JP4731390B2 - ナビゲーション装置、電源供給方法、電源供給プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ナビゲーション装置、電源供給方法、電源供給プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、車両などの移動体に搭載されるナビゲーション装置、ナビゲーション装置に対して電源を供給する電源供給方法、電源供給プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体に関する。
従来、車両などの移動体に搭載されるナビゲーション装置の形態の一つとして、たとえば、可搬式のナビゲーション装置が提供されている。この可搬式のナビゲーション装置では、携帯できる程度に小型化された携帯型情報処理装置(ブレインユニット)を移動体機器(ナビゲーション装置本体)や屋内機器、携帯機器に装着し、接続することにより、各接続された機器の機能を動作させる提案がされている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
ここで、図1および図2を用いて、上述したナビゲーション装置本体とブレインユニット(以下、ナビゲーションユニットともいう)の着脱について説明する。図1は、ナビゲーション装置においてナビゲーションユニット用ドアが閉状態である場合の概観を示す説明図である。
図1において、ナビゲーション装置100は、車両などの移動体に搭載されており、ドアオープンノブ101と、ナビゲーションユニット用ドア102と、ナビゲーション装置本体103と、から構成されている。
ドアオープンノブ101は、ナビゲーションユニット用ドア102の開閉状態を制御する。具体的には、たとえば、利用者がドアオープンノブ101を操作することにより、ナビゲーションユニット用ドア102を開閉することができる。
より具体的には、たとえば、利用者は、ドアオープンノブ101を右方向へ操作することにより、ナビゲーションユニット用ドア102を開状態とすることができ、ナビゲーションユニット用ドア102を閉状態とするとともにドアオープンノブ101によりナビゲーションユニット用ドア102を固定する。
ナビゲーションユニット用ドア102は、利用者によって、ナビゲーションユニットの挿入口の開閉に関する操作を受け付ける。具体的には、たとえば、ナビゲーションユニット用ドア102を手前に倒すことにより、ナビゲーションユニットの挿入口が開状態となり、ナビゲーションユニットの着脱をおこなうことができる。
また、詳細は図2を用いて後述するが、ナビゲーション装置本体103からナビゲーションユニットを取り外す際にナビゲーションユニット用ドア102を開状態とすると、ナビゲーション装置100は、ナビゲーションユニットに対する電源オフ処理をおこなう。
また、ナビゲーションユニットを取り外した後にナビゲーションユニット用ドア102を元の状態(図示の状態)に戻すことにより、ナビゲーション装置本体103からナビゲーションユニットが取り外されたナビゲーション装置100が動作するよう電源が供給される構成でもよい。あるいは、ナビゲーションユニットが装着された状態でナビゲーションユニット用ドア102を元の状態(図示の状態)に戻すことにより、ナビゲーション装置本体103にナビゲーションユニットが装着されたナビゲーション装置100が動作するよう電源が供給されることとなる。
図2は、ナビゲーション装置においてナビゲーションユニット装着時のナビゲーションユニット用ドアが開状態である場合の概観を示す説明図である。
図2において、ナビゲーション装置100は、図1に示したドアオープンノブ101と、ナビゲーションユニット用ドア102と、ナビゲーション装置本体103に加え、ナビゲーションユニットイジェクトノブ201と、ナビゲーションユニット202と、点灯ランプ203と、から構成されている。
ナビゲーションユニットイジェクトノブ201は、利用者によって、ナビゲーション装置100におけるナビゲーション装置本体103から、ナビゲーションユニット202を取り外す際に操作される。具体的には、たとえば、ナビゲーションユニット用ドア102が開状態であるときにナビゲーションユニット202を取り外す際は、ナビゲーションユニットイジェクトノブ201を押下すると、ナビゲーションユニット202が、ナビゲーション装置本体103から取り外される。
具体的には、たとえば、ナビゲーションユニット202を取り外す際、ナビゲーションユニットイジェクトノブ201を押下すると、ナビゲーション装置100によってナビゲーションユニット202の電源オフ処理が終了している場合、利用者は、そのままナビゲーションユニット202を挿入口から取り出すことができる。
一方、ナビゲーションユニット202を取り外す際にナビゲーションユニットイジェクトノブ201を押下した時点で、ナビゲーション装置100によってナビゲーションユニット202の電源オフ処理が終了していない場合、ナビゲーション装置100は、ナビゲーションユニット202の電源の緊急停止をおこなって、ナビゲーションユニット202をナビゲーション装置本体103から取り外すことができる構成としてもよい。
ナビゲーションユニット202は、ナビゲーション装置本体103と接続され、ナビゲーション装置100を構成する。そして、点灯ランプ203は、ナビゲーションユニット202の動作の状態に応じて、点灯する。
具体的には、たとえば、ナビゲーションユニット202が動作中である場合は、通常の点灯であり、ナビゲーションユニット202の電源オフ処理中である場合は、点滅する。そして、ナビゲーションユニット202の電源がオフになった時点で消灯することとしてもよい。なお、点灯ランプ203は、ナビゲーションユニット202の動作に応じて点灯、点滅、消灯する構成としたが、点灯色を変更する構成としてもよい。
ここで、図1および図2を用いて説明したナビゲーション装置100について、ナビゲーションユニット202の取り外しの詳細について説明する。まず、図1に示した状態において、ナビゲーション装置100にナビゲーションユニット202が装着されている場合に、ナビゲーションユニット202を取り外す手順について説明する。
まず、利用者は、ナビゲーションユニット202をナビゲーション装置本体103から取り外すために、ナビゲーションユニット用ドア102を開状態にするようドアオープンノブ101を操作する。
具体的には、たとえば、利用者は、ドアオープンノブ101を右方向へ操作することにより、ナビゲーションユニット用ドア102を手前に倒して開状態とし、図2に示した状態とする。ナビゲーションユニット用ドア102が開状態となると、ナビゲーション装置100は、ナビゲーションユニット202に対する電源オフ処理をおこなう。
