JP4221882B2 - 灯具の防水構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、灯具の防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
灯具に対する防水構造としては、実開平4−51784号のもの等が知られている。このものは、図16に示すように、バルブBを収容するバルブソケット30の外周面にシールリング31が嵌め込まれ、バルブソケット30をパネル32に取り付けたときにシールリング31がパネル32に圧着することで、バルブソケット30とパネル32との間のシールがなされるようにしている。また、バルブソケット30内には各バルブBに対する給電用の端子金具33が複数本収容され、それぞれには外部へ引き出される電線Wが接続されている。各電線Wはバルブソケット30に嵌め込まれるゴム栓34に一括して差し込まれ、電線Wとバルブソケット30とのシールが図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構造のものでは、電線Wとバルブソケット30との間、及びパネル32とバルブソケット30との間のシールが、それぞれ別個のシール部材によってなされているため、部品点数が多く管理上、あるいは取付け作業上も不利であった。
本発明は上記の事情に鑑みて開発工夫されたものであり、その目的は、シール構造を構成する部品の点数を減少させることができる防水構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための請求項1の発明は、一端側がバルブを収容するバルブ収容側とされ、他端側が前記バルブに対する給電用の端子金具に接続された電線の引き出し側とされるとともに、前記バルブ収容側をパネルの取付け孔に差し込んでバルブソケットの装着がなされる灯具において、前記電線の引き出し側は前記電線の引き出し後に成形されたシール部材によって被覆され、かつこのシール部材は前記電線を水密状態で挿通し、かつ前記パネルの取付け孔周りに密着してこのパネルとバルブソケットとの間を水密状態に保持し、前記電線は、前記バルブソケットの電線引き出し側の側面から引き出され、かつ前記バルブソケットのバルブ収容側の外側面には、径方向外方へ向けてバヨネット片が突出する一方、取付け孔の孔縁には前記バヨネット片を通過可能な逃がし孔が切り欠き形成され、前記バヨネット片がこの逃がし孔を通過した状態でバルブソケット全体を軸周りに回転させることによってバルブソケットを抜け止めした状態で装着可能となっており、また、前記バルブソケットの径方向に関する前記バヨネット片の先端位置が、前記シール部材のうち前記バヨネット片と対向する側の面の内周縁の位置よりも内側に配されていることを特徴とするものである。
また請求項2の発明では、請求項1記載のものにおいて、前記バルブソケットにおける前記電線の引き出し側のうち、前記シール部材によって覆われる部分には、このシール部材の成形肉を食い込ませるための凹部、又は、周りに前記成形肉を回り込ませるための凸部が形成されていることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の作用および効果】
請求項1の発明によれば、バルブソケットから電線を引き出した後において、バルブソケットにおける電線の引き出し側はシール部材によって覆われる。この状態で、バルブ収容側をパネルの取付け孔に差し込んでバルブソケット全体をパネルに対して固定すると、バルブソケットと電線との間及びバルブソケットとパネルとの間が、それぞれシール部材によって水密状態が保持される。したがって、シール部材がこれらシールすべき二種類の部位を同時にシールすることができるため、部品点数の減少とそれに伴う作業性の向上が期待できる。
また、請求項1の発明によれば、バヨネット片の先端位置よりシール部材の内周縁の位置を、バルブソケットの径方向に関して外側に設定したため、シール部材を成形するための金型を、電線を挟む位置においてバルブソケットの軸方向に沿って開閉させる構造とすることができる。逆に、バヨネット片の先端位置をシール部材の内周縁の位置よりも外側に配したものでは、引き出される電線を挟み込む金型の一方は、バルブソケットの軸方向に開閉するものとなるが、他方側ではバヨネット片との干渉を避けるために、バルブソケットの径方向へ開閉するものとならざるを得ず、金型が複雑とならざるを得ない。これに対し、請求項1の発明では、電線を挟むような方向のみに開閉する金型だけでよいため、金型構造が簡単である。
