JP4738170B2 - 振込申込受付システム、振込申込受付方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、口座への振込の申込に関する処理を支援するシステムおよび方法などに関する。
図9は振込先の変更を偽る知らせを記載したチラシの例を示す図である。
近年、金融機関に開設されている口座を悪用した詐欺が横行している。最も代表的な詐欺の1つが、いわゆる振込詐欺である。この振込詐欺の手口は、次の通りである。詐欺師は、騙すターゲットとなる人に電話を掛け、その人の家族または親類がトラブルを起こし多額の現金の支払いに迫られていると嘘を付く。そして、詐欺師が予め用意しておいた振込用の口座の口座番号を伝え、直ちにその口座に所定の金額を振り込むように要求する。このような振込詐欺による被害は、依然としてなくならないものの、一時期大きな社会問題として大きく報道され、また、金融機関における口座の開設手続の厳格化および国による法の整備などによって、最近は沈静化している。
ところが、振込詐欺が沈静化すると、詐欺師は、今度は別の手口で詐欺をはたらこうとする。例えば、今後、次のような手口の詐欺が行われるおそれがある。詐欺師は、定期的に振込を行っていると思われる者(例えば、賃貸住宅に入居している入居者や、電気、水道、またはガスなどの公共サービスの利用者など)に対して、図9に示すような、振込先の口座の変更を偽った知らせを、チラシまたは手紙などによって配布する。その口座は、もちろん、本来の振込用の口座とは異なる、詐欺師が予め用意しておいた口座である。
このような手口の詐欺に引っ掛からないようにするには、従来の振込先である口座の所有者(家主、不動産会社、またはサービス事業者など)に連絡を取り、本当に振込先に変更があったのかどうかを確認することが重要である。しかし、振込の期日が迫っている場合は、確認を怠ってしまうことがある。また、チラシや手紙が巧妙に作成されている場合は、何の疑いもなく偽りの口座に振り込んでしまうことがある。
ところで、振込が適切であるか否かを確認する作業の負担を顧客から軽減するための方法が提案されている。例えば、特許文献1に記載される方法によると、処理対象口座について、口座入出金データベースに格納されている口座入出金データの取引金額と、総合振込データベースに格納されている総合振込依頼データの合計金額とを比較する。そして、両者が一致した場合に、総合振込依頼データと口座入出金データ等に基づいて、総合振込依頼に含まれている個々の振込依頼を特定できる情報を、出納帳データベースに保持する。顧客はこの出納帳データベースの内容を参酌することにより、総合振込依頼により実行された振込であっても、個々の振込内容を容易に特定できる。
特許文献2に記載される方法によると、ユーザが情報処理端末を用いて振込限度額の変更を行った場合には、その振込限度額の変更を直ちに顧客情報データベースの振込限度額テーブルに反映させずに、3日後に反映させる。これにより、不正な目的で振込限度額の変更を行った者が存在した場合でも、直ちには変更後の振込限度額で振込処理をすることはできないので、ユーザの被害額を最小限に抑えることができる。
特許文献3に記載される方法によると、振込金額が所定の金額以上の場合に、重要取引や要注意取引と判断し、データを役席クライアントに配信する。
特開2003−132226号公報 特開2001−319058号公報 特開平11−110465号公報
特許文献1に記載される方法は、振込後に個々の振込内容を特定するものであり、振込の件数が多い場合に、好適に用いられる。しかし、上述のような、振込先の口座の変更があったように偽って本来の口座とは別の口座に振り込ませるような手口の詐欺が仕組まれた場合には、振込人は、従来と同様に騙されてしまうおそれがある。
特許文献2に記載される方法は、振込人は、振り込んだ後で騙されたことに気付いた場合に、取引をキャンセルして被害を食い止めることができる。しかし、気付くのが遅いと、損害を被ってしまう。また、正当な振込の処理までもが遅延してしまう、という問題点もある。また、振込用の現金を振込者の口座から引き落とすのではなくATMに直接投入する場合には、適用することができない。
特許文献3に記載される方法は、顧客が個人である場合には適用することができない。また、振込金額が低い場合には機能しない。特許文献2に記載される方法と同様、振込用の現金を振込者の口座から引き落とすのではなくATMに直接投入する場合には、適用することができない。
本発明は、このような問題点に鑑み、振込人に対して振込先の口座の変更があったと偽る詐欺による被害を従来よりも効果的に防止することを目的とする。
