JP4726648B2 - ナビゲーションシステムおよび位置情報提供サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、電線情報を利用したナビゲーションシステムおよび位置情報提供サーバに関する。
最近の携帯電話には、測位手段としてGPS(Global Positioning System)装置が内蔵され、そのGPS装置によって現在地の位置情報が検出され、その位置情報に応じた地図情報が表示されるものがある。このような携帯電話によれば、ユーザは現在地の位置情報および地図情報を参照することができる。その携帯電話を使ったナビゲーションシステムでは、現在地から目的地までのルートを設定するために、ユーザが目的地を指定する際、デパートなどの大規模な施設や著名な場所であれば、その名称を入力すればよい。
特開2004−213191号公報
しかしながら、GPS機能がない限り、携帯電話では上記のようなナビゲーション自体が不可能である。また、個人宅や中小店舗などが目的地である場合には、その住所を入力する必要があり、住所が分からなければ、目的地の指定ができない。
なお、特許文献1には、電柱などに位置情報を含めてコード化した路上掲示物を取り付けて、地図情報を提供するシステムが開示されている。ただし、このシステムの構築には、路上掲示物の設置が必要になる。
そこで、本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、携帯端末にGPS機能がなくても、ナビゲーションを行えるようにすることを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、電線情報を利用して、現在位置から目的地までのルートを設定するナビゲーションシステムであって、現在位置の電柱に固有の電柱番号と、目的地の電柱を特定可能な電柱特定情報とを入力し、入力した現在位置の電柱番号および目的地の電柱特定情報を位置情報提供サーバに送信するとともに、その位置情報提供サーバから受信した地図情報を表示する携帯端末と、携帯端末から現在位置の電柱番号および目的地の電柱特定情報を受信し、現在位置から目的地までのルートを設定し、そのルートを地図情報上に反映し、その地図情報を携帯端末に送信する位置情報提供サーバとを含んで構成され、位置情報提供サーバが、携帯端末と情報を送受信する通信制御部と、電柱番号および当該電柱の位置を含む電柱位置情報、電柱番号および電柱特定情報を含む引込柱情報、電柱番号による電柱間のつながりを含む電柱系統情報ならびに地図情報を格納する記憶部と、通信制御部が携帯端末から受信した目的地の電柱特定情報から、引込柱情報に基づいて目的地の電柱番号を特定し、その特定した目的地の電柱番号および通信制御部が携帯端末から受信した現在位置の電柱番号から、電柱位置情報に基づいてそれぞれの位置を取得する位置情報検索部と、位置情報検索部によって特定された目的地の電柱番号および通信制御部が受信した現在位置の電柱番号から、電柱系統情報に基づいて現在位置から目的地までのルートを構成する電柱番号を特定し、その特定した電柱番号から、電柱位置情報に基づいてルートを構成する各電柱の位置を取得するルート設定部と、位置情報検索部によって取得された現在位置および目的地の位置ならびに前記ルート設定部によって取得されたルートを構成する各電柱の位置を前記地図情報上にプロットし、その各位置がプロットされた地図情報を通信制御部に渡して、携帯端末に送信させる地図情報制御部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、現在位置を入力するのに電柱番号を用いるので、携帯端末にGPS機能を搭載する必要がない。また、目的地を入力するのに電柱特定情報を入力するので、目的地が個人宅などであっても需要家名などを指定すれば済む。次に、電柱とその電柱間のつながりを含む電線に関する情報(電線情報)や電柱自体を利用するので、電力会社が所有している既存のインフラ(情報、設備など)を活用することになり、ナビゲーションシステムの構築が安価にかつ短期間に可能になる。そして、電柱は、所定の間隔で存在し、目印になるので、その他の目印が少ない郊外や山間部で特に有効なナビゲーションの手段となる。
また、本発明は、ナビゲーションシステムであって、携帯端末が、位置情報提供サーバから受信した地図情報を表示した後に、電柱番号表示板によって提供された移動中の現在位置の電柱番号を入力し、入力した移動中の現在位置の電柱番号を位置情報提供サーバに送信するとともに、位置情報提供サーバから受信した現在位置確認情報を表示し、位置情報提供サーバの地図情報制御部が、通信制御部が携帯端末から受信した移動中の現在位置の電柱番号が、ルートを構成する電柱番号に含まれるか否かを確認し、その確認した結果を示す現在位置確認情報を通信制御部に渡して、携帯端末に送信させることを特徴とする。
この構成によれば、移動中の現在位置の電柱番号が、当初設定されたルートを構成する電柱番号に含まれるか否かを確認し、その結果が携帯端末に表示されるので、ユーザは、携帯端末にGPS機能がなくても、自らの位置が当初のルートに沿っているか否かを知ることができる。