また、請求項2の発明によれば、バルブソケットに凹部又は凸部を形成しておくことによって、シール部材を成形するときに、凹部に成形肉が入り込み、又は、凸部の周りに成形肉が回り込む。これによって、バルブソケットに対するシール部材の剥がれ、あるいはずれが抑制できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この実施形態の灯具は二種3個のバルブ装置を一つのユニットとして構成されている。図1はこのユニットの構成要素の配線状況を示すものであり、図のものはバルブB内に2本のフィラメントを有する、いわゆるダブル球用のバルブソケット1を一つ、またバルブ内に1本のフィラメントを有する、いわゆるシングル球用のバルブソケット2を2つ、さらにはこれらに対する給電のために、外部電源と接続するためのコネクタ3とから構成されている。そして、これらのいずれもが、図6あるいは図7などに示されるように、灯具のパネル7にそれぞれ貫設された取付け孔8に装着される。
【0007】
まず、バルブBを収容するバルブソケット1,2について説明すると、各バルブソケット1,2はバルブBを収容可能に形成されたソケット本体4と、このソケット本体4の下面側に取り付けられて電線Wが布線されるベース部材5(ソケットベース)とからなっており、いずれも合成樹脂材によって一体に形成されている。
【0008】
ソケット本体4は上下に貫通する筒状をなすバルブ収容部6(先端側が本発明のバルブ収容側に相当する)を有し、内部はシングル球、ダブル球のいずれか対応するものを収容可能に形成されている。このバルブ収容部6はパネル7の取付け孔8へ挿通可能であるとともに、バルブ収容部6の外側面には4個のバヨネット片9が約90゜毎に突出している。これらバヨネット片9はパネル7の取付け孔8に対応して形成された逃がし孔10に適合して嵌め込み可能であり、さらに各逃がし孔10に適合して嵌め込んだ後にバルブソケット1,2全体を回転させてやれば、バヨネット片9が取付け孔8の孔縁に係止してパネル7に対するバルブソケット1,2の抜け止めがなされる。
【0009】
さらに、バルブ収容部6内にはバルブBを抜け止め状態に保持するための係止アーム6Aが一対、それぞれ撓み可能に設けられている(図7参照)。両係止アーム6AはバルブBを挟んで僅かに幅方向へ偏位した位置に配されており、バルブB側に対して弾性的に係止することでバルブBの抜け止めを行っている。また、バルブ収容部6内にはバルブBへの給電のための圧接端子11A,11Bが組み込まれており、上記した係止アーム6Aが設けられている位置の外側に偏位して配されている。
圧接端子11A,11Bは収容されるバルブBの種類に応じてその個数、及び端子の種類が選択され、バルブ収容部6の底面側から挿入して組み込まれる。各圧接端子11A,11Bは、上端側は山形状に折り返されてばね性を有した接触部18となっており、バルブBを厚み方向両側から挟み込んで保持するとともに、バルブBの接点部(詳しくは図示しないが、バルブの厚み方向の両側に導線が引き出されている。)に対して弾性的に接触可能となっている。
【0010】
一方、圧接端子11A,11Bの下端側は圧接部19となっており、この圧接部19は圧接溝13を有する一対の圧接片12によって構成されている。各圧接溝13は、圧接端子11A,Bがバルブ収容部6内に組み込まれたときに、溝の開口側がバルブ収容部6の下面側へ向くようにしてある。また、圧接溝13はこの溝13内へ電線Wを押し込むことによって、電線Wの被覆に切り込みを入れ、内部の芯線と接触して電気的導通をとれるようになっている。上記の構成の圧接端子11A,Bのうち、シングル球用のバルブソケット2については、一対の圧接端子11Aのみが対向して組み込まれ、ダブル球用のバルブソケット1については、これに加えて接触部18は一対備えるが、これらは連結片20にて接続された構成となったものが組み込まれている。
【0011】
また、バルブ収容部6の途中の高さ位置には張り出し縁14が配されている。この張り出し縁14はバルブ収容部6と同心で環状に張り出しており、次述するベース部材5の上面を閉止可能に形成されている。
