JP4729997B2 - ソケット装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源を取り付けるためのソケット装置に関する。
近年、点灯装置を内蔵した、いわゆる電球形の蛍光ランプが普及している。これは、白熟電球の変わりに用いられるもので、ねじ込み式の口金を有して、ソケットに設けられるものであった。また、点灯装置に置換し得る受電手段を傭えたもので、上記ねじ込み式の口金を有するものも知られている(例えば特許文献1参照)。
このような、電球形の蛍光ランプでは、ランプ形状、内蔵する点灯装置及び口金の構造上、天井からの突出高さが長くなってしまうため、薄形化が困難であった。
一方、点灯装置が内蔵されながらもランプが平面配置され、かつ、ねじ込み式でない口金構造を有するランプの構造として、例えばGX53と称されるソケットに取付け可能な口金構造が知られている(例えば非特許文献1参照)。
従来のGX53型のソケットに取付けられる口金構造は、平面配置された光源が設けられるハウジングと、このハウジングの裏面より突出させた点灯回路を収容する収容部と、この収容部の両側にハウジングの裏面から突出したピン電極とからなるランプ本体側の構造と、この構造のランプ本体を取り付けるためのソケットの構造を示すものである。このような構成を採用することで、光源及びソケットを共に薄形にすることができる。
特開平10−312708号公報 Sylvania Provisional Data Sheet,[online],Erlangen,April 2001.[平成17年6月24日検索],インターネット<http://www.lamptech.co.uk/Spec%20Sheets/Sylvania%20MicroLynx.htm>
しかしながら、上記従来の平面形光源用のソケット装置は、光源へ電力を供給する電源線の接続部は、ソケットの側方からしか接続することができないものである。
これでは、例えば、天井から配線された電源線がソケットの外側方に露出してしまい、外観上好ましくない。
また、上記平面形光源用のソケットは、電源線の接続部を有しているものの、自己へ供給されている電源を他のソケットにも送る、いわゆる送り配線用の端子を備えていないため、複数のソケットを用いるためには個々に配線をしなくてはならず、汎用性が低いものであった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、新規および既存のさまざまなタイプの口金やアダプタに対応し、かつ単灯式ばかりでなく多灯式にも対応できる適用範囲の広いソケット装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、請求項1記載の発明のソケット装置はハウジングと、このハウジングの裏面のほぼ中央部から突出した点灯回路収容部と、この点灯回路収容部の両側に前記ハウジングの裏面から突出したピン電極を備えた光源を取り付けるソケット装置であって、前記点灯回路収容部を、環状周壁の内側に形成した収容スペースに収容するとともに、前記収容スペースの上方に電源収容スペースを形成し、前記周壁の上部には電源線と接続される電源接続部を設けていることを特徴とする。
この請求項1記載の発明では、ソケットの環状周壁の内側に、光源の点灯回路収容部を収納する収容スペースを設けたので、ソケットの高さ方向の寸法を短くすることができる。
請求項2記載の発明のソケット装置は、上記請求項1記載のソケット装置において、前記電源線収容スペースから前配本体部の外方に向けて前記環状周壁を貫通する貫通凹部と;前記貫通凹部と前記電源線収容スペースを介して対向するように前記環状周壁に設けられた凹部と;を具備する。
この請求項2記載の発明では、貫通凹部があるので、環状周壁の外側部側から送り配線された電源線を電源線収納スペースに導入できる。また凹部の閉塞壁を切除することで、他のソケットヘの送り配線が可能となる。なお、貫通凹部または凹部の各底部には、ソケットと電源線とを電気的に接続するための配線手段を直接的または間接的に設けることができる。これにより、電源線と電源線収容スペース内で配線することができる。
請求項3記載の発明のソケット装置は、上記請求項2記載のソケット装置において、部送り用の配線を接続可能な送り端子部を有する端子部を備え、前記電源線接続部は、前記環状周壁の前記電源線収容部の内面側に配置され、前記送り端子部は、前記電源線接続部と対向するように前記環状周壁の外面側に配置されるように前記端子部が前記貫通凹部に設けられることを特徴とする。
