JP5324280B2 - 放送受信装置 - Google Patents

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本発明は、携帯型の放送受信装置に関するものである。
近年、携帯電話等の携帯端末として、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)に準拠した地上デジタルテレビジョン放送のワンセグ放送を受信する放送受信装置が搭載されているものが普及している。このような放送受信装置では、放送視聴用アプリケーション(以下、適宜、視聴アプリと略称する)の終了時に、直前に視聴していたチャンネル(チャンネル情報)を装置内のメモリに保存し、次回の視聴アプリ起動時にその内容を利用して選局動作を行うようにしている。この際、メモリ内に保存されるチャンネルは、ラストチャンネルと呼ばれている。これにより、例えば、番組視聴中にユーザの意に反して視聴アプリが終了した場合、ユーザは、視聴アプリを再度立ち上げるだけで、チャンネル選局操作を行うことなく、番組の続きを視聴することが可能となり、ユーザの利便性の向上に役立っている。
また、従来の放送受信装置として、複数地域のチャンネルリストをメモリに保持し、視聴アプリ起動時に、ラストチャンネルリストによる選局に失敗した場合、チャンネルリストを切替えて選局するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、最近では、微弱電波を利用して独自の地上デジタルテレビジョン放送の部分受信放送(いわゆる、ワンセグ放送)を送信するシステムも普及しつつある。この独自のワンセグ放送は、Dpa(社団法人デジタル放送推進協会)では、「ワンセグメント・ローカルサービス」と呼ばれている。「ワンセグメント・ローカルサービス」では、1つのアンテナがカバーする視聴エリアは最大で2m程度である。また、微弱電波を利用するため、放送局の免許が不要であり、誰でもサービスを行うことが可能である。
なお、カバーエリアの狭い放送は、「ワンセグメント・ローカルサービス」に限らず、他のテレビジョン放送、文字放送、音声放送等の種々の放送形態が想定される。本明細書では、このようなカバーエリアの狭い放送を、放送局の免許の有無に拘らず、「狭域放送」と称し、免許を有する放送局からの放送のように、「狭域放送」よりも相対的にカバーエリアの広い放送を「広域放送」と称する。以下、地上デジタルテレビジョン放送の場合を想定して説明する。
特開2006−109337号公報
ところで、狭域放送エリアが点在している放送環境では、ユーザが狭域放送を視聴した後、視聴アプリを終了させて、当該狭域放送の受信エリア外に移動してしまうことが容易に想定される。このような場合、放送受信装置内に、狭域放送の視聴チャンネルをラストチャンネルとして保存すると、次回、視聴アプリを起動した際に、ラストチャンネルの狭域放送が受信不可能であるにもかかわらず、最初に狭域放送のチャンネルを選局してしまいユーザの利便性を損ねることになる。
図12は、この場合の視聴態様を説明するイメージ図である。図12において、ユーザが、狭域放送エリア外から放送受信装置の視聴アプリを起動したまま、あるいは狭域放送エリア内で視聴アプリを起動して、狭域放送のチャンネル(例えば、「11ch」)を選局すると、当該チャンネルで放送されている狭域放送を視聴することができる。その後、ユーザが視聴アプリを終了して当該狭域放送の受信エリア外に移動し、再び視聴アプリを起動したとする。この場合、狭域放送エリアでの視聴アプリの終了の際に、狭域放送の視聴チャンネル「11ch」がラストチャンネルとして保存されていると、当該狭域放送のチャンネルが選局される。その結果、放送受信装置の画面には、放送波を受信できない旨のメッセージが表示されることになる。
また、この場合、上記の特許文献1に開示のように、チャンネルリストを切替えるようにすると、実際には狭域放送のチャンネルのみが選局不能であるにも関わらず、チャンネルリストそのものが切替わって、広域放送のチャンネルが切替わってしまうため、広域放送まで受信できなくなってしまう。そのため、ユーザは、再びチャンネルリストを元に戻す操作が必要となり、やはりユーザの利便性を損ねることになる。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、ユーザの利便性を損ねることなく、放送を受信できる使い勝手に優れた放送受信装置を提供することにある。
上記目的を達成する第1の観点に係る放送受信装置の発明は、
広域放送または狭域放送の放送波を受信する受信部と、
前記受信部により受信される放送波に対応づけられるチャンネルのうち、放送視聴用アプリケーションが起動された際に選局されるチャンネルをラストチャンネルとして記憶するための記憶部と、
