JP4732082B2 - 放送受信端末及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、視聴契約情報を受信することにより、デジタル放送の有料番組の視聴が可能な放送受信端末及びその制御方法に関する。
近年、米国や日本をはじめとする先進各国において、車や電車での移動中や屋外で楽しめる個人向けの放送サービスであるいわゆるモバイル放送(http://www.mbco.co.jp)が放送開始され普及してきている。特に、日本におけるモバイル放送では、音声番組が約30ch、映像番組が約10ch及びデータ情報サービス約60タイトルのマルチチャンネル放送をいつでも、何処でも楽しむことができるサービス体系を有している。
モバイル放送は、Sバンドと呼ばれる2.6GHz帯の電波を使用するものであり、固定受信端末、携帯受信端末、車載受信端末等のあらゆる受信端末に向けての放送が可能となっている。
モバイル放送では、現在パラボラアンテナで受信している衛星放送の約10倍という出力で電波が届くため、無指向性の小型アンテナでの受信が可能になる。また、全国同一放送なので、地域を移動した場合でもチャンネルの切り替えが不要となる。
また、上述した番組の配信には、7.2Mbpsという高速なデータ伝送が利用される。また、モバイル放送では、赤道上空3万6000キロメートルにある衛星からの電波を利用するため、ビル影や山間部、トンネル等で受信できない虞があるが、地上のビルの屋上等で受信した電波を再送信するギャップフィラーという仕組みが用意されている。
ギャップフィラーでは、衛星からの12GHz帯の電波をパラボラアンテナで受信し、2.6GHzに周波数変換して専用アンテナで再送信を行う。つまり、衛星からは、常時2種類の電波が出ていることになる。
一方で、地上波デジタルのモバイル機器向け放送も2006年3月を目処に開始を予定している。このモバイル向けの地上波デジタル放送では1セグメント放送方式の採用が予定されており、PDAや携帯電話等の超小型携帯受信機器でもそれらのコンテンツの受信が可能になる。
ここで、1セグメント放送とは、地上波デジタル放送での1セグメントを使用するものである。すなわち、地上波デジタル放送で放送局に与えられる帯域は13のセグメントに分けられる。そのうちの12セグメントは通常の放送サービスに使われる。ハイビジョン放送(HD)を行うのであれば12セグメントをまるまる使うことになるし、標準放送(SD)を行うのであれば4セグメントずつの3チャンネルが放送できる。
そこで、残る1セグメントを使用し、携帯電話等による移動受信サービスが行われることから、ワンセグ・モバイル(1セグメント放送)という呼ばれ方がされている。地上波放送がデジタル化されることによる視聴者側のメリットとしては、高画質・高音質のデジタルハイビジョン放送が視聴できることや、双方向のデータ放送が利用できることや、鮮明な画像で移動受信が可能になること等が挙げられる。
ところで、このようなデジタル放送にあっては、特に有料番組を視聴する場合、視聴契約情報となるCA(Conditional Access)情報を受け取らないと放送受信を行うことができないようになっている。
このようなCA情報は、有料番組とともに定期的に放送局から送信されるものであるが、その送信タイミングは受信加入者数や送信データの全データ量等により放送局側で決定されるため、放送受信端末側から見ればいつ送信されてくるのかが分からない。そのため、放送受信端末側では、CA情報を確実に受け取るために、まず少なくとも放送受信に関わる回路をCA情報が受信できるまで動作させておく必要がある。
この場合、特に携帯用の放送受信端末にあっては、二次電池の電力が不足していると、少なくとも放送受信に関わる回路への電力供給が停止し、CA情報の受信ができなくなってしまうおそれがある。その際、二次電池への充電を行ってからCA情報を受信することで、有料番組の視聴が可能となるが、二次電池への充電のための時間と充電後にCA情報が受信できるまでの時間とが必要となり、購入後あるいは有料番組の契約後に直ちに見たい番組を見ようとしても、その充電の時間とCA情報が受信できるまでの時間だけ待たされてしまうことも考えられる。
ちなみに、視聴契約情報を受信するものとして、特許文献1では、契約情報等の個別情報を一定期間複数回繰り返し伝送する個別情報データを含むデジタルテレビ信号を受信する際、デジタルテレビ信号受信手段の動作電源をオフした非動作状態時に、タイマー手段で設定された受信スタンバイ時間の間は、デジタルテレビ信号受信手段の動作電源を強制的にオンし、個別情報データを受信再生することで、自己宛に伝送される個別情報であるEMM(Entitlement
Management Message)情報を確実に受信するようにしたデジタルテレビ放送受信装置を提案している。
特開2000−59752号公報
ところが、特許文献1によるデジタルテレビ放送受信装置では、タイマー手段で設定された受信スタンバイ時間の間において、デジタルテレビ信号受信手段の動作電源を強制的にオンすることにより、無駄な電力消費を抑えることが可能となるが、EMM情報(個別情報)の受信が不要である場合もタイマー手段で設定された受信スタンバイ時間の間は、強制的にデジタルテレビ信号受信手段の動作電源がオンされてしまうことになる。
そのため、このような技術を携帯用の放送受信端末に適用すると、視聴契約情報となるEMM情報(個別情報)を含むCA情報の受信が不要である場合も放送受信に関わる回路がタイマー設定期間だけ強制的にオンされ、無駄な電力消費をすることになる。屋内で使用するなど、電源が常時確保できる状態にある場合は、受信スタンバイ時間にデジタルテレビ信号受信手段の動作電源を強制的にオンして無駄な電力消費をしても電池切れが問題となることはない。しかし、モバイル放送を受信する携帯受信端末など、二次電池を主な電源としている場合には、タイマーで間欠的に強制的にオンさせるようにして電力消費を少なくしたとしても電池の消耗が大きく、携帯用放送受信端末が早期に動作停止してしまう問題がある。また、従来技術では、二次電池の電力が不足していると、少なくとも放送受信に関わる回路への電力供給が停止し、CA情報の受信ができなくなってしまい、直ちに見たい番組を見ようとしても、充電の時間とCA情報が受信できるまでの時間だけ待たされてしまうことになる。
