JP2006288863A - 手術用カップリーマ - Google Patents
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Abstract
【課題】
低侵襲手術を可能にするも、機能において劣らない手術用カップリーマを提供する。
【解決手段】
半球状のカップ体の周壁に孔縁にエッジを形成した複数の切削孔を形成するとともに、開口側にシャンクを接続した手術用カップリーマにおいて、カップ体を、正面視で両側をカットして細長い形状のものにする他、カット面にも周壁を有せしめてカップ体内部を閉塞した空間に形成したことを特徴とする手術用カップリーマ。
【選択図】
図2
低侵襲手術を可能にするも、機能において劣らない手術用カップリーマを提供する。
【解決手段】
半球状のカップ体の周壁に孔縁にエッジを形成した複数の切削孔を形成するとともに、開口側にシャンクを接続した手術用カップリーマにおいて、カップ体を、正面視で両側をカットして細長い形状のものにする他、カット面にも周壁を有せしめてカップ体内部を閉塞した空間に形成したことを特徴とする手術用カップリーマ。
【選択図】
図2
Description
本発明は、人工関節置換手術のときの骨の切削等に使用される手術用カップリーマに関するものであり、特に、低侵襲手術に用いられて好適なものである。
手術用カップリーマは、人工関節が嵌まり込む相手方の骨を削ったり、整えたりするときに使用するもので、股関節を例にとると、特許文献1のように、人工ヘッドが挿入される骨盤の関節窩(寛骨臼)の形状に即した半球状をしている。図5はその状態を示す説明図であるが、シャンクaの先に取り付けられる半球状のカップ体bの周壁に孔縁にエッジを形成した多数の切削孔cを形成した形状をしており、カップ体bを回転させながら寛骨臼Uに押し込んで所定の形状に整形する。この場合、削り取った骨片は、本人にとっては、拒絶反応等を起こすことのない貴重なもので、骨の修復や補填に使用できる。このため、カップ体bの内部は閉ざされた空間にしており、ここに削り取った骨片を溜め込むようにしている。
ところで、外科手術も、最近では、切除部分をできるだけ少なくする低侵襲手術が、組織のダメージが小さくて負担が少ない、手術時間が短い、回復が早いといったことで推奨されており、人工関節置換手術も例外ではない。人工股関節を置換するための低侵襲手術では、寛骨臼を覆っている軟部組織の切開長を当然に短いものにするから、従来の半球状のカップ体を有するリーマでは、切開部からの出し入れに難渋することになる。そのため、切開部を拡げてある程度無理やりに出し入れすることにもなり、縁や両端に断裂を生じさせたりして術後の回復を遅らせることがあった。
そこで、特許文献2には、半球状カップ体を正面から切開部に押し込むのではなく、投影面積の小さい前後方向から押し込み、押し込んだ後に正規の姿に戻すものが提案されている。しかし、これによると、カップ体とシャンクとが屈曲できる必要があり、そのために、構造が複雑になったり、操作が難しくなったりするし、場合によっては、これが基で作動不能に陥ることもある。特に、手術中は細心の注意を払わなければならないことから、器具は確実に作動するものでなければならない。
特開平11−267143号公報
特開2004−00604号公報
本発明は、この手術用カップリーマにおいて、正面からの投影面積を小さくしてそのままの形態で小さな(短い)切開部からでも出し入れできるようにして低侵襲手術に耐えられるようにしたものであるが、その機能においては、従来品と何ら遜色がないようにしたものである。
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、半球状のカップ体の周壁に孔縁にエッジを形成した複数の切削孔を形成するとともに、開口側にシャンクを接続した手術用カップリーマにおいて、カップ体を、正面視で両側をカットして細長い形状のものにする他、カット面にも周壁を有せしめてカップ体内部を閉塞した空間に形成したことを特徴とする手術用カップリーマを提供したものである。
また、本発明は、以上のカップリーマにおいて、請求項2の、シャンクの一部がカップ体の断面形状と同じ形状をした挿入部に形成されており、挿入部がカップ体に挿入されて接続される手段、請求項3の、カット面からピンを挿入部に通して固定した手段を提供したものである。
本発明は、カップリーマのカップ体を、正面視で両側をカットして細長い形状のものにしたものであるから、正面からの投影面積は小さくなり、そのままの向きでも、出し入れする人体組織の切開部の長さは短くて足りるものになる。一方で、カット面にも周壁を有せしめてカップ体内部を閉塞した空間に保持したものであるから、カップ体の中に削り取った骨片を溜め込むこともできる。
また、シャンクの一部がカップ体の断面形状と同じ形状をした挿入部に形成されており、挿入部がカップ体に挿入されて接続されるようにすると、シャンクにかかる切削負荷を平坦なカット面が受けることになり、回転力としてシャンクに伝わらない。したがって、両者を固定するためのピンは、単に位置ずれを防止する機能のみで足り、強度は要求されない。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明するが、理解を容易にするために、まず、従来型のカップリーマを図4の側面図を参照して説明する。このカップリーマは、カップ体1とこれに接続されるシャンク2とからなるが、これにおいて、カップ体1は、略半球状をしたもので、その周壁3に多数の切削孔4が形成されている。そして、この切削孔4の孔縁には、エッジ5が形成されている。なお、このエッジ5は、孔縁を先鋭化してわずかに持ち上げたりすることで、簡単に形成できる。
シャンク2は、カップ体1の開口側に挿入されて蓋をする挿入部6と、挿入部6の裏面から突出するシャフト7とからなり、挿入部6は、カップ体1の断面と同じ形状をしてカップ体1の中に挿入され、ピン8で連結される。そして、シャフト7は、エアー等で強制回転させられる駆動軸9とピン10等で連結されており、駆動軸9は、回転しないスリーブ11で支持されている。
図1は本発明に係るカップリーマの一部断面側面図、図2は同じく正面図、図3は斜視図であるが、このカップリーマも、カップ体1とシャンク2とからなる点は変わらないし、それぞれの構造やその組付けも変わらない。変わっているのは、カップ体1の形状であり、正面視において、両側をカットした細長い形状のものにするとともに、カット面12にも周壁3を有せしめてカップ体1の内部を閉塞した空間に保持している点である。なお、シャンク2の挿入部6をカップ体1に固定するためのピン8は、カット面12に対して直角に挿通している。
