JP2002109210A - 金券処理方法及びそのシステム - Google Patents

金券処理方法及びそのシステム

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JP2002109210A
JP2002109210A JP2000293660A JP2000293660A JP2002109210A JP 2002109210 A JP2002109210 A JP 2002109210A JP 2000293660 A JP2000293660 A JP 2000293660A JP 2000293660 A JP2000293660 A JP 2000293660A JP 2002109210 A JP2002109210 A JP 2002109210A
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Toru Oshima
亨 大島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金券処理時の端末での通信費用を不要にする
と共に、各発行元が発行する金券を同一端末で処理で
き、且つ発行元と加盟店間の決済数を減少できる金券処
理方法を提供する。 【解決手段】 第三者機関用と発行元用の認証情報を記
録した金券の情報を管理する発行元のホスト12と、第
三者機関のホスト13と、加盟店のホスト11とをオン
ライン接続し、前記加盟店の端末は、金券から読み取っ
た認証情報に基づいて金券を認証するステップを有し、
前記ホスト12は、加盟店決済情報を作成して前記ホス
ト13へ送信するステップを有し、前記ホスト13は、
前記ホスト11からの加盟店決済情報を受信して第三者
機関用の認証情報に基づいて各金券を認証すると共に、
発行元決済情報を作成して該当の発行元決済情報を各発
行元へ送信するステップを有し、前記ホスト12は、前
記発行元決済情報を受信すると共に、前記発行元用の認
証情報に基づいて金券を認証するステップを有するよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品券やギフト券
等の金券を処理するための端末及びホストコンピュータ
からなる金券処理方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の金券処理システムでは、図12に
示すように、カード会社等の発行元2が発行する金券
(第3者発行型の商品券やギフト券等の金券)は、販売
店を通して利用者の手に渡り、百貨店等の加盟店1にお
いて商品の購買等に使用され、例えば図13に示すよう
な金券処理システムによって、その金券の真偽の判定処
理や決済処理がなされている。図13に示される金券処
理システムは、加盟店1に設置された端末装置(以下、
「端末」と言う)1aと発行元2のホストコンピュータ
(以下、「ホスト」と言う)2aとは電話回線等により
オンライン接続され、端末1aでは、金券の表面に印刷
された券番号や額面の情報を光学的文字認識装置(OC
R)と磁気インク文字認識装置(MICR:Magnetic I
nk CharacterRecognition)により読み取り、発行元の
ホスト2aヘ読取情報を送信して、読み取った金券が正
当なものかを照会し、照会の結果、正当なものだけを利
用者から受け取って、パンチ穴を開けるなどの廃券処理
を行うようにしている。一方、発行元のホスト2aで
は、正当と判断した使用済みの金券の券番号を廃券番号
として登録すると共に、端末1aから送信されてきた額
面金額情報に基づいて加盟店1の口座に送金処理を行う
ことで決済を行うようにしている。
【0003】従来の金券処理システムでは、上記のよう
に、金券に印刷されている券番号が登録されているか否
かを端末1aからホスト2aに照会して金券の正当性を
確認するという方式を採用することにより、偽券を受け
取ることを防止すると共に、金券を発行元へ返さずに廃
券処理するようにして、金券の発行元が使用済みの金券
を回収する手間を省くようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の金券処
理システムでは、加盟店側の端末は、金券を処理する毎
にいちいち発行元のホストヘ照会するため、通信費用が
発生すると共に、多数の端末からの同時照会時には、ホ
スト側での使用済み券、未使用券のリアルタイムのデー
タベース更新により、照会処理に時間がかかってしま
う。また、発行元が多数ある場合、発行元が独自にセキ
ュリティ方式等を決めるため、端末は多様なセキュリテ
ィ方式に対応した金券処理が必要になり、また、発行元
と加盟店間の決済数が多くなる。例えば、図14に示す
ように、加盟店であるA百貨店,B百貨店において、各
発行元C,D,Eが発行する金券を取り扱うのであれ
ば、それぞれの金券に対応した端末を設置することにな
る。また、資金精算のための振込み回数は、加盟点数を
N,発行元数をNとすると、全体で(N×M)回発生す
ることになる。
【0005】本発明は上述のような事情から成されたも
のであり、本発明の目的は、金券を端末で処理するとき
の通信費用を不要にして高速化を図ると共に、多数の発
行元が発行する複数種類の金券を同一の端末で処理する
ことができ、且つ、発行元と加盟店間の決済数を少なく
