JP4732084B2 - 発光素子用の基板、その製造方法、発光素子用の電極、及びこれを備えた発光素子 - Google Patents

発光素子用の基板、その製造方法、発光素子用の電極、及びこれを備えた発光素子 Download PDF

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Description

本発明は、発光素子用の基板に係り、より詳細には、有機発光材料を基にした発光素子用の基板、その製造方法、発光素子用の電極、及びこれを備えた発光素子に関する。
通常、透明基板は、例えば、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイまたは発光素子内の電極として使用される。OLEDディスプレイの場合、インジウムスズ酸化物(Indium Tin Oxide:ITO)より構成され、基底基板上に配置された層がアノードとして通常使用される。
効率的な作動のために、OLED構成要素は、各種特性、例えば、電子伝導性、正孔伝導性、及び発光性を有する必要がある。OLED構成要素に適用されたほとんどの材料は、前述した特性(電子伝導性、正孔伝導性、及び発光性)のうち、ただ一つのみを満足しているために使用される。また、効率改善のために、相異なる層が互いに結合されている多層構成要素を使用することが知られている。このような方式において、例えば、一の層は、正孔伝導性に関して著しい機能を有し、他の層は、電子伝導性の機能を更に良好に遂行する。それらの相異なる層は、構成要素のエネルギー効率に有益な方式でOLED構成要素内に配置される。
OLEDの応用例において、ITO層上に正孔注入層(Hole Injection Layer:以下、HIL)を使用することにより、例えば、基底基板及びITO層より構成されるアノードの効率を向上させることが可能である。一般的に、ポリエチレンジオキシチオフェン−ポリスチレン硫酸塩(PEDOT/PSS)がHILとして使用される。不利な点としては、ITO層の表面は、PEDOT/PSSの酸性特性のために初期的にエッチングされ、OLEDの有機層へのイオン拡散及び浸透を完全に回避できない。このようなイオンは、OLED構成要素の耐久寿命に否定的な影響を及ぼす(非特許文献1ないし非特許文献5)。
同一レベルの効率を維持しつつ、耐久寿命の延長を達成するためには、ITOの代わりに、PEDOT/PSSに対する抵抗性が更に大きい電極材料を有する基板を使用することが好ましく、このような電極材料は、低コストであり、半透明であるだけでなく、電気伝導率が高いという必要がある。さらに、電極として使用された材料は、有機ディスプレイ素子または有機太陽電池のようなフレキシブル構成要素への適用が可能であるようにフレキシブルであるものが要求される。
ITOの代替物として高伝導性のポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)を使用することが知られている。不利な点としては、限定されたPEDOTの伝導率である。高伝導性のPEDOT自体、例えば、バイエル社のPEDOT(伝導率が500S/cmである“インシチュ(in situ)”PEDOT)は、大面積OLEDの構成要素でITOの代替物として使用される場合(ITOの伝導率は、10S/cmである)、非常に大きい電圧損失を有する。これにより、OLED構成要素の輝度は、電圧接点からの距離が長くなるほど低下する。
また、下記の特許文献1には、溶剤を置換することにより、PEDOT/PSSの伝導率を上昇させることが開示されている。一般的に、PEDOT/PSSは水溶性であり、10−3S/cm以下の伝導率を有する(H.C.StarckのBaytron P TP A1 4083)。また、可溶性ポリマーの形成により、PEDOTは、130S/cm(H.C.StarckのBaytron F CPP 105D M)、または120S/cm(AgfaのOrgacon foil)、または500S/cm(“インシチュ”PEDOT、H.C.Starckのpolyester foil JOF 6073)以下の伝導率を有することができる。
水を、例えば、エチレングリコールのようなアルコールで置換することにより、PEDOT/PSSの伝導率は、2倍に増大しうる。この結果、特許文献1によれば、10−1S/cm以下のPEDOT/PSS溶剤の伝導率が達成されうる。しかしながら、この発明の不利な点は、有機構成要素に対するアノード材料としてITOを代替することに関連して、PEDOT/PSS溶剤の伝導率が十分に上昇しないということである。また、この発明の他の不利な点は、このようなPEDOT/PSSアルコール溶剤の安定性が低いということである。凝集及び凝固が一定時間後に発生して、スピンコーティング時に印刷性または均質処理が問題となる。溶剤の耐久性が主に減少する。