そして、利用者は、ナビゲーションユニット202をナビゲーション装置本体103から取り外すために、ナビゲーションユニットイジェクトノブ201を操作する。利用者がナビゲーションユニットイジェクトノブ201を操作すると、ナビゲーションユニット202の電源オフ処理が終了していない場合、ナビゲーションユニット202内のデータの破損などを防止するために、ナビゲーション装置100は、ナビゲーションユニット202の電源の緊急停止をおこなう。
そして、利用者は、ナビゲーションユニット202の電源オフ処理を終了してから、ナビゲーション装置本体103からナビゲーションユニット202を取り外すことができる。
その後、利用者は、ナビゲーション装置本体103からナビゲーションユニット202が取り外されたナビゲーション装置100を動作させるため、ナビゲーションユニット用ドア102を閉状態として、ナビゲーション装置100に電源が供給されるようにする。ナビゲーションユニット202が取り外されたナビゲーション装置100の動作は、たとえば、音声出力、現在地点の算出、その他各種操作などの受け付けなどである。
国際公開第05/090917号パンフレット
しかしながら、上述した従来技術では、ナビゲーションユニットの着脱にはナビゲーションユニット用ドアの開閉が必要であるため、利用者は、ナビゲーションユニットの着脱をおこなう場合、ナビゲーションユニット用ドアの開閉操作の手間が生ずるという問題が一例として挙げられる。さらに、ナビゲーションユニット用ドアが閉状態でなければ、ナビゲーション装置に電源が供給されないため、利用者は、ナビゲーションユニット用ドアを閉め忘れた場合、ナビゲーション装置が利用できないという問題が一例として挙げられる。
一方、利用者によるナビゲーションユニット用ドアの開閉操作における手間の削減や閉め忘れを防止するために、ナビゲーションユニット用ドアの開閉状態を検知するセンサや、ナビゲーションユニット用ドアを自動的に開閉する機能を設ける場合、ナビゲーション装置の複雑化および高コスト化を招くという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかるナビゲーション装置は、装置本体部と、当該装置本体部に着脱自在に取り付けられるナビゲーションユニットと、で構成されるナビゲーション装置であって、前記装置本体部の筐体表面側に設けられ、前記ナビゲーションユニットを前記装置本体部に対して着脱する際に操作される第1操作部と、前記ナビゲーションユニットを取り外す際の操作で前記第1操作部が移動することによって前記筐体表面側に露出するとともに、当該ナビゲーションユニットを実際に前記装置本体部から取り外す際に操作される第2操作部と、前記第1および第2操作部の動作と連動して、前記ナビゲーションユニットに対する前記装置本体部からの電源の供給を制御する電源制御部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる電源供給方法は、装置本体部と、当該装置本体部に着脱自在に取り付けられるナビゲーションユニットと、で構成されるナビゲーション装置における電源供給方法であって、前記装置本体部の筐体表面側に設けられ、前記ナビゲーションユニットを前記装置本体部に対して着脱する際に操作される第1操作部の動作を検知する第1検知工程と、前記ナビゲーションユニットを取り外す際の操作で前記第1操作部が移動することによって前記筐体表面側に露出するとともに、当該ナビゲーションユニットを実際に前記装置本体部から取り外す際に操作される第2操作部の動作を検知する第2検知工程と、前記第1および第2検知工程の検知結果に基づいて、前記ナビゲーションユニットに対する前記装置本体部からの電源の供給を制御する電源制御工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる電源供給プログラムは、請求項9に記載の電源供給方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項10に記載の電源供給プログラムを記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるナビゲーション装置、電源供給方法、電源供給プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(ナビゲーション装置の機能的構成)
図3を用いて、本実施の形態にかかるナビゲーション装置の機能的構成について説明する。図3は、本実施の形態にかかるナビゲーション装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図3において、不図示の装置本体部と、装置本体部に着脱自在に取り付けられる不図示のナビゲーションユニットと、で構成されるナビゲーション装置300は、第1操作部301と、第2操作部302と、電源制御部303と、検知部304と、から構成されている。
第1操作部301は、装置本体部の筐体表面側に設けられ、ナビゲーションユニットを装置本体部に対して着脱する際に操作される。具体的には、たとえば、第1操作部301は、ナビゲーションユニットの装置本体部への完全取り付け時にナビゲーションユニットと当接する構成である。より具体的には、たとえば、第1操作部301は、筐体表面に対してスライド移動されるスライドスイッチとしてもよい。
換言すれば、装置本体部の筐体表面に設けられ、ナビゲーションユニットの装置本体部への完全取り付け時にナビゲーションユニットと当接するスライドスイッチとすることにより、ナビゲーションユニットを取り外す際には、スライドスイッチをスライド移動させて、装置本体部とナビゲーションユニットとの当接を解除する構成である。
第2操作部302は、ナビゲーションユニットを取り外す際の操作で第1操作部301が移動することによって筐体表面側に露出するとともに、ナビゲーションユニットを実際に装置本体部から取り外す際に操作される。具体的には、たとえば、第2操作部302は、第1操作部301がスライド移動することによって操作可能な状態で筐体表面側に露出する押しボタン式スイッチとしてもよい。
換言すれば、第2操作部302は、第1操作部301がスライド移動することにより露出し、露出された部位が操作可能となる構成であるため、第1操作部301が操作された場合にのみ操作が可能となる。
電源制御部303は、第1操作部301および第2操作部302の動作と連動して、ナビゲーションユニットに対する装置本体部からの電源の供給を制御する。具体的には、たとえば、電源制御部303は、第1操作部301がナビゲーションユニットを取り外す際に操作された場合に、ナビゲーションユニットに対する電源の供給を停止する電源停止処理を実行することとしてもよい。加えて、電源制御部303は、たとえば、電源停止処理を実行中に第2操作部302が操作された場合に、ナビゲーションユニットに対する電源の供給を電源停止処理よりも短い時間で停止する緊急停止処理を実行する構成でもよい。