することが可能な金券処理方法及びそのシステムを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品券やギフ
ト券等の金券を処理するための金券処理方法及びそのシ
ステムに関するものであり、本発明の上記目的は、金券
処理方法に関しては、第三者機関用と発行元用の認証情
報及び券番号等の管理情報を記録した金券の発行情報を
管理する複数の発行元のホストと、前記金券の保証を行
う第三者機関のホストと、前記金券の使用情報を管理す
る複数の加盟店のホストとをオンラインで接続すると共
に、前記加盟店のホストには、前記金券により商品等を
販売処理する端末を接続し、前記端末は、金券から前記
認証情報及び管理情報を読み取るステップと、該認証情
報に基づいて金券の認証を行うステップと、認証した各
金券の読取情報を前記加盟店のホストに送信するステッ
プとを有し、前記加盟店のホストは、前記端末から受信
した各金券の読取情報を含む加盟店決済情報を作成する
ステップと、該加盟店決済情報を前記第三者機関のホス
トヘ送信するステップとを有し、前記第三者機関のホス
トは、前記加盟店のホストからの加盟店決済情報を受信
するステップと、第三者機関用の認証情報に基づいて各
金券の認証を行うステップと、認証した各金券の読取情
報を含む各発行元の発行元決済情報を作成するステップ
と、該当の発行元決済情報を各発行元へ送信するステッ
プとを有し、前記発行元のホストは、前記第三者機関の
ホストからの発行元決済情報を受信するステップと、前
記発行元用の認証情報に基づいて各金券の認証を行うス
テップとを有することによって達成される。
【0007】さらに、前記加盟店の端末が、前記加盟店
のホストが有する前記各金券の読取情報を含む加盟店決
済情報を作成するステップと該加盟店決済情報を前記第
三者機関のホストヘ送信するステップとを含み、前記加
盟店の端末が前記加盟店決済情報を作成すると共に、前
記第三者機関のホストヘ送信すること;前記金券は金券
固有の目視不可能な情報を有すると共に、前記金券に記
録される第三者機関用と発行元用の認証情報は、前記第
三者機関及び前記発行元のそれぞれ独自の認証アルゴリ
ズムに基づいて前記金券固有の目視不可能な情報から生
成されること;前記加盟店の端末は、少なくとも前記第
三者機関のホストから送られてきた認証アルゴリズム又
はキーの情報を登録できるようになっており、前記金券
の認証を前記登録情報に基づいてオフラインで処理する
こと;によって、それぞれ一層効果的に達成される。
【0008】また、金券処理システムに関しては、第三
者機関用と発行元用の認証情報及び券番号等の管理情報
を記録した金券の発行情報を管理する複数の発行元のホ
ストと、前記金券の保証を行う第三者機関のホストと、
前記金券の使用情報を管理する複数の加盟店のホストと
がオンラインで接続されると共に、前記加盟店のホスト
には、前記金券により商品等を販売処理する端末が接続
されており、前記端末は、金券から前記認証情報及び管
理情報を読み取る金券情報読取手段と、該認証情報に基
づいて金券の認証を行う第1の金券認証手段と、認証し
た各金券の読取情報を前記加盟店のホストに送信する読
取情報送信手段とを備え、前記加盟店のホストは、前記
端末から受信した各金券の読取情報を含む加盟店決済情
報を作成する加盟店決済情報作成手段と、該加盟店決済
情報を前記第三者機関のホストヘ送信する加盟店決済情
報送信手段とを備え、前記第三者機関のホストは、前記
加盟店のホストからの加盟店決済情報を受信する加盟店
決済情報受信手段と、第三者機関用の認証情報に基づい
て各金券の認証を行う第2の金券認証手段と、認証した
各金券の読取情報を含む各発行元の発行元決済情報を作
成する発行元決済情報作成手段と、該当の発行元決済情
報を各発行元へ送信する発行元決済情報送信手段とを備
え、前記発行元のホストは、前記第三者機関のホストか
らの発行元決済情報を受信する発行元決済情報受信手段
と、前記発行元用の認証情報に基づいて各金券の認証を
行う第3の金券認証手段とを備えることによって達成さ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における金券処理システム
では、複数の発行元が第三者機関の提唱するセキュリテ
ィ方式の金券を発行する。金券に記録されるコードに対
するキーと暗号化のアルゴリズムは発行元毎に異なり、
発行元用の認証コードと第三者機関用の認証コード等を
記録して発行する。そして、金券の利用が可能な加盟店
では、金券が使用された時に端末で金券を読み取って、
第三者機関用の認証コードで金券を認証し、認証の結
果、正当であればその金券情報を端末の記憶部又は加盟
店のホストに一旦蓄積し、例えば1日の精算時に加盟店
決済情報を作成して第三者機関のホストヘ送信する。第
三者機関のホストでは、加盟店決済情報内の金券の認証
を第三者機関用の認証コードで行い、正当であれば、随
時あるいは複数の加盟店の加盟店決済情報を1日分まと
めて発行元決済情報を作成し、該当の発行元のホストヘ
送信する。また、第三者機関のホストは、金券の認証の
結果に基づいて加盟店に対して決済処理を行う。発行元
のホストでは、第三者機関のホストから受信した発行元
決済情報中の金券の認証を発行元用の認証コードで行
い、金券の認証の結果に基づいて第三者機関に対して決
済処理を行う。
