JP2007530119A - リーマーおよびリーミング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低侵襲手術法の一部として腔をリーミングするリーマーおよびリーミング方法を提供する。
【解決手段】畳み込み可能なリーマーアセンブリ2および骨の中に腔をリーミングする方法が記載される。リーマーアセンブリ2は、ハウジングと使用中に骨の表面に向けて配置される下側面とを備えた基部4を含んでいる。畳み込み可能なリーマーは、基部4の下側面から離れる向きのリーミング軸を中心にして回転するためにハウジング内に回転可能に取り付けられている。畳み込み可能なリーマーは、骨の中をリーミング軸に少なくとも部分的に沿ってリーミングするために、リーマーの畳み込まれた状態からリーマーの伸長した状態へ、リーミング軸に沿って動くように支持された、少なくとも1つのリーミングコンポーネント6,8,10を含んでいる。
【選択図】図5

Description

開示の内容
〔技術分野〕
本発明は、リーマーおよびリーミング方法に関し、具体的には、骨の中に、特に脛骨の中に、腔をリーミングするのに用いるためのリーマーに関する。
〔背景技術〕
低侵襲手術手技へ向かう一般的な動きがある。低侵襲手術では、美容上の結果を有する傾向がある使用される切開の寸法、そして、手術部位での手術手技によってもたらされる、軟組織、靭帯、筋肉、腱、および、それらに類似したもの、などの体の部分が被る外傷、などを含む複数の考慮すべき事柄がある。
例えば、膝関節の手術の間には、そして、より具体的な例として膝関節全置換術の間には、インプラントすなわち人工器官を、大腿骨と接触する脛骨の近位端に取り付けることを必要とすることがある。脛骨にしっかりと取り付けるために、インプラントは、ステムを含んでいてよく、そのステムが、脛骨の長手方向の軸に沿って形成された腔の中に配置される。したがって、この手技の一部として、インプラントのステムを受容するために、脛骨に適正な寸法および深さの腔を穴あけまたはリーミングすることが必要なことがある。
ある手術手技では、大腿骨が、脛骨の上面全体が露出されるのに十分なレベルまで脱臼させられる。次に、脛骨の上面が切除されて平坦な表面が形成される。プレートが脛骨の平坦な表面に取り付けられ、脛骨に腔を形成するためにリーマーを受容しガイドするように、大型のタワーが、プレートに取り付けられ、平坦な表面から遠ざかるように実質的に垂直に延在する。
しかし、腔を形成するためのそのような方法を実行するためには、切除された脛骨の表面に大型のタワーを配置するために大きな切開が必要とされる。この方法は、脛骨の軸に沿ってリーマーがアクセスできるようにするのに十分なレベルまで大腿骨を脱臼させることをも必要とし、そのような脱臼が、膝関節に隣接する腱または他の体の軟部部分に損傷を与えることがある。
〔発明の開示〕
したがって、上記の方法およびリーミング装置は、大きな切開が必要とされることがあり、手術領域の体の軟部部分が損傷されることがあるので、低侵襲手技で用いるのには適していないことがある。したがって、本発明は、低侵襲手術法の一部として腔をリーミングすること関連した課題を解決する。
本発明の第1の態様に基づけば、骨の中に、ある軸にほぼ沿って腔をリーミングするためのリーマーアセンブリが提供される。そのアセンブリは、下側面およびハウジングを備えた基部と、畳み込み可能な(collapsable)リーマーと、を含んでいる。畳み込み可能なリーマーは、下側面から離れる向きのリーミング軸を中心にして回転するようにハウジングに回転可能に取り付けられている。
リーマーが畳み込み可能なので、リーミングアセンブリは、小型の形状を有している。したがって、リーマーは、狭い空間内で用いることができ、このため、そうでなければ手術部位で軟組織が被るような手術の外傷を最小にすることを援助する。さらに、より小さい切開が、リーミングアセンブリを手術部位に導入するのに用いることができる。
畳み込み可能なリーマーは、少なくとも1つのリーミングコンポーネントを含んでいてよく、そのリーミングコンポーネントは、骨のある軸に少なくとも部分的に沿ってリーミングするために、リーマーの畳み込まれた状態からリーマーの伸長した状態へ、リーミング軸に沿って動くように支持されている。
畳み込み可能なリーマーは、少なくとも2つの同心のリーミングコンポーネントを含んでいてよく、それらのリーミングコンポーネントは、リーミング軸に沿って相対的に動くように支持されている。
用語「同心の(concentric)」は、本明細書では、その一般的な意味で、共通の中心軸に沿って並べられたコンポーネントを表す。したがって、「同心の」は、リーミングコンポーネントの畳み込まれた構造および伸長した構造の両方を包含しており、これら構造においては、リーミングコンポーネントが、共通の軸を形成するリーミング軸と同軸になっており、リーミングコンポーネントが、リーミング軸に沿って伸長し、折りたたまれる。
