JP4734842B2 - 通信端末装置、及びプログラム - Google Patents

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この発明は、ICタグに記録された情報の読み出しを制限するための技術に関する。
データの提供者が想定する対象者以外の人によるそのデータへのアクセスの防止は、従来、暗号化、或いはパスワードの設定などにより行われていた。しかし、暗号化では解凍方法、パスワードの設定ではパスワードを対象者側にそれぞれ知らせなければならない。このようなことから、より簡易にアクセスを制限するための方法に対する要望も少なくないと考えられる。
特開2000−251164号公報 特開2000−311194号公報
本発明の課題は、ICタグに記録された情報の読み出し制限をより簡易に実現できるようにすることである。
本発明は、通信相手との無線通信を行う無線通信手段と、近距離にあるICタグとの非接触通信を行う非接触通信手段と、を備えた通信端末装置であって、複数の通信相手毎の個人アドレス情報が登録されたアドレス帳を記憶する記憶手段と、ICタグに記録された情報を、前記非接触通信手段を介した非接触通信により読み取る読取手段と、この読取手段で読み取った前記情報に個人識別情報が含まれていれば、当該個人識別情報が前記アドレス帳内に登録された何れかの個人アドレス情報内に含まれた情報に該当するか否かを判別する判別手段と、この判別手段で該当すると判別された際は、当該ICタグの情報は予め登録された相手の情報であるとして当該ICタグから更に情報を読み取って当該情報を出力し、前記判別手段で該当しないと判別された際は、当該ICタグからの情報は読み出しができないことを報知出力する出力制御手段と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、ICタグに記録された情報の読み出し出力が可能か否かを、当該ICタグを読み取る通信端末装置のアドレス帳を利用して簡易に制御することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態によるデータ処理装置、及びそのデータ処理装置がアクセス可能なICタグの構成図である。そのデータ処理装置1は、携帯電話機、或いはPHSなどの移動通信端末装置である。ここでは便宜的に携帯電話機であると想定し、「通信端末」と呼称することにする。
図1に示すように、その通信端末1は、アンテナAT1を介して送受信する無線信号の周波数変換、及び変復調等を行う携帯電話用のRF(Radio Frequency)部101と、ICタグ200と通信を行うためのリーダー部102と、そのリーダー部102を駆動制御するICタグリーダー制御部(以降、「リーダー制御部」と略記)103と、端末全体の制御を行うCPU104と、そのCPU104が実行するプログラムや各種制御用データを格納したプログラムROM105と、CPU104がワークに用いるワークRAM106と、例えば共に液晶表示装置である2つの表示部107、及び108と、各表示部107、108に画像を表示させる表示ドライバー部109と、音声入力用のマイク110と、音声放音用のスピーカ111と、各種スイッチを有する操作部112と、外部からの電流を受電するためのACアダプタ113と、充電可能な充電池(バッテリ)114と、各部に電流を供給する電源回路115と、を備えて構成されている。
なお、特には図示していないが、マイク110から出力されるアナログの音声信号はA/D変換器によりデジタルの音声信号に変換された後、CPU104、或いはRF部101に出力される。また、スピーカ111、及び不図示のイヤホン用のジャックには、D/A変換器により変換されたアナログの音声信号が出力される。
上記2つの表示部107、及び108は、画面の大きさが異なるものである。その画面は、表示部107のほうが大きくなっている。このことから、表示部107はメイン表示部、表示部108はサブ表示部、とそれぞれ呼ぶことにする。
上記RF部101は、携帯電話網から送信された信号を受信し処理するものである。受信した信号は復調して、CPU104、或いはスピーカ111、及びジャック(以降、前者のみを想定する)に出力する。電話による通話時には、その信号をスピーカ111に出力することにより接続先(電話がつながった電話機)からの音声を放音させる。マイク110からの音声信号は、変調してアンテナAT1を介して送信する。インターネット接続時には、復調した信号(デジタルデータ)をCPU104に出力する。CPU104からのデータは、変調してアンテナAT1を介して送信する。
リーダー部102は、例えば非接触でICタグ(RFIDタグ)200との間で通信を行うものである。リーダー制御部103は、リーダー部102を駆動してICタグ200に記録されたデータの読み取りを行い、CPU104に読み取り結果を通知する。
操作部112は、ユーザーが操作の対象となる各種スイッチ、及び各種スイッチに対してユーザーが行った操作を検出する検出回路を備えたものである。ICタグ200の読み取りを指示するためのICタグリーダースイッチ(以下「リーダースイッチ」と略記)や、アドレス帳の編集を行うためのアドレス帳スイッチは、各種スイッチを構成するスイッチとして設けられている。そのアドレス帳のデータは、ワークRAM106に論理的に確保されたエリア、例えばフォルダに格納されている。