ベース部材5は、ソケット本体4への組み付けに先立って電線Wを布線しておくためのものであり、バルブ収容部6のうち張り出し縁14より下側部分に嵌合可能な円形の浅皿状をなして形成されている(ベース部材5が設けられる側が本発明の電線の引き出し側となる)。このベース部材5の底面には、同ベース部材5をソケット本体4に嵌着したときに、圧接端子11A,11Bの圧接溝13へ電線Wを押し込んで保持しておくための電線押さえ15が、当該バルブソケット内に布線される電線数に応じた数だけ起立して設けられている。また、ベース部材5の周壁には、上縁から縦向きに電線挿通溝16が複数本切り込んで形成されている。したがって、予めベース部材5の各電線挿通溝16に電線Wを差し込みながら布線作業を行い、その状態でベース部材5をソケット本体4に嵌合させれば、電線Wはバルブ収容部6の下部壁面とベース部材5の内壁面との間に噛み込んで保持される。
【0012】
各バルブに対する給電用のコネクタ3について説明すると、コネクタ3も上記したバルブソケット1,2同様、圧接端子11A,11Bを収容する端子収容部3Aと、これに嵌着されるベース部3Bとの二体構造となっている。相違する点は、端子収容部3Aは上面が閉止されている点、ベース部3Bには図示しない相手側コネクタ3と嵌合可能に形成された嵌合部3Cが突出する点が相違し、さらには端子についても次のように相違している。すなわち、詳細には図示されないが、端子はベース部3B内に取り付けられ、一端側には圧接部19が備えられ、端子収容部3A側に収容される。他端側は雄タブ17が形成され、嵌合部3C内に突出している。
【0013】
次に、灯具の組立工程を図6によって説明すると、まず、ソケット本体4におけるバルブ収容部6に対し底面側から圧接端子11A,11Bを差し込んで装着しておく。このとき、圧接端子11A,11Bの接触部18はバルブBが収容される空間内に位置し、圧接部19はバルブ収容部6の下部側に位置している。
【0014】
一方、一本の長い電線Wを用意し、コネクタ3および各バルブソケット1,2間の布線を行う。この場合には、電線Wをコネクタ3、各バルブソケット1,2におけるベース部材5の各電線押さえ15を通過させ、かつ電線挿通溝16内へ深く差し込みつつ布線作業を行う。この実施形態では、図2に示すようにして布線がなされている。具体的には、コネクタ3における所定の位置(図2においてSで示される位置)を始端とし、次いでダブル球用バルブソケット1内に導入され、一旦は外部に導出されてループを作りながら、再度内部に導入され、その後改めて外部へ導出される。続いて、両シングル球用のバルブソケット2に対し順に架け渡し、次いで、コネクタ3内を通過させた後、外部でUターンさせて再度コネクタ3内を通過させ、続いて両シングル球用バルブソケット2に順に架け渡す。その後、コネクタ3の内部に導入された電線Wを上記したのと同じ要領でコネクタ3内を二度通過させ、ダブル球用バルブソケット1内へ導入し、終端(図2においてEで示される位置)を同ソケット1から僅かに突出させておく。
【0015】
こうして、コネクタ3及び各バルブソケット1,2に対する布線作業が完了すれば、ベース部材5をソケット本体4に嵌合させ、あるいはベース部3Bを端子収容部3Aに嵌合させる。これによって、電線Wが各バルブソケット1,2及びコネクタ3内部において圧接端子11A,11Bと接続される。すなわち、電線Wは各電線押さえ15によって対応する圧接端子11A,11Bの圧接溝13へ押し込まれ、その過程で被覆に切り込みが入れられ、芯線との接触が図られる。
【0016】
次に、図2においてバルブソケット1,2及びコネクタ3の外側に引き出された電線のうち破線で示されている部分は切り落とされ、すなわちコネクタ3及びダブル球用バルブソケット1から外部へループ状に引き出される部分、両シングル球用バルブソケット2間を結ぶ一経路が切り取られ、これによって各バルブに対する給電回路が構成される。
【0017】
この後、電線Wによって相互間の接続がなされたコネクタ3及び各バルブソケットは後述するシール部材成形用金型に仕掛けられ、ここでベース部材5の全面を覆うようにしてエラストマーのモールド成形がなされる。
成形されたシール部材22は、ベース部材5の底面全面から全側面に及び、さらにはソケット本体4の張り出し縁14の周縁から上面にかけての範囲を被覆している。これにより、ベース部材5とソケット本体4との嵌合部分がシールされ、かつ切断工程で切り落とされた電線Wの切断端面に対しては、このシール部材22内に埋め込むことでシールを行い、さらにはコネクタ3との間及び各バルブソケット1,2相互の間をつなぐ電線Wに対してはその被覆周りをシールしつつ外部に引き出すようにしている。
