JP2000223228A - ソケット、蛍光ランプおよび照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 点灯回路と独立して蛍光ランプの交換を可能
とするとともに、照明器具を小型化する。 【解決手段】 ソケット11の外囲器15の中央部に、ラン
プ装着部16を設ける。このランプ装着部16の周囲に部品
収納部17を設ける。外囲器15内に回路基板を収納し、ラ
ンプ装着部16には、蛍光ランプ12の接点44に接触して給
電する接点部材および低い寸法の電気部品を実装する。
部品収納部17には、高い寸法の電気部品を収納し、回路
基板に実装する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、点灯回路と独立し
て蛍光ランプの交換を可能とするとともに、装置の小型
化を図ったソケット、蛍光ランプおよび照明器具に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、屈曲した発光管を備えたコンパク
ト形蛍光ランプを用いて照明器具の小型化を図り、ま
た、点灯回路を一体的に組み込んで小型化を図った電球
形蛍光ランプが用いられている。

【０００３】しかしながら、電球形蛍光ランプでは、発
光管のみを交換することはできず、発光管の寿命の際
に、点灯回路ごと交換しなければならない問題を有して
いる。

【０００４】一方、通常のピン口金を備えたコンパクト
形蛍光ランプを用いた照明器具では、器具本体にランプ
ソケットと点灯回路とが別個に取り付けられ、小型化に
限界がある問題を有している。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上記従来のように電球
形蛍光ランプでは、発光管のみを交換することはでき
ず、発光管の寿命の際に、点灯回路ごと交換しなければ
ならない問題を有している。一方、通常のコンパクト形
蛍光ランプを用いた照明器具では、器具本体にランプソ
ケットと点灯回路とが別個に取り付けられ、小型化に限
界がある問題を有している。

【０００６】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、点灯回路と独立して蛍光ランプの交換を可能とす
るとともに、装置の小型化を図ったソケット、蛍光ラン
プおよび照明器具を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】請求項１記載のソケット
は、蛍光ランプを着脱可能に保持するランプ装着部およ
びこのランプ装着部を囲んでランプ装着部より高さ寸法
が大きく設けられた部品収納部を設けた外囲器と；ラン
プ装着部から部品収納部にかけて外囲器に収納された回
路基板と；ランプ装着部に位置して回路基板上に実装さ
れ、蛍光ランプの接点に接触して給電する接点部材と；
ランプ装着部に位置して回路基板上に実装され、点灯回
路を構成する第１の電気部品と；部品収納部に位置して
回路基板上に実装され、点灯回路を構成する第１の電気
部品より高さ寸法の大きい第２の電気部品と；を具備し
たものである。

【０００８】そして、この構成では、ソケットのランプ
装着部の周囲に部品収納部を設けたので、このソケット
を用いた照明器具が小型化される。また、ランプ装着部
から部品収納部にかけて外囲器内に回路基板を収納し、
ランプ装着部には、蛍光ランプの接点に接触して給電す
る接点部材および低い寸法の電気部品を実装して備え、
部品収納部には、高い寸法の電気部品を実装して備える
ことにより、実装密度を向上し、小型化が可能になり、
特に、ランプの突出方向への寸法を低くすることが可能
になる。また、蛍光ランプの接点に接触して給電する接
点部材を回路基板に実装することにより、小型化が可能
になるとともに、構造が簡略化されコストが低減され
る。

【０００９】請求項２記載のソケットは、蛍光ランプを
着脱可能に保持するランプ装着部およびこのランプ装着
部の側方に偏芯しランプ装着部よりも突出するように部
品収納部を設けた外囲器と；部品収納部に収納された点
灯回路と；を具備したものである。

【００１０】そして、この構成では、ソケットのランプ
装着部の側方に偏芯しランプ装着部よりも突出するよう
に部品収納部を設けたので、このソケットを用いた照明
器具が小型化され、特に、ランプの突出方向への寸法を
低くすることが可能になる。

【００１１】請求項３記載のソケットは、請求項１また
は２記載のソケットにおいて、外囲器を被取付体に取り
付け可能な取付部と；回路基板を電源線に接続する端子
部と；を具備したものである。

【００１２】そして、この構成では、単独で小形の照明
器具として使用可能なソケットが提供される。

【００１３】請求項４記載の蛍光ランプは、口金部と；
口金部から所定方向に突設された発光管と；口金部から
所定方向と略直交する方向に突設されるとともに、発光
管に給電する給電部を設けた突設部と；を具備したもの
である。