電源回路115は、ACアダプタ113、充電池114の各出力を監視する。それにより、ACアダプタ113に外部の電源(例えばコンセント)から電流が供給されているか否かを判定し、その判定結果をCPU104に通知する。充電池112ではその電圧値を検出し、CPU104に通知する。
一方のICタグ200は、例えばループ状の形状を有するアンテナ201と、そのアンテナ201に生じた電流を整流して各部に供給する電源回路202と、アンテナ201が受信した信号を復調し、そのアンテナ201を介して送信するデータを変調する復変調回路203と、データ処理を行うCPU204と、送信対象とするデータを記録したメモリ205と、を備えて構成されている。
通信端末1のCPU104は、リーダースイッチへの操作が操作部112より通知された場合にリーダー制御部103にリーダー部102を駆動させる。そのリーダー部102を駆動させると、その通信圏内に存在するICタグ200はアンテナ201を介して電磁結合され、電源回路202が電力の各部への供給を開始する。ICタグ200と通信端末1間の通信は、例えば通信端末1から送信したコマンドに対する応答をICタグ200が通信端末1に返した後に行われる。その通信により、メモリ205に記録されたデータが通信端末1に送信される。
ICタグ200のメモリ205には、任意のデータを書き込むことができる。ICタグ200自体は非常に小型である。このため、例えば図2に示すように、メモリ205に閲覧を希望するデータを格納させたICタグ200をクリスマスカードに貼り付けて配布することもできる。しかし、そのメモリ205にデータを書き込んだ人(提供者)にとっては、そのデータの閲覧はクリスマスカードを送った相手、或いはその相手とその知人を想定している。このことから、本実施の形態では、そのような対象者以外の人によるアクセスの防止を以下のようにして実現させている。
通信端末1などでは、アドレス帳が用意されている。そのアドレス帳には、電話をかける、或いは電子メールを送信する相手(件)毎に名前や電話番号、住所、メールアドレスなどを登録することができる。電話をかける、或いは電子メールを送信する知人は、アドレス帳に登録するのが普通である。クリスマスカードは、知人に送るのが普通である。このようなことから、そのように登録された個人データをデータへのアクセスの制限に利用するようにしている。具体的には、ICタグ200に提供者本人の個人データを併せて書き込み、通信端末1側でその個人データがアドレス帳に登録されているか否か自動的に確認し、その個人データがアドレス帳に登録されているのを確認できた場合に、ICタグ200に書き込まれたデータ(個人データ以外のデータ)を閲覧させるようにしている。ここでは以降、アクセス権限を持つ人を確認するためにICタグ200に書き込まれる個人データを認識ID、その認識IDでアクセスを制限しているデータを個人情報とそれぞれ呼ぶことにする。また、認識IDによりアクセス権限の有無を確認することを認証と呼ぶことにする。
そのようにアクセスを制限することにより、提供者にとっては、ICタグ200の個人情報を知人にのみ閲覧させることができるようになる。その制限は、ICタグ200に認識ID(個人データ)を書き込むことで実現されるため、その個人情報を閲覧するための方法を相手に知らせる必要は回避される。アクセス権限を持つ人にとっては、その確認が自動的に行われるため、そのようなセキュリティがかかっているICタグ200をそうでないものと同様に扱えるようになる。これらのことから、個人情報(データ)の提供者が想定する対象者以外の人によるアクセスの防止をより簡易に実現させることができる。
以降は、図3〜図8に示す各種処理のフローチャート、及び図9〜図12に示す説明図を参照して、ICタグ200に格納された個人情報へのアクセスの制限を実現させる通信端末1の動作について詳細に説明する。その動作は、例えば通信端末1はCPU104がプログラムROM105に格納されたプログラム、ICタグ200はCPU104がメモリ205に格納されたプログラムをそれぞれ実行することによって実現される。
図3、及び図4は、リーダースイッチ処理のフローチャートである。そのスイッチをユーザーがオン(操作)して、アクセスを制限すべきICタグ200との通信を行わせた場合に実行される処理の全体的な流れを示したものである。始めに図3、及び図4に示すフローチャートを参照して、通信端末1、及びICタグ200の動作、並びにそれらの間で行われる通信の内容について詳細に説明する。
先ず、ステップ101では、リーダースイッチへのユーザーの操作に応答して、リーダー制御部103にリーダー部102を駆動させ、続くステップ102では、その駆動、コマンド送信により、ICタグ200の応答を確認した後、データの読み出しを行う。次に移行するステップ103では、読み出したデータに認識IDがあるか否か判定する。その認識IDがデータ中に存在する場合、判定はYESとなってステップ105に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ104に移行し、リーダースイッチがオフされたか否か判定する。そのスイッチへの操作をユーザーが解除した場合、その旨が操作部112から通知されることから、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ101に戻る。それにより、ICタグ200を認識するか、或いはリーダースイッチへの操作をユーザーが解除するのを待つ。