好ましくは、畳み込まれた状態で、リーミング軸に沿ったリーマーアセンブリの長さは、リーミング軸に沿った基部の最大の寸法と実質的に等しいか最大の寸法より小さい。このことは、リーマーアセンブリの長さが最小化されて、より小さな切開を用いることができることを確実にする。
好ましくは、ハウジングは、基部を通る開口を画定する。その場合、リーミングコンポーネントは、この開口内に配置されていてよく、単純な構成を提供し、リーマーの組み立てを単純にする。このことは、畳み込み可能なリーマーへ直接アクセスできるようになるので、回転駆動力の結合を容易にもする。
好ましくは、リーミングコンポーネントとハウジングとは、または、リーミングコンポーネント同士は、リーミング軸に沿った方向で、重なり合う。この重なり合いは、維持機構を提供でき、この維持機構が、リーミングコンポーネントとハウジングとが、または、リーミングコンポーネント同士が、畳み込まれた状態と伸長した状態との間を動くときに、離脱しないことを確実にする。
リーミングコンポーネントのそれぞれは、実質的に直円柱の形状である。円柱の断面形状は湾曲していてよく、例えば、円形、卵形、楕円形、または、例えば、三角形、四角形、五角形、および、それらの類似形、などの多角形、であってよい。
好ましくは、各リーミングコンポーネントは、ほぼ先細りの形状を有している。各リーミングコンポーネントの外側面は、切断構造を提供してよい。畳み込まれた状態では、少なくとも1つのリーミングコンポーネントが、その先細りの側面に沿って、他のもう1つのリーミングコンポーネント、または、基部によって、取り囲まれていてよい。
リーマーコンポーネントのほぼ先細りの形状によって、先細りの腔が形成されるようになる。リーミングコンポーネントの表面は、切断構造を提供し、そのことが、リーミングアセンブリで必要とされるコンポーネントの個数を単純化する。さらに、畳み込まれた状態では、少なくとも1つのリーミングコンポーネントが、その先細りの側面に沿って、他のもう1つのリーミングコンポーネント、または、基部によって、取り囲まれているので、リーミングコンポーネントが畳み込まれた構成から少なくとも部分的に伸長したときに、リーミングされる表面と接触するのみであることを確実にする。
ある実施の形態では、各リーミングコンポーネントの少なくとも一部または全体が、ほぼ円錐体または切頭円錐体の形状を有する。これによって、リーミングコンポーネントが、円錐体の先細りの表面に沿って同時に均一にリーミングできるようになる。各リーミングコンポーネントは、円柱の本体部分と円錐体または切頭円錐体(frusto-conical)のリーミング部分とを有していてよい。
別の実施の形態では、各リーミングコンポーネントは、ほぼ台形の形状を有している。したがって、そのリーミングコンポーネントは、リーミングコンポーネント間の接触する面積が、したがって、摩擦力が、低減されるので、より容易に相対的に動くことができる。各リーミングコンポーネントは、ほぼ三角形の形状を有していてもよい。リーマーが2つ以上のリーミングコンポーネントを備えている場合、この構成が、個々のリーミングコンポーネント間の境界によって引き起こされる腔の壁の「ステップ(steps)」が形成されることを防止する。好ましくは、リーミングコンポーネントは、伸長した状態で、リーミングコンポーネントが実質的に平坦な、および/または、連続的な切断面を提供して実質的に平坦な腔の壁を提供するように、形状が与えられている。
好ましくは、少なくとも2つのリーミングコンポーネントは、リーミング軸に沿った相対的な動きのためのスロットが設けられた構成を有している。これによって、リーミングコンポーネントが、単純な構成で、相互に相対的に動けるようになる。
好ましくは、少なくとも2つのリーミングコンポーネントは、相対的な回転運動を抑制されている。したがって、畳み込み可能なリーマーが伸長したときに、リーマーの全ての部品が調和して回転する。
好ましくは、少なくとも2つのリーミングコンポーネントは、リーミングコンポーネントの相互に隣接する側面の間のキー係合(keyed engagement)によって、相対的な回転運動を抑制されている。キー係合は、リーミングコンポーネントの隣接する表面上のそれぞれの構造によって提供される。キー係合は、リーミングコンポーネントが相互に相対的に固定されることを確実にするための単純な機構である。このキー係合は、リーミング軸に沿った相対的な動きを許容するスロットが設けられた構成と組み合わされてもよく、それによって、構成がさらに単純化される。
好ましくは、リーマーアセンブリは、リーマーアセンブリを使用時に骨の表面に締結するために、基部に形成された取付け孔を、さらに含んでいてよい。これによって、リーマーアセンブリがリーミング中に動かないことが確実になり、腔が正確な寸法で、または、固定された位置で、リーミングされるようになる。取付け孔は、ハウジングのほぼ両側に配置されていてよい。