【0010】このような金券処理方式とすることで、複
数種類の金券が同一の端末で処理できるので加盟店にと
っては容易に金券の処理が行える。また、端末での認証
によって金券の正当性が判断できるので、認証のための
通信費用が発生せず、処理が高速になる。さらに、金券
情報を受け取る側(発行元、第三者機関)が独自に金券
の真偽チェックを行えるので、金券情報の信頼性、納得
性の高い運用ができる。また、加盟店、発行元は、第三
者機関を経由して決済するので決済処理数も少なくな
り、第三者機関が対応すれば加盟店の即日決済の要求に
も応えられるようになる。
【0011】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施
の形態について詳細に説明する。なお、百貨店協会,百
貨店,カード会社等(以下、発行元という)から発行さ
れる第3者発行型の金券としては、商品券,ギフト券,
紙幣,国際証券,地方債証券,出資証券,株券などの有
価証券類と、クレジットカード,キャッシュカード,プ
リペイドカードなどの金融カード類とがあり、これらの
金券が処理対象となるが、説明の便宜上、以下、商品券
を例として説明する。
【0012】図1は、本発明における金券処理システム
の概略を説明するための模式図であり、本発明では、商
品券の偽造防止対策及び券番号仕様を策定する機能を商
品券の発行元2から独立させ、各発行元2の決済情報の
作成を一元的に管理すると共に決済処理等の実行機能を
集約させるために第三者機関3を設け、その第三者機関
のホスト13で商品券の保証及び決済処理を行う方式と
している。百貨店等の加盟店1のホスト11,商品券の
発行元2のホスト12は、第三者機関のホスト13を介
して相互にオンライン接続され、第三者機関のホスト1
3を経由して商品券の決済処理が行われる。加盟店1の
端末11Aは、商品券に印刷されている券情報の読取機
能,真偽判別機能及び廃券処理機能を有する端末であ
り、目視不可能なインクにより印刷された情報を読み取
るMICR(磁気インク文字認識装置),OCR,バーコ
ードリーダ,又は磁気ストライプ(MS)を読取るMS
リーダ等のコード読取装置,使用済みの商品券を廃券化
して収容する廃券機構などを備えている。加盟店1側の
構成としては、小規模の店では端末11Aのみが設置さ
れ、電話回線等により第三者機関のホスト13と直接オ
ンライン接続される。第三者機関のホスト13は、その
他必要に応じて、印刷会社4の端末(又はホスト)、決
済処理に係る当該金融機関のホスト等とオンライン接続
される。
【0013】図2は、各ホスト11,12,13及び加
盟店の端末が有する主要な機能の構成をブロック図で示
しており、加盟店のホスト11に接続される端末11A
は、商品券から認証情報及び管理情報を読み取る金券情
報読取手段11A1と、読み取った認証情報に基づいて
商品券の認証を行う金券認証手段11A2と、認証した
各金券の読取情報を加盟店のホスト11に送信する読取
情報送信手段11A3とを備えている。加盟店のホスト
11は、端末11Aから受信した各商品券の読取情報を
含む加盟店決済情報を作成する加盟店決済情報作成手段
111と、この加盟店決済情報を第三者機関のホスト1
3ヘ送信する加盟店決済情報送信手段112とを備えて
いる。一方、発行元のホスト12は、第三者機関のホス
ト13からの発行元決済情報を受信する発行元決済情報
受信手段121と、発行元用の認証情報に基づいて各金
券の認証を行う金券認証手段122とを備えている。
【0014】そして、第三者機関のホスト13は、加盟
店のホスト11からの加盟店決済情報を受信する加盟店
決済情報受信手段131と、第三者機関用の認証情報に
基づいて各金券の認証を行う金券認証手段132と、認
証した各金券の読取情報を含む各発行元の発行元決済情
報を作成する発行元決済情報作成手段133と、該当の
加盟店決済情報を各発行元へ送信する発行元決済情報送
信手段134とを備えている。また、ホストコンピュー
タを備えていない小規模の店では端末11Aのみが設置
され、上記各手段11A1〜11A3に加えて、加盟店
のホスト11が有する加盟店決済情報作成手段111
(11A4)及び加盟店決済情報送信手段112(11
A5)とを備えている。
【0015】上述のようなシステム構成において、ま
ず、本システムにおける金券処理の全体の流れについて
図1を参照して説明する。
【0016】先ず、商品券の発行元2では、商品券の発
注時に発行元2の管理コードをホスト13に送信して第
三者機関3に伝達する(P1)。発行元2からの伝達を
受けた第三者機関3では、第三者機関が策定した暗号コ
ード,チェックデジット方式及び上記発行元2の管理コ
ードを指定して、後述する偽造防止対策を施した商品券
の製造を印刷会社4に指示する(P2a)。他方、当該
商品券の発行元2は、商品券のデザインを指示すると共
に、当該商品券に対する発行元の暗号コード,チェック
デジット方式を印刷会社4に指定する(P2b)。印刷
会社4では、第三者機関3と発行元2の指定に従って、
第三者機関用と発行元用の認証情報,及び管理情報等か
ら成る金券情報を記録した商品券を製造する(P3)。
【0017】ここで、本システムに係る金券情報の構成
について具体例を示して説明する。図3は商品券(各種
の金券)に記録される情報の一例を示しており、本シス
