JP4736091B2 - 骨切術用開大器 - Google Patents

骨切術用開大器 Download PDF

Info

Publication number
JP4736091B2
JP4736091B2 JP2006180893A JP2006180893A JP4736091B2 JP 4736091 B2 JP4736091 B2 JP 4736091B2 JP 2006180893 A JP2006180893 A JP 2006180893A JP 2006180893 A JP2006180893 A JP 2006180893A JP 4736091 B2 JP4736091 B2 JP 4736091B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
members
osteotomy
pairs
swing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006180893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008006140A (ja
Inventor
良平 竹内
浩一 柴田
聡 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Terumo Biomaterials Corp
Original Assignee
Olympus Terumo Biomaterials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=38845441&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP4736091(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Olympus Terumo Biomaterials Corp filed Critical Olympus Terumo Biomaterials Corp
Priority to JP2006180893A priority Critical patent/JP4736091B2/ja
Priority to US12/305,234 priority patent/US20100036205A1/en
Priority to EP07767343.2A priority patent/EP2036509B1/en
Priority to PCT/JP2007/062517 priority patent/WO2008001674A1/ja
Priority to CN200780023571.5A priority patent/CN101478926A/zh
Publication of JP2008006140A publication Critical patent/JP2008006140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4736091B2 publication Critical patent/JP4736091B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/02Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/88Osteosynthesis instruments; Methods or means for implanting or extracting internal or external fixation devices
    • A61B17/885Tools for expanding or compacting bones or discs or cavities therein
    • A61B17/8852Tools for expanding or compacting bones or discs or cavities therein capable of being assembled or enlarged, or changing shape, inside the bone or disc
    • A61B17/8858Tools for expanding or compacting bones or discs or cavities therein capable of being assembled or enlarged, or changing shape, inside the bone or disc laterally or radially expansible
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/88Osteosynthesis instruments; Methods or means for implanting or extracting internal or external fixation devices
    • A61B17/8866Osteosynthesis instruments; Methods or means for implanting or extracting internal or external fixation devices for gripping or pushing bones, e.g. approximators