また、電源制御部303は、たとえば、後述する検知部304によってナビゲーションユニットが装置本体部に対して完全に取り付けられていることが検知されるまで、電源の供給を停止することとしてもよい。具体的には、たとえば、電源制御部303は、検知部304によってナビゲーションユニットが装置本体部に対して完全に取り付けられたことが検知された場合に、第1操作部301および第2操作部302の操作にかかわらず電源の供給をおこなう構成としてもよい。
検知部304は、ナビゲーションユニットが装置本体部に対して完全に取り付けられたか否かを検知する。ナビゲーションユニットが装置本体部に対して完全に取り付けられたか否かの検知は、たとえば、ナビゲーションユニットと装置本体部との間における接続信号の入出力を検知したり、ナビゲーションユニットの着脱によってオン/オフの切り替えがされるスイッチによって検知してもよい。
このように、ナビゲーションユニットへの電源の供給を制御することで、ナビゲーションユニットが実際に取り外される時点で、ナビゲーションユニットに対する電源の供給は停止されており、ナビゲーションユニットにおけるデータの破損など不具合を抑止できる。
(ナビゲーション装置の処理の内容)
つぎに、図4を用いて、本実施の形態にかかるナビゲーション装置300の処理の内容について説明する。図4は、本実施の形態にかかるナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。図4のフローチャートでは、ナビゲーションユニットに対する装置本体部からの電源の供給について説明する。
図4のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーション装置300は、電源制御部303によって、第1操作部301の動作を検知したか否かを判断する(ステップS401)。第1操作部301は、たとえば、スライドスイッチなどでもよく、ナビゲーションユニットが装置本体部に対して着脱される際のスライド移動を第1操作部301の動作として検知することとしてもよい。
ステップS401において、第1操作部301の動作を検知するのを待って、検知した場合(ステップS401:Yes)は、電源制御部303によって、第2操作部302の動作を検知する(ステップS402)。第2操作部302は、たとえば、押しボタン式スイッチなどでもよく、ナビゲーションユニットを実際に装置本体部から取り外す際の利用者による操作を第2操作部302の動作として検知することとしてもよい。
そして、ステップS401およびステップS402において検知された、第1操作部301および第2操作部302の動作と連動して、電源制御部303によってナビゲーションユニットに対する装置本体部からの電源の供給を制御して(ステップS403)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態にかかるナビゲーション装置、電源供給方法、電源供給プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体によれば、簡略な構成によってナビゲーションユニットに対する装置本体部からの電源の供給を制御することで、ナビゲーション装置における利便性向上を図ることができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明のナビゲーション装置を実施した場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
図5を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成について説明する。図5は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図5において、ナビゲーション装置520は、車両などの移動体に搭載されており、ナビゲーションユニット500と、装置本体部550と、から構成されている。
ナビゲーションユニット500は、ナビゲーション装置520において、装置本体部550とI/Fコネクタ部530を介して着脱自在に接続されており、CPU501と、ROM502と、RAM503と、磁気ディスクドライブ504と、磁気ディスク505と、光ディスクドライブ506と、光ディスク507と、外部I/F508と、から構成されている。
まず、CPU501は、ナビゲーションユニット500の全体の制御を司る。ROM502は、ブートプログラムなどの各種プログラムを記録しており、RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。
磁気ディスクドライブ504は、CPU501の制御にしたがって磁気ディスク505に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク505は、磁気ディスクドライブ504の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク505としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
磁気ディスク505に記録される情報の一例として、後述する経路探索・経路誘導などに用いる地図情報が挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを有しており、装置本体部550と接続されている場合に、ディスプレイ557の表示画面において2次元または3次元に描画される。
なお、本実施例では地図情報を磁気ディスク505に記録するようにしたが、後述する光ディスク507に記録するようにしてもよい。また、地図情報は、ナビゲーションユニット500のハードウェアと一体に設けられているものに限って記録されているものではなく、ナビゲーション装置520外部に設けられていてもよい。その場合、ナビゲーションユニット500は、たとえば、外部I/F508を通じて、外部機器を介して地図情報を取得する。取得された地図情報はRAM503などに記憶される。また、装置本体部550と接続されている場合には、通信I/F560を通じて、ネットワークを介して地図情報を取得する構成でもよい。
光ディスクドライブ506は、CPU501の制御にしたがって光ディスク507に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク507は、光ディスクドライブ506の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク507は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク507のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