【0018】
また、シール部材22の上面は、バルブソケットをパネル7に装着したときに、パネル7との間のシールを行う圧着面22Aとなっている。この圧着面22Aにおける外周寄りの位置には環状にシール縁22Cが突出し、取付け孔8周りの面に密着するようにしている。さらに、この圧着面22Aの内周縁22Bはバルブソケットを軸方向上方から見た場合に、各バヨネット片9の先端位置より外方に位置するようになっている。これは金型構造上の理由によるものである(図11及び図12参照)。
【0019】
すなわち、図11に示すように、シール部材22を成形するための金型23,24は、本実施形態においては、図示上下に対をなして上下方向に開閉する構造のものとなっている。このような上下に型開きする構造のものであっても、金型23,24が各バヨネット片9と干渉することはなく、したがって金型23,24は、シール部材22から引き出される電線Wを境にして上下に分割される。
これに対し、図12に示すように、圧着面22Aの内周縁を各バヨネット片9の先端位置を越えて内側に入り込む位置にまで延ばすと、電線Wより上方の金型を上下方向に開閉させたのではバヨネット片9に干渉してしまう。したがって、上側の金型は側方へ開閉する金型25A,25Bとならざるを得ず、このため上記した本実施形態の金型よりも型構造が複雑となってしまうが、本実施形態のものは上下の金型だけでよいため、型構造が簡単でよい。
【0020】
上記のようにしてシール部材22の成形がなされた各バルブソケット及びコネクタ3については、灯具のパネル7に対する取り付けの作業がなされる。まず、バルブ収容部6の先端側をパネル7の取付け孔8に向け、かつ各バヨネット片9を逃がし孔10に適合させてそのまま押し入れ、パネル7を通過させる。そして、圧着面22Aをパネル面に押し当てて圧縮しながら、バルブソケット全体を回転させる。これにより、各バヨネット片9が取付け孔8の孔縁に係止するため、各バルブソケット及びコネクタ3がパネル7に対して抜け止めされた状態で取り付けられる。上記の作業を各バルブソケット及びコネクタ3に対してそれぞれ行えば、灯具の組み付け作業が完了する。
【0021】
この取付け状態においては、圧着面22A(シール縁22C)がパネル7面に密着するため、パネル7と各バルブソケット1、2間あるいはコネクタ3との間のシールがなされる。また、ソケット本体4とベース部材5との嵌合部分も同様にシール部材22によって覆われてシールがなされる。つまり、単一のシール部材22によって、バルブソケット(コネクタ)とパネル7との間、ソケット本体4とベース部材5との嵌合部分、各電線Wの引き出し部、さらには電線Wの切断箇所のいずれをもシールすることができる。したがって、従来に比較して、シールのための部品点数を減少させることができ、作業性の向上にも寄与する。
【0022】
以上のように、本実施形態よれば、コネクタ3及び各バルブソケット1,2間の布線をする場合に、各圧接端子11A,11Bに対する圧接作業だけですむ。そして、その後にシール部材22を成形することで、バルブソケット1,2からの電線Wの引き出し部分、電線Wの切断端面、電線Wの終端、さらにはパネル7の取付け孔8周り、及びソケット本体4とベース部材5との間の各シールがなされるため、灯具の取付け作業及び防水性確保のための作業のいずれをも簡単に行うことができる。したがって、作業全体の自動化も可能となる。
また、本実施形態では、各バヨネット片9との干渉を避けつつ上下に開閉する金型構造を採用したため、金型構造も簡単ですむ。
【0023】
図13及び図14は本発明の実施形態2に係るバルブソケットを示すものである。ソケット本体4の張り出し縁14の上面には図示4個の食い込み孔26(本発明の凹凸部に相当する)がほぼ90度毎に配されている。このようにしておくことで、シール部材22の成形の際に、成形肉を各食い込み孔26内に食い込ませることができる。これにより、バルブソケットをパネルに装着するべく、シール部材22を把持して回転操作したときに、シール部材22はバルブソケットから周方向にずれを生じようとするが、上記した食い込み孔26への各食い込みによって、ずれに対して抗することができる。したがって、シール部材22に皺がよったり、剥がれたり等の不具合が生じることがないため、良好なシール性が保持される。