テムでは、商品券の製造段階で2つのユニーク化情報
I,II(C1,C2)から成る金券情報Cを記録して発
行するようにしている。図3において、ユニーク化情報
Iは、個々の商品券5を特定するための情報であり、例
えば商品券の基材に対して特殊な金属繊維をランダムに
埋め込んだり、商品券5の面上に不可視なインクでラン
ダムな情報を印刷したりするなどにより、1枚ごとに異
なる金券固有の情報をユニーク化情報I(C1)として
目視不可能に記録する。
【0018】ユニーク化情報IIは、発行元2と第三者機
関3とがそれぞれ独自の方式で商品券の認証及び管理を
行うための情報であり、図3中に示すように、商品券管
理コードC21,認証コードC22及びチェックデジッ
トC23などから構成される。ユニーク化情報II内の商
品券管理コードC21は、発行元,券番号,金額,発行
年月日,ロット番号などの情報を含んでおり、認証コー
ドC22は、第三者機関3と発行元2がそれぞれ管理す
る2つの認証コードI,IIから構成される。これらの認
証コードI,IIは、第三者機関及び発行元のそれぞれ独
自の認証アルゴリズムに基づいてユニーク化情報I(目
視不可能に記録された上記金券固有の情報C1)から生
成される。例えば、第1の認証コードIは、ユニーク化
情報I(C1)を第三者機関3の暗号化方式により暗号
化処理して生成し、第2の認証コードIIは、ユニーク化
情報I(C1)を発行元2の暗号化方式により暗号化処
理して生成する。
【0019】また、ユニーク化情報II内のチェックデジ
ットC23は、第三者機関3と発行元2が管理する2つ
のチェックデジットI,IIから構成され、第1のチェッ
クデジットIは、商品券管理コードC21及び認証コー
ドIに対するチェックデジットで、第2のチェックデジ
ットIIは、商品券管理コードC21及び認証コードIIに
対するチェックデジットである。これらのチェックデジ
ットI,IIは、第三者機関3と発行元2によりそれぞれ
指定されたチェックデジット方式により生成される。そ
して、上記のユニーク化情報IIは、例えば商品券5の面
上に磁気ストライプ(MS)情報、数字列あるいはバー
コード形式より印刷するなどにより記録する。なお、こ
のユニーク化情報IIもユニーク化情報Iと同様に、不可
視なインク等により目視不可能に記録するようにしても
良い。
【0020】金券の認証情報として上記のような2つの
ユニーク化情報を用いる理由は、昨今のパソコン,カラ
ースキャナー,カラープリンタといった機器が高性能に
なり、高精度な偽造券が容易に作ることができるように
なり、模様や券番号の目視による判断や文字認識装置等
による真偽チェックでは、金券の認証が困難になってき
たためである。そこで本発明では、模倣が困難なユニー
ク化情報を付与することで大量偽造を抑制すると共に、
別々に2つのユニーク化情報を真似されたとしても、2
つの情報を関連付ける暗号コードによる相互認証機能に
よって偽造、模造を検出できるようにしている。また、
ユニーク化情報IIに2つの認証コードを用いる理由は、
第三者機関,発行元がそれぞれ独自に商品券の真偽チェ
ックを行うことができるようにするためであり、2つの
チェックデジットを用いるのは、ユニーク化情報IIの読
み取りチェック、改ざんチェックについても第三者機
関,発行元がそれぞれ独自に判断できるようにするため
である。
【0021】以上のような偽造防止対策を施すことによ
り、金券の偽造防止力を高めることができるとともに、
金券の真偽チェックおよび取引データの正当性をそれぞ
れの機関が各々の認証情報を基に独自に検証することが
でき、納得性,信頼性の高い運用ができることになる。
【0022】図1の例では、前記P2a,P2bの処理
で述べたように、発行元2,第三者機関3ともに暗号コ
ード(暗号化方式)を印刷会社4へ指示するように示し
ているが、それぞれの暗号コードが他者へ漏洩しない対
策が製造,印刷機械には必要となる。これら二つの暗号
コードが印刷会社に渡ることを回避するためには、例え
ば、印刷会社4から印刷された用紙を第三者機関3が受
取り、第三者機関3においてユニーク化情報Iを読み取
り、ユニーク化情報IIの内の認証コードI、及びチェッ
クデジットIを印刷して、発行元へ商品券を納入するよ
うにし、その後、発行元2が、同様にユニーク化情報I
を読み取り、認証コードII、及びチェックデジットIを
印刷して、商品券5として完成させるという方式を採用
するようにすれば良い。
【0023】上記のようにして製造された商品券5を納
入した発行元2では(図1中のP4)、商品券5による
商品の販売を各加盟店1に委託する。そして、加盟店1
において、商品の購入代金として商品券5が使用された
場合、加盟店1に設置されている端末11Aで商品券5
のユニーク化情報I,IIを読み取り、商品券5の認証
(真偽判別及び読取データの適正判断)を、発行元情報
と前述のユニーク化情報Iとユニーク化情報IIに含まれ
る第三者機関3用の認証コードI及びチェックデジットI
とに基づいて実施し、真券と認証したものについては端
末に設けられている収納ボックスへ搬送して収納する。
上記商品券5の認証に用いる認証アルゴリズム又はキー
は、第三者機関のホスト13から例えばダウンロードに
より端末側の記憶部に登録される。そして端末11Aで
は、その認証アルゴリズム又はキーに基づいて、オフラ
インで上記認証処理を実行し、偽造券と判定したものは