以上のカップリーマを用いて当該骨を切削するには、まず、表面を覆っている軟部組織を筋状に切開して切開部を形成する(低侵襲手術を採用すれば、この切開部をできるだけ短くするのは上述したとおり)。次に、この切開部からカップ体1を挿入するのであるが、このとき、細長い方を切開部と平行にして挿入すれば、切開部の拡がりを抑えることができる。この点、従来品の円形をしているカップ体1であれば、挿入時、切開部を大きく拡げてその縁や両端に大きな負担を与えるが、このカップリーマによれば、そのようなことはない。
切開部からカップ体1を挿入した後は、駆動軸9を駆動してカップ体1を回転させながら寛骨臼に押し込んで行き、寛骨臼をカップ体1の形状に切削・整形するが、このとき、カップ体1は、正面視で細長い形状をしていても、中心のシャンク2を軸として回転させられるものであるから、切削後の形状は半球状になり、半球状のリーマを使用したのと何ら変わりはない。
この点で、カット面12のカット量は、大きい方が正面視での投影面積が小さくなって好ましいが、あまり大きくして偏平なものにすると、回転時に振動が出たりするので、半径の半分かそれよりやや小さい程度のカット量が適する。また、カット量は、中心軸に対して対称にするのが適する。一方、カット面12は、周壁3を有するものであるから、削り取った骨片は、カップ体1の中に溜め込むことができ、この点でも、従来品と変わることはない。
ところで、本発明の場合、カップ体1の中に挿入されるシャンク2の挿入部6は、当然ながらカップ体1の断面と同じ形状をしていることになる。したがって、カップ体1からの切削荷重をその平坦な面で受けることができるから、ピン8にはほとんど荷重はかからないし、位置のずれもない。したがって、ピン8は、単に挿入部6とカップ体1とを結合するだけのものでよく、強度は不要であるから、簡単な構造にできて取付けや取外しを容易なものにできる、といった効果も期待できる。
1 カップ体
2 シャンク
3 周壁
4 切削孔
5 エッジ
6 挿入部
7 シャフト
8 ピン
9 駆動軸
10 ピン
11 スリーブ
12 カット面
2 シャンク
3 周壁
4 切削孔
5 エッジ
6 挿入部
7 シャフト
8 ピン
9 駆動軸
10 ピン
11 スリーブ
12 カット面
Claims (3)
- 半球状のカップ体の周壁に孔縁にエッジを形成した複数の切削孔を形成するとともに、開口側にシャンクを接続した手術用カップリーマにおいて、カップ体を、正面視で両側をカットして細長い形状のものにする他、カット面にも周壁を有せしめてカップ体内部を閉塞した空間に形成したことを特徴とする手術用カップリーマ。
- シャンクの一部がカップ体の断面形状と同じ形状をした挿入部に形成されており、挿入部がカップ体に挿入されて接続される請求項1の手術用カップリーマ。
- カット面からピンを挿入部に通して固定した請求項1又は2の手術用リーマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005115504A JP2006288863A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 手術用カップリーマ |
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JP2005115504A JP2006288863A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 手術用カップリーマ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006288863A true JP2006288863A (ja) | 2006-10-26 |
Family
ID=37410111
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005115504A Pending JP2006288863A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 手術用カップリーマ |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014111200A (ja) * | 2007-08-23 | 2014-06-19 | Smith & Nephew Plc | 医療装置及び方法 |
WO2015092377A1 (en) * | 2013-12-16 | 2015-06-25 | Depuy (Ireland) | Surgical cutting instruments |
US9675364B2 (en) | 2014-09-30 | 2017-06-13 | Depuy Ireland Unlimited Company | Grater and trial liner |
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-
2005
- 2005-04-13 JP JP2005115504A patent/JP2006288863A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106102602A (zh) * | 2013-12-16 | 2016-11-09 | 德普伊(爱尔兰)有限公司 | 外科切割器械 |
JP2017503555A (ja) * | 2013-12-16 | 2017-02-02 | デピュイ・(アイルランド)Depuy (Ireland) | 外科的切断用器具 |
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US11490904B2 (en) | 2014-09-30 | 2022-11-08 | Depuy Ireland Unlimited Company | Orthopaedic surgical instrument assembly for reaming a patient's acetabulum |
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