【００１４】そして、この構成では、機械的な保持構造
と電気的な接続構造とが突設部に一体的に設けられ、構
造が簡略化され、コストが低減されるとともに小型化さ
れる。突設部は、発光管の突設方向と略直交する方向に
設けられたので、蛍光ランプが装着されるソケットにつ
いて、発光管の突設方向への寸法の小型化が可能にな
る。

【００１５】請求項５記載の照明器具は、請求項３記載
のソケットと；請求項４記載の蛍光ランプと；を具備し
たものである。

【００１６】そして、この構成では、点灯部品を組み込
み小型化されたソケットと、小型化された蛍光ランプと
を備えたので、蛍光ランプの交換可能な照明器具につい
て、小型化が可能になり、特に、蛍光ランプの発光管の
突設方向についての小型化が可能になる。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、本発明のソケット、蛍光ラ
ンプおよび照明器具の一実施の形態を図面を参照して説
明する。

【００１８】図１は照明器具の一実施の形態を示す分解
状態の斜視図、図２は照明器具の一部の断面図、図３は
照明器具の他の実施の形態を示す斜視図、図４は照明器
具のさらに他の実施の形態を示す斜視図、図５は照明器
具のさらに他の実施の形態を示す斜視図、図９は従来の
照明器具を示す分解状態の斜視図である。

【００１９】図１および図２において、10は照明器具
で、この照明器具10は、ソケット11と、このソケット11
に装着された蛍光ランプ12とを備えている。そして、こ
のソケット11は、被取付体Ａである天井面に取り付けら
れ、単独で、照明器具10の器具本体として機能してい
る。なお、以下、ソケット11を被取付体Ａである天井面
に取り付けた状態で、蛍光ランプ12が取り付けられる側
を下側として説明する。

【００２０】そして、ソケット11は、合成樹脂などにて
形成された略円盤状の外囲器15を備えている。そして、
この外囲器15は、中央部に位置するランプ装着部16と、
このランプ装着部16を円環状に囲む部品収納部17とを備
え、部品収納部17は、ランプ装着部16よりも下方に突出
して形成されている。また、外囲器15の上部に位置する
平板状の基板部18には、図示しない取付部を構成するね
じ孔が形成されているとともに、端子部21が設けられて
いる。なお、端子部21は、送り端子付の端子台であり、
図１に想像線21a で示すように、外囲器15の側部に設け
ることもできる。また、外囲器15の下面すなわち蛍光ラ
ンプ12を装着する側には、部品収納部17に位置して、取
付部23を構成する取付孔が形成されており、この取付部
23に取付具24である木ねじなどのねじを下側から挿入し
て被取付体Ａにねじ込むことにより、ソケット11が被取
付体Ａである天井面に固定される。また、ランプ装着部
16の底面には、それぞれ円弧状をなすピン挿入孔25が４
カ所に形成されているとともに、ランプ装着部16の側部
に位置して、係合受部27である一対の引掛溝が形成され
ている。さらに、各係合受部27の端部からは、下方に向
かって挿入溝28が延設されている。

【００２１】また、外囲器15の内側には、基板部18に沿
って、回路基板（印刷配線板）31が取り付けられてい
る。そして、この回路基板31は、蛍光ランプ12に高周波
電力を供給する電子安定器すなわちインバータ点灯回路
を構成し、端子部21を介して、天井内に配線された電源
線33から電力が供給される。そして、この回路基板31に
は、ランプ装着部16のピン挿入孔25に対向する位置に、
接点部材35がリード線などを用いずに直接実装されてい
る。また、この回路基板31には、全面的に電気部品が実
装され、実装密度が高められているが、ランプ装着部16
に位置して実装される第１の電気部品36は、チップ状の
部品など比較的背の低い部品であるのに対して、部品収
納部17に位置して実装される第２の電気部品37は、コイ
ル、コンデンサなど、第１の電気部品36より背の高い部
品である。

【００２２】一方、蛍光ランプ12は、点灯回路を要する
放電ランプであり、一端に設けた口金部41から、略Ｕ字
状などに屈曲したガラス製のバルブである発光管42を所
定方向に突設した片口金形のコンパクト形蛍光ランプで
ある。そして、口金部41からは、発光管42の突設方向と
反対方向に、４本の接点44すなわち給電部である口金ピ
ンが突設されているとともに、口金部41の外周部から
は、一対の係合部45が突設されている。