当該商品券5を受け付けずに客へ返却し、真券と判定し
たものについては上記廃券処理をするようにしている
(P5)。
【0024】そして、端末11Aでは、正当と認証した
金券の情報を記憶部に一旦蓄積し、例えば1日の精算時
に読取情報及び真偽判別結果(及び商品券販売情報)か
ら成る決済データを作成し(P6)、第三者機関のホス
ト13とオンライン接続してユニーク化情報I,II及び
決済データ(加盟店決済情報)を送信する。この第三者
機関のホスト13への送信形態としては、端末単位で送
信する形態、加盟店単位に集約して送信する形態がある
(P7)。なお、加盟店1側の構成としては、小規模の
店では端末のみが設置され、上記加盟店単位に集約して
送信する形態では例えばマスタの端末が送信する形態と
なるが、ホストコンピュータを備えた百貨店などでは上
記P6及びP7の端末の処理を加盟店のホスト11で実
施する。すなわち、端末11A側で認証した各金券の読
取情報を加盟店1のホスト11が受信して上記決済デー
タを作成し(P6)、加盟店のホスト11と第三者機関
のホスト13とをホスト間接続し、加盟店のホスト11
から第三者機関のホスト13へ送信する(P7)。
【0025】ユニーク化情報I,II及び決済データを受
信した第三者機関のホスト13では、第三者機関が管理
するユニーク化情報I、認証コードI及び発行元等の情報
に基づいて商品券5の真偽判別を行い、更にユニーク化
情報II内のチェックデジットIIを検証し、決済データの
適正さの検証を行う。そして、適正であれば当該商品券
5を廃券として登録すると共に(P8)、各発行元2及
び各加盟店1との資金決済データを作成する(P9)。
そして、ユニーク化情報I,II及び発行元2に対する決
済データを発行元のホスト12に送信する(P10)。
また、所定時間毎にP9、P10を処理するようにして
も良い。
【0026】ここで、本システムにおける決済処理方式
について説明する。本システムでは、図4に示すよう
に、資金決済は、発行元2,加盟店1ともに第三者機関
3(例えば第三者機関の指定口座)を介して行う。その
際、商品券5の現物受渡しをすることなく、加盟店1と
第三者機関3、及び第三者機関3と発行元2のそれぞれ
の間で、データ送受信によって決済処理を行う。例え
ば、発行元2が加盟店1に支払う運用(金券の委託販売
なし)の場合、発行元2は第三者機関3の指定口座に資
金を振込み、加盟店1は上記口座から資金を引き出すこ
とにする。逆に加盟店1が発行元2に支払う運用(金券
の委託販売をする)の場合は、上記とは逆の流れとなる
こともある。このように、第三者機関3は、加盟店1あ
るいは発行元1と別々に精算(個別決済)を行う。精算
は、例えば、月に1回行うのが一般的である。
【0027】従来のシステムでは、図14を用いて説明
したように、加盟点数をN,発行元数をNとすると、資
金精算のための振込み回数は、全体で(N×M)回発生
することになるが、これに対して本システムでは、第三
者機関3を介することにより、振込み回数は全体で(N
+M)回となり、また、各々の加盟店1,発行元2とも
振込み先は1箇所で済むことになり、振込み手数料の削
減につながる。また、従来のシステムでは、発行元と加
盟店間の資金精算は、締め日,支払日等が固定されてい
るが、本システムでは、第三者機関3は加盟店1あるい
は発行元2と別々に精算処理する方式のため、両方の精
算(決済)が完了していなくても、独立して決済タイミ
ングを決定することができる。また、各加盟店に応じた
決済タイミングで当該加盟店側との決済を行うことがで
きる。
【0028】例えば、図4中のB百貨店1が早期に資金
決済を希望する場合、第三者機関3のホストが加盟店1
の指定日に加盟店口座への振込処理をする(或いは、加
盟店1の端末11A若しくはホスト11から上記決済デ
ータ等を第三者機関3のホストが受信した時点で、第三
者機関の口座からの引出しを可能する)と言ったよう
な、早期資金サービスを提供することができる。その場
合、第三者機関のホスト3では、例えば加盟店1での商
品券による販売額から早期資金サービス量を減額した金
額を加盟店1側との決済額として、当該加盟店の指定日
に加盟店口座に精算金額を振り込み(或いはリアルタイ
ムに引落し可能とし)、決済完了通知を加盟店1側に送
信することで、当該加盟店との資金決済を完了する。こ
のような加盟店1に対する決済処理は、例えば前記P8
の処理後に行われ、前記P9,P10の発行元2側に対
する処理とは独立したタイミングで実行される(P1
1)。
【0029】他方、前記P10において、ユニーク化情
報I,II及び決済データ受信した発行元のホスト12で
は、ユニーク化情報I,及びユニーク化情報IIに含まれ
る認証コードIIに基づいて第三者機関のホスト13から
送信されたデータを検証する(P12)。そして、所定
期間、例えば月1回、蓄積していた決済情報に基づい
て、第三者機関3の指定口座に当該決済金額を振込み、
決済完了通知を第三者機関のホスト13へ送信して決済
完了とする(P13)。
【0030】次に、本発明に係る金券処理システムの構
成要素である加盟店の端末11A、加盟店のホスト1
1、第三者機関のホスト13、及び発行元のホスト12
の各動作例について、それぞれフローチャートを参照し
て順次説明する。
【0031】先ず、加盟店の端末の動作例を図5のフロ
