JP2002025733A - 灯 具 - Google Patents
灯 具Info
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- JP2002025733A JP2002025733A JP2000210526A JP2000210526A JP2002025733A JP 2002025733 A JP2002025733 A JP 2002025733A JP 2000210526 A JP2000210526 A JP 2000210526A JP 2000210526 A JP2000210526 A JP 2000210526A JP 2002025733 A JP2002025733 A JP 2002025733A
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- electric wire
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- mold
- wire
- socket
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金型へのセッティング作業を簡単に行うこ
とができるようにする。 【解決手段】 バルブソケット1,2をソケット本体4
とベース部材5とから構成し、内部に収容される圧接端
子11A,11Bに接続される電線Wをバルブソケット
1,2から外方へ引き出す。電線Wが引き出された箇所
を含む部分を成形によってシールするべく、バルブソケ
ット1,2は成形金型23,24に仕掛けられる。その
とき、バルブソケット1,2の張り出し縁14からは一
体に電線保持片27が張り出しており、電線Wはここに
位置決めされた状態で保持される。そして、金型23,
24にセットするときには、電線保持片27が金型2
3,24上に載置される。
とができるようにする。 【解決手段】 バルブソケット1,2をソケット本体4
とベース部材5とから構成し、内部に収容される圧接端
子11A,11Bに接続される電線Wをバルブソケット
1,2から外方へ引き出す。電線Wが引き出された箇所
を含む部分を成形によってシールするべく、バルブソケ
ット1,2は成形金型23,24に仕掛けられる。その
とき、バルブソケット1,2の張り出し縁14からは一
体に電線保持片27が張り出しており、電線Wはここに
位置決めされた状態で保持される。そして、金型23,
24にセットするときには、電線保持片27が金型2
3,24上に載置される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、灯具に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】灯具に対する防水構造としては、実開平
4−51784号のもの等が知られている。このもの
は、図15に示すように、バルブBを収容するバルブソ
ケット30の外周面にシールリング31が嵌め込まれ、
バルブソケット30をパネル32に取り付けたときにシ
ールリング31がパネル32に圧着することで、バルブ
ソケット30とパネル32との間のシールがなされるよ
うにしている。また、バルブソケット30内には各バル
ブBに対する給電用の端子金具33が複数本収容され、
それぞれには外部へ引き出される電線Wが接続されてい
る。各電線Wはバルブソケット30に嵌め込まれるゴム
栓34に一括して差し込まれ、電線Wとバルブソケット
30とのシールが図られている。
4−51784号のもの等が知られている。このもの
は、図15に示すように、バルブBを収容するバルブソ
ケット30の外周面にシールリング31が嵌め込まれ、
バルブソケット30をパネル32に取り付けたときにシ
ールリング31がパネル32に圧着することで、バルブ
ソケット30とパネル32との間のシールがなされるよ
うにしている。また、バルブソケット30内には各バル
ブBに対する給電用の端子金具33が複数本収容され、
それぞれには外部へ引き出される電線Wが接続されてい
る。各電線Wはバルブソケット30に嵌め込まれるゴム
栓34に一括して差し込まれ、電線Wとバルブソケット
30とのシールが図られている。
【0003】しかしながら、上記の構造のものでは、電
線Wとバルブソケット30との間、及びパネル32とバ
ルブソケット30との間のシールが、それぞれ別個のシ
ール部材によってなされているため、部品点数が多く管
理上、あるいは取付け作業上も不利であった。そこで、
バルブソケット30とパネル32との間、及びバルブソ
ケット30と電線Wとの間をそれぞれ単一のシール部材
によってシールすべく、これらシールが要求されている
部分に成形によってシール部材を形成することが考えら
れる。
線Wとバルブソケット30との間、及びパネル32とバ
ルブソケット30との間のシールが、それぞれ別個のシ
ール部材によってなされているため、部品点数が多く管
理上、あるいは取付け作業上も不利であった。そこで、
バルブソケット30とパネル32との間、及びバルブソ
ケット30と電線Wとの間をそれぞれ単一のシール部材
によってシールすべく、これらシールが要求されている
部分に成形によってシール部材を形成することが考えら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バルブソケッ
ト30を成形用金型Dに仕掛ける場合に、次の点が問題
となる。すなわち、図16はバルブソケット30を金型
にセットした状態を底面側から見たものである。同図に
示されるように、シール部材の成形はバルブソケット3