認識IDは、例えばICタグ200から予め定めたタイミングで送信させるか、或いはその識別用のデータを付して送信させる。そのようにすることにより、データを受信する通信端末1側でその認識IDの有無を判定することができる。
ステップ105では、ICタグ200から受信した認識IDがアドレス帳に登録されているか否か確認するためのアドレス帳検索処理を実行する。次のステップ106では、その検索処理の実行により、認識IDがアドレス帳にあることを確認できたか否か判定する。その認識IDがアドレス帳に登録されている場合、判定はYESとなってステップ108に移行し、そうでない場合には、ステップ107で図9に示すような警告を一定時間、メイン表示部107に表示させた後、一連の処理を終了する。
各表示部107、108に表示させる画面は、例えばワークRAM106にそれぞれ確保した描画用エリアに、プログラムROM105から読み出した画像データ(画面やシンボルなど)、或いはRF部101若しくはリーダー制御部103から送られた画像データを格納して生成される。表示内容の変更は、その全て、或いは一部を表示ドライバー部109に送り、表示させることで実現される。
ステップ108では、データを読み出すためにリーダー部102を駆動させる。続くステップ109では、リーダー制御部103を介して、その駆動によりリーダー部102が読み取ったデータを受け取る。そのようなリーダー部102の駆動、読み取ったデータの受け取りは、ICタグ200からデータの読み取りが終了することでステップ110の判定がYESとなるまで継続して行う。その判定がYESとなると、リーダー部102の駆動を終了させてからステップ111に移行する。
ステップ111では、ICタグ200から読み取った個人情報をメイン表示部107に表示させる。それにより、その個人情報に応じて、例えば図10に示すようなメッセージや写真をメイン表示部107に表示させる。その後はステップ112に移行して、クリアスイッチ(SW)がオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、メイン表示部107に待受画面を表示させた後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ111に戻る。それにより、個人情報を表示させた状態を維持させる。
このようにして、本実施の形態では、ICタグ200から読み取った認識IDがアドレス帳に登録されているか否かにより、ユーザーがアクセス権限を持っているか否か確認するための認証を自動的に行い、その認証によってアクセス権限を持っていることが確認できた場合に、個人情報を読み取ってユーザーに閲覧させている。それにより、アドレス帳に認識IDが個人データとして登録されていないユーザーの閲覧を防止させている。
ICタグ200のなかには、格納したデータのアクセス制限を行わなくとも良いものがある。そのようなICタグ200か否かの区別は、例えばセキュリティの種類を示すデータ(以降「セキュリティデータ」と呼ぶ)の有無により判定するようにしても良い。認識IDとして採用した個人データの種類、その組み合わせ、及び制限するレベルなどは、そのセキュリティデータの内容により指定しても良い。そのようにした場合には、上記ステップ103ではセキュリティデータの有無により認識IDの存在を判定すれば良いことになる。
図4は、上記ステップ105として実行されるアドレス帳検索処理のフローチャートである。次に図4を参照して、その検索処理について詳細に説明する。
アドレス帳には件毎に、複種類の個人データを任意に登録することができる。本実施の形態では、その個人データとして、名前、及び電話番号の2つに着目してユーザーのアクセス権限の有無を確認するようにしている。この検索処理は、認識IDとしてICタグ200から読み出された名前、及び電話番号からその確認を行うために実行される。
先ず、ステップ201では、アドレス帳に登録されたなかの1件に注目して、その件で登録された個人データ(図中「アドレスデータ」と表記。以降、この表記も用いる)を読み出す。続くステップ202では、そのアドレスデータ中の名前が認識IDと一致するか否か確認するための名前検索処理を実行する。その実行後はステップ203に移行して、名前が認識IDと一致したか否か判定する。それらが一致した場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。それにより、図3のステップ106の判定がYESとなる。一方、そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ204に移行する。