この請求項3記載の発明では、電源線接続部を、環状周壁の電源線収容部の内面側に配置し、送り端子部が電源線接続部と対向するように環状周壁の外面側に配置されるように端子部を貫通凹部に設けたことで、ソケット内部を通じた送り配線が可能になる。
請求項4記載の発明のソケット装置は、上記請求項2記載のソケット装置において、記電源線接続部は前記電源線が垂直に接続可能な端子を備え、前記端子が上面側となるように前記環状周壁の前記貫通凹部に配置されることを特徴とする。これにより、設置面( 天井または壁面)からの電源線の芯線を直接接続することが可能になり、配線接続作業を容易に行うことができる。
なお、前記電源線接続部は、貫通凹部と凹部とに渡って配置されるようになっていても良い。この場合は、電源線接続の寸法を比較的大きくすることができるので、前記電源線接続部の端子の内部構造の設計の自由度を高めることができる。
請求項5記載の発明のソケット装置は、上記請求項記載のソケット装置において、前記電源線接続部の上面に引掛シーリングまたは配線ダクトと機械的及び電気的に接続可能な端子を備えたことを特徴とする。これにより、設置面(天井または壁面)に固定された引掛けシーリングまたは配線ダクトに、ソケット装置を介して光源を取り付けることができる。
なお、前記電気的接続部は、貫通凹部と凹部とに渡って配置されるようになっていてもよい。この場合は、前記電気的接続部の寸法を比較的大きくすることができるので、前記電気的接続部の内部構造の設計の自由度を高めることができる。
請求項6記載の発明のソケット装置は、上記請求項1記載のソケット装置において、蛍光ランプのハウジングが取り外し方向へ回転するのを抑制するはずれ防止機構を備える。これにより、光源の脱落を防止することができる。
はずれ防止機構としては、例えば環状のソケット本体部の内壁面に設けた突起部と蛍光ランプの収容部の外壁面に設けたJ字状の溝と蛍光ランプをソケット本体部から離す方向へ付勢する付勢手段とで構成することで、ソケット本体部に蛍光ランプを取り付けるときに、蛍光ランプをソケット本体部へ押し込んで回すことで取り外し方向へ回転しないようにロックすることができる。
以上説明したように本発明によれば、新規および既存のさまざまなタイプの口金やアダプタに対応し、かつ単灯式ばかりでなく多灯式にも対応できる適用範囲の広いソケット装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る一つの実施形態の照明装置の構成を示す斜視図、図2は図1の照明装置のソケット装置を示す平面図、図3は図2の照明装置のA−A断面図である。
である。
図1ないし図3に示すように、この照明装置は、天井1にビス3により固定されたソケット装置20と、このソケット装置20に着脱自在に取り付けられる照明装置としての蛍光ランプ10とから構成されている。ソケット装置20は、GX53と称されるソケットを有し、蛍光ランプ10を取り付けるためものである。蛍光ランプ10は、GX53のソケットに取付け可能な口金構造を有する薄型のものである。
蛍光ランプ10は、光源としての蛍光管11を支持する支持部13を収容するハウジング15を備えている。ハウジング15は、表面に蛍光管11から発光された光を透光するガラスまたはアクリル樹脂製の照明カバー16を有している。照明カバー16はセードとも言う。
蛍光管11は、平面型の光源であるU字状の蛍光灯を一つ以上列設したものである。支持部13は蛍光管11を支持すると共に、蛍光管11の電気接点との嵌合により通電時に蛍光管11へ電力を供給するものである。
ハウジング15の裏面には、蛍光管11の点灯回路を収容するための収容部17が突出して設けられている。収容部17の外壁面にはJ字状の溝部18が設けられている。J字状の溝部18は、下記で説明する「はずれ防止機構」の一部として機能する。
また、ハウジング15の裏面には、収容部17の両側にピン電極19が突出して設けられている。ピン電極19は、頭の部分、つまり先端部が平面の円板状とされており、ソケット装置20側の電気接点(板ばね41)と接続される。
ソケット装置20は、ほぼ中央部に空間を設けた環状のソケット本体部21を備えている。ソケット本体部21は、環状のソケット部21aと環状の本体部21bとからなる。
