JP4735092B2 - 印刷回路板 - Google Patents

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Description

本発明は印刷回路板に関する。
プリント配線板用積層板は、電気絶縁性樹脂組成物をマトリックスとするプリプレグを所定枚数重ね、加熱加圧して一体化したものである。プリント回路をサブトラクティブ法により形成する場合には、金属張積層板が用いられる。この金属張積層板は、プリプレグの表面(片面又は両面)に銅箔などの金属箔を重ねて加熱加圧することにより製造される。電気絶縁性樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂などのような熱硬化性樹脂が汎用され、フッ素樹脂やポリフェニレンエーテル樹脂などのような熱可塑性樹脂が用いられることもある。
一方、パーソナルコンピュータや携帯電話等の情報端末機器の普及に伴ってこれらに搭載される印刷回路板は小型化、高密度化が進んでいる。その実装形態はピン挿入型から表面実装型へさらにはプラスチック基板を使用したBGA(ボールグリッドアレイ)に代表されるエリアアレイ型へと進んでいる。BGAのようなベアチップを直接実装する基板ではチップと基板の接続は、熱超音波圧着によるワイヤボンディングで行うのが一般的である。このため、ベアチップを実装する基板は150℃以上の高温にさらされることになり、電気絶縁性樹脂にはある程度の耐熱性が必要となる。
さらに一度実装したチップを外す、いわゆるリペア性も要求される場合があるが、これにはチップ実装時と同程度の熱がかけられるため、基板にはその後、再度チップ実装が施されることになりさらに熱処理が加わることになる。これに伴いリペア性の要求される基板では高温でのサイクル的な耐熱衝撃性も要求され、従来の絶縁性樹脂系では繊維基材と樹脂の間で剥離を起こす場合がある。
耐熱衝撃性、耐リフロー性、耐クラック性に優れ微細配線形成性を向上するために繊維基材にポリアミドイミドを必須成分とする樹脂組成物を含浸したプリプレグが提案されている(例えば特許文献1を参照)。またシリコーン変性ポリイミド樹脂と熱硬化性樹脂からなる樹脂組成物を繊維基材に含浸した耐熱性の基材が提案されている(例えば特許文献2を参照)。
さらに電子機器の小型化、高性能化に伴い限られた空間に部品実装を施された印刷回路板を収納することが必要となってきている。これには複数の印刷回路板を多段に配し相互をワイヤーハーネスやフレキシブル配線板によって接続する方法がとられている。また、ポリイミドをベースとするフレキシブル基板と従来のリジッド基板を多層化したリジッド−フレックス基板が用いられている。
特開2003−55486号公報 特開平8−193139号公報
本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、寸法安定性、耐熱性に優れ、任意に折り曲げ可能で電子機器の筐体内に高密度に収納可能な印刷回路板を提供するものである。
本発明は、次のものに関する。
(1)折り曲げ部分を有する印刷回路板であり、かつ繊維基材を含む少なくとも一つの連続する絶縁性樹脂層を含む印刷回路板であって、絶縁性樹脂層が、テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂16.0重量部と、フェノールノボラック型臭素化エポキシ樹脂16.0重量部と、グリシジルエーテル基を持つ重量平均分子量85万のアクリル共重合体の樹脂固形分43.1重量部とから構成され、繊維基材の厚みが28μmであり、折り曲げ部分の絶縁性樹脂層の厚みが61μmである、印刷回路板。
(2)絶縁性樹脂層が、熱硬化性樹脂を含む絶縁性樹脂層である項(1)に記載の印刷回路板。
(3)熱硬化性樹脂が、グリシジル基を有する樹脂を含む熱硬化性樹脂である項(2)に記載の印刷回路板
本発明における印刷回路板は繊維基材を含んでおり寸法安定性に優れる。印刷回路板を180度折り曲げることが可能で、折り曲げ時の曲率が1mm以下にできる柔らかさを備えることで印刷回路板の耐衝撃性が優れる。本発明の印刷回路板は、折り曲げ部分の任意の箇所で任意の状態に折り曲げ可能であり、該印刷回路板を搭載する筐体に高密度に収納することができ、繊維基材を含む絶縁性樹脂層は機械的強度、耐熱性に優れる。
