JP4738564B2 - ガスタービンの複合揚力/油圧装置 - Google Patents

ガスタービンの複合揚力/油圧装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の範囲】
本発明は、タービン起動用の高圧揚力系統及びタービン動作制御用の中圧油圧系統に関するものである。更に詳しく言えば、本発明はガスタービンの揚力系統及び油圧系統の両者に対して作動液を供給するための装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
ガスタービンの起動時には揚力系統及び油圧系統の両方が必要とされる。揚力系統は、高圧油を供給することにより、ターニング装置が軸を回転させるのを助けると共に、軸受の摩擦を防ぐために必要な潤滑油膜を形成するために役立つ。油圧系統は、タービンの起動に際して前置静翼及びガス弁の位置を調整するために必要となる。
【0003】
従来、これらの系統はいずれも複雑なマニホルド、油濾過ユニット及び可変容量形ポンプを含んでいた。その上、標準的な揚力油系統は冗長性を有していない。従って、ポンプが動作しない場合、ガスタービンを起動することができなかった。そこで、予備の揚力油ポンプを設けることが提唱された。しかるに、第2の揚力油ポンプを設ける場合、それは従来の揚力油系統にオプションとして追加しなければならない。これは顕著な製品のばらつきをもたらすばかりでなく、利用可能な据付面積が限られているために第2のポンプを設置することは困難であった。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、単一の油圧ポンプを使用することにより、タービン起動用の高圧揚力油及びタービン動作制御用の中圧作動油という二重の機能のために作動液(たとえば作動油)を供給するような装置に関する。単一の装置から揚力油及び作動油を供給することにより、装置全体の複雑度は最小限に抑えられる。その上、現時点において好適な実施の態様に従えば、揚力油及び作動油の両要件に対する予備として第2の油圧ポンプを設けることにより、装置の完全な冗長性及び信頼性が得られる。現時点において好適な実施の態様に従ってかかる予備の揚力油供給源を設ける場合には、従来の装置に比べて装置全体の複雑度や所要の据付面積が増大することはない。
【0005】
本発明の一側面に従えば、潤滑液系統から作動液を受入れると共に、ガスタービンの揚力系統の要求条件に合った十分に高い圧力である第1の圧力で作動液を選択的に供給するための第1のポンプと、ガスタービンの揚力系統に対して作動液を選択的に供給するための弁と、第1のポンプから揚力系統の弁に作動液を導くための第1の流路と、第1の流路と連通していて、第1のポンプによって吐出される作動液の少なくとも一部分を受入れてガスタービンの液圧系統に供給するための第2の流路と、第2の流路中に設けられて、流通する作動液の圧力を第1の圧力からガスタービンの液圧系統によって要求されるより低い第2の圧力にまで低下させるための第1の圧力調整弁とを含むことを特徴とする、ガスタービン用の揚力液及び作動液複合供給装置が提供される。
【0006】
本発明の好適な実施の態様に従えば、上記の揚力液及び作動液複合供給装置はまた、潤滑液系統から作動液を選択的に受入れると共に、第1の圧力で作動液を選択的に供給するための第2のポンプと、第2のポンプから揚力系統の弁に作動液を導くための第3の流路と、第2のポンプによって吐出される作動液の少なくとも一部分を受入れてガスタービンの液圧系統に供給するための第4の流路と、潤滑液系統から第1のポンプ及び第2のポンプの少なくとも一方に作動液を選択的に導くための入口弁とを含んでいる。
【0007】
更にまた、本発明の好適な実施の態様に従えば、第1のポンプ及び(所望に応じて設けられる)第2のポンプが二重補償式の可変容量形ポンプであり、そしてかかるポンプは揚力系統の要求条件に従ってフィードバック制御される。
【0008】
本発明の別の側面に従えば、第1のポンプを用いて、ガスタービンの揚力系統の要求条件に合った十分に高い第1の圧力で第1の流路中に作動液をポンプ供給する工程と、第1の弁を通して第1の流路からガスタービンの揚力系統に第1の圧力の作動液を選択的に供給する工程と、第1のポンプによって吐出される作動液の少なくとも一部分を第1の流路から第2の流路に導いてガスタービンの液圧系統に供給する工程と、第2の流路を通って流れる作動液の圧力を第1の圧力からガスタービンの液圧系統によって要求されるより低い第2の圧力にまで低下させる工程とを含むことを特徴とする、ガスタービンに揚力液及び作動液を供給するための方法が提供される。
