JP4730362B2 - 積層電子部品の製造方法、及び、電極パターン付グリーンシートの製造方法 - Google Patents

積層電子部品の製造方法、及び、電極パターン付グリーンシートの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、積層電子部品の製造方法、及び、電極パターン付グリーンシートの製造方法に関する。
積層電子部品の製造方法として、電極パターンが形成された複数のグリーンシートを積層する方法がある。このグリーンシートは、電極パターンが形成された部分と形成されていない部分との厚さが異なるので、表面に段差が生じている。段差が生じたグリーンシートを積層すると、層間にノンラミネーションが発生し、クラックの原因となる虞がある。また、段差に起因して内部電極が変形し、素体内部に発生する応力に対する強度を十分に得ることができなくなる場合がある。このような段差を解消するために、グリーンシートを吸着機構により電極パターンに対応する部分を窪ませ、窪ませた部分に電極ペーストを充填して電極パターンを形成する方法がある(下記特許文献1参照)。
特開平9−17688号公報
ところで、より高性能でより小型な積層電子部品を製造するには、グリーンシート及び電極パターンの厚さを薄くする必要がある。この場合、設計上の性能を発揮するためには、電極パターンの寸法精度を向上させる必要がある。
上記特許文献1に記載の技術では、グリーンシートを吸着機構により窪ませた部分に電極ペーストを充填する。この場合、吸着機構により窪ませた部分の形状を精度よく設定できないために、電極パターンの形状及び寸法精度がばらつく。
そこで本発明は、電極パターンの寸法精度を向上させることが可能な積層電子部品の製造方法及び電極パターン付グリーンシートの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の積層電子部品の製造方法は、支持体上にグリーンシートを形成するグリーンシート形成工程と、電極パターンに対応する突部が形成されたスタンパーをグリーンシートの主面に押し当ててグリーンシートに凹部を形成する凹部形成工程と、凹部に電極ペーストを印刷することにより、グリーンシートに電極パターンを形成する電極パターン形成工程と、電極パターンを乾燥する乾燥工程と、乾燥工程を経た電極パターン付グリーンシートを複数用意し、該複数の電極パターン付グリーンシートを積層して積層体を形成する積層工程と、積層体を切断して積層チップを形成する切断工程と、積層チップを焼成する焼成工程と、焼成された積層チップの外表面に端子電極を形成する端子形成工程と、を含み、凹部形成工程では、グリーンシートに凹部を形成すると共に凹部を形成する第1の領域を加熱し、支持体において第1の領域と接する第2の領域の温度は、乾燥工程時の温度が凹部形成工程時の温度より低いことを特徴とする。
本発明の積層電子部品の製造方法では、スタンパーを用いてグリーンシートに凹部を形成し、形成した凹部に電極ペーストを印刷することにより電極パターンを形成し、乾燥させる。これにより、電極パターン付グリーンシートの段差を解消することができる。また、突部が形成されたスタンパーを用いて凹部を形成することにより、精度のよい凹部を形成することができる。この凹部に電極ペーストを印刷するので、電極パターンの寸法精度を向上させることができる。更に、凹部を形成する際に、グリーンシートにおいて凹部を形成する第1の領域を加熱するので、グリーンシートが軟化して、精度のよい凹部をより速く形成することができる。この凹部形成工程において、支持体の第1の領域と接する第2の領域の温度はグリーンシートの第1の領域の温度と同程度になり、変形する場合がある。これに対して、凹部形成工程後の乾燥工程で、支持体の第2の領域の温度を凹部形成工程時の温度より低くする。よって、乾燥工程において、支持体が温度により凹部形成工程時の変形量以上に大きく変形することを防止できる。これにより、乾燥工程において支持体の変形により、精度よく形成された電極パターンが変形することを防止できる。従って、寸法精度が向上した電極パターン付グリーンシートを製造することができる。この電極パターン付グリーンシートを積層して積層電子部品を製造するので、寸法精度の良い積層電子部品を製造することができる。
上記積層電子部品の製造方法は、好ましくは、凹部形成工程において、スタンパーを加熱することにより、スタンパーに押し当てられたグリーンシートの第1の領域が加熱される。この場合、スタンパーに押し当てられたグリーンシートの主面を効率良く加熱して、精度の良い凹部を形成することができる。