【００２３】そして、取付具24であるねじにて被取付体
Ａである天井面に固定され、端子部21に電源線33を接続
されたソケット11のランプ装着部16に対して、蛍光ラン
プ12の口金部41を挿入して所定角度回転させることによ
り、側方に突設した係合部45が挿入溝28を介して係合受
部27に係合し、蛍光ランプ12が機械的に保持されるとと
もに、接点44がピン挿入孔25を通って接点部材35に接触
し、蛍光ランプ12を点灯させることができる。

【００２４】このように、本実施の形態によれば、略円
盤状をなすソケット11の外囲器15の中心部に、蛍光ラン
プ12に給電する接点44を設けたランプ装着部16を設け、
このランプ装着部16の外周部に設けた部品収納部17に、
背の高い第２の電気部品37を配置したため、スペースを
有効に利用して点灯回路の部品を配置でき、このソケッ
ト11を用いた照明器具10を小型化でき、特に、発光管42
の突出方向に薄型化、低背丈化できる。

【００２５】すなわち、周囲に対して凹設されたランプ
装着部16から部品収納部17にかけて外囲器15内に回路基
板31を収納し、ランプ装着部16には、蛍光ランプ12の接
点に接触して給電する接点部材35および相対的に低い寸
法の第１の電気部品36を実装して備え、部品収納部17に
は、相対的に高い寸法の第２の電気部品37を実装して備
えることにより、蛍光ランプ12に重なる部分の空間を有
効に利用でき、実装密度を向上し、小型化でき、特に、
発光管42の突出方向への寸法を低くできる。

【００２６】また、点灯回路を構成する部品に加え、蛍
光ランプ12の接点44に接触して給電する接点部材35を回
路基板31に直接に実装することにより、蛍光ランプ12へ
の電力供給に余分のリード線や受け金構造を不要にで
き、小型化できるとともに、構造を簡略化し、コストを
低減できる。

【００２７】さらに、ソケット11に、外囲器15を被取付
体Ａに取り付ける取付部23と、回路基板21を電源線33に
接続する端子部21とを備えたため、ソケット11を単独で
小形の照明器具10として使用できる。すなわち、蛍光ラ
ンプ12のほか、ソケット11という１個の要素部品で照明
器具10を構成でき、照明器具10を小型化できる。

【００２８】なお、図１に示す実施の形態では、蛍光ラ
ンプ12の他にはソケット11を単独で用い、被取付体Ａと
しての天井面に取り付ける構成を説明したが、ソケット
11に他の部品を組み合わせて照明器具を構成しても良
く、また、天井面以外の場所に設置しても良い。また、
ランプに高周波電力を供給する電子安定器部、送り端子
付きの電源接続部、着脱可能にランプを保持するランプ
保持部の機能要素が一体的に形成されていれば、ソケッ
ト11の外囲器15は、円盤状に限られず、角形、長円形、
不整形など、種々の形状を採ることができる。

【００２９】例えば、図３に示すように、天井内に埋込
固定される器具本体であるフレーム（取付枠）51に、ソ
ケット11を固定することにより、埋込形のダウンライト
が構成される。また、図４に示すように、被取付体Ａに
固定したソケット11の下面に、取付具24を用い、発光管
42を内包する反射体53を取り付けることにより、蛍光ラ
ンプ12の他は要素部品であるソケット11と反射体53の２
部品のみで、露出形のダウンライトが構成される。

【００３０】この点、従来の埋込形のダウンライトで
は、図９に示すように、フレーム51に、それぞれ別部品
として構成されたソケット（受金）55、安定器56、端子
台57を取り付け、これら相互を電線で接続し、反射体58
を取り付けており、組み立て作業が煩雑になるが、本実
施の形態のソケット11を用いることにより、照明器具10
を小型化し、低コスト化できるとともに、組立性を改善
できる。

【００３１】さらに、ソケット11を用い、例えば、図５
に示すように、壁面に取り付けられるブラケットである
照明器具10を構成することもできる。そして、この照明
器具10では、壁面に取り付けられる取付板61に、矩形箱
状のソケット11が取り付けられているとともに、この取
付板61に、複数のアーム部63を介し、取付具64であるね
じを用いて、乳白色の透光性を有するカバー65が取り付
けられている。