環状のソケット部21aは、ハウジング15の裏面より突出させた点灯回路を収容する収容部17と、この収容部17の両側にハウジング15の裏面から突出したピン電極19とを備えた蛍光ランプ10を取り付けるためのものである。
環状の本体部21bは、収容部17を収容する収容部収容スペース23(図3参照)と、天井1または壁面より突出した電源線31を収容する電源線収容スペース25とをほぼ中央部に設けたものである。
つまりソケット本体部21のほぼ中央部には、蛍光ランプ10の収容部17を収容する収容部収容スペース23と、天井1の面または壁面より引き出された電源線31を収容する電源線収容スペース25とが共用スペースとして設けられている。
なお、ソケット装置20は、電源線収納スペース25と収納部収容スペース25とを区画するような隔壁が設けられていてもよい。
ソケット本体部21には、設置面としての天井面1へのビス固定用の貫通孔22が設けられている。なお、設置面には、壁面なども含まれる。
環状のソケット本体部21には、ソケット本体部21を径方向、つまり中心から外方向に向けて貫通するスペースを設けた貫通凹部27と、外側に閉塞壁である壁37を備えた凹部28が設けられている。貫通凹部27と凹部28は、配線を結合または送るための部分である。
貫通凹部27は、電源線収容スペース25から本体部21bの外方に向けて本体部21bを貫通するように設けられている。貫通凹部27は、電源線収容スペース25内に収容された電源線31と外部送り用の配線33とを結線するための部分である。
貫通凹部27は、ソケット本体部21との一体成型で結線機構を設けてもよく、また、この部分を空間にして交換ピースを着脱することで、さまざまな形状の電源接続インターフェース(アダプタ)に対応させるようにしても良い。
この例では、貫通凹部27をソケット本体部21との一体成型でリード挿入用の穴を作成し、その穴に金属板を装着して速結端子の構造を構成、つまりSL端子27cとした例を示す。
SL端子27cは、先端を鋭角に屈曲させた金属板を穴に配置し、配線の芯線であるリードを穴に挿入するだけで、金属板の屈曲した先端で抜けを防止しつつ接続する端子である。
この例のSL端子27cは、ソケット本体部21の内側からと外側からの両側にそれぞれ設けられており、外側の部分を送り端子部27a、内側の部分を電源線接続部27bという。
送り端子部27aは、電源線接続部27bと対向するように本体部21bの外面側に配置されている。送り端子部27aは、多灯配線時にこのソケット装置20からの電源を他のソケット装置20へ送るための外部送り用の配線33を接続するためのものである。
電源線接続部27bは、本体部21bの電源線収容スペース25側、つまり本体部21bの内面側に配置されている。電源線接続部27bは、電源線31のリードまたは凹部28よりの中継線35のリードを接続するためのものである。
凹部28は、貫通凹部27と電源線収容スペース25を介して対向するように本体部21bに設けられている。凹部28は、壁37の部分が切除可能、つまり折り取り可能に設けられている。多灯配線時にこの壁37の部分を切除する(折り取る)ことで、外部からの中継線35をソケット本体部21内に直線的に挿通させ、複数のソケット装置20間で電源を共用することができる。壁37の部分は、単灯配線時には「目隠し」として機能する。
ソケット本体部21の蛍光ランプ10との対向面には、ダルマ穴39が設けられている。ダルマ穴39は、ソケット本体部21の中心から回転する方向へ向けて蛍光ランプ10のピン電極19と対応する位置に設けられている。
ダルマ穴39は、蛍光ランプ10のピン電極19の頭の部分を挿入し回転させることで、蛍光ランプ10の落下防止用および電気的な接点の位置決め穴として機能する。つまりダルマ穴39は、ハウジング15の裏面から突出したピン電極19を嵌合させるためのものである。
ダルマ穴39の内部には、SL端子と内部配線で接続された金属製の板バネ41が設けられている。この板バネ41にピン電極19の上面または側面が圧接されることで電気的な回路が繋がり、天井1から電源線31を通じた電源が蛍光ランプ10へ供給される。板バネ41は、下記「はずれ防止機構」の一部の、ピン電極19を押し返す方向へ付勢する付勢手段として機能する。
ソケット本体部21には、収容部17の外壁面に設けられたJ字状の溝部18に係合する突起部43が設けられている。この突起部43は、蛍光ランプ10をソケット本体部21に取り付ける際にダルマ穴39と同様に溝部18を移動してガイドとして機能すると共に、下記「はずれ防止機構」の一部として機能する。
