JP2004357179A - デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタル放送によって伝送される蓄積型データを不揮発性メモリ24に蓄積し、読み出して出力する装置において、蓄積処理を実行させるための条件をユーザが予め設定できるように構成して、動作電源が内蔵電池である場合に、設定した条件でデータの蓄積処理を実行させ、外部電源を動作電源として利用する際に、設定した条件によらずにデータの蓄積処理を実行するように設定可能とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動ダウンロード機能を備えたデジタル放送受信装置に関し、特に、内蔵バッテリで動作電源を得る使用環境において、ダウンロードの実行を管理してバッテリの消耗を抑制することが可能なデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル放送においては、番組を構成する映像データ及び音声データは映像チャンネルにより、受信しながら視聴するいわゆるストリーム形式で伝送され、また、そのような映像番組を放送するチャンネルとは別のチャンネルを用いて、静止画映像データと音声データあるいは音声データのみで構成されるデータ放送が行なわれており、そのようなデータ放送は、データの一部あるいは全部が、全てのデータを受信(蓄積)してからそのデータを再生することで視聴するいわゆる蓄積型の伝送方式をとっている。
【0003】
デジタル放送の1つとして、モバイル衛星放送の計画が具体化されており、それによれば、Sバンド(2.6GHz帯)の電波を使って、映像(音声を含む)チャンネル数9、音声(音楽)のみのチャンネル数60、データ放送チャンネル数10でコンテンツを提供することが発表されている。
【0004】
データ放送チャンネルの中に、7チャンネルのダウンロードチャンネルが含まれており、ゲームソフト、電子新聞、電子雑誌等のコンテンツが定期的に蓄積型の伝送方式で伝送される。ユーザは、コンテンツを特定してそのデータを自動でダウンロードするように受信機を設定し、ダウンロードが完了した時点で、そのコンテンツ、例えば電子新聞を画面表示して見ることができる。
【0005】
また、このようなモバイル衛星放送を含め、一般のデジタル放送においては、受信機内部に収容されて受信機の各種機能の制御、あるいは信号処理制御に用いられるソフトウェアの修正あるいはバージョンアップが必要になった際に、そのソフトウェアを放送局側からデータの一部として伝送し、受信機でそれをダウンロードしてインストールする機能が設けられている。
【0006】
モバイル衛星放送を受信する携帯型の受信機では、動作電源は、商用電源が使える屋内とか、外部のバッテリあるいは発電機が使える乗用車等の車内で受信する場合を除いて、もっぱらバッテリによって供給される。
バッテリ駆動時において、データ放送の受信のためのデータの蓄積、ソフトウェアのダウンロードを制限なく実行すると、バッテリが消耗して、本来の受信機としての機能を満足に果たせないという状況に陥ることがある。
そこで従来、例えば特許文献1に示されているように、バッテリ駆動か否かに応じて、データ放送で送信されるデータの更新頻度、あるいは番組配列情報等付加情報の更新頻度を管理するようにした提案がなされているが、この提案では、第一段階として前回受信していたチャンネルを特定してデータが更新されているかあるいは付加情報が更新されているかを見て更新されていれば、それらを取得してメモリに記憶させる。また、第2段階として、他のチャンネルについて同様にデータあるいは付加情報が更新されているか否かをチェックして、更新されている場合には、それらを取得してメモリに記憶させるように構成し、しようしている電源の状態によって、各段階の実行頻度を変えたり、また各段階を実行するかしないかを決定するようにしている。
【0007】
このように従来の受信装置においては、データあるいは付加情報の更新処理が、木目細かやかに実行されるとは言いがたく、バッテリの容量が犠牲になったり、あるいはバッテリの消費を厳格に管理しすぎて必要なデータあるいは付加情報を取得できないなどという事態が発生して、使い勝手という点で満足のできるものではなかった。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−359791号公報(第5,6頁、図1,3)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来、デジタル放送受信装置において、バッテリの消耗を抑制するような提案がなされているが、使い勝手が悪く満足のできる装置はなかった。
