JP4727219B2 - 回動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、回動工具に関するものである。
出願人の先願(特願2004−315598号)に係る図1に図示したようなチャック装置が提案されている。具体的には、工具保持体51の先端部に設けたテーパー孔53に工具55を挟持する挟持体54(コレット等)が挿入され、前記テーパー孔53の先端側凹部56に締付体52を螺合して成るチャック装置である。このチャック装置は、締付体52の回動により挟持体54を前記テーパー孔53内で摺動させて拡縮し、この拡縮により工具55を挟持若しくは解放するものである。尚、符号58はプルスタッド,59はシャンク部である。
ところで、上記締付体52を締め付けるための工具としては、例えば図2に図示したような回動工具40が採用されている。具体的には、中央に挿通孔42を設けた基部44の両側に握持部41が設けられ、前記基部44には締付体52に設けられた丸穴57に嵌合される丸ピン43が設けられたものである。
この図2に図示した回動工具40は、握持部41を握持して挿通孔42に工具55の先端部を挿通し、工具保持体51側まで移動せしめて丸ピン43(係合部)を前記締付体52の丸穴57に嵌合し、握持部41を握持して該回動工具40を回動せしめることで締付体52を回動させるものである。
しかしながら、この回動工具40は、工具55の先端部を挿通孔42に挿通して工具保持体51側まで移動させてから、締付体52を締め付けるため、特に工具55が長い場合や作業スペースが少ない場合に不便である。
更に、丸ピン43の破損を防止すべく強度アップのため、該丸ピン43を径大にすると、これに伴い丸穴57も径大にしなければならない。しかし、丸穴57を径大にすると、締付体52の回動方向(丸穴57同士の間)には十分な肉があるため問題はないが、締付体52の放射方向には肉が少なくなり、全体として締付体52の強度は不十分となる(強度を補うには締付体52を径大としなければならない。)。
本発明は、上述のような現状に鑑みなされたもので、工具の先端部を挿通させて工具保持体側まで移動させる必要がなく、工具が長くても、また、作業スペースが少なくても、簡単に締付体を回動せしめることができ、更に、締付体の径大化を抑制しつつ係合部の強度の向上及び締付体の強度低下の防止を図ることができる実用性に秀れた回動工具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
工具保持体1に内装した挟持体4を該工具保持体1に螺合される締付体2の回動により拡縮させて工具5を挟持するものであり、前記工具保持体1の先端側には前記締付体2を設ける凹部22が設けられ、この凹部22の内周面には雌ネジ部6が設けられ、また、前記凹部22に設けられる前記締付体2の外周面には前記雌ネジ部6と螺合する雄ネジ部7が設けられ、前記工具保持体1には先端に開口部を有し開口部側が径大となるテーパー孔3が設けられ、このテーパー孔3には先端側が径大な筒状の挟持体4が挿入され、この挟持体4には放射周方向に所定間隔を置いてスリット8が並設され、前記締付体2には前記挟持体4を前記工具保持体1の基端側に押動する押動部18が設けられ、前記締付体2の回動により該締付体2を前記工具保持体1の基端側に移動せしめることで前記押動部18が前記挟持体4を前記テーパー孔3内で前記工具保持体1の基端側に押動し、前記テーパー孔3のテーパー作用及び前記スリット8により前記挟持体4が縮径して前記工具5を挟持するように構成されたチャック装置における前記締付体2の回動工具であって、基部24には握持部31が設けられ、また、この基部24には中央孔29が設けられ、更に、前記基部24には前記中央孔29と通じる切欠部27が設けられ、更に、前記中央孔29の周囲には、前記締付体2の先端面に設けられた凹部若しくは凸部に係合する一若しくは複数の係合部26が設けられており、この係合部26の外側には、この係合部26より前記締付体2側に突出し前記工具保持体1の先端部外周32に当接して前記係合部26を前記締付体2の凹部若しくは凸部に係合し得る位置に配設する位置決めガイド部28が設けられていることを特徴とする回動工具に係るものである。