本発明の印刷回路板は、絶縁性樹脂層に繊維基材を含み吸湿や温度による寸法変化を抑え、印刷回路板の寸法安定性を高めている。また絶縁性樹脂層に、薄い繊維基材と柔軟性の樹脂を用いることで印刷回路板を180度方向へ折り曲げることが可能であり、折り曲げ部分の曲率半径を1mm以下とできる柔らかさを付与することで、耐衝撃性を優れたものとしている。
本発明の印刷回路板は、折り曲げ部分を有する印刷回路板であり、かつ繊維基材を含む少なくとも一つの連続する絶縁性樹脂層を含む印刷回路板であって、折り曲げ部分の任意の箇所で折り曲げた時に180度の折り曲げが可能であり、かつ折り曲げた時の折り曲げ部分の曲率半径が1mm以下である印刷回路板である。また曲率半径は、0.01〜1mmが好ましく、0.03〜0.8mmがより好ましく、0.05〜0.5mmが特に好ましい。
図1に示したように、印刷回路板1の絶縁性樹脂層は繊維基材2を含んでいる。ここで、直径が既知の円柱3と、印刷回路板1の折り曲げ部分の内側を隙間なく接触させるように折り曲げ、印刷回路板1にクラックなどを生じずに折り曲げることが可能な場合、その時の円柱の直径4の1/2を印刷回路板1の折り曲げ部分の曲率半径とする。直径が既知の円柱3は特に制限はなくガラス棒、ガラス管、金属棒、金属管などある程度の長さを持ったものをマイクロメータなどで直径を測定しておくことで使用できる。また印刷回路板のドリル径測定用のピンゲージなどを使用することができる。なお、折り曲げた時の折り曲げ部分の曲率半径が1mmを超すと、180度の折り曲げが著しく困難であり、場合によっては、印刷回路板が180度の折り曲げにより、破断するなどの問題を生じる可能性がある。また曲率半径が1mmを超すと、たとえ折り曲げにより破断しなかったとしても、任意の状態で折り曲げることが難しくなり、また曲率半径が大きくなることにより、印刷回路板を搭載する筐体に高密度に収納することができなくなる。
本発明の印刷回路板は耐衝撃性に優れると同時に、折り曲げ部分の任意の箇所で、180度の折り曲げが可能であり、折り曲げ部分の曲率を小さくできることから筐体内に折り曲げて収納することで高密度の実装も可能となる。またコネクタなどの随時折り曲げを必要とする用途の使用も可能である。本発明の印刷回路板は、折り曲げ部分を有する印刷回路板であり、折り曲げ部分は、該印刷回路板の一部あるいは全部でも良い。したがって、該印刷回路板に占める折り曲げ部分の面積は任意であり、また折り曲げ部分は、該印刷回路板の中で複数箇所でも良い。
本発明の印刷回路板は、繊維基材を含む少なくとも一つの連続する絶縁性樹脂層を含む印刷回路板である。繊維基材としては、金属箔張積層板や印刷回路板を製造する際に用いられるものであれば特に制限されないが、通常織布や不織布等の繊維基材が用いられる。繊維基材の材質としては、ガラス、アルミナ、アスベスト、ボロン、シリカアルミナガラス、シリカガラス、チラノ、炭化ケイ素、窒化ケイ素、ジルコニア等の無機繊維やアラミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルサルフォン、カーボン、セルロース等の有機繊維等及びこれらの混抄系があり、特にガラス繊維の織布が好ましく用いられる。
本発明の印刷回路板の絶縁性樹脂層に含まれる繊維基材の厚みは、印刷回路板が180度方向へ折り曲げることが可能であれば、特に制限はないが、5〜50μmでもよく、また少なくとも印刷回路板の折り曲げ部分の絶縁性樹脂層の繊維基材の厚みが、5〜50μmであることが好ましい。また繊維基材としては、5〜50μmのガラスクロス(ガラス繊維の織布)が特に好適に用いられる。厚みが5〜50μmのガラスクロス(ガラス繊維の織布)を用いることで印刷回路板を180度方向へ折り曲げることを可能にし、折り曲げ部分の曲率半径を1mm以下とできる柔らかさを付与することが可能となり耐衝撃性を優れたものとできる。
本発明では絶縁性樹脂層を構成する成分として熱硬化性樹脂を含むことが好ましい。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ビスマレイミド樹脂、トリアジン−ビスマレイミド樹脂、フェノール樹脂等が挙げられる。