国際公開03/106571パンフレット Nucl.Inst.And Meth.In Physics Res.B194 (2002)346 Appl.Phys.Lett.75 (1999) 1404 Appl.Phys.Lett.81/6 (2002) 1119 Mat.Sci.Engin.B97 (2003) 1−4 J.Appl.Phys.79 (1996) 2745
本発明の技術的課題は、基板上に使用された有機物質に対する高い耐久寿命を可能にし、低コストで製造され、高い電気伝導率を有する発光素子用の基板、詳細には、有機発光材料を基にした発光素子用の基板を提供するところにある。特に、上記の特許文献1とは違って、高い伝導率を可能にする標準PEDOT溶剤の使用が可能にならなければならない。
また、本発明の他の技術的課題は、上記のような基板を製造する方法、上記基板を利用した電極、及びこのような電極を備える発光素子を提供するところにある。
本発明に係る技術的課題は、請求項1、請求項11、請求項16、及び請求項26に開示された特徴により解決される。本発明の重要な実施の形態は、従属項に含まれている。
本発明に係る基板の特別な長所は、この基板が基板上に使用された有機物質に対する高い耐久寿命を保証すると共に、高い電気伝導率を有するということである。このために、本発明に係る基板は、ライン状に形成された金属より構成された層構造体を備えた基底基板を有し、伝導性ポリマーの層構造体が前記金属の層構造体上を、少なくとも上面および一側面が覆われるように配置される。本発明の好ましい実施の形態において、前記金属層構造体は、50μmないし150μmの幅と、10nmないし200nmの高さとを有する金属ラインを有し、隣接した金属ライン間の距離は、100μmないし1500μmである。
前記金属は、銀であることが好ましく、前記伝導性ポリマーは、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)であることが好ましい。前記金属用の材料は、銅または金であることが更に好ましい。前記伝導性ポリマー用の材料は、ポリアニリンであることが更に好ましい。本発明の中心となるアイデアは、伝導性ポリマー、より好ましくは、PEDOTでコーティングされる基底基板(ガラスまたはプラスチック基板であることが好ましい)上に薄膜状の金属インクラインをプリンティングすることで、PEDOTのような伝導性ポリマーの伝導率を向上させる。コーティング技術は、スピンコーティング、プリンティング、または任意の他のコーティング技術でありうる。このような方式で、PEDOTのようなポリマーの伝導率は、塗布された金属インクの類型及び金属ラインの数によって20ないし30倍に増大しうる。
伝導性ポリマーの層構造体は、層厚が30nmないし300nmである連続層に、またはライン状に形成されることが好ましい。本発明の好ましい実施の形態において、伝導性ポリマーの層構造体は、100μmないし400μmの幅と、10nmないし200nmの高さとを有するポリマーラインを有し、隣接したポリマーライン間の距離は、100μmないし1500μmである。好ましくは、前記ポリマーライン(伝導性ポリマーの層構造体)は、前記金属ライン(金属より構成された層構造体)を完全に覆う。また、変形例として、前記ポリマーラインは、前記金属ラインを部分的に覆うことが可能である。
本願に提示された本発明において、PEDOT/PSSの伝導率を向上させるために、特許文献1に記述された解決策とは異なる長所は、アルコール溶剤とは違って、著しく長い耐久性の溶剤を保証する標準PEDOT/PSS溶剤が使用されうるということである。
本願に提示された本発明において、特許文献1とは異なる更に他の利点は、高伝導性ポリマーとしてのPEDOTに対して500S/cm以下の伝導率が得られるということであり、それに対し、特許文献1は、単純に10−3S/cmの伝導率を有するPEDOT/PSS溶剤の伝導率の上昇を表している。特許文献1に記述されたように、標準PEDOT/PSS溶剤の2倍の伝導率の上昇は、ITOをアノード材料として使用するための目的には不十分である。
本発明に係る伝導率の増大により、ITOは、アノード材料として放棄されうる。このような方式で、イオン拡散及び浸透が防止されるため、構成要素に沿って著しい電圧低下がなく、構成要素の寿命の長い大型のフレキシブル構成要素が実現されうる。
一方、本発明の他の側面に係る発光素子用の基板を製造する方法は、金属より構成された層構造体を基底基板上に塗布するステップと、伝導性ポリマーの層構造体を塗布するステップと、を特徴とする。
