JP4728815B2 - 温度調節弁とこれを備えた熱交換装置 - Google Patents

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本発明は、例えば蒸気のような加熱流体で被加熱流体を加熱することにより高温流体を生成する給湯装置で使用される温度調節弁とこれを備えた熱交換装置に関する。
従来、冷水を蒸気で加熱することにより温水を生成する給湯装置が知られている。この給湯装置は、蒸気の熱で冷水を加熱することにより温水を生成する熱交換器と、循環タンクを介さずに給水源に直結されてこの給水源からの冷水を前記熱交換器に導く冷水配管と、熱交換器で生成された温水を導出する温水配管と、外部の蒸気供給源に連結されてこの蒸気供給源からの蒸気を前記熱交換器に導く蒸気配管とを備えている。また、前記温水配管に配設され、この温水配管内の温水から与えられる熱エネルギにより駆動部に機械的変位を得る温度センサ(感温部)と、前記蒸気配管に配設され、前記駆動部の機械的変位に応じて前記蒸気配管内における蒸気の通過量を調節する蒸気調節弁とを備えている(例えば特許文献1参照)。
特開2000―241023号公報
前記給湯装置では、熱交換器で生成した温水の温度を温度センサで感知し、温水の温度が高ければ蒸気調節弁により蒸気の供給量を減少して温水の温度を下げ、温水の温度が低ければ蒸気調節弁により蒸気の供給量を増加して温水の温度を上昇させている。この際、温度センサを熱交換器の出口に配置することで、温水の温度調整の応答性を向上させることができる反面、温度センサと熱交換器の間が離間しており、これらの間をキャピラリーチューブと呼ばれる細い銅管により接続しているので、構造が複雑となり、部品点数も多くなる。そこで、本件出願人は、先に感温素子を有する駆動部と蒸気調節弁とを一つのケーシング内に設けて、キャピラリーチューブを不要にしたコンパクトな蒸気調節弁を提案した(特願2004−301028)。しかしながら、この蒸気調節弁は大きさ等の問題で、熱交換器から離間した位置(熱交換器の温水出口の下流)に設置しているのが実情である。その結果、応答性が十分でないために、次の問題がある。
任意の流量で温水を流した後に、給湯装置の給湯口弁を閉止して熱交換器からの温水の流量を急減させた場合、熱交換器内の温水の温度が過剰に上昇する。この温水の過熱を回避するため、本来は、温水の温度上昇を感温素子が感知して蒸気の供給量を減少するのであるが、温水は流れていないため、熱交換器内で高温化した温水は自然対流で緩やかに感温素子に到達することになる。このため、感温素子付近の温水の温度上昇が遅く、蒸気調節弁を駆動して蒸気の供給量を減少させるのに時間がかかり、過剰に高温の温水を生成してしまう。また、それだけ蒸気が無駄に消費される。
そこで、本発明は、コンパクトでかつ応答性に優れた温度調節弁とこれを備えた熱交換装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る温度調節弁は、加熱流体の熱で被加熱流体を加熱する加熱システムに設けられて、加熱後の被加熱流体の温度に応じて加熱流体の流量を調節する温度調節弁であって、ケーシング内に、加熱流体の流量を調節する調節弁部と、前記被加熱流体の温度に応じて前記調節弁部を駆動する駆動部とを備え、前記駆動部は、前記被加熱流体の通路内に臨む感熱素子を有し、前記ケーシングに、前記被加熱流体の通路と遮断され、前記感熱素子の近傍に前記加熱流体を導入する保温通路が形成されている。
この構成によれば、調節弁部と駆動部とが一つのケーシング内に収納されており、伝熱用のキャピラリチューブが不要になるから、温度調節弁がコンパクトになる。また、例えば給湯口弁を急激に閉止するなどして、温水のような被加熱流体の流量がゼロになった場合、保温通路によって感熱素子の近傍に導入された加熱流体により、この近傍の被加熱流体通路内に滞留している被加熱流体が加熱されて温度上昇し、この温度上昇を感熱素子が速やかに感知する。感熱素子が前記被加熱流体の温度上昇を感知すると、駆動部が調節弁部を駆動し、調節弁部の開度が調節され、調節弁部からの加熱流体の供給量が速やかに減少する。このように、従来の対流による熱伝達の場合とは異なり、加熱流体の供給量を速やかに減少させることができるので、被加熱流体の温度が過度に上昇することがなく、加熱流体が無駄に消費されることもない。
好ましくは、前記調節弁部と駆動部は、前記ケーシングの中心線上に配置され、前記保温通路は前記ケーシングの側部に、周方向に等間隔で複数配置されている。この構成によれば、調節弁部と駆動部をケーシングの中心線上に配置することで、ケーシングを中心線方向に細長く形成できるので、ケーシング内に形成した保温通路を駆動部に接近させることで駆動部の周囲の被加熱流体を介して感熱素子に速やかに熱伝達できる。