本発明は、以上の点に対処してなされたものであり、データ及びソフトウェアのダウンロード動作を細かく設定することができるようにして、バッテリの消耗を抑制しつつ適切にデータあるいはソフトフェアを取得することが可能なデジタル放送受信装置及び受信方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のデジタル放送受信装置は、蓄積型のデータを伝送するチャンネルを受信する受信手段と、前記受信手段で受信されたデータを蓄積するデータ蓄積手段と、前記データ蓄積手段におけるデータの蓄積処理の処理条件を設定する条件設定手段と、外付け電源から動作電源が供給されるか内蔵電池から動作電源が供給されるか判別する電源判別手段と、前記電源判別手段で、前記外付け電源から動作電源が供給されていないと判別された際に、前記条件設定手段によって設定された条件に基づいて前記データ蓄積手段に前記データが蓄積されるように制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、データの蓄積処理の条件を予め設定しておき、内蔵電池を動作電源とする場合に、設定した条件に基ダウンロードするようにしたため、適切なダウンロードを実行させることができるものである。
本発明のデジタル放送受信方法は、蓄積型のデータを伝送するチャンネルを受信するステップと、前記受信手段で受信されたデータを蓄積手段へ蓄積させるための蓄積処理の処理条件を設定するステップと、外付け電源から動作電源が供給されるか内蔵電池から動作電源が供給されるか判別するステップと、外付け電源から動作電源が供給されていないと判別された際に、前記設定された条件に基づいて前記蓄積手段にデータが蓄積されるように制御するステップと、を具備したことを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、データの蓄積処理の条件を予め設定しておき、内蔵電池を動作電源とする場合に、設定した条件に基ダウンロードするようにしたため、適切なダウンロードを実行させることができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係るデジタル放送受信装置を詳細に説明する。図1は、本発明のデジタル放送受信装置10の回路ブロック図である。図1において、デジタル放送受信装置10は、アンテナ11からの受信信号を受けるアンテナ入力端子12を備えている。
【0014】
受信装置10はモバイル衛星放送を受信する装置として構成されており、アンテナ11はモノポールアンテナ等の無指向性アンテナである。すなわち、モバイル衛星放送では、携帯型受信装置で受信可能となるように現行の衛星放送に比べておよそ10倍の電力で送信を行なう計画であり、パラボラアンテナではなく、無指向性のアンテナで放送を受信することが可能である。
【0015】
アンテナ11で受信された信号は、アンテナ入力端子12を介してチューナ/復調部13に供給され、ここでチャンネルの選局と、選局したチャンネルの受信信号の復調が行なわれる。また、チューナ/復調部13では、誤り訂正処理と、必要に応じてデスクランブル等の処理が施され、トランスポートストリーム信号(TS信号)としてデマルチプレクサ14に供給される。チューナ/復調部13で選局されたチャンネルが映像チャンネルである場合、デマルチプレクサ14では、TS信号から映像データと音声データを分離抽出して、デコーダ15に供給する。映像データはMPEG(Moving Picture Experts Group)4規格によってエンコードされており、デコーダ15では、デコード処理を施して非圧縮のデジタル映像データとしてグラフィック重畳部16に出力する。音声データもまた、デコーダ15でデコードして非圧縮のデジタル音声データとして音声信号処理部17に出力される。
【0016】
グラフィック重畳部16では、デコーダ15からの映像データに対して、例えばGUI(Graphical User Interface)構成のOSD(On Screen Display)情報を重畳して、映像信号処理部18に導出する。映像信号処理部18では、デジタル映像信号をアナログ信号に変換すると共に、標準テレビジョン信号に構築して表示部19に供給して、表示部19で表示する。
【0017】
また、デジタル音声信号が供給される音声信号処理部17では、音量調整等の処理が施されて、アナログ信号に変換され、スピーカ等で構成される音声出力部20から音声として出力される。
チューナ/復調部13、デマルチプレクサ14、デコーダ15、グラフィック重畳部16、音声信号処理部17、映像信号処理部18は、制御部21で制御される。制御部21は、それら各回路ブロックを制御し、チャンネル選局、多重データの分離、デコード処理、映像及び音声信号の処理を行なう他、グラフィック重畳部16で映像信号に重畳されるOSD情報等も生成して出力する。
【0018】
制御部21には、さらにユーザが操作可能な入力部22が接続され、この入力部22を操作することで制御部21に制御信号を供給し、受信装置10の各機能の設定と動作の制御を実行する。さらに制御部21には、制御部21による制御を時間で管理するために、時刻信号を発生する時計部23が接続されている。
【0019】