【0009】
本発明の上記及びその他の目的や利点は、添付の図面を参照しながら本発明の現時点において好適な実施の態様に関する以下のより詳細な説明を綿密に考察することによって一層完全に理解されよう。
【0010】
【好適な実施の態様の詳細な説明】
本発明に係わる複合揚力/油圧装置は、高圧揚力油の要求量及び中圧作動油の要求量の両方を単一の可変容量形ポンプから同時に供給するように設計されている。以下に開示される装置の実施の態様を考察すれば明らかとなる通り、かかる複合装置全体は揚力油系統と作動油系統とが分離している既存の装置に比べて遥かに簡単である。その上、かかる複合装置の現時点において好適な実施の態様はアドオンポンプを使用しなくても追加の揚力油供給能力(冗長性)を有している。装置に冗長性を取入れたことにより、製品のばらつきの低減、装置の複雑度の低下、及び装置の機能性の向上が得られると共に、複合装置の所要据付面積が全体的に減少する。実施の一態様においては、これは従来装置の揚力油ポンプ2基と追加の要求油量を満たすのに適した僅かに大きい電動機とを使用することによって達成される。また、従来装置の油圧ポンプは高圧揚力油ポンプの吐出物を油圧系統の要求圧力にまで低下させる圧力調整弁の使用によって排除される。
【0011】
先ず図1を見ると、本発明に係わる揚力油/作動油複合供給装置(以後は「複合揚力/油圧装置」と呼ぶ)10が略示されている。図示の通り、かかる複合揚力/油圧装置は100%の冗長度を有している。説明を簡単かつ容易にするため、以下の説明では図1の略図の左側に示された流路及び部品が主系統又は一次系統12として記載される一方、略図の右側に示された流路及び部品は冗長系統又は予備系統14として記載される。なお、相互関係を明らかにするため、主系統12の構成要素に対応した冗長系統の構成要素は対応した参照番号によって表わされている。
【0012】
潤滑油系統(詳細には図示せず)からの供給油は入口移送弁16を通って複合揚力/油圧装置に流入し、そして入口移送弁16により主系統12及び(又は)冗長系統14中に導入される。入口移送弁16が供給油を主系統12中に導入するように配置されていると仮定すれば、供給油は管路18を通って可変容量形ポンプ20に流入する。ポンプ20は、100%能力の可変容量形ポンプ(たとえば、5000psiで21GPMの最小値を有するもの)である。「100%能力」とは、ポンプが起動又は運転停止時には揚力油及び作動油の両方の要求量の100%を供給し、かつ正規のタービン定常運転時には作動油要求量の100%を供給し得ることを意味する。
【0013】
可変容量形ポンプ20の下流側には油フィルタ22が設けられている。フィルタ22は、作動油系統の要求条件を満たす100%能力のインライン全量濾過ユニットである。なお、作動油系統の濾過要求条件は揚力油系統の場合よりも厳しいことに注意されたい。フィルタ22に流通障害が起こった場合に備え、フィルタ22の上流側には超過圧力逃し弁26が設けられている。また、装置の保守を見越して流路から油を排出するため、たとえばフィルタ22の下流側にドレン弁24も設けられている。
【0014】
遮断弁28により、下記に詳述されるごとく、別のポンプ回路14を動作させながらポンプ回路12を保守のために確保することができる。遮断弁28の下流側においては、流路32を通して油圧系統に油が供給され、また必要時には弁34を介して揚力系統に油が供給されるように流路30が分岐している。図示された実施の態様の場合、弁34は揚力遮断用の電磁弁から成っているが、その他の弁(たとえば、パイロット弁)を設けることもできる。油圧系統への途中においては、ポンプの吐出し圧力が流路32中で圧力調整弁(又は減圧弁)36によって高い揚力油圧力から所要の低い作動油圧力にまで低下させられる。減圧弁36の下流側には、油圧系統の要求油量の急激な変化に対処するための蓄圧器38が設けられ、また超過加圧が起こった場合に過剰の圧力を逃がすための逃し弁40が設けられている。
【0015】