0から電線Wが引き出された状態でなされるため、バル
ブソケット30を成形用金型Dにセットするときには、
引き出された各電線Wの途中の位置で金型D上に載置
し、これによってバルブソケット30全体を支持させる
必要がある。しかし、電線W自体は自由にふらつき得る
ものであるため、バルブソケット30からの引き出し位
置にできるだけ近い箇所で、金型D上に保持されるよう
にしなければならないが、このようにするにしても、各
電線Wの引き出し方向はまちまちであることから、電線
Wの一本ずつを金型にセットしなければならず、金型D
へのセッティング作業が遅延してしまう、という不具合
を生じる。本発明は上記の事情に鑑みて開発工夫された
ものであり、その目的は、金型へのセッティング作業を
簡単に行うことができる灯具を提供することである。
ト30を成形用金型Dに仕掛ける場合に、次の点が問題
となる。すなわち、図16はバルブソケット30を金型
にセットした状態を底面側から見たものである。同図に
示されるように、シール部材の成形はバルブソケット3
0から電線Wが引き出された状態でなされるため、バル
ブソケット30を成形用金型Dにセットするときには、
引き出された各電線Wの途中の位置で金型D上に載置
し、これによってバルブソケット30全体を支持させる
必要がある。しかし、電線W自体は自由にふらつき得る
ものであるため、バルブソケット30からの引き出し位
置にできるだけ近い箇所で、金型D上に保持されるよう
にしなければならないが、このようにするにしても、各
電線Wの引き出し方向はまちまちであることから、電線
Wの一本ずつを金型にセットしなければならず、金型D
へのセッティング作業が遅延してしまう、という不具合
を生じる。本発明は上記の事情に鑑みて開発工夫された
ものであり、その目的は、金型へのセッティング作業を
簡単に行うことができる灯具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、合成樹脂材よりなるバルブソケ
ットの一端側はバルブを収容するバルブ収容側とされ、
他端側は前記バルブに対する給電用の端子金具に接続さ
れた電線の引き出し側とされるとともに、前記電線の引
き出し後に成形されるシール部材によって、前記電線を
水密状に挿通して前記電線の引き出し側の被覆がなされ
る灯具であって、前記バルブソケットには前記電線を位
置決めして保持可能な電線保持片が張り出し形成される
とともに、この電線保持片は前記シール部材を成形する
ための金型の内面に載置してバルブソケット全体を支持
可能であることを特徴とするものである。また請求項2
の発明では、請求項1記載のものにおいて、前記電線保
持片の側縁には、前記電線をその引き出し方向とほぼ直
交する方向から密着して挿通可能な電線挿通凹部が形成
されるとともに、この電線保持片の全周縁は前記金型が
型閉じされたときに金型に密着して樹脂の食い切りが可
能となっていることを特徴とするものである。
めの請求項1の発明は、合成樹脂材よりなるバルブソケ
ットの一端側はバルブを収容するバルブ収容側とされ、
他端側は前記バルブに対する給電用の端子金具に接続さ
れた電線の引き出し側とされるとともに、前記電線の引
き出し後に成形されるシール部材によって、前記電線を
水密状に挿通して前記電線の引き出し側の被覆がなされ
る灯具であって、前記バルブソケットには前記電線を位
置決めして保持可能な電線保持片が張り出し形成される
とともに、この電線保持片は前記シール部材を成形する
ための金型の内面に載置してバルブソケット全体を支持
可能であることを特徴とするものである。また請求項2
の発明では、請求項1記載のものにおいて、前記電線保
持片の側縁には、前記電線をその引き出し方向とほぼ直
交する方向から密着して挿通可能な電線挿通凹部が形成
されるとともに、この電線保持片の全周縁は前記金型が
型閉じされたときに金型に密着して樹脂の食い切りが可
能となっていることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、バ
ルブソケットから引き出された電線は、バルブソケット
から張り出された電線保持片に対し位置決めされた状態
で保持される。そして、一方の金型へセットする際には
この電線保持片を金型上に載置することによってバルブ
ソケット全体が安定的にセットされる。その後、型閉じ
して成形がなされれば、シール部材が成型され電線の引
き出し部分が水密状態でシールされる。請求項2の発明
によれば、バルブソケットを金型にセットし型閉じする
と、電線保持片の全周縁は金型の内面に密着するため、
金型内部に樹脂の成形肉が充填されると、電線保持片の
周縁にて成形肉が食い切られ、電線保持片の外側に成形
肉が漏れ出ることはない。
ルブソケットから引き出された電線は、バルブソケット
から張り出された電線保持片に対し位置決めされた状態
で保持される。そして、一方の金型へセットする際には
この電線保持片を金型上に載置することによってバルブ
ソケット全体が安定的にセットされる。その後、型閉じ
して成形がなされれば、シール部材が成型され電線の引
き出し部分が水密状態でシールされる。請求項2の発明
によれば、バルブソケットを金型にセットし型閉じする
と、電線保持片の全周縁は金型の内面に密着するため、
金型内部に樹脂の成形肉が充填されると、電線保持片の
周縁にて成形肉が食い切られ、電線保持片の外側に成形
肉が漏れ出ることはない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1は灯具ユニットの構成要素
の配線状況を示すものであり、図にはバルブB内に2本