本発明では熱硬化性樹脂として、グリシジル基を有する樹脂を含むことが好ましく、エポキシ樹脂を含むことがより好ましい。エポキシ樹脂としては、ビスフェノールA、ノボラック型フェノール樹脂、オルトクレゾールノボラック型フェノール樹脂等の多価フェノール又は1,4−ブタンジオール等の多価アルコールとエピクロルヒドリンを反応させて得られるポリグリシジルエーテル、フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸等の多塩基酸とエピクロルヒドリンを反応させて得られるポリグリシジルエステル、アミン、アミド又は複素環式窒素塩基を有する化合物のN−グリシジル誘導体、脂環式エポキシ樹脂などが挙げられる。
本発明では、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂を含むことが、熱的、機械的、電気的特性を向上させるため好ましく、2個以上のグリシジル基を持つエポキシ樹脂とその硬化剤、2個以上のグリシジル基を持つエポキシ樹脂とその硬化促進剤または2個以上のグリシジル基を持つエポキシ樹脂と硬化剤、硬化促進剤を用いることがより好ましい。またグリシジル基は多いほどよく、3個以上であればさらに好ましい。グリシジル基の数により、配合量が異なり、グリシジル基が多いほど配合量が少なくてもよい。
エポキシ樹脂の硬化剤、硬化促進剤は、エポキシ樹脂と反応するもの、または、硬化を促進させるものであれば制限なく、例えば、アミン類、イミダゾール類、多官能フェノール類、酸無水物類等が使用できる。アミン類として、ジシアンジアミド、ジアミノジフェニルメタン、グアニル尿素等が使用でき、多官能フェノール類としては、ヒドロキノン、レゾルシノール、ビスフェノールA及びこれらのハロゲン化合物、さらにホルムアルデヒドとの縮合物であるノボラック型フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂などが使用でき、酸無水物類としては、無水フタル酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、メチルハイミック酸等が使用できる。硬化促進剤としては、イミダゾール類としてアルキル基置換イミダゾール、ベンゾイミダゾール等が使用できる。
これらの硬化剤または硬化促進剤の必要な量は、アミン類の場合は、アミンの活性水素の当量と、エポキシ樹脂のエポキシ当量がほぼ等しくなる量が好ましい。硬化促進剤である、イミダゾールの場合は、単純に活性水素との当量比とならず、経験的にエポキシ樹脂100重量部に対して、0.001〜10重量部必要となる。多官能フェノール類や酸無水物類の場合、エポキシ樹脂1当量に対して、フェノール性水酸基やカルボキシル基0.6〜1.2当量必要である。これらの硬化剤または硬化促進剤の量は、少なければ未硬化のエポキシ樹脂が残り、Tg(ガラス転移温度)が低くなり、多すぎると、未反応の硬化剤及び硬化促進剤が残り、絶縁性が低下する。
また本発明の絶縁性樹脂層として可とう性や耐熱性の向上を目的に高分子量の樹脂成分を含むことが好ましい。この目的のための樹脂として、ポリアミドイミド樹脂やアクリル樹脂などが挙げられる。高分子量の樹脂成分を含むことで、絶縁性樹脂層の柔軟性が、更に向上し、折り曲げ部分の曲率半径を1mm以下とできる柔らかさを更に付与することで、印刷回路板の耐衝撃性を更に優れたものとしている。
本発明で用いるポリアミドイミド樹脂としては、シロキサン構造を樹脂中に持ったシロキサン変性ポリアミドイミド樹脂がより好ましく、特に芳香族環を2個以上有するジアミン及びシロキサンジアミンの混合物と無水トリメリット酸を反応させて得られるジイミドジカルボン酸を含む混合物とジイソシアネートを反応させて得ることが特に好ましい。また一分子中にアミド基を10個以上含むポリアミドイミド分子を70モル%以上含むポリアミドイミド樹脂であることが好ましい。その範囲はポリアミドイミドのGPCから得られるクロマトグラムと別に求めた単位重量中のアミド基のmol数(A)から得ることができる。例えばポリアミドイミド樹脂(a)g中に含まれるアミド基のモル数(A)から10×a/Aを一分子中にアミド基を10個含むポリアミドイミド樹脂の分子量(C)としGPCで得られるクロマトグラムの数平均分子量がC以上となる領域が70%以上となることと定義する。アミド基の定量方法はNMR、IR、ヒドロキサム酸−鉄呈色反応法、N−ブロモアミド法などを利用することができる。
