JP4731726B2 - モータ回転速度制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動媒体の移動を実行するモータ手段の回転速度補正制御関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、記録装置が有する移動媒体の移動実行を司るモータ手段の回転速度は、予め設定される該記録装置の仕様に基づき固定回転数で設定制御されるものであった。その事により、該移動媒体の移動速度も同様に、動力伝達手段であるギア配列などの伝達係数と該モータ手段の設定回転数とで固定設定されるものであった。しかし、該モータ手段の回転数を負荷変動に対応できるモータ励磁制御で実行しても、該ギア配列によるバックラッシュ等の瞬時的負荷変動の影響により該移動媒体の移動速度は一定速度を保てず、移動速度にムラが発生してしまうのであった。特に、該記録装置が有する移動媒体の一つである、感光体ドラム等の画像形成を司る移動媒体に於いては、移動速度ムラとなる回転ムラがそのまま画像形成に影響し、画像ラインのピッチムラとなって現れてしまう場合もあった。そこで、該感光体ドラム等の面上、或いは、それ相当の補助部材に微少距離検出用パターン手段を構成し、センサ検出手段により回転に対する微少距離の移動速度を検出して、判定する微少距離移動速度判定手段を有することで、該感光体ドラム等の微少移動距離速度を実測し、その結果に応じた所定量をもって、該モータ手段の回転速度を補正するモータ回転速度補正手段を有するモータ回転速度制御装置を構成していた。つまり、該感光体ドラム等の回転速度を微少距離量毎に測定し、結果に基づき該感光体ドラム等の設定速度に収束補正させるよう、該モータ手段の回転速度を補正することで、画像ラインのピッチムラ発生を抑制していた。
更に、微少距離検出用パターン手段が有する該微少距離量の設定は、形成画像の1ライン幅距離、或いは、1ライン幅の整数倍距離を単位にする事により、検出できる微少移動距離量の移動速度を各ライン毎の移動速度に同期を取った状態で速度比較ができ、且つ、画像ラインの移動幅に同期が取れた状態で該モータ手段の回転速度補正を実行できるために、該感光体ドラムの回転速度ムラを収束補正して、画像ラインのピッチムラ発生を抑制するだけでなく、除去しきれない画像ラインのピッチムラを形成された画像全体を通して目立ちにくくするのであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、該微少距離検出用パターン手段が有する該微少距離量の設定値が、該移動媒体である該感光体ドラム等の面上の周長に関係無く、1ライン幅の距離量、或いは、1ライン幅の整数倍の距離量で構成されているために以下のような欠点があった。
【0004】
該感光体ドラム等の表面の全長は、該微少距離量の設定値の整数倍で構成されていないために、該微少距離検出用パターン手段は、センサ検出手段で該微少距離量の検出が可能なパターン形成部と検出が不可能なパターン途切れ部とで構成されてしまうのであった。そのことにより、該感光体ドラム等の回転移動が該パターン途切れ部を移動している時は、当然の如く、該微少移動距離量に対する移動速度の実測ができない為に該モータ手段の回転速度補正は中断され、場合によっては、中断中に速度偏差が発生し得るという欠点があった。そこで、該パターン途切れ部による該モータ手段の回転速度補正の中断での速度偏差を防ぐ為に、複数のセンサ検出手段を位相を異なえて配置して、該パターン途切れ部を通過していないセンサ検出手段を選択し、リレーすることで常に継続された中断の無いモータ回転速度補正制御を実行する手段が考案されたが、複数のセンサ検出手段を必要とする該手段では、ローコストを目指す装置に於いて、画像品位を低下させない為に決して安価でないセンサ検出手段を複数用いる事は、コストアップになってしまうという欠点もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