JP4730273B2 - 二次空気供給システム - Google Patents
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Description
こうした課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、内燃機関の複数の排気通路に対応してそれぞれ設けられた複数の排気浄化触媒と、前記排気浄化触媒に対応してそれぞれ配設され、一端が同一の空気室に開口するとともに、他端が前記排気通路において前記排気浄化触媒よりも上流側に位置する部分に開口する複数の二次空気供給通路と、前記二次空気供給通路毎に設けられ、前記二次空気供給通路を通じて前記空気室内の空気を前記排気通路に各別に供給する複数の空気供給機構とを備える二次空気供給システムにおいて、前記複数の空気供給機構は、前記二次空気供給通路における前記空気室の下流側に設けられる複数のポンプを含み、前記複数の二次空気供給通路は、前記空気室において互いに他の二次空気供給通路の開口部から離間する方向に開口されてなることをその要旨とする。
以下、本発明をV型8気筒の内燃機関の二次空気供給システムに適用した第1の実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
・二次空気供給管40,50が空気室90に開口するとともに、開口部40a,50aの一方が他方から所定角度θだけ離間する方向に開口されることとした。そのため、二次空気供給管40,50の一方の空気脈動がそれらの開口部40a,50a部を通じて他方に伝達されにくくなる。そのため、上述したように2つの二次空気供給管40,50を同一空気室に接続し、二次空気供給管40,50の開口部40a,50aの距離が相対的に短くなる場合であっても、二次空気供給管40,50の空気脈動が互いに干渉することを抑制することができるようになる。その結果、エアポンプ41,51や電磁バルブ42,52の異常有無の誤検出を抑制することができるようになる。
(第2の実施形態)
以下、本発にかかる第2の実施形態について、上記第1の実施形態との相違点を中心に図3を参照して説明する。ここで、図3は、本実施形態にかかる二次空気供給管と空気室との接続態様を示す部分断面図である。
・二次空気供給管140,150が並列に配設され、空気室190のハウジング190aの内壁において二次空気供給管140,150の開口部140a,150aの開口方向に位置する反射部分71がそれらの開口方向に対して傾斜するように形成されることとした。そのため、例えばその反射部分が開口部140a,150aの開口方向に対して垂直に形成されている場合と比較して、空気室190のハウジング190aの内壁によって反射された二次空気供給管140,150の一方の空気脈動が他方に伝達されることを抑制することができるようになる。その結果、エアポンプ41,51や電磁バルブ42,52の異常有無の誤検出を抑制することができるようになる。
(第3の実施形態)
以下、本発にかかる第3の実施形態について、図4を参照して説明する。ここで、図4は、本実施形態にかかる二次空気供給管と空気室との接続態様を示す部分断面図である。
・空気室290のハウジング290aの内壁において二次空気供給管140,150の開口部140a,150aの開口方向に位置する拡散部分72が半球状をなすこととした。そのため、二次空気供給管140,150から伝達された空気脈動が拡散部分72により拡散される。したがって、二次空気供給管140,150から伝達された空気脈動の強度を低下させることができ、二次空気供給管140,150の空気脈動が互いに干渉することを抑制することができるようになる。その結果、エアポンプ41,51や電磁バルブ42,52の異常有無の誤検出を抑制することができるようになる。
(第4の実施形態)
以下、本発にかかる第4の実施形態について、図5を参照して説明する。ここで、図5は、本実施形態にかかる二次空気供給管と空気室との接続態様を示す部分断面図である。
・空気室390のハウジング390aの内壁において二次空気供給管140,150の開口部140a,150aの開口方向に位置するには空気脈動を減衰させる減衰部材73が設けられることとした。そのため、二次空気供給管140,150から伝達された空気脈動を減衰部材73によって減衰させることができるようになる。したがって、二次空気供給管140,150の空気脈動がハウジング90aの内壁の反射作用により互いに干渉することを更に抑制することができる。その結果、エアポンプ41,51や電磁バルブ42,52の異常有無の誤検出を抑制することができるようになる。