のフィラメントを有する、いわゆるダブル球用のバルブ
ソケット1と、またバルブ内に1本のフィラメントを有
する、いわゆるシングル球用のバルブソケット2と、さ
らにはこれらに対する給電のために、外部電源と接続す
るためのコネクタ3とから構成された部分が示されてい
る。そして、これらのいずれもが、図6等に示されるよ
うに、灯具のパネル7にそれぞれ貫設された取付け孔8
に装着される。
面に基づいて説明する。図1は灯具ユニットの構成要素
の配線状況を示すものであり、図にはバルブB内に2本
のフィラメントを有する、いわゆるダブル球用のバルブ
ソケット1と、またバルブ内に1本のフィラメントを有
する、いわゆるシングル球用のバルブソケット2と、さ
らにはこれらに対する給電のために、外部電源と接続す
るためのコネクタ3とから構成された部分が示されてい
る。そして、これらのいずれもが、図6等に示されるよ
うに、灯具のパネル7にそれぞれ貫設された取付け孔8
に装着される。
【0008】まず、バルブBを収容するバルブソケット
1,2について説明すると、各バルブソケット1,2は
バルブBを収容可能に形成されたソケット本体4と、こ
のソケット本体4の下面側に位置決め状態で取り付けら
れ電線Wが布線されるベース部材5(ソケットベース)
とからなっており、共に合成樹脂材によって一体に形成
されている。
1,2について説明すると、各バルブソケット1,2は
バルブBを収容可能に形成されたソケット本体4と、こ
のソケット本体4の下面側に位置決め状態で取り付けら
れ電線Wが布線されるベース部材5(ソケットベース)
とからなっており、共に合成樹脂材によって一体に形成
されている。
【0009】ソケット本体4は上下に貫通する筒状をな
すバルブ収容部6(先端側が本発明のバルブ収容側に相
当する)を有し、内部はシングル球、ダブル球のいずれ
か対応するバルブを収容可能に形成されている。このバ
ルブ収容部6はパネル7の取付け孔8へ挿通可能である
とともに、バルブ収容部6の外側面には4個のバヨネッ
ト片9が約90゜毎に突出している。これらバヨネット
片9はパネル7の取付け孔8に対応して形成された逃が
し孔10に適合して嵌め込み可能であり、さらに各逃が
し孔10に適合して嵌め込んだ後にバルブソケット1,
2全体を回転させてやれば、バヨネット片9が取付け孔
8の孔縁に係止してパネル7に対するバルブソケット
1,2の抜け止めがなされる。
すバルブ収容部6(先端側が本発明のバルブ収容側に相
当する)を有し、内部はシングル球、ダブル球のいずれ
か対応するバルブを収容可能に形成されている。このバ
ルブ収容部6はパネル7の取付け孔8へ挿通可能である
とともに、バルブ収容部6の外側面には4個のバヨネッ
ト片9が約90゜毎に突出している。これらバヨネット
片9はパネル7の取付け孔8に対応して形成された逃が
し孔10に適合して嵌め込み可能であり、さらに各逃が
し孔10に適合して嵌め込んだ後にバルブソケット1,
2全体を回転させてやれば、バヨネット片9が取付け孔
8の孔縁に係止してパネル7に対するバルブソケット
1,2の抜け止めがなされる。
【0010】さらに、バルブ収容部6内にはバルブBを
抜け止め状態に保持するための係止アーム6Aが一対、
それぞれ撓み可能に設けられている(図3等参照)。両
係止アーム6AはバルブBを挟んで僅かに幅方向へ偏位
した位置に配されており、バルブB側に対して弾性的に
係止することでバルブの抜け止めを行っている。また、
バルブ収容部6内にはバルブBへの給電のための圧接端
子11A、11Bが組み込まれており、上記した係止ア
ーム6Aが設けられている位置の外側に偏位して配され
ている。
抜け止め状態に保持するための係止アーム6Aが一対、
それぞれ撓み可能に設けられている(図3等参照)。両
係止アーム6AはバルブBを挟んで僅かに幅方向へ偏位
した位置に配されており、バルブB側に対して弾性的に
係止することでバルブの抜け止めを行っている。また、
バルブ収容部6内にはバルブBへの給電のための圧接端
子11A、11Bが組み込まれており、上記した係止ア
ーム6Aが設けられている位置の外側に偏位して配され
ている。
【0011】圧接端子11A,11Bは収容されるバル
ブBがダブル球である場合には、図3に示すような端子
が3個、シングル球である場合には、同図中の圧接端子
11Bは使用されない。つまり、シングル球用のバルブ
ソケット2については、一対の圧接端子11Aのみが対
向して組み込まれるが、ダブル球用のバルブソケット1
については、これに加えて一対の接触部18同士を連結
片20にて接続された構成となったものが組み込まれて
いる。
ブBがダブル球である場合には、図3に示すような端子
が3個、シングル球である場合には、同図中の圧接端子
11Bは使用されない。つまり、シングル球用のバルブ
ソケット2については、一対の圧接端子11Aのみが対
向して組み込まれるが、ダブル球用のバルブソケット1
については、これに加えて一対の接触部18同士を連結
片20にて接続された構成となったものが組み込まれて
いる。
【0012】これら圧接端子11A,11Bはバルブ収
容部6の底面側から挿入して組み込まれる。各圧接端子
11A,11Bは、上端側は山形状に折り返されてばね
性を有した接触部18となっており、バルブBを厚み方
向両側から挟み込んで保持するとともに、バルブBの接
点部(詳しくは図示しないが、バルブの厚み方向の両側
に導線が引き出されている。)に対して弾性的に接触可
能となっている。一方、圧接端子11A,11Bの下端
側は圧接部19となっており、この圧接部19は圧接溝
13を有する一対の圧接片12によって構成されてい
る。各圧接溝13は、圧接端子11A,11Bがバルブ