本発明の積層電子部品の製造方法は、支持体上にグリーンシートを形成するグリーンシート形成工程と、電極パターンに対応する突部が形成されたスタンパーをグリーンシートに押し当ててグリーンシートに凹部を形成する凹部形成工程と、凹部に電極ペーストを印刷することにより、グリーンシートに電極パターンを形成する電極パターン形成工程と、電極パターンを乾燥する乾燥工程と、乾燥工程を経た電極パターン付グリーンシートを複数用意し、該複数の電極パターン付グリーンシートを積層して積層体を形成する積層工程と、積層体を切断して積層チップを形成する切断工程と、積層チップを焼成する焼成工程と、焼成された積層チップの外表面に端子電極を形成する端子形成工程と、を含み、凹部形成工程において、スタンパーを加熱することにより、スタンパーに押し当てられたグリーンシートの第1の領域が加熱され、乾燥工程時におけるグリーンシートの第1の領域の温度は、凹部形成工程におけるスタンパーの温度より低いことを特徴とする。
本発明の積層電子部品の製造方法では、スタンパーを加熱することにより、スタンパーに押し当てられたグリーンシートの第1の領域が加熱され、精度のよい凹部をより速く形成することができる。この凹部形成工程において、支持体の第1の領域と接する第2の領域の温度はグリーンシートの第1の領域の温度と同程度になり、変形する場合がある。これに対して、乾燥工程におけるグリーンシートの第1の領域の温度を、凹部形成工程におけるスタンパーの温度より低くする。グリーンシート及び支持体は薄いので、凹部形成工程におけるスタンパーの温度はグリーンシート及び支持体と同じ温度となる。また、乾燥工程におけるグリーンシートと支持体の温度は同じになる。よって、乾燥工程において支持体より温度を測定し易いグリーンシートの温度と、凹部形成工程において支持体より温度を測定し易いスタンパーの温度と、を比較することにより、支持体において第1の領域と接する第2の領域の温度は、乾燥工程時の温度が凹部形成工程時の温度より低く制御することができる。よって、乾燥工程において、支持体が温度により凹部形成工程時の変形量以上に大きく変形することを防止できる。従って、寸法精度が向上した電極パターン付グリーンシートを製造することができる。
上記積層電子部品の製造方法は、好ましくは、スタンパーの突部がテーパー状である。この場合、例えば、グリーンシートに押し付けたスタンパーをグリーンシートから離す際に、グリーンシートがスタンパーに付着して、形成した凹部の型崩れが発生することを抑制できる。
上記積層電子部品の製造方法は、好ましくは、電極パターン形成工程において形成された電極パターンを平坦化する平坦化工程を含む。この場合、形成された電極パターンをにじむことなく平坦化することによって、電極パターンの寸法精度が向上し、積層した際に厚みのばらつきを抑制することができる。よって、寸法精度の良い積層電子部品を製造することができる。
上記積層電子部品の製造方法は、好ましくは、乾燥工程において、発熱源からの熱伝導により支持体の第2の領域を加熱することにより、グリーンシートに形成された電極パターンを乾燥させる。この場合、対流を用いた加熱より効率の良い熱伝導を用いて支持体の第2の領域を直接加熱するので、電極パターンを均一に速く乾燥することができる。
上記積層電子部品の製造方法は、好ましくは、乾燥工程において、発熱源からの熱伝導により加熱されたローラを介して第2の領域を加熱する。この場合、ローラに支持体を熱接触させるので、平面上に支持体を設置する場合より、乾燥設備及び製造ラインの省スペース化を図ることができる。
本発明の電極パターン付グリーンシートの製造方法は、支持体上にグリーンシートを形成するグリーンシート形成工程と、電極パターンに対応する突部が形成されたスタンパーをグリーンシートの主面に押し当ててグリーンシートに凹部を形成する凹部形成工程と、凹部に電極ペーストを印刷することにより、グリーンシートに電極パターンを形成する電極パターン形成工程と、電極パターンを乾燥する乾燥工程と、を含み、凹部形成工程では、グリーンシートに凹部を形成すると共に凹部を形成する第1の領域を加熱し、支持体において第1の領域と接する第2の領域の温度は、乾燥工程時の温度が凹部形成工程時の温度より低いことを特徴とする。