ーチャートに沿って説明する。なお、ここではホストコ
ンピュータを有する加盟店を例として説明する。
【0032】図6は、加盟店に設置される端末11Aの
外観構成を示しており、端末11Aの筐体正面の上部に
は、商品券の投入口11a,リジェクトされた商品券の
返却口11b,表示部11c,操作部11dが設けられ
ており、筐体内には廃券ボックスが内設されている。端
末11Aは商品券のセット待ち状態となっており、投入
口11aに商品券がセットされると、センサにより検知
して商品券を読取部へと搬送し(ステップS1)、金券
情報読取手段(MICR,バーコードリーダ、MSリー
ダ等のコード読取装置)により商品券5のユニーク化情
報I,IIを読み取る(ステップS2)。そして、ユニー
ク化情報IIから発行元コードを抽出し(ステップS
3)、発行元コードに対応した第三者機関用の暗号コー
ドにより、ユニーク化情報Iの暗号化演算を行い、検証
データを生成する(ステップS4)。
【0033】続いて、上記ステップS4で生成した検証
データとユニーク化情報IIに含まれる第三者機関用の認
証コードIとが一致しているか否かを判定し(ステップ
S5)、一致している場合は、ユニーク化情報I,認証
コードI及びチェックデジットIからチェックデジットの
検証を行う(ステップS6)。さらに、チェックデジッ
トが正常か否かを判定し(ステップS7)、正常であれ
ば、ユニーク化情報I,IIのデータを記憶部に記憶して
保存すると共に(ステップS8)、穴を空ける等により
廃券処理をして(ステップS9)その商品券を廃券ボッ
クスに収納する(ステップS10)。一方、上記ステッ
プS5,S7のチェックで正常でないと判定した場合
は、例えばその旨を表示部11cに表示してオペレータ
に通知し(ステップS11)、その券を返却口11bに
排出する(ステップS12)。そして、ステップS1に
戻り、次の商品券が投入口11bにセットされたのであ
れば上記の処理を繰り返し、セットされている商品券が
なければ、待機状態として処理を終了する。
【0034】次に、加盟店のホストの動作例を図7のフ
ローチャートに沿って説明する。
【0035】加盟店のホスト11では、端末11Aにデ
ータの送信を指令して(ステップS21)、端末11A
に保存されているユニーク化情報I,IIのデータを受信
する(ステップS22)。そして、ユニーク化情報Iの
チェックデジットの演算を行い(ステップS23)、チ
ェックデジットが正常か否かを判定し(ステップS2
4)、正常でない場合は端末11Aに再送を要求し(ス
テップS25)、正常の場合は、図8(A)に示すよう
に、発行元ごとに金種,枚数、精算金額を集計し、精算
データ1(集計データファイル)を作成する(ステップ
S26)。また、図8(B)に示すように、発行元ごと
に商品券ごとの精算データ2(個別データファイル)を
作成する(ステップS27)。続いて、端末11Aに保
存データの消去を指令する(ステップS28)。そし
て、全ての端末11Aからのデータ受信が終了したか否
かをチェックし(ステップS29)、終了していないの
であれば、上記ステップS21へ戻って当該端末11A
の処理を実行し、全ての端末11Aの処理が終了したの
であれば、上記精算データ1,2から成る加盟店決済情
報を第三者機関のホスト13へ送信し(ステップS3
0)、処理を終了する。
【0036】次に、第三者機関のホストの動作例を図9
のフローチャートに沿って説明する
【0037】第三者機関のホスト13では、加盟店のホ
スト11からの受信要求により(ステップS41)、図
8(A)及び(B)に示した加盟店決済情報を受信する
(ステップS42)。そして、加盟店決済情報に含まれ
る個別データファイルを開き、発行元コードに対応した
第三者機関用の暗号コードにより、ユニーク化情報Iの
暗号化演算を行い、検証データを生成する(ステップS
43)。続いて、その検証データと第三者機関用の認証
コードIとが一致しているか否かを判定し(ステップS
44)、一致している場合は、ユニーク化情報I,認証
コードI及びチェックデジットIからチェックデジットの
検証を行う(ステップS45)。さらに、チェックデジ
ットが正常か否かを判定し(ステップS46)、正常の
場合は、図10(A)に示すように、受信した精算デー
タ2から発行元ごとに各加盟店の精算金額を集計し、各
発行元及び各加盟店との資金決済データを作成する(ス
テップS47)。
【0038】そして、発行元へ送信する明細データとし
て、図10(B)に示すような発行元ごとの個別データ
ファイルを作成し(ステップS48)、加盟店のホスト
11に対して精算処理結果を送信すると共に(ステップ
S49)、資金決済データに含まれる各発行元のホスト
2に対して、当該発行元に対する精算データ及び明細デ
ータ(個別データファイル)をそれぞれ送信する(ステ
ップS50)。続いて、加盟店に対する振込み処理とし
て、図示していないタイミングで受け付けた当該加盟店
から早期資金振込みの要求があるか否かを判定し(ステ
ップS51)、要求がある場合は当該加盟店の指定日に
加盟店口座に精算金額を振り込み(ステップS52)、
要求がない場合は通常振込み日に加盟店口座に精算金額
を振り込み(ステップS53)、加盟店のホスト11に
決済完了通知を送信して当該加盟店に対する処理を終了
する。なお、上記ステップS44又はS46のチェック