シロキサン構造を樹脂中に持ったシロキサン変性ポリアミドイミド樹脂は、芳香族環を2個以上有するジアミンaとシロキサンジアミンbの混合比率が、a/b=99.9/0.1〜0/100(モル比)であると好ましく、a/b=95/5〜30/70であると更に好ましく、a/b=90/10〜40/60であるとより一層好ましい。シロキサンジアミンbの混合比率が多くなるとTgが低下する傾向にある。また、少なくなるとプリプレグを作製する場合に樹脂中に残存するワニス溶剤量が多くなる傾向がある。
芳香族環を2個以上有するジアミンとしては、例えば2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン(BAPP)、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]メタン、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]エーテル、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ケトン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、2,2’−ジメチルビフェニル−4,4’−ジアミン、2,2’−ビス(トリフルオロメチル)ビフェニル−4,4’−ジアミン、2,6,2’,6’−テトラメチルビフェニル−4,4’−ジアミン、5,5’−ジメチル−2,2’−スルフォニル−ビフェニル−4,4’−ジアミン、3,3’−ジヒドロキシビフェニル−4,4’−ジアミン、(4,4’−ジアミノ)ジフェニルエーテル、(4,4’−ジアミノ)ジフェニルスルホン、(4,4’−ジアミノ)ベンゾフェノン、(3,3’―ジアミノ)ベンゾフェノン、(4,4’−ジアミノ)ジフェニルメタン、(4,4’−ジアミノ)ジフェニルエーテル、(3,3’―ジアミノ)ジフェニルエーテル等が例示できる。
本発明で使用するシロキサンジアミンとしては以下一般式(3)〜(6)のものが挙げられる。
Figure 0004735092

Figure 0004735092

Figure 0004735092

Figure 0004735092

なお、上記一般式(3)で表されるシロキサンジアミンとしては、X−22−161AS(アミン当量450)、X−22−161A(アミン当量840)、X−22−161B(アミン当量1500)(以上、信越化学工業株式会社製商品名)、BY16−853(アミン当量650)、BY16−853B(アミン当量2200)、(以上、東レダウコーニングシリコーン株式会社製商品名)等が例示できる。上記一般式(6)で表されるシロキサンジアミンとしては、X−22−9409(アミン当量700)、X−22−1660B−3(アミン当量2200)(以上、信越化学工業株式会社製商品名)等が例示できる。
本発明で用いるポリアミドイミド樹脂の合成に、脂肪族ジアミン類としては、下記一般式(7)で表される化合物を用いることができる。
Figure 0004735092


(但し、式中Xはメチレン基、スルホニル基、エーテル基、カルボニル基又は単結合、R及びRはそれぞれ水素原子、アルキル基、フェニル基または置換フェニル基を示し、pは1〜50の整数を示す。)
及びRの具体例としては、水素原子、炭素数が1〜3のアルキル基、フェニル基、置換フェニル基が好ましく、フェニル基に結合していてもよい置換基としては、炭素数1〜3のアルキル基、ハロゲン原子等が例示できる。
脂肪族ジアミンは、低弾性率及び高Tgの両立の観点から、上記一般式(7)におけるXがエーテル基であることが好ましい。このような脂肪族ジアミンとしては、ジェファーミンD−400(アミン当量400)、ジェファーミンD−2000(アミン当量1000)等(以上、サンテクノケミカル社製商品名)が例示できる。
本発明で用いるポリアミドイミド樹脂の合成に用いるジイソシアネートとしては、下記一般式(8)で表される化合物などが挙げられる。
Figure 0004735092

一般式(8)中、Dは少なくとも1つの芳香環を有する2価の有機基、又は、2価の脂肪族炭化水素基であり、−C64−CH2−C64−で表される基、トリレン基、ナフチレン基、ヘキサメチレン基、2,2,4−トリメチルヘキサメチレン基及びイソホロン基からなる群より選ばれる少なくとも1つの基であることが好ましい。