本出願に係る発明は、記録装置が有するモータ手段によって駆動される移動媒体であって、一体化され移動する補助部材手段を有する移動媒体を有し、前記補助部材手段は、移動方向に沿って、予め設定され微少距離量を単位とした間隔にて構成される微少距離検出用パターン手段を有し、更に、前記微少距離検出用パターン手段の任意の近傍に配置され、前記補助部材手段の移動に伴い検出される前記微少距離量毎の変化具合を電気信号に変換して、検出パルス信号を発生するセンサ検出手段と、前記センサ検出手段が発する検出パルス信号について、その周期量を所定時間量と比較判定する、或いは記録装置が有する特有の電気制御信号の周期位相と比較判定する微少距離移動速度判定手段前記比較判定の結果に基づき、予め設定される前記モータ手段の回転速度値を補正するモータ回転速度補正手段と、を有し、前記モータ回転速度補正手段により、前記移動媒体の移動速度を微少距離量毎に設定移動速度値に収束補正させる前記モータ手段のモータ回転速度制御装置において前記微少距離検出用パターン手段は、前記微少距離量の変化具合を検出できるパターン形成部と、前記微少距離量の変化具合を検出できないパターン途切れ部とで構成され、更に、前記センサ検出手段が発する検出パルス信号の周期量を判定することで、前記センサ検出手段の取付け位置における前記パターン途切れ部の通過タイミングを認識する途切れ位置認識手段を有し、前記途切れ位置認識手段による前記パターン途切れ部が前記センサ検出手段を通過していると認識に応じて、前記モータ回転速度補正手段による前記モータ手段の回転速度補正を中断させるために、前記微少距離移動速度判定手段の判定結果内容を補正実行しない状態指示に設定し直す補正中断手段を有し、前記補助部材手段は、前記移動媒体の移動運動に対して惰力を与える所定の重量を有し、前記移動媒体の移動速度を微少距離量毎の収束補正が実行されない前記パターン途切れ部によるモータ回転速度補正の補正中断中の影響を抑える速度偏差抑制手段を兼ね備えるとを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
以降、本発明の実施例について説明をする。本発明が意図する所は、移動媒体の移動を実行するモータ手段の回転速度制御を、該移動媒体面上に一体化された補助部材手段に設けた微少距離検出用パターン手段を利用して、センサ検出手段が検出パルス信号を発するパターン形成部を移動している時は、該検出パルス信号の周期量により、該補助部材の移動微少距離量毎の速度を計測して、移動速度が設定速度値に収束されるように該モータ手段の回転速度を補正するモータ回転速度補正手段を有し、又、該補助部材手段に設置された該微少距離検出用パターン手段の繋ぎ目となる僅かな距離量で構成されるパターン途切れ部を移動する時は、該モータ回転速度補正手段による補正を中断し、該補助部材が有するイナーシャ機能で該移動媒体の移動速度偏差を抑制させるように構成したところにある。そのことにより、パターン形成部を移動する間は、該モータ手段の回転速度は補正され、パターン途切れ部を移動する僅かな間は、イナーシャ機能で回転速度偏差を抑制して、再び、パターン形成部を移動する間の該モータ手段の回転速度補正により、全体的に該移動媒体の移動速度を設定速度値に収束補正させるよう構成することで、画像ラインのピッチムラを抑制し、且つ、より低コスト化されたモータ回転速度補正手段を有する該モータ手段の回転速度制御となるのである。
【0014】