ステップ204では、読み出したアドレスデータ中の電話番号が認識IDと一致するか否か確認するための電話番号検索処理を実行する。その実行後はステップ205に移行して、電話番号が認識IDと一致したか否か判定する。それらが一致した場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。それにより、電話番号が認識IDと一致しても図3のステップ106の判定がYESとなる。一方、そうでない場合には、判定はNOとなってステップ206に移行する。
ステップ206では、アドレス帳内に別のアドレスデータがないか否か判定する。アドレス帳に登録された全ての件でアドレスデータの認識IDとの照合を行った場合、別のアドレスデータは存在しないことから、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。それにより、図3のステップ106の判定がNOとなる。一方、そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ201に戻る。それにより、注目する件を別の注目していない件に変えて、それ以降の処理を同様に実行する。
このように、本実施の形態では、名前、或いは電話番号の一方が認識IDと一致すればユーザーはアクセス権限を有するとしている。電話番号はそれを持つ人毎に異なる、相手を正確に特定できる情報である。名前は同姓同名の人が複数、存在していることも多いが、同姓同名の人同士でつきあいのあるケースは非常にまれである。このようなことから、ユーザーがアクセス権限を有するか否か正確に確認することができる。
図5は、上記ステップ202として実行される名前検索処理のフローチャートである。次に図5を参照して、その名前検索処理について詳細に説明する。
名前は、その前(接頭)、或いは後(接尾)に何らかのシンボルや敬称、或いは役職などを付してアドレス帳に登録される場合がある。図11に示すように、接頭語としてはアイコンや英字、数字、或いは記号などが付されることがあり、接尾語としては「さん」「ちゃん」「社長」「先生」などが付されることがある。このようなことから、本実施の形態では、そのような接頭語、接尾語を除く部分を認識IDと照合すべき部分として照合するようにしている。そのために、接頭語、接尾語をまとめたデータベース(認識DB)をプログラムROM105、或いはワークRAM106に用意している。
先ず、ステップ301では、図4のステップ201で読み出したアドレスデータ内の名前を識別する。次のステップ302では、接頭語、接尾語の存在の有無を確認するために、その名前の前部分、及び後部分を抽出して、抽出した部分を用いて認識DBを検索する。その次のステップ303では、その検索により、接頭、或いは接尾に付された単語が認識DBに登録されているか否か判定する。接頭語、或いは接尾語を付した名前をユーザーが登録していた場合、判定はYESとなり、ステップ304で付されていた接頭語、或いは接尾語を削除してからステップ305に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ305に移行する。
ステップ305では、登録されていた名前、或いは接頭語、若しくは接尾語を削除した後の名前を認識IDと照合することにより、それらが一致するか否か判定する。それらが一致した場合、判定はYESとなり、ステップ306で名前が一致したと判定結果を設定した後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなり、その設定を行うことなく、一連の処理を終了する。
その判定結果の設定は、例えばそれを呼び出すアドレス帳検索処理に渡す引数への値の代入により行われる。認識IDが名前と一致したことを示す値を引数の形でアドレス帳検索処理に渡すことにより、その旨が通知される。これは次に説明する電話番号検索処理でも同様である。
図6、及び図7は、その電話番号検索処理のフローチャートである。次にその検索処理について、図6、及び図7を参照して詳細に説明する。
電話番号では、その前(接頭)、或いは後(接尾)にサービス要求用の記号や数字を付してアドレス帳に登録される場合がある。接頭、或いは接尾に付されるものとしては例えば図12に示すようなものがある。このようなことから、本実施の形態では、そのようなものを除く部分を認識IDと照合すべき部分として照合するようにしている。そのために、上記認識DBには、電話番号の前後に付される可能性があるものもまとめている。
先ず、ステップ401では、図4のステップ201で読み出したアドレスデータ内の電話番号を識別する。次のステップ402では、その電話番号中に、「(」「−」或いは「*」などの電話番号の確認を容易とするように挿入された記号があるか否か判定する。そのような記号が存在している場合、判定はYESとなり、ステップ403でその記号を削除してからステップ404に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ404に移行する。
ステップ404では、電話番号中にスペースが存在するか否か判定する。そのスペースが存在する場合、判定はYESとなり、ステップ405でそのスペースを削除してからステップ406に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ406に移行する。