外部I/F508は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394、Etherなどの各種I/Fであり、図示しない外部機器と接続されることにより、各種情報の入出力をおこなう。各種情報は、たとえば、地図情報や各種プログラムなどである。
そして、装置本体部550は、ナビゲーション装置520において、I/Fコネクタ部530を介してナビゲーションユニット500を着脱自在に接続しており、CPU551と、ROM552と、RAM553と、音声I/F(インターフェース)554と、スピーカ555と、映像I/F556と、ディスプレイ557と、操作入力I/F558と、操作部559と、通信I/F560と、GPSユニット561と、各種センサ562と、から構成されている。
まず、CPU551は、装置本体部550の全体の制御を司る。ROM552は、ブートプログラム、現在地点算出プログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、音声生成プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM553は、CPU551のワークエリアとして使用される。また、本実施例では、前述のナビゲーションユニット500と接続されている場合、CPU551によって、ナビゲーション装置520全体の制御を司る構成としている。
現在地点算出プログラムは、たとえば、I/Fコネクタ部530を介して前述したナビゲーションユニット500が接続された場合、後述するGPSユニット561および各種センサ562の出力情報に基づいて、車両の現在地点(ナビゲーション装置520の現在地点)を算出させる。
経路探索プログラムは、前述した磁気ディスク505に記録されている地図情報などを利用して、出発地点から目的地点までの最適な経路を探索させる。ここで、最適な経路とは、目的地点までの最短(あるいは最速)経路や利用者が指定した条件に最も合致する経路などである。経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路は、CPU551を介して音声I/F554や映像I/F556へ出力される。
経路誘導プログラムは、経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路情報、現在地点算出プログラムを実行することによって算出された車両の現在地点情報、前述した磁気ディスク505から読み出された地図情報に基づいて、リアルタイムな経路誘導情報の生成をおこなわせる。経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報は、CPU551を介して音声I/F554や映像I/F556へ出力される。
音声生成プログラムは、パターンに対応したトーンと音声の情報を生成させる。すなわち、経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報に基づいて、案内ポイントに対応した仮想音源の設定と音声ガイダンス情報の生成をおこなわせる。生成された音声ガイダンス情報は、CPU551を介して音声I/F554へ出力される。
音声I/F554は、音声出力用のスピーカ555に接続され、スピーカ555からは音声が出力される。
映像I/F556は、ディスプレイ557と接続される。映像I/F556は、具体的には、たとえば、ディスプレイ557全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ557を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ557には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ557は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
操作入力I/F558は、各種入力を受け付ける操作部559に接続され、操作部559は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。また、本実施例では、詳細は図6〜図12を用いて説明するが、操作部559は、ナビゲーションユニット500における装置本体部550からの着脱に関する操作を受け付ける。CPU551は、操作部559によって着脱に関する操作を受け付けると、ナビゲーションユニット500に対する不図示の電源供給部からの電源の供給を制御する構成としてもよい。
より具体的には、着脱に関する操作を受け付ける操作部559は、装置本体部550の表面側に設けられ、ナビゲーションユニット500の装置本体部550への完全取り付け時にナビゲーションユニット500と当接するスライドスイッチ(以下、「スライドSW」という)などである。さらに、操作部559は、スライドSWがスライド移動することにより露出し、ナビゲーションユニット500を実際に装置本体部550から取り外す際に操作されるナビゲーションユニットイジェクトスイッチ(以下、「ナビゲーションユニットEJSW」という)でもよい。また、操作部559は、ナビゲーションユニット500が、装置本体部550に挿入中であることを検知するナビゲーションユニットロックスイッチ(以下、「ナビゲーションユニットロックSW」という)でもよい。また、操作部559は、I/Fコネクタ部530と連動してナビゲーションユニット500が装置本体部550に接続されたことを検知するナビゲーションユニット検知スイッチ(以下、「ナビゲーションユニット検知SW」という)などとしてもよい。
通信I/F560は、無線を介してネットワークに接続され、装置本体部550(ナビゲーション装置520)とCPU551とのインターフェースとして機能する。通信I/F560は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU551とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F560は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
GPSユニット561は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点を示す情報を出力する。GPSユニット561の出力情報は、後述する各種センサ562の出力値とともに、CPU551による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。
各種センサ562は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどを含み、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ562の出力値は、CPU551による車両の現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定などに用いられる。