本発明に係る振込申込受付システムは、振込の申込を受け付ける振込申込受付システムであって、過去に行われた振込に係る振込先および振込金額または使途を示す振込実績情報を振込人と対応付けて記憶する振込実績情報記憶手段と、顧客が前記申込の際に指定した振込先を示す振込先情報を取得する振込先情報取得手段と、顧客が前記申込の際に指定した振込の使途を示す振込使途情報を取得する振込使途情報取得手段と、取得した前記振込先情報に示される振込先が、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客が振込人として対応付けられているいずれの前記振込実績情報にも示されず、かつ、当該申込に係る前記振込使途情報に示される使途と当該顧客が振込人として対応付けられているいずれかの前記振込実績情報に示される使途とが同一である場合に、当該振込先に前記疑いがあると判別する、振込先信用性判別手段と、取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合に、当該振込先に関して注意をすべき旨のメッセージを、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客に対して出力するための処理を行う、出力処理手段と、取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合は、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客からの許可を待ち、当該許可が得られたら当該申込に係る振込の処理を開始させ、当該許可が得られなかったら当該申込に係る振込の処理を中止させる、振込開始制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によると、振込人に対して振込先の口座の変更があったと偽る詐欺による被害を従来よりも効果的に防止することができる。
図1は振込処理システムFUSの全体的な構成の例を示す図、図2は振込先確認システム2のハードウェア構成の例を示す図、図3は振込先確認システム2の機能的構成の例を示す図である。
本発明に係る振込処理システムFUSは、図1に示すように、口座管理システム1、振込先確認システム2、現金自動預払機3、および通信回線4などによって構成される。口座管理システム1、振込先確認システム2、および各現金自動預払機3は、通信回線4を介して互いに接続されている。通信回線4として、専用線、公衆回線、LAN、またはインターネットなどが用いられる。
口座管理システム1は、従来通り、銀行、信用金庫、または郵便局などの金融機関の本店またはシステム管理部門などの所定の場所に設置されており、その金融機関にお金を預けている顧客の口座の管理などを行っている。
振込先確認システム2は、顧客が振込を行おうとする際に、振込先が本来の口座とは異なる疑いがあるか否かつまり怪しくないかどうかをチェックするための処理を行うシステムであって、図2に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、磁気記憶装置20d、および通信インタフェース20eなどによって構成される。磁気記憶装置20dには、上記のチェックを行うための振込先確認用ソフトウェアがインストールされている。このソフトウェアは、図3に示すような振込要求情報受付部201、振込先信用性判別部202、判別結果通知部203、振込先確認情報受信部204、振込処理実行指令部205、振込実績データベース1DB、および口座主情報データベース2DBなどの機能を実現するためのモジュール(プログラム)およびデータによって構成される。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM20bにロードされ、CPU20aによってプログラムが実行される。
本実施形態では、図1に示すように振込先確認システム2を1台のサーバ機などの装置によって構成する例を示しているが、口座管理システム1に振込先確認用ソフトウェアを実行させることによって図3の各機能を実現するようにしてもよい。または、図3の機能を複数台の装置に分散して実現するようにしてもよい。
現金自動預払機3は、顧客が金融機関の窓口を介さずに現金の引出、預入、および振込などを行うためのATM(Automatic Teller Machine)である。この現金自動預払機3は、金融機関の本店および各支店に少なくとも1台ずつ設置されている。
図4は振込実績テーブルTLの例を示す図、図5は口座主情報データベース2DBの例を示す図、図6は信用性有無判別処理の流れの例を説明するフローチャート、図7は現金自動預払機3のディスプレイに表示される注意を促すメッセージの画面の例を示す図である。
以下、ある金融機関BKにおいて振込処理システムFUSが使用される場合を例に、図3に示す振込先確認システム2の各部、現金自動預払機3、および口座管理システム1の処理内容などについて詳細に説明する。
図3において、振込先確認システム2の振込実績データベース1DBには、その金融機関BKで振込の手続を行った顧客ごとの振込実績テーブルTLが記憶されている。振込実績テーブルTLには、図4に示すように、その振込実績テーブルTLに係る顧客が過去に行った振込の手続に関する情報が格納される。
一般に、振込は、その使途が買い物の代金の支払いである場合は、一時的にまたは不定期に行われることが多い。一方、使途が家賃、駐車場代、または公共料金などの支払いである場合は、定期的に(例えば、月例で)行われることが多い。本実施形態では、一時的なまたは不定期な振込については、1回の振込ごとにレコード(以下、「振込実績情報FR」と記載する。)を生成し振込実績テーブルTLに登録するが、定期的な振込については、1回の振込ごとに振込実績情報FRを生成するのではなく、その定期的な振込の纏まりごとに1つの振込実績情報FRを生成し振込実績テーブルTLに登録する。