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

この発明は、変形性膝関節症患者の変形した大腿骨または脛骨に形成された切込みに挿入され、該切込みを拡大して移植物を挿入可能なスペースを形成する骨切術用開大器に関するものである。
従来、変形性膝関節症患者の変形した大腿骨または脛骨の角度を矯正するために高位脛骨骨切術が行われている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。この高位脛骨骨切術は、変形性膝関節症患者の膝関節の一方を構成する脛骨の上部から楔形状の骨片を切除し、その切除面どうしを接合するものである。一方、高位脛骨骨切術として、膝関節を構成する大腿骨または脛骨に骨鋸を用いて切込みを形成し、該切込みを矯正角度まで拡大する方法もある。
特開2002−65682号公報 特開2004−298259号公報
大腿骨または脛骨に設けた切込みを拡大する方法の場合には、拡大されて形成されたスペースに移植骨や人工骨を挿入するために、挿入の際に切込みを拡大された状態に維持しておく必要がある。
しかしながら、拡大器を用いて切込みを拡大した場合には、拡大器が移植骨や人工骨等の移植物の挿入の妨げとなる。また、挿入時に拡大器を切込みから取り外した場合には、切込みが拡大された状態に維持されず、閉じてしまって移植物の挿入が困難になるという不都合がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、切込みを拡大した状態に維持しつつ、移植物の挿入を容易にすることができる骨切術用開大器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、変形性膝関節症患者の変形した大腿骨または脛骨に形成された切込みに挿入され、該切込みを拡大して移植物を挿入可能なスペースを形成する骨切術用開大器であって、先端に配置されたヒンジ部により相対的に揺動可能に連結された2対の揺動部材と、これら2対の揺動部材をそれぞれヒンジ部の軸線回りに開閉させる2つの開閉機構とを備え、前記2対の揺動部材が、前記ヒンジ部の軸線方向に着脱可能に組み合わせられており、前記2対の揺動部材の一方に、他方の揺動部材と組み合わせられたときに、該他方の揺動部材に係合する係合部が設けられている骨切術用開大器を提供する。
本発明によれば、変形性膝関節症患者の変形した大腿骨または脛骨に形成された切込みに、組み合わせた状態の2対の揺動部材を先端のヒンジ部側から挿入し、開閉機構を作動させて揺動部材を相対的に開く方向にヒンジ部の軸線回りに揺動させることにより、切込みの切断面を揺動部材により押圧して切込みを拡大することができる。このとき、組み合わせられた2対の揺動部材により広い面積で切込みの切断面を押圧するので、切断面に対する接触圧力を分散して低減し、切断面を損傷させることなく拡大することができる。
また、切込みが拡大された後には、一方の開閉機構を作動させて、いずれか一対の揺動部材を閉じる方向にヒンジ部の軸線回りに揺動させる。これにより、残りの一対の揺動部材により切込みを拡大した状態に維持しつつ、閉じられた一対の揺動部材を取り外して、切込みに移植物を挿入可能なスペースを確保することができる。そして、移植物を挿入した後には、残りの一対の揺動部材を閉じる方向にヒンジ部の軸線回りに揺動させることにより、挿入された移植物により、切込みを拡大した状態に維持しつつ、閉じられた揺動部材を取り外して、移植物を挿入可能なスペースを確保する。これにより、拡大された切込みの全体に移植物を容易に挿入することが可能となる。
また、係合部が設けられている側の一対の揺動部材に備えられた開閉機構を作動させて、当該一対の揺動部材を相互に開いていくと、係合部が他方の揺動部材に係合して押圧するようになる。したがって、一方の開閉機構のみを操作することにより、2対の揺動部材を同時に開いていくことが可能となり、切込みの拡大作業を容易にすることができる。
上記発明においては、前記2対の揺動部材が、それぞれ、閉じられた状態で先端側から漸次厚くなる略楔形状に形成されていることが好ましい。
このようにすることで、ヒンジ部が設けられた先細の先端側から切込みに容易に挿入していくことができる。したがって、骨切術用開大器の切込みへの挿入時にも切込みの切断面に対し過大な負荷がかからないようにすることができ、切断面の健全性を維持することができる。
また、上記発明においては、前記係合部が、前記他方の揺動部材の開閉方向の内側に係合することとしてもよい。
このようにすることで、係合部が設けられている側の一対の揺動部材を相互に開いていくと、係合部が他方の揺動部材の開閉方向の内側に係合して、相対的に開く方向に押圧するようになる。
また、上記発明においては、前記2つの開閉機構のうち、前記係合部が設けられていない側の開閉機構が、ヒンジ部により連結された一方の揺動部材に設けられたネジ孔と、該ネジ孔に締結され、他方の揺動部材を開方向に押圧する押しネジとにより構成されていることとしてもよい。