本発明によれば、電極パターンの寸法精度を向上させた電極パターン付グリーンシートを製造することができる。この電極パターン付グリーンシートを積層して積層電子部品を製造することにより、寸法精度の良い積層電子部品を製造することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係る積層電子部品について図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る積層電子部品の斜視図である。図2は、本実施形態に係る積層電子部品の断面模式図である。本実施形態に係る積層電子部品1は、積層型セラミックコンデンサである。積層電子部品1は、外形が略直方体形状で、長さ1.0mm、幅0.5mm、厚さ0.5mm程度である。
積層電子部品1は、略直方体形状の素子3と、素子3の互いに対向する端面に形成された一対の第1端子電極5及び第2端子電極7とを備える。第1端子電極5は、素子3の一方の端面全面を覆い、更にその一部が端面の周囲の側面に回りこんで形成されている。第2端子電極7は、素子3の他方の端面全面を覆い、更にその一部が端面の周囲の側面に回りこんで形成されている。
図2に示すように、素子3は、複数の誘電体層9と内部電極層11が交互に積層されて構成されている。説明のために、図2では、誘電体層9を5層とし、内部電極層11を4層としたが、実際は、それぞれ50〜200層程度の誘電体層9と内部電極層11とが交互に積層されている。この積層方向は、一対の第1端子電極5及び第2端子電極7が形成された端面の対向方向と垂直である。
内部電極層11は、第1内部電極層11aと第2内部電極層11bとを含んでいる。第1内部電極層11aは、第2内部電極層11bに対して第1端子電極5側にずれて、その端面が素子3の端面から露出している。これにより、第1内部電極層11aは、第1端子電極5と機械的かつ電気的に接続されている。第2内部電極層11bは、第1内部電極層11aに対して第2端子電極7側にずれて、その端面が素子3の端面から露出している。これにより、第2内部電極層11bは、第2端子電極7と機械的かつ電気的に接続されている。なお、実際の誘電体層9は、隣り合う誘電体層9の境界が視認できない程度に密着している。
引き続いて、図3〜6を参照して上述した積層電子部品1の製造方法について説明する。図3は、本実施形態に係る積層電子部品の製造方法を示すフロー図である。図4は、本実施形態に係る電極パターン付グリーンシートの製造方法を示す概略図である。図5は、本実施形態に係る電極パターン付グリーンシートの製造方法を示す断面模式図である。図6は、本実施形態に係る積層電子部品の製造方法において用いるスタンパーの斜視図である。積層電子部品の製造方法は、本実施形態に係る電極パターン付グリーンシートの製造方法を用いたものである。
最初に、グリーンシート形成工程S1において、誘電体層9となるセラミックグリーンシート21をPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム(支持体)23上に形成する。PETフィルム23の厚さは、10〜40μmである。幅180mm程度、長さ1000m程度のPETフィルム23を繰出ローラから繰り出し、繰り出されたPETフィルム23上にセラミックスラリーを塗布後、乾燥させてセラミックグリーンシート21を形成する。
セラミックスラリーは、粉末の平均粒径が0.05〜0.5μm程度のスラリーであり、チタン酸バリウムを主成分とする誘電体材料に1〜10重量%のブチラール系樹脂を加え、更に、溶剤、可塑剤等を加えて混合分散することにより得られる。形成されたセラミックグリーンシート21は、PETフィルム23に密着した状態で、ローラに巻き取られる。セラミックグリーンシート21の厚さは、0.5〜3μm程度である。
引き続いて、セラミックグリーンシート21は、図4に示すように、凹部形成工程S2、電極パターン形成工程S3、乾燥工程S4を実施する装置にセットされる。互いに密着したセラミックグリーンシート21及びPETフィルム23は、ローラR1から繰り出されて搬送され、ローラR2に巻き取られる。セラミックグリーンシート21は、搬送中に、搬送路上に設けられた凹部形成手段M2、印刷手段M3、乾燥手段M4によって、凹部形成工程S2、電極パターン形成工程S3、及び乾燥工程S4がそれぞれ施される。
まず、凹部形成工程S2において、ナノインプリント技術を用いてセラミックグリーンシート21の主面21aに凹部21bを形成する。凹部形成手段M2は、ナノレベルの微細加工により複数の突部27aが形成されたスタンパー27を含む。このスタンパー27をセラミックグリーンシート21の主面21a側から第1の領域A1に押し当てる。これにより、セラミックグリーンシート21の第1の領域A1に突部27aの形状を転写し、凹部21bを形成する。
