JP4737888B2 - フォーム状のマッサージ化粧料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料に関し、更に詳細にはマッサージに好適な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
マッサージ化粧料は、摩擦感を感じさせない、滑らかな化粧料を介して、皮膚を擦過し、血行促進或いはリラクゼーションを被施術者に与えるための化粧料である。この為、マッサージ用の化粧料の必要とする要件は、擦過時に皮膚と手の間の抵抗を下げると同時に、マッサージの最中に前記抵抗が変化しないような特性を有する製剤であることである。この様な、条件を満たす製剤として、これまでは非水乳化ゲルや液体脂を多く含む高内相の水中油乳化剤形などが使用されているが、これらに於いても摩擦感の低減はさらなるものが求められていたし、この様な剤形にあっては油性成分の含有量が多くなり、使用時に於ける脂っぽさは避けがたかった。即ち、オイルを主体とした化粧料によらない、マッサージ時の摩擦低減手段の開発が望まれていた。この様なオイルを主体としないマッサージ用の化粧料としては、フォーム状のエアゾールの内、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの水溶性高分子によるものが知られているが、この様な系に於いては、水溶性高分子に起因するぬめり感、ベタツキ感が不快な感触となり、折角のマッサージの効果を損なう場合があった。
【0003】
一方、1)1気圧20℃で固体の有機珪酸化合物と2)中空アクリル樹脂粉体とを含有することを特徴とする、マッサージ用の化粧料は知られていないし、この様な構成を採ることにより、ベタツキ感、ぬめり感、脂っぽさを感じさせずにマッサージ時の摩擦低減が為しうる化粧料を提供できることも全く知られていなかった。更に、加えてクラッキング・フォーム剤形を取ることにより、マッサージ効果も向上しうることも知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、オイルを主体とした化粧料によらない、マッサージ時の摩擦低減手段を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】
本発明者らは、この様な状況に鑑みて、オイルを主体とした化粧料によらない、マッサージ時の摩擦低減手段を求めて、鋭意研究を重ねた結果、1)1気圧20℃で固体のメチルシロキサン網状重合体、ジメチルポリシロキサンエラストマー及びトリメチルシロキシ珪酸から選ばれる1種乃至は2種以上と2)中空アクリル樹脂粉体と3)水溶性高分子と4)低沸点液化天然ガスを含有することを特徴とする、クラッキング・フォーム剤形のマッサージ用の化粧料がその様な特性を備えていることを見いだし、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
(1)1)1気圧20℃で固体のメチルシロキサン網状重合体、ジメチルポリシロキサンエラストマー及びトリメチルシロキシ珪酸から選ばれる1種乃至は2種以上と2)中空アクリル樹脂粉体と3)水溶性高分子と4)低沸点液化天然ガスを含有することを特徴とする、クラッキング・フォーム剤形のマッサージ用の化粧料。
(2)前記水溶性高分子がヒドロキシプロピルメチルセルロースであって、化粧料全体における含有量が0.05〜1重量%であることを特徴とする、(1)に記載のマッサージ用の化粧料。
(3)前記低沸点液化天然ガスは、20℃における圧力が0.1〜0.2MPaであり、化粧料全体における含有量が60〜80重量%であることを特徴とする、(1)または(2)に記載のマッサージ用の化粧料。
以下、本発明について更に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)本発明のマッサージ用の化粧料の必須成分である1気圧20℃で固体の有機珪酸化合物
本発明のマッサージ用の化粧料は、1気圧20℃で固体の有機珪酸化合物を必須成分として含有することを特徴とする。かかる有機珪素化合物としては、1気圧20℃で固体の状態であり、通常化粧料で使用されているものであれば、特段の限定無く使用することが出来る。この様なものの内、好ましいものは、テトラメトキシシロキサンやメチルトリメトキシシロキサンの存在下ジメトキシジメチルシロキサンを重合させ、所望によりトリメチルメトキシシロキサンでエンドキャッピングして得られる、メチルシロキサン網状重合体やトリメチルシロキシ珪酸、ジメトキシジメチルシロキサンを高重合度で重合させた、高重合度ジメチルポリシロキサン或いはジメチルポリシロキサンエラストマー等が例示でき、この内、トリメチルシロキシ珪酸が好ましく、該トリメチルシロキシ珪酸はデカメチルシクロペンタシロキサンなどの揮発性シリコーンに50重量%程度の濃度で可溶化して使用することが好ましい。かかる1気圧20℃で固体の有機珪酸化合物は唯一種を含有させることも出来るし、二種以上を組み合わせて含有させることも出来る。かかる1気圧20℃で固体の有機珪酸化合物は水溶性高分子のぬめり感やベタツキ感を緩和する作用を発揮する。この様な1気圧20℃で固体の有機珪酸化合物の本発明のマッサージ用の化粧料に於ける好ましい含有量は、総量で化粧料全量に対して、0.005〜0.5重量%であり、更に好ましくは0.05〜0.3重量%である。これは少なすぎると水溶性高分子のぬめり感やベタツキ感を抑えることが出来ず、マッサージの効果を向上できない場合があり、多すぎると系そのものの安定性を損なう場合があるからである。