尚、本発明の実施例では、具体例として該移動媒体を電子写真装置に於ける感光体ドラムの場合で、その回転移動速度の収束補正制御について述べる事にするが、本発明は移動媒体の移動速度を一様で一定速度に収束補正させたい移動媒体のモータ手段の回転速度補正に関するものであって、以降の実施例で述べる、電子写真装置や感光体ドラム等に限定されるものではない。つまり、或る移動媒体の移動速度を一定で、且つ、速度ムラのない移動を実現するためのモータ手段の回転速度制御を実行するもの全てに有効なのである。更に、該微少距離検出用パターン手段や該センサ検出等の種類や、微少移動距離速度情報の計測、処理方法についても同様に限定されるものではない。従って、本発明のモータ回転速度制御装置は、感光体ドラム以外にも例えば、該感光体ベルトや、カラー画像形成の記録装置が有する転写ドラムや転写ベルトの移動速度制御に利用できる事は言うまでもない。又、電子写真装置に限らず、移動媒体の移動速度に精度が要求される移動速度制御や画像記録材の搬送速度制御など、広範囲に渡り移動媒体の移動速度制御に利用できるのである。
【0015】
一方、本実施例での該モータ手段は、パルスモータを利用した例で述べているが、これも同様に、計測される速度に対し、モータ回転速度が補正可能であるモータ手段で有れば、モータ種類やそのモータ回転速度制御手段に関しても特に限定されるものではない。
【0016】
最後に、実施例に於ける構成では、理解し易くするために磁気パターンを白黒で表現しているが、全面を単色で構成するものや無色透明で媒体に直接印刷するものでも良い。更に、この無色透明で移動媒体に直接構成される場合は、例えば、記録材であるプリント紙に予め印刷しポイントとなる搬送路部分に磁気センサ等を設置するようにすれば、記録材の斜向搬送検出やジャム検出、更には記録材の位置決め制御等、搬送速度補正制御以外であるプリント紙搬送挙動制御等の目的にも応用できるという利用方法もある。
【0017】
次に、本発明の実施例について具体的に述べることにする。図1に本発明のモータ回転速度制御装置の機能ブロック図を示す。図1に於いて、1は移動媒体である感光体ドラム、2はモータ動力伝達手段であるギア配列、3は感光体ドラム1の回転動作を実行させるモータ手段で、本説明ではパルスモータを用いている。15はパルスモータ3を駆動するモータドライバーICである。
【0018】
4は微少距離検出用パターン手段で、磁気パターンが補助部材手段に設置された場合を例に示し、磁気パターンを有するパターン形成部と磁気パターンが無いパターン途切れ部から構成される。
【0019】
5はセンサ検出手段であり、具体的には、MRセンサと呼ばれる磁気センサであって、S極とN極とで交互に着磁された磁気パターンで構成されたパターン形成部の磁力線の方向の違いを検出し、その変化量毎の結果を電気信号に変換し、検出パルス信号を一対の着磁周期に同期して発するもので、着磁変化毎に反転する信号源である。6は光学箱ユニットであり、画像信号に従い点滅させるレーザー光を鏡面で構成したポリゴンミラーを回転させて、感光体ドラム1に光照射する光走査系を一組みにしたユニットで、光走査の先頭位置タイミング毎に水平方向の画像同期信号(以降は、BD信号と略す。)を発生させる構成も兼ね備えている。画像信号は、このBD信号に同期を取り書き出しを実行する事で主走査方向の画像形成を実行し、更に、この画像ラインを繰り返す事で、副走査方向の画像形成が実行されて一つの画像となるのである。
【0020】
10は水晶発振器(OSC:オシレータの略)あり、予め設定される基本時間周期でクロックを出力する。11は途切れ位置認識手段で周期的に入力される検出パルス信号に基づきパターン途切れ位置を認識する。
【0021】
12は微少距離移動速度判定手段で、該検出パルス信号の周期量に基づき、計測された感光体ドラム1の移動速度の速度偏差を比較判定して設定速度選択信号にて指示するか、或いは、途切れ位置認識手段11が発するリセット信号の指示に基づき該設定速度選択信号を強制的に特定値に設定するものである。
【0022】
13はモータ回転速度補正手段で、該設定速度選択信号で指示されるモータ励磁信号の周期時間を予め設定される、標準励磁データ値、早励磁データ値、遅励磁データ値から選択して、該当するデータ値をモータ励磁手段14に転送するものである。モータ励磁手段14は転送された励磁周期時間データ値に基づき励磁信号をモータドライバーIC15に伝達するものである。