「はずれ防止機構」は、ソケット装置に取り付けた後の蛍光ランプ10のハウジング15(収容部17)が取り外し方向へ回転するのを抑制する機構であり、ピン電極19、J字状の溝部18、板バネ41、突起部43、ソケット装置および蛍光ランプそれぞれの本体部などから構成される。
全体として、「はずれ防止機構」は、例えば環状のソケット本体部21の内壁面に設けた突起部43と蛍光ランプ10の収容部17の外壁面に設けたJ字状の溝18と蛍光ランプ10をソケット本体部21から離す方向へ付勢する付勢手段としての板バネ41で構成される。これにより、ソケット本体部21に蛍光ランプ10を取り付けるときに、蛍光ランプ10をソケット本体部21へ押し込んで回すことで、取り外し方向へ回転しないように蛍光ランプ10をロックすることができる。
この「はずれ防止機構」の場合、ソケット本体部21の内壁面に設けられた突起部43と蛍光ランプ10を取り付ける際に収容部17の外壁面に設けられたJ字状の溝部に突起部43がガイドされてJ字状の溝部18の終端部(閉止部)の位置に移動したときに、ダルマ穴39に嵌合したピン電極19の先端の頭の部分を押し返すように付勢することで、蛍光ランプ10のハウジング15が取り外し方向へ回転するのを抑止するので、何らかの力の作用で蛍光ランプ10が取り外し方向へ回わってしまいソケット本体部21から落下する、といったことがなくなる。
ここで、この照明装置において、ソケット装置20を多灯式配線に適用した場合の配線例について説明する。
上記のようにソケット装置20は、単灯式の照明装置に適用する以外に、多数の蛍光ランプ10を連結する配線、つまり多灯式配線、ランプ電源を中継する配線およびこれらを組み合わせた配線にも適応できる。
すなわち、図4に示すように、天井1から引き出された電源線31を、ソケット装置20の中央スペースへ収容して貫通凹部27の壁面に設けたSL端子に電源線31のリードを挿着した上で、ソケット装置20をビスで天井1に固定する。この場合、ソケット装置20aは、壁37を折り取らない。
また、配線中継用のアダプタとして、ソケット装置20から壁37の部分を折り取ったソケット装置20aを用いる。この場合、ソケット装置20aには、凹部28の空間部分に中継線35を通し、ソケット装置20aの中に挿通し、貫通凹部27の壁面に設けたSL端子に中継線35のリードを挿着する。その後、ソケット装置20を天井1の所望の位置にビスで固定する。
最後に、ソケット装置20とソケット装置20aの間隔で線の長さを合わせた送り用の配線33のリードを各ソケット装置20,20aの各壁面のSL端子に挿着して多灯式配線を終了する。
このようにこの実施形態の照明装置によれば、環状のソケット本体部21のほぼ中央部に設けたスペースを、蛍光ランプ10の収容部17を収納する収容スペースと天井1または壁面より引き出されている電源線31を他へ送るための結線スペースに共用したことで、電源線31の引き出し部分をソケット本体部21の内側に内包できる。
また、このソケット装置20を多灯式のものに適用する場合は、ソケット本体部21の壁37を折り取ることで、中継線35や送り用の配線33をソケット装置20に挿通して直線的に配線でき、最短経路で配線可能になり機能的であるばかりか、壁面や天井1からの電源線31の引き出し部分が見えず、中継線35や送り用の配線33も直線的になり、外観的にも美観が損なわれることがなくなる。つまり、ソケット装置20を単灯式の蛍光ランプと多灯式の蛍光ランプに共用できる。
なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではない。
上記実施形態では、ソケット装置20の貫通凹部27をソケット本体部21との一体成型でSL端子27cを設けたが、これ以外に、貫通凹部27を空間とすることで、さまざまな形式のアダプタとして適用できる。
以下、ソケット装置の変形例について説明する。
例えば図5に示すように、ソケット装置20の貫通凹部27を空間とし、その空間に、板バネ41からの配線51を引き出す。配線51の先端部は、半田付け用の端子52または電源線31のリード31aを挿着するSL端子とする。
半田付け用の端子52は、配線51の被覆をむきリードを露出させたものとし、電源線31のリード31aと直接半田付けする。つまり、半田付け用の端子52は、天井1からむき出し状態で引き出された電源線31のリード31aと半田付けして結線する。