振込実績情報FRにおいて「振込先口座番号」および「振込先名」は、それぞれ、その振込の振込先である口座の口座番号および名義を示す。「振込日」は、その振込が行われた日を示す。ただし、その振込実績情報FRが定期的な振込に係る場合は、これらの振込が行われた凡その日または平均的な日を示す。例えば、毎月15日〜20日頃に振込が行われる場合は、「18日」のような、その範囲のいずれかの日を示す。
「使途」は、顧客がその振込の際に指定した目的を示す。「振込金額」は、その振込の金額を示す。ただし、その振込実績情報FRが定期的な振込に係る場合は、これらの振込の凡その金額または平均的な金額を示す。
「近似範囲金額」は、今後振込が行われる際に振込先の信用性をチェックするために用いられる。「近似範囲金額」には、デフォルト値として、例えば「振込金額」の1割、のように、所定の値を格納しておく。ただし、顧客のニーズなどに応じて適宜変更してもよい。近似範囲金額の使用の仕方については、後に説明する。
振込実績データベース1DBは、例えば次のように振込実績情報FRを生成し振込実績テーブルTLに登録する。後に説明する振込処理実行指令部205によって、ある顧客からの申込に従って振込の実行指令が口座管理システム1に対してなされると、振込実績データベース1DBは、その今回の振込の振込先の口座、振込日、使途、および振込金額とその顧客の振込実績テーブルTLに格納されている各振込実績情報FRとを比較することによって、今回の振込先と同じ口座および使途を示し、今回の振込日との差異が所定の範囲内(例えば、5日以内)である振込日を示しかつ今回の振込金額との差異が所定の範囲内(例えば、今回の振込金額の1割に相当する金額以下)である振込金額を示す振込実績情報FRを検索する。
そのような振込実績情報FRが見つからなかった場合は、今回の振込が一時的なまたは不定期なものであると判別し、その振込の内容を示す振込実績情報FRを新たに生成しその顧客の振込実績テーブルTLに格納する。
一方、そのような振込実績情報FRが見つかった場合は、今回の振込が定期的なものであると判別し、今回の振込の内容に応じて、その振込実績情報FRの内容を変更する。例えば、その振込実績情報FRに現在示される振込日が今回の振込日と異なる場合は、今回の振込日を示すように振込実績情報FRを更新する。または、両振込日の中間の日を示すように更新する。同様に、その振込実績情報FRに現在示される振込金額が今回の振込金額と異なる場合は、今回の振込金額を示すように振込実績情報FRを更新する。または、両振込金額の中間の金額を示すように更新する。なお、新たに振込実績情報FRを生成する処理は行わない。
また、振込実績テーブルTLには、その振込実績テーブルTLに係る顧客を識別する情報を対応付けておく。その情報として、その顧客が金融機関BKに開設している口座の口座番号が用いられる。ただし、その顧客が金融機関BKに口座を開設していない場合があるので、その顧客に対して振込用の顧客番号を発行し、これを振込実績テーブルTLに対応付けておいてもよい。
図3の口座主情報データベース2DBには、図5に示すように、金融機関BKの顧客が振込先として指定したことがある口座または今後指定する予定のある口座に関する口座情報FYが格納されている。1つの口座に対して1つの口座情報FYが与えられる。
口座情報FYにおいて、「口座番号」および「名義」は、それぞれ、その口座情報FYに係る口座の口座番号および名義を示している。「連絡先」は、その口座の所有者の連絡先(例えば、電話番号など)を示している。
口座情報FYは、顧客からの申出または口座主本人からの申出に基づいていつでも口座主情報データベース2DBに登録することができるが、金融機関BKを介してその口座への振込が初めて行われる前に予め登録しておくのが望ましい。特に、振込によって自らの取引相手から支払いを受けている事業者は、取引相手が本実施形態の振込処理システムFUSのサービスの提供を受けることができるように、自らの振込用の口座の口座情報FYを口座主情報データベース2DBに登録しておくべきである。そうすれば、取引相手が図9のようなチラシによる詐欺に引っ掛かる危険性を回避することができる。
図3に戻って、振込要求情報受付部201は、顧客が要求している振込に関する情報を受け付けるための処理を行う。係る処理は、例えば次のように行われる。振込を行いたい顧客は、従来通り、金融機関BKの本店または支店に来店し、現金自動預払機3を操作して振込先の口座の口座番号、振込金額、および振込人の氏名および電話番号を指定する。さらに、その振込金額の現金を顧客本人の口座から拠出する場合は、現金自動預払機3にその口座のキャッシュカードを挿入することによってその口座番号を指定する。または、その振込金額の現金を現金自動預払機3に渡す場合は、金融機関BKから与えられた、振込人自身の顧客番号を指定する。