ステップ406では、電話番号から前部分、及び後部分を抽出し、それらを用いて認識DBを検索する。次に移行するステップ407では、その検索により、接頭、或いは接尾に付された番号、或いは記号が認識DBに登録されているか否か判定する。サービス要求のためなどの理由で番号、或いは記号を接頭、或いは接尾に付した電話番号をユーザーが登録していた場合、判定はYESとなり、ステップ408で接頭、或いは接尾に付されていた番号などを削除してから図7のステップ409に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ409に移行する。
ステップ409では、登録されていた電話番号、或いは接頭、若しくは接尾などに付された番号や記号を削除した後の電話番号(以降、これらを「初期操作後電話番号」と総称する)を認識IDと照合することにより、それらが一部だけ一致したか否か判定する。それらが完全に一致しなかった場合、判定はYESとなってステップ412に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ410に移行する。
ステップ410では、初期操作後電話番号が認識IDと完全に一致したか否か判定する。それらが完全に一致した場合、判定はYESとなり、ステップ411で電話番号が一致したと判定結果を設定した後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなり、その設定を行うことなく、一連の処理を終了する。
国際電話をかけるためには、電話番号の先頭の「0」の代わりに国番号をダイヤルする必要がある。そのかけかたによっては、国際番号(国際電話であることを示す番号)、登録していない事業者を使う場合には更に事業者識別番号をその前にダイヤルする必要がある。そのような国際電話をかけることを想定して登録された電話番号への対応は、ステップ412以降の処理を実行することで行われる。
ステップ412では、初期操作後電話番号が「0」で始まるか否か判定する。その先頭の数字が「0」でなかった場合、判定はNOとなってステップ416に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップ413に移行し、先頭に国際番号、及び国番号があるか否か判定する。それらの番号が先頭に付されていた場合、判定はYESとなり、ステップ414でそれらの番号を削除し、更にステップ414で先頭に「0」を付加してからステップ410に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
一方、ステップ416では、先頭に国際番号、或いは国番号があるか否か判定する。それらの番号の何れかが先頭に付されていた場合、判定はYESとなり、ステップ417でその番号を削除してからステップ410に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
このようにして、本実施の形態では、注目している電話番号が固定電話機のそれであれば市外局番、市内局番、及び加入番号から構成される電話番号、その電話番号が携帯電話機やPHSなどの移動機のそれであればそのことを示す番号、事業者を示す番号、及び加入番号から構成される電話番号を認識IDと照合するようにしている。それにより、アクセス権限を持つユーザーが確実に個人情報を閲覧できるようにさせている。
図8は、アドレス帳スイッチ(SW)処理のフローチャートである。メイン表示部107に待受画面が表示されている状態でアドレス帳スイッチをユーザーがオン(操作)した場合に、アドレス帳の編集を可能とさせるために実行される。最後に図8を参照して、そのスイッチ処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ501では、アドレスリスト画面をメイン表示部107に表示させる。そのリスト画面は、アドレス帳に登録された名前を件別に配置したものである。その画面を表示させた後はステップ502に移行して、リスト上の一つの件をフォーカスして選択状態にさせる。その次に移行するステップ503では、カーソルスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ステップ504でカーソルスイッチを構成するスイッチのなかでユーザーが操作したスイッチ、現在のフォーカス位置に応じて、そのフォーカス位置を移動させた後、ステップ505に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ505に移行する。
ステップ505では、決定スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ステップ506でフォーカス位置に対応する件で登録された電話番号、名前を含むアドレスデータ(個人データ)をメイン表示部107に表示させる。その表示は、例えばユーザーがクリアスイッチをオンすることでステップ507の判定がYESとなるまで行う。その判定がYESとなると上記ステップ501に戻る。