なお、本発明は、位置情報提供サーバを含む。請求項において、「現在位置の電柱番号」は、現在位置またはその付近にある電柱に固有の電柱番号をいう。「目的地の電柱番号」も同様である。また、位置情報提供サーバの「入出力部」は、ネットワークを介して情報の送受信を行う部分またはキーボードやディスプレイなどを介して情報の入出力を行う部分をいう。その他、本願が開示する課題およびその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、携帯端末にGPS機能がなくても、ナビゲーションを行うことができる。また、既存の電線情報を活用できるので、ナビゲーションシステムを安くかつ短い期間で構築できる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明の実施の形態に係るナビゲーションシステムは、電線情報を利用したものである。すなわち、現在位置および目的地付近の電柱を特定し、その2つの電柱をつなぐルートを構成する1以上の電柱を抽出し、それによって現在位置から目的地までのルートを設定するものである。
≪システムの構成と概要≫
図1は、ナビゲーションシステムの構成を示す図である。ナビゲーションシステム1は、携帯端末3および位置情報提供サーバ4を含んで構成される。複数の携帯端末3および位置情報提供サーバ4は、ネットワーク5を介して通信可能になっている。電柱には、電柱番号表示板2が貼付され、その電柱に固有の電柱番号が表示(提供)される。電柱番号表示板2は、必ずしも人の目視によって認識されるものである必要はなく、電子的に読み取り可能なものであってもよい。例えば、IC(Integrated Circuit)タグ、バーコードやQRコード(登録商標)を含むものであってもよい。携帯端末3は、ユーザの操作その他によって現在位置および目的地を入力し、それらに応じたルートを地図上に表示するものである。携帯端末3は、携帯電話や携帯情報機器(PDA:Personal Digital Assistance)などによって実現される。位置情報提供サーバ4は、携帯端末3から現在位置および目的地を受信し、それらに応じたルートを設定し、そのルートを反映した地図情報を携帯端末3に送信する。位置情報提供サーバ4は、サーバ用コンピュータなどによって実現される。ネットワーク5は、携帯端末3と、位置情報提供サーバ4とを相互に通信可能とする通信網である。ネットワーク5は、例えばインターネットなどによって実現される。
携帯端末3は、図1に示すように、入力部31、処理部32、表示部33および通信制御部34を備える。入力部31は、現在位置や目的地を入力するものであり、ユーザが操作する入力ボタンなどである。なお、入力部31は、電柱番号表示板2が電子的に読み取り可能なものであれば、その読み取り機を備えるものとする。処理部32は、携帯端末3全体を制御するものであり、入力部31によって入力された情報を通信制御部34に渡したり、通信制御部34によって受信された情報を表示部33に渡したりする。処理部32は、所定のメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)が実行することによって実現される。表示部33は、処理部32から渡された情報を表示するものであり、液晶ディスプレイなどによって実現される。具体的には、図2に示すサービス開始画面や図3に示す位置情報提供画面を表示する。その詳細は後記する。通信制御部34は、ネットワーク5を介して位置情報提供サーバ4と通信するものであり、無線ネットワーク接続機器などによって実現される。
位置情報提供サーバ4は、図1に示すように、通信制御部41、処理部42および記憶部43を備える。通信制御部41は、ネットワーク5を介して携帯端末3と通信するものであり、ネットワーク接続機器などによって実現される。処理部42は、通信制御部41が受信した情報に基づいて、記憶部43に格納された情報を参照しながら、ルートを設定し、地図上にプロットするものである。処理部42は、所定のメモリに格納されたプログラムをCPUが実行することによって実現される。記憶部43は、ルート設定などに必要な情報を格納するものである。記憶部43は、ハードディスク装置などの不揮発性記憶装置によって実現される。
通信制御部41は、携帯端末3から現在位置の電柱番号および目的地を受信する。そして、それらのデータから処理部42が設定したルートを含む地図情報を携帯端末3に送信する。