このようにすることで、ネジ孔と押しネジとからなる開閉機構は、当該開閉機構が設けられている揺動部材が外力により開かれる作業を規制しない。したがって、他の開閉機構の作動により係合部から受ける外力によって2対の揺動部材を容易に同時に開いていくことができる。また、揺動部材が開かれた後には、押しネジの先端が他方の揺動部材に突き当たるまで締結することにより、他方の揺動部材が取り外されても、切込みを拡大された状態に維持することができる。
本発明によれば、切込みを拡大した状態に維持しつつ、移植物の挿入を容易にすることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る骨切術用開大器1について、図1〜図6を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る骨切術用開大器1は、図1および図2に示されるように、第1,第2の2対の揺動部材2a,2b,3a,3bと、該揺動部材2a,2b,3a,3bを開閉させる第1,第2の開閉機構4,5とを備えている。
2対の揺動部材2a,2b,3a,3bは、それぞれ、先端に配置されたヒンジ部6,7により、その軸線回りに相対的に揺動可能に連結されている。各対の2つの揺動部材2a,2b,3a,3bは、それぞれ相互に接触するまで閉じられた状態で先端に向かって漸次先細の楔形になる楔形部8を備えている。楔形部8は、十分に薄く形成されており、大腿骨または脛骨に骨鋸により形成された切込み(図示略)に比較的容易に挿入することができるようになっている。
第2対の揺動部材3a,3bには、図3に示されるように、その幅方向の側面から、幅方向外方に延びる突起(係合部)9が備えられている。また、第1対の揺動部材2a,2bには、2対の揺動部材2a,2b,3a,3bが幅方向に密着状態に並べられたときに、前記突起9を収容する凹部10が設けられている。2対の揺動部材2a,2b,3a,3bは、突起9を凹部10に挿入することにより、図2に示されるように、幅方向に密着した状態で一体的に組み合わせられるようになっている。また、2対の揺動部材2a,2b,3a,3bは、凹部10から突起9を抜き出すことにより、図3に示されるように、幅方向に容易に分離することができるようになっている。
また突起9を凹部10に挿入すると、図1に示されるように、突起9は凹部10の開閉方向の内側面10aに突き当たるように配置される。その結果、突起9が設けられている第2対の揺動部材3a,3bを相対的に広げるように外力を加えることで、突起9を介して、該突起9に係合する凹部10の内側面10aに外力が伝達され、凹部10が形成されている第1対の揺動部材2a,2bが相対的に広げられるようになっている。
第1対の揺動部材2a,2bに設けられている第1の開閉機構4は、図1に示されるように、一方の揺動部材2aに形成されたネジ孔11と、これに締結される押しネジ12とにより構成されている。押しネジ12の先端は半球形に形成され、2つの揺動部材2a,2bの相対角度が変化しても、揺動部材2bに安定して接触することができるようになっている。
押しネジ12の先端により押圧される他方の揺動部材2bの表面には、押しネジ12の先端を収容する凹部13が形成され、2つの揺動部材2a,2bの相対的な揺動動作が安定して行われるようになっている。押しネジ12の他端には、図2に示されるように、工具(図示略)を挿入して締結を容易にするための六角孔14が設けられている
第2対の揺動部材3a,3bに設けられている第2の開閉機構5は、図4に示されるように、各揺動部材3a,3bに、開閉方向に沿って貫通形成された貫通孔15と、該貫通孔15の長手方向の途中位置に配置され、前記ヒンジ部7の軸線に平行な軸線回りに回転自在に支持されたコマ部材16と、該コマ部材16に設けられたネジ孔16aを貫通して締結されるボルト部材17とを備えている。ボルト部材17の雄ネジは、長手方向の中央において方向が逆転している。ボルト部材17の逆ネジの関係にある各雄ネジが、各揺動部材3a,3bに設けられた前記コマ部材16のネジ孔16aに締結されている。
また、ボルト部材17の一端には六角孔18が設けられている。これにより、六角孔18に工具(図示略)を挿入してボルト部材17を長手軸回りに回転させると、2つのコマ部材16が、ボルト部材17の長手軸方向に沿って逆方向に移動させられ、各コマ部材16が取り付けられている2つの揺動部材3a,3bの相対角度が変更させられるようになっている。
図1中、鎖線で示されている符号19は、各揺動部材2a,2b,3a,3bの後端に設けられたアリ状の突起20に嵌め合わせられるアリ溝19aを有する打撃用ブロックである。この打撃用ブロック19をアリ状の突起20に嵌め合わせることにより、2対の揺動部材2a,2b,3a,3bをさらに強固に一体化させるとともに、この打撃用ブロック19を後方からハンマー(図示略)等により打撃することで、揺動部材2a,2b,3a,3bの先端を大腿骨や脛骨に形成された切込みに容易に挿入することができるようになっている。
このように構成された本実施形態に係る骨切術用開大器1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る骨切術用開大器1を用いて大腿骨または脛骨に設けられた切込みに移植物を移植するには、まず、図2に示されるように、2対の揺動部材2a,2b,3a,3bを、その突起9と凹部10とを嵌合させて隣接状態で一体的に組み合わせる。そして、2つの開閉機構4,5の押しネジ12およびボルト部材17をそれぞれの長手軸回りに回転させて、図1に示されるように、2対の揺動部材2a,2b,3a,3bを閉じた状態にする。