好ましくは、前記金属は、前記基底基板上にライン状に直接塗布される。本発明の好ましい実施の形態において、前記金属ラインは、金属を含むインクのインクジェットプリンティングにより塗布される。
前記伝導性ポリマーは、スピンコーティングまたはプリンティングにより塗布されることが好ましい。金属として銀が使用されることが好ましく、ポリマーとしてPEDOTが使用されることが好ましい。前記伝導性ポリマーは、金属より構成された層構造体上に、直接(また、金属が存在しない位置では基板上に直接)塗布されることが好ましい。
一方、本発明の更に他の側面によれば、上記のような基板は、電極として、好ましくは、発光材料を基にした発光素子用のアノードとして使用される。
一方、本発明の更に他の側面によれば、上記のような基板を第1電極として、前記第1電極に対向した第2電極と、前記第1電極と第2電極との間に介在される発光層と、を備える発光素子が提供される。
本発明によれば、基板上に使用された有機物質に対する長い耐久寿命を可能にし、低コストで製造され、高い電気伝導率を有する有機発光材料を基にした発光素子用の基板が得られる。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明すれば、次の通りである。
図1は、基底基板1、ライン状の金属構造体(以下、金属ラインと称する)2、及び連続したポリマー構造体3を備えた本発明に係る基板の概略的な断面図である。
基底基板1としては、ボロンシリケートガラスが使用される。基底基板1は、イソプロパノール内で5分間の超音波洗浄後、窒素流動での乾燥と10分間の赤外線/オゾン処理により洗浄される。
次のステップで、銀インク(Harima NPS−JLOT C 040218)で100μm幅の金属ライン2をインクジェットプリンティングにより基底基板1上にプリンティングし、オーブン内において30分間200℃でテンパリングする。なお、伝導効率などの見地から、金属ライン2は、50μm〜150μmの幅と10nm〜200nmの高さとを有し、隣接した金属ライン2間の距離は、100μm〜1500μmであることが望ましい。また、金属ライン2を構成する金属は、銀に限定されず、金または銅でもよい。さらに、金属構造体は、ライン状に限定されず、層状の構造体であってもよい。
次のステップで、高伝導性PEDOT(バイエル社(Bayer AG)のBaytron(商標)F CPP 105D M)をスピンコーティングにより80nmの厚さの密閉層として付着させ、その後に加熱板上において10分間180℃で乾燥する。図1に示すような本発明に係る基板は、この工程により得られる。このような基板に対して後続するOLED製造工程(例えば、有機発光材料の付着、カソード及び封止用のキャップの付着)を行うことができる。なお、伝導効率などの見地に加えて、金属ライン2を覆うために、高伝導性PEDOTの構造体3は、層厚が30nm〜300nmである連続層より形成されることが望ましい。また、高伝導性PEDOTの付着方法は、スピンコーティングに限定されず、プリンティング技術により付着されてもよい。さらに、高伝導性ポリマーとしては、ポリエチレンジオキシチオフェンに限定されず、ポリアニリンを適用することもできる。
図1における連続した(密閉型の)ポリマー構造体3についての変形例として、ライン状にポリマー構造体を配置することがさらに可能である。この場合、ライン状に形成されたポリマー構造体のポリマーライン4は、少なくとも金属ライン2を部分的に覆ってもよく(図2を参照)、ポリマーライン4は、金属ライン2を完全に覆ってもよい(図3を参照)。このために、ポリマーライン4は、金属ライン2が提供された基底基板1上にプリンティングにより付着され、その後加熱板上において10分間180℃で乾燥される。図2に示すような本発明に係る基板は、この工程により得られる。なお、伝導効率などの見地に加えて、金属ライン2を少なくとも部分的に覆うために、ライン状に形成されたポリマーライン4は、100μm〜400μmの幅と、10nm〜200nmの高さとを有し、隣接したポリマーライン4間の距離は、100μm〜1500μmであることが望ましい。
図1ないし図3を参照して説明した基板は、発光素子内で電極として、好ましくは、有機発光材料を基にした発光素子用のアノードとして使用されうる。また、上記のような基板を使用することにより、このような基板を第1電極とし、この第1電極に対向した第2電極と、第1電極と第2電極との間に介在された発光層とを備える発光素子が提供されうる。
図4ないし図6は、本発明に係る発光素子用の基板を電極として採用した発光素子のうち、有機電界発光素子の多様な実施の形態の断面図である。図4ないし図6を参照して、本発明に係る発光素子を説明する。