半田付け後の結線部分は、ソケット装置20を天井1に固定する際に、ソケット本体部21のほぼ中央部の空きスペース、つまり電源線収納スペース25へ収容する。
このようにソケット装置20の貫通凹部27を空間とし、この空間に配線51を引き出すことで、新築の住居などのように、天井1からむき出し状態で引き出された電源線31を隠すようにしてソケット装置20を固定することができる。
また、図6に示すように、貫通凹部27を空間とした側面に溝53を形成し、溝53でガイドして貫通凹部27に装着する電源線接続部材としての交換ピース55を設ける。交換ピース55には、溝53に対応する突起部56を設ける。このようにソケット単体部21を2交換ピース構造とすることでさまざまなアダプタとして適用できる。
交換ピース55には、内部にSL端子57を設ける。また、交換ピース55の表面には、上方からの電源線31のリード31aを直接SL端子57に挿着できるような穴59を設ける。交換ピース55の後面からは、SL端子59と接続された配線60を引き出す。配線60の引き出し部分には、ソケット本体部21からの配線51を接続するための空間を設ける。配線60はソケット本体部21の板バネ41に接続される。
つまり、交換ピース55は、電源線31が垂直に接続可能なSL端子59を備えたものであって、SL端子59が上面側となるよう貫通凹部27と凹部28とに渡って挿着し固定配置されている。
このような構造にすることで、電源線31のリード31aを、交換ピース55に直接挿着できるようになり、天井1へのソケット装置20の取付け工事を迅速に行えるようになる。
また、図7に示すように、交換ピース55に、上面に引掛シーリングと機械的及び電気的に接続可能な引掛け爪61(端子)を備える。この交換ピース55を貫通凹部27と凹部28に渡って挿着し固定配置する。
このようにソケット装置20の貫通凹部27に嵌合させる交換ピース55に、天井1または壁面に固定された引掛けシーリングのボディに嵌合する引掛け爪61を備えることで、既存の引掛けシーリングにGX53と称されるソケットを備えたソケット装置20を介して蛍光ランプ10を容易に取り付けることができる。
この他、ソケット本体部21の貫通凹部27,28に嵌合させる交換ピース55に、天井1または壁面に固定された電球用口金(エジソン型口金:E型口金)に嵌合するねじ込みプラグ(図示せず)を備えることで、既存のE型口金にGX53と称されるソケットを備えたソケット装置20を介して蛍光ランプ10を取り付けることができる。
さらにソケット本体部21の貫通凹部27,28に嵌合させる交換ピース55に、天井1または壁面に固定された配線ダクトにスライド自在に嵌合するプラグ(図示せず)を備えることで、既存の配線ダクトにGX53と称されるソケットを備えたソケット装置20を介して蛍光ランプ10を取り付けることができる。
つまり、引掛けシーリング接続部材のような電気的接続部材は、配線ダクト用の接続部材とすることができる。電源線接続部材や引掛けシーリング接続部材等の電気的接続部材は、例えばソケット装置20に電源線収納スペース25と収納部収容スペース25とを区画するような隔壁が設けられている場合には、隔壁上に直接配置することもできる。
この他、交換ピース55だけを新たに設定することで、ソケット装置20は、例えば引掛け埋込みローゼット、コンセント付き引掛け埋込みローゼット、角型引掛けシーリング、フル引掛けローゼット、丸型フル引掛けシーリングなどのさまざまなタイプのものに取付アダプタとして適用することができる。
上記実施形態では、蛍光ランプ10を天井1に取り付ける際のソケット装置20の構造について、さまざまな変形例について説明したが、この他、GX53ソケット用の蛍光ランプ10を壁面に取り付ける場合もある。
GX53と称されるソケットに取付け可能な蛍光ランプ10を壁面に取り付ける場合、ソケット装置の周囲がセードで覆われ、上からしか手が入らないような照明装置もある。
このような照明装置で、上記ソケット装置20のような取り付け構造では、壁面に対して直交する方向から押し付ける必要があり、力の方向的に無理が生じる。
そこで、例えば図8に示すような縦装着式のソケット装置70を設ける。
ソケット装置70は、蛍光ランプ10の直径のほぼ1/3程度の大きさのソケット本体部71を備える。ソケット本体部71には、壁面へのビス固定用の貫通孔22を設け、貫通孔22にビス3を挿通して壁面に固定する。
