JP4729032B2 - 筐体のロック構造 - Google Patents

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Description

本発明は筐体のロック構造に係り、詳しくは保守,点検等の際に、特定の作業者のみが容易に開閉が可能な通信機器端末装置に於ける筐体のロック構造に関する。
近年、通信の分野に於て、インターネットの高速化・大容量通信化時代を迎え、ネットワークの高速化と通信料金の低価格化が進み、中でも、既存のアナログ電話回線を用いて高速データ通信を行うADSL (Asymetric Digital Subscriber Line)通信が普及している。
このADSLを利用したインターネット通信システムに於ては、特許文献1に示されているように、従来の電話用銅線ケーブル(電話線)だけでは伝送速度が制限されるため、電話線に加えて光ケーブルを敷設、接続して使用する場合が急速に増加しており、加入者端末を有するユーザー宅内には通信機器端末装置が設置され、この端末装置からランケーブルを介してパーソナルコンピュータ等の加入者端末に接続されている。
そして、従来、この種の通信機器端末装置は、ある特定の作業者のみが保守,点検等の際に筐体のカバーを開閉可能とし、エンドユーザーに装置の内部を触れさせない工夫がなされており、例えば特殊なネジでカバーを固定し、カバーの脱着には特殊の工具を必要とする等の対策が施されていた。
特開2004−88727号公報
しかし乍ら、上述の如く特殊なネジでカバーを固定した従来例にあっては、カバーの脱着に特殊の工具を必要とするため、作業効率が悪く、ネジを外した際にネジを紛失する虞があった。
更に、筐体やカバーがプラスチックで形成されているのに対し、金属製のネジは異種材料となるため、分解の必要性や環境を配慮した処理が必要となっている。
また、完全なロックには、ロックを解除するための特殊な部品や工具が必要となる上、部品点数が多く、組立てや固定に時間と工数が増加してしまう欠点があった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、カバーの開閉にネジやロック解除させるための特殊な工具を必要とせず、ある特定の作業者に限り、簡単且つ確実にカバーを開閉できる通信機器端末装置に於ける筐体のロック構造を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、上部が開口する筐体本体と、該筐体本体の上部に、筐体本体の正面側から背面側へスライド可能に取り付いて開口を覆うカバーとからなる筐体のロック構造であって、前記カバーのスライド方向先端側に形成された固定係止爪と、カバーのスライド方向後端側に形成された押圧係止爪と浮き止め係止爪と、前記筐体本体に形成され、前記カバーのスライド操作に伴い前記固定係止爪が係止する係止部と、カバーのスライド操作に伴い前記押圧係止で押圧されて下方へ変形し、その復元力で該押圧係止爪に係止する可撓性を有するロック部材と、前記浮き止め係止爪が係止する係止部とからなり、筐体本体の外側に、前記ロック部材の操作キーが設けられていることを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の筐体のロック構造に於て、前記ロック部材は、筐体本体の正面側側壁の内周に当接し、該正面側側壁の内周に装着された1本のロッドで形成されていることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の筐体のロック構造に於て、前記押圧係止爪は、スライド方向側に傾斜面が形成され、反スライド方向側に前記ロック部材に係止する垂直面が設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の筐体のロック構造に於て、前記ロック部材の操作キーは、筐体本体の外観デザインと一体的に連続して形成されていることを特徴とし、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の筐体のロック構造に於て、前記筐体本体は、ミドルケースとロアケースとからなり、両ケースに前記浮き止め係止爪が係止する係止部が設けられていることを特徴とする。