図4を参照すれば、本発明の好ましい一実施の形態に係る有機電界発光素子は、基板401上に形成された第1電極430、第1電極430と対向した第2電極440、及び第1電極430と第2電極440との間に介在された有機発光層450を備える。より詳細には、基板401上にバッファ層405が置かれ、このバッファ層405上に第1電極430、有機発光層450、及び第2電極440が順番に置かれ、第1電極430と第2電極440との間に絶縁のための層間絶縁膜420が配置される。
基板401は、本発明に係る発光素子用の基板1のようなボロンシリケートガラス、またはプラスチックからなる。この基板401上にSiOより構成されうるバッファ層405が配置され、バッファ層405は、基板401上の汚染物を遮断するか、または水分または外気の浸透を遮断する機能を有する。
バッファ層405上に配置された第1電極430は、ライン状に形成されてもよく、またはアイコンのような所定形状の画素に対応するようにパターン化されてもよい。第1電極430は、本発明の好ましい実施の形態に係る発光素子用の電極として、複数のライン状の金属構造体431及びそれらの金属構造体を何れも覆う連続したポリマー構造体432を備える。それらのライン状の金属構造体431及び連続したポリマー構造体432は、図1ないし図3と関連して説明された金属構造体2及びポリマー構造体3と、構成及び配置方式において同一である。したがって、金属構造体431及びポリマー構造体432が備えられた第1電極430は、500S/cm以下の電気伝導率を有することができ、電圧低下がなく、耐久寿命が長いフレキシブルな電極になりうる。
この第1電極430を覆うように、絶縁物質を含む層間絶縁膜420が形成され、この層間絶縁膜420に開口部421が形成されて、第1電極430を露出させる。層間絶縁膜420は、有機絶縁膜、無機絶縁膜、または有機無機混成膜より形成され、それらの単一構造または多層構造からなり、インクジェットプリンティング方式により形成されうる。第1電極430にフッ素系プラズマを利用して、疎水性を有するように表面処理した状態で、バッファ層405上に層間絶縁膜用の絶縁物質を含む溶液をインクジェットヘッドから噴射して層間絶縁膜420を形成する。この場合、表面処理された第1電極430上には層間絶縁膜420が形成されていないため、第1電極430を露出させる開口部421が形成されうる。
そして、層間絶縁膜420の開口部421に対応するように、有機発光層450が第1電極430を覆うように形成し、この有機発光層450上に第1電極430と対向した第2電極440が形成される。第2電極440は、発光素子の全体画素を何れも覆うように形成されうるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、第1電極430が所定形状の画素に対応するようにパターン化された場合には、このようなパターンに相応するように第2電極440もパターン化されてもよい。
このような構成において、第1電極430はアノード電極の機能を有し、第2電極440はカソード電極の機能を有することができ、これと逆に構成されてもよい。また、図5及び図6と関連して説明された実施の形態においても、第1電極430がアノード電極として機能すると説明するが、これと逆に構成されてもよい。
このような構成の有機電界発光素子が前面発光型である場合、第1電極430は、反射電極より備えられ、第2電極440は、透明電極より備えられてもよく、背面発光型である場合、第1電極430は、透明電極より備えられ、第2電極440は、反射電極より備えられてもよく、両面発光型である場合、第1電極430及び第2電極440が何れも透明電極より備えられてもよい。
有機発光層450は、低分子または高分子有機層が使用されうる。低分子有機層を使用する場合、有機発光層450は、ホール注入層(Hole Injection Layer:HIL)、ホール輸送層(Hole Transport Layer:HTL)、有機発光層(Emission Layer:EML)、電子輸送層(Electron Transport Layer:ETL)、及び電子注入層(Electron Injection Layer:EIL)などが単一あるいは複合構造で列挙された順に積層されて形成されてもよく、第1電極430及び第2電極440の機能が逆である場合、すなわち、第1電極430がカソード電極であり、第2電極440がアノード電極である場合には、有機発光層450は、前記列挙された順序の逆順に積層されて形成されてもよく、使用可能な有機材料も、銅フタロシアニン(CuPc)、N,N−ジ(ナフタレン−1−イル)−N,N’−ジフェニル−ベンジジン(NPB)、及びトリス−8−ヒドロキシキノリンアルミニウム(Alq3)などをはじめとして多様に適用可能である。それらの低分子有機層は、真空蒸着の方法で形成される。