処理部42は、位置情報検索部421、ルート設定部422および地図情報制御部423を備える。位置情報検索部421は、通信制御部41が受信した現在位置の電柱番号を受けて、設備位置情報DB531を検索し、現在位置を特定する。また、通信制御部41が受信した目的地を受けて、記憶部43の引込柱情報DB(Data Base)432および設備位置情報DB531を検索し、目的地に対応する引込柱電柱番号およびその位置を特定する。ルート設定部422は、通信制御部41が携帯端末34から受信した現在位置の電柱番号および位置情報検索部421が特定した目的地の引込柱電柱番号に基づいて、変圧器情報DB433および配電系統情報DB434を参照して、現在位置から目的地までのルートを構成する電柱番号を特定することによって、そのルートを設定する。そして、特定した電柱番号に基づいて設備位置情報DB431を検索し、各電柱番号に対応する電柱の位置を求める。地図情報制御部423は、ルート設定部422が設定したルートを地図情報上に反映し、その地図情報を通信制御部41に渡す。そのために、ルート設定部422が求めた電柱の位置を網羅する範囲の地図情報を地図情報DB435から読み出し、その地図情報上に各電柱の位置をプロットし、そのユーザが通過すべき順番に各電柱の位置を線で結ぶ。
記憶部43は、設備位置情報DB431、引込柱情報DB432、変圧器情報DB433、配電系統情報DB434および地図情報DB435を備える。設備位置情報DB431は、電柱番号とその位置との対応関係を示す情報を格納する。引込柱情報DB432は、引込柱の電柱番号とその電柱から電力供給を受ける需要家(電柱特定情報)との対応関係を示す情報を格納する。変圧器情報DB433は、変圧器柱電柱番号とそれにつながる1以上の低圧柱(需要家に電力供給する引込柱を含む)の電柱番号との接続関係(低圧線ルート)を示す情報を格納する。配電系統情報DB434は、変圧器柱を含む高圧柱の接続関係(高圧線ルート)を示す情報を格納する。地図情報DB435は、配電系統を網羅する範囲の地図情報を格納する。なお、各DBの詳細は後記する。
≪画面の構成≫
図2は、携帯端末の表示部に表示される、サービス開始画面の例を示す図である。サービス開始画面は、現在位置の電柱番号、目的地の各入力項目欄、送信ボタンおよびキャンセルボタンを備える。現在位置の電柱番号は、ユーザが、電柱の電柱番号表示板2(図1参照)に表示された電柱番号を入力部31の操作によって入力する。
なお、電柱番号表示板2がICタグなどの電子的に読み取り可能なものである場合には、携帯端末3の入力部31の一形態である、ICタグリーダなどの読み取り機によって電柱番号表示板2から電柱番号が入力され、その電柱番号が現在位置の電柱番号の欄に表示されるものとする。これによれば、ユーザがサービス開始画面を見て、既に現在位置の電柱番号が表示されていれば、操作入力する必要はない。
目的地は、ユーザが入力部31の操作によって入力する。具体的には、電力会社のお客さま名などの需要家名を入力することになる。これによれば、需要家の住所を知らなくても、需要家の名前が分かれば目的地の入力ができるので、非常に便利である。なお、目的地は、個人名であってもよいし、店舗名やビル名であってもよい。すなわち、電力会社との契約により電柱から電力供給を受けている顧客の名前(契約者名)であればよい。契約者名は、引込柱の電柱番号を特定できる情報(電柱特定情報)だからである。それ故に、目的地は、例えば、契約者の住所、契約番号や電柱番号自体であってもよい。なお、契約者名に同姓同名が2以上存在する場合があるが、その場合には、各契約者の住所などを表示してユーザに選択させることが考えられる。
送信ボタンは、ユーザが入力した現在位置の電柱番号および目的地に基づく位置情報(現在位置から目的地までのルートが反映された地図情報)の提供を受けたい場合に選択するボタンである。この送信ボタンが選択されると、携帯端末3の処理部32が現在位置の電柱番号および目的地を通信制御部34に渡し、通信制御部34がネットワーク5を介してそれらの情報を位置情報提供サーバ4に送信する。キャンセルボタンは、ユーザが位置情報提供サービスを終了したい場合に選択するボタンである。このキャンセルボタンが選択されると、処理部32が位置情報提供サービスの前に表示されていた画面を表示部33に渡し、表示部33がその画面を表示する。
図3は、携帯端末の表示部に表示される、位置情報提供画面の例を示す図である。位置情報提供画面は、地図情報の表示欄、現在位置付近拡大表示ボタン、目的地付近拡大表示ボタンおよび現在位置再確認の電柱番号入力欄を備える。
地図情報の表示欄は、現在位置から目的地までのルートが反映された地図情報を表示する欄である。ユーザは、この欄を参照することによって、当初の現在位置から目的地までのルートが分かるとともに、移動中の現在位置が当初のルートに沿っているのか、またはそのルートから外れているのかを判断することができる。
現在位置付近拡大表示ボタンは、文字通り、ユーザが地図情報の表示欄において現在位置付近を拡大表示したい場合に選択するボタンである。これによって、現在位置付近の詳細が確認可能になる。
目的地付近拡大表示ボタンは、文字通り、ユーザが地図情報の表示欄において目的地付近を拡大表示したい場合に選択するボタンである。これによって、目的地付近の詳細が確認可能になる。
現在位置再確認の電柱番号入力欄は、ユーザが、移動中の現在位置が当初のルートから外れていると判断した場合に、現在位置を再確認するために現在位置の電柱番号を入力する欄である。このとき、ユーザが送信ボタンを選択することにより、その電柱番号が携帯端末3から位置情報提供サーバ4に送信される。