また、請求項1記載の回動工具において、前記係合部26は前記締付体2の回動方向に長く放射方向に短い面視湾曲形状の突体25若しくは凹所であることを特徴とする回動工具に係るものである。
また、工具保持体1に内装した挟持体4を該工具保持体1に設けられる締付体2の回動により拡縮させて工具5を挟持するものであり、前記工具保持体1の先端側には前記締付体2を設ける凹部22が設けられ、この凹部22の内周面には雌ネジ部6が設けられ、また、前記凹部22に設けられる前記締付体2の外周面には前記雌ネジ部6と螺合する雄ネジ部7が設けられ、前記工具保持体1には先端に開口部を有し開口部側が径大となるテーパー孔3が設けられ、このテーパー孔3には先端側が径大な筒状の挟持体4が挿入され、この挟持体4には放射周方向に所定間隔を置いてスリット8が並設され、前記締付体2には前記挟持体4を前記工具保持体1の基端側に押動する押動部18が設けられ、前記締付体2の回動により該締付体2を前記工具保持体1の基端側に移動せしめることで前記押動部18が前記挟持体4を前記テーパー孔3内で前記工具保持体1の基端側に押動し、前記テーパー孔3のテーパー作用及び前記スリット8により前記挟持体4が縮径して前記工具5を挟持するように構成されたチャック装置における前記締付体2の回動工具であって、基部24には握持部31が設けられ、また、この基部24には中央孔29が設けられ、更に、前記中央孔29の周囲には、前記締付体2の先端面に設けられた凹部若しくは凸部に係合する一若しくは複数の係合部26が設けられ、この係合部26は締付体2の回動方向に長く放射方向に短い面視湾曲形状の突体25若しくは凹所であり、この係合部26の外側には、この係合部26より前記締付体2側に突出し前記工具保持体1の先端部外周32に当接して前記係合部26を前記締付体2の凹部若しくは凸部に係合し得る位置に配設する位置決めガイド部28が設けられていることを特徴とする回動工具に係るものである。
また、請求項1〜いずれか1項に記載の回動工具において、前記係合部26は、前記締付体2に設けられる差込穴17に略合致する突体25であることを特徴とする回動工具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、工具の先端部を挿通させて工具保持体側まで移動せしめる必要がなく、工具が長くても、また、作業スペースが少なくても、簡単に締付体を回動せしめることができる実用性に秀れた回動工具となる。
好適と考える本発明の実施の形態を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
基部24には中央孔29と通じる切欠部27が設けられているから、チャック装置の締付体2を回動する際、工具5を、切欠部27を介して基部24の側面から中央孔29に位置せしめることができ、図2の回動工具40のように挿通孔42に工具55の先端部を挿通し、工具保持体51側まで移動せしめる必要がなく、それだけ簡単に係合部26を締付体2に係合せしめることができることになる。
また、例えば係合部26を締付体2の回動方向に長く放射方向に短い正面視湾曲形状の突体25とすることで、締付体2の凹所も前記正面視湾曲形状に設定できるから、締付体2の放射方向の肉は少なくならず、締付体2の強度低下は生じない。
本発明の具体的な実施例を図面に基づいて説明する。尚、第一実施例は図3〜7に基づいて、第二実施例は図8,9に基づいて、第三実施例は図10,11に基づいて、第四実施例は図12,13に基づいて、第五実施例は図14,15に基づいて夫々説明する。
第一実施例は、工具保持体1に内装した挟持体4を該工具保持体1に設けられる締付体2の回動により拡縮させて工具5を挟持するチャック装置における前記締付体2を回動せしめるための回動工具である。