【0007】
(2)本発明のマッサージ用の化粧料の必須成分である中空アクリル樹脂
本発明のマッサージ用の化粧料は中空アクリル樹脂を含有することを特徴とする。中空のアクリル樹脂は既に数種類のものが化粧料用の原料として販売されており、本発明ではそれを使用することが出来る。勿論アクリル酸アルキルやメタクリル酸アルキルなどのアクリル系樹脂モノマーをコアセルベーション法に従って重合させて製造し用いることも可能であるが、市販品を使用することが、品質の安定性の見地から好ましい。この様な市販の中空アクリル樹脂粉体としては、メタクリル酸メチルとエチレングリコールメチルメタアクリレートの共重合体であるチュウクウビーズ(松本油脂株式会社)が特に好ましく例示できる。本発明のマッサージ用の化粧料に於いては、かかる中空アクリル樹脂粉体は天然ガスのリザーバーとなり、クラッキングを持続させる作用を有すると同時に球体効果による摩擦低減作用も有する。本発明のマッサージ用の化粧料に於いては、かかる中空アクリル樹脂は唯一種を含有させることも出来るし、二種以上を組み合わせて含有させることも出来る。本発明のマッサージ用の化粧料に於ける、かかる中空アクリル樹脂粉体の好ましい含有量は、総量で化粧料全量に対して、0.01〜1重量%であり、更に好ましくは0.1〜0.5重量%である。これは少なすぎると、摩擦低減作用やリザーバー作用が得られない場合があり、多すぎても効果が頭打ちになり系の安定性を損なう場合があるからである。
【0008】
(3)本発明の化粧料
本発明の化粧料は、上記必須成分を含むことを特徴とし、クラッキング・フォーム剤形を好ましく取るものである。本発明の化粧料は、前記必須成分である、1)有機珪素化合物と2)中空アクリル樹脂粉体以外に、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することが出来る。かかる任意の成分としては、スクワランや流動パラフィン、固形パラフィンなどの炭化水素類、ホホバ油やゲイロウなどのエステル類、ステアリン酸やオレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコールやセタノール、オレイルアルコールなどの高級アルコール類、牛脂やオリーブオイル等のトリグリセライド類、ステアリン酸モノグリセリド、ソルビタンセスキオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンステアレート等の非イオン界面活性剤、ソジウムラウリルステアレートなどのアニオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、結晶セルロース等の粉体類、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシビニルポリマーの塩、アクリル酸・メタクリル酸(C10〜30)アルキルコポリマーの塩、ポリアクリル酸の塩、ベントナイト、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、ビタミンやグリチルリチンなどの有効成分などが好ましく例示できる。これらの内,好ましいものは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の増粘作用を有する水溶性高分子である。これらはクラッキング・フォーム剤形において、クラッキングの程度を好ましく調節するからである。本発明の化粧料に於けるかかる水溶性高分子の好ましい含有量は、0.05〜1重量%であり、更に好ましくは、0.1〜0.5重量%である。これは、少なすぎても、多すぎてもクラッキング特性が損なわれる場合があるためである。更に、クラッキング・フォーム剤形を具現化するためには、噴出用のガスとして低沸点液化天然ガスを使用することも好ましい。低沸点液化天然ガスの低沸点とは、液化天然ガス及びその分留物の内、沸点が低いものの総称を意味し、大凡の好ましい基準としては、20℃における圧力が0.1〜0.2MPa、更に好ましくは、0.12〜0.18MPaのものが例示できる。これはこの圧が高すぎても低すぎても好ましいクラッキング・フォーム剤形とならない場合があるためである。この様な特性の液化天然ガスは、その構成を80%以上、より好ましくは90重量%以上、更に好ましくは95重量%以上をノルマルブタンとすることにより調整できる。かかる低沸点液化天然ガスを、前記天然ガスを含む化粧料全量に対して60〜80重量%、更に好ましくは62〜68重量%になるように含有させることにより、クラッキング・フォーム剤形とすることが出来る。