図からわかる通り、装置10の冗長系統14は一次系統12に対して鏡像関係を成している。冗長系統14中には、協働的に使用するため、一次系統12の対応する構成部品の代りにポンプ入口管路118、可変容量形ポンプ120、油フィルタ122、ドレン弁124、圧力逃し弁126、隔離弁128、流路130及び132、並びに圧力調整弁(又は減圧弁)136が設けられている。
【0016】
ガスタービンの起動時には、揚力油吐出し圧力に設定された可変容量形ポンプ20を始動し、かつ揚力油電磁弁(又はパイロット弁)34を開放することにより、高圧の揚力油が揚力油オリフィスに供給される。同時に、流路32を通して油の一部を油圧系統に導くことにより、前置静翼及びガス弁の位置が調整される。前述のごとく、ポンプの吐出し圧力は減圧弁36によって揚力油吐出し圧力から油圧系統の所要圧力にまで低下させられ、また油圧系統の要求油量の急激な変化は蓄圧器38によって対処される。
【0017】
ガスタービンの速度が1%を越えていれば、揚力油は必要でない。それ故、かかるガスタービンの定常運転に際しては、揚力油電磁弁(又はパイロット弁)34は閉鎖され、そして装置は作動油の要求量のみを供給する。図2及び3に関連して下記に記載されるごとく、タービンの定常運転に際して油圧系統の減圧弁36におけるエネルギー損失を低減させるため、可変容量形ポンプ20は二重補償方式を採用することができる。これは、高圧の揚力油が必要でない場合にはポンプがそれの吐出し圧力を油圧系統の要求圧力に低下させるように、ポンプの吐出し圧力を装置の要求条件に合わせて設定し得ることを意味する。装置の油圧フィードバック回路を使用して所要のポンプ二重補償を達成するためには、様々な業界標準の方法が存在する。以下、現時点において好適な2つの方法を図2及び3の実施の態様に関連して説明しよう。これらの実施の態様によれば、揚力油がもはや必要でないことが検出された場合にはポンプの吐出し圧力が油圧系統の要求圧力にまで低下し、また揚力油が再び必要となった場合にはポンプの吐出し圧力が高い設定値に戻る。
【0018】
ガスタービンの運転停止に際してそれの速度が1%未満にまで低下した場合、揚力油電磁弁(又はパイロット弁)34が再び開放される。同時に、流路32及び減圧弁36を通して油の一部を油圧系統に導くことにより、前置静翼及びガス弁の位置が調整される。
【0019】
上記の説明から明らかな通り、装置の吐出し圧力は揚力油系統に関しては高圧ポンプ20の設定値によって調整され、また油圧系統に関しては油圧系統減圧弁36によって調整される。すなわち、ポンプの吐出し圧力にかかわらず、油圧系統の実際の圧力は油圧系統減圧弁36によって設定されるのである。
【0020】
図示のごとく、二次系統14中には全ての予備装置構成要素が設けられているから、制御論理に基づいて予備の系統が装置の要求出力を自動的に肩代わりすることにより、故障した装置系統中の部品の障害は補償されることになる。
【0021】
上記のごとく、本発明の複合揚力/油圧装置が機能するためには、可変容量形ポンプ20及び120が二重補償方式のものである必要はない。しかしながら、二重補償方式の採用はタービンの定常運転に際して油圧系統減圧弁におけるエネルギー損失を低減させるから、本発明の現時点において好適な実施の態様中にはそれが導入されている。とは言え、ポンプの二重補償を達成するための実際の方法は重要でないのであって、装置の油圧フィードバック回路の使用によって所要のポンプ二重補償を達成するためには様々な業界標準の方法が存在する。現時点において好適な実施の態様は、いずれも負荷検出型のものである。すなわち、それらは油圧フィードバックループを用いて揚力油の要求が存在する時点を検出し、そして動作中のポンプを高い吐出し圧力設定値に調整する。フィードバックループによって揚力油が必要でないことが検出された場合には、ポンプは中圧設定値に切換えられる。
【0022】
図2及び3には、揚力油の要求を検出するための2種の機構がそれぞれ示されている。図2に示された実施の態様においては、パイロット作動弁250及び350が設けられている。図3に示された実施の態様においては、シャトル逆止め弁450及び550が使用されている。前述の通り、このようなフィードバックを達成するための方法としては、他にたとえば別の電磁弁の使用をはじめとする各種のものが存在する。
【0023】