ちなみに、携帯用の放送受信端末では、見たい番組がいつでも見れるように、常に二次電池が満充電に近い状態にあることが理想であり、そのためには有料番組を視聴するためのCA情報の受信が必要であるときにのみ放送受信に関わる回路を動作させ、CA情報の受信が不要であるとき、放送受信に関わる回路を動作させないようにすることができれば、二次電池の消耗を抑制できると共に、二次電池の充電状態によらずにユーザの好みのタイミングでCA情報を迅速に取得することができるものと考えられる。
本発明は、上記問題点に鑑み、受信スタンバイ時間に、不必要なCA情報受信による無駄な電力消費をなくし、また、二次電池の充電状態によらずにユーザの好みのタイミングでCA情報を迅速に取得することができ、購入後あるいは有料番組の契約後に直ちに見たい番組を見ることができるようにすることにある。
本発明の請求項1に係る発明の要旨は、視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末において、当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池と、前記二次電池に充電処理を行う充電手段と、前記視聴契約情報を受信する視聴契約情報受信手段と、前記有料放送の放送信号を受信する放送受信手段と、受信した前記有料放送を再生する再生手段と、当該放送受信端末が待機状態にあるとき設定されたモードに応じて前記視聴契約情報受信手段を動作させることのできる制御手段を備え、前記制御手段は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、前記二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報受信手段を動作させる充電後スタンバイモードを実行できることを特徴とする放送受信端末に存する。
また、本発明の請求項2に係る発明の要旨は、視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末において、当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池と、前記二次電池に充電処理を行う充電手段と、前記視聴契約情報を受信する視聴契約情報受信手段と、前記有料放送の放送信号を受信する放送受信手段と、受信した前記有料放送を再生する再生手段と、当該放送受信端末が待機状態にあるとき設定されたモードに応じて前記視聴契約情報受信手段を動作させることのできる制御手段を備え、前記制御手段は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、前記二次電池の充電を開始すると共に前記視聴契約情報受信手段を動作させるスタンバイモードと、前記二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報受信手段を動作させる充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行できることを特徴とする放送受信端末に存する。
また、本発明の請求項3に係る発明の要旨は、視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末において、当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池と、前記二次電池に充電処理を行う充電手段と、前記視聴契約情報を受信する視聴契約情報受信手段と、前記有料放送の放送信号を受信する放送受信手段と、受信した前記有料放送を再生する再生手段と、当該放送受信端末が待機状態にあるとき設定されたモードに応じて前記視聴契約情報受信手段を動作させることのできる制御手段を備え、前記制御手段は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、前記二次電池の充電を開始すると共に前記視聴契約情報受信手段を動作させるスタンバイモードと、前記二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報受信手段を動作させる充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行できることを特徴とする放送受信端末に存する。
また、本発明の請求項に係る発明の要旨は、前記充電後スタンバイモードにおいて、前記二次電池の取り付けを検知して電池割り込み処理を発生させ、前記視聴契約情報受信手段の受信動作よりも前記二次電池の充電動作を優先して実行させる電池割り込み発生処理手段を備えたことを特徴とする請求項又は請求項のいずれかに記載の放送受信端末に存する。
また、本発明の請求項に係る発明の要旨は、前記制御手段は、メインシステム電源キーが切の状態を検出したときACアダプターが動作していない場合は、前記視聴契約情報受信手段を動作させない充電モードと、前記ACアダプターの動作開始を待って前記二次電池の充電を開始させると共に前記視聴契約情報受信手段を動作させるスタンバイモードと、前記ACアダプターの動作開始を待って前記二次電池を充電し該充電が完了した後に前記視聴契約情報受信手段を動作させる充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行できることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の放送受信端末に存する。
また、本発明の請求項に係る発明の要旨は、前記充電モードと前記充電後スタンバイモードにおける前記二次電池の充電は、スタンバイモードにおける充電よりも高速で充電させることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか一項に記載の放送受信端末に存する。
また、本発明の請求項に係る発明の要旨は、視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末の制御方法において、当該放送受信端末が待機状態にあるときの動作モードを前記視聴契約情報の受信動作を変えた複数種のモードのうちのいずれかに設定できる動作モード設定工程と、当該放送受信端末が待機状態にあるとき前記視聴契約情報の受信を前記設定された動作モードに応じて実行する制御工程を備え前記制御工程は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報の受信を開始する充電後スタンバイモードを実行することを特徴とする放送受信端末の制御方法に存する。