徴とする。
更に、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の筐体のロック構造に於て、前記浮き止め係止爪は、その上面が先端側へ順次下降する傾斜面とされていることを特徴とし、請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の筐体のロック構造に於て、前記固定係止爪と、該固定係止爪が係止する係止部は複数設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、ある特定の作業者のみが保守,点検等の際にカバーの取付け,取り外しを行うに当たり、従来の如きの特殊なネジや工具を一切使用せず、容易且つ確実にカバーの開閉作業が行え、その反面、エンドユーザーにはカバーを開け難いといった優れた利点を有する。
また、異種材料部品を使用した構造でなく、ロック部材を始め全ての部品をカバーや筐体本体と同一材料とすることができるため、従来に比し分解や最良による容易さ、構造の単純化や部品点数の削減によって低コスト化も可能となり、筐体のデザインを崩すことがなく所期の目的を達成することが可能である。
そして、請求項2に係る発明は、ロック部材を、筐体本体の正面側側壁の内周に当接し、該正面側側壁の内周に装着された1本のロッドで形成したため、撓みや復元の際に不要な方向への変形が防止され、ロック部材はロックを受ける方向に対しての変形強度が強くなる。
また、請求項3に係る発明は、押圧係止爪のスライド方向側に傾斜面を形成し、反スライド方向側に前記ロック部材に係止する垂直面を設けたため、ロック部材が押圧係止爪によってスムーズに撓み、復元力でロック部材が押圧係止爪の垂直面に確実に係止する利点を有する。
更に、請求項4に係る発明は、ロック部材の操作キーを筐体本体の外観デザインと一体的に連続して形成したため、操作キーがカバーを外すための部品であることが視認し難く、エンドユーザーは更にカバーを開け難くなる。
更にまた、請求項5に係る発明によれば、カバーを外して浮き止め係止爪を係止部から外さなければ、ミドルケースとロアケースが分解できず、エンドユーザーは内部に触れることができない。
そして、請求項6に係る発明によれば、カバーのスライド操作に伴い、浮き止め係止爪の上面が係止部に当接し乍らカバーを下方へ付勢してカバーを筐体本体に密着させることができ、請求項7に係る発明によれば、エンドユーザーが更にカバーを開け難くなるといった利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に於て、1は請求項1乃至請求項6の一実施形態に係るロック構造を適用した通信機器端末装置の筐体を示し、既述したように該端末装置は、ADSLを利用したインターネット通信システムのユーザー宅内に設置されるものである。
而して、筐体1は、上部が開口する筐体本体3と、該筐体本体の上部に、筐体本体の正面側から背面側へスライド可能に取り付いて開口を覆う平面視凸状のカバー5とからなり、該カバー5が筐体本体3に面一に取り付いて筐体1がボックス状に形成され、外部から引き込まれた光ファイバーケーブル(図示せず)が、筐体1内で余長処理されるようになっている。
図2に示すように筐体本体3は、筐体本体3の外表面を構成するミドルケース7と、該ミドルケース7が冠着したロアケース9とで構成されており、ミドルケース7の正面側底部11に設けた挿通孔13をロアケース9の正面側側壁15が挿通している。そして、図3(a)に示すように後述するロック部材17の取付位置に於て、ミドルケース7の正面側側壁19に設けた段部21の下部にロアケース9の正面側側壁15の上部が係合し、更に、図4(a)に示すように前記ロック部材17の取付位置の左右で、前記段部21の下部にロアケース9の正面側側壁15に設けた係合片23が係合した構造となっている。
そして、図1,図2及び図5に示すように前記カバー5のスライド方向先端側の裏面に、断面L字状の固定係止爪25がカバー5のスライド方向へ突設されると共に、該固定係止爪25に対応してミドルケース7の裏面側に、カバー5の取付時のスライド操作に伴い該固定係止爪25が係止する係止突起(係止部)27が下方へ突設されており、これらの係止状態は、固定係止爪25の基部側のカバー5表面を下方へ押圧して解除できるようになっている。