図2について説明すれば、フィードバックループ240及び340がパイロット作動弁250及び350から二重補償式の可変容量形ポンプ220及び320にまでそれぞれ延びている。それにより、揚力油の要求が存在する場合には動作系統中のポンプが高圧供給状態にフィードバック制御される一方、定常運転中には油圧系統の要求に応じてポンプが中圧供給状態にフィードバック制御される。図示された実施の態様においては、1600psiに設定された補償器260及び360並びに3750psiに設定された補償器280及び380がフィードバックループ240及び340中にそれぞれ組込まれている。
【0024】
図3について説明すれば、シャトル弁450及び550が弁34の出力側及び減圧弁36及び136の出力側とそれぞれ連通している。また、フィードバックループ440及び540がシャトル弁450及び550から二重補償式の可変容量形ポンプ220及び320にまでそれぞれ延びていることにより、揚力油の要求が存在する場合には動作系統中のポンプが高圧供給状態にフィードバック制御され、また定常運転中には油圧系統の要求に応じて中圧供給状態にフィードバック制御される。
【0025】
要約すれば、上記の説明から明らかなごとく、本発明の複合装置は従来の装置に比べて数多くの利点を有している。実際、かかる複合装置は同じ揚力油及び作動油の要求を満たすために使用されるポンプ及び部品の総数を減少させる。たとえば、従来の油圧系統における油ポンプ及び油フィルタは圧力調整弁及び電磁式の揚力遮断弁の使用によって置き換えられている。その上、100%能力の予備ポンプ及び予備流路を設けることにより、標準的な揚力油系統の信頼度が向上する。最後に、このような冗長性を有するにもかかわらず、本発明の装置は現在要求されている2つの独立した装置よりもコンパクトであり、かつ所要据付面積が小さくて済む。
【0026】
以上、現時点において最も実用的で好適なものと考えられる実施の態様に関連して本発明を説明したが、本発明は開示された実施の態様のみに限定されないことを理解すべきである。それどころか、本発明は前記特許請求の範囲に含まれる様々な変更態様及び同等の構成をも包括するものと解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる複合揚力/油圧装置の略図である。
【図2】二重補償式のポンプ及びパイロット弁フィードバックループを含む複合揚力/油圧装置の略図である。
【図3】二重補償式のポンプ及びシャトル弁フィードバックループを含む複合揚力/油圧装置の略図である。
【符号の説明】
10 複合揚力油/作動油供給装置
12 主系統又は一次系統
14 冗長系統又は予備系統
16 入口移送弁
20 可変容量形ポンプ
22 油フィルタ
26 超過圧力逃し弁
30 流路
32 流路
34 揚力油電磁弁
36 圧力調整弁又は減圧弁
38 蓄圧器
40 圧力逃し弁
120 可変容量形ポンプ
122 油フィルタ
130 流路
132 流路
136 圧力調整弁又は減圧弁
220 可変容量形ポンプ
240 油圧フィードバックループ
250 パイロット弁
320 可変容量形ポンプ
340 油圧フィードバックループ
440 油圧フィードバックループ
450 シャトル弁
540 油圧フィードバックループ
550 シャトル弁

Claims (12)

  1. ガスタービン用の揚力液及び作動液複合供給装置(10)であって、
    潤滑液系統から作動液を受入れると共に、ガスタービンの揚力系統の要求条件に合ったい圧力である第1の圧力で作動液を選択的に供給するための第1のポンプ(20又は220)と、
    ガスタービンの揚力系統に対して第1の圧力の作動液を選択的に供給するための第1の弁(34)と、
    前記第1のポンプ(20又は220)から前記第1の弁(34)に作動液を導くための第1の流路(30)と、
    前記第1の流路(30)と連通していて、前記第1のポンプ(20又は220)によって吐出される作動液の少なくとも一部分を受入れてガスタービンの液圧系統に供給するための第2の流路(32)と、
    前記第2の流路(32)中に設けられて、流通する作動液の圧力を前記第1の圧力からガスタービンの液圧系統によって要求されるより低い第2の圧力にまで低下させるための第1の圧力調整弁(36)と
    を含む揚力液及び作動液複合供給装置(10)。
  2. 前記第1のポンプ(20又は220)によって吐出される作動液を濾過するためのフィルタ(22)を更に含む請求項1記載の揚力液及び作動液複合供給装置。