【0023】
尚、途切れ位置認識手段11が発するリセット信号の指示に基づき該設定速度選択信号を強制的に特定値に設定する場合、特定されるデータ値に関しては特に限定されないが、本実施例の場合は、予め設定されるモータ回転数(以降、この値を標準励磁データ値と呼ぶ)を指示するようにする。
【0024】
つまり、モータ手段3の回転速度補正が中断される該リセット信号の有効中は、補助部材が有するイナーシャ機能に委ねる為、モータ回転数を標準励磁データ値で設定し、回転速度の安定化を図るものである。従って、例えば、遅れぎみに動作する機器に於いては、標準励磁データ値を指示するのではなく、早励磁データ値を指示するようにしても良い。更には、回転速度の安定化を考慮すると早励磁データ値と遅励磁データ値を交互に繰り返すような指示にしても良いのである。
【0025】
一方、本実施例に於いては、該リセット信号が解除されていると、該検出パルス信号毎の周期量をOSC10が発するクロックに基づいた所定時間と比較する位相比較を実行して該検出パルス信号周期量の速度偏差結果に基づき、該設定速度選択信号に早い値か、遅い値かの指示を出力するように構成しているが、該りセット解除中に実行される検出パルス信号毎の周期量の位相比較を例えば検出パルス信号の発生周期が画像1ライン毎に設定される場合などは、該BD信号との位相周期を比較するように構成しても良い。つまり、この検出パルス信号の位相比較は、設定時間と比較するだけでなく、検出パルス信号の発生周期構成に応じて、記録装置が有する特定電気制御信号であるBD信号等と比較実行するように構成しても良いのであって、要は、感光体ドラム1の速度計測を実施するための検出パルス信号にとって、その計測される周期量が予め設定する基準値に比べて、早くなっているか、遅くなっているか、が判定できれば良く、その位相比較の基準値に関しては、特に限定されるものではない。
【0026】
ここで、本発明の基本構成となる微少距離検出用パターンである磁気パターン構成について簡単に説明する。実施例に於ける磁気パターン4は、該補助部材手段に取り付けた例にて表現しているが、イナーシャ機能を該補助部材手段に有し、感光体ドラム1の面上に直接、取り付けても良い、更に、センサ検出手段5である磁気センサに於いても、磁気パターン4に隣接するところであれば非接触でも接触でも良い。一方、パターン形成部が有する微少距離量の設定は、画像1ライン距離相当、或いは、数ライン距離相当で構成しても、また、モータ1励磁分で決まる感光体ドラム1の移動量、或いは、モータ数励磁分で構成しても、本発明では特に限定されないが、いずれにしても予め設定される微少距離量に対する整数倍がパターン形成部の全長となる。つまり、感光体ドラム1の移動方向に対し、構成されるパターン形成部の全長は、感光体ドラム1の周長に等しくなる事は殆ど無く、端数ができてしまうためにパターン形成部の繋ぎ目となるパターン途切れ部が所定の値かな距離分存在する構成になってしまうのである。
【0027】
以降、図2、図3、図4を用いて、第1の実施例についての詳細な説明をする。図2は、図1の途切れ位置認識手段11の詳細を示す回路図とそのタイミングチャート図である。図3は、同様に、微少距離移動速度判定手段12とモータ回転速度補正手段13とモータ励磁手段14の詳細を示す回路図であり、図4にそのタイミングチャート図を示すものである。
【0028】
本第1の実施例に於いての途切れ位置認識手段11は、図2に示す如く、既に公知であるCPU等に利用されるウォッチドックタイマー機能を応用して構成されるものである。このウォッチドックタイマー機能とは、CPUが構成されるシステムに利用されるもので、CPUから予め設定された時間周期で発するパルス信号により、データ値が再ロードされて、常にカウンタ回路がカウントを実行している伏態を保たせるもので、CPUの暴走等でCPUが発するパルス信号が途絶えると、該カウンタ回路のデータ値の再ロードが実行されないままカウントを続け、やがて、カウント値のオーバーフロー状態でCPUにリセット状態を指示する動作を強制的に実行するものなのである。