前記受信部により広域放送の放送波が受信されている場合、前記放送視聴用アプリケーションが終了された際に、当該放送視聴用アプリケーション終了直前に選局されていたチャンネルをラストチャンネルとして前記記憶部に記憶し、前記受信部により狭域放送の放送波が受信されている場合、前記放送視聴用アプリケーションが終了された際に、当該放送視聴用アプリケーション終了直前に選局されていたチャンネルをラストチャンネルとして前記記憶部に記憶しないように制御する制御部と、
を備えることを特徴とするものである。
第2の観点に係る発明は、第1の観点に係る放送受信装置において、
前記制御部は、前記受信部により狭域放送の放送波が受信されている場合、前記放送視聴用アプリケーションが終了された際に、当該放送視聴用アプリケーション終了直前に選局されていたチャンネルを前記記憶部に記憶されているラストチャネルに対して上書き記憶しないように制御することを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する第3の観点に係る放送受信装置の発明は、
広域放送または狭域放送の放送波を受信する受信部と、
前記受信部により受信される放送波に対応づけられるチャンネルのうち、放送を視聴するための放送視聴用アプリケーションが起動された際に選局されるチャンネルをラストチャンネルとして記憶するための記憶部と、
前記受信部により広域放送の放送波が受信されている場合、前記放送視聴用アプリケーションが終了された際に、当該放送視聴用アプリケーション終了直前に選局されていたチャンネルをラストチャンネルとして前記記憶部に記憶し、前記受信部により狭域放送の放送波が受信されている場合、前記放送視聴用アプリケーションが終了された際に、当該放送視聴用アプリケーション終了直前に選局されていたチャンネルをラストチャンネルとして前記記憶部に所定時間だけ記憶するように制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記記憶部に広域放送のチャンネルがラストチャンネルとして記憶されている状態で、新たに狭域放送のチャンネルをラストチャンネルとして所定時間だけ記憶した場合、当該所定時間経過後、前記ラストチャンネルとして記憶した狭域放送のチャンネルをラストチャンネルとして記憶しないようにし、当該広域放送のチャンネルを再びラストチャンネルとして記憶するように制御することを特徴とするものである。
本発明によれば、狭域放送を受信して視聴アプリを終了する場合は、狭域放送のチャンネルをラストチャンネルとして記憶しないか、もしくは所定時間だけ記憶するので、ユーザの利便性を損ねることなく、放送を受信できる使い勝手に優れた放送受信装置を実現することが可能となる。
本発明の第1実施の形態に係る放送受信装置の要部の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示した放送受信装置の動作の概要を示すフローチャートである。 地上デジタルテレビジョン放送の放送波に含まれるネットワーク情報テーブルを示す図である。 図1に示した放送受信装置の一視聴態様を説明する概要図である。 図1に示した放送受信装置の一視聴態様を説明するイメージ図である。 本発明の第2実施の形態に係る放送受信装置の要部の構成を示す機能ブロック図である。 図6に示した放送受信装置の動作の概要を示すフローチャートである。 図6に示した一時保存部による保存期間(タイマ値)を設定するテーブルの一例を示す図である。 図6に示した一時保存部による保存期間(タイマ値)を設定するテーブルの他の例を示す図である。 図6に示した放送受信装置の一視聴態様を説明する概要図である。 図6に示した放送受信装置の一視聴態様を説明するイメージ図である。 従来の放送受信装置の一視聴態様を説明するイメージ図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施の形態に係る放送受信装置の要部の構成を示す機能ブロック図である。この放送受信装置は、ISDB−Tに準拠した地上デジタルテレビジョン放送のワンセグ放送を受信するもので、受信アンテナ11を有する。受信アンテナ11で受信された信号は、チューナ部12に供給される。チューナ部12は、制御部13からの周波数(チャンネル)指定命令に基づいて、入力信号をチューニング(選局)して周波数変換する。したがって、受信アンテナ11およびチューナ部12は、放送波を受信する受信部を構成する。
チューナ部12で周波数変換されたチャンネル信号は、復調部14でMPEGのトランスポートストリーム(TS)信号に復調される。ここで、TS信号には、音声信号や映像信号、字幕信号やデータ信号などがパケット単位で多重化されている。TS信号に復調されたチャンネル信号は、多重分離部15において、TS信号内のパケットIDに基づいて、音声パケット、映像パケット、字幕パケット、データ放送パケットなどに分離されて、それぞれ音声デコーダ部16、映像デコーダ部17、字幕デコーダ部18、データ放送デコーダ部19に出力される。