すると、現金自動預払機3は、顧客が指定したこれらの情報を、振込要求情報DT1として振込先確認システム2に送信する。これにより、金融機関BKに対して振込の申込がなされる。振込要求情報受付部201は、現金自動預払機3からの振込要求情報DT1を受信する処理を行う。このようにして、顧客が要求している振込に関する情報(申込の情報)が受け付けられる。
振込先信用性判別部202は、振込要求情報受付部201によって受け付けられた振込要求情報DT1に係る振込の振込先が怪しくないかどうか、つまり、振込先の信用性を判別するための処理を行う。判別結果通知部203は、振込先信用性判別部202がその振込先を怪しいと判別した場合に、その旨および正しいと推測される振込先を、その顧客が使用している現金自動預払機3に表示するための処理を行う。これらの処理は、例えば図6に示すような手順で実行される。
振込要求情報DT1が受信されたら、振込先信用性判別部202は、その振込要求情報DT1に示される振込人の情報(振込人の口座の口座番号または顧客番号)に対応する振込実績テーブルTLを呼び出す(図6の#101)。その振込実績テーブルTLに示されるいずれの振込実績情報FRにも、その振込要求情報DT1に示される振込先の口座番号(つまり、今回の振込先である口座の口座番号)が示されていない場合は(#102でYes)、その口座への振込は今回が初めてであると考えられるので、それが信用できる者の口座であるか否かを、次のようにチェックする。
今回行おうとしている振込と似たようなケースが過去になかったかどうかをチェックする(#103)。図6の例では、今回の振込金額と同じくらいの金額を過去に振り込んだことがあるか否かをチェックする。具体的には、次の(1)式を満たす振込金額Mpおよび近似範囲金額Maを示す振込実績情報FRを検索する。
Mt−Ma≦Mp≦Mt+Ma …… (1)
ただし、Mtは、今回の振込金額である。Maは、振込実績情報FRに示される近似範囲金額である。Mpは、振込実績情報FRに示される振込金額である。
(1)式を満たす振込金額Mpを示す振込実績情報FRが見つかった場合は(#104でYes)、振込先信用性判別部202は、今回の振込先の信用性が疑わしいと判別する(#105)。そこで、判別結果通知部203は、その振込実績情報FRに係る振込先の振込先名、振込先口座番号、および連絡先を示す情報(以下、「類似振込実績情報DT2」と記載する。)を、今回の振込を行おうとしている顧客(振込人)の現金自動預払機3に送信する。
つまり、今、現金自動預払機3を操作している顧客は、図9に示すような、振込先の変更があったことを偽った知らせを信用し、振込を行おうとしているかもしれない。そこで、今回振り込もうとしている振込先の口座が今まで振り込んだことのない口座であり、かつ、振込の内容が過去の振込の内容と類似している(図6の例では、振り込もうとしている振込金額と同じくらいの金額を過去に振り込んだことがある)場合は、振込先信用性判別部202は、顧客が騙されている可能性が高いと判別する。また、その類似する過去の振込に係る振込先を、本来の正しい振込先であると推測する。そして、判別結果通知部203は、本来の振込先であると推測した口座に関する類似振込実績情報DT2を現金自動預払機3に送信することによって、顧客が行おうとしている振込の振込先が怪しいことおよび本来の振込先と推測される口座を通知する。
なお、ステップ#103において複数の振込実績情報FRが見つかった場合は、これらの振込実績情報FRに示されるすべての口座を通知してもよいし、今回の振込金額との差が最も小さい振込金額を示す振込実績情報FRの口座のみを通知してもよい。
一方、その顧客の振込実績テーブルTLに示される振込実績情報FRのうちのいずれかに、現金自動預払機3から受信した振込要求情報DT1に示される振込先の口座番号が示されている場合は(#102でNo)、その口座への振込は過去に行われているので、振込先信用性判別部202は、その振込先の口座には信用性があると判別する(#106)。ステップ#103の検索の結果、振込金額が今回と近い振込が過去に行われていないことが分かった場合(図6の例では、(1)式に合致する振込実績情報FRが見つからなかった場合)も同様に(#104でNo)、今回の振込先の口座に信用性があると判別する(#106)。
上の例では、ステップ#103における検索条件、つまり、今回行おうとしている振込に類似する過去の振込の振込実績情報FRの検索条件を、振込金額としたが、次のように変更してもよい。例えば、使途を検索条件とし、今回顧客の指定した使途と同じ使途を示す振込実績情報FRを検索するようにしてもよい。または、振込金額および使途の両方を検索条件としてもよい。この場合は、両方の条件を満たすものを検索してもよいし、いずれか一方の条件を満たすものを検索してもよい。
また、どのような検索条件を用いるのかは、すべての顧客に共通に決めておいてもよいし、顧客ごとに決めておいてもよい。
図3に戻って、現金自動預払機3は、振込先確認システム2からの類似振込実績情報DT2を受信すると、図7のように、その類似振込実績情報DT2に示される、本来の正しい振込先であると推測される口座の口座番号(振込先口座番号)、口座名(振込先名)、および連絡先を表示するとともに、先ほど顧客が指定した振込先の口座が信用性に欠けるので振込先をもう一度確認するように注意を促すメッセージをタッチパネルに表示する。つまり、振込詐欺の疑いまたは口座の指定ミスの疑いがあることの注意を与える。