図2に於いて、該ウォッチドックタイマー機能が有するカウンタ回路に相当する多段カウンタ回路手段22には、該センサ検出手段5が発する検出パルス信号に同期を取り、ワンショットパルス信号を出力するワンショトパルス回路手段21からの出力信号でカウントデータ値を再ロードするように構成される。更に、多段カウンタ回路手段22は、OSC10からのクロック信号に基づき、カウント動作を実行するように構成されるものである。これにより、本実施例での途切れ位置認識手段11は下図のタイミングチャート図に示すように動作するのである。
【0029】
パターン途切れ部による検出パルス信号発生が中断される迄は、周期的に発生する検出パルス信号によって、多段カウンタ回路手段22はカウント値がオーバーフローせずに検出パルス信号により、データ値が再ロードされて常にカウント状態を維持するのである。一方、パターン途切れ部区間になると、検出パルス信号の受信が無くなるために、多段カウンタ回路手段22のカウントデータ値は再ロードされる事無く、カウント値がオーバーフローしてしまうのである。その結果として、多段カウンタ回路手段22は、リップルキャリーアウト信号(図中、RCOと記す。)を出力する状態で固定され、多段カウンタ回路手段22のカウント動作をホールドし、且つ、リセット信号を発するように構成されるのである。そして、このホールド状態は、パターン途切れ部区間の移動が終了されて再び、検出パルス信号の受信が再開されることによって、多段カウンタ回路手段22のカウントされて再び、検出パルス信号の受信が再開されることによって、多段カウンタ回路手段22のカウントデータ値が再ロードされると、リップルキャリーアウト信号が解除され、ホールド状態が自動解除されるのである。そのことにより、該リセット信号も解除され、再び検出パルス信号による周期的な再ロードで、自動復帰した多段カウント回路手段22は常にカウント状態を維持するのである。
【0030】
つまり、本実施例に於ける途切れ位置認識手段11は、ウォッチドックタイマー機能を応用した回路で構成され、検出パルス信号周期が途絶えるとリセット信号を出力するように動作するのである。
【0031】
次に、図3に示す回路図を用いて説明をする。同図に於いて、微少距離移動速度判定手段12は、ワンショットパルス回路手段24を有し、センサ検出手段5が発する検出パルス信号を受信する毎に同期を取った信号を多段カウンタ回路手段25のロード信号として構成し、多段カウンタ回路手段25は、OSC10から発するクロック信号に基づくカウント動作を実行するように構成して、該ロード信号の周期タイミングに対する、カウント結果を検出する事で、計測される感光体ドラム1の微少距離量毎の移動速度判定を実行するものである。つまり、該ロード信号の発生タイミングは、実際に移動した感光体ドラム1の微少距離量毎に発する検出パルス信号の計測周期であって、該ロード信号で多段カウンタ回路手段25にロードされるロードカウントデータ値は、感光体ドラム1の予め設定された微少距離量を移動するための設定目標時間値(以降、この時間量を検出パルス信号周期設定時間データ値と呼ぶ。)であることより、多段カウンタ回路手段25は、計測される検出パルス信号周期内で検出パルス信号周期設定時間データ値のカウントが終了するか、否かを検出する事で感光体ドラム1が微少距離量毎の移動速度が早いか、遅いのかを判定できるのである。具体的には計測される検出パルス信号が発する、該ロード信号周期内で多段カウンタ回路25がオーバーフローした場合、検出パルス信号周期設定時間データ値より遅い移動であると判定でき、逆に、カウントがオーバーフローしない場合は早い移動であると判定できるのである。つまり、多段カウンタ回路手段25のリップルキャリーアウト信号(図中、RCOと記す。)が出力されると、D型フリップ・フロップ(以降、D−F/Fと略す。)