好ましくは、前記ケーシングは前記調節弁部により開閉される加熱流体の通路を形成する第1ボデイと、一端が前記第1ボデイに連結されて前記被加熱流体の通路を形成する第2ボデイと、前記被加熱流体の導出口を有し第2ボデイの他端を閉止するカバーとを備え、前記第2ボデイに、前記加熱流体の通路に連通する前記保温通路が形成されている。
この構成によれば、メンテナンスの際に、第1ボデイと第2ボデイとカバーとを分解して、内部の調節弁部および駆動部に容易にアクセスできるので、メンテナンス性が向上する。
さらに、本発明に係る熱交換装置は、加熱流体の熱で被加熱流体を加熱するプレート型熱交換器と、前記構成の温度調節弁とを有し、前記熱交換器の加熱流体入口が前記ケーシングの加熱流体導出口に接続され、熱交換器の被加熱流体出口が前記ケーシングの被加熱流体導入口に接続されている。
この構成によれば、プレート型熱交換器と本発明の温度調節弁とが連結されることで、全体としてコンパクトで応答性に優れた熱交換装置が得られる。
本発明に係る温度調節弁および熱交換装置によれば、伝熱用のキャピラリーチューブが不要になるから、コンパクトな構造になる。また、被加熱流体の流量が急激にゼロになった時でも、感熱素子の近傍の被加熱流体は保温通路に導入される加熱流体によって加熱される。これにより、被加熱流体が温度上昇し、この温度上昇を同通路内の感熱素子が速やかに感知するので、応答性が向上する結果、被加熱流体の過度な温度上昇と加熱流体の浪費が防止される。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る温度調節弁16とこれを備えた熱交換装置HXを使用した給湯システムのような高温流体供給システム10の系統図である。同図に示す高温流体供給システム10は、蒸気のような加熱流体Sの熱で冷水のような被加熱流体Cを加熱することにより温水のような高温流体Hを生成するプレート型熱交換器11を備えている。プレート型熱交換器11は、複数のプレートを重ねて、その間に加熱流体の通路と被加熱流体である冷水Cの通路とを、前記プレートを介して交互に配置したもので、小形で熱交換容量が大きい。
高温流体供給システム10はさらに、被加熱流体供給源WAから供給される被加熱流体Cを前記熱交換器11に導く被加熱流体通路12と、前記熱交換器11で生成された加熱後の被加熱流体である高温流体Hを導出する高温流体通路13と、加熱流体供給源VAから供給される加熱流体Sを前記熱交換器11に導く加熱流体通路14と、前記熱交換器11を通った後の復水(ドレン)のような加熱流体Sを排出する排出通路15と、熱交換器11からの高温流体Hの温度に応じて熱交換器11に導入される加熱流体Sの流量を調節する温度調節弁16とを備えている。前記高温流体通路13の下流側には、高温流体通路13に導かれた高温流体Hの給湯出口となる給湯口弁(カラン)50に導く高温流体供給通路19が接続されている。
この温度調節弁16は、加熱流体通路14内に配置されて加熱流体Sの流量を調節する調節弁部17と、高温流体通路13内の高温流体Hの温度に応じて前記調節弁部17を開閉動作させるように駆動する駆動部18とを備えている。これら調節弁部17および駆動部18は、ケーシング20の中心線CC上に配置されている。
次に、前記温度調節弁16の具体的構造について図2を参照しながら説明する。同図に示すように、温度調節弁16は筒状のケーシング20内に収納されている。このケーシング20は、第1ボデイ21と、この第1ボデイ21に一端が連結された第2ボデイ22と、前記第2ボデイ22の他端を閉止するカバー23とから成る。第1ボデイ21と第2ボデイ22は、4本のボルト25を第1ボディ21の挿通孔に挿通し、第2ボディ22のねじ孔にねじ込むことにより連結され、カバー23は、4本のボルト26をカバー23の挿通孔に挿通し、第2ボデイ22の四隅のねじ孔40(図3)に捻じ込むことで、前記第2ボデイ22に取り付けられている。これらの第1ボデイ21と第2ボデイ22とカバー23の各接合部位には、シール材41〜43が装着され、気密性および水密性が確保されている。
第1ボデイ21の内部には、調節弁部17により開閉される加熱流体通路14の一部が形成され、その加熱流体Sの導入口28が一端面に開口し、導出口29が下面に開口している。第2ボデイ22の内部には、高温流体通路13の一部が形成され、その高温流体Hの導入口33が下面に開口し、導出口34が他端面に開口している。図1に示すように、熱交換器11の加熱流体入口30が温度調節弁16の加熱流体導出口29に接続され、前記熱交換器11の被加熱流体出口32が被加熱流体導入口33に接続されている。