スタンパー27の複数の突部27aは、形成する電極パターン25に対応する形状である。突部27aは、略直方体形状で、電極パターン25に対応して、方形板状の主面27bに配列している。図6には、説明のため、縦13列、横8列に配列した突部27aを図示されている。実際の突部27aは、長さ2.0mm程度、幅0.5mm程度、厚さ0.1〜10μm程度で、一つのスタンパー27に3万個程度が配列されている。このような微細加工が施されたスタンパー27は、既存の電子線レーザー露光技術とエッチング技術を使ってモデルを形成し、そのモデルにNi,Ni−Co,Ni−Mn,又はNi−P等のめっきを施すことにより製造することができる。
凹部形成手段M2は、スタンパー27に加えて、スタンパー27の加熱手段29を含んで構成されている。加熱手段29は、スタンパー27の主面27bの裏側に固定され、スタンパー27を70℃〜120℃程度に加熱する。加熱手段29は、例えば、内部に熱源29aを有する金属部材である。凹部形成工程S2において、加熱手段29によって加熱されたスタンパー27を4.9×10〜2.0×10Pa(5〜200kgf/cm2)程度の圧力でセラミックグリーンシート21の第1の領域A1に押し当てる(図5(a)及び(b))。
スタンパー27をセラミックグリーンシート21の第1の領域A1に押し当てると、その第1の領域A1は、スタンパー27の熱により加熱され、スタンパー27と同じ温度となる。これにより、セラミックグリーンシート21の第1の領域A1が軟化し、速く、且つ、精度良く凹部21bを形成することができる(図5(c))。
加熱されたスタンパー27がセラミックグリーンシート21の第1の領域A1に押し付けられて第1の領域A1が加熱されると同時に、PETフィルム23において第1の領域A1と接する第2の領域A2が、加熱された領域A1の熱により加熱される。これにより、凹部形成工程S2時におけるPETフィルム23の第2の領域A2の温度t1は、スタンパー27と同じ温度となる。PETフィルム23の第2の領域A2は、加熱されることにより変形するが、セラミックグリーンシート21には、スタンパー27の形状が精度よく転写される。
引き続いて、図4に示すように、電極パターン形成工程S3において、セラミックグリーンシート21の凹部21bに電極ペーストが充填され、電極パターン25が形成される。例えば、スクリーン印刷又はグラビア印刷等により、電極パターン25が形成される。電極ペーストは、例えば、平均粒径0.05〜0.5μm程度のNi粉末に1〜10重量%程度のバインダー(例えば、エチルセルロース系樹脂)や溶剤(例えば、ジヒドロターピネオール系溶剤)等を混合したものである。
スクリーン印刷を用いて電極パターン25を形成する場合、例えば、印刷手段M2には、スクリーン製版31とスキージ33等が含まれる。スクリーン製版31は、ステンレスメッシュが400〜640本/inch程度のものを用いる。スクリーン製版31には、セラミックグリーンシート21の凹部21bの位置に対応するように、長さ0.9mm程度、幅0.4mm程度の長方形が縦横に3万個程度配列した印刷パターンが形成されている。このスクリーン製版31とポリウレタン製樹脂のスキージ33を用いて、例えば、印圧が9.8×10〜5.9×10Pa(1〜6kgf/cm2)程度、印刷速度が100〜600mm/s程度でスクリーン印刷を行う。
電極パターン形成工程S3では、セラミックグリーンシート21の凹部21bに電極ペーストを印刷する。この場合、平面部に電極ペーストを印刷する場合より、電極パターン形状を保つために必要な電極ペーストの粘度範囲が広がる。よって、製造工程を容易にすることができる。
次に、図4に示すように、乾燥工程S4において、電極パターン25を乾燥する。本実施形態では、熱ローラ乾燥により電極パターン25を乾燥する。熱ローラ乾燥とは、発熱源35aを内部に有する熱ローラ35(乾燥手段M4)を用いて、電極ペーストを発熱源35aからの熱伝達により乾燥する方法である。
熱ローラ35の表面には電極パターン25が形成されたセラミックグリーンシート21及びPETフィルム23が回されている。電極パターン25が形成されたセラミックグリーンシート21の第1の領域A1が熱ローラ35上を通過する際に、熱ローラ35からの熱伝導により、電極パターン25を乾燥する。