なお、ステップ506で表示させたアドレスデータは、個別に編集を行えるようになっている。アドレスデータへの編集結果は、登録するか否かの問い合わせに対して登録をユーザーが選択することで上書き保存する。その保存後、及び登録をユーザーが選択しなかったときは編集結果をクリアした後、クリアスイッチをユーザーが操作したときと同様に上記ステップ505に戻るようになっている。ここでは、その編集を行う際の処理、及びその流れは省略している。
一方、ステップ508では、新規作成スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ステップ509でユーザーの操作部112への操作に従って電話番号、名前を含むアドレスデータを入力し、次のステップ510では登録の指示を待ってユーザーが入力のアドレスデータを新しい件のそれとしてアドレス帳に追加登録した後、上記ステップ501に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ511に移行して、クリアスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ503に戻る。それにより、指示用の機能が割り当てられたスイッチをユーザーが操作するのを待つ。
なお、本実施の形態では、個人情報の提供者が自身の名前、電話番号をアクセス権限確認用の認識IDとしてICタグ200に書き込むことを想定しているが、これはその2つはメールアドレスや住所などと比較してアドレス帳に登録される可能性が高いからである。言い換えれば、アクセス権限を持つ人がICタグ200の個人情報をより確実に閲覧できるようにするためである。アクセス権限を持つか否かより正確に確認できるように、別の個人データを利用しても良い。
アクセス権限を持つか否かの確認は、本実施の形態では認識IDとしてICタグ200に書き込んだ名前、電話番号のうちの一つがアドレス帳に登録されていることを条件にして行っているが、それらが共に登録されていることを条件としても良い。そのようにした場合、図4に示すアドレス帳検索処理は例えば図13に示すように変更すれば良い。
その図13において、ステップ601〜606の各処理内容は図4におけるステップ201〜206のそれと同じである。それにより、図13に示すフローチャートでは、認識IDと一致する名前がアドレス帳に存在することでステップ603の判定がYESとなると、一連の処理を終了させるのではなく、次にステップ604で電話番号検索処理を実行するようになっている。そのステップ603の判定がNOとなると、次に電話番号検索処理を実行するのではなく、ステップ606に移行して、アドレス帳内に別のアドレスデータがないか否か判定するようになっている。そのようにして、認識IDとしてICタグ200に書き込まれた名前、電話番号がアドレス帳に登録されていることを条件にアクセス権限を有するか否か確認するようになっている。
携帯電話機などの通信端末1では、当該端末1の電話番号がプログラムROM105に格納されている。その電話番号は、通信端末1のユーザーの個人データに相当する。このことから、個人情報の閲覧を望む人が個人、或いはその個人と周りの人のみであるような場合には、ICタグ200を配布する人の電話番号を認識IDとしてそれに書き込むようにしても良い。その対応は、図4に示すアドレス帳検索処理を例えば図14に示すように変更することで行うことができる。
その図14に示すアドレス帳検索処理では、先ず、ステップ701でICタグ200から読み出した認識IDに自己の電話番号用のものが存在するか否か判定する。その電話番号用の認識IDが存在しなかった場合、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップ702に移行し、その認識IDが自己の電話番号と一致するか否か判定する。それらが一致した場合、判定はYESとなってステップ703に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。ステップ703〜709の各処理内容は、図13に示すステップ601〜606のそれとそれぞれ同じであるため、説明は省略する。
図14に示すアドレス帳検索処理では、提供者の名前や電話番号によるアクセス権限の確認も併せて行うようになっているが、その確認は行わなくとも良い。これは、電話番号やメールアドレスは、同じものが複数、存在しないからである。アクセス権限確認用に採用する個人データの種類、その組み合わせ、その個人データを持つ人、及びアクセス権限を持つと判定するうえでの条件、などは個人情報の内容やそれを提供する目的などに応じて適宜、変更するのが望ましい。
本実施の形態では、その確認を通信端末1側で行っているが、ICタグ200はデータ処理機能を有していることから、その確認をICタグ200側で行わせても良い。個人情報はICタグ200に書き込んでいるが、書き込む記録媒体は別のものであっても良い。通信端末(データ処理装置)1側では、アドレス帳は搭載された記録媒体(ここではワークRAM106)に格納されているが、それはアクセス可能な他の記録媒体に格納されたものであっても良い。また、通信ネットワークを介して接続されたデータ処理装置に対し、認識IDによるアクセスの制限を行う機能を搭載しているか否かを事前に問い合わせなどにより確認するようにした場合には、通信ネットワークを介して個人情報を送信してもアクセスを制限することができるようになる。