なお、以上説明したサービス開始画面および位置情報提供画面のデータ(入力項目や表示内容を除く)は、予め携帯端末3にインストールされたアプリケーションプログラムによって提供されるものでもよいし、位置情報提供サーバ4からWebページとして送信されるものでもよい。
≪データの構成≫
図4は、位置情報提供サーバの記憶部に格納される各DBのデータ構成を示す図である。設備位置情報DB431は、電柱番号4311および位置4312を格納する。電柱番号4311は、位置情報提供サーバ4が提供するサービスの地理的範囲内にある電柱の番号を示す。既に説明したように、実際の電柱番号は、各電柱に貼付された電柱番号表示板2によって表示され、または、電子的に読み取り可能になっている。位置4312は、ルートとして設定された電柱の位置を地図情報上にプロットする場合に用いられる。位置4312は、緯度4312xおよび経度4312yからなる。
引込柱情報DB432は、引込柱電柱番号4321および需要家名4322を格納する。引込柱電柱番号4321は、引込柱の電柱番号を示す。ここで、引込柱とは、変圧器柱につながる低圧柱のうち、需要家に対する電力供給に使用されているものをいう。需要家名4322は、引込柱電柱番号4321の電柱から電力供給を受けている1以上の需要家の名前を示し、例えば、○○さまや△△さまなどの電力会社のお客さまの名前である。これによれば、目的地の需要家名が分かれば、その需要家が電力供給を受けている引込柱の電柱番号が特定できることになる。
変圧器情報DB433は、変圧器柱電柱番号4331および低圧柱電柱番号4332を格納する。変圧器柱電柱番号4331は、変圧器柱の電柱番号を示す。低圧柱電柱番号4332は、変圧器柱電柱番号4331の変圧器柱につながる低圧柱の電柱番号を示すとともに、その順番が変圧器柱からのつながりの順序を示す。このような低圧柱のつながりを低圧線ルートという。ここで、図4に示すように、変圧器情報DB433の第1レコードと第2レコードとは、「1000110」という同じ変圧器柱電柱番号4331になっている。これは、1つの変圧器柱から2つの低圧線ルートが出ていることを示している。
配電系統情報DB434は、電柱番号4341および電源側電柱番号4342を含んで格納する。電柱番号4341は、変圧器柱を含む高圧柱の電柱番号を示す。電源側電柱番号4342は、電柱番号4341の電源側につながる高圧柱の電柱番号である。これによれば、次々に対応する電源側電柱番号4342により電柱番号4341の欄を検索することによって、連鎖的に変圧器柱のつながりを把握することができる。このような変圧器柱のつながりを高圧線ルートという。
図5は、高圧線ルートと低圧線ルートの接続構成を示す図である。高圧線ルートには、変圧器柱A、BおよびCを含んでなるルートがある。このような接続構成は、配電系統情報DB434によって特定される。低圧線ルートには、変圧器柱A、低圧柱a、bおよびcを含んでなるルート、変圧器柱Bを含んでなる2つのルート、ならびに変圧器柱C、低圧柱p、qおよびrを含んでなるルートがある。このような接続構成は、変圧器情報DB433によって特定される。
≪システムの処理≫
<位置情報提供サービスの処理>
図6は、ナビゲーションシステムが位置情報提供サービスを行う処理を示すフローチャートである。まず、携帯端末3の入力部31が、ユーザの現在位置付近の電柱番号(設備識別番号)を入力する(ステップS601)。既に説明したように、この入力は、電柱番号表示板2を参照したユーザの操作によるものであってもよいし、電柱番号表示板2に貼付されたICタグなどからの電子的な読み取りによるものであってもよい。また、入力部31は、ユーザが到着したいと思っている目的地を入力する(ステップS602)。この入力は、ユーザの操作によるものであり、需要家、すなわち、電力会社と契約している個人、会社、機関などの名前を対象にする。そして、処理部32は入力部31が入力した現在位置付近の電柱番号および目的地を通信制御部34に渡し、通信制御部34はネットワーク5を介してそれらの情報を位置情報提供サーバ4に送信する(ステップS603)。
位置情報提供サーバ4では、まず、通信制御部41が、携帯端末3から現在位置付近の電柱番号および目的地を受信する(ステップS604)。次に、処理部42の位置情報検索部421は、通信制御部41が受信した現在位置付近の電柱番号から現在位置を特定する(ステップS605)。具体的には、位置情報検索部421は、現在位置付近の電柱番号により設備位置情報DB431の電柱番号4311の欄を検索し、該当する電柱番号4311に対応する位置4312(緯度4312xおよび経度4312y)を特定する。
続いて、位置情報検索部421は、通信制御部41が受信した目的地により、引込柱情報DB432の需要家名4322の欄を検索する(ステップS606)。そして、引込柱情報DB432に、目的地に該当する需要家名4322があるか否かを判定する(ステップS607)。該当する需要家名4322がなければ(ステップS607のN)、位置情報検索部421は、別の需要家名による目的地の入力をお願いするメッセージを通信制御部41に渡し、通信制御部41はそのメッセージを受けて、携帯端末3に送信する(ステップS608)。