ここで、クラッキング・フォーム剤形とは、噴出したフォームが「パチパチ」と音を立ててはじける形態の剤形のことを意味し、又、本発明に於いては、ガス成分以外のエタノールなどの水より沸点の低い成分から選ばれる1種乃至は2種以上を含有させることも、クールダウン効果を増強させるので好適である。本発明の化粧料における水より沸点の低い成分の好ましい含有量は、化粧料全量に対して、総量で1〜10重量%であり、更に好ましくは5〜8重量%である。又、乳化剤としては、ポリオキシエチレン基とポリオキシプロピレン基とを有する分岐アルコールのエーテルが好ましく例示でき、中でもPOE(30)POP(6)デシルテトラデシルエーテルが特に好ましく例示できる。このものの好ましい含有量は0.01〜0.5重量%である。このものはこの範囲に於いてクラッキングに好ましい泡を形成しめる。本発明の化粧料は、上記必須成分と任意の成分とを常法に従って処理することにより製造することが出来る。かくして得られた化粧料は、塗布時に摩擦を著しく軽減し、且つ、その摩擦係数の変化を小さくさせる作用を有する。
【0009】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0010】
<実施例1>
下記に示す処方に従って、本発明の化粧料を作成した。即ち、イ、ロの成分を80℃に加熱し、イに徐々にロを加え乳化し、ホモミキサーで乳化粒子を均質化し、攪拌冷却した後、ハの成分を加えエアゾール缶に充填、密閉し、本発明の化粧料であるクラッキング・フォーム剤形の化粧料1を得た。
イ
ジメチコン(10mPa/sec) 0.2 重量部
トリメチルシロキシ珪酸 0.2 重量部
デカメチルペンタシロキサン 0.2 重量部
L−メントール 0.1 重量部
グリセロールモノメンチルエーテル 0.1 重量部
POE(40)硬化ヒマシ油 0.1 重量部
POE(30)POP(6)デシルテトラデシルエーテル 0.1 重量部
セタノール 0.04 重量部
ロ
ポリエチレングリコール400 0.04 重量部
1,3−ブタンジオール 0.04 重量部
グリセリン 0.04 重量部
ポリエチレングリコール20000 0.04 重量部
中空アクリル樹脂ビーズ 0.2 重量部
(「チュウクウビーズ」)
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.15 重量部
キサンタンガム 0.02 重量部
エタノール 8 重量部
水 25.45 重量部
ハ
液化天然ガス(0.15MPa) 65 重量部
【0011】
<実施例2>
実施例1の化粧料1のトリメチルシロキシ珪酸をジメチコンに置換した比較例1、中空アクリル樹脂粉体を中実アクリル樹脂粉体に置換した比較例2及びトリメチルシロキシ珪酸をジメチコンに、中空アクリル樹脂粉体を中実アクリル樹脂粉体に置換した対照例1を作成し、化粧料1とともにマッサージに於けるなめらかさと摩擦抵抗の一定さを専門パネラーにより評価した。評価は、なめらかさが、スコア5:非常になめらかである、スコア4:なめらかである、スコア3:ややなめらかである、スコア2:ややなめらかさに欠ける、スコア1:なめらかさに欠けるであり、摩擦抵抗の一定性がスコア5:極めて一定である、スコア4:一定である、スコア3:やや一定性に欠ける、スコア2:変化が明確、スコア1:変化が著しいの基準を用いた。結果を表1に示す。これより、本発明の化粧料は、極めて使用感がなめらかで、延転中に於ける変化が少ないことが判る。
【0012】
【表1】
【0013】
<実施例3>
下記に示す処方に従って、本発明の化粧料を作成した。即ち、イ、ロの成分を80℃に加熱し、イに徐々にロを加え乳化し、ホモミキサーで乳化粒子を均質化し、攪拌冷却した後、ハの成分を加えエアゾール缶に充填、密閉し、本発明の化粧料であるクラッキング・フォーム剤形の化粧料2を得た。このものは化粧料1と同様になめらかさと抵抗の一定性に優れていた。
イ
ジメチコン(10mPa/sec) 0.2 重量部
ジメチルポリシロキサンエラストマー 0.2 重量部
デカメチルペンタシロキサン 0.2 重量部
L−メントール 0.1 重量部
グリセロールモノメンチルエーテル 0.1 重量部
POE(40)硬化ヒマシ油 0.1 重量部
POE(30)POP(6)デシルテトラデシルエーテル 0.1 重量部
セタノール 0.04 重量部
ロ
ポリエチレングリコール400 0.04 重量部
1,3−ブタンジオール 0.04 重量部
グリセリン 0.04 重量部
ポリエチレングリコール20000 0.04 重量部
中空アクリル樹脂ビーズ 0.2 重量部
(「チュウクウビーズ」)
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.15 重量部
キサンタンガム 0.02 重量部
エタノール 8 重量部
水 25.45 重量部
ハ
液化天然ガス(0.15MPa) 65 重量部
【0014】
<実施例4>