好ましくは、リーミングアセンブリは、ハウジング内のほぼ円形のエッジと、リップのような、リーミングコンポーネントの相互に隣接する側面に形成された対応するほぼ円形の構造と、をさらに含んでいる。これによって、ハウジングは、リーマーコンポーネントを伸長した状態に維持できるようになる。これによって、腔が望まれる以上に深く形成されないことが、確実にされる。
本発明の別の態様に基づけば、リーマーの畳み込まれた状態からリーマーの伸長した状態へリーミング軸に沿って伸長可能な、畳み込み可能なリーマーを備えたリーミングアセンブリを用いて、骨の中に、ある軸にほぼ沿って腔をリーミングする方法が提供される。その方法は、骨の表面にリーマーアセンブリを配置する過程と、畳み込み可能なリーマーに回転駆動力を加える過程と、畳み込み可能なリーマーをリーミング軸に沿って畳み込まれた状態から伸長した状態へ伸長することによって、腔をリーミングする過程と、を含んでいてよい。
この方法は、畳み込み可能なリーマーを用いて、腔がリーミングできるようにする。畳み込み可能なリーマーは、通常のリーマーに比べて、より小さな手術部位で用いることができ、比較的小さい切開を通して挿入できる。したがって、改善された低侵襲手術手技が提供される。
その方法は、骨の切除された表面にリーマーを配置する前に、骨の表面を切除する過程を含んでいてよい。
好ましくは、その方法は、リーマーアセンブリを表面に締結する過程をさらに含んでいる。これによって、リーマーアセンブリがリーミング中に動かないことが確実にされ、腔が正確な寸法および/または固定された位置でリーミングされることが確実にされる。
回転駆動システムが、リーミング軸と同一直線上に提供されてよい。これによって、単純な駆動システムが実現される。
好ましくは、回転駆動システムは、全体が、または、少なくとも部分的に、リーミング軸に対して鋭角をなして提供されてよい。これによって、リーマーアセンブリを狭い手術部位で用いるのが容易になる。
好ましくは、回転駆動システムは、リーマーが伸長された状態にあるときに最も遠位に位置するリーミングコンポーネントと係合する。したがって、1つのみのリーマーコンポーネントが、回転駆動力によって直接駆動されて、より容易な結合、および、使用の単純さ、がもたらされる。
骨は、脛骨であってよい。上記の方法は、整形外科移植手術手技の一部として、より詳しくは、脛骨準備手技(tibial preparation procedure)の一部として、用いられてよい。
本発明の実施の形態が、以下の図面を参照して、例として、および、どのような限定的な意味でもなく、後述される。
〔発明の詳細な説明〕
異なる図面に示された類似の要素は、異なる符号が付されていない限り、同じ符号を共有している。
本発明が、膝関節全置換術での脛骨の準備手技の一部としての脛骨中の腔のリーミングの例に関して特に記載される。しかし、リーマーアセンブリおよびリーミング方法は、そのような特定の用途に限定されず、任意の骨の中に腔をリーミングするために用いられてよく、腔が骨の中にリーミングされる任意の手術手技の一部として用いられてよい。
図1は、本発明の第1の実施の形態に基づくリーミングアセンブリ2の模式図を示している。リーミングアセンブリ2は、畳み込み可能なリーマーが畳み込まれた状態で、図1に示されている。
リーミングアセンブリ2は、骨の切除された表面、例えば、脛骨の上端、とほぼ同じ寸法の基部4を含んでいて、表面が切除された骨には、腔が形成される。基部4は、開口を備えたハウジングを含んでいて、開口内には、3つのリーミングコンポーネント6,8,10が同心にかつ回転可能に取り付けられている。畳み込まれた状態では、図1に示されているように、リーミングコンポーネント6,8,10は、全て、基部4の深さに取り囲まれている。
リーミングコンポーネントは、入れ子式に、互いの中に嵌め込まれ、開口の中心軸上に中心がある。
基部4は、開口の両側に配置された第1および第2の取付け孔5をさらに含んでいる。取付け孔は、ピン、または、ねじ、などの締結具を受容して、切除された骨の表面に基部を締結するために用いられてよい。これによって、基部がリーミング動作中に動かないことが確実にされ、腔が正確に形成されるようになる。
図2は、畳み込み可能なリーマー50が伸長した状態の、リーミングアセンブリ2を示している。畳み込まれた状態では開口の最も内側にあるリーミングコンポーネント10が、伸長した状態ではリーマーの遠位の端部を形成することが分かる。最も遠位のリーミングコンポーネント10の内側には、回転駆動力のための嵌め合いラグ24を受容するための、一組の直径の両端のスロット26の形態の取付け具12が組み込まれている。