  3. 前記フィルタ(22)の上流側かつ前記第1のポンプ(20又は220)の下流側において前記第1の流路(30)が圧力逃し弁(26)と連通している請求項2記載の揚力液及び作動液複合供給装置。
  4. 前記第1の圧力調整弁(36)の下流側において前記第2の流路(32)が蓄圧器(38)及び圧力逃し弁(40)と連通している請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の揚力液及び作動液複合供給装置。
  5. 前記潤滑液系統から作動液を選択的に受入れると共に、前記第1の圧力で作動液を選択的に供給するための第2のポンプ(120又は320)と、前記第2のポンプ(120又は320)から前記第1の弁(34)に作動液を導くための第3の流路(130)と、前記第2のポンプ(120又は320)によって吐出される作動液の少なくとも一部分を受入れてガスタービンの液圧系統に供給するための第4の流路(132)と、前記潤滑液系統から前記第1のポンプ(20又は220)及び前記第2のポンプ(120又は320)の少なくとも一方に作動液を選択的に導くための入口弁(16)とを更に含む請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の揚力液及び作動液複合供給装置。
  6. 前記第1の圧力調整弁(36)の下流側において前記第4の流路(132)が前記第2の流路(32)と連通していると共に、前記第2の流路(32)との連通部位の上流側において前記第4の流路(132)中に設けられて、流通する作動液の圧力を前記第1の圧力からガスタービンの液圧系統によって要求される前記第2の圧力にまで低下させるための第2の圧力調整弁(136)を更に含む請求項5記載の揚力液及び作動液複合供給装置。
  7. 前記第3の流路(130)を通って流れる作動液を濾過するためのフィルタ(122)を更に含む請求項5記載の揚力液及び作動液複合供給装置。
  8. 前記第1のポンプが二重補償式の可変容量形ポンプ(220)であって、パイロット弁(250)を含むフィードバックループ(240)又はシャトル弁(450)を含むフィードバックループ(440)によって、前記第1のポンプ(220)が揚力系統の要求条件に従ってフィードバック制御される請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載の揚力液及び作動液複合供給装置。
  9. ガスタービンに揚力液及び作動液を供給するための方法であって、
    第1のポンプ(20又は220)を用いて、ガスタービンの揚力系統の要求条件に合ったい圧力である第1の圧力で第1の流路(30)中に作動液をポンプ供給する工程と、
    第1の弁(34)を通して前記第1の流路(30)からガスタービンの揚力系統に前記第1の圧力の作動液を選択的に供給する工程と、
    前記第1のポンプ(20又は220)によって吐出される作動液の少なくとも一部分を前記第1の流路(30)から第2の流路(32)に導いてガスタービンの液圧系統に供給する工程と、
    前記第2の流路(32)を通って流れる作動液の圧力を前記第1の圧力からガスタービンの液圧系統によって要求されるより低い第2の圧力にまで低下させる工程(36)と
    を含む方法。
  10. 前記減圧工程が、前記第2の流路(32)を通って流れる作動液の圧力を圧力調整弁(36)によって低下させることから成る請求項9記載の方法。
  11. 前記第1のポンプ(20又は220)によって吐出される作動液を濾過する工程(22)を更に含む請求項9又は請求項10記載の方法。
  12. 第2のポンプ(120又は320)を設ける工程と、前記第2のポンプ(120又は320)を用いて、ガスタービンの揚力系統によって要求される前記第1の圧力で第3の流路(130)中に作動液を選択的にポンプ供給する工程と、前記第2のポンプ(120又は320)によって吐出される作動液の少なくとも一部分を前記第3の流路(130)から第4の流路(132)に導いてガスタービンの液圧系統に供給する工程と、前記第4の流路を通って流れる作動液の圧力を前記第1の圧力からガスタービンの液圧系統によって要求される前記第2の圧力にまで低下させる工程(136)とを更に含む請求項9乃至請求項11のいずれか1項記載の方法。
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