熱ローラ35の表面を構成するステンレス部材は、発熱源35aと機械的に接している。熱ローラ35の表面は、PETフィルム23と接している。PETフィルム23とセラミックグリーンシート21、セラミックグリーンシート21と電極パターン25は、それぞれ接している。よって、発熱源35aからの熱伝導により電極パターン25を加熱して、乾燥する。例えば、熱ローラ35は、回転速度50〜300mm/s程度、PETフィルム23の接触角度は5〜180°程度に設定される。
熱ローラ35の温度は、60〜110℃程度の範囲で、凹部形成工程S2における加熱手段29の温度より低く制御する。セラミックグリーンシート21の第1の領域A1が熱ローラ35上を通過する際、発熱源35aからの熱伝導により、熱ローラ35の温度、PETフィルム23の第2の領域A2の温度t2、セラミックグリーンシート21の第1の領域A1の温度、及び電極パターン25の温度は、同程度となる。
PETフィルム23の第2の領域A2の温度は、乾燥工程S4における温度t2が凹部形成工程S2における温度t1より低くなるようにする。このようにするために、乾燥工程S4におけるセラミックグリーンシート21の第1の領域A1の温度が、凹部形成工程S2におけるスタンパー27の温度より低くなるように制御する。乾燥工程S4におけるセラミックグリーンシート21の表面の温度は、非接触温度計(赤外線放射温度計)により測定することができる。このセラミックグリーンシート21の表面の温度が、セラミックグリーンシートの第1の領域A1の温度である。また、スタンパー27の表面の温度は、熱電対により測定することができる。このスタンパー27の表面の温度が、凹部形成工程S2におけるスタンパー27の温度である。
このようにして、グリーンシート形成工程S1、凹部形成工程S2、電極パターン形成工程S3、乾燥工程S4を経て、凹部21bに電極パターン35が形成された電極パターン付グリーンシート37(図5(d))が製造される。なお、熱ローラ35上を通過した電極パターン付グリーンシート37は、低温に設定されたローラ39上を通過して冷却される。
続いて、製造した電極パターン付グリーンシート37からPETフィルム23を剥がす。そして、複数の電極パターン付グリーンシート37を積層する(積層工程S5)。電極パターン付グリーンシート37は、凹部21bに電極パターン25が形成されているので、表面が平面状になっている。よって、精度良く積層することができる。
積層工程S5の後、積層方向と垂直に切断して積層チップを形成し(切断工程S6)。積層チップを焼成する(焼成工程S7)。焼成することにより、積層チップが、誘電体層9及び内部電極層11を有する素子3となる。焼成した積層チップ(素体)の端面に第1端子電極5及び第2端子電極7を形成する(端子形成工程S8)。以上の工程により、積層電子部品1が完成する。
本実施形態の積層電子部品の製造方法では、スタンパー27を用いてセラミックグリーンシート21に凹部21bを形成し、形成した凹部21bに電極ペーストを充填することにより電極パターン25を形成し、乾燥させる。これにより、電極パターン付グリーンシート37の表面を平面状にし、電極パターン25の表面とセラミックグリーンシート21の表面との間の段差を解消することができる。
また、突部27aが形成されたスタンパー27を用いて凹部21bを形成することにより、精度のよい凹部21bを形成することができる。この凹部21bに電極ペーストを充填するので、電極パターン25の寸法精度を向上させることができる。
更に、凹部21bを形成する際に、セラミックグリーンシート21において凹部21bを形成する第1の領域A1を加熱するので、第2の領域A1が軟化して、精度のよい凹部21bをより速く形成することができる。この凹部形成工程S2において、PETフィルム23の第1の領域A1と接する第2の領域A2の温度は、セラミックグリーンシート21の第1の領域A1の温度と同程度になり、変形する場合がある。これに対して、凹部形成工程S2後の乾燥工程S4で、PETフィルム23の第2の領域A2の温度を凹部形成工程S2時の温度より低くする。よって、乾燥工程S4において、PETフィルム23が加熱により凹部形成工程S2時の変形量以上に大きく変形することを防止できる。これにより、乾燥工程S4においてPETフィルム23の変形により、精度よく形成された電極パターン25が変形することを防止できる。従って、寸法精度が向上した電極パターン付グリーンシート37を製造することができる。この電極パターン付グリーンシート37を積層して積層電子部品1を製造するので、寸法精度の良い積層電子部品1を製造することができる。