なお、図5で説明したナビゲーション装置520は、ナビゲーションユニット500と、装置本体部550から着脱可能な構成として、ナビゲーションユニット500、装置本体部550それぞれにCPU501、551と、ROM502、552と、RAM503、553と、を備える構成としているが、いずれか一方に集約する構成としてもよい。また、ナビゲーションユニット500、装置本体部550のいずれか一方に備える機能を、他方に備える構成としてもよい。具体的には、たとえば、通信I/F560の機能をナビゲーションユニット500に備えてもよいし、磁気ディスクドライブ504および磁気ディスク505を装置本体部550に備えるようにする構成でもよい。
なお、実施の形態にかかるナビゲーション装置300の機能的構成のうち、第1操作部301や第2操作部302や検知部304は操作部559によって、電源制御部303は磁気ディスク505や光ディスク507などの記録媒体に記録された各種プログラムをCPU501やCPU551が実行することによって、それぞれその機能を実現する。
(ナビゲーション装置520の概観)
ここで、図6および図7を用いて本実施例にかかるナビゲーション装置520におけるナビゲーションユニット500と装置本体部550の着脱について説明する。図6は、本実施例にかかるナビゲーションユニット装着時の概観を示す説明図である。
図6において、ナビゲーション装置520は、車両に搭載されており、装置本体部550と、装置本体部550に着脱自在に取り付けられるナビゲーションユニット500と、で構成されている。装置本体部550は、スライドSW601を備え、ナビゲーションユニット500は、POWERランプ602と、USB端子603と、を備えている。
スライドSW601は、ナビゲーションユニット500の装置本体部550への完全取り付け時にナビゲーションユニット500と当接するスライド式のスイッチである。換言すれば、ナビゲーションユニット500を取り外す際には、スライドSW601を右方向にスライド移動させなければ、ナビゲーションユニット500とスライドSW601が干渉する。
具体的には、たとえば、利用者がこのスライドSW601を右方向にスライド移動させることにより、装置本体部550によってナビゲーションユニット500に対する電源の供給を停止させる電源オフ処理を実行するとともに、図7に後述するナビゲーションユニットEJSW701が露出して、ナビゲーションユニット500を取り外すことができるようになる。
POWERランプ602は、ナビゲーションユニット500の動作の状態に応じて点灯する。具体的には、たとえば、ナビゲーションユニット500が動作中である場合は、通常の点灯であり、ナビゲーションユニット500が電源オフ処理中である場合は、点滅する。そして、ナビゲーションユニット500の電源の供給が停止された電源オフの時点で消灯することとしてもよい。
より具体的には、たとえば、POWERランプ602は、スライドSW601が右方向にスライド移動すると、ナビゲーションユニット500の電源オフ処理に伴い点滅する。そして、なお、ナビゲーションユニット500への電源供給が停止されると消灯する構成としてもよい。なお、POWERランプ602は、ナビゲーションユニット500の動作に応じて点灯、点滅、消灯する構成としたが、点灯色を変更する構成としてもよい。
USB端子603は、図示しないUSBケーブルを介して、他の外部機器と接続され、各種情報の入出力に関するI/Fとして機能する。具体的には、図5に示した外部I/F508などであり、地図情報や各種プログラムなどの入出力に関するI/Fとなる構成でもよい。
図7は、本実施例にかかるナビゲーションユニットの取り外し前の概観を示す説明図である。なお、図7では、ナビゲーションユニット500を取り外す前の概観として説明するが、ナビゲーションユニット500を装着後の概観も同様である。
図7において、ナビゲーション装置520における装置本体部550は、図6に前述した、スライドSW601を備え、ナビゲーションユニット500は、図6に前述したPOWERランプ602と、USB端子603に加え、ナビゲーションユニットEJSW701を備えている。
ナビゲーションユニットEJSW701は、利用者によって、ナビゲーション装置520における装置本体部550から、ナビゲーションユニット500を取り外す際に操作される。具体的には、たとえば、ナビゲーションユニット500を取り外す際に利用者は、スライドSW601を右方向にスライド移動させ、ナビゲーションユニットEJSW701を露出させる。そして、利用者は、露出されたナビゲーションユニットEJSW701を押下することにより、ナビゲーションユニット500を取り外す構成である。
より具体的には、たとえば、利用者は、露出されたナビゲーションユニットEJSW701を押下すると、ナビゲーションユニットEJSW701が手前に突き出る。利用者は、つづけて、突き出されたナビゲーションユニットEJSW701を押し込むことにより、ナビゲーションユニット500を取り外す構成としてもよい。
また、ナビゲーションユニット500を取り外す際、ナビゲーションユニット500におけるデータ破損などの不具合を予防するため、ナビゲーションユニット500に対する電源供給を停止してから取り外す構成としている。
詳細は、図8〜図12を用いて説明するが、具体的には、たとえば、装置本体部550は、ナビゲーションユニット500装着時に利用者がスライドSW601を右方向へ移動させると、ナビゲーションユニット500の電源オフ処理を開始する。そして、ナビゲーションユニット500に対する電源オフ処理が終了して電源オフとなってからナビゲーションユニットEJSW701を受け付けた場合は、利用者は、そのままナビゲーションユニット500を取り外すことができる。
また、ナビゲーションユニット500の電源オフとなる前にナビゲーションユニットEJSW701を受け付けた場合は、装置本体部550は、電源の供給を迅速に停止する緊急オフをおこない、利用者は、ナビゲーションユニット500を取り外すことができる構成としている。
(ナビゲーションユニット500の取り外しと電源の供給に関する概要)
ここで、図8を用いて、本実施例にかかるナビゲーションユニット500の取り外しと電源の供給について説明する。図8は、本実施例にかかるナビゲーションユニットの取り外しと電源の供給の一例について示す説明図である。
図8において、ナビゲーション装置520は、ナビゲーションユニット500と、装置本体部550と、I/Fコネクタ部530と、スライドSW601と、ナビゲーションユニットEJSW701と、ナビゲーションユニットロックSW801と、ナビゲーションユニット検知SW802と、回路素子803と、電源管理部804と、から構成されている。