上記一般式(8)で表されるジイソシアネートとしては、脂肪族ジイソシアネート又は芳香族ジイソシアネートを用いることができるが、芳香族ジイソシアネートを用いることがより好ましく、両者を併用することが特に好ましい。
芳香族ジイソシアネートとしては、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、2,4−トリレンダイマー等が例示でき、MDIを用いることが特に好ましい。芳香族ジイソシアネートとしてMDIを用いることにより、得られるポリアミドイミド樹脂の可撓性を向上させることができる。
脂肪族ジイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等が例示できる。
芳香族ジイソシアネート及び脂肪族ジイソシアネートを併用する場合は、脂肪族ジイソシアネートを芳香族ジイソシアネートに対して5〜10モル%程度添加することが好ましく、かかる併用により、得られるポリアミドイミド樹脂の耐熱性を更に向上させることができる。
本発明に用いられるアクリル樹脂としては、アクリル酸モノマ、メタクリル酸モノマ、アクリロニトリル、グリシジル基を有するアクリルモノマなどの単独もしくはこれらを複数共重合した共重合物を使用することが可能である。アクリル樹脂の分子量は、特に規定されるものではないが、標準ポリスチレン換算の重量平均分子量で、30万〜100万のものが好ましく、40万〜90万のものがより好ましい。これらのアクリル樹脂に、エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤などを適宜加えて使用することが好ましい。なお、アクリル樹脂として、HTR−860−P3(ナガセケムテックス株式会社製商品名、重量平均分子量85万)、HM6−1M50(ナガセケムテックス株式会社製商品名、重量平均分子量50万)などが例示できる。
また本発明の絶縁性樹脂層は、難燃性の向上を目的に、添加型の難燃剤を含むことが好ましい。本発明で使用する添加型の難燃剤としては、リンを含有するフィラーが好ましく、リン含有フィラーとしてはOP930(クラリアント社製商品名、リン含有量23.5重量%)、HCA−HQ(三光株式会社製商品名、リン含有量9.6重量%)、ポリリン酸メラミンPMP−100(リン含有量13.8重量%)、PMP−200(リン含有量9.3重量%)、PMP−300(リン含有量9.8重量%)以上日産化学株式会社製商品名等が挙げられる。
本発明の印刷回路板は、例えば以下の方法で製造することができる。前記したエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ビスマレイミド樹脂、トリアジン−ビスマレイミド樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂、硬化剤、硬化促進剤、リン含有フィラーなどの添加型の難燃剤、アクリル樹脂、ポリアミドイミド樹脂などから選択されたものを適宜含む樹脂組成物のワニスを繊維基材に含浸させ、80℃〜180℃の範囲で乾燥させて、本発明の絶縁性樹脂層となるプリプレグを製造する。なお、繊維基材としては、前記したように、金属箔張積層板や多層印刷回路板を製造する際に用いられるものであれば特に制限されないが、通常織布や不織布等の繊維基材が用いられる。繊維基材の材質としては、ガラス、アルミナ、アスベスト、ボロン、シリカアルミナガラス、シリカガラス、チラノ、炭化ケイ素、窒化ケイ素、ジルコニア等の無機繊維やアラミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルサルフォン、カーボン、セルロース等の有機繊維等及びこれらの混抄系があり、特にガラス繊維の織布が好ましく用いられる。また繊維基材の厚みは、5〜50μmであることが好ましい。プリプレグに使用される繊維基材としては、5〜50μmのガラスクロスが特に好適に用いられる。厚みが5〜50μmのガラスクロスを用いることで任意に折り曲げ可能な印刷回路板を得ることができ、製造プロセス上での温度、吸湿等に伴う寸法変化を小さくすることが可能となる。
前記プリプレグの製造条件等は特に制限するものではないが,前記樹脂組成物のワニスに使用した溶剤が80重量%以上揮発していることが好ましい。このため,製造方法や乾燥条件等も制限はなく,乾燥時の温度は80℃〜180℃,時間はワニスのゲル化時間との兼ね合いで特に制限はない。前記樹脂組成物のワニスの含浸量は、ワニス樹脂固形分と繊維基材の総量に対して、ワニス樹脂固形分が30〜80重量%になるようにすることが好ましい。