音声デコーダ部16は、制御部13からの指定命令に基づいて音声データをデコードして、スピーカ20に出力する。映像デコーダ部17は、映像データをデコードして表示制御部21に出力する。字幕デコーダ部18は、字幕データをデコードして表示制御部21に出力する。データ放送デコーダ部19は、受信したBML(Broadcast Markup Language)に基づいて画面イメージを作成して、表示制御部21に出力する。表示制御部21は、制御部13からの命令に基づいて、映像デコーダ部17、字幕デコーダ部18やデータ放送デコーダ部19から受信したデータを重畳して表示部22に表示する。
また、この放送受信装置は、ネットワークID識別部23により、現在視聴中の番組のネッワークIDから放送局を識別する。そして、視聴アプリの終了時に、その終了直前に視聴していたチャンネル(チャンネル情報)を、装置内のメモリ(記憶部)24のラストチャンネル保持部24aに保存することにより、次回の視聴アプリ起動時に、ラストチャンネル保持部24aに保存されているチャンネルに対して自動で選局を行うようになっている。なお、視聴アプリのソフトウェアは、メモリ24に格納されており、このソフトウェアに従って制御部13により全体の動作が制御される。また、上記構成において、制御部13を含む複数のブロックは、例えば、マイクロプロセッサで構成される。
本実施の形態に係る放送受信装置は、狭域放送のチャンネルが選局されている状態、すなわち、ユーザが狭域放送エリア内で狭域放送を視聴している状態で、視聴アプリが終了された場合、その終了直前に選局されていた狭域放送のチャンネルをラストチャンネルとしてラストチャンネル保持部24aに記憶しないように制御部13により制御する。
以下、本実施の形態に係る放送受信装置の動作の概要について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ラストチャンネル保持部24aには、狭域放送のチャンネルが選局される時点で、最後(直前)に選局された広域放送番組のチャンネル(例えば、「2ch」)が保存されているものとする。
先ず、制御部13は、ユーザによる図示していない操作部からの操作や内部イベントなどによる視聴アプリ終了指示を受信すると(ステップS11のY)、ネットワークID識別部23に現在選局されているチャンネルが狭域放送のチャンネルであるか、すなわち現在視聴中の放送番組が狭域放送であるかを判定するように指示する(ステップS12)。この判定は、「ワンセグメント・ローカルサービス」の場合、ネットワークIDが全国一律で 「0x7E8E」と定められているので、放送波に含まれる図3に示すネットワーク情報テーブル(Network Information Table:NIT)のネットワーク識別フィールドの値を確認することにより実行することができる。
その結果、視聴中の放送番組が狭域放送でなかった場合(ステップS12のN)、すなわち広域放送の場合、制御部13は、メモリ24内のラストチャンネル保持部24aに、現在視聴中の広域放送番組のチャンネルを上書き保存して(ステップS13)、視聴アプリを終了させる(ステップS14)。これに対し、視聴中の放送番組が狭域放送であった場合(ステップS12のY)、制御部13は、ステップS14に移行して、メモリ24内のラストチャンネル保持部24aに現在視聴中の狭域放送番組のチャンネルを保存せずに視聴アプリを終了させる。したがって、この場合は、当該狭域放送の視聴以前に視聴された広域放送番組のチャンネルが、ラストチャンネルとしてラストチャンネル保持部24aに保持されていることになる。
このように、本実施の形態に係る放送受信装置は、視聴アプリの終了時に広域放送番組が視聴されていた場合、当該広域放送番組のチャンネルをメモリ24内のラストチャンネル保持部24aに上書き保存し、狭域放送番組が視聴されていた場合は、当該狭域放送番組のチャンネルをラストチャンネル保持部24aに上書きしないようにする。したがって、ユーザが狭域放送エリア内で視聴アプリを終了した後、狭域放送エリア外に移動して視聴アプリを起動した場合は、チャンネルスキャンが行われることなく、ラストチャンネル保持部24aに保持されている広域放送のチャンネルが自動的に選局されることになる。
図4および図5は、本実施の形態に係る放送受信装置の一視聴態様を説明する概要図およびイメージ図である。本実施の形態に係る放送受信装置によると、ユーザが、狭域放送エリア外から視聴アプリを起動したまま、あるいは狭域放送エリア内で視聴アプリを起動して、狭域放送のチャンネル(例えば、「11ch」)を選局すると、当該チャンネルで放送されている狭域放送を視聴することができる。この際、メモリ24内のラストチャンネル保持部24aには、当該狭域放送の視聴以前に視聴された広域放送番組のチャンネル(例えば、「2ch」)が、ラストチャンネルとして保持される。