ここで、ナビゲーションユニット500と、装置本体部550と、I/Fコネクタ部530と、スライドSW601と、ナビゲーションユニットEJSW701とについては図5〜図7を用いて前述したため説明を省略する。
ナビゲーションユニットロックSW801は、ナビゲーションユニット500が、装置本体部550に挿入中であることを検知する。また、ナビゲーションユニット検知SW802は、I/Fコネクタ部530と連動してナビゲーションユニット500が装置本体部550に接続されたことを検知する。
回路素子803は、論理和を意味する論理機能を有したORゲートである。詳細は、図12を用いて説明するが、回路素子803は、たとえば、ナビゲーションユニットロックSW801による出力信号が「L(ロー)」であり、かつナビゲーションユニット検知SW802による出力信号が「L」である場合に、電源管理部804へ「L」を出力する。換言すれば、回路素子803は、ナビゲーションユニットロックSW801およびナビゲーションユニット検知SW802のいずれか一方の出力信号が「H(ハイ)」である場合には、電源管理部804へ「H」を出力する。
電源管理部804は、スライドSW601やナビゲーションユニットEJSW701や回路素子803から入力される各出力信号に基づいて、ナビゲーションユニット500への電源の供給を制御する。電源の供給の制御の詳細は、図10〜図12を用いて後述するが、具体的には、たとえば、ナビゲーションユニット500における装置本体部550からの着脱に関する動作を各スイッチによって検知して、ナビゲーションユニット500に対する電源について、電源オン、電源オフ、電源オフ処理、緊急オフなどを制御する。
つぎに、図9を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置520の電気的構成について説明する。図9は、本実施例にかかるナビゲーション装置の電気的構成について示す説明図である。
図9において、電気回路900は、ナビゲーションユニット500を接続するI/Fコネクタ部530と、スライドSW601と、ナビゲーションユニットEJSW701と、ナビゲーションユニットロックSW801と、ナビゲーションユニット検知SW802と、回路素子803と、電源管理部804と、から構成されている。
電気回路900において、スライドSW601は、利用者による左右のスライド移動によってオン/オフを制御し、電源管理部804へ「L」あるいは「H」の出力信号を出力する。具体的には、たとえば、スライドSW601が右にある状態である場合、電源管理部804へ「L」を出力することとしてもよい。
また、電気回路900において、ナビゲーションユニットEJSW701は、利用者による押下によって、オン/オフを制御し、電源管理部804へ「L」あるいは「H」の出力信号を出力する。具体的には、たとえば、ナビゲーションユニットEJSW701が押下される毎に、電源管理部804へ「L」を出力し、押下されていない場合、電源管理部804へ「H」を出力することとしてもよい。
また、電気回路900において、ナビゲーションユニットロックSW801は、ナビゲーションユニット500が、装置本体部550に挿入中であるか否かによって、オン/オフを制御し、回路素子803へ「L」あるいは「H」の出力信号を出力する。具体的には、たとえば、ナビゲーションユニット500が、装置本体部550に挿入中である場合、回路素子803へ「H」を出力し、挿入前あるいは挿入後である場合、回路素子803へ「L」を出力することとしてもよい。
また、電気回路900において、ナビゲーションユニット検知SW802は、I/Fコネクタ部530と連動してナビゲーションユニット500が装置本体部550に接続されたか否かによって、オン/オフを制御し、回路素子803へ「L」あるいは「H」の出力信号を出力する。具体的には、たとえば、ナビゲーションユニット500が装置本体部550に接続された場合、回路素子803へ「L」を出力し、接続されていない場合、回路素子803へ「H」を出力することとしてもよい。
電気回路900において、回路素子803は、ナビゲーションユニットロックSW801およびナビゲーションユニット検知SW802からの出力信号に基づいて、電源管理部804へ「L」あるいは「H」の出力信号を出力する。具体的には、たとえば、ナビゲーションユニットロックSW801による出力信号が「L」であり、かつナビゲーションユニット検知SW802による出力信号が「L」である場合に、電源管理部804へ「L」を出力する。
電気回路900において、電源管理部804は、スライドSW601やナビゲーションユニットEJSW701や回路素子803から入力される各出力信号に基づいて、ナビゲーションユニット500への電源の供給を制御する。
このように、複数のスイッチを設けることによって、簡単な構成でナビゲーションユニット500の着脱に関して、電源の供給に関する制御をおこなうことができる。また、図1、図2を用いて説明した従来技術と比べて、ナビゲーションユニット500の着脱の手間が少なくなり、ナビゲーション装置520における利便性が向上する。
具体的には、たとえば、従来における着脱は、(1)ドアオープンノブ101を操作し、(2)ナビゲーションユニット用ドア102を開状態とし、(3)ナビゲーションユニットイジェクトノブ201を操作し、(4)ナビゲーションユニット202を取り出し、(5)ナビゲーションユニット用ドア102を閉状態としていた。
具体的には、たとえば、本実施例における着脱は、(1)スライドSW601を操作し、(2)ナビゲーションユニットEJSW701を操作し、(3)ナビゲーションユニット500を取り出せばよい構成となっている。
(電源供給に関するタイミングチャート)
つぎに、図10〜図12を用いて、本実施例にかかるナビゲーションユニット500の取り外しとナビゲーションユニット500に対する電源の供給について説明する。図10は、本実施例にかかるナビゲーションユニットの取り外しにおける電源オフ処理のタイミングチャートの一例を示す説明図である。
図10において、電源オフ処理時のタイミングチャート1000には、スライドSW601の出力信号1001と、ナビゲーションユニットEJSW701の出力信号1002と、ナビゲーションユニット500の動作状態1010と、が示されている。
ナビゲーションユニット500の動作状態1010が動作中(POWERランプ602点灯)である場合に、利用者は、ナビゲーションユニット500を取り外すため、スライドSW601を右方向にスライド移動させると、出力信号1001は「H」から「L」となる。
電源管理部804は、動作状態1010が動作中であった時点で「H」であった出力信号1001が「L」となった時点で、ナビゲーションユニット500に対して電源オフ処理をおこなう。