高分子有機層の場合、有機発光層450は、ホール輸送層(HTL)及び発光層(EML)を備えた構造を有してもよく、この時、前記HTLとしてPEDOTを使用し、発光層としてPPV(Poly−Phenylene Vinylene)系及びポリフルオレン系などの高分子有機物質を使用し、これをスクリーン印刷やインクジェット印刷法等で形成できる。
このように、有機電界発光素子を形成した後、その上部を密封して外気から有機電界発光素子を遮断する。
図5は、図4に示す有機電界発光素子の他の実施の形態を示す図である。本実施の形態に係る有機電界発光素子は、第1電極として図3に示す本発明に係る発光素子用の基板の電極が使用され、第2電極が平坦な面より形成されており、層間絶縁膜がライン状に形成されていることを除いては、図4に示す有機電界発光素子の構成と類似した構成を有する。
本実施の形態において、第1電極530は、図3に示す構成で形成されている。すなわち、基板501(バッファ層505)上に第1電極530が形成され、第1電極530は、ライン状に付着された金属ライン531と、金属ライン531を完全に覆う伝導性ポリマーのポリマーライン532と、を備える。したがって、本実施の形態での第1電極530も、図4の実施の形態と関連して説明された第1電極430と類似した特性を有する。
基板501上に(バッファ層505上に)、金属ライン531及びこの金属ライン531を完全に覆う伝導性ポリマーのポリマーライン532を備えた第1電極530をライン状に形成し、第1電極530上に、図4と関連して説明したような表面処理を実施した後、第2電極540との絶縁のための絶縁膜520を形成する。したがって、表面処理された第1電極530上には絶縁膜520が形成されず、隣接した第1電極530間の空間に絶縁膜520が形成されうる。この場合、絶縁膜520は、第1電極530上に行われる表面処理のパターンによって、第1電極530間の空間にライン状に形成されてもよく、表面処理が第1電極530に沿って不連続的に行われた場合には、絶縁膜520は格子形状に形成されうるため、絶縁膜520は、第1電極530及び第2電極540の絶縁機能と画素とを定義する機能とを有する。
絶縁膜520により露出された第1電極530上に有機発光層550を形成する。有機発光層550は、図4と関連して説明した有機発光層450と同じであるため、これについての詳細な説明は省略する。
第1電極530と対向した第2電極540は、有機発光層550及び絶縁膜520を何れも覆うように、すなわち、有機電界発光素子の全面にわたって形成されてもよく、第1電極530または有機発光層550のうち、何れか一つが所定パターンで形成された場合には、このパターンに対応するように形成されてもよい。
また、図5では、ポリマーライン532が金属ライン531を完全に覆って第1電極530を構成すると示されているが、図2に示すように、ポリマーライン532は、金属ライン531を部分的に覆って第1電極530を構成してもよい。この場合、絶縁膜520は、ポリマーライン532により覆われていない金属ライン531の一部を覆うように形成されることが好ましい。
一方、図4及び図5に示す本発明に係る発光素子用の電極を採択した有機電界発光素子は、受動駆動型(Passive Matrix type:PM type)の一例として説明したものであって、本発明に係る発光素子用の電極を採択する発光素子、詳細には、有機電界発光素子は、能動駆動型(Active Matrix type:AM type)で構成されてもよく、このような形態の実施の形態が図6に示されている。
図6を参照すれば、基板601上にバッファ層605が形成され、このバッファ層605上にゲート電極611が形成される。このゲート電極611上に、ソース/ドレイン電極613とゲート電極611との絶縁のためにゲート絶縁膜612が形成され、このゲート絶縁膜612上にソース/ドレイン電極613が形成され、ソース/ドレイン電極613上にソース/ドレイン電極613とコンタクトされるように半導体層614が形成される。この状態で、ソース/ドレイン電極613のうち、何れか一つ(図6では、613b)と、第1電極630の接続のためのコンタクトホールとを備えた平坦化膜615が形成され、平坦化膜615上に図1及び図3と関連して説明した発光素子用の電極からなりうる第1電極630が、ソース/ドレイン電極のうち、何れか一つ613bと接続するように形成される。また、第1電極630上に開口部621を備え、第2電極640との絶縁のための画素定義膜620が形成され、発光機能を有する有機発光層650が画素定義膜620に形成された開口部621を介して第1電極630上に形成され、有機発光層650及び画素定義膜620を覆う第2電極640が形成される。