ここで、顧客は、先ほど指定した振込先が正しいか否かを確認する。例えば、表示された連絡先に電話を掛け、振込先に変更があったか否かを問い合わせる。または、図9のような知らせの書かれたチラシを取得している場合は、その知らせの内容に怪しい記載がないかどうか確認してみる。現金自動預払機3に表示された電話番号とチラシの電話番号とを比較することによって確認してもよい。
そして、顧客は、その振込先が正しいと判断した場合は、現金自動預払機3のディスプレイの「振込実行」ボタン(図7参照)を押すことによって、その振込先に対して振込を行ってもよい旨を現金自動預払機3に入力する。つまり、振込の処理を実行する許可を与える。一方、その振込先が怪しいまたは偽物であると判断した場合は、「中止」ボタンを押すことによって、今回の振込を中止する旨を現金自動預払機3に入力する。
現金自動預払機3は、入力された内容に従って、振込を行ってもよい旨を示す振込先確認済情報DT3および振込を中止する旨を示す振込中止情報DT4のうちのいずれか1つを振込先確認システム2に送信する。
振込先確認システム2において、振込先確認情報受信部204は、現金自動預払機3から送信されて来た振込先確認済情報DT3および振込中止情報DT4を受信するための処理を行う。
振込処理実行指令部205は、振込要求情報受付部201によって受信された振込要求情報DT1の内容の通りに振込処理を実行するように口座管理システム1に対して指令を与える。
すると、口座管理システム1は、従来通りに、振込要求情報DT1に示される振込先の口座に、同じく振込要求情報DT1に示される振込金額を振り込む(入金する)ための処理を実行する。例えば、その振込先の口座が金融機関BKに開設されている口座である場合は、その口座に振込金額を振り込む処理を行う。他の金融機関に開設されている口座である場合は、当該他の金融機関に対して振込の依頼を行う。また、今回の振込を振込人の口座からの引き落としによって行う場合は、やはり従来通り、その振込要求情報DT1に示される振込人の口座から振込金額を引き落とすための処理を行う。
口座管理システム1による上記の処理と並行して、振込先確認システム2の振込実績データベース1DBは、必要に応じて、今回の振込に係る振込実績情報FRをその顧客の振込実績テーブルTLに新たに格納しまたは既存の振込実績情報FRを更新する。
振込処理実行指令部205は、次のようなタイミングで振込処理の実行の指令を口座管理システム1に対して与える。受信された振込要求情報DT1に係る振込先に信用性があると振込先信用性判別部202によって判別された場合は、直ちに、振込処理の実行の指令を与える。一方、振込先の信用性が疑わしいと判別された場合は、前に説明したように振込先を確認するように判別結果通知部203が現金自動預払機3を介して顧客に対して注意を与えるので、その後の顧客からの情報に応じて振込処理の実行の指令を与える。すなわち、その振込先に対して振込を行ってもよい旨を示す振込先確認済情報DT3を受信した場合は、振込処理の実行の指令を与える。しかし、その振込先に対する振込を中止する旨の振込中止情報DT4を受信した場合は、指令を与えない。そして、今回の振込要求情報DT1に係る要求を拒否する。
図8は振込先確認システム2の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。次に、ある顧客が現金自動預払機3を使用して振込を行う場合の振込先確認システム2の処理の流れを、フローチャートを参照して説明する。
振込を行いたい顧客は、金融機関BKの本店または支店に来店し、現金自動預払機3を操作して今回の振込に関して所定の事項を指定する。すると、その指定された内容が振込要求情報DT1として現金自動預払機3から振込先確認システム2に送信される。
すると、図8において、振込先確認システム2は、その振込要求情報DT1を受け付け(#1)、その振込要求情報DT1に示される振込先の信用性の有無を判別するための処理を実行する(#2)。係る処理の手順は、前に図6で説明した通りである。
その振込先に信用性があると判別した場合は(#3でYes)、その振込要求情報DT1に示される通りに振込処理を実行するように口座管理システム1に対して指令を与える(#6)。
一方、その振込先の信用性が疑わしいと判別した場合は(#3でNo)、類似振込実績情報DT2を送信することによって、振込先を再確認するように注意を促すメッセージなどを図7のように現金自動預払機3に表示させ(#4)、顧客からの確認結果を待つ(#5)。そして、その振込先について振込先確認済情報DT3を受信した場合は(#6でYes)、振込処理を実行するように口座管理システム1に対して指令を与える(#7)。振込中止情報DT4を受信した場合は(#6でNo)、今回の振込を中止する(#8)。
本実施形態によると、振込人に対して振込先の口座の変更があったと偽る詐欺による被害を従来よりも効果的に防止することができる。また、口座番号の入力ミスによる振込ミスを防止することもできる。