そして、利用者は、POWERランプ602を確認して電源オフとなった場合に、ナビゲーションユニットEJSW701を押下してナビゲーションユニット500を取り出す。具体的には、ナビゲーションユニットEJSW701の押下のタイミングは、たとえば、電源オフ処理中は点滅するPOWERランプ602の消灯を確認してからおこなうこととしてもよい。
ナビゲーションユニットEJSW701の押下は、たとえば、2回連続でおこない、利用者は、ナビゲーションユニットEJSW701を一度手前に突き出させてから押し込むことにより、ナビゲーションユニット500を取り出すことができる。このとき、出力信号1002に示すように、ナビゲーションユニットEJSW701の押下の度に、出力信号1002は、「H」から「L」へと変動する。
図11は、本実施例にかかるナビゲーションユニットの取り外しにおける電源の緊急オフのタイミングチャートの一例を示す説明図である。
図11において、電源オフ処理時のタイミングチャート1100には、スライドSW601の出力信号1101と、ナビゲーションユニットEJSW701の出力信号1102と、ナビゲーションユニット500の動作状態1110と、が示されている。
ナビゲーションユニット500の動作状態1110が動作中(POWERランプ602点灯)である場合に、利用者は、ナビゲーションユニット500を取り外すため、スライドSW601を右方向にスライド移動させると、出力信号1101は「H」から「L」となる。
電源管理部804は、動作状態1110が動作中であった時点で「H」であった出力信号1101が「L」となった時点で、ナビゲーションユニット500に対して電源オフ処理をおこなう。
そして、利用者は、電源オフ処理が終了する前に、ナビゲーションユニットEJSW701を押下してナビゲーションユニット500を取り出す場合に、電源管理部804は、ナビゲーションユニット500に対して緊急オフをおこなうこととしてもよい。具体的には、たとえば、電源管理部804は、電源オフ処理中に、ナビゲーションユニットEJSW701の押下による「L」の出力信号1102があった場合に緊急オフをおこなう。そして、利用者は、緊急オフによって電源オフとなってからナビゲーションユニット500を取り出すことができる。
つぎに、図12を用いて、本実施例にかかるナビゲーションユニット500の挿入とナビゲーション装置520に対する電源の供給について説明する。図12は、本実施例にかかるナビゲーションユニットの挿入におけるナビゲーション装置の電源オン処理のタイミングチャートの一例を示す説明図である。
図12において、ナビゲーションユニット500の挿入における電源オン処理時のタイミングチャート1200には、スライドSW601の出力信号1201と、ナビゲーションユニットEJSW701の出力信号1202と、ナビゲーションユニットロックSW801の出力信号1203と、ナビゲーションユニット検知SW802の出力信号1204と、ナビゲーション装置520の動作状態1210と、ナビゲーション装置520の電源状態1220と、が示されている。
タイミングチャート1200において、ナビゲーションユニット500挿入前の非装着状態の場合、ナビゲーション装置520の動作状態1210は、ナビゲーションユニット500なしで動作中、電源状態1220は電源オンである。このとき、各種スイッチは、ナビゲーションユニット500の挿入を受け付ける前の状態である。
具体的には、たとえば、スライドSW601について、左方向に位置しており、電源管理部804への出力信号1201は「H」である。また、ナビゲーションユニットEJSW701について、ナビゲーションユニット500が取り外された状態では変動することなく、電源管理部804への出力信号1202は「H」である。また、ナビゲーションユニットロックSW801について、ナビゲーションユニット500が挿入前あるいは挿入後であるため、回路素子803への出力信号1203は「L」である。さらに、ナビゲーションユニット検知SW802について、ナビゲーションユニット500が装置本体部550に接続されていないため、回路素子803への出力信号1204は「H」である。
つづいて、利用者は、ナビゲーションユニット500を挿入するため、スライドSW601を右方向にスライド移動させると、出力信号1201は「H」から「L」となる。電源管理部804は、動作状態1210がナビゲーションユニット500なしで動作中であった時点で「H」であった出力信号1201が「L」となった時点で、ナビゲーション装置520に対して電源オフ処理をおこない、ナビゲーションユニット500挿入中は、電源オフとする。
具体的には、ナビゲーションユニット500の挿入は、たとえば、ナビゲーションユニットロックSW801によって、ナビゲーションユニット500の挿入を検知し、回路素子803への出力信号1203は「L」から「H」となり、挿入が完了すると「H」から「L」となる。あわせて、ナビゲーションユニット500が接続されるまでは、ナビゲーションユニット検知SW802における回路素子803への出力信号1204は「H」であるため、回路素子803から電源管理部804への出力信号は「H」のまま変動しない。
そして、ナビゲーションユニット500が接続されると、ナビゲーションユニット検知SW802における回路素子803への出力信号1204は「H」から「L」となるため、回路素子803から電源管理部804への出力信号は「H」から「L」となり、電源管理部804は、ナビゲーションユニット500の挿入を確認することができる。あわせて、利用者が、ナビゲーションユニット500の挿入完了後に、スライドSW601を左方向にスライド移動させると、電源管理部804への出力信号1201は「L」から「H」となり、電源管理部804によって電源オン処理がおこなわれて、電源状態1220が電源オンとなる。
また、出力信号1203において、点線で示すようにナビゲーションユニット500の挿入が完了しない場合は、回路素子803への出力信号1203は「H」のままであり、回路素子803から電源管理部804への出力信号は「H」のまま変動しないため、電源管理部804によって電源オン処理はおこなわれない構成としてもよい。
なお、本実施例では、各種スイッチの出力信号について、「H」「L」の変更に基づいて電源の供給を制御する構成としたが、「H」「L」の組合せについては上記に限ることはない。換言すれば、ナビゲーションユニット500着脱のためのスライドSW601のスライド移動、ナビゲーションユニットEJSW701の押下、ナビゲーションユニット500の挿入を検知するためのナビゲーションユニットロックSW801のオン/オフ、ナビゲーションユニット500の接続を確認するためのナビゲーションユニット検知SW802のオン/オフによって電源の供給を制御することとしてもよい。
以上説明したように、本実施例にかかるナビゲーション装置は、ドアオープンノブおよびナビゲーションユニット用ドアの代わりにスライドSWによって、ナビゲーションユニットを着脱することができるため、利用者の手間を省き、利便性の向上を図ることができる。