携帯端末3では、通信制御部34が位置情報提供サーバ4からメッセージを受信し、処理部32がそのメッセージを表示部33に渡し、表示部32がそのメッセージを表示する(ステップS609)。ユーザは、表示されたメッセージを参照して、別の需要家名によって目的地を入力する(ステップS610)。そして、ステップS603に戻って現在位置付近の電柱番号および目的地が位置情報提供サーバ4に送信される(ステップS603)。
位置情報提供サーバ4の位置情報検索部421は、ステップS607において、引込柱情報DB432に、目的地に該当する需要家名4322があれば(ステップS607のY)、その目的地の需要家名4322に対応する引込柱電柱番号4321を取得する(ステップS611)。次に、その取得した引込柱電柱番号4321から目的地の位置を特定する(ステップS612)。具体的には、引込柱電柱番号4321により設備位置情報DB431の電柱番号4311の欄を検索し、該当する電柱番号4311に対応する位置4312を特定する。
続いて、ルート設定部422は、ステップS604で通信制御部41が受信した現在位置付近の電柱番号と、ステップS611で位置情報検索部421が取得した目的地の引込柱電柱番号とから、現在位置から目的地までのルートとなる電柱番号を取得する(ステップS613)。この処理の詳細は後記する。そして、ルートとなる電柱番号から、現在位置から目的地までのルート位置を特定する(ステップS614)。具体的には、取得した電柱番号により設備位置情報DB431の電柱番号4311の欄を検索し、該当する電柱番号4311に対応する位置4312を特定する。
さらに、地図情報制御部423は、現在位置、目的地の位置およびルート位置に基づいて、各位置を網羅する地理的範囲の地図情報を地図情報DB435から取得し、その地図情報上に各位置をプロットする(ステップS615)。そして、地図情報制御部423は各位置を反映した地図情報を通信制御部41に渡し、通信制御部41はその地図情報を携帯端末3に送信する(ステップS616)。なお、地図情報制御部423は、各位置を反映した地図情報を、携帯端末3に提供中の地図情報として地図情報DB435に格納しておくものとする。
携帯端末3では、通信制御部34が位置情報提供サーバ4から地図情報を受信し、処理部32がその地図情報を表示部33に渡し、表示部32がその地図情報を表示する(ステップS617)。これにより、位置情報提供サービスの処理は終了する。
<移動中の現在位置を確認する場合の処理>
図7は、ユーザが携帯端末に表示された地図情報(ルートを含む)に従って移動中に、現在位置を確認する場合の処理を示すフローチャートである。これは、移動中の現在位置が、当初設定されたルートに沿っているか否かを確認し、その確認の結果、ルートに沿っていない場合には、改めてルートの設定を行うものである。
まず、携帯端末3の入力部31が、ユーザの現在位置付近の電柱番号(設備識別番号)を入力する(ステップS701)。具体的には、図3の位置情報提供画面における現在位置再確認の電柱番号入力の欄に、ユーザによる操作入力または電子的な読み取りによって、電柱番号が入力される。次に、処理部32は入力部31が入力した現在位置付近の電柱番号を通信制御部34に渡し、通信制御部34はネットワーク5を介してその情報を位置情報提供サーバ4に送信する(ステップS702)。
位置情報提供サーバ4では、まず、通信制御部41が、携帯端末3から現在位置付近の電柱番号を受信する(ステップS703)。次に、地図情報制御部423は、通信制御部41が受信した現在位置付近の電柱番号が提供中の地図情報のルート上にあるか否かをチェックする(ステップS704)。具体的には、現在位置付近の電柱番号から設備位置情報DB431を参照して現在位置を特定し、地図情報DB435から提供中の地図情報を読み出し、その地図情報上にプロットされた位置の中に、特定した現在位置が含まれているか否かを確認する。現在位置付近の電柱番号がルート上にあった場合には(ステップS704のY)、地図情報制御部423は、提供中の地図情報上の現在位置を、再受信した(ステップS704で特定した)現在位置に変更し、その変更した地図情報(現在位置確認情報)を通信制御部41に渡し、通信制御部41がその地図情報を携帯端末3に送信する(ステップS705)。なお、地図情報制御部423は、現在位置を変更した地図情報を、携帯端末3に提供中の地図情報として地図情報DB435に格納しておくものとする。
携帯端末3では、通信制御部34が位置情報提供サーバ4から地図情報を受信し、処理部32がその地図情報を表示部33に渡し、表示部33がその地図情報を表示する(ステップS706)。これにより、処理は終了する。