のQ出力は、ハイレベルになり、遅い移動判定を出力するように構成され、逆にリップルキャリーアウト信号が出力されないと、D型フリップ・フロップのQ出力は、ロウレベルになり、早い移動判定を出力するように構成しているのである。更に、微少距離移動速度判定手段12は、最終段にNAND回路で構成したデコード回路手段27を有し、途切れ位置認識手段11での認識結果であるリセット信号と上述速度判定結果とで判断する、モータ回転数の補正中断手段を構成しているのである。このデコード回路27は、D−F/Fの出力と該リセット信号を入力源として、リセット信号が解除されていると、上述速度判定結果を設定速度選択信号に出力し、選択する励磁時間データ値を指示する。一方、リセット中であると、上述速度判定結果に関係無く強制的に予め設定される標準時間を励磁時間データ値とするように指示するものである。
【0032】
そして、モータ回転速度補正手段13は、微少距離移動速度判定手段12から指示される設定速度選択信号の内容に従い、予め用意されている早励磁データ値、遅励磁データ値、標準励磁データ値の各データ値種類の中から指示される励磁データ値を選択し、次段のモータ励磁手段14に伝達する為のデータセレクタ回路手段30を有する。選択された励磁データ値は、モータ励磁手段15が有する多段カウンタ回路手段32にロードされ、カウントオーバーフローする毎にT型フリップ・フロップ手段33、34、35により、モータドライバーIC15に伝達され、モータ手段3の励磁実行がなされるのである。従って、モータ手段3の回転数は、データセレクタ回路手段30が選択する励磁時間に対応して、該リセット信号が解除されている時は、計測結果に伴い、早励磁されたり、遅励磁されて補正され、又、リセット中の時は、計測結果に関係無く、標準励磁される補正中断状態を維持するのである。図4に上述した回路の動作状態を示すタイミングチャート図を示すことにする。
【0033】
以上説明したように本第1の実施例では、パターン途切れ部を通過している事を途切れ位置認識手段で判断するとリセット信号を発し、計測される感光体ドラム1の移動速度に関係無く強制的にモータ手段の回転速度補正を中断し、設定標準回転数で実行する補正中断手段を有して、その間は補助部材手段が有するイナーシャ機能で速度偏差を抑制させるのである。一方、パターン途切れ部の移動が終了してパターン形成部を通過し始めると、途切れ位置認識手段でのリセット信号は自動的に解除されて、計測される感光体ドラム1の移動速度を示す検出パルス信号に基づいた微少距離移動速度判定手段での結果に応じ、モータ手段の回転速度の補正が実行されて、感光体ドラム1の移動速度を常に設定される所定速度に収束補正させる事で、画像ピッチムラの原因である移動速度偏差を抑制するようになるのである。
【0034】
尚、本実施例に於いては説明を容易にするために、モータ手段3であるパルスモータは、感光体ドラム1を移動させるために必要となるトルクに対して、自起動内で立ち上げられる場合で述べているものである。従って、自起動内で立ち上げが不可能なパルスモータを利用する場合は、当然、スローアップやスローダウン励磁を有する駆動制御が必要である事は言うまでもない。
【0035】
更に本実施例では、制御全体をハード回路の構成で説明しているが、同様な処理構成をCPU等のソフト処理を用いて実現しても良く、具体的な実現手段については特に限定されるものではない。
【0036】
(第2の実施例)
次ぎに、第2の実施例について図5、図6を用いて説明をする。尚、本第2の実施例は、図1で述べた第1の実施例の構成に比べ、途切れ位置認識手段11の認識手段とその構成に違いがある他は同様であるためにそれ以外の説明に関しての説明は省略することにする。また、第1の実施例と同様なものは、同符号を用いて表すと共にその説明は簡略するか、或いは省略するものとする。
【0037】