絶縁板、積層板又は金属張積層板の製造方法は次の通りである。前記プリプレグ又はそれを複数枚積層した積層体に、必要に応じてその片面又は両面に金属箔を重ね、通常150〜280℃、好ましくは180℃〜250℃の範囲の温度で、通常0.5〜20MPa、好ましくは1〜8MPaの範囲の圧力で、加熱加圧成形することにより絶縁板、積層板又は金属張積層板を製造することができる。なお、金属箔としては、銅箔が好ましい。金属箔を使用して金属張積層板とすることにより、これに回路加工を施して本発明の印刷回路板とすることができる。
また前記プリプレグを、別途作製した印刷回路板と銅箔の間に挟んで積層したのち銅箔を外層回路として加工することにより多層配線板とすることが可能である。このとき内層回路と外層回路の層間接続は、層間接続用の穴をレーザにより加工し、その後、めっきもしくは導電ペーストにより接続する方法が挙げられる。また銅箔上にあらかじめ設けた接続用バンプを用いる方法などがあるが、特に限定するものではない。
また前記プリプレグを、別途作製した印刷回路板と印刷回路板の間に挟んで積層することで多層配線板とすることが可能である。このとき前記プリプレグを介して各層の回路同士を層間接続するには、前記プリプレグに層間接続用の穴をレーザなどによりあらかじめ加工しておき、導電ペーストを前記穴に埋め込み、導電ペーストにより接続する方法が挙げられる。また各回路板の内層回路上にあらかじめ設けた接続用バンプを用いる方法などがあるが、特に限定するものではない。
前記金属箔は、銅箔やアルミニウム箔が一般的に用いられるが、通常積層板に用いられている5〜200μmのものを使用できる。また、ニッケル、ニッケル−リン、ニッケル−スズ合金、ニッケル−鉄合金、鉛、鉛−スズ合金等を中間層とし、この両面に0.5〜15μmの銅層と10〜300μmの銅層を設けた3層構造の複合箔あるいはアルミニウムと銅箔を複合した2層構造複合箔を用いることができる。
以下に実施例を挙げて説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(合成例1)
環流冷却器を連結したコック付き25mlの水分定量受器、温度計、撹拌器を備えた1リットルのセパラブルフラスコに芳香族環を2個以上有するジアミンとしてDDS(ジアミノジフェニルスルホン)14.9g(0.06mol)、シロキサンジアミンとして反応性シリコンオイルKF−8010(信越化学工業株式会社製商品名、アミン当量430)43.0g(0.05mol)、脂肪族ジアミンとしてジェファーミンD2000(サンテクノケミカル社製商品名、アミン当量1000)90.0g(0.045mol)、ジアミンとしてワンダミン(新日本理化株式会社製商品名)11.5g(0.055mol)、TMA(無水トリメリット酸)80.7g(0.42mol)を非プロトン性極性溶媒としてNMP(N−メチル−2−ピロリドン)690gを仕込み、80℃で30分間撹拌した。そして水と共沸可能な芳香族炭化水素としてトルエン150mlを投入してから温度を上げ約160℃で2時間環流させた。水分定量受器に水が約7.2ml以上たまっていること、水の留出が見られなくなっていることを確認し、水分定量受器にたまっている留出液を除去しながら、約190℃まで温度を上げて、トルエンを除去した。その後、溶液を室温(25℃)に戻し、芳香族ジイソシアネートとしてMDI(4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート)55.1g(0.22mol)を投入し、190℃で2時間反応させた。反応終了後、シロキサン変性ポリアミドイミド樹脂のNMP溶液を得た。
(合成例2)