尚、筐体1の外部からエンドユーザーが固定係止爪25を視認できないように、カバー5とミドルケース7間の隙間は極力狭められている。
そして、図1,図3(a)及び図5に示すようにカバー5の正面側側壁29とカバー表面31の角部内周の略中央に、一対の押圧係止爪33が所定間隔を空けて設けられている。
図5に示すように押圧係止爪33は、夫々、先端下部に爪部35が突設された2枚一組の側面視矩形状のプレート37と、両プレート37間を連結する補強プレート39とで断面コ字状に形成されており、図3に示すように前記爪部35はスライド方向側に傾斜面41が形成され、反スライド方向側に、後述するロック部材17に係止する垂直面43が形成されている。
一方、図3(a)及び図5に示すように前記押圧係止爪33に対応してミドルケース7の正面側側壁19に、カバー5の取付時に各押圧係止爪33が挿通可能な2つの切欠き45が設けられている。そして、ミドルケース7の正面側側壁19の内周に、可撓性を有する1本のロッドからなるロック部材17が装着されている。
即ち、図5に示すように前記切欠き45を挟んで正面側側壁19の内周に、上部が開口した側面視略U字状の受け部47が内方へ突設されている。そして、両受け部47間に前記ロック部材17が架け渡されており、図5の如く受け部47に支持されるロック部材17の両端側17aは中央部分17bに比し細身に形成され、図3(a),(b)に示すように中央部分17bはミドルケース7の正面側側壁19の内周に当接してその一部が前記切欠き45から外部に露出している。
また、中央部分17bは断面矩形状に形成されているが、図3(a),図5及び図6に示すように前記切欠き45から外部に露出する部位は、前記押圧係止爪33の爪部35が当接するため、その上部角部49はアール状に形成されている。
更に、ロック部材17の中央に該ロック部材17を操作する正面視矩形状の操作キー51が前方(正面側)へ延設されている。そして、該操作キー51に対応してミドルケース7の正面側側壁19に切欠き53が上下方向に形成され、更に、該切欠き53に沿って正面側側壁19の外周に操作キー51を収容する正面視矩形状の凹部55が設けられており、操作キー51は前記切欠き53を挿通して該凹部55内に収容されている。そして、操作キー51を下方へ操作すると、図6の二点鎖線で示すように、ロック部材17がミドルケース7の正面側側壁19の内周に当接し乍ら撓むようになっている。
尚、操作キー51筐体本体3の外観デザインに合わせてこれと一体的に連続して形成することで、エンドユーザーに対し、該操作キー51がカバー5を外すための部品であることを視認し難くしている。
ロック部材17とカバー5側の押圧係止爪33はこのように構成されており、カバー5を筐体本体3に取り付けるためにこれを筐体本体3の正面側からスライド操作して、図3(a)の如く押圧係止爪33を前記切欠き45に挿通させると、押圧係止爪33の爪部35の傾斜面41がロック部材17の上部角部49に当接し乍ら、押圧係止爪33がロック部材17を下方(図中、矢印方向)へ押し下げてロック部材17が撓み、そして、カバー5のスライド操作に伴い、押圧係止爪33がロック部材17を通過すると、ロック部材17はその復元力で図3(b)の如く元の形状(位置)に戻って、押圧係止爪33の爪部35の垂直面43と係止するようになっている。そして、これと同時に、カバー5のスライド方向先端に設けた固定係止爪25がミドルケース7側の係止突起27に係止して、カバー5が前後でロックされる構造となっている。
また、カバー5を筐体本体3から取り外すには、既述したように固定係止爪25の基部側のカバー5表面を下方へ押圧して固定係止爪25と係止突起27との係止状態を解除すると同時に、前記操作キー51を下方へ操作してロック部材17を図6の二点鎖線で示すように下方へ撓ませて、ロック部材17と固定係止爪33(爪部35)との係止状態を解除しなければならない構造となっている。