チャック装置は、図5,6の通りであり、以下に説明する。
工具保持体1は、貫通内孔21を有し、この貫通内孔21の先端部には締付体2を設ける凹部22が設けられ、この凹部22の内周面には雌ネジ部6が設けられ、また工具保持体1の基端部にはシャンク部13が設けられ、また、前記貫通内孔21の中央部付近には、工具5の基端部に当接して該工具5の工具保持体1からの突出量を適宜決定する為の突出量設定部12が螺合され、更に、貫通内孔21の基端部にはプルスタッド14が螺合されている。
また、この工具保持体1の貫通内孔21の前記凹部22と前記突出量設定部12との間は、先端開口部側が径大のテーパー孔3に設定され、このテーパー孔3には先端側が径大で且つ筒状の挟持体4が挿入されている。
この挟持体4は、放射周方向に所定間隔を置いてスリット8が並設された公知のコレットである。挟持体4は、このスリット8の存在によって縮径可能で、この縮径の際に該挟持体4の内面で工具5を挟持するように構成されている。
スリット8は、筒状の挟持体4の先端開口部側から基端開口部側へ延設されたスリット8及び基端開口部側から先端開口部側へ延設されたスリット8が交互に位置するように設けられている。
また、このスリット8にして前記挟持体4の開口部の反対側端部には孔11が設けられている。従って、挟持体4のスリット8間(図中符号19)は孔11の近傍において巾狭となり、それだけ内側に向けて良好に撓わむことができ、該挟持体4による工具5の挟持作用は良好に発揮される。
また、この挟持体4の先端側外周面にして前記テーパー孔3の先端から露出する位置には、凹溝9が周設されている。
また、この挟持体4にして前記凹溝9より先端側の外周面には、先端側に向けて徐々に径小となるテーパー面20が設けられている。
前記締付体2は前記工具保持体1の先端側に設けた凹部22に嵌入されるものである。
前記締付体2は中央に工具5が挿通される孔2aが設けられ、また、外周面には前記雌ネジ部6と螺合する雄ネジ部7が設けられている。
この締付体2の内面基端は、前記挟持体4の凹溝9に挿入される挿入凸部10に設定されている。
また、締付体2の内面中央部には前記挟持体4の前記テーパー面20に当接して前記挟持体4を前記工具保持体1の基端側に押動する押動部18が設けられている。
更に、この締付体2の先端は工具保持体1からやや突出しており、また、前記孔2aの内面には該先端には貫通内孔21への塵埃の侵入を阻止するシールリング16が設けられている。
締付体2は、図7に図示したように、その先端面を、工具保持体1の先端面,挟持体4の先端面と面一となるようにしても良く、この場合には、工具保持体1をそれだけコンパクトにできると共に、工具5の長さも短くでき、よって、作業性に秀れた構成となる。尚、図7のチャック装置の構成は、この点を除いて図5,6のチャック装置と同様である。
この構成の締付体2を回動操作すると、該締付体2は該工具保持体1の基端側若しくは先端側へ移動する。
締付体2を回動操作して工具保持体1の基端側へ移動させた場合、この締付体2の押動部18が挟持体4のテーパー面20を押動する。そして、このテーパー面20が押動されることにより、挟持体4が押動されて前記テーパー孔3内に押し込まれ、該テーパー孔3のテーパー作用によって該挟持体4が縮径し、工具5を挟持する作用を発揮する。また、挟持体4のテーパー面20が押動部18によって押動されることにより、このテーパー面20のテーパー作用によっても挟持体4が縮径し、工具5を挟持する作用を発揮する。
締付体2を回動操作して工具保持体1の先端側へ移動させた場合、締付体2の押動部18と挟持体4のテーパー面20との当接が解除され、且つ、前記締付体2の挿入凸部10と前記挟持体4の凹溝9とが係止して該挿入凸部10により挟持体4が引動され、これによって前記縮径されていた前記挟持体4が拡径し、工具5の挟持が解除され、更に、締付体2を回動操作すると、締付体2は挟持体4と共に工具保持体1の凹部22から離脱する。