さらに、この状態で2対の揺動部材2a,2b,3a,3bの後端に形成されるアリ状の突起20に打撃用ブロック19のアリ溝19aを嵌合させ、打撃用ブロック19を取り付ける。これにより、2対の揺動部材2a,2b,3a,3bがさらに強固に一体化される。
この状態で、揺動部材2a,2b,3a,3bの先端の楔形部8が薄く形成されるので、楔形部8の先端を切込みに宛がって挿入していく。この場合に、後方からハンマー等により打撃ブロック19を打撃することで、衝撃力によって楔形部8が容易に切込み内に挿入されていくことになる。
楔形部8が十分に切込み内に挿入された状態で、打撃ブロック19を取り外し、図5に示されるように、第2の開閉機構5を構成しているボルト部材17を長手軸回りに一方向(例えば、右回り)に回転させる。ボルト部材17には逆ネジの関係の雄ネジが設けられ、各雄ネジは2つのコマ部材16のネジ孔16aにそれぞれ締結されているので、ボルト部材17を長手軸回りに一方向に回転させることで、コマ部材16をボルト部材17の長手軸方向に沿って相対的に離れる方向に移動させることができる。
これにより、コマ部材16が取り付けられている第2対の揺動部材3a,3bのヒンジ部7の軸線回りの相対角度が拡大されていく。このとき、第2対の揺動部材3a,3bとボルト部材17との相対角度も変化するが、コマ部材16は、各揺動部材3a,3bにヒンジ部7の軸線と平行な軸線回りに回転自在に設けられているので、各コマ部材16の回転により、2つのコマ部材16のネジ孔16aにボルト部材17の雄ネジが締結された状態に維持される。
この場合において、本実施形態に係る骨切術用開大器1によれば、第2対の揺動部材3a,3bに設けられた突起9が第1対の揺動部材2a,2bに設けられた凹部10の内側面10a接触するように嵌合されているので、第2対の揺動部材3a,3bの第2の開閉機構5を操作して当該第2対の揺動部材3a,3bを開いていくだけで、突起9および凹部10を介して第1対の揺動部材2a,2bも一体的に開かれていくことになる。したがって、切込みの拡大作業が容易である。
このようにして、組み合わせられた状態の2対の揺動部材2a,2b,3a,3bを同時に開くことにより、切込みの切断面が広い面積で2対の揺動部材2a,2b,3a,3bにより同時に押圧されることになる。その結果、切込みの切断面に局部的に過大な押圧力が作用することが回避され、大腿骨や脛骨を損傷させることなく健全な状態に維持しつつ切込みを拡大していくことができる。
次に、移植物を挿入するための十分なスペースが確保されるまで、切込みが拡大された状態で、第1の開閉機構4を構成する押しネジ12を長手軸回りに回転させて、図6に示されるように、押しネジ12の先端を他方の揺動部材2bに接触させる。これにより、当該第1の開閉機構4が設けられている第1対の揺動部材2a,2bもそれ自体で開いた状態に維持されるようになる。
この状態で、前記第2の開閉機構5のボルト部材17を、前記とは逆方向に回転させる。これにより、第2対の揺動部材3a,3bが閉じる方向に変位させられる。このとき、凹部10とその内側面10aに接触していた突起9との係合が解除され、第2対の揺動部材3a,3bのみが閉じられる。第1対の揺動部材2a,2bは第1の開閉機構4の作動により開いた状態に維持されているので、第2対の揺動部材3a,3bが閉じられても、切込みは第1対の揺動部材2a,2bによって開かれた状態に支持される。
そして、閉じられた第2対の揺動部材3a,3bを切込み内から取り出すことにより、第2対の揺動部材3a,3bが配置されていた空間に、移植物を挿入するための十分なスペースが確保される。
この状態で、スペースに合わせた形状の人工骨または移植骨等の移植物をスペース内に挿入する。
次いで、第1対の揺動部材2a,2bの第1の開閉機構4の押しネジ12を前記とは逆方向に回転させる。これにより、第1対の揺動部材2a,2bが閉じる方向に変位させられる。このとき、前記スペースに挿入された移植物により切込みが開かれた状態に維持される。そして、閉じられた第1対の揺動部材2a,2bを切込み内から取り出すことにより、第1対の揺動部材2a,2bが配置されていた空間に、移植物を挿入するための十分なスペースが確保される。
このスペースに合わせた形状の人工骨または移植骨等の移植物を挿入することにより、切込み内に移植物を容易に挿入することができる。
なお、本実施形態に係る骨切術用開大器1によれば、2対の揺動部材2a,2b,3a,3bを有する場合について説明したが、これに代えて、相互に着脱可能に組み合わせられる3対以上の揺動部材を有するものとしてもよい。
また、第2の開閉機構5として逆ネジを有するボルト部材17を備えるものを採用したが、これに代えて、第1の開閉機構4の押しネジ12と同様の押しネジを有するものを採用してもよい。
本発明の一実施形態に係る骨切術用開大器を一対の揺動部材を通る切断面において切断した縦断面図である。 図1の骨切術用開大器を示す平面図である。 図1の骨切術用開大器において、2対の揺動部材を分離した状態を示す平面図である。 図1の骨切術用開大器を他の1対の揺動部材を通る切断面において部分的に切断した縦断面図である。 図1の骨切術用開大器の2対の揺動部材を開く方向に揺動させた状態を示す縦断面図である。 図1の骨切術用開大器において、2つの開閉機構を作動させた状態を示す縦断面図である。
符号の説明
骨切術用開大器
2a,2b 第1対の揺動部材
3a,3b 第2対の揺動部材