更に、図1,図4(a)及び図5に示すようにカバー5の正面側側壁29の内周には、前記押圧係止爪33の側方に浮き止め係止爪57が内方へ突設されると共に、これに対応してミドルケース7とロアケース9の正面側側壁19,15に、夫々、前記浮き止め係止爪57が係止する係止孔(係止部)59,61が設けられている。そして、カバー5の取付時に、図4(b)の如く係止孔59,61に浮き止め係止爪57が係止してカバー5の浮き上がりを防止すると同時に、浮き止め係止爪57を係止孔59,61から外さなければ、ミドルケース7とロアケース9が分解できない構造となっている。尚、係止孔59は係止孔61よりも小さく設定されて、カバー9の上方へのガタ付きを防止している。
更にまた、図5に示すようにカバー5の正面側側壁29の内周の左右端側に第2の浮き止め係止爪63が内方へ突設されると共に、該浮き止め係止爪63に対応してミドルケース7の正面側側壁19に、該浮き止め係止爪63が係止する係止孔(係止部)65が設けられており、浮き止め係止爪63は、その上面67が先端側へ順次下降する傾斜面とされている。そして、カバー5の取付時のスライド操作に伴い、浮き止め係止爪63を係止孔65内に挿入,係止させると、その上面67が係止孔65の周縁上部に当接し乍ら、カバー5を下方へ付勢して、カバー5を筐体本体3に密着させるようになっている。
本実施形態に係るロック構造を用いた筐体1はこのように構成されているから、外部から引き込んだ光ファイバーケーブルを筐体本体3内で余長処理した後、筐体本体3にカバー5を取り付ける場合、カバー5を筐体本体3の正面側から筐体本体1に沿ってスライド操作して、図3(a)の如く押圧係止爪33を切欠き45に挿通させると、押圧係止爪33の爪部35の傾斜面41がロック部材17の上部角部49に当接し乍ら、押圧係止爪33がロック部材17を下方へ押し下げてロック部材17が撓み、カバー5のスライド操作に伴い押圧係止爪33がロック部材17を通過すると同時に、ロック部材17はその復元力で図3(b)の如く元の形状(位置)に戻って、押圧係止爪33の爪部35の垂直面43と係止する。
そして、既述したようにロック部材17の中央部分17bはミドルケース7の正面側側壁19の内周に当接しているため、ロック部材17の撓みや復元の際に不要な方向への変形が防止され、ロック部材17はロックを受ける方向に対しての変形強度が強くなる。
また、押圧係止爪33の爪部35に傾斜面41と垂直面43が形成されているため、ロック部材17が押圧係止爪33によってスムーズに撓み、復元力でロック部材17が爪部35の垂直面43に確実に係止する。
そして、上述の如きロック部材17と押圧係止爪33のロックと同時に、カバー5のスライド方向先端に設けた固定係止爪25がミドルケース7側の係止突起27に係止し、更に、カバー5の正面側側壁29に設けた浮き止め係止爪57が図4(b)の如くミドルケース7とロアケース9側の係止孔59,61に係止すると共に、カバー5の正面側側壁29に設けた第2の浮き止め係止爪63がミドルケース7側の係止孔に係止する。そして、浮き止め係止爪63が係止孔65内に挿入,係止すると、その上面67が係止孔65の周縁上部に当接し乍ら、カバー5を下方へ付勢してカバー5を筐体本体3に密着させることとなる。
一方、カバー5を筐体本体3から取り外す場合、固定係止爪25の基部側のカバー5表面を下方へ押圧して固定係止爪25と係止突起27との係止状態を解除すると同時に、前記操作キー51を下方へ操作して、ロック部材17を図6の二点鎖線の如く下方へ撓ませてロック部材17と押圧係止爪33との係止状態を解除しなければ、即ち、カバー5の前後2箇所のロックを同時に解除しなければ、カバー5を後方へスライド操作して取り外すことができず、既述したようにカバー5が筐体本体3に固定されると、浮き止め係止爪63の作用でカバー5が筐体本体3に密着し、筐体1の外部からエンドユーザーが固定係止爪25を視認できないようにカバー5とミドルケース7間の隙間が極力狭められ、更に、操作キー51が筐体本体3の外観デザインに合わせて一体的に連続して形成されているため、エンドユーザーにはカバー5が外し難い構造となる。
このように、本実施形態に係る筐体のロック構造によれば、ある特定の作業者のみが保守,点検等の際にカバー5の取付け,取り外しを行うに当たり、従来の如きの特殊なネジや工具を一切使用せず、容易且つ確実にカバー5の開閉作業が行え、その反面、エンドユーザーにはカバー5を開け難いといった優れた利点を有する。