で正常でないと判定した場合は、エラーファイルに登録
すると共に(ステップS54)、集計データ,エラーデ
ータの明細をデータ受信元の加盟店1へ送信する。加盟
店では内容を確認し、次回の精算時に反映する(ステッ
プS55)。
【0039】次に、発行元のホストの動作例を図11の
フローチャートに沿って説明する。
【0040】発行元のホスト12では、第三者機関のホ
スト13からの受信要求により(ステップS61)、決
済用の明細データ(発行元決済情報:個別データファイ
ル)を受信する(ステップS62)。そして、個別デー
タファイルを開き、発行元用の暗号コードにより、ユニ
ーク化情報Iの暗号化演算を行い、検証データを生成す
る(ステップS63)。続いて、その検証データと発行
元用の認証コードIIとが一致しているか否かを判定し
(ステップS64)、一致している場合は、ユニーク化
情報I,認証コードII及びチェックデジットIIからチェ
ックデジットの検証を行う(ステップS65)。さら
に、チェックデジットが正常か否かを判定し(ステップ
S66)、正常の場合は、受信した明細データを集計し
て第三者機関との精算データを作成し(ステップS6
7)、第三者機関のホスト13に対して精算処理結果を
送信する(ステップS68)。
【0041】そして、通常振込み日に第三者機関口座に
精算金額を振り込み(ステップS69)、第三者機関の
ホストに決済完了通知を送信して、処理を終了する。な
お、上記ステップS64又はS66のチェックで正常で
ないと判定した場合は、エラーファイルに登録すると共
に(ステップS70)、集計データ,エラーデータの明
細を第三者機関のホスト13へ送信する。第三者機関で
は内容を確認し、当該発行元のホスト12からの次回の
精算要求時に反映する(ステップS71)。
【0042】なお、上述した実施の形態においては、加
盟店側の構成として複数の端末を加盟店のホストに接続
し、加盟店のホストと第三者機関のホストとをオンライ
ン接続して処理する場合を例として説明したが、端末の
1つをマスタにしてそれに他の端末をスレーブ状態で接
続するようにし、マスタ端末に加盟店ホストの機能、す
なわち、加盟店決済情報を作成して第三者機関のホスト
ヘ送信する機能を持たせるようにしても良い。また、金
券の例として、認証コード等を含む金券情報を用紙に印
刷した商品券等の有価証券類を例として説明したが、図
3に示したようなデータ構成の金券情報をメモリ等の記
録媒体に記録した金融カード類にも、本発明を適用する
ことができる。なお、精算データ及び明細データには、
券情報として、発行年月日,ロット番号等,金券の情報
をすべて追加してもよい。また、金券の券番、又は発行
日等によって暗号コードを変えるようにすれば、より信
頼性が高くなる。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、多数の発行元が発行する複数種類の金券を同一の端
末で処理できるので、加盟店にとっては容易に金券を処
理することができる。また、端末でのオフラインによる
認証によって金券の正当性が判断できるので、認証のた
めの通信費用が発生しないと共に、処理が高速になる。
また、金券情報を受け取る側(発行元、第三者機関)が
それぞれ独自に金券の真偽チェックを行うことができる
ので、金券情報の信頼性,納得性の高い運用ができる。
さらに、加盟店、発行元は、第三者機関を経由して決済
するので決済処理数も少なくなり、第三者機関が対応す
れば加盟店の即日決済の要求にも応えられるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金券処理システムの概略を説明す
るための模式図である。
【図2】本発明に係る各ホスト及び加盟店の端末が有す
る主要な機能の構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る金券に記録される金券情報の一例
を示す図である。
【図4】本発明に係る決済システムの構成例を示す模式
図である。
【図5】本発明に係る加盟店の端末の動作例を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】本発明に係る加盟店に設置される端末の外観構
成の一例を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る加盟店のホストの動作例を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】本発明に係る加盟店のホストが作成する決済情
報の一例を示す図である。
【図9】本発明に係る第三者機関のホストの動作例を説
明するためのフローチャートである。
【図10】本発明に係る第三者機関のホストが作成する
決済情報の一例を示す図である。
【図11】本発明に係る発行元のホストの動作例を説明
するためのフローチャートである。
【図12】従来の金券処理システムにおける処理の流れ
の一例を説明するための図である。
【図13】従来の金券処理システムの構成例を説明する
ための模式図である。