その後、視聴アプリが終了され、ユーザが当該狭域放送の受信エリア外に移動して、再び視聴アプリを起動したとする。この場合、狭域放送エリアでの視聴アプリの終了の際に、ラストチャンネル保持部24aには、狭域放送の視聴チャンネル「11ch」が上書きされず、広域放送の視聴チャンネル「2ch」が保持されているので、このチャンネル「2ch」が自動的に選局されることになる。したがって、ユーザの利便性を損ねることがなく、使い勝手を向上することができる。
(第2実施の形態)
図6は、本発明の第2実施の形態に係る放送受信装置の要部の構成を示す機能ブロック図である。この放送受信装置は、図1に示した構成において、メモリ24に一時保存部24bを設け、狭域放送のチャンネルが選局されている状態、すなわち、ユーザが狭域放送エリア内で狭域放送を視聴している状態で、視聴アプリが終了された場合、ラストチャンネル保持部24aに現在保存中の広域放送のチャンネルを一時保存部24bに退避させて、視聴アプリ終了直前に選局されていた狭域放送のチャンネルを、ラストチャンネルとしてラストチャンネル保持部24aに所定時間だけ記憶するように制御部13により制御する。その他の構成および動作は、第1実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
以下、本実施の形態に係る放送受信装置の動作の概要について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ラストチャンネル保持部24aには、狭域放送のチャンネルが選局される時点で、最後(直前)に選局された広域放送番組のチャンネルが保存されているものとする。
先ず、制御部13は、ユーザによる操作や内部イベントなどによる視聴アプリ終了指示を受信すると(ステップS21のY)、ネットワークID識別部23に現在選局されているチャンネルが狭域放送のチャンネルであるか、すなわち現在視聴中の放送番組が狭域放送であるかを判定するように指示する(ステップS22)。その結果、視聴中の放送番組が狭域放送でなかった場合(ステップS22のN)、すなわち広域放送の場合、制御部13は、メモリ24内のラストチャンネル保持部24aに、現在視聴中の広域放送番組のチャンネルを上書き保存して(ステップS23)、視聴アプリを終了させる(ステップS24)。
これに対し、視聴中の放送番組が狭域放送であった場合(ステップS22のY)、制御部13は、メモリ24内のラストチャンネル保持部24aに現在保存中のチャンネル(広域放送のチャンネル)をメモリ24内の一時保存部24bに退避させて(ステップS25)、視聴していた狭域放送のチャンネルをラストチャンネル保持部24に所定時間だけ保存する(ステップS26)。そして、狭域放送のチャンネルの保存が終了すると、制御部13は、視聴アプリを終了させて(ステップS27)、制御部13内の保持期限タイマを起動する(ステップS28)。
ここで、保持期限タイマのタイマ値(sec)、すなわち狭域放送のチャンネルをラストチャンネル保持部24に保存する所定時間は、固定値に限らず、例えば設定画面などからユーザが任意に満了時間を設定できるようにしてもよい。また、チャンネル毎の視聴頻度などを保存している場合は、視聴頻度が高いものはユーザが興味を持っている可能性が高いと判断して、例えば図8に示すような視聴頻度とタイマ値とを関連付けたテーブルをメモリ24内に保持し、このテーブルに基づいて制御部13によりタイマ値を動的に設定してもよい。なお、保持期限タイマのタイマ値を設定するテーブルは、視聴頻度に依存したものに限らず、チャンネル毎に、例えば図9に示すような保持期限タイマが満了するまでに再視聴した回数とタイマ値とを関連付けたテーブルであってもよい。
その後、保持期限タイマ(所定時間)が満了すると(ステップS29のY)、制御部13は、メモリ24内の一時保存部24bに退避中の広域放送のチャンネルを、ラストチャンネル保持部24aに上書き保存する(ステップS30)。これにより、狭域放送のチャンネルは、ラストチャンネル保持部24に所定時間だけ保存されたことになる。
図10および図11は、本実施の形態に係る放送受信装置の一視聴態様を説明する概要図およびイメージ図である。本実施の形態に係る放送受信装置によると、第1実施の形態の場合と同様に、ユーザが、狭域放送エリア外から視聴アプリを起動したまま、あるいは狭域放送エリア内で視聴アプリを起動して、狭域放送のチャンネル(例えば、「11ch」)を選局すると、当該チャンネルで放送されている狭域放送を視聴することができる。この際、メモリ24内のラストチャンネル保持部24aには、当該狭域放送の視聴以前に視聴された広域放送番組のチャンネル(例えば、「2ch」)が、ラストチャンネルとして保持される。
その後、視聴アプリが終了されると、狭域放送エリアでの視聴アプリの終了の際に、ラストチャンネル保持部24aに現在保存中のチャンネル(「2ch」)がメモリ24内の一時保存部24bに退避され、視聴していた狭域放送のチャンネル(「11ch」)がラストチャンネル保持部24に保存される。したがって、一時保存部24bによる一時保存の期間内に、ユーザが再び狭域放送エリア内で視聴アプリを起動すると、狭域放送のチャンネル(「11ch」)が自動的に選局されるので、ユーザは何らの選局操作を行うことなく、再び狭域放送を視聴することができる。