また、本発明の請求項に係る発明の要旨は、視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末の制御方法において、当該放送受信端末が待機状態にあるときの動作モードを前記視聴契約情報の受信動作を変えた複数種のモードのうちのいずれかに設定できる動作モード設定工程と、当該放送受信端末が待機状態にあるとき前記視聴契約情報の受信を前記設定された動作モードに応じて実行する制御工程を備え、前記制御工程は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、前記設定された動作モードに応じて、当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池の充電を開始すると共に前記視聴契約情報の受信を開始するスタンバイモードと、前記二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報の受信を開始する充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行することを特徴とする放送受信端末の制御方法に存する。
また、本発明の請求項に係る発明の要旨は、視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末の制御方法において、当該放送受信端末が待機状態にあるときの動作モードを前記視聴契約情報の受信動作を変えた複数種のモードのうちのいずれかに設定できる動作モード設定工程と、当該放送受信端末が待機状態にあるとき前記視聴契約情報の受信を前記設定された動作モードに応じて実行する制御工程を備え、前記制御工程は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、前記設定された動作モードに応じて、前記視聴契約情報を受信しない充電モードと、当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池の充電を開始すると共に前記視聴契約情報の受信を開始するスタンバイモードと、前記二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報の受信を開始する充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行することを特徴とする放送受信端末の制御方法に存する。
また、本発明の請求項10に係る発明の要旨は、前記充電後スタンバイモードにおいて、前記二次電池の取り付けを検知して電池割り込み処理を発生させ、前記視聴契約情報の受信動作よりも前記二次電池の充電動作を優先して実行させることを特徴とする請求項又は請求項のいずれかに記載の放送受信端末の制御方法に存する。
また、本発明の請求項11に係る発明の要旨は、前記制御工程は、メインシステム電源キーが切の状態を検出してACアダプターが動作していない場合は、前記設定された動作モードに応じて、前記視聴契約情報を受信しない充電モードと、前記ACアダプターの動作開始を待って当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池の充電を開始すると共に前記視聴契約情報の受信を開始するスタンバイモードと、前記ACアダプターの動作開始を待って前記二次電池を充電し該充電が完了した後に前記視聴契約情報の受信を開始する充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行することを特徴とする請求項乃至請求項10のいずれか一項に記載の放送受信端末の制御方法に存する。
また、本発明の請求項12に係る発明の要旨は、前記充電モードと前記充電後スタンバイモードにおける前記二次電池の充電は、スタンバイモードにおける充電よりも高速で充電させることを特徴とする請求項乃至請求項11のいずれか一項に記載の放送受信端末の制御方法に存する。
本発明の放送受信端末及びその制御方法によれば、制御手段により、制御モードに応じて二次電池への充電処理と同時に視聴契約情報の抽出処理が行われるため、購入後あるいは有料番組の契約後に直ちに見たい番組を見ようとするとき、二次電池の電力が不足している場合であっても、二次電池への充電が完了するまで待たずに、視聴契約情報を迅速かつ確実に取得することができる。
また、本発明の放送受信端末及びその制御方法によれば、制御手段により、第1制御モード(スタンバイモード)又は第2制御モード(充電後スタンバイモード)に応じて充電処理及び抽出処理の制御が行われるため、ユーザが視聴契約情報の取得したい時期を自由に選択することができるとともに、二次電池の充電状態によらずにユーザの好みのタイミングで視聴契約情報を迅速に取得することができる。
また、本発明の放送受信端末及びその制御方法によれば、制御手段により、視聴契約情報の抽出処理が必要ない場合には、視聴契約情報の抽出処理のための電源供給を行わないようにして、高速に二次電池を充電することができる。
また、本発明の放送受信端末及びその制御方法によれば、第2制御モード(充電後スタンバイモード)の処理中に二次電池を後から取り付けても、二次電池の充電を優先して高速充電し、充電が終了した後にスタンバイモードに移行することができる。
本実施形態での放送受信端末及びその制御方法では、購入後あるいは有料番組の契約後に直ちに見たい番組を見ようとするときは、制御手段により、制御モードに応じて二次電池への充電処理と同時に視聴契約情報の抽出処理が行われるようにし、二次電池の電力が不足している場合であっても、二次電池への充電が完了するまで待たずに、視聴契約情報を迅速かつ確実に取得することができるようにした。
また、本実施形態での放送受信端末及びその制御方法では、視聴契約情報の取得が二次電池の充電完了後でもよいときには、制御手段により、二次電池を高速充電処理後に抽出処理の制御が行われるようにした。