・上記実施形態では、二次空気供給管40,50を同一の管径で形成したが、これらの管径は必ずしも同一でなくてもよい。
Claims (6)
- 内燃機関の複数の排気通路に対応してそれぞれ設けられた複数の排気浄化触媒と、前記排気浄化触媒に対応してそれぞれ配設され、一端が同一の空気室に開口するとともに、他端が前記排気通路において前記排気浄化触媒よりも上流側に位置する部分に開口する複数の二次空気供給通路と、前記二次空気供給通路毎に設けられ、前記二次空気供給通路を通じて前記空気室内の空気を前記排気通路に各別に供給する複数の空気供給機構とを備える二次空気供給システムにおいて、
前記複数の空気供給機構は、前記二次空気供給通路における前記空気室の下流側に設けられる複数のポンプを含み、
前記複数の二次空気供給通路は、前記空気室において互いに他の二次空気供給通路の開口部から離間する方向に開口されてなる
ことを特徴とする二次空気供給システム。 - 内燃機関の複数の排気通路に対応してそれぞれ設けられた複数の排気浄化触媒と、前記排気浄化触媒に対応してそれぞれ配設され、一端が同一の空気室に開口するとともに、他端が前記排気通路において前記排気浄化触媒よりも上流側に位置する部分に開口する複数の二次空気供給通路と、前記二次空気供給通路毎に設けられ、前記二次空気供給通路を通じて前記空気室内の空気を前記排気通路に各別に供給する複数の空気供給機構とを備える二次空気供給システムにおいて、
前記複数の空気供給機構は、前記二次空気供給通路における前記空気室の下流側に設けられる複数のポンプを含み、
前記空気室の内壁において前記二次空気供給通路の開口方向に位置する部分は、前記二次空気供給通路から伝達された空気脈動を拡散させる形状をなす
ことを特徴とする二次空気供給システム。 - 内燃機関の複数の排気通路に対応してそれぞれ設けられた複数の排気浄化触媒と、前記排気浄化触媒に対応してそれぞれ配設され、一端が同一の空気室に開口するとともに、他端が前記排気通路において前記排気浄化触媒よりも上流側に位置する部分に開口する複数の二次空気供給通路と、前記二次空気供給通路毎に設けられ、前記二次空気供給通路を通じて前記空気室内の空気を前記排気通路に各別に供給する複数の空気供給機構とを備える二次空気供給システムにおいて、
前記複数の空気供給機構は、前記二次空気供給通路における前記空気室の下流側に設けられる複数のポンプを含み、
前記複数の二次空気供給通路は並列に配設された状態で前記空気室に開口し、前記空気室の内壁において前記二次空気供給通路の開口方向に位置する部分は同開口方向に対して傾斜するように形成されてなる
ことを特徴とする二次空気供給システム。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の二次空気供給システムにおいて、
前記空気室の内壁において前記二次空気供給通路の開口方向に位置する部分に空気脈動を減衰させる減衰部材が設けられてなる
ことを特徴とする二次空気供給システム。 - 内燃機関の複数の排気通路に対応してそれぞれ設けられた複数の排気浄化触媒と、前記排気浄化触媒に対応してそれぞれ配設され、一端が同一の空気室に開口するとともに、他端が前記排気通路において前記排気浄化触媒よりも上流側に位置する部分に開口する複数の二次空気供給通路と、前記二次空気供給通路毎に設けられ、前記二次空気供給通路を通じて前記空気室内の空気を前記排気通路に各別に供給する複数の空気供給機構とを備える二次空気供給システムにおいて、
前記複数の空気供給機構は、前記二次空気供給通路における前記空気室の下流側に設けられる複数のポンプを含み、
前記空気室の内壁において前記二次空気供給通路の開口方向に位置する部分に空気脈動を減衰させる減衰部材が設けられてなる
ことを特徴とする二次空気供給システム。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の二次空気供給システムにおいて、
前記二次空気供給通路の空気脈動のパターンをそれぞれ検出し、該脈動のパターンに基づき前記空気供給機構の異常の有無を各別に判断する異常判断手段を備える
ことを特徴とする二次空気供給システム。
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