基板601は、本発明の好ましい実施の形態に係る電極に使用された基板1と同じガラス基板、プラスチック基板、または金属基板を備える。基板601上に不純物またはイオンの浸透及び拡散を防止するバッファ層605が形成され、バッファ層605は、前述したバッファ層405,505と同じ構成を有しうる。
バッファ層605上にゲート電極611が形成される。ゲート電極611上にソース/ドレイン電極613との絶縁のためのゲート絶縁膜612が形成され、ゲート絶縁膜612は、有機絶縁膜、無機絶縁膜、または有機無機混成膜であってもよく、それらの単一構造または多層構造からなる。ソース/ドレイン電極613は、ソース電極613aとドレイン電極613bとを備え、それらを互いに連結するチャンネル機能を有する半導体層614がソース電極613a、ゲート絶縁膜612、及びドレイン電極613bにわたって形成されている。半導体層614は、無機半導体または有機半導体を使用して形成されうる。
このように、ゲート電極611、ゲート絶縁膜612、ソース/ドレイン電極613、及び半導体層614が結合されて薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)が構成されうる。このような構成のTFTは、画素を駆動するための駆動TFTであって、この駆動TFTは、スイッチングTFT(図示せず)を介して伝えられるデータ信号により、有機電界発光素子に流入される電流量を決定する。
このような駆動TFTと接続される第1電極630を設置するために、ソース/ドレイン電極613、半導体層614、及びゲート絶縁膜612を何れも覆う平坦化膜615が形成される。平坦化膜615は、第1電極630を設置するための基礎としての機能と、ソース/ドレイン電極613と第1電極630とを互いに絶縁させる機能と、を有し、第1電極630がソース/ドレイン電極613のうち、何れか一つと接続されうるコンタクトホール615aを備える。平坦化膜615は、ゲート絶縁膜612と同じく有機絶縁膜、無機絶縁膜、または有機無機混成膜からなってもよく、それらの単一構造または積層構造より構成されてもよい。
平坦化膜615上に、コンタクトホール615aを介してソース/ドレイン電極613のうち、何れか一つと接続する第1電極630が配置される。第1電極630は、本発明の好ましい実施の形態に係る発光素子用の電極であって、基板601上に(平坦化膜615上に)配置された金属層構造体または金属ライン631と、金属層構造体または金属ライン631を完全に覆う伝導性ポリマーのポリマー層構造体またはポリマーライン632とを備える。金属層構造体または金属ライン631と、ポリマー層構造体またはポリマーライン632とは、図1ないし図3と関連して説明された金属層構造体または金属ライン2、及びポリマー層構造体またはポリマーライン3にそれぞれ対応する。また、ポリマー層構造体またはポリマーライン632は、平坦化膜615を貫通して提供されたコンタクトホール615aを介してソース/ドレイン電極613のうち、何れか一つと接続する。このように構成された第1電極630は、図4の実施の形態と関連して説明された第1電極430と類似した特性を有する。
この第1電極630を覆うように絶縁物質を含む画素定義膜620が形成され、この画素定義膜620に開口部621が形成されて、第1電極630を露出させる。画素定義膜620は、有機絶縁膜、無機絶縁膜、または有機無機混成膜より形成され、それらの単一構造または多層構造からなり、インクジェットプリンティング方式により成形されうる。画素定義膜620の形成方式は、図4の実施の形態と関連して説明された層間絶縁膜420の形成方式と同一であるため、これについての詳細な説明は省略する。
そして、画素定義膜620の開口部621に対応するように、有機発光層650が第1電極630を覆うように形成され、この有機発光層650上に第1電極630と対向した第2電極640が形成される。有機発光層650は、図4及び図5と関連して説明した有機発光層と同じ構成を有しうる。第2電極640は、発光素子の全体画素を覆うように形成されうるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、第1電極630が所定形状の画素に対応するようにパターン化された場合には、このパターンに相応するようにパターン化されてもよい。
以上、本発明に係る発光素子の実施の形態として有機電界発光素子を説明したが、本発明は、液晶ディスプレイ素子または電界放出ディスプレイ素子のような他の形態の発光素子にも同じく適用されうる。
本発明は、図示された実施の形態を参考に説明されたが、これは、例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施の形態が可能であるということが理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決まらねばならない。