図3Aから図3Dは、それぞれ、図1および図2に概略的に示されたリーミングアセンブリの、上面図、正面図、側面図、および、底面図、を詳細に示している。図4は、畳み込み可能なリーマー50のその他の部品から切り離されたリーミングコンポーネント8の構成を示している。リーミングコンポーネント6,8および10は、ほぼ直円柱の対称的な上側部分と、ほぼ切頭円錐体の形状の下側リーミング部分と、を有している。
図4にも示されているように、リーミングコンポーネント8は、タブ14を含んでいて、タブ14は、リーミングコンポーネント8がその中に入れ子式に嵌め込まれる隣接するリーミングコンポーネント6の内側面の対応するスロットと係合する。リーミングコンポーネント8の内側面も、スロット16を組み込んでいて、スロット16は、リーミングコンポーネント8の中に入れ子式に嵌め込まれるリーミングコンポーネント10の外側面の対応するタブを受容する。スロット16とタブ14との相互作用によって、リーミングコンポーネントは、互いに相対的に軸方向に動くことができ、なおかつ、回転運動のために固定されている。これは、ひとつのリーミングコンポーネントが回転させられると、その他のリーミングコンポーネントも、スロットおよびタブのキー係合によって、回転させられることを意味する。したがって、スロットおよびタブは、リーミング軸に沿ってリーミングコンポーネントが相対的に並進運動するのを許容し、同時に調和して回転することを許容する機構を提供する。
図4に示されているように、各リーミングコンポーネントは、リーミングコンポーネント8のリーミング部分18の円錐体の形状の先細りの外側面の切断構造すなわち切断特徴部を含んでいる。別の配置の切断特徴部が、同様の効果を伴って用いられてもよい。リーミングコンポーネント8の円錐形部分18の上には、ほぼ円柱形の本体部分20が設けられている。伸長された構成では、円柱形の本体部分20は、外側の隣接するリーミングコンポーネント6の中に維持されている。
図5は、畳み込み可能なリーマー50が伸長した構成にある状態の、リーミングアセンブリ2を通る断面を示している。図5Aに示された細部は、リーミグコンポーネント8のタブ14が外側の隣接するリーミングコンポーネント6の遠位の端部に向けて棚部と相互に作用して、リーミングコンポーネント8がリーミングコンポーネント6と重なり合う接触状態から離脱しないことを確実にする様子を示している。これによって、リーミングコンポーネントの伸長に対する制限が提供され、リーミングコンポーネントが基部4から伸長できる最大の深さが画定される。同様のタブおよびエッジの構造が、最も遠位のリーミングコンポーネント10とリーミングコンポーネント8との間にも見出され、最も近位のリーミングコンポーネント6と基部4のハウジングの周縁部分との間にも見出されることが分かる。この後者の特徴部は、リーマーが使用中に基部から離脱することを防止する。
図6は、回転駆動力、すなわち、トルクを、畳み込み可能なリーマー50に加えるための、駆動シャフト22の結合を示した、リーミングアセンブリ2を通る断面図を示している。駆動シャフト22の自由端の一組のラグ24は、最も遠位のリーミングコンポーネント10に含まれたスロット12と係合している。図7は、最も遠位のリーミングコンポーネント10に取り付けられた駆動シャフト22の斜視図を示している。駆動シャフトが、最も遠位のリーミングコンポーネント10の駆動コネクタ12に形成されたスロット26と接触する突出部24を介してリーミングコンポーネントと係合していることが分かる。
この構成によって、駆動シャフト22が、最も遠位のリーミングコンポーネント10よりも小さい直径を有することができるようになる。これは、駆動シャフトの直径が、形成される腔の最大の直径よりもかなり小さいとこを意味する。駆動シャフト用に必要なアクセスは、それに対応して低減される。
駆動シャフトは、リーミング軸に対して鋭角で駆動力が供給されるようにする、ユニバーサルジョイント、または、その他の形態の結合、を有していてよい。したがって、このようにして、リーミング軸のみに沿ってリーミングアセンブリへアクセスする必要はない。別の実施の形態では、駆動力は、リーミング軸に対して実質的に直角をなして加えられてよい。例えば、歯車が、90度の角度を通して回転駆動力を加えるために用いられてよい。例えば、入力駆動シャフトは、ウォームギアを回転させるために用いられてよく、そのウォームギアが、最も外側のリーミングコンポーネント6の外周に沿って設けられた歯によって提供された歯車のはめ歯と噛合って、90度の角度を通して、畳み込み可能なリーマーに駆動力を伝える。ねじ山が、その他のリーミングコンポーネントを下向きに駆動するために設けられていてよい。