【図14】従来の決済システムの構成例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 加盟店 2 発行元 3 第三者機関 4 印刷会社 5 金券(商品券) C 金券情報 C1 ユニーク化情報I C2 ユニーク化情報II C21 商品券管理コード C22 認証コードI,II C23 チェックデジットI,II 10 金融機関システム 11 加盟店のホスト 111 加盟店決済情報作成手段 112 加盟店決済情報送信手段 11A 加盟店の端末 11A1 金券情報読取手段 11A2 金券認証手段 11A3 読取情報送信手段 11A4 加盟店決済情報作成手段 11A5 加盟店決済情報送信手段 12 発行元のホスト 13 第三者機関のホスト 131 発行元決済情報受信手段 132 金券認証手段 133 発行元決済情報作成手段 134 発行元決済情報送信手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第三者機関用と発行元用の認証情報及び
    券番号等の管理情報を記録した金券の発行情報を管理す
    る複数の発行元のホストと、前記金券の保証を行う第三
    者機関のホストと、前記金券の使用情報を管理する複数
    の加盟店のホストとをオンラインで接続すると共に、前
    記加盟店のホストには、前記金券により商品等を販売処
    理する端末を接続し、 前記端末は、金券から前記認証情報及び管理情報を読み
    取るステップと、該認証情報に基づいて金券の認証を行
    うステップと、認証した各金券の読取情報を前記加盟店
    のホストに送信するステップとを有し、 前記加盟店のホストは、前記端末から受信した各金券の
    読取情報を含む加盟店決済情報を作成するステップと、
    該加盟店決済情報を前記第三者機関のホストヘ送信する
    ステップとを有し、 前記第三者機関のホストは、前記加盟店のホストからの
    加盟店決済情報を受信するステップと、第三者機関用の
    認証情報に基づいて各金券の認証を行うステップと、認
    証した各金券の読取情報を含む各発行元の発行元決済情
    報を作成するステップと、該当の発行元決済情報を各発
    行元へ送信するステップとを有し、 前記発行元のホストは、前記第三者機関のホストからの
    発行元決済情報を受信するステップと、前記発行元用の
    認証情報に基づいて各金券の認証を行うステップとを有
    することを特徴とする金券処理方法。
  2. 【請求項2】 前記加盟店の端末が、前記加盟店のホス
    トが有する前記各金券の読取情報を含む加盟店決済情報
    を作成するステップと該加盟店決済情報を前記第三者機
    関のホストヘ送信するステップとを含み、前記加盟店の
    端末が前記加盟店決済情報を作成すると共に、前記第三
    者機関のホストヘ送信するようになっている請求項1に
    記載の金券処理方法。
  3. 【請求項3】 前記金券は金券固有の目視不可能な情報
    を有すると共に、前記金券に記録される第三者機関用と
    発行元用の認証情報は、前記第三者機関及び前記発行元
    のそれぞれ独自の認証アルゴリズムに基づいて前記金券
    固有の目視不可能な情報から生成されるようになってい
    る請求項1又は2に記載の金券処理方法。
  4. 【請求項4】 前記加盟店の端末は、少なくとも前記第
    三者機関のホストから送られてきた認証アルゴリズム又
    はキーの情報を登録できるようになっており、前記金券
    の認証を前記登録情報に基づいてオフラインで処理する
    ようになっている請求項1乃至3のいずれかに記載の金
    券処理方法。
  5. 【請求項5】 第三者機関用と発行元用の認証情報及び
    券番号等の管理情報を記録した金券の発行情報を管理す
    る複数の発行元のホストと、前記金券の保証を行う第三
    者機関のホストと、前記金券の使用情報を管理する複数
    の加盟店のホストとがオンラインで接続されると共に、
    前記加盟店のホストには、前記金券により商品等を販売
    処理する端末が接続されており、 前記端末は、金券から前記認証情報及び管理情報を読み
    取る金券情報読取手段と、該認証情報に基づいて金券の
    認証を行う第1の金券認証手段と、認証した各金券の読
    取情報を前記加盟店のホストに送信する読取情報送信手
    段とを備え、 前記加盟店のホストは、前記端末から受信した各金券の
    読取情報を含む加盟店決済情報を作成する加盟店決済情
    報作成手段と、該加盟店決済情報を前記第三者機関のホ
    ストヘ送信する加盟店決済情報送信手段とを備え、 前記第三者機関のホストは、前記加盟店のホストからの
    加盟店決済情報を受信する加盟店決済情報受信手段と、
    第三者機関用の認証情報に基づいて各金券の認証を行う
    第2の金券認証手段と、認証した各金券の読取情報を含
    む各発行元の発行元決済情報を作成する発行元決済情報
    作成手段と、該当の発行元決済情報を各発行元へ送信す
    る発行元決済情報送信手段とを備え、 前記発行元のホストは、前記第三者機関のホストからの
    発行元決済情報を受信する発行元決済情報受信手段と、
    前記発行元用の認証情報に基づいて各金券の認証を行う
    第3の金券認証手段とを備えたことを特徴とする金券処
    理システム。
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