そして、カバー5を外して浮き止め係止爪57を係止孔59,61から外さなければ、ミドルケース7とロアケース9が分解できず、エンドユーザーは内部に触れることができない。
而も、本実施形態は、異種材料部品を使用した構造でなく、ロック部材17を始め全ての部品をカバー5や筐体本体3と同一材料とすることができるため、従来に比し分解や最良による容易さ、構造の単純化や部品点数の削減によって低コスト化も可能となる。
加えて、本実施形態によれば、筐体1のデザインを崩すこともなく、所期の目的を達成することが可能である。
尚、前記実施形態では、一個の固定係止爪25と係止突起27をカバー5と筐体本体3に設けたが、請求項7の実施形態の如く固定係止爪25と係止突起27を複数設けることで、エンドユーザーが更にカバーを開け難くなるといった利点を有する。
請求項1乃至請求項6の一実施形態に係るロック構造を適用した通信機器端末装置の筐体の全体斜視図である。 筐体の断面図である。 カバーと筐体本体のロック構造の要部拡大断面図である。 カバーと筐体本体のロック構造の要部拡大断面図である。 筐体の分解斜視図である。 ロック部材の構造説明図である。
符号の説明
1 筐体
3 筐体本体
5 カバー
7 ミドルケース
9 ロアケース
15 ロアケースの正面側側壁
17 ロック部材
19 ミドルケースの正面側側壁
25 固定係止爪
27 係止突起(係止部)
29 カバーの正面側側壁
31 カバー表面
33 押圧係止爪
35 爪部
41 傾斜面
43 垂直面
45,53 切欠き
47 受け部
49 上部角部
51 操作キー
55 凹部
57 浮き止め係止爪
59,61,65 係止孔(係止部)
63 第2の浮き止め係止爪
67 上面

Claims (7)

  1. 上部が開口する筐体本体と、該筐体本体の上部に、筐体本体の正面側から背面側へスライド可能に取り付いて開口を覆うカバーとからなる筐体のロック構造であって、
    前記カバーのスライド方向先端側に形成された固定係止爪と、カバーのスライド方向後端側に形成された押圧係止爪と浮き止め係止爪と、
    前記筐体本体に形成され、前記カバーのスライド操作に伴い前記固定係止爪が係止する係止部と、カバーのスライド操作に伴い前記押圧係止で押圧されて下方へ変形し、その復元力で該押圧係止爪に係止する可撓性を有するロック部材と、前記浮き止め係止爪が係止する係止部とからなり、
    筐体本体の外側に、前記ロック部材の操作キーが設けられていることを特徴とする筐体のロック構造。
  2. 前記ロック部材は、筐体本体の正面側側壁の内周に当接し、該正面側側壁の内周に装着された1本のロッドで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の筐体のロック構造。
  3. 前記押圧係止爪は、スライド方向側に傾斜面が形成され、反スライド方向側に前記ロック部材に係止する垂直面が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の筐体のロック構造。
  4. 前記ロック部材の操作キーは、筐体本体の外観デザインと一体的に連続して形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の筐体のロック構造。
  5. 前記筐体本体は、ミドルケースとロアケースとからなり、両ケースに前記浮き止め係止爪が係止する係止部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の筐体のロック構造。
  6. 前記浮き止め係止爪は、その上面が先端側へ順次下降する傾斜面とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の筐体のロック構造。
  7. 前記固定係止爪と、該固定係止爪が係止する係止部は複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の筐体のロック構造。
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