図2のカバー23の内面には、環状溝23aが全周にわたって形成されており、保温通路44の他端部に連通している。
前記調節弁部17と駆動部18とは、一つのユニットUとして構成されている。ユニットUは、主要部36aの外周が六角形の横断面形状を有するボデイ36と、その一端部にねじ連結された弁座ブロック37と、ボデイ36の段付き円柱形の他端部36bにねじ連結されたキャップ38とを有している。弁座ブロック37にはボデイ36の内方へ加熱流体Sを導入する加熱流体通路14の一部を構成する導入孔37aが形成されている。ボデイ36の6つの外壁のそれぞれに一つずつ合計6つの貫通孔39が形成されており、ボデイ36の径方向内方の加熱流体通路14aと径方向外方の加熱流体通路14bとを連通している。
前記調節弁部17は、シリンダ17aの先端に弁体17bが形成され、このシリンダ17aの中空部にピストン17cが嵌合され、第1スプリング17dによって図2の右方(駆動部18側)へ弾性力が付加され、シリンダ17aに装着したストッパ17eに押し当てられて位置規制されている。シリンダ17aがボデイ36の中空部に挿入され、シリンダ17aと弁座ブロック37との間に、シリンダ17aを右方へ押圧する第2スプリング17fが装着されている。前記駆動部18は、被加熱流体導出口34側の先端に、温度を機械的変位に変換するサーモワックスのような感熱膨張体をケースに内蔵した感温素子18aを有しており、この感温素子18aがキャップ38を介してボディ36に取り付けられている。駆動部18の円筒形のガイド部18bに、感温素子18a内の感熱膨張体の熱膨張・熱収縮によって変位する円柱状のロッド18cが進退自在に嵌合されている。このロッド18cの先端が調節弁部17のピストン17cに連結されている。感温素子18aとして、サーモワックス以外にバイメタルのような他の素子を使用することもできる。
前記ユニットUは、右側の先端部が第2ボデイ22の取付ねじ部46にねじ込まれ、左側の弁座ブロック37の一端部が第1ボデイ21の取付孔47に嵌合されてケーシング20内に支持されている。
ケーシング20の第2ボデイ22の外周に複数の保温通路44が中心線CCに平行に延びて第2ボデイ22を貫通しており、一端部が第1ボデイ21内のユニットUの外側の加熱流体通路14bに連通し、他端部がカバー23により閉塞されている。この保温通路44は、図3に示すように、ケーシング20の中心線CCと同芯上に、周方向に等間隔で複数(図示のものは4つ)配置されている。図2に示すカバー23の内面には、環状溝23aが全周にわたって形成されており、保温通路44の他端部に連通している。こうして、保温通路44は、前記被加熱流体通路13と遮断されており、被加熱流体通路13を流れる高温流体Hに、保温通路44内の加熱流体Sが混入しないようになっている。
次に、上記構成の高温流体供給システムの動作について説明する。まず、通常の高温流体使用時、図1の図示しない加熱流体S側の手動バルブを開くと、加熱流体供給源VAからの加熱流体Sが加熱流体通路14を介して温度調節弁16経由で熱交換器11に導入される。同様に、図示しない被加熱流体C側の手動バルブを開くと、被加熱流体Cが、被加熱流体供給源WAの内部圧力によって、被加熱流体通路12を介して熱交換器11に導入される。この熱交換器11内で前記加熱流体Sと被加熱流体Cとが熱交換され、加熱された高温流体Hは高温流体通路13を通って温度調節弁16の駆動部18に導かれた後、高温流体供給通路19に導出される。カラン50を開くことで、高温流体Hを取り出すことができる。
図2に示す温度調節弁16において、感熱素子18aにより高温流体Hの温度が常時検出されて、機械的変位に変換される。高温流体Hの温度が高くなると、感熱素子18aの膨脹により、ロッド18cが左方に進出し、第1スプリング17dおよび第2スプリング17fのばね力に抗してピストン17cを左方に移動させる。これにより、弁体17bが弁座ブロック37に形成された弁座37bに接近し、弁開度が絞られて小さくなる。弁開度が絞られて小さくなることで、加熱流体Sの流量が減少し、熱交換器11での熱交換量が少なくなって、熱交換器11から導出される高温流体Hの温度を低下させる。
また、高温流体Hの温度が低くなると、ロッド18cによるピストン17cの移動力が小さくなり、加熱流体通路14の加熱流体Sの圧力と第1スプリング17dおよび第2スプリング17fのばね力とによって、弁体17bが右方へ後退し、弁開度が大きくなる。これにより、図1の加熱流体通路14を通って熱交換器11に供給される加熱流体Sの流量が増大し、高温流体Hの温度が上昇する。