【００３２】次に、図６ないし図８を参照して、本発明
の他の実施の形態を説明する。

【００３３】図６は照明器具の他の実施の形態を示す分
解状態の斜視図、図７は蛍光ランプの一実施の形態を示
す一部の断面図、図８は蛍光ランプの他の実施の形態を
示す一部の断面図である。

【００３４】図６に示すように、照明器具70は、ソケッ
ト71と、蛍光ランプ72とを備えている。そして、ソケッ
ト71は、平面長円形で、蛍光ランプ72を着脱可能に保持
するランプ装着部74およびこのランプ装着部74の側方に
偏芯して部品収納部75を設けた外囲器76を備えている。
そして、部品収納部75は、ランプ装着部74より高さ寸法
が大きく形成され、この部品収納部75内に、高周波点灯
回路を構成する電気部品が収納されている。さらに、こ
のランプ装着部74では、ランプ装着部74の側部に位置し
て形成された係合受部77である一対の引掛溝に臨み、そ
れぞれ点灯回路に接続された接点が形成され、底面にピ
ン挿入孔は形成されていない。また、各係合受部77の端
部からは、下方に向かって挿入溝78が延設されている。

【００３５】一方、蛍光ランプ72は、図６および図７に
示すように、点灯回路を要する放電ランプであり、一端
に設けた口金部81から、略Ｕ字状などに屈曲した発光管
82を所定方向に突設した片口金形のコンパクト形蛍光ラ
ンプである。そして、口金部81の外周部からは、発光管
82の突設方向に略直交して、一対の係合部である突設部
84が翼状に突設されているとともに、この突設部84に、
給電部85が一体に形成されている。すなわち、この突設
部84は、口金部81を構成する合成樹脂製の基台86の端部
に取付具87であるねじにて固定された印刷回路基板88に
一体に形成され、給電部85は、この印刷回路基板88の銅
箔面として形成されている。

【００３６】そして、この構成では、ソケット71のラン
プ装着部74に対して、蛍光ランプ72の口金部81を挿入し
て所定角度回転させることにより、側方に突設した突設
部84が挿入溝78を介して係合受部77に係合し、蛍光ラン
プ72が機械的に保持されるとともに、突設部84に設けた
給電部85がランプ装着部74の接点に接触し、蛍光ランプ
72を点灯させることができる。

【００３７】そして、この構成によれば、ソケット71の
ランプ装着部74の側方に偏芯して部品収納部75を設け、
ランプ装着部74には回路部品を配置しないことにより、
発光管82の突設方向へのランプ装着部74の高さを低く
し、照明器具70を小型化できる。また、部品収納部75に
高密度に部品を配置することが可能であり、図１に示す
構成に較べても全体形状の小型化が可能となる。

【００３８】また、蛍光ランプ72は、発光管82の反対方
向に口金ピンが突設されておらず、給電部85は、発光管
82の突設方向と略直交する側方に突設したため、発光管
82の突設方向への寸法をさらに小さくできる。

【００３９】さらに、この蛍光ランプ72では、機械的な
保持構造と電気的な接続構造とを、印刷回路基板88であ
る突設部84に一体的に設けたため、工業的に安定供給で
きる部材を用い、構造を簡略化でき、コストを低減でき
るとともに小型化、薄型化できる。

【００４０】また、図８に示すように、翼状の突設部84
は、合成樹脂（プラスチック）製で絶縁性を有する基台
86に一体に形成し、蛍光ランプ72の発光管82から導出さ
れたリードワイヤ90を突設部84に固定して、給電部85を
形成することもできる。そして、この図８に示す構成で
は、部品数をさらに削減し、コストを低減することがで
きる。

【００４１】なお、ソケット71のランプ装着部74の係合
受部77は、溝部の幅を人間の指先より小さくすることに
より、接点に指が触れることを確実に防止できる。

【００４２】また、図６ないし図９に示す蛍光ランプ72
およびこの蛍光ランプ72に接続する接点の構成を、図１
ないし図５に示す構成に適用することもできる。

【００４３】

【発明の効果】請求項１記載のソケットによれば、ソケ
ットのランプ装着部の周囲に部品収納部を設けたため、
このソケットを用いた照明器具を小型化できる。また、
ランプ装着部から部品収納部にかけて外囲器内に回路基
板を収納し、ランプ装着部には、蛍光ランプの接点に接
触して給電する接点部材および低い寸法の電気部品を実
装して備え、部品収納部には、高い寸法の電気部品を実
装して備えることにより、実装密度を向上し、小型化で
き、特に、ランプの突出方向への寸法を低くできる。ま
た、蛍光ランプの接点に接触して給電する接点部材を回
路基板に実装することにより、小型化できるとともに、
構造を簡略化しコストを低減できる。