本実施形態の積層電子部品の製造方法では、凹部形成工程S2において、スタンパー27を加熱することにより、スタンパー27に押し当てられたセラミックグリーンシート21の第1の領域A1が加熱される。これにより、スタンパー27に押し当てられたセラミックグリーンシート21の第1の領域A1を効率良く加熱して、精度の良い凹部21bを形成することができる。
ところで、製造過程において、PETフィルム23はセラミックグリーンシート21に覆われており、PETフィルム23の温度を測定するのは、困難である。また、乾燥工程では、PETフィルムを熱源に接して乾燥する場合や、熱風をセラミックグリーンシートに当てて乾燥する場合等があるので、乾燥方法によって熱源の温度がPETフィルム23の温度と同等になるとは限らない。そこで、乾燥工程S4におけるセラミックグリーンシート21の第1の領域A1の温度が、凹部形成工程S2におけるスタンパー27の温度より低くなるように制御することにより、凹部形成工程S2後の乾燥工程S4で、PETフィルム23の第2の領域A2の温度を凹部形成工程S2時の温度より低くなるように容易に制御することができる。
本実施形態の積層電子部品の製造方法では、乾燥工程S4は、発熱源35aからの熱伝導によりPETフィルム23の第2の領域A2を加熱することにより、セラミックグリーンシート21に形成された電極パターン25を乾燥させる。この場合、対流を用いた加熱より効率の良い熱伝導を用いてPETフィルム23を直接加熱するので、電極パターン25を均一に速く乾燥することができる。
本実施形態の積層電子部品の製造方法では、乾燥工程S4は、発熱源35aからの熱伝導により加熱された熱ローラ35を介してPETフィルム23の第2の領域A2を加熱する。この場合、熱ローラ35にPETフィルム23を熱接触させるので、平面上にPETフィルム23を設置する場合より、乾燥設備及び製造ラインの省スペース化を図ることができる。
本発明は、上記実施形態に限られず、種々の変形が可能である。例えば、スタンパー27の突部27aは、図7に示すようにテーパー状になっていることが好ましい。突部27aは、スタンパー27の主面27bと垂直な断面が台形状で、その上面(先端面)27cと、先端面27cと交わる4つの側面27dを有している。側面27dとスタンパー27の主面27bとの間の角度θは、鈍角である。角度θは、例えば100〜135°程度である。すなわち、テーパーの傾斜角度は45〜80°程度である。この場合、セラミックグリーンシート21に押し付けたスタンパー27をセラミックグリーンシート21から離す際に、セラミックグリーンシート21がスタンパー27に付着することを抑制できる。これにより、形成した凹部21bの型崩れが発生することを抑制できる。
また、スタンパー27は、上記実施形態において平板状であるとしたがこれに限られない。スタンパーは、ローラ状であってもよい。この場合、ローラの表面に電極パターンに対応する突起が形成されている。
また、電極パターン形成工程S3の後、電極パターン25を平坦化する平坦化工程を経てから乾燥工程S4を実施してもよい。この場合、形成された電極パターン25を平坦化するので、電極パターン25の寸法精度が向上し、積層した際に厚みのばらつきを抑制することができる。よって、寸法精度の良い積層電子部品1を製造することができる。
また、上記実施形態において乾燥工程S4では、熱ローラ乾燥を行うとしたが、これに限られない。発熱源35aを有する熱ローラ35に替えて、発熱源を有する平板状のものを用いてもよい。また、乾燥工程S4は、炉内において温風を吹き付けることにより実施してもよい。
なお、上記実施形態では、積層電子部品がセラミックコンデンサであるとしたが、これに限られない。本発明に係る積層電子部品の製造方法は、内部導体層を有する積層電子部品に適用できる。
引き続いて、実施例について説明する。次に示す条件下で複数の電極パターン付グリーンシートを作成した。まず、グリーンシート形成工程S1において、幅180mm、厚み30μmのPETフィルム23上に、厚み2μmのセラミックグリーンシート21を形成した。
続いて、凹部形成工程S2において、一辺が180mm程度の正方形状のスタンパー27を用いて、セラミックグリーンシート21の第1の領域A1に凹部21bを形成した。スタンパー27の突部27aは、長さ2.0mm、幅0.5mm、高さ1μm、主面27bと側面27dとの間の角度θが110°程度であり、3万個程度形成されている。温度T1に加熱したスタンパー27を圧力4.9×10Pa(5kgf/cm2)で3秒程度押し当てることにより、凹部21bを形成した。
