for authenticating personal identity, computer readable medium having personal identity authenticating program recorded thereon method of registering personal identity authenticating information, method of verifying personal identity authenticating information, and recording medium having personal identity authenticating information recorded thereon
US6738749B1 (en) Methods and apparatus for creating and storing secure customer receipts on smart cards
US5884277A (en) Process for issuing coupons for goods or services to purchasers at non-secure terminals
US7003501B2 (en) Method for preventing fraudulent use of credit cards and credit card information, and for preventing unauthorized access to restricted physical and virtual sites
US7818812B2 (en) Article and system for decentralized creation, distribution, verification and transfer of valuable documents
US20020111837A1 (en) Verification method for web-delivered materials using self-signed certificates
US20020095383A1 (en) Method and apparatus for secure sale of electronic tickets
US20020111918A1 (en) IC card transaction system, electronic wallet transaction apparatus and IC card therefor
US20060190412A1 (en) Method and system for preventing fraudulent use of credit cards and credit card information, and for preventing unauthorized access to restricted physical and virtual sites
JPWO2003017157A1 (ja) 識別情報発行装置及び方法、認証装置及び方法、プログラム、並びに記録媒体
JP2004506245A (ja) デバイスの公開鍵と製造中の情報とのリンク
CA2088321A1 (en) Multiple cross-check document verification system
JP2003534585A (ja) コンピュータネットワークを越える安全な支払い方法およびそのシステム
US20020034305A1 (en) Method and system for issuing service and method and system for providing service
GB2317790A (en) Electronic money transactions
US10614462B2 (en) Security aspects of a self-authenticating credit card
JP4738613B2 (ja) オンラインチケット
JPH11203560A (ja) 電子取引用プリペイドカード及び電子取引用プリペイドカードのposシステム並びに電子取引用プリペイドカードを用いた代金決済方法と代金決済システム
US20060092476A1 (en) Document with user authentication
JP4691557B2 (ja) 料金計器別納郵便のための方法および装置
JP2004139571A (ja) 注文システム、プログラム、及び注文方法
JP2007095020A (ja) カード、及び該カードを使った店頭ショッピングの取引確認及び決済処理方法、及び該カードを使ったオンラインショッピングの取引確認及び決済処理方法、及びオンラインショッピングにおける取引処理装置、及びそのプログラム並びに記録媒体。
JP2004535619A (ja) 安全な決済取引を行うシステムと方法
KR20000054685A (ko) 전자 상품권 유통 방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040303

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050106

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071016

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091104

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091113

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4738613

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term