本発明は、電子装置のディスプレイ関連の技術分野に好適に適用され得る。
基底基板、ライン状の金属構造体及び連続したポリマー層を備える本発明に係る基板の概略的な断面図である。 基底基板、ライン状の金属構造体及びライン状のポリマー構造体を備える本発明に係る基板の概略的な断面図である。 図2の実施の形態の変形例を図示する概略的な断面図である。 本発明に係る発光素子の実施の形態を示す断面図である。 本発明に係る発光素子の実施の形態を示す断面図である。 本発明に係る発光素子の実施の形態を示す断面図である。
符号の説明
1 基底基板、
2 金属ライン、
3 構造体、
4 ポリマーライン。

Claims (34)

  1. 基底基板と、
    前記基底基板上に配置され、ライン状に形成された金属より構成された層構造体と、
    前記金属の層構造体上に配置された伝導性ポリマーの層構造体と、
    を備え、
    前記伝導性ポリマーの層構造体は、前記金属より構成された層構造体の少なくとも上面および一側面が覆われるように、ライン状に形成されることを特徴とする発光素子用の基板。
  2. 前記金属は、銀、銅、および金よりなる群から選択される何れか一種であることを特徴とする請求項1に記載の発光素子用の基板。
  3. 前記金属の層構造体は、ライン状に形成された複数の金属ラインより形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光素子用の基板。
  4. 前記金属ラインは、50μmないし150μmの幅と10nmないし200nmの高さとを有し、隣接した金属ライン間の距離は、100μmないし1500μmであることを特徴とする請求項3に記載の発光素子用の基板。
  5. 前記伝導性ポリマーは、ポリエチレンジオキシチオフェンまたはポリアニリンであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発光素子用の基板。
  6. 前記伝導性ポリマーの層構造体は、層厚が30nmないし300nmである連続層より形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発光素子用の基板。
  7. 前記伝導性ポリマーの層構造体は、ライン状に形成された複数のポリマーラインより形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の発光素子用の基板。
  8. 前記ポリマーラインは、100μmないし400μmの幅と、10nmないし200nmの高さとを有し、隣接したポリマーライン間の距離は、100μmないし1500μmであることを特徴とする請求項7に記載の発光素子用の基板。
  9. 前記伝導性ポリマーの層構造体において、前記ポリマーラインは、前記金属ラインの少なくとも上面および一側面をうように形成されることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の発光素子用の基板。
  10. 前記伝導性ポリマーの層構造体において、前記ポリマーラインは、前記金属ラインを完全に覆うことによって埋設されるように形成されることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の発光素子用の基板。
  11. ライン状の金属の層構造体が伝導性ポリマーによって少なくとも上面および一側面を覆うように形成される、伝導性ポリマー構造体を有する発光素子用の基板の製造方法であって、
    基底基板上に、50μmないし150μmの幅と10nmないし200nmの高さを有する金属層を付着するステップと、
    100μmないし400μmの幅と10nmないし200nmの高さを有する、伝導性ポリマーの層構造体を付着するステップと、
    を含むことを特徴とする発光素子用の基板の製造方法。
  12. 前記ライン状に付着された金属ラインは、金属を含むインクのインクジェットプリンティングにより付着されたことを特徴とする請求項11に記載の発光素子用の基板の製造方法。
  13. 前記伝導性ポリマーは、スピンコーティングまたはプリンティングにより付着されたことを特徴とする請求項11または請求項12に記載の発光素子用の基板の製造方法。
  14. 銀、銅、および金よりなる群から選択される何れか一種は、前記金属として使用され、
    ポリエチレンジオキシチオフェンまたはポリアニリンは、前記伝導性ポリマーとして使用されることを特徴とする請求項11〜請求項13のいずれか一項に記載の発光素子用の基板の製造方法。
  15. 基底基板上に配置され、50μmないし150μmの幅と10nmないし200nmの高さとを有する金属より構成された層と、