図中符号17は、締付体2を回動させるための回動工具用の差込穴であり、この穴は90°間隔で4つ設けられている。また、差込穴17は、図6に図示したように締付体2の回動方向に長く、放射方向に短い正面視湾曲楕円形状に設定している。この場合、正面視略円形状(丸穴)に設定した場合に比し、締付体2の放射方向の肉がそれだけ少なくならないため、締付体2の径を小さくしても十分な強度を発揮でき、装置の径小化(小型化)を図れることになる。尚、締付体2の差込穴17は、180°間隔で2つ設ける等、他の配置としても良い。
第一実施例の回動工具について具体的に説明する。
第一実施例は、上記構成のチャック装置の締付体2を回動せしめる回動工具であって、図3,4に図示したように、基部24には握持部31が設けられ、また、この基部24には中央孔29が設けられ、更に、基部24にして握持部31が存しない部位には前記中央孔29と通じる切欠部27が設けられ、更に、中央孔29の周囲にして該基部24には、締付体2に設けられた凹部に係合する複数の係合部26が設けられているものである。
具体的には、中央孔29が設けられた基部24の両側対向位置に握持部31が設けられている。尚、握持部31は基部24の両側でなく、握持部31を基部24の片側に設けた構成としても良い。
また、中央孔29は、前記工具5が挿通される径に設定されている。
また、握持部31の延設方向に対して直交する方向に、前記中央孔29と通じる切欠部27が設けられている。尚、切欠部27は握持部31が存しない部位であれば握持部31の延設方向に対して平行となるように設けても良い。
また、基部24にして中央孔29の周囲には、差込穴17と対応する間隔で一対の係合部26が設けられている。具体的には、180°間隔で2つ設けられている。尚、係合部26は、90°間隔で4つ設けても良いし、1つや3つなど対向しない構成としても良いが、締付体2の差込孔17と同様の配置とするのが好ましい。
係合部26は、締付体2に設けられる差込穴17に略合致する突体25に設定されている。具体的には、係合部26は、上記差込穴17と同様、締付体2の回動方向に長く放射方向に短い正面視湾曲楕円形状の突体25である。
また、基部24にして係合部26の外側には、工具保持体1の先端部外周32に当接して該係合部26を締付体2の差込穴17に係合し得る位置に配設する位置決めガイド部28が設けられている。
具体的には、この位置決めガイド部28は、その内面が工具保持体1の先端部外周32に丁度被嵌されるように工具保持体1の先端部外周32と略同湾曲形状に設定されている。また、この位置決めガイド部28は工具保持体1の先端部外周32と当接すると、前記突体25が差込穴17に嵌合する適正位置となるように構成されている。
第一実施例は上述のように構成したから、工具5を、切欠部27を通じて基部24の側面から中央孔29に位置せしめることができ、図2の回動工具40のように挿通孔42に工具55の先端部を挿通し、工具保持体51側まで移動せしめる必要がない。また、第一実施例は、位置決めガイド部28の内周を工具保持体1の先端部外周32と当接させてそのまま回動させながら押し込むと、突体25は差込穴17に嵌合されるから、差込穴17が見えない状態でも迅速に差込穴17に突体25を差し込むことができる。
また、係合部26を締付体2の回動方向に長く放射方向に短い正面視湾曲楕円形状の突体25としたから、負荷が作用する回動方向に対して十分な強度が発揮される。
また、締付体2の凹所を前記正面視湾曲楕円形状に設定したから、締付体2の放射方向の肉がそれだけ少なくならず、締付体2の強度低下は生じない(締付体2を径大としなくても良い。)。
従って、本実施例は、工具の先端部を挿通させて工具保持体側まで移動させる必要がなく、工具が長くても、また、作業スペースが少なくても、簡単に締付体を回動せしめることができ、更に、締付体の径大化を抑制しつつ係合部の強度の向上及び締付体の強度低下の防止を図ることができる実用性に秀れた回動工具となる。