また、本発明の放送受信端末及びその制御方法によれば、視聴契約情報の抽出処理が必要ないときには、制御手段により、視聴契約情報の抽出処理のための電源供給を行わないようにして、高速に二次電池を充電することができるようにした。
また、本実施形態での放送受信端末及びその制御方法では、視聴契約情報の取得が二次電池の充電完了後でもよい場合、あるいは直ちに取得したい場合などがあることを考慮し、制御手段により、第1制御モード又は第2制御モードに応じて充電処理及び抽出処理の制御が行われるようにし、ユーザが視聴契約情報の取得したい時期を自由に選択することができるとともに、二次電池の充電状態によらずにユーザの好みのタイミングで視聴契約情報を迅速に取得することができるようにした。
また、本実施形態での放送受信端末及びその制御方法では、第2制御モード(充電後スタンバイモード)の処理中に二次電池を後から取り付けても、二次電池の充電を優先して高速充電し、充電が終了した後にスタンバイモードに移行することができるようにした。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の放送受信端末の一実施形態を示す図、図2は、図1の放送受信端末による動作を説明するためのフローチャート、図3は、図1の放送受信端末における設定画面の一例を示す図である。
図1に示すように、放送受信端末は、アンテナ1、フロントエンド2、分離回路(DEMUX)3、音声処理部4、AMP5、スピーカ6、映像処理部7、OSD回路8、表示部9、メインマイコン10、画面メモリ11、サブマイコン12、操作部13、充電制御部14、二次電池15を備えている。ここで、放送受信に関わるメイン回路とは、少なくともフロントエンド2、分離回路(DEMUX)3である。また、点線で囲った領域はスタンバイモードのとき動作する部分を示し、一点鎖線で囲った領域は充電モードのとき動作する部分である。
また、フロントエンド2は受信手段を構成し、音声処理部4、AMP5、スピーカ6、映像処理部7、OSD回路8、表示部9は再生手段を構成し、分離回路(DEMUX)3は抽出手段を構成し、操作部13は選択手段を構成し、充電制御部14は充電手段を構成し、メインマイコン10、サブマイコン12は制御手段を構成している。さらに、メインマイコン10は第2制御手段を構成し、サブマイコン12は第1制御手段を構成している。
アンテナ1は、映像放送、音声放送及びデータ放送の各種チャンネルのRF信号を受信する。フロントエンド2は、受信した各種チャンネルのうち、図示しないリモコン等によるユーザの選択操作に応じてその受信チャンネルを選択し、そのRF信号をデジタル信号に変換した後、デスクランブルを行う。
分離回路(DEMUX)3は、フロントエンド2からのデジタル信号を、映像データ、音声データ、EPG(電子番組表)情報、視聴契約情報としてのEMM情報(個別情報)を含むCA情報(契約者情報)等のデータに分離する。音声処理部4は、分離回路(DEMUX)3からの音声データをデコードしアナログの音声信号に変換して出力する。
AMP5は、音声処理部4からのアナログの音声信号を増幅する。スピーカ6は、AMP5によって増幅された音声信号を出力する。映像処理部7は、分離回路(DEMUX)3からの映像データをデコードしアナログの映像信号に変換して出力する。OSD回路8は、表示部9に対してオンスクリーン表示を行わせる。表示部9は、映像処理部7からの映像信号の表示と、オンスクリーン表示とを行う。
メインマイコン10は、各部の動作を制御し、さらにサブマイコン12との間でデータのやり取り行うとともに、ユーザの選択操作に応じて後述の充電モード、充電後スタンバイモード、スタンバイモードのいずれかのモードを実行する。
ここで、充電モードとは、メインシステム電源キーが『切』のとき、二次電池15への充電のみを行い、CA情報の受信は行わない動作である。この場合、上述した一点鎖線で囲った領域の部分のみを動作させ、二次電池15への充電を高速で行う。
また、第2制御モードである充電後スタンバイモードとは、メインシステム電源キーが『切』のとき、二次電池15への充電を高速で行い、充電終了後に、CA情報の受信に移行する動作である。この場合、まず上述した一点鎖線で囲った領域の部分のみが動作された後、上述した点線で囲った領域の部分が動作される。
また、第1制御モードであるスタンバイモードとは、メインシステム電源キーが『切』のとき、CA情報を受信状態としておき、同時に二次電池15への充電も行う動作である。この場合、上述した点線で囲った領域の部分が動作される。
なお、音声出力と映像出力に関わる回路である、少なくとも音声処理部4、AMP5、スピーカ6、映像処理部7、OSD回路8、表示部9は、ユーザによってメインシステム電源キーが『入』とされたとき、メインマイコン10によって動作されるようになっている。
画面メモリ11には、表示部9に対してオンスクリーン表示を行わせるための画面データ等が格納されている。画面データとしては、後述の省エネ設定画面や省エネスタンバイ設定画面等である。サブマイコン12は、メインシステム電源のON/OFFを管理するものであり、操作部13からのメインシステム電源キーの入/切の選択やOSD上のモード選択等の情報をメインマイコン10に通知するとともに、二次電池15に対して充電が行われるとき充電制御部14へ充電開始信号を出力する。操作部13は、ユーザからのメインシステム電源キーの入/切の選択やOSD上のモード選択等の指示を受け付ける。
なお、メインシステム電源キーの入/切の選択とは、ユーザがメインシステム電源をON/OFFさせようとして操作部13のメインシステム電源キーを操作する行為を指しており、実際にメインシステム電源をON/OFFさせるのは操作部13からの入力、メインマイコン10からの指令などに基づきサブマイコン12が二次電池15の出力をON/OFF制御するものである。すなわち、操作部13のメインシステム電源キーが『切』のとき、音声処理部4、AMP5、スピーカ6、映像処理部7、OSD回路8、表示部9の電源はOFFされるが、上述した一点鎖線で囲った領域の部分、上述した点線で囲った領域の部分をどのようにON/OFF制御するかは、上記充電モード、第1制御モード、第2制御モードによって異なっている。