受信機10はさらに不揮発性メモリ24を備え、不揮発性メモリ24は、制御部21の制御の下に、デマルチプレクサ14を介してデータ放送チャンネルのデータ、ダウンロードチャンネルのデータ、あるいは伝送されるソフトウェアが蓄積される。また、蓄積されたデータをデマルチプレクサ14を介して出力する。
【0020】
さらに、受信装置10は、受信装置10が携帯状態で使用される際に電源として適用される内蔵二次電池25を備える。さらにまた、外部に設けられる常時電源26からの電力を受ける電源供給端子27と、この端子27に常時電源26が接続されているか否かを判別する電源状態判別部28が設けられている。内蔵二次電池の一方の電極は、スイッチ29を介して受信機10の電源供給線路30に接続され、また、電源供給端子27がスイッチ31を介して電源供給線路30に接続されている。
【0021】
電源状態判別部28は、電源供給端子27の電圧を監視することで常時電源26が端子27に接続されているか否かの判別を行い、結果を制御部21に出力する。制御部21は、電源状態判別部28からの信号を受けて、常時電源26が接続されている場合には、スイッチ31をオンさせると共に、スイッチ29をオフさせ、常時電源26からの電源が、受信装置10の各部に電源として供給されるように制御する。その状態においては、内蔵二次電池25は、スイッチ29がオフとなっているために、受信装置10の各部からは切り離されており、消費されることはない。また、常時電源26が接続されている場合に、端子27に供給される電圧によって、内蔵二次電池25を充電すべく、充電制御部32が設けられており、内蔵二時電池25の出力側の極電圧を監視して充電を行なわせるように動作する。
【0022】
さらに、電源供給端子27に常時電源26が接続されていない場合には、制御部21は、スイッチ29がオン、スイッチ31がオフとなっており、電源供給線路30に内蔵二次電池25から電源が供給される。
電源供給線路30は、常に動作状態にあることが義務付けられる回路部分に直接接続されて常に電源を供給する他、スイッチ33を介して受信装置10内のその他の回路及び電源が供給される必要のある部分に接続されて電源を供給する。スイッチ33は受信装置10のいわゆる電源スイッチであり、ユーザの入力部22の操作によって制御部21からの制御信号によってそのオンオフが切換えられる。受信装置10において、常に動作状態に設定される回路部分としては、少なくとも、制御部21、時計部23、電源状態判別部28を含む。
【0023】
以上のように構成されたデジタル放送受信装置10において、ユーザはまず初期設定によって、自動ダウンロードの機能設定を行なう。すなわち、入力部22の例えばメニューキーを操作することで、図2に示すメニュー画面41を表示部19に表示させる。
【0024】
メニュー画面は、入力手段22の操作に基づき、制御部21が不揮発性メモリ24に予め記憶された画面を構成する文字等のデータを読み出して構築して、グラフィック重畳部16に出力する。
ユーザは、図2のメニュー画面41に対して、入力部22の図示しないカーソルキーを操作して、「1.機能設定」にカーソルを合せて決定キーを操作することでダウンロードを含めた機能設定を行なうための図3に示す設定画面42を表示部19に表示させる。なお、図2のメニュー画面における項目の選択は、項目に付された数字を入力部22の例えばテンキーの数字キーによって、入力することで直接的に選択することも可能である。
【0025】
さらに、ユーザは、図3に示す画面32において、「1.ダウンロード」を、入力部22のカーソルキー及び決定キー、あるいは数字キーで選択すると、図4に示すダウンロードの設定項目の選択画面43が表示される。すなわち、図4において、自動ダウンロード機能を働かせるか否か、ダウンロードを実行する時間の設定をするか否か、ダウンロードを実行する回数を設定するか否か、およびダウンロードのデータ量に制限を加えるか否かの設定項目が表示されており、ユーザは入力部22のカーソルキーと決定キーで順次条件を設定していくことになる。図4の例では全ての項目について「する」が選択されている状況を示している。
【0026】
図4において、全ての項目の条件付けが完了したら、その条件付けられた項目についてさらに詳細な設定を行なうための図5に示す画面44が表示される。
図5において、ユーザは入力部22の例えば数字キーで具体的な条件を入力していく。すなわち、例えば、ダウンロード時間の条件として、4時間毎に3分間という内容が設定され、ダウンロード回数として3回までが設定され、さらにダウンロードデータ量として例えば5Mbyteまでダウンロードが可能であることが設定されている。
【0027】
以上のように、設定された各項目の条件は、不揮発性メモリ24に記憶される。なお、図4の画面43において、自動ダウンロードを行なうか否かの設定は、常時電源26が接続されているか否かに関わらず、基本的設定項目として機能するものである。しかしながら、ダウンロード時間、ダウンロード回数、ダウンロードデータ量の各設定項目は、内蔵二次電池25を動作電源とする場合のみに機能する項目であり、常時電源26が接続されている状態において、自動ダウンロードを実行すると設定されている場合には、それら条件は無視され、全く制限を受けることなく自動ダウンロードが実行されるものである。