この通常の使用を急激に停止した場合、つまり、カラン50を急激に閉止した場合には、高温流体通路13内の高温流体Hの流れが急停止する。このとき、図2のケーシング20内に設けられてた保温通路44に入っている加熱流体Sにより、感熱素子18a近傍に滞留している高温流体Hが加熱される。高温流体Hが加熱されて速やかに温度上昇することで、対流による従来の熱伝達の場合と異なり、前記感熱素子18aが高い応答性で高温流体Hの温度上昇を感知する。続いて、感熱素子18aの膨脹により、ロッド18cが左方に移動してピストン17cを左方に進出させる。これにより、弁体17bが進出して弁座37bに接近し、弁開度が絞られる。弁開度が絞られることで、加熱流体Sの流量が減少し、感熱素子18a付近の高温流体Hの過度の温度上昇を速やかに抑制することができる。
ここで、調節弁部17と駆動部18がケーシング20の中心線CC上に配置されているから、ケーシング20を中心線CC方向に細長く形成できるので、ケーシング20内に形成した保温通路44を駆動部18に接近させることで駆動部18の周囲の高温流体Hを介して感熱素子18aに速やかに熱伝達できる。
また、少量の加熱流体Sを保温通路44に導くことにより温度調節弁16内の高温流体Hを加熱することができるので、加熱流体Sの浪費が抑制される。
さらに、調節弁部17と駆動部18とが一つのケーシング20内に収納されており、伝熱用のキャピラリチューブが不要になるから、温度調節弁16がコンパクトになる。
さらに、ケーシング20は前記調節弁部17により開閉される加熱流体Sの通路を形成する第1ボデイ21と、一端が前記第1ボデイ21に連結されて前記高温流体Hの通路を形成する第2ボデイ22と、前記高温流体Hの導出口を有し、第2ボデイ22の他端を閉止するカバーとを備え、前記第2ボデイ22に、前記加熱流体Sの通路に連通する前記保温通路44が形成されているから、メンテナンスの際に、第1ボデイ21と第2ボデイ22とカバー23を分解して、内部の調節弁部17と駆動部18とに容易にアクセスできるので、メンテナンス性に優れる
なお、加熱流体Sとしては蒸気以外に熱水、熱ガス他も使用可能である。また、被加熱流体Cとしては冷水以外に、例えば各種スープのような液体食材を用いると、供給停止後にスープが過熱されることがないので、供給を再開したときに食に適した程度の温かいスープを容易に得ることができ、自販機での用途が期待できるなど、幅広い応用が可能となる。
本発明に係る温度調節弁とこれを備えた熱交換装置を使用した高温流体供給システムの系統図である。 本発明に係る温度調節弁の縦断面図である。 図2のA−A線矢視図である。
符号の説明
11 熱交換器(プレート型熱交換器)
12 被加熱流体通路
13 高温流体通路
14 加熱流体通路
16 温度調節弁
17 調節弁部
18 駆動部
18a 感熱素子
20 ケーシング
44 保温通路
C 被加熱流体
H 高温流体(加熱後の被加熱流体)
S 加熱流体
HX 熱交換装置

Claims (4)

  1. 加熱流体の熱で被加熱流体を加熱する加熱システムに設けられて、加熱後の被加熱流体の温度に応じて加熱流体の流量を調節する温度調節弁であって、
    ケーシング内に、加熱流体の流量を調節する調節弁部と、前記被加熱流体の温度に応じて前記調節弁部を駆動する駆動部とを備え、
    前記駆動部は、前記被加熱流体の通路内に臨む感熱素子を有し、
    前記ケーシングに、前記被加熱流体の通路と遮断され、前記感熱素子の近傍に前記加熱流体を導入する保温通路が形成されている温度調節弁。
  2. 請求項1において、前記調節弁部と駆動部は、前記ケーシングの中心線上に配置され、前記保温通路は前記ケーシングの側部に、周方向に等間隔で複数配置されている温度調節弁。
  3. 請求項1または2において、前記ケーシングは前記調節弁部により開閉される加熱流体の通路を形成する第1ボデイと、一端が前記第1ボデイに連結されて前記被加熱流体の通路を形成する第2ボデイと、前記被加熱流体の導出口を有し、第2ボデイの他端を閉止するカバーとを備え、前記第2ボデイに、前記加熱流体の通路に連通する前記保温通路が形成されている温度調節弁。
  4. 加熱流体の熱で被加熱流体を加熱するプレート型熱交換器と、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の温度調節弁とを有し、前記熱交換器の加熱流体入口が前記ケーシングの加熱流体導出口に接続され、熱交換器の被加熱流体出口が前記ケーシングの被加熱流体導入口に接続されている熱交換装置。
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