本発明のリーミングアセンブリを用いて、骨の中に腔を形成するための例示的な方法が、今度は記載される。さまざまな通常の過程が、当業者には理解されるように、以下に記載される操作の前または後に実行されてよく、しかし、それらのさまざまな通常の過程は、本発明の性質を不明瞭にしないよう、ここでは記載されない。外科医は、最初に、切開を行い、次に、骨の表面を切除して、リーミングアセンブリの基部の下側面を受容するための平坦な表面を形成する。次に、リーミングアセンブリは、切除された表面に配置され、ピンで締結される。次に、駆動機構が、自由端を、最も遠位のリーミングコンポーネントの内側に設けられたコネクタに係合させることによって、取り付けられる。次に、駆動力が起動されて、最も遠位のリーミングコンポーネントが回転し、骨に向けて押されて、最も遠位のリーミングコンポーネントに隣接するリーミングコンポーネントに対してリーミング軸に沿って並進運動して、腔のリーミングを開始する。畳み込み可能なリーマーのある程度の伸長に対応した、ある深さだけリーミングした後には、最も遠位のリーミングコンポーネントは、タブが次のリーミングコンポーネントの対応する棚部と係合するまで、次のリーミングコンポーネントに対して、リーミング軸に沿って、さらに移動し終えている。この時点からは、最も遠位のリーミングコンポーネントおよび次のリーミングコンポーネントは、次のリーミングコンポーネントがその外側の隣接するリーミングコンポーネントに対して相対的に動くことによって、下向きに伸長を続ける。したがって、リーミングアセンブリは、リーミング軸に沿って下向きに伸長して、腔を形成する。
リーミングコンポーネントが十分に伸長した後には、腔が正しい深さで形成され終えていて、駆動機構が反転されて、リーマーアセンブリを畳み込まれた状態へ後退させる。別の実施の形態では、駆動機構は、駆動機構と共にリーミングコンポーネントを引き抜くことによって、腔から取り除かれる。
次に、駆動機構が取り外され、畳み込まれたリーミングアセンブリがもともとの切開を通して取り除かれる。
本発明の第2の実施の形態が、図8に示されている。図8は、畳み込み可能なリーマー60のコンポーネントのみを示していて、基部プレートおよび駆動シャフトは省略されている。この畳み込み可能なリーマー60用に用いられる基部プレートは、上述されたものと同様である。この実施の形態は、2つのリーミングコンポーネント30,32を含んでいる。それらのリーミングコンポーネントは、ほぼ台形の形状であり、スロットが設けられた構成を有していて、その構成によって、2つのリーミングコンポーネントがリーミング軸に沿って互いに相対的にスライドし、なおかつ、回転に関しては固定した状態にされている。この実施の形態でのリーミング面は、台形の断面形状の非平行な側面、すなわち、図8に示されているような、表面34,38、および、それらの表面とは正反対の側にある表面、によって形成されている。
リーミングアセンブリの別の実施の形態では、リーミングコンポーネントの先細りの部分が、円錐体、切頭円錐体、または、台形、以外の形状を有している。例えば、リーミングコンポーネントは、六角形、八角形、または、ほぼ任意のその他の先細りの形状、を有していてよい。
さらに別の実施の形態では、先細りの部分の個数が、リーミングされる腔の深さおよび輪郭に応じて変わる。具体的には、畳み込まれた状態での深さは、リーミングコンポーネントの個数を増やすことによって、減らすことができる。各リーミングコンポーネントの先細りの度合いおよびリーミング面のリーミング方向での長さも、リーミングアセンブリが必要とされる腔の輪郭をリーミングできるようにするために、調節されてよい。具体的には、上記の実施の形態に関連して上述された2つまたは3つのリーミングコンポーネントだけでなく、その他の個数のリーミングコンポーネントも可能であること、例えば、4個、5個、6個、などの個数のリーミングコンポーネントも可能であることが理解されよう。
別の実施の形態では、それによってリーミングコンポーネント同士が回転駆動力を伝達するために結合されるキー係合は、1つのコンポーネントが十分に伸長されたときにのみ形成され、これによって、回転駆動力が、腔をリーミングするために現在働いている2つのリーミングコンポーネントのみを駆動することを確実にし、駆動力の効率を最大にする。
さらに別の実施の形態では、最も遠位のリーミング部分が、その遠位の端部にセルフタッピングねじ山を含んでいる。セルフタッピングねじ山の働きが、最も遠位のリーミングコンポーネントを骨の中に引き込み、骨に向かう圧力を供給するための駆動力の必要をなくす。これによって、駆動力の位置決めに、より融通性が提供される。
さらに別の実施の形態では、1つのみのリーミングコンポーネントが設けられていて、リーミングアセンブリの構成がより単純になっている。