    前記金属の層構造体上に100μmないし400μmの幅と10nmないし200nmの高さを有する伝導性ポリマーの層と、
    を備え、
    前記金属層は、前記伝導性ポリマー層によって少なくとも上面および一側面が覆われるように、ライン状に形成されることを特徴とする発光素子用の電極。
  16. 前記金属は、銀、銅、および金よりなる群から選択される何れか一種であることを特徴とする請求項15に記載の発光素子用の電極。
  17. 前記金属層は、ライン状に形成された複数の金属ラインより形成されたことを特徴とする請求項15または請求項16に記載の発光素子用の電極。
  18. 前記金属ラインは、50μmないし150μmの幅と、10nmないし200nmの高さとを有し、隣接した金属ライン間の距離は、100μmないし1500μmであることを特徴とする請求項17に記載の発光素子用の電極。
  19. 前記伝導性ポリマーは、ポリエチレンジオキシチオフェンまたはポリアニリンであることを特徴とする請求項15〜請求項18のいずれか一項に記載の発光素子用の電極。
  20. 前記伝導性ポリマーの層構造体は、層厚が30nmないし300nmである連続層より形成されたことを特徴とする請求項15から請求項19のいずれか一項に記載の発光素子用の電極。
  21. 前記伝導性ポリマーの層構造体は、ライン状に形成された複数のポリマーラインより形成されたことを特徴とする請求項19または請求項20に記載の発光素子用の電極。
  22. 前記ポリマーラインは、100μmないし400μmの幅と、10nmないし200nmの高さとを有し、隣接したポリマーライン間の距離は、100μmないし1500μmであることを特徴とする請求項21に記載の発光素子用の電極。
  23. 前記伝導性ポリマーの層構造体において、前記ポリマーラインは、前記金属ラインの少なくとも上面および一側面をうように形成されることを特徴とする請求項21または請求項22に記載の発光素子用の電極。
  24. 前記伝導性ポリマー層構造体において、前記ポリマーラインは、前記金属ラインを完全に覆うことによって埋設するように形成されることを特徴とする請求項21〜請求項23いずれか一項に記載の発光素子用の電極。
  25. 基底基板上に配置され、50μmないし150μmの幅と10nmないし200nmの高さとを有する金属より構成された層構造体、及び前記金属の層構造体上に配置された、100μmないし400μmの幅と10nmないし200nmの高さを有する伝導性ポリマーの層を備え、前記金属層は、前記伝導性ポリマー層によって少なくとも上面および一側面が覆われるように、ライン状に形成される伝導性ポリマー層構造体からなる第1電極と、
    前記第1電極と対向された第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に介在される発光層と、を備えることを特徴とする発光素子。
  26. 前記金属は、銀、銅、および金よりなる群から選択される何れか一種であることを特徴とする請求項25に記載の発光素子。
  27. 前記金属の層構造体は、ライン状に形成された複数の金属ラインより形成されたことを特徴とする請求項25または請求項26に記載の発光素子。
  28. 前記金属ラインは、50μmないし150μmの幅と、10nmないし200nmの高さとを有し、隣接した金属ライン間の距離は、100μmないし1500μmであることを特徴とする請求項27に記載の発光素子。
  29. 前記伝導性ポリマーは、ポリエチレンジオキシチオフェンまたはポリアニリンであることを特徴とする請求項25〜請求項28のいずれか一項に記載の発光素子。
  30. 前記伝導性ポリマーの層構造体は、層厚が30nmないし300nmである連続層より形成されたことを特徴とする請求項25から請求項29のいずれか一項に記載の発光素子。
  31. 前記伝導性ポリマーの層構造体は、ライン状に形成された複数のポリマーラインより形成されたことを特徴とする請求項25から請求項30のいずれか一項に記載の発光素子。
  32. 前記ポリマーラインは、100μmないし400μmの幅と、10nmないし200nmの高さとを有し、隣接したポリマーライン間の距離は、100μmないし1500μmであることを特徴とする請求項31に記載の発光素子。
  33. 前記ポリマーラインは、前記金属ラインの少なくとも上面および一側面をうように形成されることを特徴とする請求項31または請求項32に記載の発光素子。
  34. 前記ポリマーラインは、前記金属ラインを完全に覆うことによって埋設するように形成されることを特徴とする請求項31または請求項32に記載の発光素子。
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