収容部6内に組み込まれたときに、溝13の開口側がバ
ルブ収容部6の下面側に臨むようにしてある。また、圧
接溝13はこの溝13内へ電線Wを押し込むことによっ
て、電線Wの被覆に切り込みを入れ、内部の芯線と接触
して電気的導通をとれるようになっている。
容部6の底面側から挿入して組み込まれる。各圧接端子
11A,11Bは、上端側は山形状に折り返されてばね
性を有した接触部18となっており、バルブBを厚み方
向両側から挟み込んで保持するとともに、バルブBの接
点部(詳しくは図示しないが、バルブの厚み方向の両側
に導線が引き出されている。)に対して弾性的に接触可
能となっている。一方、圧接端子11A,11Bの下端
側は圧接部19となっており、この圧接部19は圧接溝
13を有する一対の圧接片12によって構成されてい
る。各圧接溝13は、圧接端子11A,11Bがバルブ
収容部6内に組み込まれたときに、溝13の開口側がバ
ルブ収容部6の下面側に臨むようにしてある。また、圧
接溝13はこの溝13内へ電線Wを押し込むことによっ
て、電線Wの被覆に切り込みを入れ、内部の芯線と接触
して電気的導通をとれるようになっている。
【0013】また、バルブ収容部6の途中の高さ位置に
は張り出し縁14が配されている。この張り出し縁14
はバルブ収容部6と同心で環状に張り出しており、次述
するベース部材5の上面を閉止可能に形成されている。
さらに、張り出し縁14の周縁であって、ソケット本体
4とベース部材5とが位置決めされた状態で嵌合したと
きに電線が引き出されて来る箇所に対応した位置には、
電線保持片27が外方へ張り出している。各電線保持片
27は張り出し縁14の周縁から外方へほぼ水平に張り
出した後、ベース部材5が嵌め込まれる側へ向けてほぼ
直角に屈曲して垂下片27Aとなっている。この垂下片
27Aの先端中央には引き出された各電線Wを嵌め込ん
で保持可能な保持溝27B(電線挿通凹部)が凹設され
ている。かくして、垂下片27Aとバルブソケット1,
2側との間にはシール部材22の成形肉が充填される隙
間Sが保有される。
は張り出し縁14が配されている。この張り出し縁14
はバルブ収容部6と同心で環状に張り出しており、次述
するベース部材5の上面を閉止可能に形成されている。
さらに、張り出し縁14の周縁であって、ソケット本体
4とベース部材5とが位置決めされた状態で嵌合したと
きに電線が引き出されて来る箇所に対応した位置には、
電線保持片27が外方へ張り出している。各電線保持片
27は張り出し縁14の周縁から外方へほぼ水平に張り
出した後、ベース部材5が嵌め込まれる側へ向けてほぼ
直角に屈曲して垂下片27Aとなっている。この垂下片
27Aの先端中央には引き出された各電線Wを嵌め込ん
で保持可能な保持溝27B(電線挿通凹部)が凹設され
ている。かくして、垂下片27Aとバルブソケット1,
2側との間にはシール部材22の成形肉が充填される隙
間Sが保有される。
【0014】ベース部材5は、ソケット本体4への組み
付けに先立って電線Wを布線しておくためのものであ
り、バルブ収容部6のうち張り出し縁14より下側部分
に嵌合可能な円形の浅皿状をなして形成されている(ベ
ース部材5が設けられる側が本発明の電線の引き出し側
となる)。このベース部材5の底面には、同ベース部材
5をソケット本体4に嵌着したときに、圧接端子11
A,11Bの圧接溝13へ電線Wを押し込んで保持して
おくための電線押さえ15が、当該バルブソケット内に
布線される電線経路数に応じた数だけ起立して設けられ
ている。また、ベース部材5の周壁には、上縁から縦向
きに電線挿通溝16が複数本切り込んで形成されてい
る。したがって、予めベース部材5の各電線挿通溝16
に電線Wを差し込みながら布線作業を行い、その状態で
ベース部材5をソケット本体4に嵌合させれば、電線W
はバルブ収容部6の下部壁面とベース部材5の内壁面と
の間に噛み込んで保持される。
付けに先立って電線Wを布線しておくためのものであ
り、バルブ収容部6のうち張り出し縁14より下側部分
に嵌合可能な円形の浅皿状をなして形成されている(ベ
ース部材5が設けられる側が本発明の電線の引き出し側
となる)。このベース部材5の底面には、同ベース部材
5をソケット本体4に嵌着したときに、圧接端子11
A,11Bの圧接溝13へ電線Wを押し込んで保持して
おくための電線押さえ15が、当該バルブソケット内に
布線される電線経路数に応じた数だけ起立して設けられ
ている。また、ベース部材5の周壁には、上縁から縦向
きに電線挿通溝16が複数本切り込んで形成されてい
る。したがって、予めベース部材5の各電線挿通溝16
に電線Wを差し込みながら布線作業を行い、その状態で
ベース部材5をソケット本体4に嵌合させれば、電線W
はバルブ収容部6の下部壁面とベース部材5の内壁面と
の間に噛み込んで保持される。
【0015】各バルブに対する給電用のコネクタ3につ
いて説明すると、コネクタ3も上記したバルブソケット
1,2と基本的構成は同様であり、同一機能を果たす部
分には同一符号を付して説明は省略する。コネクタ3は
圧接端子11A,11Bの一部を収容する端子収容部3
Aを備えた部分と、これに嵌着されるベース部3Bとの
二体構造となっており、相互に嵌合可能である。各電線
保持片27はベース部3Bの底面の周縁から径方向外方
へ張り出し形成され、それぞれの先端に形成された垂下
片27Aは端子収容部3Aへ向けて屈曲している。コネ
クタ3とバルブソケット1,2とは、端子収容部3Aは
上面が閉止されている点、ベース部3Bには図示しない
相手側コネクタと嵌合可能に形成された嵌合部3Cが突
出する点が相違し、さらには端子についても次のように