本実施形態では、顧客が現金自動預払機3を操作して振込の申込を行う場合を例に説明したが、顧客がパーソナルコンピュータを操作して金融機関BKのインターネットバンキングを介して振込の申込を行う場合にも本発明を適用することができる。
振込のサービスを利用して取引相手から支払いを受けている事業者に対して、本当に振込先の変更があった場合はその旨を届け出るように要求してもよい。そして、その変更の内容(変更前の口座および変更後の口座など)を示す情報は、データベースに登録しておき、振込先の信用性の有無の判別の際に参照できるようにしておく。すなわち、図3の振込先信用性判別部202は、顧客が現金自動預払機3に対して指定した振込先の口座がデータベースに登録されている場合は、その口座に信用性があると判別する。
本実施形態では、1つの金融機関BKにおいて振込処理システムFUSを使用する場合を例に説明したが、複数の金融機関で共通に使用することもできる。この場合は、振込処理システムFUSを、例えば次のように構成する。口座管理システム1および現金自動預払機3は、各金融機関の従来の口座管理システムを用いる。振込先確認システム2は、複数の金融機関で共用してもよいし、金融機関ごとに用意してもよい。
本実施形態では、図7で説明したように、注意を促すメッセージと正しいと推測される口座の案内とを1つの画面で表示したが、画面のサイズなどの関係でこれらを纏めて表示できない場合は、別々に表示するようにしてもよい。例えば、注意を促すメッセージの画面を表示した後で正しいと推測される口座の案内の画面を表示してもよいし、その逆順に表示してもよい。
その他、振込処理システムFUS、振込先確認システム2の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データベースの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
上に述べた実施例には、以下に述べるような付記も開示されている。
(付記1)
振込の申込を受け付ける振込申込受付システムであって、
過去に行われた振込に係る振込先および振込金額または使途を示す振込実績情報を振込人と対応付けて記憶する振込実績情報記憶手段と、
顧客が前記申込の際に指定した振込先を示す振込先情報を取得する振込先情報取得手段と、
取得した前記振込先情報に示される振込先が本来の振り込むべき口座とは異なる疑いがあるか否かを、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客が振込人として対応付けられている前記振込実績情報に基づいて判別する、振込先信用性判別手段と、
取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合に、当該振込先に関して注意をすべき旨のメッセージを、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客に対して出力するための処理を行う、出力処理手段と、
取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合は、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客からの許可を待ち、当該許可が得られたら当該申込に係る振込の処理を開始させ、当該許可が得られなかったら当該申込に係る振込の処理を中止させる、振込開始制御手段と、
を有することを特徴とする振込申込受付システム。
(付記2)
顧客が前記申込の際に指定した振込金額を示す振込金額情報を取得する振込金額情報取得手段、を有し、
前記振込先信用性判別手段は、取得した前記振込先情報に示される振込先が、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客が振込人として対応付けられているいずれの前記振込実績情報にも示されず、かつ、当該申込に係る前記振込金額情報に示される振込金額と当該顧客が振込人として対応付けられているいずれかの前記振込実績情報に示される振込金額との差が所定の範囲内である場合に、当該振込先に前記疑いがあると判別する、
付記1記載の振込申込受付システム。
(付記3)
前記出力処理手段は、前記メッセージとともにまたは前記メッセージが出力される前にまたは出力された後で、前記振込先情報に係る前記申込を行った顧客が振込人として対応付けられかつ当該申込に係る前記振込金額情報に示される振込金額との差が所定の範囲以内である振込金額を示す前記振込実績情報に示される振込先を、当該申込に係る振込の正しいと推測される振込先として出力するための処理を行う、
付記2記載の振込申込受付システム。
(付記4)
顧客が前記申込の際に指定した振込の使途を示す振込使途情報を取得する振込使途情報取得手段、を有し、
前記振込先信用性判別手段は、取得した前記振込先情報に示される振込先が、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客が振込人として対応付けられているいずれの前記振込実績情報にも示されず、かつ、当該申込に係る前記振込使途情報に示される使途と当該顧客が振込人として対応付けられているいずれかの前記振込実績情報に示される使途とが同一である場合に、当該振込先に前記疑いがあると判別する、