下記に示す処方に従って、本発明の化粧料を作成した。即ち、イ、ロの成分を80℃に加熱し、イに徐々にロを加え乳化し、ホモミキサーで乳化粒子を均質化し、攪拌冷却した後、ハの成分を加えエアゾール缶に充填、密閉し、本発明の化粧料であるクラッキング・フォーム剤形の化粧料3を得た。
イ
ジメチコン(10mPa/sec) 0.2 重量部
メチルシロキサン網状重合体 0.2 重量部
デカメチルペンタシロキサン 0.2 重量部
L−メントール 0.1 重量部
グリセロールモノメンチルエーテル 0.1 重量部
POE(40)硬化ヒマシ油 0.1 重量部
POE(30)POP(6)デシルテトラデシルエーテル 0.1 重量部
セタノール 0.04 重量部
ロ
ポリエチレングリコール400 0.04 重量部
1,3−ブタンジオール 0.04 重量部
グリセリン 0.04 重量部
ポリエチレングリコール20000 0.04 重量部
中空アクリル樹脂ビーズ 0.2 重量部
(「チュウクウビーズ」)
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.15 重量部
キサンタンガム 0.02 重量部
エタノール 8 重量部
水 25.45 重量部
ハ
液化天然ガス(0.15MPa) 65 重量部
【0015】
<実施例5>
化粧料1の液化天然ガスを0.2MPaのものに置換して、化粧料1と同様に処理して化粧料4を作成した。このものは実施例2のなめらかさと抵抗の一定性の試験で、スコアがそれぞれ3、3と判定された。これより、本発明の化粧料に於いては、液化天然ガスは0.2MPa以下であることが好ましいことが判る。化粧料4に於いては、クラッキングが観察されたもののその程度は微弱であった。
イ
ジメチコン(10mPa/sec) 0.2 重量部
トリメチルシロキシ珪酸 0.2 重量部
デカメチルペンタシロキサン 0.2 重量部
L−メントール 0.1 重量部
グリセロールモノメンチルエーテル 0.1 重量部
POE(40)硬化ヒマシ油 0.1 重量部
POE(30)POP(6)デシルテトラデシルエーテル 0.1 重量部
セタノール 0.04 重量部
ロ
ポリエチレングリコール400 0.04 重量部
1,3−ブタンジオール 0.04 重量部
グリセリン 0.04 重量部
ポリエチレングリコール20000 0.04 重量部
中空アクリル樹脂ビーズ 0.2 重量部
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.15 重量部
キサンタンガム 0.02 重量部
エタノール 8 重量部
水 25.45 重量部
ハ
液化天然ガス(0.2MPa) 65 重量部
【0016】
<実施例6>
実施例1の化粧料1のガス量を変えて、実施例2と同様に効果の検討を行った。又、同時にクラッキング性も++:非常によい、+:よい、±:やや悪い、−:悪いの基準で判定した。結果を表2に示す。これより、本発明の化粧料に於いて、好ましいガス量は、60〜80重量%であり、更に好ましくは62〜68重量%であることがわかる。
イ
ジメチコン(10mPa/sec) 0.2 重量部
トリメチルシロキシ珪酸 0.2 重量部
デカメチルペンタシロキサン 0.2 重量部
L−メントール 0.1 重量部
グリセロールモノメンチルエーテル 0.1 重量部
POE(40)硬化ヒマシ油 0.1 重量部
POE(30)POP(6)デシルテトラデシルエーテル 0.1 重量部
セタノール 0.04 重量部
ロ
ポリエチレングリコール400 0.04 重量部
1,3−ブタンジオール 0.04 重量部
グリセリン 0.04 重量部
ポリエチレングリコール20000 0.04 重量部
中空アクリル樹脂ビーズ 0.2 重量部
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.15 重量部
キサンタンガム 0.02 重量部
エタノール 8 重量部
水 25.45 重量部
ハ
液化天然ガス(0.15MPa)**重量部
**詳細は表2に示す。
【0017】
【表2】
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、オイルを主体とした化粧料によらない、マッサージ時の摩擦低減手段を提供することが出来る。
Claims (3)
- 1)1気圧20℃で固体のメチルシロキサン網状重合体、ジメチルポリシロキサンエラストマー及びトリメチルシロキシ珪酸から選ばれる1種乃至は2種以上と2)中空アクリル樹脂粉体と3)水溶性高分子と4)低沸点液化天然ガスを含有することを特徴とする、クラッキング・フォーム剤形のマッサージ用の化粧料。
- 前記水溶性高分子がヒドロキシプロピルメチルセルロースであって、化粧料全体における含有量が0.05〜1重量%であることを特徴とする、請求項1に記載のマッサージ用の化粧料。
- 前記低沸点液化天然ガスは、20℃における圧力が0.1〜0.2MPaであり、化粧料全体における含有量が60〜80重量%であることを特徴とする、請求項1または2に記載のマッサージ用の化粧料。
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