相違している。すなわち、詳細には図示されないが、端
子11Aはベース部3B内に取り付けられ、一端側には
端子収容部3A内に突出して収容される圧接部19が備
えられている。他端側は雄タブ17が形成され、嵌合部
3C内に突出している。
いて説明すると、コネクタ3も上記したバルブソケット
1,2と基本的構成は同様であり、同一機能を果たす部
分には同一符号を付して説明は省略する。コネクタ3は
圧接端子11A,11Bの一部を収容する端子収容部3
Aを備えた部分と、これに嵌着されるベース部3Bとの
二体構造となっており、相互に嵌合可能である。各電線
保持片27はベース部3Bの底面の周縁から径方向外方
へ張り出し形成され、それぞれの先端に形成された垂下
片27Aは端子収容部3Aへ向けて屈曲している。コネ
クタ3とバルブソケット1,2とは、端子収容部3Aは
上面が閉止されている点、ベース部3Bには図示しない
相手側コネクタと嵌合可能に形成された嵌合部3Cが突
出する点が相違し、さらには端子についても次のように
相違している。すなわち、詳細には図示されないが、端
子11Aはベース部3B内に取り付けられ、一端側には
端子収容部3A内に突出して収容される圧接部19が備
えられている。他端側は雄タブ17が形成され、嵌合部
3C内に突出している。
【0016】次に、灯具の組立工程を図6によって説明
すると、まず、ソケット本体4におけるバルブ収容部6
に対し底面側から圧接端子11A,11Bを差し込んで
装着しておく。このとき、圧接端子11A,11Bの接
触部18はバルブBが収容される空間内に位置し、圧接
部19はバルブ収容部6の下部側に位置している。な
お、コネクタ3に対しても、同様な要領で圧接端子をベ
ース部3B内に固定しておく。
すると、まず、ソケット本体4におけるバルブ収容部6
に対し底面側から圧接端子11A,11Bを差し込んで
装着しておく。このとき、圧接端子11A,11Bの接
触部18はバルブBが収容される空間内に位置し、圧接
部19はバルブ収容部6の下部側に位置している。な
お、コネクタ3に対しても、同様な要領で圧接端子をベ
ース部3B内に固定しておく。
【0017】一方、一本の長い電線Wを用意し、コネク
タ3および各バルブソケット1,2間の布線を行う。こ
の場合には、電線Wをコネクタ3、各バルブソケット
1,2におけるベース部材5の各電線押さえ15を通過
させ、かつ電線挿通溝16内へ深く差し込みつつ布線作
業を行う。
タ3および各バルブソケット1,2間の布線を行う。こ
の場合には、電線Wをコネクタ3、各バルブソケット
1,2におけるベース部材5の各電線押さえ15を通過
させ、かつ電線挿通溝16内へ深く差し込みつつ布線作
業を行う。
【0018】こうして、コネクタ3及び各バルブソケッ
ト1,2に対する布線作業が完了すれば、ベース部材5
をソケット本体4に嵌合させ、あるいはベース部3Bを
端子収容部3Aに嵌合させる。これによって、電線Wが
各バルブソケット1,2及びコネクタ3内部において圧
接端子11A,11Bと接続される。すなわち、電線W
は各電線押さえ15によって対応する圧接端子11A,
11Bの圧接溝13へ押し込まれ、その過程で被覆に切
り込みが入れられ、芯線との接触が図られる。
ト1,2に対する布線作業が完了すれば、ベース部材5
をソケット本体4に嵌合させ、あるいはベース部3Bを
端子収容部3Aに嵌合させる。これによって、電線Wが
各バルブソケット1,2及びコネクタ3内部において圧
接端子11A,11Bと接続される。すなわち、電線W
は各電線押さえ15によって対応する圧接端子11A,
11Bの圧接溝13へ押し込まれ、その過程で被覆に切
り込みが入れられ、芯線との接触が図られる。
【0019】次に、布線された部分のうち、図2におい
て想像線で示した部分は切り落とされ、すなわちダブル
球用バルブソケット1から外部へループ状に引き出され
る部分は切り取りがなされ、これによって各バルブに対
する給電回路が構成される。
て想像線で示した部分は切り落とされ、すなわちダブル
球用バルブソケット1から外部へループ状に引き出され
る部分は切り取りがなされ、これによって各バルブに対
する給電回路が構成される。
【0020】この後、電線Wによって相互間の接続がな
されたコネクタ3及び各バルブソケット1,2はシール
部材成形用金型23,24に仕掛けられ、ここでバルブ
ソケット1,2であれば、ベース部材5の全面及び張り
出し縁14の上面の所定範囲であり、コネクタ3であれ
ば端子収容部3Aを含む部分とベース部3Bとの嵌合部
分の所定範囲を覆うようにしてエラストマーのモールド
成形がなされる(図1,7,8,10,11で網掛け表
示された部分が成形された箇所を示す)。
されたコネクタ3及び各バルブソケット1,2はシール
部材成形用金型23,24に仕掛けられ、ここでバルブ
ソケット1,2であれば、ベース部材5の全面及び張り
出し縁14の上面の所定範囲であり、コネクタ3であれ
ば端子収容部3Aを含む部分とベース部3Bとの嵌合部
分の所定範囲を覆うようにしてエラストマーのモールド
成形がなされる(図1,7,8,10,11で網掛け表
示された部分が成形された箇所を示す)。
【0021】シール部材22を成形するための金型2
3,24は、図示上下に開閉する構造のものとなってお
り、型閉じされた状態で両金型23,24間には成形用
空間Cが形成されるようになっている。上型23側は各
バヨネット片9との干渉を避ける必要から、シール部材
22が成形される領域の内周縁は各バヨネット片9の先
端位置よりも外周側となるように設定されている。ま
た、下型24において成形用空間Cを構成する凹部の周
縁には各電線保持片27における垂下片27Aの先端を