ステップS704において、現在位置付近の電柱番号がルート上になかった場合には(ステップS704のN)、位置情報検索部421が、再受信した現在位置付近の電柱番号から現在位置を特定する(ステップS707)。具体的には、設備位置情報DB431の電柱番号4311の欄を、現在位置付近の電柱番号により検索し、一致した電柱番号4311に対応する位置4312(緯度4312xと経度4312y)を特定する。次に、提供中の地図情報上の目的地位置およびその引込柱の電柱番号を取得する(ステップS708)。引込柱の電柱番号は、当初受信した目的地の需要家名から求めたものを記憶しておいてもよいし、目的地位置から設備位置情報DB431を参照して特定してもよい。
続いて、ルート設定部422は、ステップS703で通信制御部41が受信した現在位置付近の電柱番号と、ステップS708で位置情報検索部421が取得した目的地の引込柱電柱番号とから、現在位置から目的地までのルートとなる電柱番号を取得する(ステップS709)。この処理の詳細は後記する。そして、ルートとなる電柱番号から、現在位置から目的地までのルート位置を特定する(ステップS710)。具体的には、取得した電柱番号により設備位置情報DB431の電柱番号4311の欄を検索し、該当する電柱番号4311に対応する位置4312を特定する。
さらに、地図情報制御部423は、現在位置、目的地の位置およびルート位置に基づいて、各位置を網羅する地理的範囲の地図情報を地図情報DB435から取得し、その地図情報上に各位置をプロットする(ステップS711)。そして、地図情報制御部423は各位置を反映した地図情報(現在位置確認情報)を通信制御部41に渡し、通信制御部41はその地図情報を携帯端末3に送信する(ステップS712)。なお、地図情報制御部423は、各位置を反映した地図情報を、携帯端末3に提供中の地図情報として地図情報DB435に格納しておくものとする。
携帯端末3では、通信制御部34が位置情報提供サーバ4から地図情報を受信し、処理部32がその地図情報を表示部33に渡し、表示部33がその地図情報を表示する(ステップS617)。これにより、処理は終了する。
<ルート設定処理>
ここで、図6のステップS613および図7のステップS709において、処理部42のルート設定部422が行うルート設定処理の詳細について説明する。ルート設定処理は、現在位置の電柱番号と目的地の電柱番号とから、現在位置から目的地までのルートを構成する電柱番号を特定する処理である。図8は、そのルート設定処理を示すフローチャートである。
まず、ルート設定部422は、現在地の電柱番号および目的地の電柱番号を含む低圧線ルートを特定する(ステップS801)。具体的には、記憶部43の変圧器情報DB433における低圧柱電柱番号4332の欄を、各電柱番号により検索し、該当した電柱番号のあるレコード(行データ)、すなわち、低圧線ルートを特定する。原則として、低圧線ルートは変圧器柱電柱番号4331によって特定できる。ただし、例外として1つの変圧器柱から2以上の低圧線ルートが出ている場合には、図4に示すように、変圧器柱電柱番号4331の欄に同じ電柱番号が2以上存在することになるので、低圧線ルートは変圧器柱電柱番号4331によっては特定できず、レコード番号などによって特定する。
次に、ルート設定部422は、低圧線ルートを特定する変圧器情報DB433のレコード番号などによって、現在地の電柱番号と目的地の電柱番号とが同一の低圧線ルートにあるか否かをチェックする(ステップS802)。同一の低圧線ルートにあれば(ステップS802のY)、当該低圧線ルート内でルートとなる電柱番号を取得する(ステップS803)。具体的には、変圧器情報DB433の1レコード内において、2つの電柱番号から、それらをつなぐ電柱番号を抽出する。
同一の低圧線ルートになければ(ステップS802のN)、変圧器柱電柱番号4331によって、同一の変圧器柱であるか否かをチェックする(ステップS804)。同一の変圧器柱であれば(ステップS804のY)、1つの変圧器柱にまたがった2つの低圧線ルートに2つの電柱番号が散らばっていることになるので、その低圧線ルート間でルートとなる電柱番号を取得する(ステップS805)。具体的には、変圧器情報DB433を参照して、2つの低圧線ルートのそれぞれにおいて、現在位置の電柱番号から変圧器柱までのルートおよび目的地の電柱番号から変圧器柱までのルートとなる電柱番号を抽出する。そして、それぞれのルートを構成する電柱番号を合わせる。
同一の変圧器柱でなければ(ステップS804のN)、2つの電柱番号は全く別の変圧器柱につながる低圧線ルートに存在することになるので、2つの低圧線ルートとそれらをつなぐ高圧線ルートとの間でルートとなる電柱番号を取得する(ステップS806)。具体的には、まず、変圧器情報DB433を参照して、2つの低圧線ルートのそれぞれにおいて、現在位置の電柱番号から変圧器柱までのルートおよび目的地の電柱番号から変圧器柱までのルートとなる電柱番号を抽出する。次に、配電系統情報DB434を参照して、2つの変圧器柱間のルートとなる電柱番号を抽出する。そして、それぞれのルートを構成する電柱番号を合わせる。
例えば、図5において、現在位置が低圧柱bで、目的地が需要家Tである場合、ルートを構成する電柱およびその順序は、低圧柱b(現在位置)→低圧柱a→変圧器柱A→変圧器柱B→変圧器柱C→低圧柱p→低圧柱q(目的地)となる。