4 第1の開閉機構
5 第2の開閉機構
6,7 ヒンジ部
9 突起(係合部)
11 ネジ孔
12 押しネジ

Claims (4)

  1. 変形性膝関節症患者の変形した大腿骨または脛骨に形成された切込みに挿入され、該切込みを拡大して移植物を挿入可能なスペースを形成する骨切術用開大器であって、
    先端に配置されたヒンジ部により相対的に揺動可能に連結された2対の揺動部材と、
    これら2対の揺動部材をそれぞれヒンジ部の軸線回りに開閉させる2つの開閉機構とを備え、
    前記2対の揺動部材が、前記ヒンジ部の軸線方向に着脱可能に組み合わせられており、
    前記2対の揺動部材の一方に、他方の揺動部材と組み合わせられたときに、該他方の揺動部材に係合する係合部が設けられている骨切術用開大器
  2. 前記2対の揺動部材が、それぞれ、閉じられた状態で先端側から漸次厚くなる略楔形状に形成されている請求項1に記載の骨切術用開大器
  3. 前記係合部が、前記他方の揺動部材の開閉方向の内側に係合する請求項1または請求項2に記載の骨切術用開大器
  4. 前記2つの開閉機構のうち、前記係合部が設けられていない側の開閉機構が、ヒンジ部により連結された一方の揺動部材に設けられたネジ孔と、該ネジ孔に締結され、他方の揺動部材を開方向に押圧する押しネジとにより構成されている請求項3に記載の骨切術用開大器
JP2006180893A 2006-06-30 2006-06-30 骨切術用開大器 Active JP4736091B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006180893A JP4736091B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 骨切術用開大器
US12/305,234 US20100036205A1 (en) 2006-06-30 2007-06-21 Spreader for high tibial osteotomy
EP07767343.2A EP2036509B1 (en) 2006-06-30 2007-06-21 Spreader for high tibial osteotomy
PCT/JP2007/062517 WO2008001674A1 (en) 2006-06-30 2007-06-21 Spreader for high-riding shinbone surgery
CN200780023571.5A CN101478926A (zh) 2006-06-30 2007-06-21 高位胫骨切骨术用扩张器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006180893A JP4736091B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 骨切術用開大器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008006140A JP2008006140A (ja) 2008-01-17
JP4736091B2 true JP4736091B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=38845441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006180893A Active JP4736091B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 骨切術用開大器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20100036205A1 (ja)
EP (1) EP2036509B1 (ja)
JP (1) JP4736091B2 (ja)
CN (1) CN101478926A (ja)
WO (1) WO2008001674A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020039642A1 (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 オリンパステルモバイオマテリアル株式会社 骨開大デバイスおよび骨開大システム
WO2020138255A1 (ja) 2018-12-27 2020-07-02 株式会社クラレ 開大器
JP6999852B1 (ja) 2021-06-29 2022-01-19 HOYA Technosurgical株式会社 骨切術用開大器

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9414877B2 (en) 2013-03-13 2016-08-16 Arthrex, Inc. Osteotomy opening jack
US10194926B2 (en) 2013-03-18 2019-02-05 Togema Bvba Surgical device for proper orientation during osteotomy
GB2525593A (en) * 2014-04-25 2015-11-04 Fusion Implants Ltd Combined bone cutting guide and spreader device