図5は、第2の実施例に於けるモータ回転速度制御装置の機能ブロック図を示したものである。微少距離検出用パターン手段4を構成する、補助部材手段には、第1の実施例と異なり、パターン形成部の繋ぎ目となるパターン途切れ部区間に遮光するためのつば状の突起物がパターン途切れ部を満たすように構成され、別のセンサ検出手段であるフォトインタラプタセンサ手段7(以降、単にインタラプタと表現する。)が、センサ検出手段5にとってパターン途切れ部を通過している間だけ、該つば状の突起物によりインタラプタの光を遮光するような位置に取付けられている。これにより、インタラプタ7の出力は、センサ検出手段5の検出位置に於いてパターン途切れ部区間の通過が開始されてから通過が終了するまでの間だけ遮光状態を続けて、それ以外の時は受光状態が維持されるように構成されているのである。尚、別のセンサ検出手段7とつば状の突起物との構成は特に限定されたものではなく、要は、センサ検出手段5の検出位置に於いてパターン途切れ部を通過する間だけの位相タイミングが検出できる別のセンサ検出手段とその構成であれば良い。
【0038】
そして、インタラプタ7の出力状態を第2の実施例で述べる、途切れ位置認識手段16に入力して、その検出状態に応じた結果を第1の実施例同様にモータの回転速度補正の中断期間とするリセット信号を微少距離移動速度判定手段に出力するように構成されているものである。
【0039】
図6に本第2の実施例に於ける途切れ位置認識手段16の詳細回略図とそのタイミングチャート図を示す。インタラプタ7が接続される途切れ位置認識手段16は、LED部を抵抗R1を通して常に点灯状態にする。そして、フォトトランジスタをエミッタ接地構成で受けて、NOT回路28に接続させる構成である。その結果、インタラプタ7の出力状態がそのままのタイミングでNOT回路28から出力され、第1の実施例同様のタイミングで出力されるリセット信号が構成されるのである。
【0040】
これにより、第1の実施例で述べる途切れ位置認識手段11より更に低コストの途切れ位置認識手段16が構成されるのである。尚、NOT回路28は、信号の論理状NOT回路にして構成しているが、利用されるセンサ検出手段の出力論理に応じインバータ回路でも良いことは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、移動媒体等である感光体ドラム1の微少移動距離量をセンサ検出手段5と微少距離検出用パターン手段4により微少距離量毎にその移動速度を計測して、感光体ドラム1の予め設定される設定移動速度値に対しての速度偏差を判定する事で、感光体ドラム1の回転駆動を司るモータ手段の回転速度を計測された速度偏差状況に応じて、モータの励磁毎に励磁時間を補正し、設定移動速度値に収束補正させるモータ回転速度補正手段を有するモータ回転速度制御装置に於いて、微少距離検出用パターン手段4が有するパターン形成部をセンサ検出手段5が通過して、微少距離量毎の速度偏差を計測できる期間は、モータ回転速度補正手段による補正を実行し、又、パターン形成部の繋ぎ目となるパターン途切れ部がセンサ検出手段を通過している期間は、モータ回転速度補正手段による補正実行を中断する補正中断手段を有する。一方、感光体ドラムには大型化しない程度の回転イナーシャ機能を兼ね備える補助部材手段を有し、随時、感光体ドラムの回転速度偏差量を抑制できるように構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係るモータ回転速度制御装置を示す機能ブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施例に係る途切れ位置認識手段の具体的構成を示す回路図とその具体的動作を示すタイミングチャート図である。
【図3】 本発明の第1の実施例に係る微少距離移動速度判定手段とモーク回転速度補正手段とモータ励磁手段の具体的構成を示す回路図である。
【図4】 本発明の第1の実施例に係る微少距離移動速度判定手段とモータ回転速度補正手段とモータ励磁手段の具体的動作を示すタイミングチャート図である。