リーミングアセンブリを用いる方法は、膝関節置換術の一部としてインプラントのための腔を脛骨の中にリーミングするために用いるのに特に適している。しかし、その方法は、骨の中に腔を形成する必要があるその他の手術手技で用いられてもよい。さらに、記載された方法の過程のいくつかは、必要に応じて実施されても、変更されても、よい。例えば、骨の表面が十分に平坦な場合には、または、基部の下側面が適切な形状の場合には、切除する過程は必要でないこともある。さらに、駆動力または駆動力の一部は、骨に締結する前に、リーミングアセンブリに既に結合されていることもある。したがって、記載された具体的な方法の変更および変形が予期される。さらに、ある実施の形態の特徴部が、別の実施の形態の特徴部と混合され調和されてもよい。
〔実施の態様〕
この発明の具体的な実施態様は以下の通りである。
(1)骨の中に、ある軸にほぼ沿って腔をリーミングするためのリーマーアセンブリにおいて、
ハウジング、および、使用中に前記骨の表面に向けて配置される下側面を備えた基部と、
前記基部の前記下側面から離れる向きに、リーミング軸を中心にして回転するために、前記ハウジング内に回転可能に取り付けられた畳み込み可能なリーマーであって、前記骨の中に、少なくとも部分的に前記ある軸に沿ってリーミングするために、前記リーマーの畳み込まれた状態から前記リーマーの伸長した状態へ、前記リーミング軸に沿って動くように支持された少なくとも1つのリーミングコンポーネントを含む、畳み込み可能なリーマーと、
を具備する、リーマーアセンブリ。
(2)実施態様(1)に記載のリーマーアセンブリにおいて、
前記畳み込まれた状態で、前記リーミング軸に沿った前記畳み込み可能なリーマーの長さが、前記リーミグ軸に沿った前記基部の最大の寸法に実質的に等しいか、前記最大の寸法より小さい、リーマーアセンブリ。
(3)実施態様(1)または(2)に記載のリーマーアセンブリにおいて、
前記ハウジングが、前記基部を通る開口を画定している、リーマーアセンブリ。
(4)実施態様(1)〜(3)のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントが、ほぼ先細りの形状を有し、
前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントの外側面が、切断構造を提供し、
前記畳み込まれた状態で、前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントが、当該リーミングコンポーネントの先細りの側面に沿って、他のもう1つのリーミングコンポーネント、または、前記基部によって、取り囲まれている、
リーマーアセンブリ。
(5)実施態様(1)〜(4)のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントが、ほぼ円錐体または切頭円錐体の形状の部分を有する、リーマーアセンブリ。
(6)実施態様(1)〜(5)のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントが、ほぼ台形または三角形の形状を有する、リーマーアセンブリ。
(7)実施態様(1)〜(6)のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
使用中に前記リーマーアセンブリを前記骨の表面に固定するための締結具を受容するために、前記基部に形成された取付け孔、
をさらに具備する、リーマーアセンブリ。
(8)実施態様(1)〜(7)のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
前記ハウジングに設けられたほぼ円形のエッジと、
当該エッジに対応するように、前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントの相互に隣接する側面に形成されたほぼ円形のリップ構造と、
をさらに具備する、リーマーアセンブリ。
(9)実施態様(1)〜(8)のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
前記リーミング軸に沿って相対的に動くように支持された、少なくとも2つの同心のリーミングコンポーネント、
をさらに具備する、リーマーアセンブリ。
(10)実施態様(9)に記載のリーマーアセンブリにおいて、
前記少なくとも2つのリーミングコンポーネントが、前記リーミング軸に沿った方向で重なり合う、リーマーアセンブリ。
(11)実施態様(9)または(10)に記載のリーマーアセンブリにおいて、
前記少なくとも2つのリーミングコンポーネントが、前記リーミング軸に沿って相対的に動くためのスロットが設けられた構成を有する、リーマーアセンブリ。
(12)実施態様(9)〜(11)のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
前記少なくとも2つのリーミングコンポーネントが、相対的な回転運動を抑制されている、リーマーアセンブリ。
(13)実施態様(12)に記載のリーマーアセンブリにおいて、