載置可能な受け縁28が形成されている。
3,24は、図示上下に開閉する構造のものとなってお
り、型閉じされた状態で両金型23,24間には成形用
空間Cが形成されるようになっている。上型23側は各
バヨネット片9との干渉を避ける必要から、シール部材
22が成形される領域の内周縁は各バヨネット片9の先
端位置よりも外周側となるように設定されている。ま
た、下型24において成形用空間Cを構成する凹部の周
縁には各電線保持片27における垂下片27Aの先端を
載置可能な受け縁28が形成されている。
【0022】シール部材22の成形にあたり、バルブソ
ケットあるいはコネクタ3が上記構成の金型(下型2
4)にセットされる。その際には、各電線保持片27の
垂下片27Aが下型24の受け縁28上に載置される
が、電線Wが保持溝27B内に予め位置決めされている
ため、電線Wを直接下型24に対して位置決めする作業
を必要とせず、垂下片27Aの載置作業だけで下型に対
するバルブソケット1、2あるいはコネクタ3のセッテ
ィング作業が完了するため、作業性に優れる。また、下
型24に対しては腰の弱い電線Wでなく樹脂製の電線保
持片27にて受承されることから、セッティング時の姿
勢も安定したものとなる。
ケットあるいはコネクタ3が上記構成の金型(下型2
4)にセットされる。その際には、各電線保持片27の
垂下片27Aが下型24の受け縁28上に載置される
が、電線Wが保持溝27B内に予め位置決めされている
ため、電線Wを直接下型24に対して位置決めする作業
を必要とせず、垂下片27Aの載置作業だけで下型に対
するバルブソケット1、2あるいはコネクタ3のセッテ
ィング作業が完了するため、作業性に優れる。また、下
型24に対しては腰の弱い電線Wでなく樹脂製の電線保
持片27にて受承されることから、セッティング時の姿
勢も安定したものとなる。
【0023】次に、型閉じをして両金型間に形成される
成形空間C内に成形肉を充填する。充填がなされると、
成形肉は各電線保持片27の内面側(隙間S)にも回り
込みつつバルブソケット1,2あるいはコネクタ3の外
面の所定範囲を覆い、これによって前記したシール部材
22の成形がなされる。また、成形肉の充填の際には、
図13に示すように、垂下片27Aの全周縁が金型の内
面と隙間無く密着していることから、成形肉はこれらの
突き当てられた部分にて食い切られ、電線保持片27の
外側にまで成形肉が漏れ出ることはない。
成形空間C内に成形肉を充填する。充填がなされると、
成形肉は各電線保持片27の内面側(隙間S)にも回り
込みつつバルブソケット1,2あるいはコネクタ3の外
面の所定範囲を覆い、これによって前記したシール部材
22の成形がなされる。また、成形肉の充填の際には、
図13に示すように、垂下片27Aの全周縁が金型の内
面と隙間無く密着していることから、成形肉はこれらの
突き当てられた部分にて食い切られ、電線保持片27の
外側にまで成形肉が漏れ出ることはない。
【0024】かくして成形されたシール部材22は、ベ
ース部材5の底面全面から全側面に及び、さらにはソケ
ット本体4の張り出し縁14の周縁から上面にかけての
範囲を被覆している。これにより、ベース部材5とソケ
ット本体4との嵌合部分がシールされ、かつ切断工程で
切り落とされた電線Wの切断端面に対しては、このシー
ル部材22内に埋め込むことでシールを行い、さらには
コネクタ3との間及び各バルブソケット1,2相互の間
をつなぐ電線Wに対してはその被覆周りをシールしつつ
外部に引き出すようにしている。
ース部材5の底面全面から全側面に及び、さらにはソケ
ット本体4の張り出し縁14の周縁から上面にかけての
範囲を被覆している。これにより、ベース部材5とソケ
ット本体4との嵌合部分がシールされ、かつ切断工程で
切り落とされた電線Wの切断端面に対しては、このシー
ル部材22内に埋め込むことでシールを行い、さらには
コネクタ3との間及び各バルブソケット1,2相互の間
をつなぐ電線Wに対してはその被覆周りをシールしつつ
外部に引き出すようにしている。
【0025】また、成形されたシール部材22の上面
は、バルブソケット1,2をパネル7に装着したとき
に、取付け孔8周りの面に圧縮状態で密着する圧着面2
2Aとされている。また、圧着面22Aにおける外周よ
りの位置には環状にシール縁22Cが突出している。
は、バルブソケット1,2をパネル7に装着したとき
に、取付け孔8周りの面に圧縮状態で密着する圧着面2
2Aとされている。また、圧着面22Aにおける外周よ
りの位置には環状にシール縁22Cが突出している。
【0026】上記のようにしてシール部材22の成形が
なされた各バルブソケット及びコネクタ3については、
灯具のパネル7に対する取り付けの作業がなされる。ま
ず、バルブ収容部6の先端側をパネル7の取付け孔8に
向け、かつ各バヨネット片9を逃がし孔10に適合させ
てそのまま押し入れ、パネル7を通過させる。そして、
圧着面22Aをパネル面に押し当てて圧縮しながら、バ
ルブソケット全体を回転させる。これにより、各バヨネ
ット片9が取付け孔8の孔縁に係止するため、各バルブ
ソケット及びコネクタ3がパネル7に対して抜け止めさ
れた状態で取り付けられる。上記の作業を各バルブソケ
ット1,2及びコネクタ3に対してそれぞれ行えば、灯
具の組み付け作業が完了する。
なされた各バルブソケット及びコネクタ3については、
灯具のパネル7に対する取り付けの作業がなされる。ま
ず、バルブ収容部6の先端側をパネル7の取付け孔8に
向け、かつ各バヨネット片9を逃がし孔10に適合させ
てそのまま押し入れ、パネル7を通過させる。そして、
圧着面22Aをパネル面に押し当てて圧縮しながら、バ