【図5】 本発明の第2の実施例に係るモータ回転速度制御装置を示す機能ブロック図である。
【図6】 本発明の第2の実施例に係る途切れ位置認識手段の具体的構成を示す回路図とその具体的動作を示すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム
2 モータギア配列
3 パルスモータ
4 微少距離検出用パターン
5 センサ検出手段
6 走査光学箱
7 フォトインタラプタ
10 OSC
20 システムリセット回路
21 ワンショットパルス回路
22 多段カウンタ回路
24 ワンショットパルス回路
25 多段カウンタ回路
26 D−F/F回路
27 NAND回路群
28 NOT回路
30 データ値セレクタ回路
32 多段カウンタ回路
33、34、35 T−F/F回路

Claims (3)

  1. 記録装置が有するモータ手段によって駆動される移動媒体であって、一体化され移動する補助部材手段を有する移動媒体を有し、
    前記補助部材手段は、移動方向に沿って、予め設定された微少距離量を単位とした間隔にて構成される微少距離検出用パターン手段を有し、
    更に、前記微少距離検出用パターン手段の任意の近傍に配置され、前記補助部材手段の移動に伴い検出される前記微少距離量毎の変化具合を電気信号に変換して、検出パルス信号を発生するセンサ検出手段と、
    前記センサ検出手段が発する検出パルス信号について、その周期量を所定時間量と比較判定する、或いは記録装置が有する特有の電気制御信号の周期位相と比較判定する微少距離移動速度判定手段と、
    前記比較判定の結果に基づき、予め設定される前記モータ手段の回転速度値を補正するモータ回転速度補正手段と、を有し、
    前記モータ回転速度補正手段により、前記移動媒体の移動速度を微少距離量毎に設定移動速度値に収束補正させる前記モータ手段のモータ回転速度制御装置において、
    前記微少距離検出用パターン手段は、前記微少距離量の変化具合を検出できるパターン形成部と、前記微少距離量の変化具合を検出できないパターン途切れ部とで構成され、更に、前記センサ検出手段が発する検出パルス信号の周期量を判定することで、前記センサ検出手段の取付け位置における、前記パターン途切れ部の通過タイミングを認識する途切れ位置認識手段を有し、
    前記途切れ位置認識手段による前記パターン途切れ部が前記センサ検出手段を通過しているとの認識に応じて、前記モータ回転速度補正手段による前記モータ手段の回転速度補正を中断させるために、前記微少距離移動速度判定手段の判定結果内容を補正実行しない状態指示に設定し直す補正中断手段を有し、
    前記補助部材手段は、前記移動媒体の移動運動に対して惰力を与える所定の重量を有し、前記移動媒体の移動速度を微少距離量毎の収束補正が実行されない前記パターン途切れ部によるモータ回転速度補正の補正中断中の影響を抑える速度偏差抑制手段を兼ね備えることを特徴とするモータ回転速度制御装置。
  2. 前記途切れ位置認識手段は、別に設けた第2のセンサ検出手段を有し、前記センサ検出手段が取付けてある位置に於いての前記パターン途切れ部範囲の通過が検出できるように構成されたものであり、前記パターン途切れ部の通過中を前記第2のセンサ検出手段で認識すると、前記微少距離移動速度判定手段の動作実行を停止させるリセット信号を発生させて、モータ回転速度補正実行を中断指示する補正中断手段を有することを特徴とする請求項1に記載のモータ回転速度制御装置。
  3. 前記記録装置とは電子写真装置であり、前記移動媒体とは電子写真装置に於ける感光体ドラム又は感光体ベルトであり、前記センサ検出手段は磁気センサであり、画像1ライン距離量の整数倍に相当する前記微少距離量で着磁された磁気パターンにて前記微少距離検出用パターン手段が構成されることを特徴とする請求項1に記載のモータ回転速度制御装置。
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