環流冷却器を連結したコック付き25mlの水分定量受器、温度計、撹拌器を備えた1リットルのセパラブルフラスコに芳香族環を2個以上有するジアミンとしてBAPP(2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン)71.8g(0.175mol)、シロキサンジアミンとして反応性シリコンオイルX−22−1660B−3(信越化学工業株式会社製商品名、アミン当量2200)110.0g(0.025mol)、TMA(無水トリメリット酸)80.7g(0.42mol)を非プロトン性極性溶媒としてNMP(N−メチル−2−ピロリドン)623gを仕込み、80℃で30分間撹拌した。そして水と共沸可能な芳香族炭化水素としてトルエン150mlを投入してから温度を上げ約160℃で2時間環流させた。水分定量受器に水が約7.2ml以上たまっていること、水の留出が見られなくなっていることを確認し、水分定量受器にたまっている留出液を除去しながら、約190℃まで温度を上げて、トルエンを除去した。その後、溶液を室温(25℃)に戻し、芳香族ジイソシアネートとしてMDI(4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート)60.1g(0.24mol)を投入し、190℃で2時間反応させた。反応終了後、シロキサン変性ポリアミドイミド樹脂のNMP溶液を得た。
参考例1)
合成例1のシロキサン変性ポリアミドイミド樹脂のNMP溶液268.5g(樹脂固形分28重量%)とエポキシ樹脂としてNC3000(日本化薬株式会社製商品名)40.0g(樹脂固形分50重量%のジメチルアセトアミド溶液)、2−エチル−4−メチルイミダゾール0.2gを配合し、樹脂が均一になるまで約1時間撹拌した後、リン含有フィラーとしてOP930(クラリアント社製商品名)50gをメチルエチルケトンのスラリーとして加え、さらに1時間撹拌したのち脱泡のため24時間、室温(25℃)で静置して樹脂組成物ワニスとした。
参考例2)
合成例2のシロキサン変性ポリアミドイミド樹脂のNMP溶液295.8g(樹脂固形分32重量%)とエポキシ樹脂としてNC3000(日本化薬株式会社製商品名)40.0g(樹脂固形分50重量%のジメチルアセトアミド溶液)、2−エチル−4−メチルイミダゾール0.2gを配合し、樹脂が均一になるまで約1時間撹拌した後、リン含有フィラーとしてOP930(クラリアント社製商品名)40gをメチルエチルケトンのスラリーとして加え、さらに1時間撹拌したのち脱泡のため24時間、室温(25℃)で静置して樹脂組成物ワニスとした。
(実施例3)
エポキシ樹脂としてEPICLON153(大日本インキ株式会社製商品名)16.0g、BREN−S(日本化薬株式会社製商品名)16.0g、硬化剤としてFG−2000(帝人化成株式会社製商品名)25.0g、硬化促進剤として2PZ−CN(四国化成工業株式会社製商品名)、0.1gをメチルイソブチルケトン60.0gに溶解した後、アクリル樹脂としてHTR−860−P3(ナガセケムテックス株式会社製商品名、重量平均分子量85万:樹脂固形分15重量%メチルエチルケトン溶液)287.0gを加えて、さらに1時間、撹拌して樹脂組成物ワニスとした。
(プリプレグの作製)
参考例1,2及び実施例3で作製した樹脂組成物ワニスを、厚さ28μmの繊維基材であるガラス布(旭シュエーベル株式会社製1037)に含浸後、150℃で15分加熱、乾燥して樹脂分70重量%のプリプレグを得た。
(比較例1)
繊維基材(ガラス布、旭シュエーベル株式会社製2116)の厚みが100μmの両面銅張積層板MCL−E67(厚み200μm、日立化成工業株式会社製商品名)を用いた。
(両面銅張積層板の作製)
参考例1〜2のプリプレグ1枚の両側に厚さ12μmの電解銅箔(古河電工株式会社製F2−WS−12)を接着面がプリプレグと合わさるようにして重ね、230℃、90分、4.0MPaのプレス条件で厚み85μmの両面銅張積層板を作製した。実施例3のプリプレグ1枚の両側に厚さ12μmの電解銅箔(古河電工株式会社製F2−WS−12)を接着面がプリプレグと合わさるようにして重ね、180℃、60分、4.0MPaのプレス条件で厚み85μmの両面銅張積層板を作製した。
(印刷回路板の180度折り曲げと曲率半径の測定)
参考例1,2、実施例3及び比較例1の両面銅張積層板の銅をエッチングして印刷回路板を得た。図1に示したように、直径を予め測定した(直径が既知の円柱3)ガラス棒(2mm、3mm、4mm)及びピンゲージ(0.10mm、0.25mm、0.50mm)を用いて印刷回路板1を挟むように180度折り曲げた。そして、ガラス棒又はピンゲージの上方では、その軸方向に直交する軸を有する円柱状のゴムロール5を印刷回路板1上に載置し、当該ゴムロール5をガラス棒又はピンゲージの軸方向に移動させることによって、印刷回路板1をガラス棒又はピンゲージの曲面に密着させた。その際に、印刷回路板1にクラックや破断を生じない最小の直径の1/2を折り曲げ時の曲率半径として測定した。結果を表1に示した。また、表1に示した180度折り曲げは、直径2mmのガラス棒を使用した場合(曲率半径:1mm)であり、○:クラックや破断なし、×:クラックや破断ありとした。