付記1記載の振込申込受付システム。
(付記5)
前記出力処理手段は、前記メッセージとともにまたは前記メッセージが出力される前にまたは出力された後で、前記振込先情報に係る前記申込を行った顧客が振込人として対応付けられかつ当該申込に係る前記振込使途情報に示される使途と同一の使途を示す前記振込実績情報に示される振込先を、当該申込に係る振込の正しいと推測される振込先として出力するための処理を行う、
付記4記載の振込申込受付システム。
(付記6)
振込の申込を受け付ける振込申込受付方法であって、
過去に行われた振込に係る振込先および振込金額または使途を示す振込実績情報を振込人と対応付けて振込実績情報記憶手段に記憶させておき、
顧客が前記申込の際に指定した振込先を示す振込先情報を取得し、
取得した前記振込先情報に示される振込先が本来の振り込むべき口座とは異なる疑いがあるか否かを、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客が振込人として対応付けられている前記振込実績情報に基づいて判別し、
取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合に、当該振込先に関して注意をすべき旨のメッセージを、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客に対して出力するための処理を行い、
取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合は、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客からの許可を待ち、当該許可が得られたら当該申込に係る振込の処理を開始させ、当該許可が得られなかったら当該申込に係る振込の処理を中止させる、
ことを特徴とする振込申込受付方法。
(付記7)
振込の申込を受け付ける処理を行いかつ過去に行われた振込に係る振込先および振込金額または使途を示す振込実績情報を振込人と対応付けて記憶する振込実績情報記憶手段にアクセスする手段を有するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
顧客が前記申込の際に指定した振込先を示す振込先情報を取得する処理と、
取得した前記振込先情報に示される振込先が本来の振り込むべき口座とは異なる疑いがあるか否かを、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客が振込人として対応付けられている前記振込実績情報に基づいて判別する処理と、
取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合に、当該振込先に関して注意をすべき旨のメッセージを、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客に対して出力するための処理と、
取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合は、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客からの許可を待ち、当該許可が得られたら当該申込に係る振込の処理を開始させ、当該許可が得られなかったら当該申込に係る振込の処理を中止させる、制御処理と、
をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
振込処理システムの全体的な構成の例を示す図である。 振込先確認システムのハードウェア構成の例を示す図である。 振込先確認システムの機能的構成の例を示す図である。 振込実績テーブルの例を示す図である。 口座主情報データベースの例を示す図である。 信用性有無判別処理の流れの例を説明するフローチャートである。 現金自動預払機のディスプレイに表示される注意を促すメッセージの画面の例を示す図である。 振込先確認システムの全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 振込先の変更を偽る知らせを記載したチラシの例を示す図である。
符号の説明
FUS 振込処理システム(振込申込受付システム)
1DB 振込履歴データベース(振込実績情報記憶手段)
201 振込要求情報受付部(振込先情報取得手段、振込金額情報取得手段、振込使途情報取得手段)
202 振込先信用性判別部(振込先信用性判別手段)
203 判別結果通知部(出力処理手段)
205 振込処理実行指令部(振込開始制御手段)
DT1 振込要求情報(振込先情報、振込金額情報、振込使途情報)
FR 振込実績情報

Claims (3)

  1. 振込の申込を受け付ける振込申込受付システムであって、
    過去に行われた振込に係る振込先および振込金額または使途を示す振込実績情報を振込人と対応付けて記憶する振込実績情報記憶手段と、
    顧客が前記申込の際に指定した振込先を示す振込先情報を取得する振込先情報取得手段と、