【００４４】請求項２記載のソケットによれば、ソケッ
トのランプ装着部の側方に偏芯しランプ装着部よりも突
出するように部品収納部を設けたため、このソケットを
用いた照明器具を小型化でき、特に、ランプの突出方向
への寸法を低くできる。

【００４５】請求項３記載のソケットによれば、請求項
１または２記載の効果に加え、外囲器を被取付体に取り
付け可能な取付部と回路基板を電源線に接続する端子部
とを備えたため、ソケットを単独で小形の照明器具とし
て使用できる。

【００４６】請求項４記載の蛍光ランプによれば、機械
的な保持構造と電気的な接続構造とを突設部に一体的に
設けたため、構造を簡略化し、コストを低減できるとと
もに小型化できる。突設部を、発光管の突設方向と略直
交する方向に設けたため、蛍光ランプが装着されるソケ
ットについて、発光管の突設方向への寸法を小型化でき
る。

【００４７】請求項５記載の照明器具によれば、点灯部
品を組み込み小型化されたソケットと、小型化された蛍
光ランプとを備えたため、蛍光ランプの交換可能な照明
器具について、小型化が可能になり、特に、蛍光ランプ
の発光管の突設方向についての小型化が可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の照明器具の一実施の形態を示す分解状
態の斜視図である。

【図２】同上照明器具の一部の断面図である。

【図３】同上照明器具の他の実施の形態を示す斜視図で
ある。

【図４】同上照明器具のさらに他の実施の形態を示す斜
視図である。

【図５】同上照明器具のさらに他の実施の形態を示す斜
視図である。

【図６】本発明の照明器具の他の実施の形態を示す分解
状態の斜視図である。

【図７】本発明の蛍光ランプの一実施の形態を示す一部
の断面図である。

【図８】本発明の蛍光ランプの他の実施の形態を示す一
部の断面図である。

【図９】従来の照明器具を示す分解状態の斜視図であ
る。

【符号の説明】

10，70 照明器具 11，71 ソケット 12，72 蛍光ランプ 15，76 外囲器 16，74 ランプ装着部 17，75 部品収納部 21 端子部 23 取付部 31 回路基板 35 接点部材 36 第１の電気部品 37 第２の電気部品 44 接点 81 口金部 82 発光管 84 突設部 85 給電部 Ａ 被取付体

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江川 一夫 東京都品川区東品川四丁目３番１号 東芝 ライテック株式会社内 Ｆターム(参考） 3K013 AA03 BA04 CA12 3K014 AA04 DA05

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 蛍光ランプを着脱可能に保持するランプ
   装着部およびこのランプ装着部を囲んでランプ装着部よ
   り高さ寸法が大きく設けられた部品収納部を設けた外囲
   器と；ランプ装着部から部品収納部にかけて外囲器に収
   納された回路基板と；ランプ装着部に位置して回路基板
   上に実装され、蛍光ランプの接点に接触して給電する接
   点部材と；ランプ装着部に位置して回路基板上に実装さ
   れ、点灯回路を構成する第１の電気部品と；部品収納部
   に位置して回路基板上に実装され、点灯回路を構成する
   第１の電気部品より高さ寸法の大きい第２の電気部品
   と；を具備したことを特徴とするソケット。
2. 【請求項２】 蛍光ランプを着脱可能に保持するランプ
   装着部およびこのランプ装着部の側方に偏芯しランプ装
   着部よりも突出するように部品収納部を設けた外囲器
   と；部品収納部に収納された点灯回路と；を具備したこ
   とを特徴とするソケット。
3. 【請求項３】 外囲器を被取付体に取り付け可能な取付
   部と；回路基板を電源線に接続する端子部と；を具備し
   たことを特徴とする請求項１または２記載のソケット。
4. 【請求項４】 口金部と；口金部から所定方向に突設さ
   れた発光管と；口金部から所定方向と略直交する方向に
   突設されるとともに、発光管に給電する給電部を設けた
   突設部と；を具備したことを特徴とする蛍光ランプ。
5. 【請求項５】 請求項３記載のソケットと；請求項４記
   載の蛍光ランプと；を具備したことを特徴とする照明器
   具。