また、一時保存部24bによる一時保存の期間が満了すると、ラストチャンネル保持部24には、一時保存部24bに一時保存されていたチャンネル(「2ch」)が上書き保存されるので、ユーザが狭域放送エリア内で視聴アプリを終了して狭域放送エリア外に移動し、一時保存期間の満了後に視聴アプリを起動した場合は、チャンネルスキャンが行われることなく、ラストチャンネル保持部24aに保持されているチャンネル(「2ch」)が自動的に選局されることになる。したがって、ユーザの利便性を損ねることがなく、より使い勝手を向上することができる。
すなわち、狭域放送のように放送エリアが非常に狭く放送エリアが点在している場合は、視聴アプリ終了から次回起動までの間隔が長いと次回起動した場所が狭域放送エリア内である可能性は低い。したがって、一定時間経過後に、ラストチャンネルを広域放送のチャンネルに戻すことにより、次回起動時に狭域放送を受信できない状態でユーザに提示することを防止でき、ユーザの利便性を損なうことがない。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、本発明は、ISDB−Tの地上デジタルテレビジョン放送に限らず、上述したように、カバーエリアの狭い狭域放送と、狭域放送よりも相対的にカバーエリアの広い広域放送とを受信可能な放送受信装置に有効に適用することができるとともに、テレビジョン放送に限らず、文字放送、音声放送等を受信する場合にも有効に適用することができる。
11 受信アンテナ
12 チューナ部
13 制御部
14 復調部
15 多重分離部
16 音声デコーダ部
17 映像デコーダ部
18 字幕デコーダ部
19 データ放送デコーダ部
20 スピーカ
21 表示制御部
22 表示部
23 ネットワークID識別部
24 メモリ
24a ラストチャンネル保持部
24b 一時保存部

Claims (3)

  1. 広域放送または狭域放送の放送波を受信する受信部と、
    前記受信部により受信される放送波に対応づけられるチャンネルのうち、放送視聴用アプリケーションが起動された際に選局されるチャンネルをラストチャンネルとして記憶するための記憶部と、
    前記受信部により広域放送の放送波が受信されている場合、前記放送視聴用アプリケーションが終了された際に、当該放送視聴用アプリケーション終了直前に選局されていたチャンネルをラストチャンネルとして前記記憶部に記憶し、前記受信部により狭域放送の放送波が受信されている場合、前記放送視聴用アプリケーションが終了された際に、当該放送視聴用アプリケーション終了直前に選局されていたチャンネルをラストチャンネルとして前記記憶部に記憶しないように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  2. 請求項1に記載の放送受信装置において、
    前記制御部は、前記受信部により狭域放送の放送波が受信されている場合、前記放送視聴用アプリケーションが終了された際に、当該放送視聴用アプリケーション終了直前に選局されていたチャンネルを前記記憶部に記憶されているラストチャネルに対して上書き記憶しないように制御することを特徴とする放送受信装置。
  3. 広域放送または狭域放送の放送波を受信する受信部と、
    前記受信部により受信される放送波に対応づけられるチャンネルのうち、放送を視聴するための放送視聴用アプリケーションが起動された際に選局されるチャンネルをラストチャンネルとして記憶するための記憶部と、
    前記受信部により広域放送の放送波が受信されている場合、前記放送視聴用アプリケーションが終了された際に、当該放送視聴用アプリケーション終了直前に選局されていたチャンネルをラストチャンネルとして前記記憶部に記憶し、前記受信部により狭域放送の放送波が受信されている場合、前記放送視聴用アプリケーションが終了された際に、当該放送視聴用アプリケーション終了直前に選局されていたチャンネルをラストチャンネルとして前記記憶部に所定時間だけ記憶するように制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記記憶部に広域放送のチャンネルがラストチャンネルとして記憶されている状態で、新たに狭域放送のチャンネルをラストチャンネルとして所定時間だけ記憶した場合、当該所定時間経過後、前記ラストチャンネルとして記憶した狭域放送のチャンネルをラストチャンネルとして記憶しないようにし、当該広域放送のチャンネルを再びラストチャンネルとして記憶するように制御することを特徴とする放送受信装置。
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