他の実施例について説明する。
図8,9に図示した第二実施例は、上記第一実施例の握持部31を基部24の片側だけに設けた構成である(その余は第一実施例と同様である。)。
図10,11に図示した第三実施例は、上記第二実施例と同様、握持部31を基部24の片側だけに設けた構成で、更に切欠部27を、握持部31の延設方向に対して平行な方向に設けた構成である(その余は第一実施例と同様である。)。
図12,13に図示した第四実施例は、上記第二,第三実施例と同様、握持部31を基部24の片側だけに設けた構成で、更にガイド部28を握持部31が存する基端側だけに設けた構成である(その余は第一実施例と同様である。)。
この第二,第三,第四実施例のように、握持部31を基部24の片側に設けたタイプは、差込穴17に突体25を差し込む際、片手で工具5を持ちながら、もう一方の手で回動工具を操作して差し込むことができ、それだけ作業性に秀れたものとなる。
ところで、図8,9に図示した第二実施例や図10,11に図示した第三実施例のように位置決めガイド部28が複数設けられた構成では、片手で工具5を持ちながら、もう一方の手で持った回動工具の基部24の中央孔29に前記工具5を位置せしめた後、この回動工具の位置決めガイド部28を工具保持体1の先端部外周32に当接させるために、工具保持体1の下方から該工具保持体1の先端部外周32に複数のガイド部28を被嵌させて当接させる必要がある。
更に、工具5が長い場合には、この工具5を持つ手を回動工具より下方に位置せしめることができるが、工具5が短い場合には、この工具5を持つ手を工具保持体1と回動工具との間(極めて工具保持体1に近い部位)に位置せしめざるを得ないため、位置決めガイド部28が複数設けられた構成では位置決めガイド部28同士の間隔が狭く、よって、位置決めガイド部28を工具保持体1の先端部外周32に被嵌する際、位置決めガイド部28と工具5を持つ手とが干渉しやすい。
これに対し、第四実施例は、位置決めガイド部28が、基部24と握持部31との連結部33にのみ設けられており、工具5を基部24の中央孔29に位置せしめた後、工具保持体1の先端外周部32に、該先端外周部32と略同湾曲形状の位置決めガイド部28の内面を側方から押し付けるだけで、前記突体25を適正位置とすることができ、しかも、仮に工具5が短く、工具保持体1と回動工具との間にこの工具5を持つ手が位置せざるを得ない場合でも、位置決めガイド部28は、基部24と握持部31との連結部33にのみ、即ち、位置決めガイド部28を工具保持体1の先端部外周32に当接せしめる際、工具5を保持する手と干渉しにくい握持部31側にのみ設けられているから、それだけ工具5を保持する手とは干渉しにくく、一層作業性に秀れたものとなる。
その余の作用効果は第一実施例と同様である。
また、図14,15に図示した第五実施例のように切欠部27を設けない構成としても良い。具体的には、図14,15に図示したように基部24の両側には握持部31が設けられ、また、この基部24には中央孔29が設けられ、更に、中央孔29の周囲にして該基部24には、締付体2に設けられた凹部に係合する係合部26が90°間隔で4つ設けられ、この係合部26を締付体2の回動方向に長く放射方向に短い正面視湾曲楕円形状の突体25とした構成としても良い。この第五実施例も、図2の回動工具40と同様に工具5の先端側から中央孔29を被嵌させるもので、その余は第一実施例と同様である。
特願2004−315598のチャック装置の説明側断面図である。 同上の回動工具の概略説明斜視図である。 第一実施例の概略説明斜視図である。 第一実施例の概略説明背面図である。 本実施例のチャック装置の説明側断面図である。 締付体の概略説明平面図である。 別例のチャック装置の説明側断面図である。 第二実施例の概略説明斜視図である。 第二実施例の概略説明背面図である。 第三実施例の概略説明斜視図である。 第三実施例の概略説明背面図である。 第四実施例の概略説明斜視図である。 第四実施例の概略説明背面図である。 第五実施例の概略説明斜視図である。 第五実施例の概略説明背面図である。