充電制御部14は、サブマイコン12からの充電開始信号を受け取ると、二次電池15に対して充電を行わせるとともに、二次電池15への充電が終了すると、その終了をサブマイコン12に通知する。なお、二次電池15への充電は、二次電池15が装着されていて、さらに図示しない外部電源としてのACアダプターの電源が供給されているときに行われる。また、二次電池15への充電の終了は、二次電池15への充電が終了したとき、ACアダプターの電源の供給が停止したとき、二次電池15が外されたときのいずれかで通知される。二次電池15は、メインシステム電源とされるものであり、図示しないACアダプターからの電源により充電されるとともに、放送受信端末本体に対して所定の部位に着脱自在に装着されるものである。
次に、放送受信端末による動作について説明する。
まず、図3(a)に示すような省エネ設定画面が表示部9にオンスクリーン表示されているものとする。この省エネ設定画面は、『オフタイマー設定』、『明るさ設定』、『スタンバイ設定』の項目を有した表示内容となっている。
次いで、図2に示すように、ステップS1において、省エネ設定画面から『スタンバイ設定』の項目が選択されると、図3(b)に示すような省エネスタンバイ設定画面が表示部9にオンスクリーン表示される。この省エネスタンバイ設定画面は、『充電』、『充電後スタンバイ』、『スタンバイ』の項目を有した表示内容となっており、ユーザによっていずれかの項目が選択される選択画面でもある。
ステップS2において、この省エネスタンバイ設定画面から『充電』、『充電後スタンバイ』、『スタンバイ』の項目のいずれかを選択することで、充電、充電後スタンバイ、スタンバイのそれぞれのモードフラグを設定するステップS3、S4、S5に移行する。
この場合、例えば図示しないメモリ内に充電モード、充電後スタンバイモード、スタンバイモードのそれぞれのフラグを用意しておき、『充電』、『充電後スタンバイ』、『スタンバイ』の項目のいずれかが選択されたとき、ステップS3、S4、S5のそれぞれにおいて、各モードに対応するフラグが設定される。以下のステップにおいて、このフラグに基づいて、充電モード、充電後スタンバイモード、スタンバイモードのいずれかに移行することができる。
次いで、ステップS6において放送受信端末のメインシステム電源キーが『切』であることを検出した後、ステップS7においてACアダプターが動作しているか否かの確認が行われる。そして、ACアダプターが動作していることが確認される(YESの場合)と、ステップS8のスタンバイモードフラグ判別に進むが、ACアダプターが動作していない(NOの場合)場合はステップS9に進む。ステップS9に進む場合はACアダプターが動作しておらず放送受信端末が二次電池15により動作している状態である。
ステップS8のモードフラグ判別においては、ユーザにより設定されたモードフラグを判別して各モード処理へ進む。すなわち、そのフラグが充電モードであればステップS10に進み、充電後スタンバイモードであれば、ステップS31に進み、スタンバイモードであればステップS20に進む。
また、ステップS9のモードフラグ判別においては、ユーザにより設定されたモードのフラグ判別して各モード処理へ進む。すなわち、そのフラグが充電モードであればステップS10に進み、充電後スタンバイモードであれば、ステップS27に進み、スタンバイモードであればステップS22に進む。
ここで、まずステップS10の充電モードは、ステップS8、ステップS9でスタンバイモードフラグが充電モードであると判別された場合に実行される処理であり、その処理が実行されるとき、ステップS10において、メインマイコン10からサブマイコン12へメインシステム電源終了要求が発行される。ここでの終了理由は、メインシステム電源終了要求の発行に含まれるものであり、充電待機となる。
このとき、サブマイコン12は、ステップS11においてメインシステム電源をOFFし、ステップS12において充電待機状態となる。ここでの充電待機とは、一般的な待機状態であり、充電の条件が揃った場合に充電を開始したり、メインシステム電源キーが『入』とされたときにメインシステム電源を起動したりすることができる状態である。
一方、ステップS8において充電後スタンバイモードと判断された場合は、ステップS31に進む。
ステップS31は電池割り込み設定を行う処理工程である。二次電池15は取り外しが可能なので、二次電池15が図2のフローチャートの処理がスタートする時点で既に取り付いている場合、取り付いていない場合が考えられ、また、本処理の途中で取り付けたりする場合が考えられる。そこで、二次電池15が処理の途中で取り付けられることを想定してステップS31の電池割り込み設定処理工程を設けてある。
ステップS31における電池割り込み設定は、処理の途中で二次電池15が取り付けられ割り込みが発生したとき、ステップS13に進むようにする設定である。このためステップS32として電池割り込み発生の処理工程が設けられている。ステップS32は、充電スタンバイモードとしての処理を行っているときに二次電池15が取り付けられたことを検知したときステップS13に進めという割り込み処理を発生する工程である。なお、「充電スタンバイモードとしての処理を行っているとき」とはスタンバイモードのフラグが充電後スタンバイのモードに設定されてステップS20〜S26を処理しているときである。
このステップS31、S32が設けられていることにより、充電後スタンバイモードの処理中に、後から二次電池15が取り付けられた場合には、ステップS13に進むことができる。
ステップS13では充電中であるか否かが判別される。このステップS13は上記のようにステップ31の後に実行される場合と、電池割り込みが発生したときにステップ32の割り込み処理として実行される場合がある。
ステップS13において充電中である(YES)と判断された場合はステップS14においてメインマイコン10からサブマイコン12へメインシステム電源終了要求が発行され、充電中でなければ(NOの場合)ステップS20以下のスタンバイモードの処理に移行する。なお、ステップS14での終了理由は、上記同様に、メインシステム電源終了要求の発行に含まれるものであり、充電後起動となる。
ステップS13において充電中である(YES)と判断される場合は二次電池15が満充電状態にない場合が考えられ、充電中でない(NO)と判断される場合は二次電池15が満充電状態にある場合、或いは二次電池15が取り付けられていない場合が考えらる。