【0028】
以上のように設定された受信装置10を携帯状態で使用し、電源として内蔵二次電池25の電源でのみ駆動している状態にあるものとする。制御部21は、時計部23から供給される時刻情報に基づき、自動ダウンロードを実行する時間になったか否かを監視し、自動ダウンロードを実行する時間になった場合には、チューナ/復調部13を制御してダウロードチャンネルを選局する。
【0029】
さらに、ダウンロードが何回目であるか否かを制御部21で識別してダウンロード可能回数であれば、次に、ダウンロードするデータ量が5Mbyte以内であるか否かを制御部21が判別して全ての条件を満足した場合に、受信したデータを不揮発性メモリ24に記憶させる。
【0030】
以上のようにして、図2乃至図5に示す図面によって設定された自動ダウンロード条件に基づいて、データのダウンロードが実行されるため、ダウンロードのタイミング、回数、データ量を厳密に管理することができるようになる。そのため、二次電池25の電力を不必要に消費することがなくなり、電池の消耗を最小限に留めることができるようになるものである。
【0031】
図6は、以上説明した受信装置10の動作を説明するフローチャートである。図6において、ステップS61で開始され、ステップS62で自動ダウンロードを実行することが設定されているか否かの判定がなされ、設定されている場合には、ステップS63でダウンロードを許可した時間帯であるか否かが判定される。
【0032】
ダウンロードを許可した時間帯である場合には、ステップS64に移って、ダウンロードを許可した回数であるか否かの判定がなされ、ダウンロードを許可した回数であるならば、ステップS65に移って、ダウンロードしようとするデータの量が、所定量以内か否かの判定がなされる。
【0033】
ステップS65によって所定量以内であると判定された場合には、ステップS66で不揮発性メモリへのデータ蓄積とデータ更新が実行され、ステップS67で終了となる。
また、ステップS62、S63、S64、S65において、それぞれ否と判定された場合には、データのメモリへの記憶処理を行なわずに、処理を終了する。
なお、本発明のデジタル放送受信装置10においては、内蔵二次電池25を電源として使用している状態において、自動ダウンロードによらずに、自由なタイミングで手動でダウンロードを実行させるようにしてもよく、ユーザが入力部22を操作することで、ダウンロードを実行するように設定することが可能である。
【0034】
手動でダウンロードを実行させる場合には、既に不揮発性メモリ24に記憶されている内容を上書きすることがあり、そのような場合にユーザに上書きの可否を判断させたほうが好ましい。すなわち、表示部19で、ダウンロードしようとしているデータの前回のダウンロード日時と、それを読出して表示部19で表示したか否か、あるいは音声出力部20で出力したか否かを表示する。その表示例を図7に示す。図7において画面45にダウンロード履歴として、日時が2003年6月21日17:00、過去に出力したことがあるということが示されている。
【0035】
図8は、手動でダウンロードを実行させるための処理を説明するフローチャートである。図8において、ステップS81で開始され、ステップS82でユーザによる手動データの更新が行なわれる。次いでステップS83で既存のデータの上書きが可能か否かの判定がなされ、可能であるならば、ステップS84で不揮発性メモリへのデータの蓄積が行なわれてデータの更新が実行され、ステップS85で処理を終了する。また、ステップS83でデータの上書きが可能でないと判定されたら、データの蓄積を行なわずに、処理を終了する。
【0036】
以上のように構成することにより、内蔵二次電池25で動作電源を供給している状態において、予め設定したデータダウンロードの条件に基づいて、データのダウンロードを実行するものであるため、内蔵二次電池を効率的に活用することができるものである。
【0037】
なお、モバイル衛星放送に限らず、デジタル放送においては、受信装置の内部に収容されているソフトウェアの修正あるいはバージョンアップするためのデータを多重して伝送するように構成されており、そのソフトフェアのダウンロードについては、通常は、受信装置がデータの受信を含めて受信装置として動作していないスタンバイ状態において、放送局側からの制御に基づいて実行される。したがって、そのソフトウェアについても管理する対象として扱うことが可能である。その場合、制限条件としては、例えば、データ量が所定値を越えるか否かで、ダウンロードを実行させるか否か判定を行うように構成することが可能である。
【0038】