TWI638634B (zh) * 2016-08-19 2018-10-21 愛派司生技股份有限公司 截骨手術器械
JP6626474B2 (ja) * 2017-04-13 2019-12-25 HOYA Technosurgical株式会社 開骨器具
JP6654601B2 (ja) * 2017-05-18 2020-02-26 HOYA Technosurgical株式会社 開骨器具
JP6688355B2 (ja) * 2018-09-18 2020-04-28 HOYA Technosurgical株式会社 骨切り術用の保持器具及び骨切り術用の開大器
WO2019102974A1 (ja) * 2017-11-27 2019-05-31 HOYA Technosurgical株式会社 骨切り術用の保持器具及び骨切り術用の開大器
US11266449B2 (en) 2017-12-19 2022-03-08 Orthopediatrics Corp Osteotomy device and methods
JP6580756B2 (ja) * 2018-06-14 2019-09-25 HOYA Technosurgical株式会社 骨切術用開大器
KR102158669B1 (ko) * 2018-11-05 2020-09-22 인제대학교 산학협력단 경골 절골술용 스프레더
JP6616039B1 (ja) * 2019-07-03 2019-12-04 HOYA Technosurgical株式会社 開骨器具
CN112932570B (zh) * 2021-01-30 2022-11-25 江西省人民医院 骨科手术用扩张器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001505456A (ja) * 1996-12-10 2001-04-24 メメント エス.エー. 膝補綴物の設置の準備をする補助装置
US6544266B1 (en) * 1999-01-22 2003-04-08 Australian Surgical Design And Manufacture Pty, Ltd. Method and apparatus for delivering bio-active compounds to specified sites in the body
JP2004524098A (ja) * 2001-03-14 2004-08-12 エレクトロ−バイオロジー・インコーポレーテッド 骨プレートおよび開創器アセンブリ
US20050273114A1 (en) * 2004-05-07 2005-12-08 Novak Vincent P Open wedge osteotomy system and surgical method

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2671366A (en) * 1951-07-21 1954-03-09 Beusch Andrew Combined angle plate and clamping device
US6190414B1 (en) * 1996-10-31 2001-02-20 Surgical Dynamics Inc. Apparatus for fusion of adjacent bone structures
JP2002065682A (ja) 2000-08-29 2002-03-05 Depuy Japan Inc 高位脛骨骨切り手術用プレート
US6796986B2 (en) * 2001-03-29 2004-09-28 David W. Duffner Adjustable tibial osteotomy jig and method
US6663562B2 (en) * 2001-09-14 2003-12-16 David Chang Surgical retractor
US7819801B2 (en) * 2003-02-27 2010-10-26 Nuvasive, Inc. Surgical access system and related methods
JP2004298259A (ja) 2003-03-28 2004-10-28 Zimmer Kk 高位脛骨骨切り術用治具
EP1852072B1 (en) * 2004-04-20 2009-04-15 Finsbury (Development) Limited Alignment guide
GB0411487D0 (en) * 2004-05-22 2004-06-23 Depuy Int Ltd Surgical jig
US8926618B2 (en) * 2007-04-19 2015-01-06 Howmedica Osteonics Corp. Cutting guide with internal distraction

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001505456A (ja) * 1996-12-10 2001-04-24 メメント エス.エー. 膝補綴物の設置の準備をする補助装置