1 工具保持体
2 締付体
4 挟持体
5 工具
17 差込穴
24 基部
25 突体
26 係合部
27 切欠部
28 ガイド部
29 中央孔
31 握持部
32 先端部外周

Claims (4)

  1. 工具保持体に内装した挟持体を該工具保持体に螺合される締付体の回動により拡縮させて工具を挟持するものであり、前記工具保持体の先端側には前記締付体を設ける凹部が設けられ、この凹部の内周面には雌ネジ部が設けられ、また、前記凹部に設けられる前記締付体の外周面には前記雌ネジ部と螺合する雄ネジ部が設けられ、前記工具保持体には先端に開口部を有し開口部側が径大となるテーパー孔が設けられ、このテーパー孔には先端側が径大な筒状の挟持体が挿入され、この挟持体には放射周方向に所定間隔を置いてスリットが並設され、前記締付体には前記挟持体を前記工具保持体の基端側に押動する押動部が設けられ、前記締付体の回動により該締付体を前記工具保持体の基端側に移動せしめることで前記押動部が前記挟持体を前記テーパー孔内で前記工具保持体の基端側に押動し、前記テーパー孔のテーパー作用及び前記スリットにより前記挟持体が縮径して前記工具を挟持するように構成されたチャック装置における前記締付体の回動工具であって、基部には握持部が設けられ、また、この基部には中央孔が設けられ、更に、前記基部には前記中央孔と通じる切欠部が設けられ、更に、前記中央孔の周囲には、前記締付体の先端面に設けられた凹部若しくは凸部に係合する一若しくは複数の係合部が設けられており、この係合部の外側には、この係合部より前記締付体側に突出し前記工具保持体の先端部外周に当接して前記係合部を前記締付体の凹部若しくは凸部に係合し得る位置に配設する位置決めガイド部が設けられていることを特徴とする回動工具。
  2. 請求項1記載の回動工具において、前記係合部は前記締付体の回動方向に長く放射方向に短い面視湾曲形状の突体若しくは凹所であることを特徴とする回動工具。
  3. 工具保持体に内装した挟持体を該工具保持体に設けられる締付体の回動により拡縮させて工具を挟持するものであり、前記工具保持体の先端側には前記締付体を設ける凹部が設けられ、この凹部の内周面には雌ネジ部が設けられ、また、前記凹部に設けられる前記締付体の外周面には前記雌ネジ部と螺合する雄ネジ部が設けられ、前記工具保持体には先端に開口部を有し開口部側が径大となるテーパー孔が設けられ、このテーパー孔には先端側が径大な筒状の挟持体が挿入され、この挟持体には放射周方向に所定間隔を置いてスリットが並設され、前記締付体には前記挟持体を前記工具保持体の基端側に押動する押動部が設けられ、前記締付体の回動により該締付体を前記工具保持体の基端側に移動せしめることで前記押動部が前記挟持体を前記テーパー孔内で前記工具保持体の基端側に押動し、前記テーパー孔のテーパー作用及び前記スリットにより前記挟持体が縮径して前記工具を挟持するように構成されたチャック装置における前記締付体の回動工具であって、基部には握持部が設けられ、また、この基部には中央孔が設けられ、更に、前記中央孔の周囲には、前記締付体の先端面に設けられた凹部若しくは凸部に係合する一若しくは複数の係合部が設けられ、この係合部は締付体の回動方向に長く放射方向に短い面視湾曲形状の突体若しくは凹所であり、この係合部の外側には、この係合部より前記締付体側に突出し前記工具保持体の先端部外周に当接して前記係合部を前記締付体の凹部若しくは凸部に係合し得る位置に配設する位置決めガイド部が設けられていることを特徴とする回動工具。
  4. 請求項1〜いずれか1項に記載の回動工具において、前記係合部は、前記締付体に設けられる差込穴に略合致する突体であることを特徴とする回動工具。
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