なお、本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で種々変形した構成を取ることが可能であり、本発明は、実施の形態で示したモバイル衛星放送を受信する受信装置だけでなく、現在運用されているデジタル衛星放送、将来実施される地上波デジタル放送にも適用できるものである。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明のデジタル放送受信装置は、二次電池駆動時におけるダウンロードの実行に対して、条件を設定してそれを満足したらダウンロードを行うように構成したので、二次電池の容量を無駄に使うことなく、データのダウンロードを実行させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル放送受信装置の一実施の形態を示す回路構成図。
【図2】図1に示す装置の動作を説明するための構成図。
【図3】図1に示す装置の動作を説明するための構成図。
【図4】図1に示す装置の動作を説明するための構成図。
【図5】図1に示す装置の動作を説明するための構成図。
【図6】図1に示す装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図7】本発明のデジタル放送受信装置の他の実施の形態の動作を説明するための構成図。
【図8】図7で示す装置の動作を説明するためのフローチャート
【符号の説明】
10…デジタル放送受信装置
11…無指向性アンテナ
12…アンテナ入力端子
13…チューナ/復調部
14…デマルチプレクサ
15…デコーダ
16…グラフィック重畳部
17…音声信号処理部
18…映像信号処理部
19…表示部
20…音声出力部
21…制御部
22…入力部
23…時計部
24…不揮発性メモリ
25…内蔵二次電池
26…常時電源
27…外部電源供給端子
28…電源状態判別部
29,31,33…スイッチ
30…電源供給線路
32…充電制御部
Claims (8)
- 蓄積型のデータを伝送するチャンネルを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信されたデータを蓄積するデータ蓄積手段と、
前記データ蓄積手段におけるデータの蓄積処理の処理条件を設定する条件設定手段と、
外付け電源から動作電源が供給されるか内蔵電池から動作電源が供給されるか判別する電源判別手段と、
前記電源判別手段で、前記外付け電源から動作電源が供給されていないと判別された際に、前記条件設定手段によって設定された条件に基づいて前記データ蓄積手段に前記データが蓄積されるように制御する制御手段と、
を具備したことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記制御手段は、さらに前記外付け電源から動作電源が供給されていると判別された際に、前記条件設定手段によって設定された条件によらずに前記蓄積手段にデータが蓄積されるように制御するものであることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
- さらに、前記条件設定手段は、前記データ蓄積手段によるデータの蓄積処理を自動で実行させるか、実行させないか設定する機能を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記条件設定手段によって設定される条件は、時刻によってデータの蓄積を制限する条件、データの蓄積回数によってデータの蓄積を制限する条件及びデータの量によってデータの蓄積を制限する条件の中から選択された1の条件もしくは複数の条件の組合わせによって前記データ蓄積手段におけるデータの蓄積処理を制限するものであることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記データは、前記装置に組み込まれるソフトフェアを含むことを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記デジタル放送受信装置は、移動体受信機を対象とした衛星モバイル放送を受信する装置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
- 前記蓄積型データが、ダウンロードチャンネルで放送されるものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
- 蓄積型のデータを伝送するチャンネルを受信するステップと、
前記受信手段で受信されたデータを蓄積手段へ蓄積させるための蓄積処理の処理条件を設定するステップと、
外付け電源から動作電源が供給されるか内蔵電池から動作電源が供給されるか判別するステップと、
外付け電源から動作電源が供給されていないと判別された際に、前記設定された条件に基づいて前記蓄積手段にデータが蓄積されるように制御するステップと、
を具備したことを特徴とするデジタル放送受信方法。
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2003
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