ソケット本体部71の上面には、断面逆Ω形の保持部72,73,74を設ける。保持部62は、蛍光ランプ10の収容部17を保持するものである。保持部73,74はそれぞれピン電極19の細い首19aの部分を支持するものである。
これら保持部72,73,74は、バネ材を利用し、上方からの押し込み力で収容部17およびピン電極19の細い首19aの部分と嵌合し保持するものとする。
このようなソケット装置70の構造とすることで、壁面に蛍光ランプ10を取り付ける上で、壁面からランプ着脱用のスペースが狭い場合にも適応できる。
なお、上記実施形態では、「はずれ防止機構」としては、突起部43とJ字状の溝18と板バネ41で構成する例について、この他、引掛け爪と引掛け穴とロック機構、ロック解除機構で構成しても良く、この場合、蛍光ランプ10の径よりもソケット本体部21の径の方が小さくなることが一般的であり、取り外し時の操作性を考慮すると、蛍光ランプ10の側、例えば収容部などにロック機構またはロック解除機構の少なくとも一部の解除ボタンや解除レバーを設けることが好ましい。
本発明の一つの実施形態の照明装置の構成を示す斜視図である。 図1の照明装置を示す平面図である。 図2のA−A断面図である。 ソケット装置を多灯配線に適用した場合の配線例を示す図である。 ソケット装置の貫通凹部から引き出した配線と電源線とを接続する形態とした例を示す図である。 ソケット装置の貫通凹部を、電源線の芯線を挿着接続するSL端子を設けた交換ピースを装着する2ピース構造とした例を示す図である。 ソケット装置の貫通凹部を、引掛けシーリング対応の引掛け爪を設けた交換ピースを装着する2ピース構造とした例を示す図である。 蛍光ランプを壁面に取り付ける場合の縦装着式のソケット装置の構成例を示す図である。
符号の説明
1…天井、3…ビス、10…蛍光ランプ、11…蛍光管、13…支持部、15…ハウジング、16…照明カバー、17…収容部、18…溝部、19…ピン電極、19a…ピン電極の首、20…ソケット装置、20a…ソケット装置、21…ソケット本体部、21a…ソケット部、21b…本体部、22…貫通孔、23…収容部収容スペース、25…電源線収容スペース、27…貫通凹部,28…凹部、31…電源線、33…外部送り用の配線、35…中継線、37…壁、39…ダルマ穴、41…板バネ、43…突起部、51…配線、52…半田付け用の端子、53…溝、55…交換ピース、59…穴、60…配線、61…引掛け爪、70…ソケット装置、71…ソケット本体部、72,73,74…保持部。

Claims (6)

  1. ハウジングと、このハウジングの裏面のほぼ中央部から突出した点灯回路収容部と、この点灯回路収容部の両側に前記ハウジングの裏面から突出したピン電極を備えた光源を取り付けるソケット装置であって、
    前記点灯回路収容部を、環状周壁の内側に形成した収容スペースに収容するとともに、前記収容スペースの上方に電源収容スペースを形成し、前記周壁の上部には電源線と接続される電源接続部を設けていることを特徴とするソケット装置。
  2. 前記電源線収容スペースから前配本体部の外方に向けて前記環状周壁を貫通する貫通凹部と;
    前記貫通凹部と前記電源線収容スペースを介して対向するように前記環状周壁に設けられた凹部と;
    を具備することを特徴とする請求項1記載のソケット装置。
  3. 部送り用の配線を接続可能な送り端子部を有する端子部を備え、
    前記電源線接続部は、
    前記環状周壁の前記電源線収容部の内面側に配置され、
    前記送り端子部は、
    前記電源線接続部と対向するように前記環状周壁の外面側に配置されるように前記端子部が前記貫通凹部に設けられることを特徴とする請求項2記載のソケット装置。
  4. 記電源線接続部は
    前記電源線が垂直に接続可能な端子を備え、
    前記端子が上面側となるように前記環状周壁の前記貫通凹部に配置されることを特徴とする請求項2記載のソケット装置。
  5. 前記電源線接続部の上面に引掛シーリングまたは配線ダクトと機械的及び電気的に接続可能な端子を備えたことを特徴とする請求項記載のソケット装置。
  6. 前記光源のハウジングが取り外し方向へ回転するのを抑制するはずれ防止機構を備えることを特徴とする請求項1記載のソケット装置。
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