以上本発明の実施の形態について説明したが、図1に示す位置情報提供サーバ4内の各部を機能させるために、処理部42で実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係る位置情報提供サーバが実現されるものとする。なお、プログラムをインターネットなどのネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップなどをコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、ナビゲーションシステム1では、携帯端末3のサービス開始画面において、現在位置を入力するのに最寄りの電柱に貼付された電柱番号表示板2を用いるので、携帯端末3にGPS機能を搭載する必要がない。また、目的地を入力するのに電力会社と契約している需要家の名前を入力できるので、目的地が個人宅などであっても住所を指定しなくて済む。
次に、電柱とその電柱間のつながりを含む電線に関する情報(位置情報提供サーバ4の記憶部43に格納された各DB)や電柱自体を利用するので、電力会社が所有している既存のインフラ(情報、設備など)を活用することになり、ナビゲーションシステム1の構築が安価にかつ短期間に可能になる。そして、電柱は、所定の間隔に設置されていて目印になるので、その他の目印が少ない郊外や山間部で特に有効なナビゲーションの手段となる。
さらに、位置情報提供画面において現在位置の再確認のために入力された、移動中の現在位置の電柱番号について、位置情報提供サーバ4の地図情報制御部423が、その電柱番号が当初のルートを構成する電柱番号に含まれるか否かを確認し、その結果を携帯端末3が表示するので、ユーザは、携帯端末3にGPS機能がなくても、自らの位置が当初のルートに沿っているのか否かを知ることができる。
≪その他の実施の形態≫
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
(1)位置4312が緯度4312xおよび経度4312yからなるように記載したが、さらに高度4312zを含むようにしてもよい。これによれば、立体的な地図情報上に各電柱の位置をプロットすることができ、設定されたルートが平坦な道なのか、傾斜のある坂道なのかを知ることができる。
(2)移動中の現在位置が、当初設定されたルートに沿っているか否かは、必ずしも現在位置および目的地までのルートを明示した地図情報である必要はなく、簡単に現在位置がルート上にあるか否かを通知するものであってもよい。これによれば、位置情報提供サーバ4の処理時間が短くなり、携帯端末3の応答時間が短くなるので、簡単な通知で満足するユーザに対しては有効である。
(3)位置情報提供サーバ4は、ネットワーク5を介して携帯端末3と通信するサーバとして記載したが、スタンドアロンの構成であってもよい。この場合、位置情報提供サーバ4は、キーボードやマウスなどの入力部およびディスプレイなどの出力部を有し、それらによって情報の入出力を行うことになる。なお、通信制御部41を、外部と通信する入出力部と称してもよい。
(4)目的地を需要家名で入力するように記載したが、需要家の住所や契約番号で入力できるようにしてもよい。この場合、図4の引込柱情報DB432に住所や契約番号を格納するか、または需要家名、住所、契約番号などが格納された顧客情報DBを用意して、参照するようにすればよい。
本発明の実施の形態に係るナビゲーションシステムの構成を示す図である。 サービス開始画面の例を示す図である。 位置情報提供画面の例を示す図である。 位置情報提供サーバの記憶部に格納される各DBのデータ構成を示す図である。 高圧線ルートと低圧線ルートの接続構成を示す図である。 ナビゲーションシステムが位置情報提供サービスを行う処理を示すフローチャートである。 移動中の現在位置を確認する場合の処理を示すフローチャートである。 ルート設定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーションシステム
2 電柱番号表示板
3 携帯端末
4 位置情報提供サーバ
41 通信制御部(入出力部)
42 処理部
421 位置情報検索部
422 ルート設定部
423 地図情報制御部
43 記憶部
431 設備位置情報DB(電柱位置情報)
432 引込柱情報DB(引込柱情報)
433 変圧器情報DB(電柱系統情報)
434 配電系統情報DB(電柱系統情報)
435 地図情報DB(地図情報)
5 ネットワーク

Claims (6)

  1. 電線情報を利用して、現在位置から目的地までのルートを設定するナビゲーションシステムであって、
    現在位置の電柱に固有の電柱番号と、目的地の電柱を特定可能な電柱特定情報とを入力し、入力した現在位置の電柱番号および目的地の電柱特定情報を位置情報提供サーバに送信するとともに、その位置情報提供サーバから受信した地図情報を表示する携帯端末と、