US6544266B1 (en) * 1999-01-22 2003-04-08 Australian Surgical Design And Manufacture Pty, Ltd. Method and apparatus for delivering bio-active compounds to specified sites in the body
JP2004524098A (ja) * 2001-03-14 2004-08-12 エレクトロ−バイオロジー・インコーポレーテッド 骨プレートおよび開創器アセンブリ
US20050273114A1 (en) * 2004-05-07 2005-12-08 Novak Vincent P Open wedge osteotomy system and surgical method

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020039642A1 (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 オリンパステルモバイオマテリアル株式会社 骨開大デバイスおよび骨開大システム
JP2020028554A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 オリンパステルモバイオマテリアル株式会社 骨開大デバイスおよび骨開大システム
JP7265327B2 (ja) 2018-08-24 2023-04-26 オリンパステルモバイオマテリアル株式会社 骨開大デバイスおよび骨開大システム
WO2020138255A1 (ja) 2018-12-27 2020-07-02 株式会社クラレ 開大器
JP6999852B1 (ja) 2021-06-29 2022-01-19 HOYA Technosurgical株式会社 骨切術用開大器
JP2023005391A (ja) * 2021-06-29 2023-01-18 HOYA Technosurgical株式会社 骨切術用開大器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2008001674A1 (en) 2008-01-03
EP2036509A1 (en) 2009-03-18
US20100036205A1 (en) 2010-02-11
JP2008006140A (ja) 2008-01-17
CN101478926A (zh) 2009-07-08
EP2036509B1 (en) 2014-09-24
EP2036509A4 (en) 2012-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4736091B2 (ja) 骨切術用開大器
US7041107B2 (en) Instrument
US10531964B2 (en) Pivoting wedge expanding spinal implant and method of implanting same
US10383669B2 (en) Interphalangeal joint implant methods
US8034059B2 (en) Acetabular shell removal instrument
US7326218B2 (en) Bone plate and retractor assembly
CN106163454B (zh) 薄型活动/固定的假体膝系统
US20090054898A1 (en) Articulating Shaper
JP2016511071A (ja) 逆行性ガイドワイヤリーマー
AU2007279064B2 (en) A tool for extracting a pin
JP2009297515A (ja) 位置づけされることが可能な頭部を有する関節プロテーゼ
JP2018525121A (ja) 股関節置換プロテーゼの構成要素を除去するための外科用トレイ、器具、及び方法
JP2010516413A (ja) 特には脊柱に用いるための板状インプラント
US20160242817A1 (en) Spinal rod support structure with clamp
JP4570932B2 (ja) 中手骨−節骨間用または節骨間用の関節人工器官
JP6626474B2 (ja) 開骨器具
JP2006288863A (ja) 手術用カップリーマ
WO2017191172A1 (en) Canine prosthetic elbow joint
WO2020039642A1 (ja) 骨開大デバイスおよび骨開大システム
JP6616039B1 (ja) 開骨器具
US20080033441A1 (en) Ligament graft-fixing apparatus
WO2019102974A1 (ja) 骨切り術用の保持器具及び骨切り術用の開大器
JP2013017610A (ja) 手術用穿孔器具
JP2008229016A (ja) 骨構造体分離器具
JP2022543582A (ja) 骨栓圧縮器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110415

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4736091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250