上記ステップS31、S32の説明で、二次電池15が後から取り付けられたとき電池割り込み信号を発生させ、ステップS13の処理に進ませることを述べたが、電池割り込み設定のステップS31、電池割り込み信号発生のステップS32がないと、二次電池15が取り付けられていない状態でステップS13の処理を実行した場合ステップ20に進んでしまい、後から二次電池15が取り付けられても二次電池15を優先して充電する充電後スタンバイモードに進むことができない。このため後から二次電池15が取り付けられ場合には割り込み処理によりステップS13の処理に進ませるのである。これにより、後から二次電池15が取り付けられた場合には、まず、二次電池15の充電を優先して高速充電し、充電終了した後にスタンバイモードに移行する充電後スタンバイモードに進むことができる。
ステップ14において、サブマイコン12がメインシステム電源終了要求を受け取ると、ステップS15においてメインシステム電源をOFFとし、ステップS16の充電モードに進む。ここでは、サブマイコン12が充電モードを低速から高速に切り替える。これは、充電モードではCA情報の受信が不要となり、放送受信に関わるメイン回路である上述した少なくともフロントエンド2、分離回路(DEMUX)3の動作が停止されることから、ACアダプターの定格での高速充電が可能となるためである。
充電中は、ステップS17において、サブマイコン12により充電制御部14からの充電終了通知が監視され、充電終了通知を受け取ると、ステップS18においてメインシステム電源がONされる。次にステップS19に進みサブマイコン12からメインマイコン10へ充電後起動とした起動理由が通知される。
メインマイコン10が充電後起動とした起動理由を受け取ると、ステップS20以下のスタンバイモードの処理に移行する。なお、ここでのスタンバイモードは、ステップS8でのモードフラグ判別において、スタンバイモードであるとき、又はステップS13で充電中でないと判別されたとき(NOの場合)も移行する。
ステップS20において、メインマイコン10は、スタンバイモードに移行するとき、不必要な回路の動作を停止させる。ここでの不必要な回路とは、音声出力と映像出力に関わる回路であり、少なくとも音声処理部4、AMP5、スピーカ6、映像処理部7、OSD回路8、表示部9が含まれる。ただし、スタンバイモードでは、CA情報が受信状態とされるため、放送受信に関わるメイン回路である上述した少なくともフロントエンド2、分離回路(DEMUX)3が動作される。
次いでステップS21において、ACアダプターが動作しているか否かが判別される。これは、スタンバイモードではACアダプター動作を必要条件としているためである。このとき、ACアダプターが動作していない(NO)と判別されると、スタンバイモード解除のステップS22に進む。ステップS22は、ステップS9でモードフラグがスタンバイモードの場合にも実行される処理であり、このとき、メインマイコン10からサブマイコン12へメインシステム電源終了要求が発行される。この場合の終了理由は、ACアダプター電圧監視である。このモードは、ACアダプターが接続されたときにメインシステム電源を起動するためのものである。
ステップS23においてサブマイコン12がメインシステム電源をOFFし、ステップS24においてACアダプターの電圧監視を行う。そして、ステップS24においてACアダプターが接続されてACアダプターの電圧が得られる(YES)と、ステップS25においてサブマイコン12によりメインシステム電源がONされる。これにより、上述した放送受信に関わるメイン回路である上述した少なくともフロントエンド2、分離回路(DEMUX)3が動作され、CA情報が受信状態とされる。
このとき、ステップS26においてサブマイコン12からメインマイコン10へACアダプターの電圧を検出したとする起動理由が通知される。その後ステップS20へ進み、メインマイコン10が再度スタンバイモードの処理に移行する。
なお、スタンバイモードは、ユーザがメインシステム電源キーを『入』にしたときに解除される。このとき、メインマイコン10により、上述した音声出力と映像出力に関わる回路である、少なくとも音声処理部4、AMP5、スピーカ6、映像処理部7、OSD回路8、表示部9が動作される。
ステップS9において、スタンバイモードフラグが充電後スタンバイモードの場合にはステップS27に進む。
ステップS27においてメインマイコン10からサブマイコン12へメインシステム電源終了要求が発行される。なお、ステップS27での終了理由は、メインシステム電源終了要求の発行に含まれるものであり、充電後起動となる。
サブマイコン12がメインシステム電源終了要求を受け取ると、ステップS28においてメインシステム電源をOFFとしステップS29においてACアダプターが動作しているか否かの確認が行われる。そして、ACアダプターが動作していることが確認されると、ステップS30進む。ステップS30では、サブマイコン12が充電モードを低速から高速に切り替え、二次電池15の充電が開始され、次にステップS17に進む。
このように、本実施形態では、メインマイコン10により、第1制御モード(スタンバイモード)又は第2制御モード(充電後スタンバイモード)に応じて充電処理及び視聴契約情報の抽出処理の制御が行われるようにしたので、ユーザが視聴契約情報の取得したい時期を自由に選択することができるとともに、二次電池15の充電状態によらずにユーザの好みのタイミングで視聴契約情報を迅速に取得することができる。この場合、例えば、なるべく早くCA情報を取得したいと考えるユーザは第1制御モード(スタンバイモード)を選択することにより、衛星から契約者順に周期的に送信されるCA情報を最も早いタイミングで取得することができ、充電処理等の必要性から次回の周期以降までの取得のタイミングを待つ必要がなくなる。また、二次電池15を充電してからCA情報を受信しても良いと考えるユーザは第2制御モード(充電後スタンバイモード)を選択すればよい。また、CA情報を受信する必要のないユーザは充電モードを選択すればよい。