次に、電極パターン形成工程S3において、凹部21bに電極ペーストを充填し、電極パターン25を形成した。続いて、乾燥工程S4において、熱ローラ乾燥により電極パターン25を乾燥した。用いた熱ローラ35は、直径200mm程度、回転速度100mm/s(9.6rpm)、PETフィルム23の接触角度90°である。熱ローラ35は温度T2となるように制御した。なお、凹部形成工程S2、電極パターン形成工程S3、乾燥工程S4を実施する際、PETフィルム23及びセラミックグリーンシート21は、ローラR1及びローラR2によって5Nのテンションをかけた状態で搬送した。
表1及び図8に、乾燥工程S4における熱ローラ35の温度T2に対する電極パターンにおける残留溶剤量を示す。図8のグラフにおいて、横軸は電極パターンの残留溶剤量[%]を示し、縦軸は熱ローラ35の温度T2を示す。残留溶剤量は、{100×(W1−W2)/W2}である。ここで、W1は、10組の電極パターンが形成された長さ1.8mの電極パターン付グリーンシートの熱ローラ35通過後の秤量である。W2は、W1秤量後、120℃の乾燥機で30分乾燥させた後の秤量である。
Figure 0004730362
表1及び図8によれば、電極パターン25を十分乾燥するには、熱ローラ35の温度T2を60℃以上とする必要があることが分かる。よって、熱ローラ35の温度T2は、60℃以上が好ましい。
次に、表2にスタンパー27の温度T1、熱ローラ35の温度T2、及び熱変形量の関係を示す。熱ローラ35の温度T2は、電極パターン25を十分乾燥するのに必要な60℃以上に設定した。熱変形量は、(L2−L1)である。L1は、スタンパー27の中央部における突部27aが形成された領域の印刷方向の長さである。L2は、図9に示すように、熱ローラ35を通過した電極パターン付グリーンシートにおけるL1に対応する長さである。すなわち、電極パターン付グリーンシートにおける電極パターンの印刷方向(各電極パターンの長手方向)の長さである。
Figure 0004730362
表2によれば、スタンパーの温度T1が熱ローラ35の温度T2以上又は温度T2より高い場合に、熱変形量が100μm以下となることが分かる。よって、熱ローラ35の温度T2をスタンパーの温度T1より低く設定することにより、電極パターン25の変形を抑制することができる。すなわち、PETフィルム23の第2の領域A2の温度は、乾燥工程S4における温度t2を凹部形成工程S2における温度t1より低くすることにより、電極パターン25の変形を抑制することができる。
本実施形態に係る積層電子部品の斜視図である。 本実施形態に係る積層電子部品の断面模式図である。 本実施形態に係る積層電子部品の製造方法を示すフロー図である。 本実施形態に係る電極パターン付グリーンシートの製造方法を示す概略図である。 本実施形態に係る電極パターン付グリーンシートの製造方法を示す断面模式図である。 本実施形態に係る積層電子部品の製造方法において用いるスタンパーの斜視図である。 本実施形態に係る積層電子部品の製造方法において用いるスタンパーの変形例を示す断面図である。 熱ローラ温度と残留溶剤量との関係を示すグラフである。 長さL2を示す図である。
符号の説明
1…積層電子部品、21…セラミックグリーンシート、21a…主面、21b…凹部、23…PETフィルム(支持体)、25…電極パターン、27…スタンパー、27a…突部、35…熱ローラ、37…電極パターン付グリーンシート、A1…第1の領域、A2…第2の領域。

Claims (7)

  1. 支持体上にグリーンシートを形成するグリーンシート形成工程と、
    電極パターンに対応する突部が形成されたスタンパーを前記支持体上に形成された前記グリーンシートに押し当てて前記グリーンシートに凹部を形成する凹部形成工程と、
    前記凹部に電極ペーストを印刷することにより、前記支持体上に形成された前記グリーンシートに前記電極パターンを形成する電極パターン形成工程と、
    前記支持体上に形成された前記グリーンシートの前記電極パターンを乾燥する乾燥工程と、
    前記乾燥工程を経た電極パターン付グリーンシートを複数用意し、該複数の前記電極パターン付グリーンシートを積層して積層体を形成する積層工程と、
    前記積層体を切断して積層チップを形成する切断工程と、
    前記積層チップを焼成する焼成工程と、