前記少なくとも2つのリーミングコンポーネントが、前記少なくとも2つのリーミングコンポーネントの互いに隣接する側面に設けられた構造間でのキー係合によって、相対的な回転運動を抑制されている、リーマーアセンブリ。
(14)リーマーアセンブリを用いて、骨の中に、ある軸にほぼ沿って腔をリーミングする方法であって、
前記リーマーアセンブリが、
ハウジングを備えた基部、および、
前記基部から離れる向きに、リーミング軸を中心にして回転するように前記ハウジング内に回転可能に取り付けられた畳み込み可能なリーマーであって、前記リーマーの畳み込まれた状態から前記リーマーの伸長した状態へ、前記リーミング軸に沿って伸長可能である畳み込み可能なリーマー、
を具備する、方法において、
前記リーミング軸を前記ある軸と整合させた状態で、前記骨の表面に前記リーマーアセンブリを配置する過程と、
前記畳み込み可能なリーマーに回転駆動力を加える過程と、
前記畳み込まれた状態から前記伸長した状態へ、前記畳み込み可能なリーマーを前記リーミング軸に沿って伸長させることによって、前記骨の中に腔をリーミングする過程と、
を具備する、方法。
(15)実施態様(14)に記載の方法において、
前記リーマーアセンブリを前記骨の切除された表面に配置する前に、前記骨の前記表面を切除する過程、
をさらに具備する、方法。
(16)実施態様(14)または(15)に記載の方法において、
前記リーマーアセンブリを前記骨の前記表面に固定する過程、
をさらに具備する、方法。
(17)実施態様(14)〜(16)のいずれかに記載の方法において、
回転駆動システムが、前記リーミング軸と同一直線上で、前記リーマーアセンブリに取り付けられている、方法。
(18)実施態様(14)〜(16)のいずれかに記載の方法において、
回転駆動システムが、前記リーミング軸に対して少なくとも部分的に鋭角をなして、前記リーマーアセンブリに取り付けられている、方法。
(19)実施態様(14)〜(16)のいずれかに記載の方法において、
回転駆動力が、前記リーミング軸に実質的に垂直な向きに沿って、前記リーマーアセンブリに供給される、方法。
(20)実施態様(17)〜(19)のいずれかに記載の方法において、
前記回転駆動システムが、前記リーマーが前記伸長した状態にあるときに最も遠位のリーミングコンポーネントとなるリーミングコンポーネントに、取り付けられている、方法。
(21)実質的にこれまでに記載された、リーマーアセンブリ。
(22)実質的にこれまでに記載された、骨の中に、ある軸にほぼ沿って腔をリーミングする方法。
畳み込まれた状態の本発明の第1の実施の形態の、概略的な斜視図である。 伸長した状態の図1に示された本発明の第1の実施の形態の斜視図である。 第1の実施の形態をより詳しく示した上面図である。 第1の実施の形態をより詳しく示した正面図である。 第1の実施の形態をより詳しく示した側面図である。 第1の実施の形態をより詳しく示した底面図である。 第1の実施の形態のリーミングコンポーネントの斜視図である。 図3Cの線A−A’に沿った断面図である。 図5の一部をより詳しく示した拡大図である。 図5に示されたものと同様の伸長した状態の第1の実施の形態の断面図であって、駆動シャフトとの結合を示す断面図である。 最も遠位のリーミングコンポーネントに結合された駆動シャフトの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態のリーミングコンポーネントの概略的な斜視図である。
符号の説明
2 リーミングアセンブリ(リーマーアセンブリ)
4 基部
5 第1および第2の取付け孔
6,8,10 リーミングコンポーネント
12 取付け具
14 タブ
16 スロット
18 リーミング部分
20 本体部分
22 駆動シャフト
24 嵌め合いラグ
26 スロット
30,32 リーミングコンポーネント
34,38 表面
50 リーマー
60 リーマー

Claims (14)

  1. 骨の中に、ある軸にほぼ沿って腔をリーミングするためのリーマーアセンブリにおいて、
    ハウジング、および、使用中に前記骨の表面に向けて配置される下側面を備えた基部と、
    前記基部の前記下側面から離れる向きに、リーミング軸を中心にして回転するために、前記ハウジング内に回転可能に取り付けられた畳み込み可能なリーマーであって、前記骨の中に、少なくとも部分的に前記ある軸に沿ってリーミングするために、前記リーマーの畳み込まれた状態から前記リーマーの伸長した状態へ、前記リーミング軸に沿って動くように支持された少なくとも1つのリーミングコンポーネントを含む、畳み込み可能なリーマーと、
    を具備する、リーマーアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のリーマーアセンブリにおいて、
    前記畳み込まれた状態で、前記リーミング軸に沿った前記畳み込み可能なリーマーの長さが、前記リーミグ軸に沿った前記基部の最大の寸法に実質的に等しいか、前記最大の寸法より小さい、リーマーアセンブリ。