具体的には、メインマイコン10により、メインシステム電源キーが『切』のとき、CA情報の受信が必要ない場合、サブマイコン12に対し二次電池15への充電を指示し、かつ受信に関わる回路及び再生に関わる回路の動作を停止させる充電モードと、メインシステム電源キーが『切』のとき、サブマイコン12に対し二次電池15への高速充電を指示し、充電終了後は受信に関わる回路を動作させてCA情報の受信に移行する充電後スタンバイモード(第2制御モード)と、メインシステム電源キーが『切』のとき、受信に関わる回路を動作させてCA情報を受信状態とし、同時にサブマイコン12に対し二次電池15への充電を指示するスタンバイモード(第1制御モード)のいずれかが実行されるようにしたので、ユーザに対しCA情報の受信が必要である場合と不要である場合のいずれかのモードを選択させることができ、また、CA情報を受信する場合はその受信タイミングを選択させることができる。
これにより、ユーザは製品購入直後でも、充電をしながら一早く取得したCA情報に基づいて、映像又は音声情報を視聴できるスタンバイモードと、充電時間を短縮化して高速充電した後でCA情報を取得し映像又は音声情報を十分充電された状態で視聴できる充電後スタンバイモードと、CA情報を取得する必要のないとき二次電池15のみ充電し、CA情報の取得動作を行わない充電モードのいずれかを、ユーザが自由に設定することができる。
また、充電モードが実行されることにより、メインシステム電源キーがユーザによって『入』にされない場合は二次電池15への充電のみが行われるため、二次電池15の電力を無駄に消費してしまうことがなくなる。
また、充電後スタンバイモードが実行されることにより、二次電池15への高速充電が優先され、充電終了後は自動的にCA情報の受信に移行することができるので、急速充電に有効となる。
また、スタンバイモードが実行されることにより、二次電池15への充電とCA情報の受信とが同時に進められるため、購入後あるいは有料番組の契約後に直ちに見たい番組を見ようとするとき、二次電池15の電力が不足している場合であっても、二次電池15への充電が完了するまで待たずに、視聴契約情報を迅速かつ確実に取得することができる。
なお、本実施形態では、視聴契約情報としてCA情報とした場合について説明したが、CA情報以外の視聴契約情報であってもよいことは勿論である。
個人向けの放送サービスであるいわゆるモバイル放送や地上波デジタルのモバイル機器向け放送のための放送受信端末に限らず、BS,CS等の衛星放送を受信する放送受信端末にも適用可能である。
本発明の放送受信端末の一実施形態を示す図である。 図1の放送受信端末による動作を説明するためのフローチャートである。 図1の放送受信端末における設定画面の一例を示す図である。
符号の説明
1・・・アンテナ
2・・・フロントエンド
3・・・分離回路
4・・・音声処理部
5・・・AMP
6・・・スピーカ
7・・・映像処理部
8・・・OSD回路
9・・・表示部
10・・・メインマイコン
11・・・画面メモリ
12・・・サブマイコン
13・・・操作部
14・・・充電制御部
15・・・二次電池

Claims (12)

  1. 視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末において、
    当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池と、
    前記二次電池に充電処理を行う充電手段と、
    前記視聴契約情報を受信する視聴契約情報受信手段と、
    前記有料放送の放送信号を受信する放送受信手段と、
    受信した前記有料放送を再生する再生手段と、
    当該放送受信端末が待機状態にあるとき設定されたモードに応じて前記視聴契約情報受信手段を動作させることのできる制御手段を備え
    前記制御手段は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、前記二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報受信手段を動作させる充電後スタンバイモードを実行できることを特徴とする放送受信端末。
  2. 視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末において、
    当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池と、
    前記二次電池に充電処理を行う充電手段と、
    前記視聴契約情報を受信する視聴契約情報受信手段と、
    前記有料放送の放送信号を受信する放送受信手段と、
    受信した前記有料放送を再生する再生手段と、
    当該放送受信端末が待機状態にあるとき設定されたモードに応じて前記視聴契約情報受信手段を動作させることのできる制御手段を備え、
    前記制御手段は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、前記二次電池の充電を開始すると共に前記視聴契約情報受信手段を動作させるスタンバイモードと、前記二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報受信手段を動作させる充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行できることを特徴とする放送受信端末。
  3. 視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末において、
    当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池と、
    前記二次電池に充電処理を行う充電手段と、
    前記視聴契約情報を受信する視聴契約情報受信手段と、
    前記有料放送の放送信号を受信する放送受信手段と、
    受信した前記有料放送を再生する再生手段と、
    当該放送受信端末が待機状態にあるとき設定されたモードに応じて前記視聴契約情報受信手段を動作させることのできる制御手段を備え、
    前記制御手段は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、前記視聴契約情報受信手段を動作させない充電モードと、前記二次電池の充電を開始すると共に前記視聴契約情報受信手段を動作させるスタンバイモードと、前記二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報受信手段を動作させる充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行できることを特徴とする放送受信端末。