    前記携帯端末から現在位置の電柱番号および目的地の電柱特定情報を受信し、現在位置から目的地までのルートを設定し、そのルートを地図情報上に反映し、その地図情報を前記携帯端末に送信する位置情報提供サーバと、
    を含んで構成され、
    前記位置情報提供サーバは、
    前記携帯端末と情報を送受信する通信制御部と、
    電柱番号および当該電柱の位置を含む電柱位置情報、電柱番号および電柱特定情報を含む引込柱情報、電柱番号による電柱間のつながりを含む電柱系統情報ならびに地図情報を格納する記憶部と、
    前記通信制御部が前記携帯端末から受信した目的地の電柱特定情報から、前記引込柱情報に基づいて目的地の電柱番号を特定し、その特定した目的地の電柱番号および前記通信制御部が前記携帯端末から受信した現在位置の電柱番号から、前記電柱位置情報に基づいてそれぞれの位置を取得する位置情報検索部と、
    前記位置情報検索部によって特定された目的地の電柱番号および前記通信制御部が受信した現在位置の電柱番号から、前記電柱系統情報に基づいて現在位置から目的地までのルートを構成する電柱番号を特定し、その特定した電柱番号から、前記電柱位置情報に基づいてルートを構成する各電柱の位置を取得するルート設定部と、
    前記位置情報検索部によって取得された現在位置および目的地の位置ならびに前記ルート設定部によって取得されたルートを構成する各電柱の位置を前記地図情報上にプロットし、その各位置がプロットされた地図情報を前記通信制御部に渡して、前記携帯端末に送信させる地図情報制御部と、
    を備える
    ことを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 前記携帯端末は、
    前記位置情報提供サーバから受信した地図情報を表示した後に、移動中の現在位置の電柱番号を入力し、入力した移動中の現在位置の電柱番号を前記位置情報提供サーバに送信するとともに、前記位置情報提供サーバから受信した現在位置確認情報を表示し、
    前記位置情報提供サーバの地図情報制御部は、
    前記通信制御部が前記携帯端末から受信した移動中の現在位置の電柱番号が、前記ルートを構成する電柱番号に含まれるか否かを確認し、その確認した結果を示す現在位置確認情報を前記通信制御部に渡して、前記携帯端末に送信させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションシステム。
  3. 前記電柱特定情報は、その電柱から電力供給を受けている需要家の名前、住所または契約番号である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のナビゲーションシステム。
  4. 外部から現在位置の電柱に固有の電柱番号および目的地の電柱を特定可能な電柱特定情報を入力し、現在位置から目的地までのルートを設定し、そのルートを地図情報上に反映し、その地図情報を外部に出力する位置情報提供サーバであって、
    外部と情報を入出力する入出力部と、
    電柱番号および当該電柱の位置を含む電柱位置情報、電柱番号および電柱特定情報を含む引込柱情報、電柱番号による電柱間のつながりを含む電柱系統情報ならびに地図情報を格納する記憶部と、
    前記入出力部が外部から入力した目的地の電柱特定情報から、前記引込柱情報に基づいて目的地の電柱番号を特定し、その特定した目的地の電柱番号および前記入出力部が外部から入力した現在位置の電柱番号から、前記電柱位置情報に基づいてそれぞれの位置を取得する位置情報検索部と、
    前記位置情報検索部によって特定された目的地の電柱番号および前記入出力部が入力した現在位置の電柱番号から、前記電柱系統情報に基づいて現在位置から目的地までのルートを構成する電柱番号を特定し、その特定した電柱番号から、前記電柱位置情報に基づいてルートを構成する各電柱の位置を取得するルート設定部と、
    前記位置情報検索部によって取得された現在位置および目的地の位置ならびに前記ルート設定部によって取得されたルートを構成する各電柱の位置を前記地図情報上にプロットし、その各位置がプロットされた地図情報を前記入出力部に渡して、外部に出力させる地図情報制御部と、
    を備える
    ことを特徴とする位置情報提供サーバ。
  5. 前記位置情報提供サーバの地図情報制御部は、
    前記入出力部が外部から入力した移動中の現在位置の電柱番号が、前記ルートを構成する電柱番号に含まれるか否かを確認し、その確認した結果を示す現在位置確認情報を前記入出力部に渡して、外部に出力させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の位置情報提供サーバ。
  6. 前記電柱特定情報は、その電柱から電力供給を受けている需要家の名前、住所または契約番号である
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の位置情報提供サーバ。

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