  3. 請求項1または2に記載のリーマーアセンブリにおいて、
    前記ハウジングが、前記基部を通る開口を画定している、リーマーアセンブリ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
    前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントが、ほぼ先細りの形状を有し、
    前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントの外側面が、切断構造を提供し、
    前記畳み込まれた状態で、前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントが、当該リーミングコンポーネントの先細りの側面に沿って、他のもう1つのリーミングコンポーネント、または、前記基部によって、取り囲まれている、
    リーマーアセンブリ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
    前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントが、ほぼ円錐体または切頭円錐体の形状の部分を有する、リーマーアセンブリ。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
    前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントが、ほぼ台形または三角形の形状を有する、リーマーアセンブリ。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
    使用中に前記リーマーアセンブリを前記骨の表面に固定するための締結具を受容するために、前記基部に形成された取付け孔、
    をさらに具備する、リーマーアセンブリ。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
    前記ハウジングに設けられたほぼ円形のエッジと、
    当該エッジに対応するように、前記少なくとも1つのリーミングコンポーネントの相互に隣接する側面に形成されたほぼ円形のリップ構造と、
    をさらに具備する、リーマーアセンブリ。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
    前記リーミング軸に沿って相対的に動くように支持された、少なくとも2つの同心のリーミングコンポーネント、
    をさらに具備する、リーマーアセンブリ。
  10. 請求項9に記載のリーマーアセンブリにおいて、
    前記少なくとも2つのリーミングコンポーネントが、前記リーミング軸に沿った方向で重なり合う、リーマーアセンブリ。
  11. 請求項9または10に記載のリーマーアセンブリにおいて、
    前記少なくとも2つのリーミングコンポーネントが、前記リーミング軸に沿って相対的に動くためのスロットが設けられた構成を有する、リーマーアセンブリ。
  12. 請求項9〜11のいずれかに記載のリーマーアセンブリにおいて、
    前記少なくとも2つのリーミングコンポーネントが、相対的な回転運動を抑制されている、リーマーアセンブリ。
  13. 請求項12に記載のリーマーアセンブリにおいて、
    前記少なくとも2つのリーミングコンポーネントが、前記少なくとも2つのリーミングコンポーネントの互いに隣接する側面に設けられた構造間でのキー係合によって、相対的な回転運動を抑制されている、リーマーアセンブリ。
  14. リーマーアセンブリを用いて、骨の中に、ある軸にほぼ沿って腔をリーミングする方法であって、
    前記リーマーアセンブリが、
    ハウジングを備えた基部、および、
    前記基部から離れる向きに、リーミング軸を中心にして回転するように前記ハウジング内に回転可能に取り付けられた畳み込み可能なリーマーであって、前記リーマーの畳み込まれた状態から前記リーマーの伸長した状態へ、前記リーミング軸に沿って伸長可能である畳み込み可能なリーマー、
    を具備する、方法において、
    前記リーミング軸を前記ある軸と整合させた状態で、前記骨の表面に前記リーマーアセンブリを配置する過程と、
    前記畳み込み可能なリーマーに回転駆動力を加える過程と、
    前記畳み込まれた状態から前記伸長した状態へ、前記畳み込み可能なリーマーを前記リーミング軸に沿って伸長させることによって、前記骨の中に腔をリーミングする過程と、
    を具備する、方法。
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