ルブソケット全体を回転させる。これにより、各バヨネ
ット片9が取付け孔8の孔縁に係止するため、各バルブ
ソケット及びコネクタ3がパネル7に対して抜け止めさ
れた状態で取り付けられる。上記の作業を各バルブソケ
ット1,2及びコネクタ3に対してそれぞれ行えば、灯
具の組み付け作業が完了する。
【0027】この取付け状態においては、圧着面22A
(シール縁22C)がパネル7面に密着するため、パネ
ル7と各バルブソケット1、2間あるいはコネクタ3と
の間のシールがなされる。また、ソケット本体4とベー
ス部材5との嵌合部分も同様にシール部材22によって
覆われてシールがなされる。つまり、単一のシール部材
22によって、バルブソケット(コネクタ)とパネル7
との間、ソケット本体4とベース部材5との嵌合部分、
各電線Wの引き出し部、さらには電線Wの切断箇所のい
ずれをもシールすることができる。したがって、従来に
比較して、シールのための部品点数を減少させることが
でき、作業性の向上にも寄与する。
(シール縁22C)がパネル7面に密着するため、パネ
ル7と各バルブソケット1、2間あるいはコネクタ3と
の間のシールがなされる。また、ソケット本体4とベー
ス部材5との嵌合部分も同様にシール部材22によって
覆われてシールがなされる。つまり、単一のシール部材
22によって、バルブソケット(コネクタ)とパネル7
との間、ソケット本体4とベース部材5との嵌合部分、
各電線Wの引き出し部、さらには電線Wの切断箇所のい
ずれをもシールすることができる。したがって、従来に
比較して、シールのための部品点数を減少させることが
でき、作業性の向上にも寄与する。
【0028】以上のように、本実施形態よれば、コネク
タ3及び各バルブソケット1,2間の布線をする場合
に、各圧接端子11A,11Bに対する圧接作業だけで
すむ。そして、その後にシール部材22を成形すること
で、バルブソケット1,2からの電線Wの引き出し部
分、電線Wの切断端面、電線Wの終端、さらにはパネル
7の取付け孔8周り、及びソケット本体4とベース部材
5との間の各シールがなされるため、灯具の取付け作業
及び防水性確保のための作業のいずれをも簡単に行うこ
とができる。したがって、作業全体の自動化も可能とな
る。また、本実施形態では、各バヨネット片9との干渉
を避けつつ上下に開閉する金型構造を採用したため、金
型構造も簡単ですむ。さらには、電線保持片27にて電
線を保持した状態で金型にセットできるため、金型のセ
ッティング作業が短時間で行うことができるとともに、
セッティング状態での姿勢も安定したものとすることが
できる。
タ3及び各バルブソケット1,2間の布線をする場合
に、各圧接端子11A,11Bに対する圧接作業だけで
すむ。そして、その後にシール部材22を成形すること
で、バルブソケット1,2からの電線Wの引き出し部
分、電線Wの切断端面、電線Wの終端、さらにはパネル
7の取付け孔8周り、及びソケット本体4とベース部材
5との間の各シールがなされるため、灯具の取付け作業
及び防水性確保のための作業のいずれをも簡単に行うこ
とができる。したがって、作業全体の自動化も可能とな
る。また、本実施形態では、各バヨネット片9との干渉
を避けつつ上下に開閉する金型構造を採用したため、金
型構造も簡単ですむ。さらには、電線保持片27にて電
線を保持した状態で金型にセットできるため、金型のセ
ッティング作業が短時間で行うことができるとともに、
セッティング状態での姿勢も安定したものとすることが
できる。
【0029】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。 本実施形態では、バルブソケットをソケット本体4と
ベース部材5との二部材から構成したが、ソケット本体
4のみで構成したものであってもよい。その場合、電線
Wは直接圧接端子11A,Bに圧接され、またシール部
材22を成形する場合には、バルブ収容部6の下端面を
適当なプラグで塞いでおき、この状態でシール部材22
にてプラグごと埋め込むようにすればよい。 コネクタ3、及び各バルブソケット間の布線は必ずし
も一本の電線Wによって行う必要はなく、複数本を用い
て行っても良い。 電線を保持するための保持溝27Bは、必ずしも一端
側に開放するものでなくともよく、閉じた円形孔であっ
てもよい。
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。 本実施形態では、バルブソケットをソケット本体4と
ベース部材5との二部材から構成したが、ソケット本体
4のみで構成したものであってもよい。その場合、電線
Wは直接圧接端子11A,Bに圧接され、またシール部
材22を成形する場合には、バルブ収容部6の下端面を
適当なプラグで塞いでおき、この状態でシール部材22
にてプラグごと埋め込むようにすればよい。 コネクタ3、及び各バルブソケット間の布線は必ずし
も一本の電線Wによって行う必要はなく、複数本を用い
て行っても良い。 電線を保持するための保持溝27Bは、必ずしも一端
側に開放するものでなくともよく、閉じた円形孔であっ
てもよい。
【図1】シール部材の成形後におけるバルブソケット間
の配線状況を示す平面図
の配線状況を示す平面図
【図2】シール部材の成形前におけるバルブソケット間
の配線状況を示す平面図
の配線状況を示す平面図
【図3】ダブル球用バルブソケットの分解斜視図
【図4】同じく組立後の状態を裏面側から見た斜視図
【図5】同じく表面側から見た斜視図
【図6】シール部材を成形した後の状態を示す斜視図
【図7】灯具の組立工程全体を示す工程図
【図8】バルブソケット内にバルブを収容した状態での