    顧客が前記申込の際に指定した振込の使途を示す振込使途情報を取得する振込使途情報取得手段と、
    取得した前記振込先情報に示される振込先が、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客が振込人として対応付けられているいずれの前記振込実績情報にも示されず、かつ、当該申込に係る前記振込使途情報に示される使途と当該顧客が振込人として対応付けられているいずれかの前記振込実績情報に示される使途とが同一である場合に、当該振込先に前記疑いがあると判別する、振込先信用性判別手段と、
    取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合に、当該振込先に関して注意をすべき旨のメッセージを、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客に対して出力するための処理を行う、出力処理手段と、
    取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合は、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客からの許可を待ち、当該許可が得られたら当該申込に係る振込の処理を開始させ、当該許可が得られなかったら当該申込に係る振込の処理を中止させる、振込開始制御手段と、
    を有することを特徴とする振込申込受付システム。
  2. 振込の申込を受け付ける振込申込受付方法であって、
    過去に行われた振込に係る振込先および振込金額または使途を示す振込実績情報を振込人と対応付けて振込実績情報記憶手段に記憶させておき、
    顧客が前記申込の際に指定した振込先を示す振込先情報を取得し、
    顧客が前記申込の際に指定した振込の使途を示す振込使途情報を取得し、
    取得した前記振込先情報に示される振込先が、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客が振込人として対応付けられているいずれの前記振込実績情報にも示されず、かつ、当該申込に係る前記振込使途情報に示される使途と当該顧客が振込人として対応付けられているいずれかの前記振込実績情報に示される使途とが同一である場合に、当該振込先に前記疑いがあると判別し、
    取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合に、当該振込先に関して注意をすべき旨のメッセージを、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客に対して出力するための処理を行い、
    取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合は、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客からの許可を待ち、当該許可が得られたら当該申込に係る振込の処理を開始させ、当該許可が得られなかったら当該申込に係る振込の処理を中止させる、
    ことを特徴とする振込申込受付方法。
  3. 振込の申込を受け付ける処理を行いかつ過去に行われた振込に係る振込先および振込金額または使途を示す振込実績情報を振込人と対応付けて記憶する振込実績情報記憶手段にアクセスする手段を有するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    顧客が前記申込の際に指定した振込先を示す振込先情報を取得する処理と、
    顧客が前記申込の際に指定した振込の使途を示す振込使途情報を取得する処理と、
    取得した前記振込先情報に示される振込先が、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客が振込人として対応付けられているいずれの前記振込実績情報にも示されず、かつ、当該申込に係る前記振込使途情報に示される使途と当該顧客が振込人として対応付けられているいずれかの前記振込実績情報に示される使途とが同一である場合に、当該振込先に前記疑いがあると判別する処理と、
    取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合に、当該振込先に関して注意をすべき旨のメッセージを、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客に対して出力するための処理と、
    取得した前記振込先情報に示される振込先に前記疑いがあると判別された場合は、当該振込先情報に係る前記申込を行った顧客からの許可を待ち、当該許可が得られたら当該申込に係る振込の処理を開始させ、当該許可が得られなかったら当該申込に係る振込の処理を中止させる、制御処理と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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