  4. 前記充電後スタンバイモードにおいて、前記二次電池の取り付けを検知して電池割り込み処理を発生させ、前記視聴契約情報受信手段の受信動作よりも前記二次電池の充電動作を優先して実行させる電池割り込み発生処理手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項3のいずれかに記載の放送受信端末。
  5. 前記制御手段は、メインシステム電源キーが切の状態を検出したときACアダプターが動作していない場合は、
    前記視聴契約情報受信手段を動作させない充電モードと、
    前記ACアダプターの動作開始を待って前記二次電池の充電を開始させると共に前記視聴契約情報受信手段を動作させるスタンバイモードと、
    前記ACアダプターの動作開始を待って前記二次電池を充電し該充電が完了した後に前記視聴契約情報受信手段を動作させる充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行できることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の放送受信端末。
  6. 前記充電モードと前記充電後スタンバイモードにおける前記二次電池の充電は、スタンバイモードにおける充電よりも高速で充電させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の放送受信端末。
  7. 視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末の制御方法において、
    当該放送受信端末が待機状態にあるときの動作モードを前記視聴契約情報の受信動作を変えた複数種のモードのうちのいずれかに設定できる動作モード設定工程と、
    当該放送受信端末が待機状態にあるとき前記視聴契約情報の受信を前記設定された動作モードに応じて実行する制御工程を備え、
    前記制御工程は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報の受信を開始する充電後スタンバイモードを実行することを特徴とする放送受信端末の制御方法。
  8. 視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末の制御方法において、
    当該放送受信端末が待機状態にあるときの動作モードを前記視聴契約情報の受信動作を変えた複数種のモードのうちのいずれかに設定できる動作モード設定工程と、
    当該放送受信端末が待機状態にあるとき前記視聴契約情報の受信を前記設定された動作モードに応じて実行する制御工程を備え、
    前記制御工程は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、前記設定された動作モードに応じて、当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池の充電を開始すると共に前記視聴契約情報の受信を開始するスタンバイモードと、前記二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報の受信を開始する充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行することを特徴とする放送受信端末の制御方法。
  9. 視聴契約情報を受信し、該視聴契約情報を元に映像番組、音声番組、データ放送などの有料放送の視聴が可能な放送受信端末の制御方法において、
    当該放送受信端末が待機状態にあるときの動作モードを前記視聴契約情報の受信動作を変えた複数種のモードのうちのいずれかに設定できる動作モード設定工程と、
    当該放送受信端末が待機状態にあるとき前記視聴契約情報の受信を前記設定された動作モードに応じて実行する制御工程を備え、
    前記制御工程は、当該放送受信端末が待機状態にあるとき、前記設定された動作モードに応じて、前記視聴契約情報を受信しない充電モードと、当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池の充電を開始すると共に前記視聴契約情報の受信を開始するスタンバイモードと、前記二次電池の充電が完了した後に前記視聴契約情報の受信を開始する充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行することを特徴とする放送受信端末の制御方法。
  10. 前記充電後スタンバイモードにおいて、前記二次電池の取り付けを検知して電池割り込み処理を発生させ、前記視聴契約情報の受信動作よりも前記二次電池の充電動作を優先して実行させることを特徴とする請求項7又は請求項9のいずれかに記載の放送受信端末の制御方法。
  11. 前記制御工程は、メインシステム電源キーが切の状態を検出してACアダプターが動作していない場合は、前記設定された動作モードに応じて、
    前記視聴契約情報を受信しない充電モードと、
    前記ACアダプターの動作開始を待って当該放送受信端末に対し給電を行う二次電池の充電を開始すると共に前記視聴契約情報の受信を開始するスタンバイモードと、
    前記ACアダプターの動作開始を待って前記二次電池を充電し該充電が完了した後に前記視聴契約情報の受信を開始する充電後スタンバイモードのいずれかを選択して実行することを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれか一項に記載の放送受信端末の制御方法。
  12. 前記充電モードと前記充電後スタンバイモードにおける前記二次電池の充電は、スタンバイモードにおける充電よりも高速で充電させることを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれか一項に記載の放送受信端末の制御方法。
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