    焼成された積層チップの外表面に端子電極を形成する端子形成工程と、
    を含み、
    前記凹部形成工程では、前記グリーンシートに前記凹部を形成すると共に前記凹部を形成する第1の領域を加熱し、
    前記凹部形成工程において、前記スタンパーを加熱することにより、前記スタンパーに押し当てられた前記グリーンシートの前記第1の領域が加熱され、
    前記支持体において前記第1の領域と接する第2の領域の温度は、前記乾燥工程時の温度が前記凹部形成工程時の温度より低く、
    前記スタンパーの前記突部は、厚さ0.1〜10μmであり、
    前記グリーンシートの厚さは0.5〜3μmであることを特徴とする積層電子部品の製造方法。
  2. 支持体上にグリーンシートを形成するグリーンシート形成工程と、
    電極パターンに対応する突部が形成されたスタンパーを前記支持体上に形成された前記グリーンシートに押し当てて前記グリーンシートに凹部を形成する凹部形成工程と、
    前記凹部に電極ペーストを印刷することにより、前記支持体上に形成された前記グリーンシートに前記電極パターンを形成する電極パターン形成工程と、
    前記支持体上に形成された前記グリーンシートの前記電極パターンを乾燥する乾燥工程と、
    前記乾燥工程を経た電極パターン付グリーンシートを複数用意し、該複数の前記電極パターン付グリーンシートを積層して積層体を形成する積層工程と、
    前記積層体を切断して積層チップを形成する切断工程と、
    前記積層チップを焼成する焼成工程と、
    焼成された積層チップの外表面に端子電極を形成する端子形成工程と、
    を含み、
    前記凹部形成工程において、前記スタンパーを加熱することにより、前記スタンパーに押し当てられた前記グリーンシートの前記第1の領域が加熱され、
    前記凹部形成工程における前記スタンパーの温度を測定し、
    前記乾燥工程における前記グリーンシートの前記第1の領域の温度を測定し、
    前記乾燥工程における前記グリーンシートの前記第1の領域の温度、前記凹部形成工程における前記スタンパーの温度より低くなるように制御し、
    前記スタンパーの前記突部は、厚さ0.1〜10μmであり、
    前記グリーンシートの厚さは0.5〜3μmであることを特徴とする積層電子部品の製造方法。
  3. 前記スタンパーの突部は、テーパー状であることを特徴とする請求項1または2記載の積層電子部品の製造方法。
  4. 前記電極パターン形成工程において形成された電極パターンを平坦化する平坦化工程を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の積層電子部品の製造方法。
  5. 前記乾燥工程において、発熱源からの熱伝導により前記支持体の前記第2の領域を加熱することにより、前記グリーンシートに形成された前記電極パターンを乾燥させることを特徴とする請求項1〜4に記載の積層電子部品の製造方法。
  6. 前記乾燥工程において、発熱源からの熱伝導により加熱されたローラを介して前記第2の領域を加熱することを特徴とする請求項5に記載の積層電子部品の製造方法。
  7. 支持体上にグリーンシートを形成するグリーンシート形成工程と、
    電極パターンに対応する突部が形成されたスタンパーを前記支持体上に形成された前記グリーンシートの主面に押し当てて前記グリーンシートに凹部を形成する凹部形成工程と、
    前記凹部に電極ペーストを印刷することにより、前記支持体上に形成された前記グリーンシートに前記電極パターンを形成する電極パターン形成工程と、
    前記支持体上に形成された前記グリーンシートの前記電極パターンを乾燥する乾燥工程と、
    を含み、
    前記凹部形成工程では、前記グリーンシートに前記凹部を形成すると共に前記凹部を形成する第1の領域を加熱し、
    前記凹部形成工程において、前記スタンパーを加熱することにより、前記スタンパーに押し当てられた前記グリーンシートの前記第1の領域が加熱され、
    前記支持体において前記第1の領域と接する第2の領域の温度は、前記乾燥工程時の温度が前記凹部形成工程時の温度より低く、
    前記スタンパーの前記突部は、厚さ0.1〜10μmであり、
    前記グリーンシートの厚さは0.5〜3μmであることを特徴とする電極パターン付グリーンシートの製造方法。
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