【0024】
図15は本発明の実施形態3に係るバルブソケットを示すものである。上記の実施形態2ではバルブソケット側に凹み(食い込み孔26)を設けたが、逆に凸を設けてもよい。すなわち、図15に示すように、ベース部材5の外側面に、先端にフランジ28を有する突軸部27を設けて、この周りにシール部材22の成形肉を回り込ませるようにしてもよく、このような構造によっても、上記と同様のずれあるいは剥がれ等を有効に防止する機能が達成される。
【0025】
なお、本発明は種々の変更が可能であり、次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
▲1▼本実施形態では、バルブソケットをソケット本体4とベース部材5との二部材から構成したが、ソケット本体4のみで構成したものであってもよい。その場合、電線Wは直接圧接端子11A,Bに圧接され、またシール部材22を成形する場合には、バルブ収容部6の下端面を適当なプラグで塞いでおき、この状態でシール部材22にてプラグごと埋め込むようにすればよい。
▲2▼コネクタ3、及び各バルブソケット間の布線は必ずしも一本の電線Wによって行う必要はなく、複数本を用いて行っても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】シール部材の成形後におけるバルブソケット間の配線状況を示す平面図
【図2】シール部材の成形前におけるバルブソケット間の配線状況を示す平面図
【図3】ダブル球用バルブソケットの分解斜視図
【図4】同じく組立後の斜視図
【図5】シール部材を成形した後の状態を示す斜視図
【図6】灯具の組立工程全体を示す工程図
【図7】バルブソケット内にバルブを収容した状態での断面図
【図8】シングル球用(ダブル球用)のバルブソケットにシール部材を成形した後の状態を底面側から見たときの破断図
【図9】コネクタの底面図
【図10】コネクタの正面図
【図11】シール部材の成形状況を示す断面図
【図12】本願の成形金型との比較のための金型構造を示す断面図
【図13】実施形態2に係るソケット本体の平面図
【図14】同じくシール部材の要部を拡大して示す断面図
【図15】実施形態3に係るシール部材の要部を拡大して示す断面図
【図16】従来のシール構造を示す断面図
【符号の説明】
1…ダブル球用バルブソケット
2…シングル球用バルブソケット
3…コネクタ
4…ソケット本体
5…ベース部材
6…バルブ収容部
8…取付け孔
11A,11B…圧接端子
22…シール部材
B…バルブ
Claims (2)
- 一端側がバルブを収容するバルブ収容側とされ、他端側が前記バルブに対する給電用の端子金具に接続された電線の引き出し側とされるとともに、前記バルブ収容側をパネルの取付け孔に差し込んでバルブソケットの装着がなされる灯具において、
前記電線の引き出し側は前記電線の引き出し後に成形されたシール部材によって被覆され、かつこのシール部材は前記電線を水密状態で挿通し、かつ前記パネルの取付け孔周りに密着してこのパネルとバルブソケットとの間を水密状態に保持し、
前記電線は、前記バルブソケットの電線引き出し側の側面から引き出され、かつ前記バルブソケットのバルブ収容側の外側面には、径方向外方へ向けてバヨネット片が突出する一方、取付け孔の孔縁には前記バヨネット片を通過可能な逃がし孔が切り欠き形成され、前記バヨネット片がこの逃がし孔を通過した状態でバルブソケット全体を軸周りに回転させることによってバルブソケットを抜け止めした状態で装着可能となっており、
また、前記バルブソケットの径方向に関する前記バヨネット片の先端位置が、前記シール部材のうち前記バヨネット片と対向する側の面の内周縁の位置よりも内側に配されていることを特徴とする灯具の防水構造。 - 前記バルブソケットにおける前記電線の引き出し側のうち、前記シール部材によって覆われる部分には、このシール部材の成形肉を食い込ませるための凹部、又は、周りに前記成形肉を回り込ませるための凸部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の灯具の防水構造。
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