また、利用者は、ナビゲーションユニット用ドアの閉め忘れによって、ナビゲーション装置への電源の供給が滞ることがなく、ナビゲーション装置の適切な利用を図ることができる。そして、スイッチを利用した構成により電源の供給に関する制御をおこなうことができ、ナビゲーション装置に電源が供給された状態でナビゲーションユニットの挿入をすることなく、かつ、ナビゲーションユニットに電源が供給された状態でナビゲーションユニットを取り外すことがないため、簡略な構成によりデータの破損などを防止し、ナビゲーション装置の最適な利用を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した電源供給方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
ナビゲーション装置においてナビゲーションユニット用ドアが閉状態である場合の概観を示す説明図である。 ナビゲーション装置においてナビゲーションユニット装着時のナビゲーションユニット用ドアが開状態である場合の概観を示す説明図である。 本実施の形態にかかるナビゲーション装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかるナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。 本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例にかかるナビゲーションユニット装着時の概観を示す説明図である。 本実施例にかかるナビゲーションユニットの取り外し前の概観を示す説明図である。 本実施例にかかるナビゲーションユニットの取り外しと電源の供給の一例について示す説明図である。 本実施例にかかるナビゲーション装置の電気的構成について示す説明図である。 本実施例にかかるナビゲーションユニットの取り外しにおける電源オフ処理のタイミングチャートの一例を示す説明図である。 本実施例にかかるナビゲーションユニットの取り外しにおける電源の緊急オフのタイミングチャートの一例を示す説明図である。 本実施例にかかるナビゲーションユニットの挿入におけるナビゲーション装置の電源オン処理のタイミングチャートの一例を示す説明図である。
符号の説明
300 ナビゲーション装置
301 第1操作部
302 第2操作部
303 電源制御部
304 検知部

Claims (11)

  1. 装置本体部と、当該装置本体部に着脱自在に取り付けられるナビゲーションユニットと、で構成されるナビゲーション装置であって、
    前記装置本体部の筐体表面側に設けられ、前記ナビゲーションユニットを前記装置本体部に対して着脱する際に操作される第1操作部と、
    前記ナビゲーションユニットを取り外す際の操作で前記第1操作部が移動することによって前記筐体表面側に露出するとともに、当該ナビゲーションユニットを実際に前記装置本体部から取り外す際に操作される第2操作部と、
    前記第1および第2操作部の動作と連動して、前記ナビゲーションユニットに対する前記装置本体部からの電源の供給を制御する電源制御部と、
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記第1操作部は、前記ナビゲーションユニットの前記装置本体部への完全取り付け時に当該ナビゲーションユニットと当接することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記第1操作部は、前記筐体表面に対してスライド移動されるスライドスイッチであることを特徴とする請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記第2操作部は、前記第1操作部がスライド移動することによって操作可能な状態で前記筐体表面側に露出する押しボタン式スイッチであることを特徴とする請求項3に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記電源制御部は、前記第1操作部が前記ナビゲーションユニットを取り外す際に操作された場合に、当該ナビゲーションユニットに対する電源の供給を停止する電源停止処理を実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のナビゲーション装置。
  6. 前記電源制御部は、前記電源停止処理を実行中に前記第2操作部が操作された場合に、前記ナビゲーションユニットに対する電源の供給を前記電源停止処理よりも短い時間で停止する緊急停止処理を実行することを特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記ナビゲーションユニットが前記装置本体部に対して完全に取り付けられたか否かを検知する検知手段をさらに備え、
    前記電源制御部は、前記検知手段によって前記ナビゲーションユニットが前記装置本体部に対して完全に取り付けられていることが検知されるまで、前記電源の供給を停止することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のナビゲーション装置。
  8. 前記電源制御部は、前記検知手段によって前記ナビゲーションユニットが前記装置本体部に対して完全に取り付けられたことが検知された場合に、前記第1および第2操作部の操作にかかわらず前記電源の供給をおこなうことを特徴とする請求項7に記載のナビゲーション装置。
  9. 装置本体部と、当該装置本体部に着脱自在に取り付けられるナビゲーションユニットと、で構成されるナビゲーション装置における電源供給方法であって、
    前記装置本体部の筐体表面側に設けられ、前記ナビゲーションユニットを前記装置本体部に対して着脱する際に操作される第1操作部の動作を検知する第1検知工程と、
    前記ナビゲーションユニットを取り外す際の操作で前記第1操作部が移動することによって前記筐体表面側に露出するとともに、当該ナビゲーションユニットを実際に前記装置本体部から取り外す際に操作される第2操作部の動作を検知する第2検知工程と、
    前記第1および第2検知工程の検知結果に基づいて、前記ナビゲーションユニットに対する前記装置本体部からの電源の供給を制御する電源制御工程と、
    を含んだことを特徴とする電源供給方法。
  10. 請求項9に記載の電源供給方法をコンピュータに実行させることを特徴とする電源供給プログラム。
  11. 請求項10に記載の電源供給プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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