(耐衝撃性の評価)
参考例1,2、実施例3及び比較例1の両面銅張積層板に通常のドリル加工、めっき、フォトリソ工程により、直径0.25mmの接続穴250穴を有するデイジーチェーンパターンを4列作製し、それぞれの始点と終点をはんだによりリード線で接続し一列1000穴の導通パターンを有する各印刷回路板を作製し、前記導通パターンの初期の抵抗を測定した。その後各印刷回路板を所定の筐体に搭載し、高さ1.5mから所定の回数落下させ、断線の有無、落下後の抵抗値を測定した。1000回落下させた後、抵抗値の変化率が、10%以内を○、10%超を×、とした。結果を表1に示した。
(銅箔引き剥がし強さの測定)
参考例1,2、実施例3の両面銅張積層板及び比較例1の両面銅張積層板の金属箔接着強度(銅箔引き剥がし強さ)を測定した。結果を表1に示した。
(はんだ耐熱性の評価)
参考例1,2、実施例3の両面銅張積層板及び比較例1の両面銅張積層板を、260℃、288℃及び300℃のはんだ浴に浸漬し、はんだ耐熱性を評価した。表1には、300℃のはんだ浴浸漬し、ふくれ、剥がれ等の異常が認められるまでの時間を示した。
(90度折り曲げ性の評価)
90度折り曲げ性の評価は、参考例1,2、実施例3及び比較例1の両面銅張積層板の銅箔を全面エッチングした積層板を幅10mm×長さ100mmに切断し,5mm厚のアルミ板を試料の上に長さ方向と直角に設置し,90度に曲げた後の試料の状態を観察した。○異常なし、△一部クラックにより白化、×全面クラックにより白化、とした。結果を表1に示した。
Figure 0004735092
表1に示したように、180度の折り曲げを行ったところ参考例1,2及び実施例3は0.10mmまたは0.25mmまでクラックなどを生じずに折り曲げることが可能であり、それぞれの曲率半径として0.05mm、0.125mmを得た。これらの印刷回路板は、いずれも可とう性に富み、任意に180度折り曲げることが可能であった。比較例1は、直径2mm及び3mmのガラス棒にそって折り曲げようとしたが破断してしまい折り曲げることはできなかった。クラックを生じずに折り曲げることができた直径4mmの1/2である2mmを曲率半径とした。
曲率半径が1mm以下である参考例1,2及び実施例3の印刷回路板は、1000回の耐衝撃性試験の後も良好な接続性を示し、抵抗値は初期値の10%以内を維持していた。曲率半径が2mmの比較例1の印刷回路板では部分的に断線がみられた。なお参考例1,2及び実施例3は、90度折り曲げ性も良好であり、銅箔引き剥がし強さは、0.9〜1.3kN/mであった。また参考例1,2及び実施例3、比較例1とも、はんだ耐熱性において、いずれの温度でも5分以上、ふくれ、剥がれ等の異常が見られなかった。
図1は、印刷回路板の折り曲げ部分の曲率半径を測定する際の当該印刷回路板を180度折り曲げた状態を示す模式断面図である。
符号の説明
1・・・印刷回路板、2・・・繊維基材、3・・・直径が既知の円柱、4・・・円柱の直径、5・・・ゴムロール。

Claims (3)

  1. 折り曲げ部分を有する印刷回路板であり、かつ繊維基材を含む少なくとも一つの連続する絶縁性樹脂層を含む印刷回路板であって、
    前記絶縁性樹脂層が、テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂16.0重量部と、フェノールノボラック型臭素化エポキシ樹脂16.0重量部と、グリシジルエーテル基を持つ重量平均分子量85万のアクリル共重合体の樹脂固形分43.1重量部とから構成され、
    前記繊維基材の厚みが28μmであり、
    前記折り曲げ部分の前記絶縁性樹脂層の厚みが61μmである、印刷回路板。
  2. 絶縁性樹脂層が、熱硬化性樹脂を含む絶縁性樹脂層である請求項1に記載の印刷回路板。
  3. 熱硬化性樹脂が、グリシジル基を有する樹脂を含む熱硬化性樹脂である請求項2に記載の印刷回路板。
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