断面図
断面図
【図9】電線が電線保持片の保持溝内に保持されている
状態を拡大して示す正面図
状態を拡大して示す正面図
【図10】コネクタの正面図
【図11】同平面図
【図12】金型を閉じた状態を示す断面図
【図13】型閉じされたときの電線の保持状況を拡大し
て示す断面図
て示す断面図
【図14】成形時における電線保持片の周辺の状況を拡
大して示す断面図
大して示す断面図
【図15】従来のシール構造を示す断面図
【図16】電線によって金型にセットされる状況を示す
底面図
底面図
1…ダブル球用バルブソケット 2…シングル球用バルブソケット 3…コネクタ 4…ソケット本体 5…ベース部材 6…バルブ収容部 8…取付け孔8 11A,11B…圧接端子 22…シール部材 27…電線保持片 27B…保持溝(電線挿通凹部) B…バルブ S…隙間
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂材よりなるバルブソケットの一
端側はバルブを収容するバルブ収容側とされ、他端側は
前記バルブに対する給電用の端子金具に接続された電線
の引き出し側とされるとともに、前記電線の引き出し後
に成形されるシール部材によって、前記電線を水密状に
挿通して前記電線の引き出し側の被覆がなされる灯具で
あって、 前記バルブソケットには前記電線を位置決めして保持可
能な電線保持片が張り出し形成されるとともに、この電
線保持片は前記シール部材を成形するための金型の内面
に載置してバルブソケット全体を支持可能であることを
特徴とする灯具。 - 【請求項2】 前記電線保持片の側縁には、前記電線を
その引き出し方向とほぼ直交する方向から密着して挿通
可能な電線挿通凹部が形成されるとともに、この電線保
持片の全周縁は前記金型が型閉じされたときに金型に密
着して樹脂の食い切りが可能となっていることを特徴と
する請求項1記載の灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000210526A JP2002025733A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 灯 具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000210526A JP2002025733A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 灯 具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002025733A true JP2002025733A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18706780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000210526A Abandoned JP2002025733A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 灯 具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002025733A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030096879A (ko) * | 2002-06-18 | 2003-12-31 | 민광기 | 전선 및 전구 소켓의 결합구조 및 결합방법 |
JP2007005193A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Toshiba Home Lighting Kk | ソケット装置 |
JP2019102227A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 東芝ライテック株式会社 | 車両用照明装置の製造方法、車両用照明装置、および車両用灯具 |
-
2000
- 2000-07-11 JP JP2000210526A patent/JP2002025733A/ja not_active Abandoned
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030096879A (ko) * | 2002-06-18 | 2003-12-31 | 민광기 | 전선 및 전구 소켓의 결합구조 및 결합방법 |
JP2007005193A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Toshiba Home Lighting Kk | ソケット装置 |
JP4729997B2 (ja) * | 2005-06-24 | 2011-07-20 | 東芝ライテック株式会社 | ソケット装置 |
JP2019102227A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 東芝ライテック株式会社 | 車両用照明装置の製造方法、車両用照明装置、および車両用灯具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060224 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20061025 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20070110 |