上述したような通信端末(データ処理装置)1を実現させるようなプログラムは、CD−ROM、DVD、或いは着脱自在なフラッシュメモリ等の記録媒体に記録させて配布しても良い。携帯電話網や公衆網等の通信ネットワークを介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザーはプログラムを取得してデータ処理装置、或いはデータ処理機能を有するICタグにロードすることにより、それらに本発明を適用させることができる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
本実施の形態によるデータ処理装置、及びそのデータ処理装置がアクセス可能なICタグの構成図である。 ICタグの配布例を示す図である。 ICタグリーダースイッチ処理のフローチャートである。 アドレス帳検索処理のフローチャートである。 名前検索処理のフローチャートである。 電話番号検索処理のフローチャートである。 電話番号検索処理のフローチャートである(続き)。 アドレス帳スイッチ処理のフローチャートである。 警告表示例を説明する図である。 個人情報の表示例を説明する図である。 名前の前後に付加される可能性のある表現を説明する図である。 国内で電話をかける場合に電話番号の前後に付加される可能性のある番号を説明する図である。 アドレス帳検索処理のフローチャートである(他の実施の形態:その1)。 アドレス帳検索処理のフローチャートである(他の実施の形態:その2)。
符号の説明
101 RF部
102 リーダー部
103 ICタグリーダー制御部
104、204 CPU
105 プログラムROM
106 ワークRAM
107、108 表示部
109 表示ドライバー部
112 操作部
200 ICタグ
201 アンテナ
202 電源回路
203 変復調回路
205 メモリ

Claims (5)

  1. 通信相手との無線通信を行う無線通信手段と、近距離にあるICタグとの非接触通信を行う非接触通信手段と、を備えた通信端末装置であって、
    複数の通信相手毎の個人アドレス情報が登録されたアドレス帳を記憶する記憶手段と、
    ICタグに記録された情報を、前記非接触通信手段を介した非接触通信により読み取る読取手段と、
    この読取手段で読み取った前記情報に個人識別情報が含まれていれば、当該個人識別情報が前記アドレス帳内に登録された何れかの個人アドレス情報内に含まれた情報に該当するか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段で該当すると判別された際は、当該ICタグの情報は予め登録された相手の情報であるとして当該ICタグから更に情報を読み取って当該情報を出力し、前記判別手段で該当しないと判別された際は、当該ICタグからの情報は読み出しができないことを報知出力する出力制御手段と、
    を具備することを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記アドレス情報内に含まれた情報は通信相手の名前であり、前記判別手段は、その通信相手の名前の一部が前記読取手段で読み取った情報に含まれる個人識別情報と一致するか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記アドレス情報内に含まれた情報は通信相手の電話番号であり、前記判別手段は、その通信相手の電話番号を所定規則で編集した電話番号が、前記読取手段で読み取った情報に含まれる個人識別情報と一致するか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の通信端末装置。
  4. 前記出力制御手段は、前記ICタグから更にメッセージ情報、あるいは写真の情報を読み取り、その読み取ったメッセージ情報、あるいは写真の情報を表示画面に表示出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  5. 通信相手との無線通信を行う無線通信手段と、近距離にあるICタグとの非接触通信を行う非接触通信手段と、を備えたコンピュータに、
    複数の通信相手毎の個人アドレス情報が登録されたアドレス帳を記憶管理する機能と、
    ICタグに記録された情報を、前記非接触通信手段を介した非接触通信により読み取る機能と、
    この読み取った前記情報に個人識別情報が含まれていれば、当該個人識別情報が前記アドレス帳内に登録された何れかの個人アドレス情報内に含まれた情報に該当するか否かを判別する機能と、
    この判別で該当すると判別された際は、当該ICタグの情報は予め登録された相手の情報であるとして当該ICタグから更に情報を読み取って当該情報を出力し、前記判別で該当しないと判別された際は、当該ICタグからの情報は読み出しができないことを報知出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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